JP4067353B2 - 脈管内血液フィルタ - Google Patents
脈管内血液フィルタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4067353B2 JP4067353B2 JP2002211132A JP2002211132A JP4067353B2 JP 4067353 B2 JP4067353 B2 JP 4067353B2 JP 2002211132 A JP2002211132 A JP 2002211132A JP 2002211132 A JP2002211132 A JP 2002211132A JP 4067353 B2 JP4067353 B2 JP 4067353B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- opening
- blood
- closing member
- catheter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、血管内に留置可能な脈管内血液フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、動脈硬化性疾患、心疾患の増加により、体外循環回路を形成して手術を行う方法が多く用いられている。体外循環回路は、心臓上下行静脈に接続される脱血カニューレと、脱血カニューレと人工心肺装置とを接続する脱血回路と、血液への酸素付加および二酸化炭素の除去および送血を行う人工心肺装置と、心臓上下行動脈あるいは腸骨動脈に接続される送血カニューレと、この送血カニューレと人工心肺装置とを接続する返血回路により構成されている。つまり、体外循環により、心臓を通過することなく、心臓上下行静脈に接続された脱血カニューレより流出した血液は、酸素付加および二酸化炭素除去されたのち、心臓上下行動脈あるいは腸骨動脈に接続された送血カニューレにより、患者に返血される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、送血カニューレを接続する際、心臓上行動脈根本をクランプし、そのすぐ末梢側に、送血カニューレを接続することが多く、この場合、返血カニューレより上下行動脈内に流入する血液により、上下行動脈がフラッシングされることとなる。そして、上下行動脈付近の血管域で動脈硬化症を呈している患者の場合、血液によるフラッシングにより、血管壁から動脈硬化巣の組織片、血管壁付着物がはがれ落ちる場合がある。
【0004】
血栓除去用のフィルタとしては、例えば、特開平7−124251号公報、特開昭61−41444号公報などがある。しかし、特開昭61−41444号公報のものは、静脈内に留置することを目的としているため、血液の流れが逆である動脈内に直接適用できるものではない。また、特開昭61−41444号公報のものをもし動脈内に適用すると、網目状フィルタの後端側外面にトラップされた組織片が、フィルタの折り畳みとともに、外面より離脱し、血管中に流出する危険性がある。
また、特開平7−124251号公報の動脈内留置用血液フィルタは、後端側が開口し、先端側に突出した捕捉空間を形成する折り畳みおよび拡張可能なフィルタ部材と、フィルタ部材の拡張および折り畳みを行うフィルタ開閉部材とを有している。さらに、特開平7−124251号公報の図1に示すように、動脈内留置用血液フィルタ1は、芯材2と、芯材2に移動可能に設けられたリング状部材6と、一端が芯材2に固定され、他端がリング状部材6に固定された複数の弾性部材からなるフィルタ保持部4と、芯材2の後端側が開口し、芯材2の先端側に突出した捕捉空間を形成し、かつフィルタ保持部4に固定された折り畳みおよび拡張可能であり、さらに拡張した状態にて後端部側面が動脈内壁にほぼ密着するフィルタ部材5と、リング状部材6を前記芯材の軸方向に移動させフィルタ部材5の開閉を行うフィルタ部材開閉機構とを有している。
【0005】
この動脈内留置用血液フィルタはある程度の効果を有するが、フィルタ部材5の動脈内壁への密着が複数の弾性部材からなるフィルタ保持部4により行われるため、フィルタ保持部間、特に、2つのフィルタ保持部の中間部におけるフィルタ部材の動脈への密着が不十分となり、動脈内壁付近を流れる血液流中の異物の除去という点において不十分であった。
そこで、本発明の目的は、血管内への留置および抜去可能であり、フィルタ部材の開口部の動脈内壁への密着が良好であり、組織片を確実に捕捉することができる脈管内血液フィルタを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するものは、以下のものである。
(1) 芯材と、該芯材を挿通し前記芯材上をスライド可能なカテーテル部材とからなる本体部と、後端側が開口し、先端側に突出した捕捉空間を形成する折り畳みおよび拡張可能なフィルタ部材と該フィルタ部材の前記開口に設けられフィルタ部材の折り畳みおよび拡張を補助する環状のフィルタ開閉部材とからなるフィルタ部と、前記フィルタ部材の先端部を前記カテーテル部材の先端側に固定する先端固定部と、前記フィルタ開閉部材と前記芯材の先端側とを接続する少なくとも1本の前方牽引用線材と、前記フィルタ開閉部材と前記カテーテル部材とを前記フィルタ開閉部材より基端側の位置にて接続する少なくとも1本の後方牽引用線材とを有し、前記フィルタ開閉部材は、非応力負荷時では環状となり、応力負荷時には負荷された応力により変形するものであり、血管内において血管より応力を受けることにより変形するとともに血管内壁に密着可能であり、前記フィルタ部は、前記芯材の前記カテーテル部材に対する軸方向への移動による前記フィルタ開閉部材の変形および復元により、開閉するものである脈管内血液フィルタ。
(2) 前記先端固定部は、X線造影性を備えている(1)に記載の脈管内血液フィルタ。
【0007】
また、上記目的を達成するものは、以下のものである。
(3) 芯材と、該芯材を挿通し前記芯材上をスライド可能なカテーテル部材とからなる本体部と、先端側が開口し後端側に突出した捕捉空間を形成する折り畳みおよび拡張可能なフィルタ部材と該フィルタ部材の前記開口に設けられフィルタ部材の折り畳みおよび拡張を補助する環状のフィルタ開閉部材とからなるフィルタ部と、前記フィルタ部材の後端部を前記カテーテル部材に固定する後端固定部と、前記フィルタ開閉部材と前記芯材の先端側とを接続する少なくとも1本の前方牽引用線材と、前記フィルタ開閉部材と前記カテーテル部材とをフィルタ開閉部材より基端側の位置にて接続する少なくとも1本の後方牽引用線材とを有し、前記フィルタ開閉部材は、非応力負荷時では環状となり、応力負荷時には負荷された応力により変形するものであり、血管内において血管より応力を受けることにより変形するとともに血管内壁に密着可能であり、前記フィルタ部は、前記芯材の前記カテーテル部材に対する軸方向への移動による前記フィルタ開閉部材の変形および復元により、開閉するものである脈管内血液フィルタ。
(4) 前記後方牽引用線材は、前記フィルタ開閉部材を前記フィルタ部材の外側において前記カテーテル部材に固定するものである上記(3)に記載の脈管内血液フィルタ。
(5) 前記後方牽引用線材は、前記フィルタ開閉部材を前記フィルタ部材の内側において前記カテーテル部材に固定するものである上記(3)に記載の脈管内血液フィルタ。
【0008】
(6) 前記フィルタ開閉部材は、形状記憶性能を有する線材により形成され、押圧による変形が可能であると共に円状に復元する復元性を備えるものである上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
(7) 前記前方牽引用線材および/または後方牽引用線材は複数本設けられている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
(8) 前記前方牽引用線材および/または前記後方牽引用線材は複数本設けられており、かつそれら線材は、前記芯材の中心軸に対して、向かい合うようにもしくはほぼ等角度となるように配置されている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
(9) 前記前方牽引用線材は複数本設けられており、かつそれら線材は、前記芯材の中心軸に対して、向かい合うようにもしくはほぼ等角度となるように配置されており、前記後方牽引用線材は複数本設けられており、かつそれら線材は、前記芯材の中心軸に対して、向かい合うようにもしくはほぼ等角度となるように配置されており、かつ、前記後方牽引用線材の先端部は、前記フィルタ開閉部材に接続された隣り合う前方牽引用線材の後端部の中央付近となる前記フィルタ開閉部材の部位に接続されているものである上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
【0009】
(10) 前記脈管内血液フィルタは、前記本体部上をスライド可能な筒状シースを備えている上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
(11) 前記脈管内フィルタは、該フィルタの血液と接触する外面に親水性潤滑層を備えている上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
(12) 前記芯材もしくは前記カテーテル部材または前記シースは、比較的柔軟な先端部と該先端部に比べて剛性の高い本体部からなるものである上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
(13) 前記芯材は、先端に柔軟性先端部材を備えている上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
(14) 前記カテーテル部材は、前記フィルタ部材内に位置する部位に設けられた側孔を備えている上記(1)ないし(13)のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
【0010】
【発明の実施の形態】
そこで、本発明の脈管内血液フィルタを図面に示した実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の脈管内血液フィルタの一実施例の外観図であり、図2は、図1の血液フィルタの先端部分の拡大斜視図である。図3は、図1の右側面拡大図であり、図4は、図1のA−A線断面拡大図である。図5は、図1の血液フィルタの基端部の拡大断面図である。図6は、本発明の脈管内血液フィルタの作用を説明するための説明図である。
【0011】
本発明の脈管内血液フィルタ1は、芯材21と芯材21上をスライド可能なカテーテル部材22とからなる本体部2と、後端側が開口し、先端側に突出した捕捉空間31aを形成する折り畳みおよび拡張可能なフィルタ部材31とフィルタ部材31の開口31bに設けられフィルタ部材31の折り畳みおよび拡張を補助する環状のフィルタ開閉部材32とからなるフィルタ部3と、フィルタ部材31の先端部を本体部2の先端側に固定する先端固定部33と、フィルタ開閉部材32と芯材21の先端側とを接続する少なくとも1本の前方牽引用線材34と、フィルタ開閉部材32と本体部2とをフィルタ開閉部材32より基端側の位置にて接続する少なくとも1本の後方牽引用線材35とを備えている。
【0012】
本発明の脈管内血液フィルタ1は、本体部2とフィルタ部3とフィルタ部3を本体部に固定もしくは保持する先端固定部33、前方牽引用線材34および後方牽引用線材35を備えている。
本体部2は、芯材21と芯材21上をスライド可能なカテーテル部材22とからなる。
芯材21としては、ある程度の可撓性と剛性を備える線状体が用いられる。具体的には、ステンレス鋼線、ピアノ線、バネ用高張力鋼線、超弾性金属線などが好適である。芯材の長さとしては、100〜1500mm程度が好適であり、外径は、0.1〜2.0mm程度が好適である。芯材21の先端は、図1および図2に示すように、先端が湾曲していることが好ましい。このようにすることにより、挿入時に血管壁などに損傷を与えることが少ない。また、芯材21がガイドワイヤの役目を果たし、本装置を目的部位に誘導することが可能である。また、芯材21の先端21aには、図8に示し後述する実施例の脈管内血液フィルタ70のように、柔軟性材料により形成された先端面が丸みを帯びた先端部材71を設けてもよい。このようにすることによっても、挿入時に血管壁などに損傷を与えることが少ないものとすることができる。さらに、芯材21は、比較的柔軟な先端部と先端部に比べて剛性の高い本体部からなるものであってもよい。具体的には、先端から3〜50mm程度の芯材部分が柔軟部となっており、その他の部分が柔軟部に比べて剛性の高い本体部となっていることである。さらに、先端部と本体部の境界部分に両者の中間的な物性を備える中間部もしくは物性が徐々に変化する中間部を備えることが好ましい。また、カテーテル本体22の後端より突出する後端部21bが芯材の操作部となっている。
【0013】
カテーテル部材22は、上記の芯材21を摺動可能に挿通するチューブ体である。また、カテーテル部材22の後端部には、カテーテルハブ23が固定されている。
カテーテル部材22としては、内部に芯材21を挿通するルーメンを有するとともに、芯材21の後端側に延びており、芯材21の後端部は、このカテーテル部材22の後端より突出している。カテーテル部材22としては、可撓性チューブ、例えば、軟質塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン)、ポリオレフィンエラストマー(例えば、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレンとポリブテンの混合物など)、ポリアミド、フッ素樹脂(例えば,PTFE,ETFE)、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー、ポリウレタンエラストマー、フッ素樹脂系エラストマーなどの可撓性合成樹脂チューブ、シリコンゴム、ラテックスゴムなどのゴム製チューブが好適に使用される。カテーテル部材22の長さとしては、100〜1500mm程度が好適である。また、カテーテル部材22の外径は、0.5〜5mm程度が好適であり、肉厚は10〜100μm程度が好適である。
【0014】
なお、カテーテル部材22は、比較的柔軟な先端部と先端部に比べて剛性の高い本体部からなるものであってもよい。具体的には、先端から3〜50mm程度の芯材部分が柔軟部となっており、その他の部分が柔軟部に比べて剛性の高い本体部となっていることである。さらに、先端部と本体部の境界部分に両者の中間的な物性を備える中間部もしくは物性が徐々に変化する中間部を備えることが好ましい。本体部の剛性を高めることにより、手元での押し込み力の先端部への伝達性が良好となる。本体部の剛性を高める手段としては、本体部の形成材料にポリイミド、液晶ポリマーなどの剛性の高い樹脂を用いること、また、剛性付与体を設けることにより行うことができる。剛性付与体としては、例えば、線材のメッシュ状編組体、パイプ、コイルなどが考えられる。剛性付与体の形成材料としては、ステンレス鋼(例えば、SUS304)、超弾性等の金属線もしくはパイプ、また、PET、ポリイミド、ポリアミド、ポリカーボネートの剛性繊維もしくはチューブが使用できる。
【0015】
さらに、カテーテル部材22の内面は、内部に通る薬液に影響されない、いわゆる耐薬品性に優れていることが好ましい。特に、血栓溶解術に用いられる場合では、溶解剤物質に、ウロキナーゼ、またはtPA等が用いられる場合もある。内層の材料としては、柔軟性とともに耐薬品性、薬品低付着性および芯材の摺動性を満足するものが好ましい。このような材料としては、例えば、フッ素系エラストマー等の軟質フッ素樹脂、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)及び変成ポリオレフィンを用いることができる。これら樹脂によりカテーテル部材を形成してもよく、また、これら樹脂をカテーテル部材の内面に被覆してもよい。
また、カテーテル部材の内面の摺動性をより高いものとするために、親水性処理を施すことが好ましい。また、カテーテル部材の外面、上述した芯材の外面にも摺動性を高めるために親水性処理を施すことが好ましい。親水性処理は、水膨潤性化合物を内面もしくは外面に直接またはバインダーによって固定することにより行うことができる。また、親水性処理は、親水性と疎水性のブロックコポリマーを内面もしくは外面に固定することによるものであってもよい。また、カテーテル部材、芯材の外面は、上記の親水性処理に代えて、生体適合性を備えるような処理を施してもよい。生体適合性処理としては、抗血栓性材料を被覆もしくは固定することにより行われる。抗血栓性材料としては、例えば、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体、HEMA−ST−HEMAのブロックコポリマー、血栓形成抑制物質(ヘパリンなどの多糖類やプロスタグランジン、抗トロンビン剤等)が好適である。
【0016】
また、カテーテル部材22のフィルタ部材31内に位置する部位に側孔38を設けてもよい。この側孔を設けることにより、カテーテルの基端側(具体的にはポート24)より注入した血栓溶解剤の吐出が可能となる。側孔38は、図2に示すように軸方向複数設けることが好ましい。側孔数としては、2〜8程度が好適である。
カテーテルハブ23は、カテーテル部材22の後端に固定されているとともに、液体流入ポート24とシール弁25を備えている。シール弁25は、芯材21の実質的に液密状態での摺動を可能としている。このため、摺動時および非摺動時にハブ23と芯材21間より血液が漏出することを防止する。
【0017】
フィルタ部3は、フィルタ部材31とフィルタ部材31の開口部に設けられたフィルタ開閉部材32を備えている。
フィルタ部材31は、先端側に突出した捕捉空間31aを形成するとともに折り畳みおよび拡張可能なものであり、図2に示すように、ほぼ紡錘状もしくはほぼ釣鐘状に形成されている。なお、フィルタ部材は、略円錐状のものまた丸底状のものであってもよい。また、フィルタ部材の開口部の径としては、3〜40mm程度が好適である。
【0018】
フィルタ部材31としては、合成樹脂、例えば、ポリオレフィン繊維(ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維)、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維などにより形成された網目状のものが好適である。網目状のものとしては、織布、不織布のいずれでもよい。また、フィルタ部材31の網目の程度としては、40〜1000μm程度が好ましく、より好ましくは、50〜300μmであり、特に、100〜200μmが好ましい。そして、この血液フィルタ1が用いられる際の血液は、基本的にはヘパリン化されているので、フィルタ部材に接触することによる、血栓の発生はないものと考えるが、安全のために、フィルタ部材31を抗血栓性処理してもよい。抗血栓性処理としては、抗血栓性材料のコーティングまた固定が考えられ、抗血栓性材料としては、公知のもの、例えば、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体、HEMA−ST−HEMAのブロックコポリマー、血栓溶解性物質(ウロキナーゼやストレプトキナーゼ等)、血栓形成抑制物質(ヘパリンなどの多糖類やプロスタグランジン、抗トロンビン剤等)が好適である。抗血栓性処理方法としては、上記のような物質を塗布すること、またイオン結合や共有結合によって結合させる方法、材料中に混合する方法などが好適である。特に、結合させることが好ましい。
【0019】
フィルタ開閉部材32は、フィルタ部材31の開口31bに設けられフィルタ部材31の折り畳みおよび拡張を補助する環状体である。フィルタ開閉部材は、非応力負荷時では環状、具体的には円状となり、応力負荷時には負荷された応力により変形するものであり、かつ、ある程度の剛性を備えている。このため、血管内において血管より応力を受けることにより変形するとともに血管内壁に密着する。
具体的には、フィルタ開閉部材32は、形状記憶性能を有する線材により形成され、押圧による変形が可能であると共に円状に復元する復元性を備えるものである。具体的には、1本若しくは複数の弾性変形する環状体により形成されている。弾性変形環状体は、ある程度の弾性と剛性を有する材料により形成されている。具体的に、ニッケル−チタン鋼線に代表される超弾性合金、バネ用高張力鋼線、ピアノ線などの金属線、ポリアミド、フッ素樹脂(PTFE,ETFE)などの比較的剛性の高い合成樹脂により形成された合成樹脂線状体などが好適に使用される。フィルタ開閉部材32としては、非応力負荷時の外径が、留置される血管内径より若干大きいものが用いられる。具体的には、フィルタ開閉部材32は非応力負荷時の外径が、3〜40mm程度であることが好適である。
【0020】
そして、芯材21を先端側に移動することにより、フィルタ部材31の開口部に設けられたフィルタ開閉部材32が折り畳まれることにより、フィルタ部材31も折り畳まれ、フィルタ部材31の内表面に捕捉された組織片は、折り畳まれたフィルタ部材31内に収納され、血液フィルタ1の動脈からの抜去時に血液中に流出することがない。
【0021】
そして、フィルタ部材31の先端部は、図2に示すように、先端固定部33により、本体部2の先端側に固定されフィルタ部材31の先端部は閉塞している。この実施例の血液フィルタ1では、フィルタ部材31の先端部は、先端固定部33により、カテーテル部材22の先端部に固定されている。なお、先端固定部33は、X線造影性を備えることが好ましい。先端固定部33にX線造影性を付与する方法としては、先端固定部33自体をX線造影性材料により形成すること、また、先端固定部33にX線造影性部材を取り付けることにより行うことができる。X線造影性材料としては、金、プラチナ、タングステンなどのX線造影性金属パイプもしくは線材が利用できる。さらに、フィルタ部材31の開口部周縁もX線造影性を備えることが好ましい。この方法としては、フィルタ開閉部材をX線造影性材料により形成すること、また、上述したようなX線造影性材料により形成された線材(具体的には、糸)を巻き付けることが考えられる。上記のようにすることにより、フィルタ部3の先端および後端の位置、さらには、開口状態をX線造影により確認することができる。
【0022】
そして、図1および図2に示すように、この実施例の血液フィルタ1は、フィルタ開閉部材32と芯材21の先端側とを接続する少なくとも1本の前方牽引用線材34と、フィルタ開閉部材32と本体部2とをフィルタ開閉部材32より基端側の位置にて接続する少なくとも1本の後方牽引用線材35とを備えている。
この実施例では、前方牽引用線材34は、3本以上設けられておりかつそれらは芯材21の中心軸に対して、ほぼ等角度となるように配置されている。具体的には、6本の前方牽引用線材が設けられており、それらは、芯材21の中心軸に対して、ほぼ60度間隔となるように配置されている。また、各前方牽引用線材の先端部は、固定部材36により芯材21の先端部に固定されている。また、この実施例では、前方牽引用線材34は、フィルタ部材31を貫通している。具体的には、図2および図3に示すように、前方牽引用線材34は、フィルタ開閉部材32に一端が固定され、フィルタ部材31内を延び、フィルタ部材31の先端側にてフィルタ部材31に形成された細孔よりフィルタ部材を貫通しフィルタ部材の外部に延び、カテーテル部材22の先端側、この実施例では、芯材21の先端部に固定されている。このようにすることにより、フィルタ部材として先端側の外径が大きなものを用いることができ、かつそのようなフィルタの拡径を牽引用線材34が阻害することがなく、使用時におけるフィルタ部材の捕捉空間が大きくなると共に使用後に折り畳んだ際における捕捉物の流出防止作用も高いものとなる。なお、前方牽引用線材34は、フィルタ部材31を貫通することなく、全体がフィルタ部材31の外側に位置するものであってもよい。この場合、前方牽引用線材34はフィルタ部材31を貫通しない。
【0023】
また、この実施例では、後方牽引用線材35は、3本以上設けられておりかつそれらは芯材21(言い換えれば、カテーテル部材)の中心軸に対して、ほぼ等角度となるように配置されている。具体的には、6本の後方牽引用線材が設けられており、それらは、芯材21(言い換えれば、カテーテル部材)の中心軸に対して、ほぼ60度間隔となるように配置されている。また、各後方牽引用線材の後端部は、固定部材37によりカテーテル部材22の先端部に固定されている。前方牽引用線材および後方牽引用線材としては、2〜8本程度が好適である。
そして、各後方牽引用線材35の先端部は、フィルタ開閉部材32に隣り合う前方牽引用線材のフィルタ開閉部材32への後端固定部のほぼ中央となる位置に固定されている。これにより、フィルタ開閉部材の変形が良好なものとなっている。
【0024】
前方牽引用線材34および後方牽引用線材35としては、糸、金属細線それらの撚り線などが使用できる。糸としては、合成繊維もしくは天然繊維の糸さらにはそれらの混合繊維さらにはそれらの撚糸を用いることができる。合成繊維としては、有機合成繊維(例えば、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、炭素繊維)さらには、無機合成繊維(例えば、ガラス繊維、セラミック繊維)などどのようなものであってもよい。また、金属細線としては、どのようなものでもよく、例えば、ステンレス鋼細線、超弾性金属細線、アモルファス金属細線さらにはそれらの撚線が使用できる。前方牽引用線材および後方牽引用線材の長さとしては、10〜80mm程度であることが好ましい。また、線材の線径としては、50〜1000μm程度が好ましい。また、この実施例の血液フィルタ1では、前方牽引用線材34の方が後方牽引用線材35より長いものとなっている。
そして、これら前方牽引用線材および後方牽引用線材の表面を抗血栓性処理することが好ましい。抗血栓性処理としては、上述した方法が利用できる。
【0025】
図1および図2に示す状態では、フィルタ開閉部材32は、前方牽引用線材34により若干前方に、かつ後方牽引用線材35により若干後方に牽引された状態となっている。このため、図1および図2に示すように、フィルタ開閉部材32は、各牽引部分がそれぞれ前方もしくは後方に引っ張られ変形しており、波状となっている。しかし、図3および図4に示すように、フィルタ開閉部材32は、非応力負荷時に比べて外径は小さくなるもののほぼ円形状を保持している。このため、血管の内径に追従しかつ内壁に密着するため、フィルタ部材31を通過しない血流の形成が極めて少ないものとなっている。
【0026】
本発明の血液フィルタ1では、前方牽引用線材の先端部を固定する固定部材36と後方牽引用線材の後端部を固定する固定部材37との距離が近づくほどフィルタ開閉部材32は非応力負荷時の外径に近づき、フィルタ部材の開口部の開口径は大きくなり、逆に、前方牽引用線材の先端部を固定する固定部材36と後方牽引用線材の後端部を固定する固定部材37との距離が遠ざかるほどフィルタ開閉部材32の牽引用線材による応力が強くなり変形が大きくなり、フィルタ部材の開口部の開口径は小さくなる。
つまり、本発明の血液フィルタ1では、芯材21がカテーテル部材22に対して後端側に移動することにより、図2に示すように、フィルタ部が備えるフィルタ開閉部材32が自力で膨大復元し、開口することで、芯材21の先端側に突出した捕捉空間を血管内にて形成する。そして、フィルタ部材31の開口部はフィルタ開閉部材32に完全に拡張した時、ほぼ紡錘状となるように形成されている。しかし、血管内では、血管内壁によりある程度の応力を受けるため完全にフィルタ開閉部材32が記憶形状に復元しない。このため、フィルタ部材31は開口部付近(フィルタ開閉部材32付近)にゆとりを持った状態となり、ここにフィルタ部材31の開口部側から血液が流入することにより、フィルタ部材31は血流により押し広げられるとともに、フィルタ部材31の開口部またはその付近の部分が、血管内壁にほぼ密着する。また、本発明の血液フィルタ1では、芯材21がカテーテル部材22に対して先端側に移動することにより、フィルタ開閉部材32は前方および後方に強く牽引され多く変形し、このフィルタ開閉部材32の変形によってフィルタ部材31は、図6に示すように折り畳まれる。
【0027】
また、この実施例の血液フィルタ1は、血液フィルタ1を摺動可能に挿通するシース4を備えている。シース4は、シースチューブ41とその後端に固定されたシースハブ42を備えている。
シースチューブ41は、先端から後端まで貫通した血液フィルタ挿通用ルーメンを備えている。また、シースチューブ41の先端部は、図1に示すように、フィルタ部3の収納のために拡径部となっていることが好ましい。拡径部は図1に示すような先端に向かってテーパ状に拡径するものであることが好ましい。シースチューブ41の形成材料としては、上述したカテーテル部材において説明したものが使用できる。さらに、シースチューブ41も上述したカテーテル部材と同様に、比較的柔軟な先端部と先端部に比べて剛性の高い本体部からなるものであってもよい。具体的には、先端から3〜50mm程度の芯材部分が柔軟部となっており、その他の部分が柔軟部に比べて剛性の高い本体部となっていることである。さらに、先端部と本体部の境界部分に両者の中間的な物性を備える中間部もしくは物性が徐々に変化する中間部を備えることが好ましい。本体部の剛性を高めることにより、手元での押し込み力の先端部への伝達性が良好となる。本体部の剛性を高める手段としては、上述したものが利用できる。さらに、シースチューブ41の内面の摺動性をより高いものとするために、親水性処理を施すことが好ましい。親水性処理としては上述した方法が利用できる。
シースハブ42は、シースチューブ41の後端に固定されているとともに、シール弁43を備えている。シール弁43は、カテーテル部材22を実質的に液密状態での摺動を可能としている。このため、摺動時および非摺動時にハブ42とカテーテル部材22間より血液が漏出することを防止する。
【0028】
また、脈管内血液フィルタとしては、図7に示すようなものであってもよい。この実施例の血液フィルタ60の基本構成は上述した血液フィルタ1と同じである。相違は、前方牽引用線材34および後方牽引用線材35が環状フィルタ開閉部材に直接固定されている点および前方牽引用線材34および後方牽引用線材35が各2本向かい合うように配置されている点、また、そのためフィルタ開閉部32が波状でなく真円状になっている点である。また、後方牽引用線材35と前方牽引用線材34の端部は、それぞれが90度ずつずれるようにフィルタ開閉部材32に固定されている。
【0029】
また、脈管内血液フィルタとしては、図8に示すようなものであってもよい。
また、図8に示す脈管内血液フィルタ70は、上述した血液フィルタ60と実質的に同じ構成を備える。相違は、芯材21の先端が湾曲せず直線状となっているとともに先端に柔軟性材料により形成された先端面が丸みを帯びた先端部材71を備える点、また、前方牽引用線材34が、フィルタ部材31を貫通することなく、線材34の全体がフィルタ部材31の外側に位置する点である。先端部材71の形成材料としては、上述した可撓性合成樹脂が好適に使用できる。
【0030】
次に、本発明の他の態様の脈管内血液フィルタ80について説明する。
この実施例の脈管内フィルタ80は、図9に示すように、芯材21と芯材21上をスライド可能なカテーテル部材22とからなる本体部20と、先端側が開口し後端側に突出した捕捉空間31aを形成する折り畳みおよび拡張可能なフィルタ部材31とフィルタ部材31の開口31bに設けられフィルタ部材31の折り畳みおよび拡張を補助する環状のフィルタ開閉部材32とからなるフィルタ部3と、フィルタ部材31の後端部を本体部に固定する後端固定部52と、フィルタ開閉部材32と芯材21の先端側とを接続する少なくとも1本の前方牽引用線材34と、フィルタ開閉部材32と本体部2とをフィルタ開閉部材32より基端側の位置にて接続する少なくとも1本の後方牽引用線材35とを備えている。
この実施例の血液フィルタ80と上述した血液フィルタ1との相違は、フィルタ部材の開口部の向きであり、その他については上述した血液フィルタ1と同じである。同じ部位については同じ符号を付し上述した説明を参照するものとする。
【0031】
この実施例の脈管内血液フィルタ80は、本体部2とフィルタ部3とフィルタ部3を本体部に固定もしくは保持する後端固定部52と、前方牽引用線材34および後方牽引用線材35を備えている。
本体部2は、芯材21と芯材21上をスライド可能なカテーテル部材22とからなる。本体部2については、上述した実施例の血液フィルタ1と同じである。また、図示しないが、カテーテル部材22の後端部には、上述した血液フィルタ1と同様のカテーテルハブ23が固定されている。
【0032】
フィルタ部3は、フィルタ部材51とフィルタ部材51の開口部に設けられたフィルタ開閉部材32を備えている。
フィルタ部材51は、後端側に突出した捕捉空間31aを形成するとともに折り畳みおよび拡張可能なものであり、図9に示すように、ほぼ紡錘状もしくはほぼ釣鐘状に形成されている。なお、フィルタ部材は、略円錐状のものまた丸底状のものであってもよい。また、フィルタ部材の開口部の径としては、3〜40mm程度が好適である。フィルタ部材51としては、上述したフィルタ部材31と同じものが使用される。また、フィルタ開閉部材32についても上述したものと同じである。
この実施例の血液フィルタ80においても、芯材21を先端側に移動することにより、フィルタ部材51の開口部に設けられたフィルタ開閉部材32が折り畳まれることにより、フィルタ部材51も折り畳まれ、フィルタ部材51の内表面に捕捉された組織片は、折り畳まれたフィルタ部材51内に収納され、血液フィルタ80の血管からの抜去時に血液中に流出することがない。
【0033】
そして、フィルタ部材51の先端部は、図9に示すように、開口部となっており、後端部は、後端固定部52により、本体部2のカテーテル本体22に固定されフィルタ部材51の後端部は閉塞している。
そして、図9に示すように、上述した血液フィルタ1と同様に、この実施例の血液フィルタ80においてもフィルタ開閉部材32と芯材21の先端側とは少なくとも1本の前方牽引用線材34により接続され、フィルタ開閉部材32と本体部2とはフィルタ開閉部材32より基端側の位置にて少なくとも1本の後方牽引用線材35により接続されている。前方牽引用線材34および後方牽引用線材35については上述したものと同じである。なお、この実施例の血液フィルタ80では、上述した実施例の血液フィルタ1と異なり、前方牽引用線材34の方が後方牽引用線材35より短いものとなっている。
【0034】
図9に示す状態では、フィルタ開閉部材32は、前方牽引用線材34により若干前方に、かつ後方牽引用線材35により若干後方に牽引された状態となっている。このため、図9に示すように、フィルタ開閉部材32は、各牽引部分がそれぞれ前方もしくは後方に引っ張られ変形しており、波状となっている。しかし、図10および図11に示すように、フィルタ開閉部材32は、非応力負荷時に比べて外径は小さくなるもののほぼ円形状を保持している。このため、血管の内径に追従しかつ内壁に密着するため、フィルタ部材51を通過しない血流の形成が極めて少ないものとなっている。
【0035】
また、この実施例では、後方牽引用線材35は、フィルタ部材51を貫通している。具体的には、図9,図10および図11に示すように、後方牽引用線材35は、フィルタ開閉部材32に一端が固定され、フィルタ部材51内を延び、フィルタ部材51の後端側にてフィルタ部材51に形成された細孔よりフィルタ部材を貫通しフィルタ部材の外部に延び、カテーテル部材22に固定されている。このようにすることにより、フィルタ部材として後端側の外径が大きなものを用いることができ、かつそのようなフィルタの拡径を後方牽引用線材35が阻害することがなく、使用時におけるフィルタ部材の捕捉空間が大きくなると共に使用後に折り畳んだ際における捕捉物の流出防止作用も高いものとなる。なお、後方牽引用線材35は、フィルタ部材51を貫通することなく、全体がフィルタ部材51の外側に位置するものであってもよい。この場合、後方牽引用線材35はフィルタ部材51を貫通しないものとなる。
【0036】
本発明の血液フィルタ80においても、前方牽引用線材の先端部を固定する固定部材36と後方牽引用線材の後端部を固定する固定部材37との距離が近づくほどフィルタ開閉部材32は非応力負荷時の外径に近づき、フィルタ部材の開口部の開口径は大きくなり、逆に、前方牽引用線材の先端部を固定する固定部材36と後方牽引用線材の後端部を固定する固定部材37との距離が遠ざかるほどフィルタ開閉部材32の牽引用線材による応力が強くなり変形が大きくなり、フィルタ部材の開口部の開口径は小さくなる。
【0037】
つまり、本発明の血液フィルタ80においても、芯材21がカテーテル部材22に対して後端側に移動することにより、図9に示すように、フィルタ部が備えるフィルタ開閉部材32が自力で膨大復元し、開口することで、芯材21の先端側に突出した捕捉空間を血管内にて形成する。そして、フィルタ部材51の開口部はフィルタ開閉部材32に完全に拡張した時、ほぼ紡錘状もしくはほぼ釣鐘状となるように形成されている。しかし、血管内では、血管内壁によりある程度の応力を受けるため完全にフィルタ開閉部材32が記憶形状に復元しない。このため、フィルタ部材51は開口部付近(フィルタ開閉部材32付近)にゆとりを持った状態となり、ここにフィルタ部材51の開口部側から血液が流入することにより、フィルタ部材51は血流により押し広げられるとともに、フィルタ部材51の開口部またはその付近の部分が、血管内壁にほぼ密着する。また、本発明の血液フィルタ1では、芯材21がカテーテル部材22に対して先端側に移動することにより、フィルタ開閉部材32は前方および後方に強く牽引され多く変形し、このフィルタ開閉部材32の変形によってフィルタ部材51は折り畳まれる。
【0038】
また、この実施例の血液フィルタ80も上述した血液フィルタ1と同様に、血液フィルタ80を摺動可能に挿通するシース4を備えている。シース4は、シースチューブ41とその後端に固定されたシースハブ42を備えている。シースについては上述したものと同じである。
【0039】
また、脈管内血液フィルタとしては、図12に示すようなものであってもよい。この実施例の血液フィルタ100の基本構成は上述した血液フィルタ80と同じである。相違は、上述した血液フィルタ80では、後方牽引用線材35がフィルタ部材51を貫通しフィルタ部材の外側において一端がカテーテル本体22と接続されているのに対し、この実施例の血液フィルタ100では、後方牽引用線材35がフィルタ部材51の内側においてフィルタ開閉部材32とカテーテル本体22とを接続している点である。図12および図13に示すように、後方牽引用線材35の後端は、フィルタ部材51の内部においてカテーテル本体22の外面に固定部材101により固定されている。このようにすることにより、後方牽引用線材35が外部に露出しないため血管内への挿入操作が容易となる。さらに、この血液フィルタ100では、芯材21の先端が湾曲せず直線状となっているとともに先端に柔軟性材料により形成された先端面が丸みを帯びた先端部材91を備えている。先端部材91の形成材料としては、上述した可撓性合成樹脂が好適に使用できる。なお、上述した血液フィルタ80においても芯材21の先端部をこの実施例の血液フィルタ100のように構成してもよい。
【0040】
次に、本発明の脈管内血液フィルタ1の作用を図1、図2、図14を用いて説明する。
胸部の開心を行った後、心臓上行動脈110の上部であり、大動脈弓より上流側に本発明の血液フィルタ1を挿入する。挿入時は、フィルタ部3がシース内に収納された状態にて、先端側が動脈の下流側となるように挿入する。そして、図2および図14に示すように、シース4の先端部よりフィルタ部3を突出させる。続いて、カテーテルハブ23を保持した状態にて、芯材21の後端部21bを後端側に若干引き、フィルタ部3を拡張させる。そして、フィルタ部材の開口部がほぼ動脈内壁に当接した状態となった位置にて引き込みを終了する。これによりフィルタ部3の拡張状態が維持される。フィルタ部3の開口部側より先端側に向かって動脈血が流れているため、フィルタ部材31の周縁部またはその付近は、血流に押されて動脈内壁に密着する。
【0041】
そして、図14に示すように、送血カニューレ111を心臓上行動脈110であり、かつ血液フィルタ1より上流側に挿入し、脱血カニューレ(図示せず)を心臓上下行静脈に挿入し、送血カニューレ111および脱血カニューレをチューブを用いて人工心肺装置と接続し、体外循環回路を作成する。そして、開心術終了後、カテーテルハブ23を保持した状態にて、芯材21の後端部21bを若干先端側に押し込むことによりフィルタ開閉部材32が折り畳まれフィルタ部材31も折り畳まれた状態となる。そして、フィルタ部材31の内面に捕捉された組織片は、フィルタ部材31の折り畳みにより内部に捕捉される。そして、フィルタ部3は、シース内に収納され、シース4と共に血液フィルタ1は動脈より抜去される。
【0042】
また、心臓上行動脈の動脈硬化病変が著しい場合を含み、術式によっては、上記のような心臓上行動脈ではなく、図15に示すように、心臓下行動脈113に送血カニューレ112を挿入する。大動脈弓より上流側に、図9に示した実施例の血液フィルタ80を挿入する。挿入時は、フィルタ部3がシース内に収納された状態にて、先端側が動脈の下流側となるように挿入する。そして、図15に示すように、シース4の先端部よりフィルタ部3を突出させる。そして、カテーテルハブを保持した状態にて、芯材21の後端部21bを後端側に若干引き、フィルタ部3を拡張させる。そして、フィルタ部材の開口部がほぼ動脈内壁に当接した状態となった位置にて引き込みを終了する。これによりフィルタ部3の拡張状態が維持される。そして、フィルタ部3の開口部側より先端側に向かって動脈血が流れているため、フィルタ部材51の周縁部またはその付近は、血流に押されて動脈内壁に密着する。
【0043】
そして、脱血カニューレ(図示せず)を心臓上下行静脈に挿入し、送血カニューレ112および脱血カニューレ(図示せず)をチューブを用いて人工心肺装置と接続し、体外循環回路を作成する。そして、開心術終了後、カテーテルハブ23を保持した状態にて、芯材21の後端部21bを若干先端側に押し込むことによりフィルタ開閉部材32が折り畳まれフィルタ部材51も折り畳まれた状態となる。そして、フィルタ部材51の内面に捕捉された組織片は、フィルタ部材51の折り畳みにより内部に捕捉される。そして、フィルタ部3は、シース内に収納され、シース4と共に血液フィルタ80は動脈より抜去される。
そして、この血液フィルタ80は、図15に示すように、フィルタ部材は拡張し、心臓上下行大動脈の動脈硬化巣組織片などを補足するため、それらが脳動脈内、心臓冠動脈内に流入することを防止する。
【0044】
【発明の効果】
本発明の脈管内血液フィルタは、芯材と該芯材上をスライド可能なカテーテル部材とからなる本体部と、後端側が開口し、先端側に突出した捕捉空間を形成する折り畳みおよび拡張可能なフィルタ部材と該フィルタ部材の前記開口に設けられフィルタ部材の折り畳みおよび拡張を補助する環状のフィルタ開閉部材とからなるフィルタ部と、前記フィルタ部材の先端部を前記本体部の先端側に固定する先端固定部と、前記フィルタ開閉部材と前記芯材の先端側とを接続する少なくとも1本の前方牽引用線材と、前記フィルタ開閉部材と前記本体部とをフィルタ開閉部材より基端側の位置にて接続する少なくとも1本の後方牽引用線材とを有している。
このため、フィルタ部の開閉操作が容易であり、血管内への留置および抜去可能であり、フィルタ部材の開口部の動脈内壁への密着が良好であり、組織片を確実に捕捉することができる。
【0045】
また、本発明の脈管内血液フィルタは、芯材と該芯材上をスライド可能なカテーテル部材とからなる本体部と、先端側が開口し後端側に突出した捕捉空間を形成する折り畳みおよび拡張可能なフィルタ部材と該フィルタ部材の前記開口に設けられフィルタ部材の折り畳みおよび拡張を補助する環状のフィルタ開閉部材とからなるフィルタ部と、前記フィルタ部材の後端部を前記本体部に固定する後端固定部と、前記フィルタ開閉部材と前記芯材の先端側とを接続する少なくとも1本の前方牽引用線材と、前記フィルタ開閉部材と前記本体部とをフィルタ開閉部材より基端側の位置にて接続する少なくとも1本の後方牽引用線材とを有している。
このため、フィルタ部の開閉操作が容易であり、血管内への留置および抜去可能であり、フィルタ部材の開口部の動脈内壁への密着が良好であり、組織片を確実に捕捉することができる。
【0046】
また、前記フィルタ開閉部材は、形状記憶性能を有する線材により形成され、押圧による変形が可能であると共に円状に復元する復元性を備えるものであれば、フィルタ部の開閉をより容易にできるとともに、フィルタ部材の開口部の動脈内壁への密着をより良好なものとなる。
【0047】
また、前記前方牽引用線材および/または前記後方牽引用線材は複数本設けられており、かつそれら線材は、前記芯材の中心軸に対して、向かい合うようにもしくはほぼ等角度となるように配置することにより、フィルタ開閉部材の血管内壁との密着性を低下させない良好な変形が行われるものとなる。
【0048】
また、前記前方牽引用線材は複数本設けられており、かつそれら線材は、前記芯材の中心軸に対して、向かい合うようにもしくはほぼ等角度となるように配置されており、前記後方牽引用線材は複数本設けられており、かつそれら線材は、前記芯材の中心軸に対して、向かい合うようにもしくはほぼ等角度となるように配置されており、かつ、前記後方牽引用線材の先端部は、前記フィルタ開閉部材に接続された隣り合う前方牽引用線材の後端部の中央付近となる前記フィルタ開閉部材の部位に接続されているとすることにより、フィルタ開閉部材の血管内壁との密着性を低下させない良好な変形がより確実に行われるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の脈管内血液フィルタの一実施例の外観図である。
【図2】 図2は、図1の血液フィルタの先端部分の拡大斜視図である。
【図3】 図3は、図1の右側面拡大図である。
【図4】 図4は、図1のA−A線断面拡大図である。
【図5】 図5は、図1の血液フィルタの基端部の拡大断面図である。
【図6】 図6は、本発明の脈管内血液フィルタの作用を説明するための説明図である。
【図7】 図7は、本発明の脈管内血液フィルタの他の実施例の先端部分の拡大斜視図である。
【図8】 図8は、本発明の脈管内血液フィルタの他の実施例の先端部分の拡大斜視図である。
【図9】 図9は、本発明の脈管内血液フィルタの他の実施例の先端部分の拡大斜視図である。
【図10】 図10は、図9の血液フィルタを先端側から見た拡大図である。
【図11】 図11は、図9のB−B線断面拡大図である。
【図12】 図12は、本発明の脈管内血液フィルタの他の実施例の先端部分の拡大斜視図である。
【図13】 図13は、図12の血液フィルタを先端側から見た拡大図である。
【図14】 図14は、本発明の脈管内血液フィルタの作用を説明するための説明図である。
【図15】 図15は、本発明の脈管内血液フィルタの作用を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 脈管内血液フィルタ
2 本体部
3 フィルタ部
4 シース
21 芯材
22 カテーテル部材
31 フィルタ部材
31a 捕捉空間
31b 開口
32 フィルタ開閉部材
33 先端固定部
34 前方牽引用線材
35 後方牽引用線材
Claims (14)
- 芯材と、該芯材を挿通し前記芯材上をスライド可能なカテーテル部材とからなる本体部と、後端側が開口し、先端側に突出した捕捉空間を形成する折り畳みおよび拡張可能なフィルタ部材と該フィルタ部材の前記開口に設けられフィルタ部材の折り畳みおよび拡張を補助する環状のフィルタ開閉部材とからなるフィルタ部と、前記フィルタ部材の先端部を前記カテーテル部材の先端側に固定する先端固定部と、前記フィルタ開閉部材と前記芯材の先端側とを接続する少なくとも1本の前方牽引用線材と、前記フィルタ開閉部材と前記カテーテル部材とを前記フィルタ開閉部材より基端側の位置にて接続する少なくとも1本の後方牽引用線材とを有し、
前記フィルタ開閉部材は、非応力負荷時では環状となり、応力負荷時には負荷された応力により変形するものであり、血管内において血管より応力を受けることにより変形するとともに血管内壁に密着可能であり、前記フィルタ部は、前記芯材の前記カテーテル部材に対する軸方向への移動による前記フィルタ開閉部材の変形および復元により、開閉するものであることを特徴とする脈管内血液フィルタ。 - 前記先端固定部は、X線造影性を備えている請求項1に記載の脈管内血液フィルタ。
- 芯材と、該芯材を挿通し前記芯材上をスライド可能なカテーテル部材とからなる本体部と、先端側が開口し後端側に突出した捕捉空間を形成する折り畳みおよび拡張可能なフィルタ部材と該フィルタ部材の前記開口に設けられフィルタ部材の折り畳みおよび拡張を補助する環状のフィルタ開閉部材とからなるフィルタ部と、前記フィルタ部材の後端部を前記カテーテル部材に固定する後端固定部と、前記フィルタ開閉部材と前記芯材の先端側とを接続する少なくとも1本の前方牽引用線材と、前記フィルタ開閉部材と前記カテーテル部材とをフィルタ開閉部材より基端側の位置にて接続する少なくとも1本の後方牽引用線材とを有し、
前記フィルタ開閉部材は、非応力負荷時では環状となり、応力負荷時には負荷された応力により変形するものであり、血管内において血管より応力を受けることにより変形するとともに血管内壁に密着可能であり、前記フィルタ部は、前記芯材の前記カテーテル部材に対する軸方向への移動による前記フィルタ開閉部材の変形および復元により、開閉するものであることを特徴とする脈管内血液フィルタ。 - 前記後方牽引用線材は、前記フィルタ開閉部材を前記フィルタ部材の外側において前記カテーテル部材に固定するものである請求項3に記載の脈管内血液フィルタ。
- 前記後方牽引用線材は、前記フィルタ開閉部材を前記フィルタ部材の内側において前記カテーテル部材に固定するものである請求項3に記載の脈管内血液フィルタ。
- 前記フィルタ開閉部材は、形状記憶性能を有する線材により形成され、押圧による変形が可能であると共に円状に復元する復元性を備えるものである請求項1ないし5のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
- 前記前方牽引用線材および/または後方牽引用線材は複数本設けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
- 前記前方牽引用線材および/または前記後方牽引用線材は複数本設けられており、かつそれら線材は、前記芯材の中心軸に対して、向かい合うようにもしくはほぼ等角度となるように配置されている請求項1ないし7のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
- 前記前方牽引用線材は複数本設けられており、かつそれら線材は、前記芯材の中心軸に対して、向かい合うようにもしくはほぼ等角度となるように配置されており、前記後方牽引用線材は複数本設けられており、かつそれら線材は、前記芯材の中心軸に対して、向かい合うようにもしくはほぼ等角度となるように配置されており、かつ、前記後方牽引用線材の先端部は、前記フィルタ開閉部材に接続された隣り合う前方牽引用線材の後端部の中央付近となる前記フィルタ開閉部材の部位に接続されているものである請求項1ないし7のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
- 前記脈管内血液フィルタは、前記本体部上をスライド可能な筒状シースを備えている請求項1ないし9のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
- 前記脈管内フィルタは、該フィルタの血液と接触する外面に親水性潤滑層を備えている請求項1ないし10のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
- 前記芯材もしくは前記カテーテル部材または前記シースは、比較的柔軟な先端部と該先端部に比べて剛性の高い本体部からなるものである請求項1ないし11のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
- 前記芯材は、先端に柔軟性先端部材を備えている請求項1ないし12のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
- 前記カテーテル部材は、前記フィルタ部材内に位置する部位に設けられた側孔を備えている請求項1ないし13のいずれかに記載の脈管内血液フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002211132A JP4067353B2 (ja) | 2002-07-19 | 2002-07-19 | 脈管内血液フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002211132A JP4067353B2 (ja) | 2002-07-19 | 2002-07-19 | 脈管内血液フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004049545A JP2004049545A (ja) | 2004-02-19 |
| JP4067353B2 true JP4067353B2 (ja) | 2008-03-26 |
Family
ID=31934456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002211132A Expired - Fee Related JP4067353B2 (ja) | 2002-07-19 | 2002-07-19 | 脈管内血液フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4067353B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018168832A1 (ja) | 2017-03-13 | 2018-09-20 | 東レ株式会社 | フィルターデバイス |
| WO2019022224A1 (ja) | 2017-07-27 | 2019-01-31 | 東レ株式会社 | フィルターデバイス |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20060149313A1 (en) * | 2004-12-30 | 2006-07-06 | Edward Arguello | Distal protection apparatus with improved wall apposition |
| JP2007202614A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Kaneka Corp | カテーテル |
| JP4925729B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2012-05-09 | ニプロ株式会社 | 経皮的血栓除去用デバイス |
| JP4925728B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2012-05-09 | ニプロ株式会社 | 飛散異物捕捉用デバイス |
| JP5951955B2 (ja) * | 2011-10-17 | 2016-07-13 | 株式会社東海メディカルプロダクツ | 栓塞物質捕捉用フィルターデバイス |
| CA2855387C (en) * | 2011-11-10 | 2020-08-04 | Transaortic Medical, Inc. | System for deploying a device to a distal location across a diseased vessel |
| WO2014006738A1 (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-09 | テルモ株式会社 | 生体管腔内治療デバイス |
| WO2015100045A1 (en) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical retrieval devices and methods |
| CN111166964A (zh) * | 2020-03-05 | 2020-05-19 | 安徽宏宇五洲医疗器械股份有限公司 | 多功能输血器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5972019A (en) * | 1996-07-25 | 1999-10-26 | Target Therapeutics, Inc. | Mechanical clot treatment device |
| US6540722B1 (en) * | 1999-12-30 | 2003-04-01 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Embolic protection devices |
-
2002
- 2002-07-19 JP JP2002211132A patent/JP4067353B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018168832A1 (ja) | 2017-03-13 | 2018-09-20 | 東レ株式会社 | フィルターデバイス |
| KR20190109751A (ko) | 2017-03-13 | 2019-09-26 | 도레이 카부시키가이샤 | 필터 디바이스 |
| US11026705B2 (en) | 2017-03-13 | 2021-06-08 | Toray Industries, Inc. | Filter device |
| WO2019022224A1 (ja) | 2017-07-27 | 2019-01-31 | 東レ株式会社 | フィルターデバイス |
| KR20200015692A (ko) | 2017-07-27 | 2020-02-12 | 도레이 카부시키가이샤 | 필터 디바이스 |
| US11071616B2 (en) | 2017-07-27 | 2021-07-27 | Toray Industries, Inc. | Filter device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2004049545A (ja) | 2004-02-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7144381B2 (en) | Hemodialysis system and method | |
| CA2666712C (en) | Filter assemblies | |
| JP6895256B2 (ja) | 医療デバイス | |
| US20030055377A1 (en) | Exchangeable catheter | |
| JP2003527924A (ja) | 狭窄用インプラント | |
| JP2002543875A (ja) | 塞栓防止器具用の改良型フィルタエレメント | |
| JP4067353B2 (ja) | 脈管内血液フィルタ | |
| JP2001506912A (ja) | 膨張できる内腔デバイス及び使用方法 | |
| CA2608347A1 (en) | Medical device delivery systems that facilitate medical device placement in the presence of ultrasonic waves | |
| CN101563129A (zh) | 过滤器组件 | |
| JP6785106B2 (ja) | 医療システム | |
| JP6158616B2 (ja) | 体腔内の異物捕捉具 | |
| JPH07124251A (ja) | 動脈内留置用血液フィルタ | |
| JP5735293B2 (ja) | 生体器官病変部改善用器具 | |
| CN210541686U (zh) | 一种用于治疗冠状动脉穿孔的封堵导管 | |
| WO2002096483A2 (en) | Exchangeable catheter | |
| JP2018033491A (ja) | 医療デバイスおよび処置方法 | |
| CN216876727U (zh) | 分体组合式腔内修复器械及输送装置 | |
| JP7103218B2 (ja) | フィルターデバイス | |
| JP2019072301A (ja) | 回収方法 | |
| JP2022106566A (ja) | 管腔内物質捕捉用デバイス | |
| JP2001058010A (ja) | カテーテル | |
| CN208481852U (zh) | 一种冠状静脉指引系统 | |
| CN221903888U (zh) | 超声导管 | |
| JP2002143319A (ja) | イントロデューシングカテーテルと薬物放出機能を持つ診断治療用カテーテルとの組立体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050705 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070515 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070605 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070806 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071225 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080108 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 5 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |