JP4056196B2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユニットケースに車室内への空気の吹出口を3箇所開設し、これら3個の吹出口を2枚の回動式ドアで配風制御するようにした自動車用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用空気調和装置は、図12に示すように、ユニットケース101を有しており、このユニットケース101には、外気または内気を導入するための導入口102が形成されている。ユニットケース101内には、導入口102の下流側に、エバポレータ103を配置し、この下流側に、ヒータコア104を斜めに配置している。
【0003】
また、ユニットケース101には、車室内に空気を吹き出すためのデフ吹出口110、ベント吹出口111、およびフット吹出口112が設けられており、これらデフ吹出口110、ベント吹出口111、およびフット吹出口112には、それぞれを開閉するデフドア116、ベントドア115、およびフットドア117が設けられている。すなわち、3個の吹出口110,111,112それぞれの開閉のために、3枚のドア116,115,117を設けている。
【0004】
さらに、ヒータコア104の斜め上方には、ミックスドア106が設けられ、これの図中下側を温風通路とし、図中上側を冷風通路としている。ヒータコア104の下流側の温風通路には、ヒータコア104から流れた温風を上方に案内するガイド105が設けられる。
【0005】
このような自動車用空気調和装置においては、デフモード(デフ吹出口から車室内に空気を吹き出す)時には、例えばミックスドア106により冷風通路を全閉すると共に、ベントドア115およびフットドア117を全閉し、デフドア116を全開して、温風のみをデフ吹出口110から吹き出す。また、デフ・フットモード(デフ吹出口およびフット吹出口から車室内に空気を吹き出す)時には、例えばミックスドア106により冷風通路を全閉すると共に、ベントドア115を全閉し、デフドア116およびフットドア117を開いて、温風のみをデフ吹出口110およびフット吹出口112から吹き出す。さらに、ベントモード(ベント吹出口から車室内に空気を吹き出す)時には、例えばデフドア116およびフットドア117を全閉し、ベントドア115を全開して、空気をベント吹出口111から吹き出す。なお、車室内に吹き出す空気を所望の温度に調整(温調)する場合には、ミックスドア106を中間位置に回動して、冷風と温風とを所定の割合で混合する。
【0006】
ところで、車両の仕向地等の相違によって、車室内に吹き出す配風仕様が異なる場合がある。すなわち、一般には、例えば上述したデフモードやデフ・フットモード等の暖房時には、ベント吹出口111から温風を吹き出さないようにした通常配風仕様となっているが、これらデフモードやデフ・フットモード等の暖房時であっても、ベント吹出口111から温風が若干漏れるようにしたベント漏らし配風仕様が要求される場合がある。つまり、このベント漏らし配風仕様では、ベント吹出口111は常にいくらかは開いていることになる。
【0007】
このベント漏らし配風仕様に対処するため、図13に示すように、ベントドア115の先端部の両端に、切欠き部118を形成したものがある。この場合、デフモード時等には、切欠き部118を介してベント吹出口111から温風を漏らすようにしている。一方、通常配風仕様では、ベントドア115には上記のような切欠き部118を設けず、この切欠き部118の有無により、通常配風仕様とベント漏らし配風仕様との双方を満足させるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、デフ吹出口、ベント吹出口、およびフット吹出口の3個の吹出口の開閉を、ベントドアとデフドアの2枚のドアにより行うようにしたものがある。このような2枚ドアの温調ユニットでは、ベントモード時には、ベントドアを全開すると共に、このベントドアでデフ吹出口およびフット吹出口への空気の流通を遮断するようにして、ベント吹出口のみから空気を吹き出している。
【0009】
しかしながら、上記したベント漏らし配風仕様の場合、ベントドアに切欠き部を設けていると、この切欠き部を通して、デフ吹出口およびフット吹出口に空気が流れ、ベント吹出口のみから空気を吹き出すベント単一モードにしたいにも拘わらず、デフ吹出口およびフット吹出口から空気が吹き出てしまうといった問題がある。
【0010】
したがって、ベント漏らし配風仕様に対応させるために、単にベントドアに切欠き部を設けただけの構成では、ベントモード時の配風を満足させることができないと共に、ベントドアの切欠き部の有無だけでは、通常配風仕様とベント漏らし配風仕様との両配風仕様を満足させることができない。
【0011】
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ベント吹出口以外の他の吹出口から空気を吹き出す際には、ベント吹出口から車室内への空気の漏洩を許容すると共に、ベント吹出口のみから空気を吹き出す際には、他の吹出口への空気の流通を遮断することができ、また、簡易な変更により通常配風仕様とベント漏らし配風仕様との双方を満足させることができる自動車用空気調和装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記する手段により達成される。
【0013】
(1) ユニットケース内に導入した空気をヒータコアを選択的に通過させた後、該ユニットケースに開設された第1〜第3吹出口を通して車室内に吹き出すと共に、第1吹出口と第2吹出口との開度調整を行う回動式の第1ドアと、第1および第2吹出口に連通した開口部と第3吹出口との開度調整を行う回動式の第2ドアと、を備えた自動車用空気調和装置において、前記第2ドアは、第3吹出口を全開すると共に前記開口部を全閉したとき、前記開口部を越えて延在する延在部を有し、前記延在部に、前記第2ドアが第3吹出口を閉じたとき、第3吹出口から車室内への空気の漏洩を許容する切欠き部を形成したことを特徴とする自動車用空気調和装置。
【0014】
(2) 前記第2ドアが第3吹出口を全開すると共に前記開口部を全閉したとき、前記第2ドアの延在部は、前記ヒータコアの下流側の温風通路に位置することを特徴とする上記(1)に記載の自動車用空気調和装置。
【0015】
(3) 前記第2ドアが第3吹出口(11)を閉じる方向に回動したとき、前記第2ドアの延在部が当接する当接部を前記ユニットケース内壁に形成し、前記当接部に前記第2ドアの延在部が当接しているとき、前記第2ドアと第3吹出口との間に、延在部の切欠き部を通して漏洩した空気を第3吹出口に案内する案内室を形成し、前記開口部と前記第3吹出口とは、前記第2ドアに代えて該第2ドアよりも小さいドアを使用した場合に、該小さいドアによって直接的に開閉可能とされていることを特徴とする上記(1)に記載の自動車用空気調和装置。
【0016】
(4) 前記第2ドアが第3吹出口を閉じたとき、前記第2ドアの両側部と前記案内室内壁との間に、第3吹出口から車室への空気の漏洩を許容する隙間を形成したことを特徴とする上記(3)に記載の自動車用空気調和装置。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施形態1に係る自動車用空気調和装置の温調ユニットの断面図、図2(A)は、図1に示したベントドアの側面図、図2(B)は、その正面図、図3は、デフモード時の温調ユニットの断面図、図4は、デフ・フットモード時の温調ユニットの断面図、図5は、ベントモード時の温調ユニットの断面図である。
【0019】
図1に示すように、本実施形態の自動車用空気調和装置は、ユニットケース1を有しており、ユニットケース1には、外気および/または内気を導入するための導入口2が形成されている。ユニットケース1内には、導入口2の下流側に、エバポレータ3が略水平に配置されている。このエバポレータ3の上方には、ヒータコア4が略水平に配置されている。
【0020】
なお、エバポレータ3には、図示しない冷房サイクルからの冷媒が循環しており、導入した空気との間で熱交換することにより該空気を冷却する。ヒータコア4には、高温のエンジンの冷却水が循環しており、導入した空気と熱交換することにより該空気を加熱する。
【0021】
ユニットケース1には、エバポレータ3の側部からヒータコア4を略C字状に取り囲むように湾曲して上方に延びるガイド部材5が設けられていると共に、ヒータコア4の図中右側には、ミックスドア6が回動自在に設けられている。
【0022】
また、エバポレータ3を通過した空気を、ユニットケース1の底面から膨出したコーナー壁に沿って流した後、垂直な側壁に沿って上昇させる冷風通路7が形成されていると共に、ユニットケース1の底面から上昇した空気を、湾曲したガイド部材5に沿って流しながらヒータコア4を通過させて温風にする温風通路8が形成されている。すなわち、ユニットケース1の側壁に沿って直線的に形成した冷風通路7に対し、ヒータコア4をオフセットして、湾曲した温風通路8が形成されている。
【0023】
また、ミックスドア6の下流側には、冷風通路7を通った冷風と温風通路8を通った温風とを混合する混合室9を形成している。この混合室9に流入する冷風と温風との割合は、ミックスドア6の開度を調整することにより定めることができる。
【0024】
ユニットケース1の上部には、フロントガラス等の内面に空気を吹き出すための第1吹出口としてのデフ吹出口10と、乗員の上半身に空気を吹き出すための第3吹出口としてのベント吹出口11とが設けられている。デフ吹出口10の下方には、足元に空気を吹き出す第2吹出口としてのフット吹出口12に通じる開口部13が設けられている。
【0025】
混合室9の左方には、デフ吹出口10およびフット吹出口12に連通した開口部14が形成されている。この開口部14とベント吹出口11との開閉を行う第2ドアとしてのベントドア15が、回動自在に設けられ、また、デフ吹出口10と開口部13を介してフット吹出口12との開閉を行う第1ドアとしてのデフドア16が、回動自在に設けられている。つまり、ユニットケース1に開設された3個の吹出口10〜12を、2枚の回動式ドア15,16で配風制御する構成とされている。
【0026】
本実施形態では特に、図1に示すように、ベントドア15には、ベントドア15がベント吹出口11を全開して、デフ吹出口10およびフット吹出口12に連通した開口部14を全閉したとき、この開口部14を越えて下側に延在する延在部17が形成されている。
【0027】
さらに、この延在部17には、一対の切欠き部18が形成されており、これにより、ベントドア15がベント吹出口11を閉じたとき、一対の切欠き部18を通して、ベント吹出口11から車室内に空気が漏洩するようになっている。なお、切欠き部の形状や個数は、適宜変更することが可能である。したがって、切欠き部は、例えば図2に示すような矩形孔に限られることなく、多数の円孔であってもよく、さらには、外端縁から内側に抉るように切り欠いたものであってもよい。
【0028】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0029】
図3に示すようなデフモード時には、例えばミックスドア6により冷風通路7を全閉すると共に、ベントドア15を全閉し、デフドア16を全開して、温風のみをデフ吹出口10から吹き出す。
【0030】
この際、ベントドア15の延在部17の切欠き部18を通して、ベント吹出口11から車室内に空気(温風)を漏洩することができ、デフモード時のベント漏らし配風仕様を満足させることができる。
【0031】
また、図4に示すようなデフ・フットモード時には、例えばミックスドア6により冷風通路7を全閉すると共に、ベントドア15を全閉し、デフドア16を半開して、温風のみをデフ吹出口10およびフット吹出口12から吹き出す。
【0032】
この際にも、ベントドア15の延在部17の切欠き部18を通して、ベント吹出口11から車室内に空気(温風)を漏洩することができ、デフ・フットモード時のベント漏らし配風仕様を満足させることができる。
【0033】
さらに、図5に示すようなベントモード時には、例えばベントドア15を全開して、デフ吹出口10およびフット吹出口12に連通した開口部14を全閉し、ミックスドア6を半開して冷風と温風とを混合し、温調した空気をベント吹出口11から吹き出している。
【0034】
このベント吹出口11のみから空気を吹き出す際には、ベントドア15の延在部17を除く部分には、従来と同じく切欠き部を形成していないため、ベントドア15によって、デフ吹出口10およびフット吹出口12に連通した開口部14を確実に全閉することができ、デフ吹出口10およびフット吹出口12への空気の流通を確実に遮断することができる。これにより、ベント漏らし配風仕様であっても、単一のベントモードの配風を満足させることができる。
【0035】
また、ベントドア15のみを、延在部17に切欠き部18を設けないドアに変更するだけで、デフモード時やデフ・フットモード時等にベント吹出口111から空気を漏らさないようにした通常配風仕様にも対応可能となるため、ユニットケース1等の部品の共用化を図ることができる。
【0036】
しかも、このベント吹出口11のみから空気を吹き出すベントモード時、ベントドア15の延在部17は、ヒータコア4の下流側の温風通路8に位置することができるため、エバポレータ4の下流側の冷風通路7の方へ温風を導いて、温風と冷風とを積極的に混合することができ、エアーミックス性を向上させることができる。
【0037】
図6は、本発明の実施形態2に係る自動車用空気調和装置の温調ユニットの断面図、図7は、小さいベントドアに変更した場合の温調ユニットの断面図、図8は、図6のVIII−VIII線に沿った断面図、図9は、ベントドアから漏れる空気の流れを説明するための斜視図、図10は、図7のX −X 線に沿った断面図である。なお、上記実施形態と共通する部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0038】
図6に示すように、ベント吹出口11を含むユニットケース1の上部を上方に膨出して、ベントドア15がベント吹出口11を閉じる方向に回動したとき、ベントドア15の延在部17が当接する当接部20が、ユニットケース1の内壁に形成されている。
【0039】
また、当接部20にベントドア15の延在部17が当接しているとき、ベントドア15とベント吹出口11との間に、この延在部17の切欠き部18を通して漏洩した空気をベント吹出口11に案内する案内室21が形成されている。
【0040】
また、図8に示すように、ベントドア15がベント吹出口11を閉じる方向に回動してベントドア15の延在部17が当接部20に当接したとき、ベントドア15の両側部と案内室21の内壁との間に、ベント吹出口11から車室内への空気の漏洩を許容する隙間22を形成している。
【0041】
この実施形態にあっては、デフモード時やデフ・フットモード時等には、ベントドア15の延在部17が当接部20に当接して、ベント吹出口11を閉じている場合であっても、図8および図9に示すように、切欠き部18および隙間22を通して漏洩した空気を、案内室21を介してベント吹出口11に導いて車室に吹き出すことができる。これにより、デフモード時やデフ・フットモード時であっても、ベント漏らし配風仕様を満足させることができる。
【0042】
また、ベントドア15の両側部と案内室21の内壁との間に隙間22を設けたことにより、冷風通路7を通った冷風と温風通路8を通った温風との双方を隙間22に取り入れることが可能となるため、ベント吹出口11から漏れる空気の温度コントロール性が優れたものとなる。
【0043】
この実施形態では特に、図7および図10に示すように、通常配風仕様の場合には、延在部17を有するベントドア15を、延在部を有しない小さいベントドア23に変更するようにしている。この小さいベントドア23を使用すれば、ユニットケース1の内壁の当接部20に当接することなく回動して、ベント吹出口11を直接的に開閉することができると同時に、開口部14をも直接的に開閉することができる。
【0044】
したがって、ベントドア15を小さいベントドア23に変更するのみで、通常配風仕様を満足させることができる。なお、実際には、ベントドアのリンク機構の変更も必要であるが、いずれにしても若干の変更で、ベント漏らし配風仕様と通常配風仕様とを相互に容易に変更することができ、ユニットケース等の部品の共用化を図ることができる。しかも、ユニットケース1内の開口部14およびベント吹出口11の双方の通路面積を適切に確保することができるので、通気抵抗が増大することを防止することが可能となる。
【0045】
なお、以上説明した実施形態は、本発明を限定するために記載されたものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。
【0046】
例えば上記した実施形態2では、図8に示したように、ベントドア15の両側部と案内室21の内壁との間に隙間22を設けるように構成したが、本発明は、図11に示すように、ベントドア15の側端部もユニットケース1の当接部20に当接して、隙間22を設けない構成とすることも勿論可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、第2ドアは、第3吹出口を全開すると共に前記開口部を全閉したとき、開口部を越えて延在する延在部を有し、延在部に、第2ドアが第3吹出口を閉じたとき、第3吹出口から車室への空気の漏洩を許容する切欠き部を形成したので、第2ドアの延在部を除く部分には、従来と同じく切欠き部が形成されていないため、第3吹出口のみから空気を吹き出す際、第2ドアによって、第1および第2吹出口に連通した開口部を確実に全閉することができ、第1および第2吹出口への空気の流通を確実に遮断することができる。したがって、第3吹出口をベント吹出口、第2ドアをベントドアに設定した場合には、ベント漏らし配風仕様であっても、単一のベントモードの配風を満足させることが可能となり、しかも、ベント吹出口以外の吹出口から温風を吹き出す際には、ベントドアの切欠き部を通してベント吹出口から空気を漏洩することができ、デフモード時やデフ・フットモード時等のベント漏らし配風仕様を満足させることが可能である。また、ベントドアのみを、延在部に切欠き部を設けないドアに変更するだけで、デフモード時やデフ・フットモード時等にベント吹出口から空気を漏らさないようにした通常配風仕様にも対応可能となるため、ユニットケース等の部品の共用化を図ることができる。
【0048】
請求項2によれば、第2ドアの延在部により温風を導いて、温風と冷風とを積極的に混合することができ、エアーミックス性を向上させることができる。
【0049】
請求項3によれば、延在部を有する第2ドアを、延在部を有しない小さいドアに変更すれば、この小さいドアは、ユニットケース内壁の当接部に当接することなく回動して、第3吹出口および開口部を直接的に開閉することができる。したがって、第3吹出口をベント吹出口、第2ドアをベントドアに設定した場合には、ベントドアを小さいドアに変更するのみで、通常配風仕様を満足させることができる。なお、実際には、ベントドアのリンク機構の変更も必要であるが、いずれにしても若干の変更で、ベント漏らし配風仕様と通常配風仕様とを相互に容易に変更することができ、ユニットケース等の部品の共用化を図ることができる。しかも、ユニットケース内の開口部およびベント吹出口の双方の通路面積を適切に確保することができるので、通気抵抗が増大することを防止することが可能となる。
【0050】
請求項4によれば、第2ドアの両側部と案内室内壁との間の隙間を設けたことにより、ヒータコアを迂回した冷風とヒータコアを通過した温風との双方を該隙間に取り入れることが可能となるため、ベント吹出口から漏れる空気の温度コントロール性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係る自動車用空気調和装置の温調ユニットの断面図である。
【図2】 (A)は、図1に示したベントドアの側面図、(B)は、その正面図である。
【図3】 デフモード時の温調ユニットの断面図である。
【図4】 デフ・フットモード時の温調ユニットの断面図である。
【図5】 ベントモード時の温調ユニットの断面図である。
【図6】 本発明の実施形態2に係る自動車用空気調和装置の温調ユニットの断面図である。
【図7】 小さいベントドアに変更した場合の温調ユニットの断面図である。
【図8】 図6のVIII−VIII線に沿った断面図である。
【図9】 ベントドアから漏れる空気の流れを説明するための斜視図である。
【図10】 図7のX −X 線に沿った断面図である。
【図11】 変形例に係る図6のVIII−VIII線に沿った断面図である。
【図12】 従来の自動車用空気調和装置の温調ユニットの断面図である。
【図13】 (A)は、従来のベントドアの側面図、(B)は、その正面図である。
【符号の説明】
1…ユニットケース、
2…導入口、
3…エバポレータ、
4…ヒータコア、
5…ガイド部材、
6…ミックスドア、
7…冷風通路、
8…温風通路、
9…混合室、
10…デフ吹出口(第1吹出口)、
11…ベント吹出口(第3吹出口)、
12…フット吹出口(第2吹出口)、
13…開口部、
14…開口部、
15…ベントドア(第2ドア)、
16…デフドア(第1ドア)、
17…延在部、
18…切欠き部、
20…当接部、
21…案内室、
22…隙間、
23…小さいベントドア。
Claims (4)
- ユニットケース(1) 内に導入した空気をヒータコア(4) を選択的に通過させた後、該ユニットケース(1) に開設された第1〜第3吹出口(10,11,12)を通して車室内に吹き出すと共に、第1吹出口(10)と第2吹出口(12)との開度調整を行う回動式の第1ドア(16)と、第1および第2吹出口(10,12) に連通した開口部(14)と第3吹出口(11)との開度調整を行う回動式の第2ドア(15)と、を備えた自動車用空気調和装置において、
前記第2ドア(15)は、第3吹出口(11)を全開すると共に前記開口部(14)を全閉したとき、前記開口部(14)を越えて延在する延在部(17)を有し、
前記延在部(17)に、前記第2ドア(15)が第3吹出口(11)を閉じたとき、第3吹出口(11)から車室内への空気の漏洩を許容する切欠き部(18)を形成したことを特徴とする自動車用空気調和装置。 - 前記第2ドア(15)が第3吹出口(11)を全開すると共に前記開口部(14)を全閉したとき、前記第2ドア(15)の延在部(17)は、前記ヒータコア(4) の下流側の温風通路(8) に位置することを特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装置。
- 前記第2ドア(15)が第3吹出口(11)を閉じる方向に回動したとき、前記第2ドア(15)の延在部(17)が当接する当接部(20)を前記ユニットケース内壁に形成し、
前記当接部(20)に前記第2ドア(15)の延在部(17)が当接しているとき、前記第2ドア(15)と第3吹出口(11)との間に、延在部(17)の切欠き部(18)を通して漏洩した空気を第3吹出口(11)に案内する案内室(21)を形成し、
前記開口部(14)と前記第3吹出口(11)とは、前記第2ドア(15)に代えて該第2ドア(15)よりも小さいドア(23)を使用した場合に、該小さいドア(23)によって直接的に開閉可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用空気調和装置。 - 前記第2ドア(15)が第3吹出口(11)を閉じたとき、前記第2ドア(15)の両側部と前記案内室(21)内壁との間に、第3吹出口(11)から車室への空気の漏洩を許容する隙間(22)を形成したことを特徴とする請求項3に記載の自動車用空気調和装置。
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