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JP4034080B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents
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JP4034080B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置から排紙される記録紙などの用紙に対して折り、仕分け、綴じなどの処理を選択的に実行する用紙後処理装置に関し、より詳細には、用紙サイズ毎に設けられた複数のガイド板をスライド移動させ、用紙の端部を搬送方向とほぼ直交する方向に整合を行なう用紙後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリンタや複写機などの画像形成装置の排紙側に装着され、画像形成後の用紙に対して折り、仕分け(ソート)、綴じ(ステイプル)などの後処理を行なう用紙後処理装置が用いられている。このような用紙後処理装置では、複数枚の用紙をジョブ毎に用紙端を揃える処理、いわゆる整合処理を行ない所定の後処理を実行している。上記画像形成装置は、周知のように複数の異なる用紙サイズ(たとえばA5〜A3,B5〜B4など)の用紙に画像を形成するものであり、当然のことながら用紙後処理装置側もこの用紙サイズに対応することが要求される。
【0003】
このように、種々のサイズの用紙を整合させる装置に関連する参考技術文献として、たとえば、特開平6−183635号公報、特開平9−151017号公報に開示されているように、用紙の端部を搬送方向とほぼ直交する方向に整合を行なう整合手段として、用紙の側縁から一定間隔離れたところで待機してから用紙を受け入れ、用紙の側端を整合する装置が知られている。また、排出手段から排出された用紙の側縁を綴合端整合装置へ、1つの整合手段により整合するものが知られている。しかし、1つの整合手段で各用紙サイズに対応して整合する機構の従来の整合手段にあっては、1つの整合部材で全ての用紙サイズの整合を行なうように構成されているので、特に小さいサイズの整合を行なう場合その移動量が多くなって整合効率が低下し、さらに移動のために駆動源および駆動機構が大型化になるという問題点があった。
【0004】
そこで、上述の問題を解決するために、種々のサイズの用紙を整合させる整合手段として、用紙搬送路の所定位置にサイズ毎に対応する複数のガイド板を設け、当該サイズに合致したガイド板を用紙側面に平行に直立させ、横移動させることにより用紙側端の整合を行なう複数ガイドによる装置も考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記に示したように複数ガイドによる整合手段を設ける場合、当該サイズに適応した所定のガイド板による整合が行なわれれば所望の整合品質が得られ、小型化が実現するが、指定のサイズより大きいサイズの用紙が何らかの原因により通過あるいは停滞した場合には、ガイド板が適切でないため、ガイド板を破損したり、用紙に不要なダメージ(キズ、折れなど)を与えることがある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、用紙サイズ毎に設けられた複数のガイド板により用紙側端の整合を行なう装置において、指定サイズより大きいサイズが通過または停滞した際に用紙へのダメージ発生およびガイド板の損傷を回避して信頼性を向上させ、かつ小型で経済的な装置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1にかかる用紙後処理装置にあっては、搬送された後処理対象の用紙を一時的に積載する一時積載トレイと、前記用紙の側端を当接させて用紙幅方向の位置決めを行なうための基準部材と、前記一時積載トレイに積載された用紙のに当接しながら前記基準部材側に横移動することで前記基準部材に押しつけて用紙の整合を行なう整合手段と、を備えた用紙後処理装置において、前記整合手段は、整合方向に横移動するスライド軸上の用紙サイズ幅方向に並設され、前記一時積載トレイの搬送面に対してそれぞれ独立して用紙の自重で退避し、用紙なし時に突出する複数のガイド板を有し、前記ガイド板は、用紙が整合位置上に到達あるいは停止したときに搬送方向に回動し、搬送された用紙の下面に退避し、当該用紙の外側に突出したガイド板が用紙の側端に当接しながら横移動するものである。
【0008】
この発明によれば、用紙が整合手段の上部を通過したとき、あるいはその上部に停止したときに、用紙の自重により折りたたまれて回動することにより、指定サイズよりも大きなサイズの用紙が搬送された場合や、斜めに大きく搬送された用紙が整合部分に搬送された場合であっても、用紙にダメージを与えるといった不具合発生やその整合部分の損傷といったトラブルが解消される。
【0021】
また、請求項にかかる用紙後処理装置にあっては、請求項において、前記スライド軸は、弾性体を介してスライド駆動を行なうスライド駆動部材と連結されているものである。
【0022】
この発明によれば、請求項において、スライド軸を、たとえば圧縮スプリングなどの弾性体を介してスライド駆動を行なうスライド駆動部材と連結することにより、ガイド板のスライド移動による整合時に用紙側端に余分な負荷を与えず、かつ移動量過多が吸収される。
【0023】
また、請求項にかかる用紙後処理装置にあっては、請求項において、前記スライド駆動部材は、揺動部材とするものである。
【0024】
この発明によれば、請求項において、スライド駆動部材として揺動部材を用いることにより、従来の整合機構に比べて装置幅が縮小された、小型の駆動源が実現する。
【0025】
また、請求項にかかる用紙後処理装置にあっては、請求項1、2または3において、前記整合手段は、ソレノイドを駆動源として移動されるものである。
【0026】
この発明によれば、請求項1、2または3において、複数のガイド板でなる整合手段のスライド移動機構にソレノイドを用い、そのストロークによる移動により、小規模の駆動源での整合が実現する。
【0027】
また、請求項にかかる用紙後処理装置にあっては、請求項1、2または3において、前記整合手段は、カムの回転変位により移動されるものである。
【0028】
この発明によれば、請求項1、2または3において、複数のガイド板でなる整合手段が、カムの回転をスライド移動に変えるスライド移動機構とすることにより、小規模の駆動源での整合が実現する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる用紙後処理装置の好適な実施の形態について添付図面を参照し、詳細に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
【0030】
図1は、本発明の実施の形態にかかる用紙後処理装置の概略構成を示す説明図であり、スルーモードおよびシフトモードが選択されたときの状態を示している。また、図2は、ステイプルモードが選択されたときの状態を示している。図において、この用紙後処理装置1は、大きくは、画像形成装置から排紙される用紙を受け入れるための入口ローラ対2,搬送センサ3を図示のような搬送経路に有する用紙入口部と、後述する搬送ローラ部4と、切替爪5によりモード別の搬送路を切り替える搬送切替部と、底板8に積載された用紙の幅方向の整合を行なうジョガー90と、用紙の搬送方向の整合を行なうタタキコロ部10と、処理後の用紙が積載される排紙トレイ6と、排紙トレイ6に用紙を排紙する排紙ローラ対7と、用紙束を綴じるステイプラ装置11と、ステイプル処理後の用紙束を排紙トレイ6に放出する放出部12と、を備えている。
【0031】
切替爪5は、非処理モード(スルーモード)、仕分けモード(シフトモード)用の搬送経路Aと、ステイプルモード用の搬送経路Bとに分岐するために設けられている。また、符号5aが搬送経路A切替面、符号5bが搬送経路Bの切替面、符号5cが用紙押圧面である。すなわち、切替爪5は、搬送ローラ部4の下流に配設され、図示するように、用紙の搬送経路を搬送経路Aに切り替える搬送経路A切替面5aと、搬送経路Bに切り替える搬送経路B切替面5bと、用紙を押圧する用紙押圧面5cとを有している。
【0032】
上述した用紙後処理装置1に送り込まれた用紙は、本装置内の入口ローラ対2により上方向へ搬送され、搬送センサ3を通過し搬送ローラ部4へと搬送される。上記用紙は搬送センサ3からの位置情報(通過情報)にしたがって、切替爪5により非処理モード(スルーモード)、仕分けモード(シフトモード)用の搬送経路Aあるいはステイプルモード用の搬送経路Bに分岐され、当該モードに基づいた後処理が行なわれる。
【0033】
つぎに、上述した図1の用紙後処理装置1の各部の構成などについて詳述する。図3は、図1における搬送ローラ部4の構成を示す説明図である。搬送ローラ部4は、駆動軸4aに2個の円筒状のコロ4bが圧入されている搬送ローラと、コロ4bと当接するように配設された円筒状の従動コロ4cと、従動コロ4cからの駆動を受ける従動軸4dと、からなる搬送ローラ対と、駆動軸4aと従動軸4dを連結すると共に搬送ローラ対を用紙幅方向に移動させるラックギヤを一体に形成したシフトラックギヤ4eと、シフトラックギヤ4eを横移動させるシフト駆動源4fと、駆動モータ4mと、ホームポジションおよび横移動量を検知するセンサ4gと、で構成されている。
【0034】
また、図3に示すように、用紙押圧面5cに対向する位置には、切替爪5の支点となる回転支点5dと、回転支点5dを案内棒として用紙を搬送経路Bに導く方向に付勢するねじりコイルバネ(図示せず)と、用紙を搬送経路Aに導く方向、すなわち用紙を押さえつける方向に付勢する引張スプリング5fが設けられている。
【0035】
この搬送ローラ部4は、スルーモード時には搬送ローラとして機能し、シフトモードあるいはステイプルモード時には、搬送しながら用紙をシフト移動(軸方向に所定量移動)する機能を有している。
【0036】
つぎに、底板8および複数の整合部材で整合を行なうジョガーの構成および動作について説明する。図4は、複数の整合部材で構成されるジョガー90および底板部分に対する関係を示す説明図である。図5は、図4におけるジョガー90の構成を示す説明図である。
【0037】
搬送ローラ部4の下方に配置された底板8は、図示するように、ジョガー90が用紙幅方向に往復運動させるスペースとなるスリット状の溝8aと、タタキコロ部10による整合を行なうとき用紙後端の整合基準となる後端基準8bと、放出部12を用紙搬送方向に往復移動させると共にそのガイドとなるガイドレール8cと、後述する放出部12を移動させるアームの回転中心となる突設されたボス(図示せず)と、回転軸8dと、その一端にギヤ8fが一体で形成されている。ギヤ8fには図示しないギヤ列やギヤ8gを介して駆動源であるモータ90mが付設されている。なお、この底板8は、モータ90mの駆動により回転軸8dを回転中心として後述するタタキコロ部10のタタキ動作と同期して回動するように構成されている。
【0038】
ジョガー90は、底板8に積載された用紙を整合できるように底板8に形成されたスリット状の溝8aを挿通した状態で配設されると共に、切替爪5よりも下流側に配設されている。
【0039】
図示するように、ジョガー90は、スライド部材90bと、スライド部材90bに挿通され回動可能な複数の整合部材90aと、スライド部材90bのスライド動作をガイドするガイド部材90fと、スライド部材90b上を揺動(スライド移動)する揺動部材90dと、一端をスライド部材90bに係止され、他端を揺動部材90dに係止される弾性体の機能も兼ねる圧縮スプリング90cと、揺動部材90dを揺動させるカム90eと、から構成される。
【0040】
なお、整合部材90aは、図示するような形状をなし、搬送方向および整合面、すなわち用紙が接触する範囲が、用紙にダメージを与えずかつ搬送ジャムにならないように、滑らかな面に加工されている。
【0041】
以上の構成において、カム90eが回転すると、カム90eの外周面に設けられた溝(カム)に係合された揺動部材90dが移動し、この移動に伴って圧縮スプリング90cおよびスライド部材90bが押されることにより、整合部材90aが幅方向に移動され、用紙端を押さえる状態になる。また、整合部材90aは、当該用紙サイズより小さい部分が用紙の自重により折りたたまれ、用紙が退避することにより折りたたみ状態(退避状態)から用紙を整合状態(突起状態)に復帰する。また、整合部材90aは、搬送方向および横方向に用紙をガイドするガイド形状を成している。
【0042】
また、駆動源として底板8を駆動するモータを使用したが、ソレノイド(プランジャー)を駆動源として直接あるいは間接的にシフト移動する構成であってもよい。なお、このジョガー90は、搬送ローラ部4による第1の整合(シフト)が終了した後に第2の整合を行なうように構成されている。
【0043】
図6は、図1におけるタタキコロ部10の構成を示す説明図である。このタタキコロ部10は、図示するように、略円柱状で、かつ用紙を移動させる程度の摩擦体(たとえば、スポンジコロなど)で形成され用紙搬送方向の整合を行なう戻しコロ10aと、戻しコロ10aを回転自在に支持し中心軸10bに回転自在に取付けられたタタキブラケット10cと、戻しコロ10aと一体成形された第1プーリを介して張設された第1ベルト10dと、第1ベルト10dの他端に設けられ駆動を伝達する第2プーリ10eと、第2プーリ10eを介して張設された第2ベルト10fと、第2ベルト10fの他端に中心軸10bを回転中心とした第3プーリ10gと、第3プーリ10gを介して張設された第3ベルト10hと、第3ベルト10hの他端にモータ10mの回転軸に圧入された第4プーリ10iと、戻しコロ10aを駆動させるモータ10mと、中心軸10bがカシメ固定されておりモータ10mを取付けるためのモータブラケット10jと、戻しコロ10aを用紙に当接させる方向に付勢する引張スプリング10kと、から構成されている。
【0044】
このタタキコロ部10は、底板8の上方に用紙排出方向に対して2個並列して配設されており、駆動源(図示せず)の上下運動に伴い中心軸10bを回転中心として振り子運動させ、戻しコロ10aを用紙に所定のタイミングで当接させたり離間させたりしてタタキ動作を行なう。なお、用紙の整合は戻しコロ10aが用紙に当接したときにのみ行なわれる。この実施の形態では、タタキコロ部10の機構として戻しコロを用いているが、この限りではなくたとえばパドル(断面が放射状を成した回転体)を用いても同様の機能が実現する。
【0045】
図7は、図1における放出部12の構成を示す説明図である。また、図8は、底板8、ジョガー90、放出部12を下側斜め方向から見た説明図である。図示するように、この放出部12は、ステイプル処理された用紙束を放出する放出爪12aと、一端を放出爪12aとスライド自在に連結し他端が底板8に突設されたボスに回転自在に取付けられたアーム12bと、放出爪12aをホームポジションで待機させる方向に付勢させるねじりコイルバネ(図示せず)と、用紙束を放出する方向、すなわちE方向にアーム12bを押圧する突起部材12cを一体に形成したギヤ12dと、ギヤ12dを駆動させる駆動源(図示せず)と、で構成されている。
【0046】
なお、放出爪12aの下腹部には、用紙束の下部を支える支え部材12eを有し、支え部材12eは上下方向のみに回動可能に構成されている。
【0047】
この放出部12は、駆動源(図示せず)によりギヤ12dを矢印方向に駆動し、突起部材12cがアーム12bを押圧することにより放出爪12aが底板8のガイドレール8c上を移動し用紙束を放出する。また、駆動源を逆回転させるとねじりコイルバネの付勢により駆動源が停止する位置(ホームポジション)まで移動するように構成されている。
【0048】
つぎに、以上のように構成された用紙後処理装置1におけるステイプルモード動作について上記図1〜図8に加え、図9〜図14を参照しながら詳細に説明する。なお、図15は用紙受け入れ時のジョガー90の状態を示す説明図である。
【0049】
ステイプルモードが選択されると、図示するように、搬送ローラ部4は、ホームポジションまで移動した後に受け入れる用紙のサイズ(シフト量)に応じた位置で待機する。また、切替爪5は搬送経路Bをさえぎる位置、すなわち搬送経路Aに用紙が案内される位置で待機する。
【0050】
底板8は、図示するように用紙積載面を水平方向と平行な状態で待機し、ジョガー90はホームポジションまで移動した後、搬送されてくる用紙のさまたげとならないように用紙幅より若干離れた位置で待機している。
【0051】
また、タタキコロ部10は、底板8の用紙積載面を滑走してくる用紙のさまたげにならないように底板8から離れた位置で待機している。放出部12は、タタキコロ部10による整合のさまたげにならない位置、すなわち底板8の後端基準8bよりも上流側で待機している。
【0052】
このように、それぞれの機能部分が用紙の受け入れ状態になると、画像形成装置(図示せず)から搬送されてくる用紙が入口ローラ対2により受け入れられ、搬送センサ3により用紙先端が検知され、切替爪5は用紙を搬送経路Bへ案内する位置に移動する。
【0053】
図9に示すように、中央基準で搬送されてきた用紙の先端が搬送ローラ部4のニップに到達した後、しばらくすると、図10に示すように、搬送ローラ部4は、用紙を搬送しながらステイプラ装置11に向かって横移動を行ない、側面基準8kの近傍まで第1の整合を行なう。このとき、ジョガー90は、図15に示すように、用紙が当該用紙サイズより小さいサイズに対応する整合部材90a上を通過する位置の整合部材90aは折りたたまれ、その他の整合部材90aは用紙を整合できる状態になる。なお、第1の整合は処理対象の全サイズの用紙に対しても側面基準8kから2mmの位置まで行なうようになっている。
【0054】
上記第1の整合が行われると、図11に示すように、搬送ローラ部4は、用紙を底板8に排出するまで搬送を続ける。用紙が底板8に排紙されると、切替爪5は搬送経路Aに案内する方向に回動し、用紙押圧面5cで用紙後端を押さえつける。続いて図12に示すように、この状態で残り2mmの横方向の整合(第2の整合)をジョガー90で行なう。このとき、用紙を切替爪5で押圧しているので、用紙側面の中心点を押圧しなくても用紙が回転(斜行)することなく整合することができる。
【0055】
さらに、図13に示すように、用紙はタタキコロ部10で後端基準8bへ送られると同時に底板8が開き、受け入れられる。その後、図14に示すように、底板8は用紙を受け入れた後、閉じて用紙を挟み、タタキコロ部10は後退する。この動作は繰り返し行なわれる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる用紙後処理装置(請求項1)によれば、用紙が整合手段の上部を通過したとき、あるいはその上部に停止したときに、用紙の自重により折りたたまれて回動する構成としたので、指定サイズよりも大きなサイズの用紙が搬送された場合や、大きく斜め搬送された用紙が整合部分に搬送された場合であっても、用紙にキズや折れなどのダメージを与えるといった不具合の発生やその整合部分の損傷といったトラブルが解消され、信頼性が向上する。
【0063】
また、本発明にかかる用紙後処理装置(請求項)によれば、請求項において、スライド軸を、たとえば圧縮スプリングなどの弾性体を介してスライド駆動を行なうスライド駆動部材と連結することにより、ガイド板のスライド移動による整合時に用紙側端に余分な負荷を与えず、かつ移動量過多が吸収されるため、用紙側端のキズ発生といったトラブルを回避することができる。
【0064】
また、本発明にかかる用紙後処理装置(請求項)によれば、請求項において、スライド駆動部材として揺動部材を用いることにより、従来の整合機構に比べて装置幅が縮小され、小型の駆動源が実現するため、経済的で、かつ画像形成装置に装着しても当該装置自体が出っ張るといったアンバランス状態がなくなる。
【0065】
また、本発明にかかる用紙後処理装置(請求項)によれば、請求項1、2または3において、複数のガイド板でなる整合手段のスライド移動機構にソレノイドを用い、そのストロークによる移動により、小規模の駆動源での整合が実現するため、低コストの機構により経済性が向上すると共に、装置幅を最小源にすることができる。
【0066】
また、本発明にかかる用紙後処理装置(請求項)によれば、請求項1、2または3において、複数のガイド板でなる整合手段が、カムの回転をスライド移動に変えるスライド移動機構とすることにより、小規模の駆動源での整合が実現するため、低コストの機構により経済性が向上すると共に、装置幅を最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる用紙後処理装置の概略構成およびシフト、スルーモードが選択された状態を示す説明図である。
【図2】図1の用紙後処理装置においてステイプルモードが選択された状態を示す説明図である。
【図3】図1における搬送ローラ部および切替爪部分の構成を示す説明図である。
【図4】図1における底板部分およびジョガーの構成を示す説明図である。
【図5】図1におけるジョガーの構成を示す説明図である。
【図6】図1におけるタタキコロ部の構成を示す説明図である。
【図7】図1における放出部の構成を示す説明図である。
【図8】図4の構成部分を後下斜め方向から見た場合を示す説明図である。
【図9】ジョガーによる第1の整合動作前の用紙受け入れ状態を示す説明図である。
【図10】ジョガーによる第1の整合動作を示す説明図である。
【図11】ジョガーによる整合時の後端押さえ状態を示す説明図である。
【図12】ジョガーによる第2の整合動作を示す説明図である。
【図13】ジョガーによる整合後の搬送方向のタタキ動作を示す説明図である。
【図14】ジョガーによる整合後のタタキ動作終了状態を示す説明図である。
【図15】用紙受け入れ時のジョガーの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 用紙後処理装置
4 搬送ローラ部
5 切替爪
5a 搬送経路A切替面
5b 搬送経路B切替面
5c 用紙押圧面
6 排紙トレイ
7 排紙ローラ対
8 底板
8b 後端基準
8k 側面基準
90 ジョガー
10 タタキコロ部
11 ステイプラ装置
12 放出部

Claims (5)

  1. 搬送された後処理対象の用紙を一時的に積載する一時積載トレイと、前記用紙の側端を当接させて用紙幅方向の位置決めを行なうための基準部材と、前記一時積載トレイに積載された用紙のに当接しながら前記基準部材側に横移動することで前記基準部材に押しつけて用紙の整合を行なう整合手段と、を備えた用紙後処理装置において、
    前記整合手段は、整合方向に横移動するスライド軸上の用紙サイズ幅方向に並設され、前記一時積載トレイの搬送面に対してそれぞれ独立して用紙の自重で退避し、用紙なし時に突出する複数のガイド板を有し、前記ガイド板は、用紙が整合位置上に到達あるいは停止したときに搬送方向に回動し、搬送された用紙の下面に退避し、当該用紙の外側に突出したガイド板が用紙の側端に当接しながら横移動することを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記スライド軸は、弾性体を介してスライド駆動を行なうスライド駆動部材と連結されていることを特徴とする請求項に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記スライド駆動部材は、揺動部材であることを特徴とする請求項に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記整合手段は、ソレノイドを駆動源として移動されることを特徴とする請求項1、2または3に記載の用紙後処理装置。
  5. 前記整合手段は、カムの回転変位により移動されることを特徴とする請求項1、2または3に記載の用紙後処理装置。
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