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JP4042406B2 - 記録材料の製造方法 - Google Patents
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JP4042406B2 - 記録材料の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水系インクにより画像を形成するために好適なインクジェット記録用の記録材料の製造方法に関する。より詳細には、インク吸収性、インク乾燥性、耐水性に優れたインクジェット記録用記録材料を安定的に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルカメラやコンピュータの普及とともに、それらの画像を紙面等に記録するためのハードコピー技術が急速に発達した。これらハードコピーの究極の目標は銀塩写真であり、特に、色再現性、画像密度、光沢、耐候性などの諸性能をいかに銀塩写真に近づけるかが、ハードコピー技術開発の課題となっている。ハードコピーの記録方法には、銀塩写真によって画像を表示したディスプレーを直接撮影するもののほか、昇華型熱転写方式、インクジェット方式、静電転写型方式など多種多様の方式が知られている。
【0003】
インクジェット方式によるプリンターは、フルカラー化が容易なことや印字騒音が低いことなどから、近年急速に普及しつつある。インクジェット方式は、ノズルから被記録材料に向けてインク液滴を高速で射出するものであり、インク中に多量の溶媒を含む。このため、インクジェットプリンター用の記録材料は、速かにインクを吸収し、そのインクによる画像の発色が鮮やかで、かつインクドット形状が真円形でありドットの広がりが抑えられ、エッジがシャープな画像の再現ができ、すなわち高解像度の画像を高速度で記録し得ることが要求される。
【0004】
このようなインクジェット記録材料に関し、例えば特開平9−11605号公報には、親水性樹脂とフッ素系又はシリコーン系界面活性剤とカチオン系樹脂とを含むインク受容層が設けられた記録材料が記載されている。なかでも親水性樹脂としてはポリビニルアルコールが、その良好な吸水性からインクジェット記録材料として好適である。更に、耐水性を向上させるため、インク受容層中に架橋剤を混合することも提案されている。
【0005】
しかしながら、同号公報に記載の記録材料は、インク吸収性、インク乾燥性、耐水性を完全に満足し、かつ安定的に生産できるものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、インク吸収性、インク乾燥性、耐水性に優れた記録材料を安定的に製造する方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意検討した結果、インク受容層用塗剤を調製するに当たり、水中にポリビニルアルコール系樹脂及び界面活性剤を含む混合液に、架橋剤を添加する際の温度を制御し、且つインク受容層用塗剤の調製後一定時間以上エージングした後に、インク受容層用塗剤を基材上に塗布することによって、上記目的を達成できることを見いだし、本発明に至った。
【0008】
本発明は、ポリビニルアルコール系樹脂、カチオン系樹脂、架橋剤及び界面活性剤を含有するインク受容層用塗剤を基材上に塗布、乾燥して、インク受容層を基材上に形成する記録材料の製造方法において、
前記架橋剤がメラミンであり、
水中にポリビニルアルコール系樹脂及び界面活性剤を少なくとも含む混合液に、前記混合液の温度を20℃以上40℃以下に保った状態で前記架橋剤を添加し、液のpHを4以上7以下に調整してインク受容層用塗剤を調製し、調製後5時間以上、5℃以上40℃未満の温度でエージングした後に、インク受容層用塗剤を基材上に塗布することを特徴とする記録材料の製造方法である。
本発明において、インク受容層とは、インクジェットプリンターから噴射されたインクを吸収し、定着させる層のことである。
【0009】
本発明は、ポリビニルアルコール系樹脂の水溶解工程において、ポリビニルアルコール系樹脂と界面活性剤とを混合し、前記混合液を調製する、前記の記録材料の製造方法である。
【0010】
本発明は、カチオン系樹脂を前記混合液に添加し、その後、架橋剤を添加するか、又は、前記混合液に架橋剤を添加し、その後、カチオン系樹脂を添加する、前記の記録材料の製造方法である。
【0011】
本発明は、ポリビニルアルコール系樹脂の重合度が1400以上2500以下である、前記の記録材料の製造方法である。
【0012】
本発明は、界面活性剤が、フッ素系界面活性剤及びシリコーン系界面活性剤のうちから選ばれる少なくとも1種である、前記の記録材料の製造方法である。
【0014】
本発明は、前記基材がプラスチックフィルムである、前記の記録材料の製造方法である。本発明は、前記基材が少なくとも1軸に延伸したポリエステル系フィルムである、前記の記録材料の製造方法である。
【0015】
本発明は、前記基材上に架橋剤を含有するプライマー層を設け、プライマー層上にインク受容層を形成する、前記の記録材料の製造方法である。
本発明で製造される記録材料は、水系インクを用いたインクジェット記録に好適に用いられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳しく説明する。図1は、本発明の方法で製造される記録材料の一例を示す断面図である。図1において、記録材料は、基材(1) 上にインク受容層(2) を有する。
【0017】
本発明における基材(1) としては、特に限定されるものではなく、透明、不透明いずれの基材も使用可能であるが、天然紙、プラスチックフィルム、合成紙、布、不織布、木材、金属、人工皮革、天然皮革、及びこれらの任意の2種以上の積層構成のものが好適に使用される。これらのうち、耐水性、強度等の観点からプラスチックフィルムが好ましい。
【0018】
プラスチックフィルムとしては、例えばポリエステルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロン、ポリカーボネート、ノルボルネン、ビニロン、アクリル等のプラスチックフィルム又はシート、及びこれらの任意の2種類以上のものを貼り合わせたものが挙げられる。これらのうち、耐熱性、コスト面で優れるポリエステル系プラスチックフィルムが好ましく、より好ましくはポリエチレンテレフタレートフィルムである。
本発明において、ポリエステルとは、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸のような芳香族ジカルボン酸又はそのエステルと、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1、4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコールのようなグリコールとを重縮合させて製造される樹脂である。
【0019】
プラスチックフィルムは強度等の点から、少なくとも一軸に延伸されていることが好ましい。延伸方法としては、チューブラ法延伸、同時二軸延伸、逐次二軸延伸等が挙げられが、平面性、寸法安定性、厚みムラがないこと等から逐次二軸延伸が好ましい。逐次二軸による延伸の具体例としては、長手方向にポリエステルのガラス転移温度の+0〜30℃で、2.0〜5.0倍にロール延伸し、引き続き、120〜150℃で倍率を1.2〜5.0倍にテンター延伸する。さらに、延伸後に220℃以上で3〜8%緩和させながら熱固定を行なう方法が挙げられる。
【0020】
本発明において、プラスチックフィルム基材として、表層と中心層を積層したいわゆる複合プラスチックフィルムを用いてもよい。その積層方法は特に限定されるものではない。しかし生産性を考慮すると、表層と中心層の原料は別々の押出機から押出し、1つのダイスに導き未延伸シートを得た後、少なくとも1軸に配向させる、いわゆる共押出法による積層が最も好ましい。
【0021】
本発明において、プラスチックフィルム基材として、内部に空洞を有し、及び/又は顔料等が混合された微細空洞含有白色フィルム或いはシートを用いても構わない。内部に空洞を含有させる方法としては、特に限定されるものではないが、特に好ましいのは、熱可塑性樹脂に該熱可塑性樹脂に非相溶の熱可塑性樹脂及び/又は粒子を多数含有させ、この熱可塑性樹脂を少なくとも1軸に配向することにより、フィルム内部に微細な空洞を多数含有させる方法である。添加可能な粒子としては、シリカ微粒子、カオリナイト、タルク、炭酸カルシウム、ゼオライト、アルミナ、硫酸バリウム、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化チタン、架橋アクリル粒子、架橋ポリスチレン粒子等が例示されるが特に限定されるものではない。また、微細空洞含有プラスチックフィルムは、単層からなっていても、2層以上の複数層からなっていてもよい。
【0022】
プラスチックフィルム基材には、用途に応じて滑材、着色材、蛍光増白剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の添加剤を添加することも可能である。
【0023】
本発明において、基材の厚みは特に限定されるものではないが、25μm〜250μmが好ましい。この範囲よりも薄い場合には腰がなく、逆に厚い場合には腰が強すぎるため、施工性に問題が発生することがある。
【0024】
本発明においては、基材(1) 上にインク受容層(2) を形成し記録材料を製造するが、インク受容層(2) と基材(1) との密着性の向上、耐水性の向上を目的に、基材(1) のインク受容層(2) を形成すべき側の面にプライマー層(図1において図示は省略されている)を設けることが好ましい。
【0025】
プライマー層は樹脂を主体として構成される層である。プライマー層用の樹脂としては、例えば、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、共重合ポリエステル系樹脂、ポリエチレンイミン系樹脂、ポリアミド系樹脂、及びそれらのブレンド等が適用可能である。基材がポリエステルの場合には、密着性の観点から共重合ポリエステル系樹脂を用いることが好ましい。
【0026】
本発明においては、プライマー層に架橋剤を含有させることが好ましい。架橋剤を含有させることにより、プライマー層の耐水性や、インク受容層と基材との密着性を向上させるばかりか、インク受容層とプライマー層との間で架橋反応が起こり、インク受容層の耐水性を向上させることが可能となる。プライマー層の架橋剤としては、メラミン、尿素ホルマリン、イソシアネート、エポキシ等が挙げられる。架橋反応が早いイソシアネート系が好ましく、塗液の安定性が得られるブロック型イソシアネートがより好ましい。
【0027】
ブロック型イソシアネートは、イソシアネート化合物のフリーのイソシアネート基をブロック剤によってブロック化してなる化合物である。
【0028】
ブロック剤としては、フェノール、クレゾールなどのフェノール系ブロック剤;ホルムアルドキシム、アセトアルドキシム、メチルエチルケトキシム、メチルイソブチルケトキシム、シクロヘキサノンオキシム、アセトキシム、ジアセチルモノオキシム、ベンゾフェノンオキシムなどのオキシム系ブロック剤;アセトアニリド、ε−カプロラクタム、γ−ブチロラクタムなどの酸アミド系ブロック剤;マロン酸ジメチル、アセト酢酸メチルなどの活性メチレン系ブロック剤;ブチルメルカプタンなどのメルカプタン系ブロック剤;コハク酸イミド、マレイン酸イミドなどのイミド系ブロック剤;イミダゾール、2−メチルイミダゾールなどのイミダゾール系ブロック剤;尿素、チオ尿素などの尿素系ブロック剤;ヒドラジン、エチレン−1,2−ジヒドラジン、プロピレン−1,3−ジヒドラジン、ブチレン−1,4−ジヒドラジンなどのヒドラジン系ブロック剤;N−フェニルカルバミン酸フェニルなどのカルバミン酸系ブロック剤;ジフェニルアミン、アニリンなどのアミン系ブロック剤;エチレンイミン、ポリエチレンイミンなどのイミン系ブロック剤などが挙げられる。
【0029】
ブロック化する前のポリイソシアネート化合物としては、例えばヘキサメチレンジイソシアネートもしくはトリメチルヘキサメチレンジイソシアネートのような脂肪族ジイソシアネート類;水素添加キシリレンジイソシアネートもしくはイソホロンジイソシアネートのような環状脂肪族ジイソシアネート類;トリレンジイソシアネートもしくは4,4' −ジフェニルメタンジイソシアネートのような芳香族ジイソシアネート類で例示される有機ジイソシアネートそれ自体、又はこれらの各有機ジイソシアネートと多価アルコール、低分子量ポリエステル樹脂もしくは水等との付加物、あるいは上記したような各有機ジイソシアネート同志の環化重合体、更にはイソシアネート・ビウレット体等が挙げられる。黄変等の問題が少ない脂肪族系ジイソシアネート類が好ましい。
【0030】
プライマー層中の架橋剤の添加量は特に限定されないが、好ましくはプライマー層を構成する樹脂100重量部に対して架橋剤10〜100重量部、さらに好ましくは5〜50重量部程度であり、プライマー層を構成する樹脂の活性水素に対して過剰な添加量とし、架橋剤がプライマー層内で自己架橋体を形成すると共に、後述するインク受容層のポリビニルアルコールと架橋反応が可能なようにすることが好ましい。また、それぞれの架橋剤の反応促進効果を有する触媒化合物を適宜添加してもよく、この目的で各種公知の技術の使用が可能である。また、自己架橋タイプの架橋剤であれば単独で使用しても構わない。
【0031】
プライマー層中には、滑り性の改善を目的に各種の粒子を添加しても良い。例えば、シリカ微粒子、カオリナイト、タルク、炭酸カルシウム、ゼオライト、アルミナ、硫酸バリウム、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化チタン、等の無機粒子、アクリル、ナイロン、スチレン、ポリエステル、ベンゾグアナミン・ホルマリン縮合物等の有機粒子が挙げられる。
更に、プライマー層には各種の目的で、界面活性剤、帯電防止剤、蛍光染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤等の添加剤を添加しても良い。
【0032】
プライマー層を設ける方法は特に限定されないが、樹脂、架橋剤や粒子等を含む塗工液を、グラビアコート方式、キスコート方式、ディップ方式、スプレイコート方式、カーテンコート方式、エアナイフコート方式、ブレードコート方式、リバースロールコート方式など通常用いられている方法によって、基材上に塗布、乾燥するとよい。
【0033】
プライマー層を塗布する段階としては、基材フィルムの延伸前に塗布する方法、縦延伸後に塗布する方法、配向処理の終了したフィルム表面に塗布する方法等のいずれの方法も可能であるが、フィルムを配向処理する前に塗工するインラインコート方式が好ましい。インラインコート方式により、コストを低減でき、かつ、熱固定の高温処理により架橋反応が促進され、基材とインク受容層との密着性がより向上する。
【0034】
本発明においては、上記基材(1) 上に、あるいは基材(1) 上に設けられたプライマー層上に、ポリビニルアルコール系樹脂、カチオン系樹脂、架橋剤及び界面活性剤を含有するインク受容層用塗剤を塗布、乾燥して、インク受容層(2) を形成する。インク受容層用塗剤に用いる各成分及び塗剤の調製について説明する。
【0035】
ポリビニルアルコール系樹脂は、水溶性のものであればいずれでもよく、未変性のポリビニルアルコール、シラン変性ポリビニルアルコール、カルボキシル基変性ポリビニルアルコール、スルホン酸基変性ポリビニルアルコール、リン酸基変性ポリビニルアルコール等のアニオン変性ポリビニルアルコール又はカチオン変性ポリビニルアルコール、あるいはエチレン、長鎖アルキル基を有するビニルエーテル、ビニルエステル、(メタ)アクリルアミド、α−オレフィン等を共重合した変性ポリビニルアルコール等を例示することができる。本発明の製造方法を用いることにより、従来はインクの吸収速度及びインクのにじみ等の点でインク受容層としての使用に難点のあった未変性のポリビニルアルコールを使用しても良好な記録材料を得ることができ、そのため、コスト面で優れる未変性ポリビニルアルコールが最も好ましい。
【0036】
ポリビニルアルコール系樹脂の重合度としては、特に制限はないが、通常100〜3000の範囲であり、好ましくは1400以上2500以下である。重合度が100よりも低い場合には、架橋剤によって耐水性を付与することが困難となることがあり、重合度が3000よりも高すぎる場合には、塗剤の粘度が高くなり過ぎるために塗工性に問題が発生することがある。
【0037】
ポリビニルアルコール系樹脂のケン化度としては、水溶性の範囲であれば特に制限はないが、部分ケン化タイプの通常70〜90モル%の範囲が好ましい。
【0038】
本発明において、インク受容層用塗剤に界面活性剤を添加することが必要である。界面活性剤を添加することにより、レベリング性が付与されると共に、インクの吸収性が向上する。
【0039】
界面活性剤は、カチオン性、アニオン性又はノニオン性などいずれのものでもよく、界面活性能を有する公知のものを好適に使用できる。界面活性能に優れ、印刷特性を向上させることが可能なフッ素系界面活性剤やシリコン系界面活性剤が好ましい。
【0040】
フッ素系界面活性剤としては、公知のものを用いることができ、例えば、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物、パーフルオロアルキルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオロアルキルアミノスルホン酸塩、パーフルオロアルキル基・親水性基含有オリゴマー、パーフルオロアルキル基・親油性基含有オリゴマー、パーフルオロアルキル基・(親水性基及び親油性基)含有オリゴマー、パーフルオロアルキル基・親油性基含有ウレタン、パーフルオロアルキル燐酸エステル、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルアミン化合物、パーフルオロアルキル第四級アンモニウム塩、パーフルオロアルキルベタイン、非解離性パーフルオロアルキル化合物、フッ素シリコーンオイルなどのフッ素原子含有の低分子化合物が挙げられる。
【0041】
シリコーン系界面活性剤としては、公知のものを用いることができ、例えば、ジメチルシリコーン、ジフェニルシリコーン、ハイドロジェン変性ポリシロキサン、ビニル変性ポリシロキサン、ヒドロキシ変性ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、カルボキシル変性ポリシロキサン、クロル変性ポリシロキサン、エポキシ変性ポリシロキサン、メタクリロキシ変性ポリシロキサン、メルカプト変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン、長鎖アルキル変性ポリシロキサン、フェニル変性ポリシロキサン、シリコーン変性コポリマーなどの珪素原子含有の低分子化合物が挙げられる。
【0042】
本発明においては、上記フッ素系界面活性剤及びシリコーン系界面活性剤のうちの1種を単独で用いても良いし、これらの2種以上を併用しても良い。これらの界面活性剤のうち、フッ素系、シリコーン系のノニオン系界面活性剤がインク定着性、耐水性の点から好ましい。
【0043】
界面活性剤の添加量としては、特に限定されるものでないが、ポリビニルアルコール系樹脂の乾燥重量100重量部に対して、界面活性剤0.01〜20重量部程度であり、1〜8重量部が好ましい。界面活性剤が0.01重量部未満では、インクドットの広がりが十分抑えられず、真円性が低下する傾向にあり、一方、20重量部を超えると、インク受容層の力学強度が低下したり、インク吸収能が低下する傾向にある。
【0044】
インク受容層用塗剤の調製において、まず、ポリビニルアルコール系樹脂の水溶解工程を行う。ポリビニルアルコール系樹脂の溶解については公知の方法を用いることができる。すなわち、冷水もしくは温水を攪拌しているところにポリビニルアルコール系樹脂を投入し、よく分散させたところで、90℃程度に加熱し、30分〜60分間程度この加熱温度に保持することで、樹脂を溶解することができる。
【0045】
界面活性剤を塗剤中に混合する方法としては、特に限定されるものではないが、上述のポリビニルアルコール系樹脂の水溶解工程において、界面活性剤を混合することが好ましい。水溶解工程で界面活性剤を添加することにより、ポリビニルアルコールの水への溶解性が向上し、短時間で溶解が終了する利点があり、その上、界面活性剤の水への溶解性が向上し、未溶解の界面活性剤によるハジキ等の問題を低減することができる。この際の添加順序としては、ポリビニルアルコール系樹脂又は界面活性剤のどちらを先に水中に添加してもよい。
このようにして、界面活性剤を含むポリビニルアルコールの水溶解液(混合液)が作成される。
【0046】
インク受容層用塗剤に含有させる架橋剤としては、メラミンを使用するが、メラミンの他に、イソシアネート、尿素ホルマリン、グリオキザールといったポリビニルアルコール系樹脂と架橋反応して耐水性を向上させるものを併用してもよい。メラミンは、反応性が緩やかで、インク吸収性と耐水性のバランスが取り易い。
【0047】
インク受容層用塗剤に含有させる架橋剤の添加量は、特に限定されるものではないが、ポリビニルアルコール系樹脂の乾燥重量100重量部に対して、架橋剤0.5〜10重量部が好ましい。架橋剤が0.5重量部未満では、インク受容層の耐水性が不足することがあり、一方、10重量部を超えると、インク吸収能が低下する傾向がある。また、それぞれの架橋剤の反応促進効果を有する触媒化合物を適宜添加してもよい。
【0048】
本発明において、前記水溶解工程後の界面活性剤を含むポリビニルアルコールの水溶解液を冷却し、20℃以上40℃以下の温度に調節した後に、水溶解液中に架橋剤を添加することが必要である。40℃を超える温度で架橋剤を添加した場合には、架橋剤がポリビニルアルコール系樹脂と即時に反応を起こし、塗剤が増粘したり曳糸性が発生し、塗工が困難となるばかりか、得られたインク受容層のインク吸収性が不良となり、更には、白濁等の外観不良になる。逆に、20℃未満の温度で架橋剤を添加する場合は、ポリビニルアルコール溶液の冷却に時間が掛かり、塗剤のタンク占有時間が長くなり、タンクの増設等を行う必要があり、コスト的に問題がある。25℃以上35℃以下の温度がより好ましい。
【0049】
本発明においては、インク受容層用塗剤にカチオン系樹脂を含有させる必要がある。カチオン系樹脂をインク受容層中に混合することにより、インクジェット記録の際に水系インク中のアニオン染料と錯体構造を形成し、耐水性の向上、耐湿ニジミの向上が得られる。
【0050】
カチオン系樹脂としては、カチオン性基を有する樹脂であれば特に限定されるものではなく、公知のカチオン系樹脂が使用可能である。特に4級アンモニウム塩系の樹脂が、アニオン染料の定着能から好ましい。具体的には。ポリエチレンイミン、ポリアリルアミン、ジシアンジアミドポリアルキレンポリアミン、ジアルキルアミンとエピクロロヒドリンの縮合物、ポリビニルアミン、ポリビニルピリジン、ポリビニルイミダゾール、ジアリルジメチルアンモニウム塩の縮合物等が挙げられる。
【0051】
カチオン系樹脂の添加量は、特に限定されるものではないが、ポリビニルアルコールの乾燥重量100重量部に対して、カチオン系樹脂0.1〜30重量部が好ましい。カチオン系樹脂0.1重量部未満ではインク受容層のインク固着性が不足し、一方、30重量部を超えるとインク吸収能が低下するので好ましくない。
【0052】
界面活性剤を含むポリビニルアルコールの水溶解液への架橋剤とカチオン系樹脂の添加順序は任意である。すなわち、ポリビニルアルコールの水溶解液にカチオン系樹脂を添加し、その後、前記制御された温度範囲内で架橋剤を添加してもよく、あるいは、ポリビニルアルコールの水溶解液に前記制御された温度範囲内で架橋剤を添加し、架橋剤の添加と同時に、又は架橋剤の添加後に、カチオン系樹脂を添加してもよい。
【0053】
また、カチオン染料を含む水系インクを用いたインクジェット記録を行うためには、インク受容層用塗剤にカチオン系樹脂に代えてアニオン系樹脂を含有させるとよいであろう。
【0054】
本発明においては、必要に応じて、インク受容層用塗剤に、シリカ、カオリナイト、タルク、炭酸カルシウム、ゼオライト、アルミナ、硫酸バリウム、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化チタン、有機白色顔料、ベンゾグアナミン粒子、架橋ポリスチレン、架橋アクリル粒子、水酸化アルミニウムなどの粒子を加えてもよい。これらの粒子を添加する場合には、添加量を適宜選択することによって、表面光沢或いは透明性を維持したたまま記録媒体に滑り性を付与することができる。
【0055】
本発明において、インク受容層用塗剤のpHを4以上7以下に調節する。pHが4未満の場合には、架橋剤メラミンの反応が促進され、塗剤の安定性が不良となる。逆に、pHが7を超える場合には、塗剤を乾燥する際の反応性が悪くなり、耐水性が不足する。pHの調節方法としては、公知の方法が挙げられるが、塩酸、硫酸、炭酸、硝酸等の酸や、炭酸水素ナトリウム、硫酸水素ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基を塗剤に混合する方法が挙げられる。
【0056】
以上のようにして、インク受容層用塗剤が調製される。
本発明においては、調製されたインク受容層用塗剤につき5時間以上のエージング処理を行う。5時間以上のエージング処理により、調製されたインク受容層用塗剤の泡抜きを行い、外観に優れたインク受容層が形成されると共に、適切な程度の架橋反応を起こさせ、耐水性に優れたインク受容層が形成される。エージング処理時間は、5時間以上必要であり、例えば、7時間以上24時間以内が好ましい。24時間を超えてエージング処理を行ってもよいが、生産効率が低下するのでコストアップの要因となる。エージング処理は、5℃以上40℃未満の温度で行い、例えば、空気雰囲気下で行うとよい。インク受容層用塗剤を調整後すぐに塗布に用いた場合、又は5時間未満のエージング処理後に塗布に用いた場合は、インク受容層表面のザラツキ等が発生し面感が不良となり、また耐水性もやや不足する。
【0057】
前記エージング処理後のインク受容層用塗剤を、前記基材(1) 上に、あるいは基材(1) 上に設けられたプライマー層上に塗布する。
塗布方法としては、グラビアコート方式、キスコート方式、ディップ方式、スプレイコート方式、カーテンコート方式、エアナイフコート方式、ブレードコート方式、リバースロールコート方式など通常用いられている方法が適用できる。塗布後の乾燥方法は特に限定されないが、初期段階では比較的緩やかに乾燥し、後半に強く乾燥することが好ましい。
【0058】
インク受容層用塗剤の塗布量は、特に限定されるものではないが、乾燥後で3g/m2 以上30g/m2 以下が好ましい。塗布量が3g/m2 未満の場合には、インク吸収量が不足し、逆に30g/m2 を超える場合には、コスト的に不利になるばかりか、インクジェット記録材料のカット性等に問題が発生することがある。
【0059】
また、本発明において、インク受容層を単層として形成してもよく、目的に応じて、2層以上の複数層として形成してもよい。
以上のようにして、インク受容層を基材上に形成し、記録材料を得る。
【0060】
【実施例】
次に本発明の実施例及び比較例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。まず、本発明に用いる評価方法を以下に示す。
(1)インク吸収性
インクジェット用プリンター(セイコーエプソン(株)製、PM−800C)を用いて、各記録材料に写真調の画像とイラスト調の画層を印刷した。印刷画像を目視で観察し、以下の判断基準で評価した。
○:ニジミ等がなく、良好な記録画像である。
△:ややニジミ等があるが、実用レベルである。
×:ニジミ等があり、不良な記録画像である。
【0061】
(2)インク乾燥性
インクジェット用プリンター(セイコーエプソン(株)製、PM−800C)を用いて、各記録材料に赤色ベタを印刷し、印刷が終了してから1分後に印刷表面を指でこすった。以下の判断基準で評価した。
○:インクが指に付着しない。
△:インクが指に少し付着する。
×:インクが指に付着する。
【0062】
(3)耐水性
インクジェット用プリンター(セイコーエプソン(株)製、PM−800C)を用いて、各記録材料に写真調の画像を印刷し、30分間乾燥後に印刷表面に水滴を落とし、3分間放置した後、印字部分をティッシュペーパーでこすった。以下の判断基準で評価した。
○:印刷部は脱離しない。
△:印刷部は少しだけ脱離する。
×:印刷部は脱離する。
【0063】
(4)外観
実施例1〜5及び比較例1〜4の各記録材料を目視で観察し、以下の判断基準で評価した。
○:濁りのない透明なもの。
△:少し濁りがあるがOHPとして使用可能なもの。
×:白濁しているもの。
【0064】
[実施例1]
(基材の準備)
固有粘度0.62のポリエチレンテレフタレート樹脂を2軸スクリュー押出機に投入し、T−ダイスによって290℃で溶融押出しし、静電気的に冷却回転ロールに密着固化し、重合体の未延伸シートを得た。引き続き、該未延伸シートをロール延伸機で90℃に加熱して3.5倍縦延伸を行い、縦延伸後のシートに、下記組成のプライマー層用塗工液を乾燥後で0.2g/m2 になるように塗工し、温度110℃、風量20m/secの乾燥炉で20秒間乾燥した。引き続き、得られたシートをテンターで140℃に加熱して3.7倍横延伸した後、235℃で5%緩和させながら熱処理して、プライマー層が設けられた厚み100μmの基材フィルムを得た。
【0065】
(プライマー層用塗工液)
水 50.1重量部
イソプロピルアルコール 28.9重量部
ポリエステル系樹脂 10.0重量部
(東洋紡績(株)製、バイロナールMD−1250、固形分濃度30%)
ブロック型イソシアネート系架橋剤 10.0重量部
(第一工業製薬(株)製、H−3、固形分濃度30%)
有機粒子 1.0重量部
(日本触媒(株)製、エポスターMA1001)
界面活性剤 0.1重量部
(ダウ・コーニング(株)製、ペインタッド32)
【0066】
(インク受容層用塗剤の調製)
室温で、イオン交換水1000重量部にシリコン系界面活性剤(ダウ・コーニング(株)製、ペインタッド29)4重量部を溶解した後に、これに攪拌下でポリビニルアルコール(日本合成化学(株)製、ゴーセノールGH−17、重合度1700)100重量部を徐々に投入した。30分間攪拌し、ポリビニルアルコールがよく分散したところで90℃に加熱し30分間保持し、ポリビニルアルコールの溶解液を作成した。
【0067】
次いで、このポリビニルアルコールの溶解液を冷却し、25℃に調温した段階で、架橋剤としてメラミン樹脂(住友化学工業(株)製、スミマールM−3)5重量部、メラミン樹脂用触媒(住友化学工業(株)製、スミテックスアクセラーターACX)0.5重量部及びカチオン系樹脂(日本化薬製、カヤフィックスUR)5重量部を随時攪拌しながらそれぞれ添加し、更にpHが6になるように炭酸水素ナトリウムを添加し、インク受容層用塗剤を作成した。
【0068】
(インク受容層の形成)
インク受容層用塗剤を作成後、7時間室温でエージングした。上記の基材フィルムのプライマー層上に、エージング後のインク受容層用塗剤を乾燥後の重量が15g/m2 になるようにワイヤーバーで塗工し、100℃で3分間続いて140℃で1分間乾燥して記録材料を得た。
【0069】
[実施例2]
インク受容層用塗剤の調製において、架橋剤を添加する際のポリビニルアルコールの溶解液の温度を35℃に変更した以外は、実施例1と同様に記録材料を得た。
【0070】
[実施例3]
インク受容層用塗剤の調製において、炭酸水素ナトリウムを添加しインク受容層用塗剤のpHを4に調整した以外は、実施例1と同様に記録材料を得た。
【0071】
[実施例4]
インク受容層用塗剤の調製において、炭酸水素ナトリウムを添加しインク受容層用塗剤のpHを7に調整した以外は、実施例1と同様に記録材料を得た。
【0072】
[実施例5]
インク受容層用塗剤を作成後、24時間室温でエージングした以外は、実施例1と同様に記録材料を得た。
【0073】
[比較例1]
インク受容層用塗剤の調製において、架橋剤を添加する際のポリビニルアルコールの溶解液の温度を50℃に変更した以外は、実施例1と同様に記録材料を得た。
【0074】
[比較例2]
インク受容層用塗剤の調製において、炭酸水素ナトリウムを添加せずにpHを3.4のままとした以外は、実施例1と同様に記録材料を得た。
【0075】
[比較例3]
インク受容層用塗剤の調製において、炭酸水素ナトリウムを添加しインク受容層用塗剤のpHを9に調整した以外は、実施例1と同様に記録材料を得た。
【0076】
[比較例4]
インク受容層用塗剤を作成後、3時間室温でエージングした以外は、実施例1と同様に記録材料を得た。
【0077】
[実施例6]
インク受容層用塗剤の調製において、界面活性剤をフッ素系界面活性剤(大日本インキ化学工業製、メガファックF−142D)に変更した以外は、実施例1と同様にして記録材料を得た。
【0078】
【表1】
Figure 0004042406
【0079】
得られた各記録材料について、インク吸収性、インク乾燥性、耐水性、外観の評価を行った。結果を表1に示す。
表1より、実施例1〜5で得られた記録材料はいずれも、インク吸収性、インク乾燥性、耐水性、外観に優れる透明な記録材料であった。また、実施例6で得られた記録材料も、インク吸収性、インク乾燥性、耐水性、外観に優れる透明な記録材料であった。一方、比較例1の記録材料は、架橋剤を添加する際のポリビニルアルコールの溶解液の温度が高すぎたため、インク吸収性やインク乾燥性に劣っており、また外観も実施例と比べると劣っていた。比較例2の記録材料は、インク受容層用塗剤のpHが低すぎ、インク吸収性やインク乾燥性に劣っていた。比較例3の記録材料は、インク受容層用塗剤のpHが高すぎ、塗膜乾燥時での架橋反応が遅く、耐水性に劣っていた。比較例4の記録材料は、エージング処理時間が短すぎたため、外観不良であり、耐水性もやや不足した。
【0080】
[実施例7]
(基材の準備)
固有粘度0.62のポリエチレンテレフタレート樹脂84重量部、ポリスチレン(三井東圧化学(株)製、T570−57U)5重量部、ポリプロピレン(三井東圧化学(株)製、ノーブレンFO−50F)7重量部及び酸化チタン(富士チタン(株)製、TA−300)4重量部を原料とし、これら原料を2軸スクリュー押出機に投入し、T−ダイスによって290℃で溶融押出しし、静電気的に冷却回転ロールに密着固化し、重合体混合物の未延伸シートを得た。引き続き、該未延伸シートをロール延伸機で90℃に加熱して3.5倍縦延伸を行い、縦延伸後のシートに、実施例1で用いたのと同じ組成のプライマー層用塗工液を乾燥後で0.2g/m2 になるように塗工し、温度110℃、風量20m/secの乾燥炉で20秒間乾燥した。引き続き、得られたシートをテンターで140℃に加熱して3.7倍横延伸した後、235℃で4%緩和させながら熱処理して基材フィルムを得た。得られた基材フィルムは、プライマー層が設けられた厚み100μm、比重1.1、全光線透過率12%の内部に多数の空洞を含有するポリエステル系フィルムであった。
上記の基材を使用したこと以外は、実施例1と同様にして記録材料を得た。
【0081】
得られた記録材料について、インク吸収性、インク乾燥性、耐水性の評価を同様に行ったところ、これら諸性能に優れ、表面光沢にも優れる記録材料であった。
【0082】
【発明の効果】
本発明によれば、インク吸収性、インク乾燥性、耐水性に優れ、外観にも優れた記録材料を安定的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法で製造される記録材料の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
(1) :基材
(2) :インク受容層

Claims (8)

  1. ポリビニルアルコール系樹脂、カチオン系樹脂、架橋剤及び界面活性剤を含有するインク受容層用塗剤を基材上に塗布、乾燥して、インク受容層を基材上に形成する記録材料の製造方法において、
    前記架橋剤がメラミンであり、
    水中にポリビニルアルコール系樹脂及び界面活性剤を少なくとも含む混合液に、前記混合液の温度を20℃以上40℃以下に保った状態で前記架橋剤を添加し、液のpHを4以上7以下に調整してインク受容層用塗剤を調製し、調製後5時間以上、5℃以上40℃未満の温度でエージングした後に、インク受容層用塗剤を基材上に塗布することを特徴とする記録材料の製造方法。
  2. ポリビニルアルコール系樹脂の水溶解工程において、ポリビニルアルコール系樹脂と界面活性剤とを混合し、前記混合液を調製する、請求項1に記載の記録材料の製造方法。
  3. カチオン系樹脂を前記混合液に添加し、その後、架橋剤を添加するか、又は、
    前記混合液に架橋剤を添加し、その後、カチオン系樹脂を添加する、請求項1又は2に記載の記録材料の製造方法。
  4. ポリビニルアルコール系樹脂の重合度が1400以上2500以下である、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の記録材料の製造方法。
  5. 界面活性剤が、フッ素系界面活性剤及びシリコーン系界面活性剤のうちから選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の記録材料の製造方法。
  6. 前記基材がプラスチックフィルムである、請求項1〜のうちのいずれか1項に記載の記録材料の製造方法。
  7. 前記基材が少なくとも1軸に延伸したポリエステル系フィルムである、請求項1〜のうちのいずれか1項に記載の記録材料の製造方法。
  8. 前記基材上に架橋剤を含有するプライマー層を設け、プライマー層上にインク受容層を形成する、請求項1〜のうちのいずれか1項に記載の記録材料の製造方法。
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