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JP4070643B2 - 表示用データ生成装置、表示用データ生成システム、データ管理装置、表示用データ生成方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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JP4070643B2 - 表示用データ生成装置、表示用データ生成システム、データ管理装置、表示用データ生成方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

表示用データ生成装置、表示用データ生成システム、データ管理装置、表示用データ生成方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、拡張マークアップ言語(XML)形式等の形式の表示すべき文書データを、その文書データをその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定する拡張スタイルシート言語(XSL)形式等の形式の変換データに基づいて変換し、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)形式等の形式の表示用データを生成する表示用データ生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、データを記述する言語として国際標準化機構(ISO)の標準化した標準マークアップ言語(SGML)が用いられていたが、近年、このSGMLから派生し、特にインターネット上でのデータ交換を意識して設計された拡張マークアップ言語(XML)が用いられるようになってきている。
【0003】
このXMLによれば、種々のタグを用いて含まれるデータ要素の属性や構造を記述することができ、さらにタグの種類や名称も必要に応じて自由に設定することができるので、非常に広範なデータを記述することができる。また、テキスト形式でデータを記載するため、プラットフォームに依存せずにデータを交換することができる。
【0004】
しかし、このXMLによって記述された情報(以下「XMLデータ」という。同様に、XSLによって記述された情報を「XSLデータ」、HTMLによって記述された情報を「HTMLデータ」という)は、一般には書式情報を含まないため、そのままではXMLデータを好ましい書式で表示することができない。さらに、インターネット上の情報を表示するために広く用いられているブラウザには、そもそもXMLデータの構造を理解することができないものもある。
【0005】
そこで、XMLデータをブラウザに表示させようとする場合には、XMLデータをブラウザが認識できるHTMLデータに変換することが行われている。そして、このための変換規則を規定するデータを記述する方式として、拡張スタイルシート言語(XSL)が知られている。
【0006】
ブラウザに表示させたいXMLデータを、XSLデータによって規定された規則に従ってXSLプロセッサによってHTMLデータに変換することにより、ブラウザがその内容を解釈して表示を行うことが可能になる。このとき、適当な書式データを持つHTMLデータに変換するようにすれば、XMLデータの内容を好みの書式で表示させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の方式は、1つのXMLデータを1つのXSLデータに従って1つのHTMLデータに変換するものである。従って、この方式では、複数のXMLデータの内容を1つのHTMLデータに変換してブラウザに表示させることは困難であるという問題があった。
【0008】
この発明は、このような問題を解決し、文書データを所定の変換データを参照して表示用データに変換し、この表示用データを用いて表示を行う場合において、複数の文書データの内容を1つの表示用データよって表示させる処理を容易に行うことができるようにすることを目的とする。さらに、複数の文書データの内容を所望の配置で表示できるようにすることも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明の表示用データ生成装置は、表示すべき複数の文書データを取得する文書データ取得手段と、上記複数の文書データの各々について、その文書データをその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定する変換データを取得する変換データ取得手段と、上記複数の文書データの内容を表示させる際の配置を示す配置データを取得する配置データ取得手段と、上記配置データと上記複数の文書データの各々についての上記変換データとに基づいて上記複数の文書データを変換し、その内容を上記配置データの示す配置で表示させるための1つの表示用データを生成する表示用データ生成手段とを設けたものである。
【0010】
このような表示用データ生成装置において、上記表示用データ生成手段が、上記文書データ取得手段の取得した複数の文書データを適当な順番に配列し、上記配置データに含まれる配置の情報を付加した1つの文書データを生成する手段と、上記変換データ取得手段の取得した変換データを適当な順番に配列して1つの変換データを生成する手段と、上記1つの変換データと上記1つの文書データに付加された配置の情報とに基づいて上記1つの文書データを変換して上記1つの表示用データを生成する手段とを有するようにするとよい。
【0011】
さらに、上記配置データが、表示すべき文書データ及びその文書データに対応した変換データの取得方法を参照するための取得方法参照情報を含み、上記文書データ取得手段が、上記取得方法参照情報を参照して上記複数の文書データを取得する手段を有し、上記変換データ取得手段が、上記取得方法参照情報を参照して必要な変換データを取得する手段を有するようにするとよい。
【0012】
あるいは、上記配置データを、上記複数の文書データの表示内容の配置を所定のブロック単位で示すデータとするとよい。
【0013】
さらに、上記配置データが、上記ブロック毎にそのブロックの位置に表示すべき文書データ及びその文書データに対応した変換データの取得方法を参照するための取得方法参照情報を含み、上記文書データ取得手段が、上記取得方法参照情報を参照して上記複数の文書データを取得する手段を有し、上記変換データ取得手段が、上記取得方法参照情報を参照して必要な変換データを取得する手段を有するようにしてもよい。
【0014】
これらの表示用データ生成装置において、上記変換データ取得手段に、上記変換データを構成する要素を示す要素情報を取得する手段と、その要素情報に従って上記変換データを構成する各要素を取得する手段と、取得した各要素を結合して必要な変換データを取得する手段とを設け、上記変換データを構成する各要素を、それぞれ上記文書データの一部をその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定するデータとするとよい。
【0015】
さらに、表示用データの生成要求を受け付ける表示要求受付手段と、上記生成要求を行ったユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段とを設け、上記配置データ取得手段を、その識別情報取得手段の取得した識別情報に従って、上記表示用データの生成要求を行ったユーザに対応する配置データを取得する手段とするとよい。
【0016】
あるいは、表示用データの生成要求を受け付ける表示要求受付手段と、上記生成要求を行ったクライアントの識別情報を取得する識別情報取得手段とを設け、上記配置データ取得手段を、その識別情報取得手段の取得した識別情報に従って、上記表示用データの生成要求を行ったクライアントに対応する配置データを取得する手段とするとよい。
【0017】
さらに、これらの表示用データ生成装置において、上記表示用データ生成手段によって生成する表示用データを用いて表示を行う装置の種別情報を取得する表示装置種別取得手段を設け、上記配置データ取得手段を、上記表示装置種別取得手段の取得した種別情報に従って、その種別情報の示す種別の装置における表示に適した配置を示す配置データを取得する手段とするとよい。
【0018】
これらの表示用データ生成装置において、上記文書データを拡張マークアップ言語(XML)形式のデータとし、上記変換データを拡張スタイルシート言語(XSL)形式のデータとし、上記表示用データをハイパーテキストマークアップ言語(HTML)形式のデータとするとよい。
【0019】
さらに、上記配置データも拡張マークアップ言語(XML)形式のデータとするとよい。
【0020】
また、この発明の表示用データ生成システムは、上記の表示用データ生成装置と、その表示用データ生成装置と接続されたデータ管理装置とからなる表示用データ生成システムであって、上記データ管理装置に、上記文書データとその文書データに対応した変換データとを蓄積するデータ蓄積手段を設け、上記表示用データ生成装置において、上記文書データ取得手段に、上記データ管理装置から文書データを取得する手段を設け、上記変換データ取得手段に、上記データ管理装置から変換データを取得する手段を設けたものである。
【0021】
このような表示用データ生成システムにおいて、上記データ管理装置に、上記表示用データ生成装置の上記文書データ取得手段からの文書データの取得要求に応じて上記データ蓄積手段に蓄積している文書データを加工する文書データ加工手段を設けるとよい。
【0022】
更に、このような表示用データ生成システムにおいて、上記文書データ取得手段及び/又は上記変換データ取得手段は、SOAPによる通信によって文書データ又は変換データを取得するようにしてもよい。
【0023】
この発明の表示用データ生成システムはまた、上記の表示用データ生成装置と、その表示用データ生成装置と接続された識別情報取得装置とによって構成される表示用データ生成システムであって、上記識別情報取得装置に、上記表示用データ生成装置に対して表示用データの生成要求を行うユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段を設け、上記表示用データ生成装置の上記配置データ取得手段を、上記識別情報取得装置の取得した識別情報に従って、表示用データの生成要求を行ったユーザに対応する配置データを取得する手段としたものである。
【0024】
このような表示用データ生成システムにおいて、上記識別情報取得手段は、上記表示用データ生成装置に対して表示用データの生成要求を行うクライアントの識別情報を取得し、上記表示用データ生成装置の上記配置データ取得手段は、上記識別情報取得装置の取得した上記クライアントの識別情報に従って、表示用データの生成要求を行った上記クライアントに対応する配置データを取得するようにしてもよい。
【0025】
また、このような表示用データ生成システムにおいて、上記識別情報取得手段は、上記表示用データ生成装置に対して表示用データの生成要求を行う装置の種別情報を取得し、上記表示用データ生成装置の上記配置データ取得手段は、上記識別情報取得装置の取得した装置の種別情報に従って、表示用データの生成要求を行った装置の種別に対応する配置データを取得するようにしてもよい。
【0026】
また、この発明のデータ管理装置は、上記表示用データ生成装置とネットワークを介して接続されているデータ管理装置であって、上記文書データを蓄積するデータ蓄積手段と、上記表示用データ生成装置からの要求に基づいて、上記文書データを上記蓄積手段から取得し、上記表示用データ生成装置に送信するデータ送信手段を設けたものである。
【0027】
このようなデータ管理装置において、前記表示用データ生成装置からの要求はSOAPによって送信されるようにしてもよい。
【0028】
また、この発明の表示用データ生成方法は、複数の文書データの内容を表示させる際の配置を示す配置データを取得する配置データ取得手順と、表示すべき上記複数の文書データを取得する文書データ取得手順と、上記複数の文書データの各々について、その文書データをその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定する変換データを取得する変換データ取得手順と、上記配置データと上記複数の文書データの各々についての上記変換データとに基づいて上記複数の文書データを変換し、その内容を上記配置データの示す配置で表示させるための1つの表示用データを生成する表示用データ生成手順とを有するものである。
【0029】
このような表示用データ生成方法において、上記表示用データ生成手順が、上記文書データ取得手段の取得した複数の文書データを適当な順番に配列し、上記配置データに含まれる配置の情報を付加した1つの文書データを生成する手順と、上記変換データ取得手段の取得した変換データを適当な順番に配列して1つの変換データを生成する手順と、上記1つの変換データと上記1つの文書データに付加された配置の情報とに基づいて上記1つの文書データを変換して上記1つの表示用データを生成する手順とを有するようにするとよい。
【0030】
さらに、上記配置データを、上記複数の文書データの表示内容の配置を所定のブロック単位で示すデータであって、そのブロック毎にそのブロックの位置に表示すべき文書データ及びその文書データに対応した変換データの取得方法を参照するための取得方法参照情報を含むものとし、上記文書データ取得手順に、上記取得方法参照情報を参照して上記複数の文書データを取得する手順を設け、上記変換データ取得手順に、上記取得方法参照情報を参照して必要な変換データを取得する手順を設けるとよい。
【0031】
さらに、上記変換データ取得手順に、上記変換データを構成する要素を示す要素情報を取得する手順と、その要素情報に従って上記変換データを構成する各要素を取得する手順と、取得した各要素を結合して必要な変換データを取得する手順とを設け、上記変換データを構成する各要素を、それぞれ上記文書データの一部をその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定するデータとするとよい。
【0032】
さらにまた、表示用データの生成要求を受け付ける表示要求受付手順と、上記生成要求を行ったユーザの識別情報を取得する識別情報取得手順とをさらに設け、上記配置データ取得手順を、その識別情報取得手段の取得した識別情報に従って、上記表示用データの生成要求を行ったユーザに対応する配置データを取得する手順とするとよい。
【0033】
さらにまた、上記表示用データ生成手順で生成する表示用データを用いて表示を行う装置の種別情報を取得する表示装置種別取得手順をさらに設け、上記配置データ取得手順を、上記表示装置種別取得手段の取得した種別情報に従って、その種別情報の示す種別の装置における表示に適した配置を示す配置データを取得する手順としてもよい。
【0034】
また、この発明のプログラムは、コンピュータを、上述した表示用データ生成装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
【0035】
また、この発明の記録媒体は、このようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
〔装置及びシステムの概略構成:図1,図2〕
まず、この発明の表示用データ生成装置の実施形態であるウェブサーバと、そのウェブサーバとデータ管理装置であるデータ管理サーバとによって構成されるこの発明の表示用データ生成システムの実施形態であるウェブサービスシステムの概略構成について、図1を用いて説明する。図1は、そのウェブサービスシステムの構成を示すブロック図である。
【0037】
このウェブサービスシステムは、ネットワーク30を介して接続されたウェブサーバ10とデータ管理サーバ20とによって構成され、クライアントパーソナルコンピュータ(PC)31あるいはクライアント携帯情報端末(PDA)32等のクライアント装置からの表示要求に応じて、所望の文書データの内容を表示させるための表示用データを生成し、そのクライアント装置に提供するシステムである。そして、複数の文書データの内容を所望の配置で表示させるための1つの表示用データを生成することができる点に特徴を有する。
【0038】
ここで、ネットワーク30は、インターネットであってもよいし、イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)等の特定の組織内のネットワーク、あるいはこれらの組み合わせでもよい。また、有線であると無線であるとを問わない。
【0039】
ウェブサーバ10は、ハードウェア構成としては公知のサーバ装置を用いて構成することができる。すなわち、ウェブサーバ10は、CPU11,ROM12,RAM13,ハードディスクドライブ(HDD)14,ネットワークインタフェース(I/F)15、及びドライブ装置17等を備え、これらがシステムバス16によって接続されている。
【0040】
CPU11は、このウェブサーバ10全体を制御する制御部であり、ROM12やHDD14に格納された各種制御プログラムやアプリケーションプログラムを実行して装置の制御、通信の制御、データの取得及び編集等の動作を行う。
【0041】
ROM12は、主に装置の制御プログラムを記憶する記憶手段であり、RAM13はCPU11のワークメモリや一時的なデータの記憶に用いる記憶手段である。
【0042】
HDD14は、各種アプリケーションプログラムやデータを記憶する記憶手段であり、文書データ及び、後述する変換データ、配置データ等も、必要に応じてここに記憶するようにすることもできる。
【0043】
ネットワークI/F15は、ウェブサーバ10をネットワーク30に接続するためのインタフェースである。
【0044】
ドライブ装置17は、本発明の機能を実行する後述するプログラムが記録されたCD−ROM等の記録媒体18を読み取るための装置である。
【0045】
なお、図1には操作部や表示部を示していないが、キーボードやマウス等による操作部や、液晶やブラウン管(CRT)による表示部を設け、ユーザからの入力の受付や動作結果の表示を行うことができるようにしてもよい。
【0046】
データ管理サーバ20も、ハードウェア構成としては公知のサーバ装置を用いて構成することができる。すなわち、それぞれウェブサーバ装置10におけるものと同様な機能を有するCPU21,ROM22,RAM23,HDD24,ネットワークI/F25と、大量の文書データや変換データを蓄積するための不揮発性記憶手段であるデータ蓄積手段26とを備え、これらがシステムバス27によって接続されている。データ蓄積手段26については、HDD24がこの役割を兼ねるようにしてもよい。
【0047】
クライアントPC31とクライアントPDA32は、公知のPCあるいはPDAであり、少なくとも、ネットワーク30を介して他の装置と通信を行う機能と、所定の表示用データを受信してそのデータに基づいて表示を行うブラウザ機能とを備えたものである。
【0048】
ここで、ブラウザに表示させる内容を記述する方式としては、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)を用いて(HTML形式で)記述する方式が広く用いられている。このHTML形式では表示すべき内容と共にその書式も記載することができ、一般に用いられるブラウザは、そのHTMLデータを解釈して指定された書式で表示すべき内容を表示することができる。従って、ブラウザに表示を行わせるための表示用データは、HTML形式のデータであるとよい。
【0049】
一方、表示すべき文書データを含むデータの記述方式としては、従来の技術の項で述べたように、その自由度の高さから拡張マークアップ言語(XML)が用いられるようになっている。そして、XML形式による文書データをその内容をブラウザに表示させるためのHTMLデータに変換する規則を規定する変換データを拡張スタイルシート言語(XSL)を用いて記載し、ブラウザに表示を行わせる際には文書データを変換データの定める規則に従って変換し、HTML形式の表示用データを生成し、そのデータに基づいて表示を行わせるようにしている。
【0050】
なお、XSL形式もXML形式の一種であるため、その記載の自由度が高い。そして、変換データをこのような形式で記載することにより、変換データについても文書データと同様のプログラムで自動生成/編集等を行うことができ、設計が容易になる。また、上記したXMLとXSLに加えてHTMLも、タグを用いて文書に意味付けを行う標準マークアップ言語(SGML)であるという点では共通のものである。
【0051】
なお、文書データはXML形式で記述した場合には文章(あるいはデータ)とそれを囲むタグとからなる。そして、文書データのうち、「表示させる内容」とは、変換データに従った変換によって取捨選択された結果表示用データに反映された部分のことである。
【0052】
以降の説明において、文書データとしてXML形式のデータ、変換データとしてXSL形式のデータ、表示用データとしてHTML形式のデータを用いるものとするが、この発明を適用する際に用いることのできるデータの形式はこれらに限られるものではない。
【0053】
次に、上述したウェブサービスシステムにおけるソフトウェア構成について、図2を用いて説明する。図2は、図1に示したウェブサービスシステムにおけるソフトウェア構成の概略を示す構成図である。
【0054】
ウェブサーバ10は、図2に示すように、ウェブサーバプログラム101,ランタイム102,モジュールコンテナ103,XMLパーサ104,XSLプロセッサ105,クライアントプログラム106,プロトコルキット107,サーバサイドプログラムモジュール108等のソフトウェアを備えている。そして、これらのソフトウェアはHDD14あるいはROM12に格納され、CPU11が必要な時に読み出して実行する。これらのソフトウェアをネットワークI/F15を介して外部から取得するようにしてもよい。
【0055】
このうち、ウェブサーバプログラム101は、ワールドワイドウェブ(WWW)システムにおいてクライアントからの要求に応じてファイルを送信するためのソフトウェアであり、例えばApache Software Foundationによって提供されているApache(アパッチ)を用いることができる。
【0056】
ランタイム102は、アプリケーションソフトを実行する際に必要なソフトウェアモジュールであり、ここでは、Sun Microsystems社の提供するJava(登録商標)2というプログラム言語で作成されたアプリケーションソフトを実行するためのJava(登録商標)2ランタイムを用いている。
【0057】
モジュールコンテナ103は、サーバサイドプログラムモジュール108を実行するための実行環境を提供するソフトウェアであり、例えばApache Software Foundationによって提供されているTomcat(トムキャット)を使用することができる。
【0058】
XMLパーサ104は、テキストで記載されたXMLデータをツリー構造でメモリに展開し、他のアプリケーションで扱い易くするためのソフトウェアであり、例えばApache Software Foundationによって提供されているXerces(ザーシーズ)を使用することができる。
【0059】
XSLプロセッサ105は、XMLデータをXSLデータに従って変換するためのソフトウェアであり、例えばApache Software Foundationによって提供されているXalan(ザラン)を使用することができる。
【0060】
クライアントプログラム106は、データ管理サーバ20等の他の装置に対してファイルの転送を要求するためのソフトウェアであり、例えばSOAP(Simple Object Access Protocol)を用いた通信を行うソフトウェアを用いることができる。また、プロトコルキット107は、その要求に従って実際に通信を行うためのソフトウェアである。
【0061】
サーバサイドプログラムモジュール108は、ウェブサーバ上で実行されるモジュール化されたプログラムであり、ここでは、Java(登録商標)2を用いて作成されたServlet(サーブレット)を使用している。そして、ウェブサーバ10におけるこの発明の特徴となる処理の多くは、このサーバサイドプログラムモジュール108によってCPU11を種々の手段として機能させることによって実現している。すなわち、クライアントブラウザ310,320からの要求に応じて後述する配置データを取得して参照し、所望の表示に必要な文書データや変換データを取得すると共に、文書データを変換してその内容を取得した配置データの示す配置で表示させるための1つの表示用データを生成するためのプログラムが、サーバサイドプログラムモジュール108である。
【0062】
なお、このウェブサーバ10のように、XMLデータをXSLデータに従って変換してHTMLデータを生成する場合、HTML及びXSLの仕様でカバーできない表示方法を規定するカスケーディングスタイルシート(CSS)データや、エラーのポップアップ等の動作を規定するためのジャバスクリプト(Java(登録商標)Script)によるコード等も、併せて用いるようにしてもよい。必要なCSSデータやJava(登録商標)Scriptコードは、XSLデータ中に直接記載するか、XSLデータ中にこれらのデータやコードへの参照情報を記載する等して、変換データであるXSLデータに含めることができる。
【0063】
一方、データ管理サーバ20には、ウェブサーバプログラム201,ランタイム202,モジュールコンテナ203,XMLパーサ204,XSLプロセッサ205,サーバプログラム206,プロトコルキット207,データ管理サーバプログラム208等のソフトウェアを備えている。CPU21がこれらのソフトウェアを必要な時に読み出して実行することは、ウェブサーバ10の場合と同様である。また、サーバプログラム206及びデータ管理サーバプログラム208以外のソフトウェアの機能は、ウェブサーバ10に備えるものについて上述した同名のソフトウェアと同様であるので説明は省略する。
【0064】
サーバプログラム206は、ウェブサーバ10等の他の装置からのファイル転送要求に応じて必要なファイルを転送するためのソフトウェアであり、ここでも例えばSOAP(Simple Object Access Protocol)を用いた通信を行うソフトウェアを用いることができる。クライアントとサーバのどちらにも対応しているものであれば、クライアントプログラム106と同じソフトウェアを用いてもよい。
【0065】
データ管理サーバプログラム208は、データ蓄積手段26に蓄積しているデータを管理するためのソフトウェアであり、また、サーバプログラム206を通じて受けるファイル転送要求に応じて必要なデータをデータ蓄積手段26から読み出す機能も有する。さらに、データ蓄積手段26に蓄積されているファイルをそのまま読み出すのみならず、ファイル中から所定の条件を満たすデータのみを抽出したり、複数のファイルを結合したりといった加工を行う機能も有するものを用いるとよい。ここでは、SQL(Structured Query Language)に対応したSQLサーバプログラムを用いている。このようなものを用いることにより、不要なデータをウェブサーバ10に転送することを避け、ネットワークに対する負荷を軽減することができる。
【0066】
これらのソフトウェアによって、データ管理サーバ20をウェブサービスシステムの一部を構成するデータ管理装置として機能させることができる。
〔表示用データの生成動作:図3乃至図19〕
次に、上述したウェブサーバ及びウェブサービスシステムにおける表示用データ生成処理について説明する。図3は、この表示用データ生成処理について説明するための説明図、図4は生成する表示用データを用いて表示を行わせる画面におけるブロック分けについて説明するための図、図14乃至図16は上述したウェブサーバにおける表示用データ生成の処理を示すフローチャート、図5は配置データの例を示す図、図6及び図7は図3に示した内容情報の例を示す図、図17は変換データの構成について説明するための図、図19は文書データの構成について説明するための図である。
【0067】
まず、図3において表示用データの生成処理の概要について説明する。ウェブサーバ10は、クライアントPC31等から表示用データの送信要求を受けると、ユーザ毎に定義された配置データ501に従って表示用データを生成する。
【0068】
配置データ501は、複数の文書データの内容を表示させる際の各文書データの配置情報を含むデータであり、より具体的には、ウェブサーバ10が生成する表示用データを用いてクライアント装置のブラウザに複数の文書データの内容を表示させる際の、各内容の配置を示すデータである。
【0069】
また配置データは、表示内容が格納された文書データ、及びその文書データに対応した変換データの取得方法を参照するための取得方法参照情報(参照A,参照B)を含んでいる。ウェブサーバ10のCPU11は、この取得方法参照情報を参照して表示すべき文書データや必要な変換データの取得方法を取得し、その取得方法に従って文書データや変換データを取得するのであるが、これらの処理の詳細については後述する。
【0070】
さらに、配置データ501は、「top」、「left」等のブロックを予め定義しておき、これらのブロック毎に上述した取得方法参照情報を定義することにより、各ブロックの位置に表示すべき文書データとその文書データに対応する変換データとを指定している。これらの各ブロックが、生成する表示用データを用いてブラウザに表示を行わせた場合にどの位置に来るかは、文書データを表示用データに変換する際の対応規則(ルール)によって定められるが、例えば図4に示すように予め定めておいてもよい。図3では、ブロックを示す情報が「位置A」、「位置B」である。
【0071】
なお、各ブロックに表示すべき文書データは1つとは限らず、複数であってもよい。逆に、あるブロックには表示すべき文書データがないとすることも可能である。
【0072】
図5に配置データの具体例を示す。ここでは、配置データ501も文書データと同様にXML形式で記載した例を示す。このようにすれば、文書データや変換データに対するのと同様な手法で配置データを解釈したり変更したりすることができるので、システムの設計が容易になるが、他の形式で記載するようにしてもよい。
【0073】
図5の記述5011において、当該配置データが、”taro”のユーザ名によって識別されるユーザの配置データであることが特定される。記述5012には、当該ユーザに関する属性情報が記載されている。
【0074】
また、図5の配置データ501は、クライアントPC31等で利用されるWebブラウザの種類ごとに配置情報を定義した例を示している。即ち、記述5013は、ウェブサーバ10に対して表示用データを要求するクライアントにおけるWebブラウザが、一般的なPC(Personal Computer)によって用いられるものである場合の配置情報の定義であり、記述5014は、クライアントにおけるWebブラウザが、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)等で用いられるものである場合の配置情報の定義である。
【0075】
例えば、記述5013において、<top>タグで囲まれている記述5013aは、ブロックtopに対応した定義である。即ち、「uri=search.xml」の記載が、表示すべき文書データ及びその文書データに対応した変換データの取得方法の参照先を示す取得方法参照情報であり、ブロックtopに表示すべき文書データの取得方法の情報が「search.xml」という名前のファイルに含まれていることを示すものである。
【0076】
同様に、ブロックleftに表示すべき文書データ及びその文書データに対応した変換データの取得方法は、記述5013bより、「service.xml」という名前のファイルに含まれていることがわかる。また、記述5013cの「<right/>」は、ブロックrightの位置には、表示すべき文書データはないことを示している。
【0077】
ウェブサーバ10は、配置データ501においてブロック毎に定義された取得方法参照情報に従って、一つのブロックに対する文書データと変換データとの取得方法情報が記載された内容情報をそれぞれのブロックについて(内容情報A、内容情報B等)取得する(図3:S101、S102)。
【0078】
内容情報の例を図6及び図7に示す。ここでは、内容情報も配置データや文書データと同様にXML形式で記載した例を示す。このようにすればシステムの設計が容易になることは、配置データの場合と同様であるが、他の形式で記載するようにしてもよい。
【0079】
図6において、3行目のタグ「<value>」から8行目のタグ「</value>」までの記述が取得方法情報であり、そのタグに囲まれた部分に必要な文書データの取得方法が記載されている。また、図7に示した例では、3〜12行目が取得方法情報であり、4行目に、5〜11行目に記載された各パラメータを用いて「jp.co.rrr.・・・・・・・.FolderAndDocumentListUnit」なるクラスモジュールを実行することによって文書データを取得すればよい旨が記載されている。この場合には、クラスモジュールの処理によって文書データを動的に生成させて取得することになる。
【0080】
また、図6及び図7の内容情報において、それぞれ下から2行目のデータが変換データに関する定義である。上述したように、文書データについては内容情報に直接取得方法情報が記載されているが、変換データについては、変換データを構成する一つ以上の「要素」の取得方法を示す要素情報を参照するための参照情報が記録されている。
【0081】
ここで、要素とは、ブロックを更に細かく分割した領域(以下、「ゾーン」という。)に対する変換データとしての役割を有するデータであり、ブロックに対応した変換データの一部を構成するものである。このゾーンごとの変換データ(要素)の取得方法を含む情報が要素情報である。
【0082】
図6の場合は「ServiceList.unit.xsl」、図7の場合は「FolderAndDocumentList.unist.xsl」という名前のファイルに要素情報が格納されていることを示している。
【0083】
ウェブサーバ10は、内容情報に定義された文書データの取得方法に従って、データ管理サーバ20の蓄積手段26等に対してブロック毎の文書データの取得要求を行い(図3:S103、S105)、文書データ(文書データA、文書データB等)を取得する。なお、文書データの取得先は、データ蓄積手段26のみに限定されない。即ち、ウェブサーバ10のHDD14や、その他、ウェブサーバ10から情報の取得が可能な場所であれば、取得方法情報によって指定することにより、いかなる場所からも文書データを取得することが可能である
図8は、文書データの例を示す図である。図8において、<contents>タグで囲まれた記述5041が、表示用データの一つのブロック内にて表示される情報の内容を示している。
【0084】
続いて、ウェブサーバ10は、ブロック毎にばらばらに取得した文書データを、予め作成さしておいた表示用データ1ページ分に対応する文書データの雛形である文書データテンプレート504に追加することにより、一ページ分の文書データを生成する(図3:S105、S106)。
【0085】
図9は、文書データテンプレートの例を示す図である。図9において、5042で示される箇所にブロック毎の文書データが順次追加されていくことになる。
【0086】
一ページ分の文書データの生成と並行して、ウェブサーバ10は、一ページ分の変換データの生成を行う。即ち、内容情報に記載されている要素情報の取得方法(参照情報)に従って、要素情報(要素情報A、要素情報B)を参照する(図2;S107、S108)。
【0087】
図10は、要素情報の例を示す図である。図10の記述5031が、変換データの要素の取得方法に該当する。即ち、図10においては、「FolderAndDocumentList.zone.xsl」というファイルに要素が格納されていることを示している。
【0088】
続いて、ウェブサーバ10は、要素情報に記載されている要素の取得方法に従って、データ蓄積手段26等から変換データを構成する要素を取得する(図3:S109、S110、S111)。なお、取得先はデータ蓄積手段26に限定されないのは、文書データの場合と同様である。
【0089】
上述したように要素はゾーンに対応する変換データである。従って、要素は、変換に関する定義を含むものであるが、更に、ゾーンより細かい単位を定義し(以下、「パーツ」という。)、そのパーツに対応する変換データに対する参照を要素の中で行っても良い。
【0090】
図11は、要素の中でパーツに対応する変換データを参照している例を示す図である。図11において、記述5032が、パーツに対応する変換データに対する参照に該当する。即ち、当該ゾーンを構成するパーツの変換データは、「CurrentViewInfo.xsl」に格納されていることを示している。
【0091】
続いて、ウェブサーバ10は、ゾーン毎にばらばらに取得した要素を、予め作成しておいた、一つのブロックに対応した変換データの雛形である変換データテンプレート(変換データテンプレートA、変換データテンプレートB
)に追加することにより、ブロック毎の変換データを生成する(図3:S112、S113、S114)。
【0092】
図12は、ブロックに対応する変換データの例を示す図である。図12の変換データは、図8の文書データに対応するものである。即ち、記述5051において、タイトル文字列の出力に関する定義がされており、記述5052及び記述5053において、図8の記述5041に記載された情報に対する書式情報が定義されている。
【0093】
更に、ウェブサーバ10は、ブロック毎の変換データを、予め作成しておいた、表示用データ一ページに対応する変換データの雛形である変換データテンプレート505にマージすることにより、表示用データ一ページに対応する変換データを生成する(図3:S115、S116)。
【0094】
図13は、変換データテンプレートの例を示す図である。図13において、5054で示される箇所にブロック毎の変換データが追加されることになる。
【0095】
最後に、ウェブサーバ10は、所定の変換を行うことにより、一ページ分の文書データに格納されている情報を、一ページ分の変換データに定義されている書式に従って表示させる表示用データ506を生成する(図3:S117)。
【0096】
以上が表示用データ生成処理の概要であるが、以下、表示用データを生成する際のウェブサーバ10の動作について、フローチャートに沿って詳細に説明する。なお、以下の説明においては、上記において「ブロック」という言葉で表現していた概念を「ユニット」という言葉によって表現することとする。
【0097】
ユーザがクライアント装置(ここではクライアントPC31)のWebブラウザを使用して所定のURL(Uniform Resource Locator)を指定してウェブサーバ10にアクセスすると、ウェブサーバ10はクライアント装置からページの表示要求、すなわち表示用データの生成要求を受けることになる。この生成要求の受け付けは、表示要求受付手順の処理であり、CPU11が図2に示したサーバサイドプログラムモジュール108の一部を実行することによって表示要求受付手段として機能して常に行っている。
【0098】
そして、この要求を受けると、CPU11は、サーバサイドプログラムモジュール108の他の部分も実行し、図14乃至図16のフローチャートに示す処理を行う。すなわちCPU11は、このサーバサイドプログラムモジュール108に含まれる適当なプログラムを実行することにより、以下に説明する各手段として機能する。
【0099】
まず、図14に示すステップS1で、表示用データの生成要求を行ったユーザの識別情報を取得する。この取得は、ユーザにIDやパスワード等の認証情報を識別情報として入力させることによって行ってもよいし、予めユーザの使用するクライアント装置にクッキー(Cookie)等を識別情報として記憶させておき、これを読み出して取得する等してもよい。ただし、後者の方法は、個々のユーザに対応させて識別情報を記憶させ、取得することができる環境に限って用いるのが適当である。また、前者の方法を用いる場合には、同時に取得した認証情報によって認証処理も行うようにするとよい。さらにまた、識別情報は、外部の認証サーバ等から取得するようにしてもよい。
【0100】
このステップS1の処理が識別情報取得手順であり、ここではCPU11が識別情報取得手段として機能する。
【0101】
次に、ステップS2で、取得した識別情報に従って、生成要求を行ったユーザに対応する配置データが存在するか否か判断する。
【0102】
そして、あればステップS3に進んでそのユーザに対応する配置データを取得する。ここで、配置データは、ユーザ毎にそのユーザのID,パスワード,メールアドレス,所属等を記載したプロファイル情報中に含めておくようにしてもよく、この場合にはプロファイル情報から必要な配置データを抽出して取得するものとする。
【0103】
ステップS2でなければ、ステップS4に進んでそのユーザに対応する配置データ(図5)を新規に作成すると共にそのデータを取得する。なお、新規作成は、予め用意しておいたテンプレートに必要なデータを追加する等して行うことができる。
【0104】
また、取得は、各ユーザに対応する配置データをまとめて記憶してあるデータベースである配置データ記憶部から行うものとするが、この配置データ記憶部を設ける位置に特に制限はなく、ウェブサーバ10のHDD14に設ける他、ウェブサーバ10からアクセス可能な他の装置の記憶手段に設けてもよい。ただし、アクセスの容易さの観点からは、ウェブサーバ10の内部に設けることが好ましい。
【0105】
これらのステップS2乃至ステップS4の処理が配置データ取得手順であり、ここではCPU11が配置データ取得手段として機能する。
【0106】
ステップS3又はステップS4で配置データを取得した後は、ステップS5に進み、取得した配置データに基づいて図3においてその概要を説明した表示用データ生成処理を行う。この処理は図15に示すものである。
【0107】
表示用データ生成処理においては、まずステップS11で、ページ全体の表示に使用する文書データテンプレート504と変換データテンプレート505を作成する。
【0108】
この表示用データ生成処理においては、表示すべき複数の文書データを適当な順番に配列しその配置データに含まれる配置の情報を付加した1つの文書データを生成すると共に、必要な変換データを適当な順番に配列して1つの変換データを生成するが、これらの1つのデータの生成は、図3に示すように、所定のテンプレートに取得したデータを次々と追加していくことによって行う。ステップS11で作成するテンプレートは、このためのテンプレートである。
【0109】
なお、ここで用いているXMLやXSL,HTMLには、準拠するバージョンを示す情報や所要の宣言等を行うヘッダが含まれているので、テンプレートには、このようなヘッダ及び、変換処理によって表示用データに必要なヘッダを付けるためのデータを含ませるようにするとよい。
【0110】
また、ここで説明したテンプレートを始め、図3に示した後述する他のテンプレート,取得されてそこに追加される文書データや変換データ及びその要素,テンプレートに各データや要素を追加して生成されるデータ,最終的に生成される表示用データは、ファイルとして取り扱う必要はなく、RAM13等のメモリ上にデータとして記憶して取り扱うことができる。
【0111】
次のステップS12では、カウンタiを1にセットする。そして、ステップS13で、配置データを解釈し、ページを構成するユニット、すなわち配置すべき文書データについての情報を取得する。この情報には、文書データの数と、各文書データ(と必要な変換データ)についての取得方法参照情報が含まれる。逆に言えば、配置データ中の1つの取得方法参照情報を参照して取得するデータが、1ユニット分のデータということになる。そして、文書データの数(ユニット数)をNとしてステップS14に進む。
【0112】
ステップS14では、iがN以下か否か判断し、N未満であればステップS15に進む。
【0113】
ステップS15では、i番目のユニットについての文書データと変換データの取得処理を行う。ここではi=1であるので、1番目のユニットについての取得処理を行う。i番目のユニットについての文書データと変換データの取得処理は、図16に示すものである。
【0114】
まず、ステップS21でi番目のユニットの表示に使用する変換データのテンプレートを作成する。
【0115】
この文書データと変換データの取得処理において、変換データについては、その変換データを構成する要素を示す要素情報を取得し、その要素情報に従って変換データを構成する各要素を取得し、取得した各要素を結合して必要な変換データを取得するが、この必要な変換データの取得は、図3に示すように、所定のテンプレートに取得した要素を次々と追加していくことによって行う。ステップS21で作成するテンプレートは、このためのテンプレートである。
【0116】
テンプレートにヘッダ等を含ませるようにするとよいことは、図15のステップS11で作成したテンプレートの場合と同様である。
【0117】
次のステップS22では、カウンタjを1にセットする。そして、ステップS23で、配置データ中のi番目のユニットに対応する取得方法参照情報に従って文書データと変換データの取得方法情報が記載された内容情報(図6、図7)及び要素情報(図10)を参照して、i番目のユニットを構成するゾーン群の情報を取得する。
【0118】
ここで、配置データ中の取得方法参照情報に従って直接参照できるのは、内容情報までである。図3に示すように、文書データについてはここに直接取得方法情報が記載されているが、配置データについては、ここにはさらにその変換データを構成する要素を示す要素情報を参照するための参照情報が記録されている。そして、この参照情報に従って要素情報を参照すると、そこには、i番目のユニットについての変換データを構成する各要素の要素情報として、各要素の取得方法を含む情報が記録されている。そして、この要素1つがゾーン1つに対応する。そして、各要素はそれぞれi番目のユニットの文書データの一部をその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定する変換データである。
【0119】
ステップS23の処理は、参照情報を順に辿ってi番目のユニットを構成するゾーン群の情報を取得するものである。そして、ゾーン数をMとしてステップS24に進む。
【0120】
ステップS24では、jがM以下か否か判断し、M以下であればステップS25に進む。
【0121】
ステップS25では、要素情報を参照してj番目のゾーンの変換データ(例えば要素I)についての取得方法情報を取得する。この取得方法情報は、どの位置に格納されたどのファイル(あるいはデータ)を取得すればよいか、あるいは、どの装置にどのような処理を実行させて生成させればよいか、等の情報として記載されている。また、ここでは、各ゾーンの要素は、さらに1以上のパーツによって構成されており、取得方法情報は、各パーツについての取得方法情報の集合として記載されている。そして、各パーツも、文書データの一部をその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定する変換データである。
【0122】
次に、ステップS26で、ステップS25で取得した取得方法情報に従ってj番目のゾーンを構成する各パーツのデータを取得して合成し、j番目のゾーンの変換データを取得する。各パーツのデータの取得は、主してデータ管理サーバ20のデータ蓄積手段26やウェブサーバ10のHDD14から取得することが考えられるが、ウェブサーバ10から情報の取得が可能な場所であれば、取得方法情報によって指定することにより、いかなる場所から取得することも可能である。そして、この取得をSOAPを用いて行うようにすれば、取得要求をXMLデータで行い、それに対する返信もXMLデータとして受けることができるので、取得したデータの処理が容易になる。
【0123】
なお、図3においては、図示の都合上各要素の取得要求をまとめて1本の矢印で表現しているが、パーツ毎に異なる場所から変換データを取得するようにすることもできる。また、要素毎に異なる場所から変換データを取得するようにすることができることも、もちろんである。
【0124】
また、各パーツのデータの合成は、例えばXSLに用意されているinculudeとimportの機能を用いて行うことができる。
【0125】
ステップS26の後は、ステップS27に進み、i番目のユニットの表示に使用する変換データのテンプレートに、ステップS26で取得したj番目のゾーンの変換データを追加して結合する。
【0126】
ここで、変換データを記述するXSLデータには、1ファイルに1つのヘッダが含まれているため、単純に複数のXSLデータをつなげただけではそれらの内容を併せ持ったデータとして扱うことはできない。そこで、追加すべき変換データからヘッダ以外の内容に係る部分を抽出し、既にヘッダや必要な宣言を用意してあるテンプレートの所定の位置に順次埋め込んでいくことにより、複数のXSLデータの内容を併せ持ったXSLデータを作成することができる。このような処理のことを「結合」と呼ぶものとする。文書データを記述するXMLデータの場合にも、これと同様である。
【0127】
ステップS27の後は、ステップS28に進んでjを1インクリメントし、ステップS24に戻って処理を繰り返す。
【0128】
以上のステップS21乃至ステップS28の処理が変換データ取得手順であり、ここではCPU11が変換データ取得手段として機能する。
【0129】
ステップS24でjがM以下でなければ、i番目のユニットの表示に使用する変換データは完成したものと判断し、ステップS29に進む。
【0130】
ステップS29では、i番目のユニットの内容情報を参照してi番目のユニットの表示に用いる文書データの取得方法情報を取得する。
【0131】
図3に示したように、配置データ中の取得方法参照情報に従って参照できる内容情報には、文書データについての取得方法情報が記載されている。この取得方法情報は、上述した各ゾーンの変換データの場合と同様、どの位置に格納されたどのファイル(あるいはデータ)を取得すればよいか、あるいは、どの装置にどのような処理を実行させて生成させればよいか、等の情報として記載されている。
【0132】
ステップS29の後は、ステップS30に進み、ステップS29で取得した取得方法情報に従って、i番目のユニットの表示に用いる文書データを取得する。この取得も、変換データを構成する各パーツのデータの場合と同様、データ管理サーバ20のデータ蓄積手段26からSOAPによる通信によって行ってもよいし、ウェブサーバ10から情報の取得が可能な場所であれば、取得方法情報によって指定することにより、いかなる場所からも取得することが可能である。
【0133】
また、図3においては、図示の都合上、各文書データと変換データの各要素とについての取得要求を同一のデータ蓄積手段に対して行うように示しているが、取得要求先は、各取得要求について独立に定めることができるものである。
【0134】
なお、取得した文書データがそのままの形では変換処理を適切に行えないものである場合には、所要の変形(整形)処理を行うものとする。
【0135】
そして、この整形には、文書データに配置データに含まれる配置の情報、すなわち、ここでi番目のユニットの表示のために取得した文書データが画面のどの位置に配置されるべきものであるかという情報、を付加する処理を含めるとよい。ただし、この処理をこの時点で行うことは必須ではなく、後述する文書データの結合処理の時点で行うようにしてもよい。また、付加する配置の情報は、配置データにおけるものと意味が同じであれば、記載様式は異なって構わない。
【0136】
これらのステップS29及びステップS30の処理が文書データ取得手順であり、ここではCPU11が文書データ取得手段として機能する。
【0137】
ステップS30の処理が終了すると、図15の処理に戻り、ステップS16に進む。そして、ステップS11で用意したページ全体の表示に使用する文書データテンプレートと変換データテンプレートに、ステップS15の取得処理でi番目のユニットについて取得した文書データと変換データとをそれぞれ追加し、結合する。この「結合」の処理については、図16のステップS27の説明で前述した通りである。
【0138】
ステップS16の後は、ステップS17に進み、iを1インクリメントする。そして、ステップS14に戻って処理を繰り返す。
【0139】
ステップS14でiがN以下でない場合には、全てのユニットについて文書データ及び変換データの取得と結合が終了したことになるので、取得した複数の文書データを適当な順番に配列し、配置データに含まれる配置の情報を付加した1つの文書データと、取得した変換データを適当な順番に配列した1つの変換データとが完成したものとして、ステップS18に進む。
【0140】
ステップS18では、完成した1つの文書データを同じく完成した1つの変換データに基づいて表示用データに変換し、文書データの内容を配置データの示す配置で表示させるための1つの表示用データを生成する。この変換は、図2に示したXMLパーサ104によってXMLによる文書データをツリー形式に展開し、これに対してXSLプロセッサ105によってXSLによる変換データに基づいた変換処理を行うことにより、実現できる。
【0141】
ここで、完成した1つの文書データを構成するデータのうち、どのユニットに相当する部分が表示用データに変換した状態で何番目に位置するかということが重要になる。すなわち、HTMLデータをブラウザに表示させる場合、ブラウザは、通常はデータの先頭から順に上から下に向かって表示していく。また、同じ高さで左右に並べて表示する場合には、先頭から順に左から右に向かって表示していく。従って、表示画面の上や左の方に配置したい内容は、下や右の方に配置したい内容よりも表示用データにおいて先頭に近いほうに配置しておかなければならない。
【0142】
そこで、この変換処理においては、先頭に配置されるべきデータを含むユニットから順に変換処理を行うものとしている。
【0143】
この順序の決定は、「1つの文書データ」に付加してある配置の情報を用いて行うことができる。例えば、図4及び図5に示したようにブロック単位で配置を示している場合には、「1つの文書データ」には、ユニット毎に配置の情報として、配置すべきブロックを示す情報(配置データにおける記載と同じとは限らないが、意味は同じもの)が付加されている。そこで、例えば各ブロックを図4に示す配置にする場合には、ブロックtopに表示すべきデータを1番目に、ブロックleftに表示すべきデータを2番目に、・・・というように、プログラムによって「1つの文書データ」中のブロックを示す情報(タグ)を解釈して行うことができる。この解釈は、例えば、「1つの文書データ」中の記載順やタグと変換処理順との対応関係を定めたルールをテーブルにしておき、これを参照して行うことができる。なお、表示内容のないブロックがあった場合には、そのブロックを隣接するブロックと結合させる等して配置の整形を行うようにするとよい。
【0144】
なお、配置データを参照して「1つの文書データ」を生成する過程で予め各ユニットのデータを表示用データの生成において必要な順番に配列しておく等し、上記の変換処理の段階では単に「1つの文書データ」中の記載順に処理を行うようにすることもできる。
【0145】
また、この変換処理において、変換データの内容によっては、文書データのうち表示に必要な内容のみを取捨選択して変換することも可能である。
【0146】
以上のステップS11乃至ステップS18の処理が、表示用データ生成手順であり、ここではCPU11が表示用データ生成手段として機能する(ただし、ステップS15の処理は、図16を用いて説明したとおり、文書データ取得手順及び変換データ取得手順である)。
【0147】
ステップS18の処理が終了すると、図14の処理に戻り、ステップS6に進む。そして、ステップS6では、図15のステップS18で生成した表示用データをクライアントに送信して処理を終了する。そして、クライアント側では、ブラウザがこの表示用データに基づいて表示を行うことになる。
【0148】
なお、これらの一連の処理が終了した場合でも、サーバサイドプログラムモジュール108の実行は終了せず、新たな表示要求の受付待機状態に入るものとする。
【0149】
このように、表示すべき複数の文書データの内容を配置データの示す配置で表示させるための1つの表示用データを生成することにより、複数の文書データの内容を同一ページ上に表示させる処理を容易に行うことができる。さらに、複数の文書データの内容を所望の配置で表示させることができる。
【0150】
さらに、取得した複数の文書データを適当な順番に配列し、配置データに含まれる配置の情報を付加した1つの文書データを、取得した変換データを適当な順番に配列した1つの変換データと付加された配置の情報とに従って変換することにより表示用データを生成しているので、複数の文書データの内容を同一ページ上に表示させるための表示用データを容易に生成することができる。
【0151】
さらに、配置データに、表示すべき文書データ及びその文書データに対応した変換データの取得方法を参照するための取得方法参照情報を含ませ、これを参照して文書データや変換データの取得を行うようにしているので、参照情報を変更するだけで容易に表示内容を変更することができ、表示画面の設計やカスタマイズが容易になる。また、配置データに記載すべき内容を最小限に抑え、データを小型化することができる。
【0152】
さらに、配置データにおいて、複数の文書データの表示内容の配置を所定のブロック単位で示すようにしているので、すなわち、上記の特徴と合わせて言えば、配置データに、ブロック毎にそのブロックの位置に表示すべき文書データ及びその文書データに対応した変換データの取得方法を参照するための取得方法参照情報を含ませるようにしているので、上記の効果に加え、表示内容の配置位置を容易に指定することができるという効果も得られる。また、表示用データに変換する際に各文書データを配列すべき順序も、容易に設定できる。
【0153】
さらにまた、変換データの取得を、変換データを構成する要素を示す要素情報を取得し、その要素情報に従ってデータを構成する各要素を取得し、取得した各要素を結合することによって行うようにしているので、すなわち、変換データに図17に示すようにページ(1つの表示用データを生成するために必要な変換データの全てに相当),ユニット,ゾーン,パーツ等による階層構造を持たせ、上の階層から順次参照情報を辿って下の階層の部品を集めて全体の変換データを取得するようにしているので、各階層の参照情報を変更し、構成要素単位で組換えを行うことにより、容易に変換データの変更を行うことができ、設計が容易になる。また、容易にカスタマイズを行って表示方法を好みに合わせて変更することができる。
【0154】
そして、条件に応じて参照先を変更するように取得方法を設定しておけば、条件や操作に応じた表示の変更が容易になる。また、図17に示すように、複数の上位階層のデータが同じ下位の階層のデータを共有することができるので、全体として必要なデータ量を低減し、データの小型化を図ることもできる。
【0155】
ここで、ページ、ユニット、ゾーン、及びパーツ等について理解を容易にするために、表示用データの表示例と対応させて説明する。図18は、この発明の表示用データ生成装置が生成した表示用データによる表示画面の例を示す図である。
【0156】
図18において、ページは、図18全体の矩形領域が該当する。即ち、Webブラウザ等に表示される全面が一つのページとなる。
【0157】
ユニットは、ページを複数に分割した各領域が該当する。ユニットは、他のユニットに依存せずそれ自身で一つの機能を提供する。図18においては、「Broad Search」、「Service List」、「Bookmark」、及び「Document and Folder View」等のタイトルを有する4つのユニットが存在する。
【0158】
ゾーンは、ユニットを構成する各領域が該当する。ゾーンは、同じユニット内における他のゾーンと関与し合って存在している。図18のユニット131(Document and Folder View)は、ユニット131のタイトルを表示するゾーン1311と、現在の表示フォルダの場所を表すゾーン1312と、表示フォルダ内のオブジェクトの総数を表示するゾーン1313と、オブジェクトの一覧表を表示するゾーン1314とから構成されている。
【0159】
ゾーンは、一つ以上のパーツから構成されている。パーツは、基本的に表示用データにおけるユーザインタフェースを構成する部品(ボタン、リンク等)一つ一つが該当する。例えば、ゾーン1314においては、表を構成する各列、又は各セルがパーツに該当する。ゾーン1314における表においては、列ごとに表示する情報の型が異なる。例えば列1314aは、オブジェクトの名前、即ち、通常の文字列を表示する列であるが、列1314bや列1314cは、日付を表示する列である。この場合、列1314aのパーツに対応する変換データは、与えられた文字列をそのまま出力するように定義されていればよいが、列1314bや列1314cのパーツに対応する変換データは、与えられた値を日付形式によって出力するための定義がされている必要がある。従って、列1314aのパーツと列1314bとパーツとの変換データはそれぞれ異なったものとなるが、列1314bのパーツと列1314cのパーツとの変換データは同じものを用いることができる。
【0160】
パーツのレベルまで細分化することにより、各パーツ間で変換データの共通化が図れ、開発コスト及び必要となる変換データの量の軽減を図ることができる。
【0161】
一方、文書データについては、図19に示すように、ページ(1つの表示用データを生成するために必要な文書データの全てに相当)とユニットの2段階の階層しか設けていない。これは、文書データについてはあまり細かく内容を指定しなくても、変換データを適当に指定すれば、変換の段階で表示に不要なデータを除外することができるためと、階層を細かく分けるとデータ取得要求の回数が増し、通信制御が複雑になるためである。しかし、文書データについても、変換データの場合と同様に多くの階層を持つ階層構造のデータとすることもできる。
【0162】
また、表示用データの生成要求を行ったユーザの識別情報を取得し、その識別情報に従ってそのユーザに対応する配置データを取得し、これをもとに表示用データの生成処理を行っているので、ユーザ毎に好みや必要に応じた表示を行うことができる。また、以前に行った操作を反映する情報を記憶しておき、これに基づいた表示を行うようなことも、当然可能である。
【0163】
なお、ここでは、ユーザ毎に配置データを定義した例を説明したが、クライアント毎や、クライアントの装置の種別ごとに配置データを定義することにより、それぞれにおいて異なるレイアウトで表示用データを表示させるようにしてもよい。
【0164】
クライアント毎に配置データを定義した場合、それぞれのクライアントを識別するための識別情報は、当該クライアントのWebブラウザから送信されるクライアント情報に含まれる情報(IPアドレス、マシン名等)を利用すればよい。この場合は、かかる識別情報に従ってクライアントに対応する配置データを取得することになるが、それ以外は上述したユーザ毎に配置データを定義した場合と同様の処理によって表示用データを生成することができる。このようにすれば、表示要求を行うクライアント毎に必要に応じて異なる表示を行うことができる。例えば、自宅に設置されたクライアントと会社に設置されたクライアントとで、異なる表示を行うようにすることも可能になる。
【0165】
また、クライアントの装置の種別を識別するための識別情報についても、Webブラウザから送信されるクライアント情報に含まれる、PCやPDAの別を表す情報や、オペレーティングシステムの種別、ブラウザの種別、又はバージョン等を表す情報を利用すればよい。この場合は、かかる種別情報に従って、その種別情報の示す種別の装置における表示に適した配置を示す配置データを取得することになるが、それ以外は上述したユーザ毎に配置データを定義した場合と同様の処理によって表示用データを生成することができる。
【0166】
このようにすれば、表示を行う装置の性能に見合った表示を行わせることができる。例えば、PDAのブラウザはPCのブラウザに比べて表示できる内容が少ない場合が多いが、これに合わせて、PDAから表示要求があった場合にはPCの場合よりも簡略化した画面を表示させるための表示用データを生成するようにすることができる。
【0167】
この場合において、ユーザの識別情報の取得と組み合わせ、各ユーザについて、表示要求を行う装置に応じて複数の配置データを用意し、実際に表示要求を行った装置に応じて適切な配置データを選択できるようにするとなおよい。
【0168】
以上説明した各特徴による効果は、これらを単独でこの発明の表示用データ生成装置に適用した場合にも発揮されることは、もちろんである。
【0169】
また、上述したウェブサービスシステムのように、ウェブサーバ10とデータ管理サーバ30とで表示用データ生成システムを構成し、ウェブサーバ10が必要なデータをデータ管理サーバ30から取得できるようにすれば、大量のデータを記憶したり操作したりする機能をデータ管理サーバ30に集中させることができるので、コストダウンを図ることができる一方、データの管理も容易に行うことができる。
【0170】
なお、上述した実施形態においては、ウェブサーバ10が外部のクライアント装置からの表示用データ生成要求を受け付ける構成について説明したが、ウェブサーバ10が装置内部からの表示用データ生成要求に従って表示用データの生成を行う構成とすることを妨げるものではない。
【0171】
また、この発明の表示用データ生成装置は、必ずしも一つの筐体内に収まる構成のみによって実現されるものには限定されず、複数の装置の協同的な動作によって実現されるものも含むものとする。近年のネットワーク通信技術の進歩により、複数の装置を協同的に動作させて一定の機能を担わせることは広く行われているので、例えば上述した実施形態のウェブサーバ10を複数の装置によって構成することも可能である。
【0172】
また、上述したウェブサーバ10において、表示用データの生成要求を行うユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段を備えた識別情報取得装置を独立させて設け、表示用データ生成装置であるウェブサーバ10と合わせて表示用データ生成システムを構成するようにしてもよい。この場合、表示用データの生成は、識別情報取得装置の取得した識別情報に従って表示用データの生成要求を行ったユーザに対応する配置データを取得し、これを用いて行うものとする。このよな表示用データ生成システムによれば、単独の表示用データ生成装置に識別情報取得手段を設けた場合に比べ、他の装置との識別情報の共有が容易になる。
【0173】
また、上述したウェブサーバ10のCPU11を上述した各手段として機能させるためのプログラムは、予めウェブサーバ10のHDD14等に記憶させておくほか、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをウェブサーバ10にインストールしてCPU11に実行させるか、CPU11にそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手段として機能させることができる。
【0174】
さらに、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
【0175】
ところで、近年、ブラウザの1画面(ウィンドウ)の中で、検索エンジン,リンク集,メール,HDD管理等の種々のサービスへのアクセスを可能としたポータルと呼ばれるサービスが注目されている。このポータルのサービスを提供するためには、様々なサイトに分散している各ウェブサービスの内容をブラウザの1つのウィンドウに表示させなければならないが、従来は、このためにブラウザのフレームと呼ばれる機能を利用していた。
【0176】
フレームとは、ブラウザの一つのウィンドウをいくつかに分割してそれぞれに別々の内容を表示させるウェブページの表現技法の一つであり、これを用いることによって、分割された各領域について別々のHTMLデータに基いた表示を行うことができる。
【0177】
しかし、フレーム機能は全てのブラウザが備えているものではないため、フレーム機能に対応していないブラウザではこのようなポータルのサービスを利用することができないという問題があった。また、フレームの分割はブラウザ側の処理によるため、サーバ側で表示領域の制御を行うことができず、ブラウザによってはグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の表示にズレが生じることがあるという問題もあった。さらに、あるフレームでの操作を他のフレームでの表示に反映させる処理は、ジャバスクリプト(Java(登録商標)Script)等の言語を用いたプログラムコードとして記述するが、これは煩雑である上、処理動作がブラウザの機能に依存するため、しばしばブラウザ毎にコードを書き分ける必要が生じ、設計に労力を要するという問題もあった。
【0178】
これに対し、この発明の表示用データ生成装置、表示用データ生成システム及び表示用データ生成方法によれば、複数の文書データの内容を所望の配置で表示させるための1つの表示用データを生成することができるので、この表示用データに従ってブラウザに表示を行わせることにより、例えば図18に示すような表示を行わせることができる。
【0179】
図18では、「Broad Search」、「Service List」,「Bookark」、「Document and Folder View」の4つのウェブサービスを提供する画面を表示するための1つの表示用データを生成し、ブラウザに表示させた例を示しているが、このように、この発明によれば、フレーム機能を用いることなく、複数(サービス毎に異なるとは限らない)のウェブサーバから集めた種々のサービスを提供する画面をブラウザの1つのウィンドウに表示させることができる(文書データの内容がこのようなものに限定されるわけではないことはもちろんであるが)。
【0180】
従って、クライアント側のブラウザの機能に依存せずに表示を行わせることができるので、フレームを用いた場合の上記のような問題は発生せず、ウェブサーバにおけるサービスの設計や制御を容易に行うことができるようになる。
【0181】
また、このような表示用データに従ってブラウザに表示を行わせることにより種々のサービスを提供すれば、ブラウザに表示させる内容をサーバ側で全て管理することができるので、各クライアント端末にアプリケーションをインストールしなくても、ユーザはブラウザのみによって所望のウェブサービスの提供を受けることができる。
【0182】
ここで、単にXML形式で提供される文書データをXSLデータに従ってHTML形式に変換するだけでは複数の文書データの内容を1つのHTMLデータに変換してブラウザに表示させることが困難であることは、従来の技術の項で述べた通りである。
【0183】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の表示用データ生成装置、表示用データ生成方法及び、表示用データ生成システムによれば、複数の文書データの内容を同一ページ上に表示させる処理を容易に行うことができる。さらに、複数の文書データの内容を所望の配置で表示させることができる。
【0184】
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータを上記のような表示用データ生成装置として機能させることができる。
【0185】
また、この発明の記録媒体によれば、上記のプログラムを記憶していないコンピュータにそのプログラムを記憶させ、その実行によって上記のような表示用データ生成装置として機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の表示用データ生成システムの実施形態であるウェブサービスシステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したウェブサービスシステムにおけるソフトウェア構成の概略を示す構成図である。
【図3】この発明の表示用データ生成装置の実施形態であるウェブサーバにおける表示用データ生成処理について説明するための説明図である。
【図4】図14に示す表示用データ生成処理で生成した表示用データを用いて表示させる画面におけるブロック分けについて説明するための図である。
【図5】その表示用データ生成処理に用いる配置データの例を示す図である。
【図6】図3に示した内容情報の例を示す図である。
【図7】同じく内容情報の別の例を示す図である。
【図8】文書データの例を示す図である。
【図9】文書データテンプレートの例を示す図である。
【図10】要素情報の例を示す図である。
【図11】要素の中でパーツに対応する変換データを参照している例を示す図である。
【図12】ブロックに対応する変換データの例を示す図である。
【図13】変換データテンプレートの例を示す図である。
【図14】この発明の表示用データ生成装置の実施形態であるウェブサーバにおける表示用データ生成の処理を示すフローチャートである。
【図15】図14のフローチャートに示した処理の一部をさらに詳しく示すフローチャートである。
【図16】図15のフローチャートに示した処理の一部をさらに詳しく示すフローチャートである。
【図17】図14に示す表示用データ生成処理で取得する変換データの構成について説明するための図である。
【図18】この発明の表示用データ生成装置が生成した表示用データによる表示画面の例を示す図である。
【図19】文書データの構成について説明するための図である。
【符号の説明】
10:ウェブサーバ 11,21:CPU
12,22:ROM 13,23:RAM
14,24:HDD
15,25:ネットワークI/F
16,27:システムバス 20:データ管理サーバ
26:データ蓄積手段 30:ネットワーク
31:クライアントPC 32:クライアントPDA
101,201:ウェブサーバプログラム
102,202:ランタイム
103,203:モジュールコンテナ
104,204:XMLパーサ
105,205:XSLプロセッサ
106:クライアントプログラム
107,207:プロトコルキット
108:サーバサイドプログラムモジュール
206:サーバプログラム
208:データ管理サーバプログラム
310,320:クライアントブラウザ

Claims (31)

  1. 表示すべき複数の文書データ及び該文書データに対応した変換データの取得方法を参照するための取得方法参照情報と、前記複数の文書データの内容を表示させる際の配置とが示された配置データを取得する配置データ取得手段と、
    前記配置データにおける前記取得方法参照情報を参照して前記複数の文書データを取得する文書データ取得手段と、
    前記配置データにおける前記取得方法参照情報を参照して、前記複数の文書データの各々について、該文書データをその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定する前記変換データを取得する変換データ取得手段と、
    前記配置データと前記複数の文書データの各々についての前記変換データとに基づいて前記複数の文書データを変換し、その内容を前記配置データの示す配置で表示させるための1つの表示用データを生成する表示用データ生成手段とを有し、
    前記表示用データ生成手段は、前記文書データ取得手段の取得した複数の文書データを適当な順番に配列し、前記配置データに含まれる、前記複数の文書データのそれぞれを表示させる配置を示す配置の情報を付加した1つの文書データを生成する第一の手段と、
    前記変換データ取得手段の取得した変換データを適当な順番に配列して1つの変換データを生成する第二の手段と、
    前記1つの文書のデータに付加された前記配置の情報に基づいて、前記1つの文書データに含まれる複数の文書データの前記1つの変換データに基づく変換の順序を決定し、前記変換の順序によって前記1つの文書データに含まれる複数の文書データを変換して前記1つの表示用データを生成する第三の手段とを有することを特徴とする表示用データ生成装置。
  2. 請求項1記載の表示用データ生成装置であって、
    前記第三の手段は、前記配置の情報と前記変換の順序との対応関係が定められたテーブルを参照して、前記変換の順序を決定することを特徴とする表示用データ生成装置。
  3. 請求項1又は2記載の表示用データ生成装置であって、
    前記配置データは、前記表示用データが表示させる画面を分割するブロック単位で前記複数の文書データの表示内容の配置を示すデータであることを特徴とする表示用データ生成装置。
  4. 請求項3記載の表示用データ生成装置であって、
    前記配置データは、前記ブロック毎にそのブロックの位置に表示すべき文書データ及び該文書データに対応した変換データの取得方法を参照するための取得方法参照情報を含み、
    前記文書データ取得手段は、前記取得方法参照情報を参照して前記複数の文書データを取得する手段を有し、
    前記変換データ取得手段は、前記取得方法参照情報を参照して必要な変換データを取得する手段を有することを特徴とする表示用データ生成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示用データ生成装置であって、
    前記変換データ取得手段は、前記変換データを構成する要素を示す要素情報を取得する手段と、該要素情報に従って前記変換データを構成する各要素を取得する手段と、取得した各要素を結合して必要な変換データを取得する手段とを有し、
    前記変換データを構成する各要素は、それぞれ前記文書データの一部をその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定するデータであることを特徴とする表示用データ生成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示用データ生成装置であって、
    表示用データの生成要求を受け付ける表示要求受付手段と、
    前記生成要求を行ったユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段とを備え、
    前記配置データ取得手段は、該識別情報取得手段の取得した識別情報に従って、前記表示用データの生成要求を行ったユーザに対応する配置データを取得する手段であることを特徴とする表示用データ生成装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示用データ生成装置であって、
    表示用データの生成要求を受け付ける表示要求受付手段と、
    前記生成要求を行ったクライアント装置の識別情報を取得する識別情報取得手段とを備え、
    前記配置データ取得手段は、該識別情報取得手段の取得した識別情報に従って、前記表示用データの生成要求を行ったクライアント装置に対応する配置データを取得する手段であることを特徴とする表示用データ生成装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の表示用データ生成装置であって、
    前記表示用データ生成手段によって生成する表示用データを用いて表示を行う装置のブラウザの種類情報を取得する表示装置種別取得手段を備え、
    前記配置データ取得手段は、前記表示装置種別取得手段の取得した前記種類情報に従って、該種類情報の示すブラウザに対応する配置データを取得する手段であることを特徴とする表示用データ生成装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の表示用データ生成装置であって、
    前記文書データは拡張マークアップ言語(XML)形式のデータであり、
    前記変換データは拡張スタイルシート言語(XSL)形式のデータであり、
    前記表示用データは、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)形式のデータであることを特徴とする表示用データ生成装置。
  10. 請求項9に記載の表示用データ生成装置であって、
    前記配置データは拡張マークアップ言語(XML)形式のデータであることを特徴とする表示用データ生成装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の表示用データ生成装置と、前記表示用データ生成装置と接続されたデータ管理装置とからなる表示用データ生成システムであって、
    前記データ管理装置は、前記文書データと、該文書データに対応した変換データとを蓄積するデータ蓄積手段を有し、
    前記表示用データ生成装置において、前記文書データ取得手段は、前記データ管理装置から文書データを取得する手段を有し、
    前記変換データ取得手段は、前記データ管理装置から変換データを取得する手段を有することを特徴とする表示用データ生成システム。
  12. 請求項11記載の表示用データ生成システムであって、
    前記データ管理装置は、前記表示用データ生成装置の前記文書データ取得手段からの文書データの取得要求に応じて前記データ蓄積手段に蓄積している文書データのファイルの中から所定の条件を満たす文書データのみを抽出する文書データ加工手段を有することを特徴とする表示用データ生成システム。
  13. 前記文書データ取得手段及び/又は前記変換データ取得手段は、SOAPによる通信によって文書データ又は変換データを取得することを特徴とする請求項11又は12記載の表示用データ生成システム。
  14. 請求項1乃至5及び8乃至10のいずれか一項に記載の表示用データ生成装置と、該表示用データ生成装置と接続された識別情報取得装置とによって構成される表示用データ生成システムであって、
    前記識別情報取得装置は、前記表示用データ生成装置に対して表示用データの生成要求を行うユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段を備え、
    前記表示用データ生成装置の前記配置データ取得手段は、前記識別情報取得装置の取得した識別情報に従って、表示用データの生成要求を行ったユーザに対応する配置データを取得する手段であることを特徴とする表示用データ生成システム。
  15. 請求項1乃至5及び8乃至10のいずれか一項に記載の表示用データ生成装置と、該表示用データ生成装置と接続された識別情報取得装置とによって構成される表示用データ生成システムであって、
    前記識別情報取得装置は、前記表示用データ生成装置に対して表示用データの生成要求を行うクライアント装置の識別情報を取得する識別情報取得手段を備え、
    前記表示用データ生成装置の前記配置データ取得手段は、前記識別情報取得装置の取得した前記クライアント装置の識別情報に従って、表示用データの生成要求を行った前記クライアント装置に対応する配置データを取得する手段であることを特徴とする表示用データ生成システム。
  16. 請求項1乃至5及び8乃至10のいずれか一項に記載の表示用データ生成装置と、該表示用データ生成装置と接続された識別情報取得装置とによって構成される表示用データ生成システムであって、
    前記識別情報取得装置は、前記表示用データ生成装置に対して表示用データの生成要求を行う装置のブラウザの種類情報を取得する識別情報取得手段を備え、
    前記表示用データ生成装置の前記配置データ取得手段は、前記識別情報取得装置の取得した前記種類情報に従って、表示用データの生成要求を行ったブラウザに対応する配置データを取得する手段であることを特徴とする表示用データ生成システム。
  17. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の表示用データ生成装置とネットワークを介して接続されているデータ管理装置であって、
    前記文書データを蓄積するデータ蓄積手段と、
    前記表示用データ生成装置からの要求に基づいて、前記文書データを前記蓄積手段から取得し、前記表示用データ生成装置に送信するデータ送信手段とを有することを特徴とするデータ管理装置。
  18. 請求項17記載のデータ管理装置であって、前記表示用データ生成装置からの要求はSOAPによって送信されることを特徴とすることを特徴とするデータ管理装置。
  19. コンピュータの配置データ取得手段が、示すべき複数の文書データ及び該文書データに対応した変換データの取得方法を参照するための取得方法参照情報と、前記複数の文書データの内容を表示させる際の配置とが示された配置データを記憶装置より取得する配置データ取得手順と、
    前記コンピュータの文書データ取得手段が、前記配置データにおける前記取得方法参照情報を参照して複数の文書データを記憶装置より取得する文書データ取得手順と、
    前記コンピュータの変換データ取得手段が、前記配置データにおける前記取得方法参照情報を参照して、前記複数の文書データの各々について、該文書データをその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定する前記変換データを記憶装置より取得する変換データ取得手順と、
    前記コンピュータの表示用データ生成手段が、前記配置データと前記複数の文書データの各々についての前記変換データとに基づいて前記複数の文書データを変換し、その内容を前記配置データの示す配置で表示させるための1つの表示用データを記憶装置に生成する表示用データ生成手順とを有し、
    前記表示用データ生成手順は、前記文書データ取得手順の取得した複数の文書データを適当な順番に配列し、前記配置データに含まれる、前記複数の文書データのそれぞれを表示させる配置を示す配置の情報を付加した1つの文書データを生成する第一の手順と、
    前記変換データ取得手順の取得した変換データを適当な順番に配列して1つの変換データを生成する第二の手順と、
    前記1つの文書のデータに付加された前記配置の情報に基づいて、前記1つの文書データに含まれる複数の文書データの前記1つの変換データに基づく変換の順序を決定し、前記変換の順序によって前記1つの文書データに含まれる複数の文書データを変換して前記1つの表示用データを生成する第三の手順とを有することを特徴とする表示用データ生成方法。
  20. 請求項19記載の表示用データ生成方法であって、
    前記第三の手順は、前記配置の情報と前記変換の順序との対応関係が定められたテーブルを参照して、前記変換の順序を決定することを特徴とする表示用データ生成方法。
  21. 請求項19又は20記載の表示用データ生成方法であって、
    前記配置データは、前記表示用データが表示させる画面を分割するブロック単位で前記複数の文書データの表示内容の配置を示すデータであることを特徴とする表示用データ生成方法。
  22. 請求項19乃至21のいずれか一項に記載の表示用データ生成方法であって、
    前記変換データ取得手順は、前記変換データを構成する要素を示す要素情報を取得する手順と、該要素情報に従って前記変換データを構成する各要素を取得する手順と、取得した各要素を結合して必要な変換データを取得する手順とを有し、
    前記変換データを構成する各要素は、それぞれ前記文書データの一部をその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定するデータであることを特徴とする表示用データ生成方法。
  23. 請求項19乃至22のいずれか一項に記載の表示用データ生成方法であって、
    前記コンピュータの表示要求受付手段が、表示用データの生成要求を受け付ける表示要求受付手順と、
    前記コンピュータの識別情報取得手段が、前記生成要求を行ったユーザの識別情報を取得する識別情報取得手順とをさらに含み、
    前記配置データ取得手順は、該識別情報取得手順の取得した識別情報に従って、前記表示用データの生成要求を行ったユーザに対応する配置データを取得する手順であることを特徴とする表示用データ生成方法。
  24. 請求項19乃至23のいずれか一項に記載の表示用データ生成方法であって、
    前記コンピュータの表示装置種別取得手段が、前記表示用データ生成手順で生成する表示用データを用いて表示を行う装置のブラウザの種類情報を取得する表示装置種別取得手順をさらに有し、
    前記配置データ取得手順は、前記表示装置種別取得手順の取得した前記種類情報に従って、該種類情報の示すブラウザに対応する配置データを取得する手順であることを特徴とする表示用データ生成方法。
  25. コンピュータを、
    表示すべき複数の文書データ及び該文書データに対応した変換データの取得方法を参照するための取得方法参照情報と、前記複数の文書データの内容を表示させる際の配置とが示された配置データを取得する配置データ取得手段と、
    前記配置データにおける前記取得方法参照情報を参照して前記複数の文書データを取得する文書データ取得手段と、
    前記配置データにおける前記取得方法参照情報を参照して、前記複数の文書データの各々について、該文書データをその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定する前記変換データを取得する変換データ取得手段と、
    前記配置データと前記複数の文書データの各々についての前記変換データとに基づいて前記複数の文書データを変換し、その内容を前記配置データの示す配置で表示させるための1つの表示用データを生成する表示用データ生成手段として機能させ、
    前記表示用データ生成手段は、前記文書データ取得手段の取得した複数の文書データを適当な順番に配列し、前記配置データに含まれる、前記複数の文書データのそれぞれを表示させる配置を示す配置の情報を付加した1つの文書データを生成する第一の手段と、
    前記変換データ取得手段の取得した変換データを適当な順番に配列して1つの変換データを生成する第二の手段と、
    前記1つの文書のデータに付加された前記配置の情報に基づいて、前記1つの文書データに含まれる複数の文書データの前記1つの変換データに基づく変換の順序を決定し、前記変換の順序によって前記1つの文書データに含まれる複数の文書データを変換して前記1つの表示用データを生成する第三の手段とを有することを特徴とするプログラム。
  26. 請求項25記載のプログラムであって、
    前記第三の手段は、前記配置の情報と前記変換の順序との対応関係が定められたテーブルを参照して、前記変換の順序を決定することを特徴とするプログラム。
  27. 請求項25又は26記載のプログラムであって、
    前記配置データは、前記表示用データが表示させる画面を分割するブロック単位で前記複数の文書データの表示内容の配置を示すデータであることを特徴とするプログラム。
  28. 請求項25乃至27のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記変換データ取得手段は、前記変換データを構成する要素を示す要素情報を取得する手段と、該要素情報に従って前記変換データを構成する各要素を取得する手段と、取得した各要素を結合して必要な変換データを取得する手段とを有し、
    前記変換データを構成する各要素は、それぞれ前記文書データの一部をその内容を表示するための表示用データに変換する規則を規定するデータであることを特徴とするプログラム。
  29. 請求項25乃至28のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    さらに、コンピュータを、表示用データの生成要求を受け付ける表示要求受付手段と、
    前記生成要求を行ったユーザの識別情報を取得する識別情報取得手段として機能させるためのプログラムを含み、
    前記配置データ取得手段は、該識別情報取得手段の取得した識別情報に従って、前記表示用データの生成要求を行ったユーザに対応する配置データを取得する手段であることを特徴とするプログラム。
  30. 請求項25乃至28のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    さらに、コンピュータを、前記表示用データ生成手段によって生成する表示用データを用いて表示を行う装置のブラウザの種類情報を取得する表示装置種別取得手段として機能させるためのプログラムを含み、
    前記配置データ取得手段は、前記表示装置種別取得手段の取得した前記種類情報に従って、該種類情報の示すブラウザに対応する配置データを取得する手段であることを特徴とするプログラム。
  31. 請求項25乃至30のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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