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JP4074428B2 - 紹介方法、紹介システム - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、申込み者の要望に沿った人物、特に申込み者の要望に沿ったサービス(商品の提供を含む)を提供できる提供者を紹介できるように仲介を支援する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネットなどのネットワークを利用して利用者の要望に沿った情報の紹介を行なう紹介サービスが行なわれている。このような紹介サービスの1つとして検索エンジンがある。検索エンジンは、WebページのURL(Uniform Resource Locator)が検索条件に対応付けられて記憶された検索用データベースから、ネットワークを介して利用者の端末より受付けた検索条件と一致あるいは近似する検索条件に対応付けられているURLを検出し、当該URLへのリンク情報を利用者の端末に提示する。利用者は、リンク情報を選択することで、当該リンク情報により特定されるURLへアクセスでき、Webページを閲覧することができる。
【0003】
また、ネットワーク参加者同士の、直接的な商品やサービスの取引きを促進するために、ネットワークを介したオークション機能を提供するサービスが存在する。取引き対象の商品やサービスについて、入札価格に基づくオークションを行うことで、売り手と買い手のマッチングを行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ボランティア活動や地域活動といった個人レベルでの交流活動(以下、コミュニティ活動と呼ぶこととする)の活性化、円滑化を図るため、コミュニティ活動の参加者にサービス授受の機会を提供できるような仕組み、すなわち、サービスを受けたい参加者(以下、サービス享受者と呼ぶこととする)の要望に沿ったサービスを提供可能な他の参加者(以下、サービス提供者と呼ぶこととする)を紹介することのできる仕組みの必要性が高まりつつある。
【0005】
ところで、コミュニティ活動の活性化、円滑化を図るためには、サービス提供者とサービス享受者の関係を絶えず交換するよう促して、サービスのやりとりが循環するようにサービス提供者とサービス享受者をマッチングする必要がある。また、オークションで取引される商品やサービスの価値が入札価格という価格情報に一元的に還元されるのとは異なり、ボランティアサービスの価値は、価格情報に一元的に還元できない。例えば、サービス提供者Aにサービス提供の機会を与えるよりも、サービス提供者Bにサービス提供の機会を与えた方が、その地域でのコミュニティ活動の活性化により貢献するといったように、価格情報以外の項目も、ボランティアサービスの価値に影響する。このため、多様な評価指標を勘案したマッチングが必要となる。また、コミュニティ内に信頼関係を熟成させ、サービス提供者とサービス享受者の自発性を高める工夫が必要となる。
【0006】
このようなことから、コミュニティ活動の活性化、円滑化を図るためには、多くの参加者にサービス提供の機会が与えられるようにすることが好ましい。すなわち、ある参加者にのみ、サービス提供の機会が集中的に与えられるような事態を避けることが望まれる。また、サービス享受者の要望に沿ったサービスを提供可能なサービス提供者が複数いるような場合において、これらのサービス提供者全員をサービス享受者に紹介してサービス享受者に選択させることは、サービス提供者間でサービス提供の機会獲得を競わせることとなり、コミュニティ活動の理念にそぐわない。
【0007】
上記従来の技術で説明した、検索エンジンなどの従来の紹介サービスやネットワークを利用したオークションでは、これらの点について何ら考慮されておらず、したがって、従来の紹介サービスやネットワークを利用したオークションを、そのままコミュニティ活動の参加者にサービス授受の機会を提供できるように仲介するための仕組みとして導入することは好ましくない。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、自分の持てる力を自発的に他人のために提供したいと思っている人や組織を社会で有効に活用できる仕組み、特に、社会における強者の論理でななく、弱者の立場に立って人や組織を社会で有効に活用できる仕組みを実現することにある。
【0009】
例えば、介護保険制度対象外のサービスを対象にした住民の相互扶助活動や、高齢者にインターネットを教える活動や、学校のIT化への住民協力等の学校と地域の交流や、市民が参加するグラウンドワークや、リサイクル活動や、町の清掃等の活動や、割引分の寄付等の商店街によるボランテイア活動支援や、都会と山村の住民の交流の促進によるエコフォレスト作り活動といった、多種多様なコミュニティ活動の活性化、円滑化を図ることができるように、自発的にサービスを提供したいと思っているサービス提供者とサービスの享受を希望するサービス享受者との仲介を支援することにある。
【0010】
なお、本発明は、ボランティアサービスのみならず、価格情報に一元的に還元できないサービスや商品、つまり、多元的価値に基づくサービスや商品のネット取引きに広く適用できる。また、互酬(サービス享受者が今度はサービス提供者となって、他のサービス享受者にサービスを提供することにより、参加者間のサービス交換が図られるような関係)を伴うサービスや商品のネット取引きにも適用できる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様では、情報伝達媒体を介して各種端末に接続されたコンピュータを用いて、コーディネータが申込み者の要望に沿ったサービス(以下、サービスは商品の提供をも含む)を提供できる提供者を紹介できるように支援する。
【0012】
すなわち、前記提供者の端末より、提供可能なサービスの希望条件(例えば、提供可能なサービスの種類、サービス提供の希望日時(あるいは曜日と時間帯)およびサービス提供の希望場所の指定等)を受付けて、これを当該提供者の情報(以下、提供者情報と呼ぶ)に対応付けて登録する。また、前記提供者のサービス提供機会に関する提供状況情報を入手し、これを当該提供者の前記提供者情報に対応付けて登録する。さらに、前記申込み者の端末より、享受したいサービスの利用申込み(例えば、享受したいサービスの種類、サービス享受の希望日時(あるいは曜日と時間帯)およびサービス享受の希望場所の指定等)を受付け、これを当該申込み者の情報(以下、申込み者情報と呼ぶ)に対応付けて登録する。
【0013】
前記コーディネータが、前記コーディネータの端末を利用して、登録されている利用申込みのうちの1つを選択すると、当該選択した利用申込みについて、登録されている希望条件の中から、当該利用申込みの内容と少なくとも一部合致しているものを選出し、選出された希望条件に対応付けられている提供者情報により特定される提供者各々を、紹介候補者として選出する。そして、前記利用申込みに対して選出した提供者各々の、前記提供者情報、前記希望条件および前記提供状況情報が記述された紹介候補者リストを、前記コーディネータの端末に出力する。
【0014】
これにより、前記コーディネータは、前記紹介候補者リストに記述された紹介候補者各々の前記希望条件および前記提供状況情報を参照することで、前記申込み者の利用申込みの内容をある程度満足しつつも、サービス提供機会の少ない(申込み者に対する紹介の機会の少ない)紹介候補者を、当該申込み者に紹介すべき提供者として選出することが可能となる。
【0015】
また、前記コーディネータが、前記コーディネータの端末を利用して、前記紹介候補者リストに記述されている紹介候補者の中から申込み者に紹介すべき提供者を選出したならば、この提供者の前記提供者情報および前記希望条件を、前記申込み者の端末に出力する。
【0016】
したがって、前記申込み者には、前記コーディネータが選出した提供者の情報のみが表示されることとなるため、提供者間でサービス提供の機会獲得を競わせるような事態を避けるようにすることが可能となる。
【0017】
なお、上記第1の態様において、前記提供者は、任意単位のグループであるコミュニティの少なくともいずれか1つに属し、前記コーディネータは、少なくとも1つのコミュニティを担当するようにするとよい。ここで、前記コミュニティは、A地区、B地区といった地域単位で設けてもよいし、あるいは、介護、生涯学習、個人レッスン、ごみのリサイクル、町の清掃といったジャンル単位で設けてもよい。さらには、地域単位のコミュニティとジャンル単位のコミュニティとが混在しても構わない。
【0018】
この場合、前記提供者情報に前記提供者が属するコミュニティの識別情報を含めると共に、前記利用申込みに前記コミュニティの指定を含める。また、登録されている利用申込みのうち同じコミュニティの指定を含む利用申込みの一覧を、当該コミュニティを担当する前記コーディネータの端末に出力して、前記コーディネータにそのうちの1つを選択させる。そして、選択された利用申込みにて指定されているコミュニティの識別情報を含む前記提供者情報を持つ提供者の中から、当該利用申込みに対する紹介候補者の選出を行なう。さらに、前記紹介候補者リストを、前記利用申込みにて指定されているコミュニティを担当する前記コーディネータの端末に出力し、前記コーディネータに、前記選出した紹介候補者の中から申込み者に紹介すべき提供者を選出させる。
【0019】
このようにすれば、前記コーディネータは、自身が熟知している前記コミュニティの参加者である前記提供者の中から、前記申込み者に紹介すべき前記提供者を選び出すことが可能となり、当該コーディネータにかかる負担を低減できる。
【0020】
さて、上記第1の態様では、前記コーディネータが、前記申込み者の利用申込み内容や前記紹介候補者リストに記述された前記紹介候補者各々の希望条件等を参考にして、前記申込み者に紹介すべき提供者の選出を行なう。したがって、提供者および申込み者間のサービス授受が円滑に行なわれ、コミュニティ活動の促進、活性化がよりよく図られるようにするためには、前記コーディネータに高い質・能力が要求される。また、前記コーディネータは、コミュニティ活動の理念に従って忠実に作業を行なわなければならない。
【0021】
このため、前記コーディネータの作業内容に問題が生じないように、あるいは、問題が生じた場合にも、後でそのときの事実関係が正確に把握できるようにすることは大切である。そこで、前記コーディネータの端末が前記申込み者の端末や前記紹介候補者リストに記述された前記提供者各々の端末との間で行なったやり取りの履歴を含む交渉履歴情報を、当該コーディネータの情報(以下、コーディネータ情報と呼ぶ)に対応付けて登録しておくとよい。そして、この交渉履歴情報を、後の精査(コーディネータの作業内容がコミュニティ活動の理念に則しているか否か等)や教育(コーディネータの学習や指導等)に利用できるようにするとよい。このようにすることで、前記コーディネータとの関係において弱者である前記提供者や前記申込み者が、安心してコミュニテイ活動に参加することができる。
【0022】
次に、本発明の第2の態様では、情報伝達媒体を介して各種端末に接続されたコンピュータを用いて、申込み者の要望に沿ったサービス(以下、サービスは商品の提供をも含む)を提供できる提供者を紹介する。
【0023】
すなわち、前記提供者の端末より、提供可能なサービスの希望条件(例えば、提供可能なサービスの種類、サービス提供の希望日時(あるいは曜日と時間帯)およびサービス提供の希望場所の指定等)を受付けて、これを当該提供者の情報(以下、提供者情報と呼ぶ)に対応付けて登録する。また、前記提供者のサービス提供機会に関する提供状況情報を入手し、これを当該提供者の提供者情報に対応付けて登録する。さらに、前記申込み者の端末より、享受したいサービスの利用申込み(例えば、享受したいサービスの種類、サービス享受の希望日時(あるいは曜日と時間帯)およびサービス享受の希望場所の指定等)を受付け、これを当該申込み者の情報(以下、申込み者情報と呼ぶ)に対応付けて登録する。
【0024】
そして、前記利用申込みについて、登録されている希望条件の中から、当該利用申込みの内容と少なくとも一部合致しているものを選出し、選出された希望条件各々の当該利用申込みの内容との一致部分により定まる優先度に従って、前記申込み者に紹介する前記提供者を特定する。例えば、サービスの種類が一致する場合にはA点、サービス授受の希望場所が一致する場合はB点、サービス授受の希望日時が一致する場合にはC点というように、一致部分に応じて点数を与え、その合計点を優先度として、優先度が最も高い前記希望条件に対応付けられた前記提供者情報により特定される提供者を特定する。この際、優先度が最も高い前記希望条件を持つ前記提供者が複数存在する場合、これらの前記提供者の中から前記提供状況情報が示すサービス提供機会が最も低い提供者を特定する。
【0025】
以上のようにして特定した前記提供者の前記提供者情報および前記希望条件を、前記申込み者の端末に出力する。
【0026】
上記第2の態様においても、上記第1の態様と同様、申込み者の利用申込み内容をある程度満足しつつも、サービス提供機会の少ない(申込み者に対する紹介の機会の少ない)提供者を、当該申込み者に紹介すべき提供者として特定することが可能となる。また、前記申込み者の端末には、最終的に特定した提供者の情報のみが通知されることとなるため、提供者間でサービス提供の機会獲得を競わせるような事態を避けることができる。なお、本態様では、コーディネータを設ける必要はない。
【0027】
また、上記第2の態様においても、上記第1の態様と同様、前記提供者が、任意単位のグループであるコミュニティの少なくともいずれか1つに属するようにするとよい。そして、前記提供者情報に前記提供者が属するコミュニティの識別情報を含めると共に、前記利用申込みにコミュニティの指定を含めて、前記利用申込みにて指定されているコミュニティの識別情報を含む前記提供者情報を持つ提供者の中から、当該利用申込みに対して紹介すべき提供者の特定を行なうようにするとよい。このようにすれば、前記利用申込みに対して紹介すべき提供者の検索範囲をより小さくすることができ、したがって、前記コンピュータにかかる負荷を低減できる。
【0028】
また、上記第2の態様において、前記申込み者に紹介する前記提供者を特定するために前記コンピュータで行なわれた処理内容の履歴を、登録しておくようにするとよい。そして、この履歴を、前記コンピュータでの処理がコミュニティ活動の理念に則して行なわれた否等を検証し、当該コンピュータで採用している、前記申込み者に紹介する前記提供者を特定するためのルールの見なおし等に利用できるようにするとよい。
【0029】
なお、上記の各態様において、前記提供状況情報としては、例えば、前記提供者がサービス提供の対価として前記申込み者より受け取ったチケットの額面所持量を用いることができる。このようなチケットとしては、例えば、「エコマネー」、「LETS」、「time-dollar」といった、コミュニティ活動に対する対価として使用することを目的としたチケット等が挙げられる。
【0030】
前記提供状況情報としてこのようなチケットの額面所持量を使用する場合、前記提供者の前記提供者情報および前記希望条件を通知した前記申込み者の端末より、当該申込み者がサービス提供の対価として当該提供者に支払ったチケットの額面を受付けて、これを当該提供者の前記提供者情報に対応付けて登録されているチケットの額面所持量に加算すればよい。この際、前記申込み者が提供者としても登録されている場合は、当該申込み者の端末より受付けたチケットの支払い額面を、当該申込み者である前記提供者の前記提供者情報に対応付けて登録されているチケットの額面所持量から減算すればよい。このようにすることで、各提供者のチケットの額面所持量からサービス授受の機会を把握できる。
【0031】
ところで、上記チケットの支払いにおいて、自発的なサービスの授受、特に、善意に基づくサービスの授受を円滑に促進する手立てとして、相対取引とゆらぎを持った値付けの考え方を導入することが有効である。すなわち、上記第1の態様において、前記コーディネータは、前記申込み者の利用申込み内容や前記紹介候補者リストに記述された紹介候補者各々の希望条件等を参考にして、前記申込み者に紹介すべき提供者の選出を行なう。また、上記第2の態様では、前記コンピュータが、前記申込み者の利用申込み内容や前記登録されている希望条件等を参考にして、前記申込み者に紹介すべき提供者の選出を行なう。しかし、このようにして選出され、前記申込み者に紹介された提供者に、当該申込み者がサービス提供の対価として支払うチケットの額面は、前記申込み者が、享受したサービスに対する満足度や感謝の気持ちに応じて、最終的に決定するとよい。いわば、感謝の気持ちをチケットの多寡で表すようにするとよい。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、ボランタリーなサービス(ボランティアサービス)の交換を目的としたコミュニティ活動に参加する参加者間の紹介サービスを支援する場合を例にとり説明する。
【0033】
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
【0034】
図1は、本発明の第1実施形態が適用された紹介サービス支援システムの概略構成を示す図である。
【0035】
図示するように、本実施形態の紹介サービス支援システムは、ボランティアサービスの交換を目的としたコミュニティ活動に参加する参加者が使用する参加者端末3と、コーディネータが使用するコーディネータ端末2と、コミュニティ管理センタ1とが、インターネット等のネットワーク4を介して、互いに接続されて構成されている。なお、図1に示す例では、参加者端末3が無線通信機能を有する携帯端末であることを想定し、参加者端末3を無線中継局6を介してネットワーク4に接続している。しかし、参加者端末3は、無線通信機能を有する携帯端末に限定されない。
【0036】
コミュニティ活動の参加者は、コミュニティ5の少なくともいずれか1つに属することが条件とされている。ここで、コミュニティ5とは、参加者のコミュニティ活動の拠点となるグループである。コミュニティ5をどのような単位で設けるかは任意でよい。例えばA地区、B地区といった地域単位で設けてもよい。あるいは、介護、生涯学習、個人レッスンといったジャンル単位で設けてもよい。もしくは、地域単位のコミュニティ5とジャンル単位のコミュニティ5とを混在させても構わない。
【0037】
各コミュニティ5には、少なくとも1人のコーディネータが配属される。コーディネータは、利用申込みのあった参加者(サービス享受者)に、当該参加者の要望に沿ったサービスを提供可能な参加者(サービス提供者)を、自身が担当するコミュニティ5に属する参加者の中から選び出して仲介(紹介)する作業(紹介サービス)を行なう。
【0038】
なお、コーディネータには、コミュニティ活動の理念を十分に理解し、コミュニティ活動の活性化、円滑化が図れるように、サービス享受者およびサービス提供者の仲介作業を行うことが期待される。したがって、コーディネータには、忠実義務と善管注意義務という基本的な信認義務が課せられると考えられる。ここでの忠実義務とは、コミュニティ活動の活性化、円滑化を図れるように行動する義務であり、逆にいえば、コーディネータ自身や、コミュニティ活動に参加する参加者以外の第3者、あるいは、コミュニティ活動に参加する特定の参加者(例えばコーディネータの親族)のみの利益を図る行為を禁止することである。一方、善管注意義務とは、注意を怠って任務が全うできない事態にならないよう活動することを強いるものである。
【0039】
なお、各コミュニティ5の参加者数に制限を設けてもよい。例えば、1つのコミュニティ5対して最大1000名の参加者のみ受け付ける。これにより、コーディネータの紹介作業数が制限され、コーディネータの作業負荷が軽減される。同様に、コミュニティ活動の参加者が加入できる、コミュニティ数について制限を設けてもよい。例えば、コミュニティ活動の各参加者は、最大10個のコミュニティ5に参加できるものとする。これにより、各コミュニティ5への参加者数を不要に増大させることを防ぐことができる。
【0040】
次に、上記構成の紹介サービス支援システムを利用して行なわれる紹介サービスの概略について説明する。
【0041】
図2は、図1に示す紹介サービス支援システムを利用して行なわれる紹介サービスの概略を説明するための図である。
【0042】
図示するように、コミュニティ活動への参加を希望する者は、参加者端末3を用いてコミュニティ管理センタ1に参加登録を依頼して(S2001)、氏名、住所、連絡先(電話番号およびメールアドレス)、参加を希望するコミュニティ5の名称等を含む個人情報と、チケットの額面所持量とを送信する。これを受けて、コミュニティ管理センタ1は、これらの情報を、依頼者にユニークに割り当てたログイン情報(ユーザID、パスワード)に対応付けて登録し(S2002)、ログイン情報を、依頼者の参加者端末3に通知する。これにより、依頼者は、コミュニティ活動の参加者として、本実施形態の紹介サービス支援システムを利用することが可能となる。
【0043】
ここで、チケットとしては、例えば、「エコマネー」、「LETS」、「time-dollar」といった、ボランティアサービスに対する対価として使用することを目的としたチケットを用いることができる。
【0044】
さて、コミュニティ管理センタ1への参加登録が済んだ参加者は、ボランティアサービスを自ら提供することを望むならば、参加者端末3を用いてコミュニティ管理センタ1に提供サービスの登録を依頼して(S2003)、提供可能なサービスの情報、場所および日時(あるいは曜日と時間帯)を送信する。これを受けて、コミュニティ管理センタ1は、これらの情報を、提供サービス情報として、予め登録しておいた依頼者の個人情報との対応が判るようにして登録する(S2004)。
【0045】
また、コミュニティ管理センタ1への参加登録が済んだ参加者は、ボランティアサービスの享受を望むならば、参加者端末3を用いてコミュニティ管理センタ1に利用申込みを行なって(S2005)、享受したいサービスの情報、場所および日時(あるいは曜日と時間帯)と利用するコミュニティ5の名称とを送信する。これを受けて、コミュニティ管理センタ1は、これらの情報を、利用申込み情報として、予め登録しておいた依頼者の個人情報との対応が判るようにして登録する(S2006)。
【0046】
コミュニティ管理センタ1は、コーディネータ端末2を介して受付けたコーディネータの指示に従い、予め登録しておいた利用申込み情報の中から、当該コーディネータが担当するコミュニティ5の名称を含んだ利用申込み情報を検索し、検出した利用申込み情報および当該利用申込み情報に対応する個人情報が記述された利用申込みリストを、当該コーディネータ端末2に提示する(S2007)。そして、コーディネータが、利用申込みリストの中からいずれかの利用申込み情報を選択すると(S2008)、コミュニティ管理センタ1は、選択された利用申込み情報に対応する個人情報により特定されるサービス享受者に紹介すべきサービス提供者の候補を選出する(S2009)。具体的には、予め登録しておいた提供サービス情報の中から、選択された利用申込み情報にその名称が含まれるコミュニティ5に参加する参加者の個人情報に対応する提供サービス情報を検索する。そして、検出した提供サービス情報の中から、前記利用申込み情報の内容を少なくとも一部満足する提供サービス情報をさらに検索し、検出した提供サービス情報に対応する個人情報により特定される参加者を、サービス提供者の候補(紹介候補者)として選出する。
【0047】
以上のようにして、紹介候補者を選出したならば、コミュニティ管理センタ1は、選出した各紹介候補者の個人情報、チケット額面所持量および提供サービス情報が記述された紹介候補者リストと、サービス享受者の個人情報、チケット額面所持量および利用申込み情報が記述された利用申込み者情報と、を含むマッチング素案候補を作成し登録すると共に、当該マッチング素案候補を基に作成した素案作成画面をコーディネータ端末2に提示する(S2010)。
【0048】
これにより、コーディネータは、コーディネータ端末2に表示された素案作成画面中の利用申込み者情報と、サービス提供者候補者リストに含まれる各紹介候補者の諸情報とを比較することで、各紹介候補者の中からサービス享受者の要望に最も沿ったサービスを提供できる紹介候補者を選び出すことが可能となる。
【0049】
また、この際、サービス享受者の要望に最も沿ったサービスを提供できる紹介候補者が複数人いる場合は、これらの紹介候補者のチケット額面所持量を比較することで、チケット額面所持量の最も少ない紹介候補者、すなわち、紹介サービスの利用状況の低い(申込み者に対する紹介の機会の少ない)紹介候補者を選び出すことが可能となる。したがって、コーディネータが多くのコミュニティ活動の参加者にサービス提供の機会が与えられるように、紹介サービスを支援することができる。
【0050】
さて、コーディネータが、コーディネータ端末2を用いて、紹介候補者リストに記述された紹介候補者の中からサービス享受者に紹介すべき紹介候補者を選択すると(S2011)、コミュニティ管理センタ1は、素案作成画面中の、選択された紹介候補者の個人情報および提供サービス情報と、利用申込み者情報とを含むマッチング素案を作成し、登録する(S2012)。
【0051】
マッチング素案が登録されると、コミュニティ管理センタ1は、参加者端末3を介して受付けた、当該マッチング素案に含まれる利用申込み者情報により特定されるサービス享受者よりの指示に従い、当該マッチング素案を示した素案画面を、当該参加者端末3に提示する(S2013)。
【0052】
したがって、サービス享受者の参加者端末3には、コーディネータが選択したサービス提供者の情報のみが表示されることとなるため、参加者間でサービス提供の機会獲得を競わせるような事態を避けることが可能となる。
【0053】
以上により、コーディネータは、素案作成画面に示されたサービス享受者や各紹介候補者の諸情報やこれらの者と個別に行なった交渉内容等を勘案することで、ボランティアサービスのやりとりが循環するように、サービス提供者とサービス享受者とのマッチングを行なうことができる。また、サービス享受者が見知らぬサービス提供者に、いきなり直接連絡しなくて済むように、コーディネータがサービス提供者を紹介するため、見知らぬ相手へ連絡しづらいことによる、コミュニティ活動参加の障壁が軽減され、サービス提供者とサービス享受者の自主性が高まる。また、コーディネータは、サービス提供者およびサービス享受者の、提供サービス情報や利用申込み情報や個人情報やチケット額面所持量に基づき、価格では評価しきれない要素を考慮したマッチングを紹介サービス支援システムの支援を得ながら行うことができ、多様な価値の交換や互酬を伴うボランティアサービスの仲介が可能になる。
【0054】
さて、サービス享受者は、素案画面中に示されたサービス提供者の個人情報により特定される連絡先へ連絡して、サービス提供者と交渉を行なう。そして、交渉が成立したならば、サービス提供者よりサービスを享受し、その対価としてチケットをサービス提供者に支払う(S2014)。ここで、支払うチケットの額面は、サービス提供者より提供されるサービスがボランティアサービスであることから、サービス享受者が、自身が享受したサービスに対する満足度や感謝の気持ちに応じて決定するとよい。いわば、感謝の気持ちをチケットの多寡で表すようにするとよい。しかしながら、より円滑なボランティア活動を実現するためには、単位時間当たりのボランティアサービスに対して支払う標準的なチケットの額面を予め決めておき、各参加者に通知しておくとよい。
【0055】
さて、サービス享受者は、参加者端末3を用いて、コミュニティ管理センタ1より提示されたマッチング素案について、サービス提供者との交渉の成否、享受したサービスに対して支払ったチケットの額面、享受したサービスの内容に対する評価等を含む実施結果を報告する(S2015)。
【0056】
これを受けて、コミュニティ管理センタ1は、サービス享受者より受け取った実施結果を登録する(S2017)。また、実施結果中に含まれるチケットの支払い額面を、サービス享受者の個人情報に対応付けて登録されているチケット額面所持量から減算すると共に、サービス提供者の個人情報に対応付けて登録されているチケット額面所持量に加算する。
【0057】
最後に、コーディネータが負う情報提供義務を履行するために、マッチング素案、マッチング素案候補、実施結果、交渉履歴を仲介の履歴として残しておく。
【0058】
ここで、情報提供義務とは、受益者(サービス享受者およびサービス提供者)の請求により、記録書類へのアクセスを認めることで、仲介に関する正確な情報を提供できるようにすることである。また、情報提供義務には、受益者の自己決定に必要な情報を、受益者の求めがなくとも、受認者(コーディネータ)が積極的に提供することも求められる。
【0059】
上述したように、コーディネータには、忠実義務と善管注意義務という基本的な信認義務が課せられると考えられる。コーディネータに、上記の情報提供義務を課して、活動内容の透明性を高めることにより、信認義務違反の機会を減らして、コーディネータが信認義務を忠実に履行するよう促すことができる。また、情報提供義務により、受益者の自己決定を行う機会を保証し、情報開示により受認者と受益者との信頼関係の維持と強化がなされる。
【0060】
次に、上記の紹介サービス支援システムに用いるコミュニティ管理センタ1について説明する。
【0061】
なお、コーディネータ端末2および参加者端末3は、Webブラウザ等のコミュニティ管理センタ1が公開する情報の閲覧機能およびメーラ等のネットワーク4に接続された他装置との通信機能を備えた、既存のネットワーク端末と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
【0062】
図3は、コミュニティ管理センタ1の概略構成を示す図である。
【0063】
図示するように、コミュニティ管理センタ1は、ネットワーク4を介して他の装置と通信を行なう通信部11と、参加者の各種登録やコーディネータの作業支援を行なう処理部12と、処理部12で取り扱うデータを記憶する記憶部13と、を有する。
【0064】
通信部11は、Webサーバ等の情報を公開する機能を備えており、ネットワーク4を介してアクセスしてきた他の装置に、処理部12よりの指示に従った画面を表示する。また、例えば、CGI(Common Gateway Interface)やJava(商標)を利用して、ネットワーク4を介してアクセスしてきた他の装置から情報を受け取る。
【0065】
処理部12は、コミュニティ活動の参加者登録を行なう参加者登録処理部121と、コミュニティ管理センタ1の利用可否を判断するログイン処理部122と、サービス提供者のサービス提供のための希望条件を含む提供サービス情報を登録する提供サービス登録処理部123と、サービス享受者のサービス享受に際しての希望条件を含む利用申込み情報を登録する利用申込み登録処理部124と、コーディネータによるマッチング素案作成支援のためのマッチング素案候補およびコーディネータが作成したマッチング素案を登録する素案作成登録処理部125と、コーディネータが作成したマッチング素案に対するサービス享受者の実施結果を登録する実施結果登録処理部126と、コーディネータの紹介サービス活動を監視するための活動監視部127と、を有する。
【0066】
記憶部13は、コミュニティ/サービス管理データベース131と、コーディネータ管理データベース132と、参加者管理データベース133と、コミュニティ参加管理データベース134と、サービス提供者管理データベース135と、サービス享受者管理データベース136と、マッチング素案候補管理データベース137と、マッチング素案管理データベース138と、交渉管理データベース139と、実施結果管理データベース140と、仲介履歴管理データベース141と、を有する。
【0067】
コミュニティ/サービス管理データベース131には、コミュニティの名称や説明等の各コミュニティ5の諸情報と、ボランティアサービスの名称、種類、説明等の各ボランティアサービスの諸情報とが登録される。
【0068】
図4に、コミュニティ/サービス管理データベース131の登録内容例を示す。この例では、コミュニティ情報管理テーブル1311と、サービス情報管理テーブル1312とを設けている。そして、コミュニティ情報管理テーブル1311には、各コミュニティ5のコミュニティ名称1311bとその説明1311cと参加者数1311dとが、各コミュニティ5にユニークに割り当てられたコミュニティID1311aに対応付けられて登録されている。また、サービス情報管理テーブル1312には、各ボランティアサービスのサービス種別1312b、サービス名称1312cおよびその説明1312dが、各ボランティアサービスにユニークに割り当てられたサービスID1312aに対応付けられて登録されている。これらの情報は、コミュニティ管理センタ1の運営者等によって予め登録される。
【0069】
コーディネータ管理データベース132には、各コーディネータの個人情報や当該コーディネータが担当するコミュニティ5等の諸情報が登録される。
【0070】
図5に、コーディネータ管理データベース132の登録内容例を示す。図示するように、コーディネータ管理データベース132には、各コーディネータのログイン情報(ログイン名およびパスワード)132b、氏名や住所や連絡先(電話番号およびメールアドレス)等を含む個人情報132c、担当するコミュニティ5のコミュニティID1311a、および、ラストログインとラストログアウトの日時132e、132fが、各コーディネータにユニークに割り当てられたコーディネータID132aに対応付けられて登録される。ここで、ログイン情報132b、個人情報132cおよびコミュニティID1311aは、コミュニティ管理センタ1の運営者等によって予め登録される。また、ラストログインおよびラストログアウトの日時132e、132fは、ログイン処理部122によりコーディネータがログイン、ログアウトする毎に更新される。
【0071】
参加者管理データベース133には、各参加者の個人情報やチケット額面所持量等の諸情報が登録される。
【0072】
図6に、参加者管理データベース133の登録内容例を示す。図示するように、参加者管理データベース133には、各参加者のログイン情報(ログイン名およびパスワード)133b、氏名や住所や連絡先(電話番号およびメールアドレス)や自己紹介、および参加コミュニティ数等を含む個人情報133c、チケットの額面所持量133d、および、ラストログインとラストログアウトの日時133e、133fが、各参加者にユニークに割り当てられた参加者ID133aに対応付けられて登録される。ここで、ログイン情報133b、個人情報133cおよびチケット額面所持量133dは、参加者登録処理部121によって登録される。また、ラストログインおよびラストログアウトの日時132e、132fは、ログイン処理部122により、参加者がログイン、ログアウトする毎に更新される。さらに、チケット額面所持量133dは、実施結果登録処理部126により、コーディネータが提示したマッチング素案による実施結果に応じて更新される。
【0073】
コミュニティ参加管理データベース134には、各コミュニティ5に参加する参加者が登録される。
【0074】
図7に、コミュニティ参加管理データベース134の登録内容例を示す。図示するように、コミュニティ参加管理データベース134には、コミュニティ/サービス管理データベース131のコミュニティ情報管理テーブル1311に登録されているコミュニティID1311a毎に、当該コミュニティID1311aが付与されたコミュニティ5に参加する参加者の参加者ID133aが登録される。この参加者ID133aの登録は、参加者登録処理部121によって、当該参加者ID133aが付与された参加者の諸情報の参加者管理データベース133への登録の際に行なわれる。なお、変形例として、コミュニティ参加管理データベース134中のデータは、データが特定する者以外には、非公開としてもよい。
【0075】
サービス提供者管理データベース135には、ボランティアサービスを提供する参加者であるサービス提供者のサービス提供のための希望条件を含む提供サービス情報が登録される。
【0076】
図8に、サービス提供者管理データベース135の登録内容例を示す。図示するように、サービス提供者管理データベース135には、サービス提供者の参加者ID133a、サービス提供者が提供するボランティアサービスのサービスID1312a、前記ボランティアサービスの活動拠点となるコミュニティのコミュニティID1311a、希望場所および希望曜日/時間帯(あるいは日時)を含むサービス提供のための希望条件135b、および、これらの情報からなる提供サービス情報の登録日時135cが、各提供サービス情報にユニークに割り当てられた提供サービスID135aに対応付けられて登録される。これらの情報は、提供サービス登録処理部123によって登録される。
【0077】
サービス享受者管理DB136には、ボランティアサービスの享受を希望する参加者であるサービス享受者のサービス享受に際しての希望条件を含む利用申込み情報が登録される。なお、サービス享受者管理DB136の各データは、データが特定する者以外へ公開してもよい。
【0078】
図9に、サービス享受者管理データベース136の登録内容例を示す。図示するように、サービス享受者管理データベース136には、サービス享受者の参加者ID133a、サービス享受者が享受を希望するボランティアサービスのサービスID1312a、サービス享受者が前記ボランティアサービスの享受を希望するコミュニティのコミュニティID1311a、希望場所および希望曜日/時間帯(あるいは日時)を含むサービス享受に際しての希望条件136b、および、これらの情報からなる利用申込み情報に対するコーディネータの処理状態(マッチング素案作成の状態)136cと利用申込み情報の登録日時136dと前素案ID136eとが、各利用申込み情報にユニークに割り当てられた利用申込みID136aに対応付けられて登録される。ここで、処理状態136cが「再処理」とは、この利用申込みと同じ内容の利用申込みが、同じ利用申込み者によって過去になされていることを意味する。つまり、前回行なった利用申込みにより紹介されたサービス提供者との交渉が不調に終わったため、別のサービス提供者の紹介を要求していることを意味する。この場合、前回の利用申込みに対する後述するマッチング素案ID138aが、前素案ID136eとして登録される。なお、これらの情報は、利用申込み登録処理部124によって登録される。
【0079】
マッチング素案候補管理データベース137には、コーディネータによるマッチング素案作成を支援するためのマッチング素案候補が登録される。上述したように、マッチング素案候補は素案作成画面を作成するのに用いられる。
【0080】
図10に、マッチング素案候補管理データベース137の登録内容例を示す。図示するように、マッチング素案候補管理データベース137には、利用申込みID136a、利用申込みID136aにより特定されるサービス享受者に紹介すべきサービス提供者の候補(紹介候補者)各々の提供サービスID135aが優先度(利用申込み情報との整合度)の高い順に記述された提供サービスID候補リスト137b、これらの情報からなるマッチング素案候補を基にマッチング素案の作成を担当するコーディネータのコーディネータID132a、および、このマッチング素案候補の登録日時137cが、各マッチング素案候補にユニークに割り当てられた素案候補ID137aに対応付けられて登録される。これらの情報は、素案作成登録処理部125によって登録される。
【0081】
マッチング素案管理データベース138には、コーディネータが作成したマッチング素案が登録される。
【0082】
図11に、マッチング素案管理データベース138の登録内容例を示す。図示するように、マッチング素案管理データベース138には、利用申込みID136a、利用申込みID136aにより特定されるサービス享受者に紹介すべきサービス提供者の提供サービスID135a、これらの情報からなるマッチング素案を作成したコーディネータのコーディネータID132a、コーディネータがこのマッチング素案作成の基としたマッチング素案候補の素案候補ID137a、このマッチング素案の登録日時138b、および、このマッチング素案をサービス享受者が受け入れたか否かを示すマッチング内容138cとその日時138dが、各マッチング素案にユニークに割り当てられた素案ID138aに対応付けられて登録される。これらの情報は、素案作成登録処理部125によって登録される。
【0083】
交渉管理データベース139には、コーディネータがコーディネータ端末1に表示された素案作成画面からマッチング素案を作成するに際して、必要に応じて行なわれる素案作成画面中の紹介候補者リストに表示された各紹介候補者との交渉で気付いた点等が登録される。
【0084】
図12に、交渉管理データベース139の登録内容例を示す。図示するように、交渉管理データベース139には、マッチング素案候補の素案候補ID137a、このマッチング素案候補から作成されたマッチング素案の素案ID138a、マッチング素案を作成したコーディネータのコーディネータID132a、および、このコーディネータが、マッチング素案候補に基づいた素案作成画面を用いてマッチング素案を作成するに際して行なった交渉の相手である紹介候補者の参加者ID133aおよび該交渉で気付いた点等の説明を含む特記事項139aが登録される。特記事項139aは、コーディネータが、素案作成画面中の紹介候補者と交渉を行なった場合に、必要に応じて作成されることになる。これらの情報は、素案作成登録処理部125によって登録される。
【0085】
実施結果管理データベース140には、サービス享受者がマッチング素案に提示されたサービス提供者より享受したサービスの実施結果が登録される。
【0086】
図13に、実施結果管理データベース140の登録内容例を示す。図示するように、実施結果管理データベース140には、マッチング素案の素案ID138a、サービス享受者がマッチング素案に提示されたサービス提供者よりサービスを享受した日時である実施日時140b、このサービス提供者に支払ったチケットの額面であるチケット支払い額面140c、このサービス提供者の参加者ID133a、および、このサービス提供者から享受したサービスに対する評価情報140dが、これらの情報からなる実施結果毎にユニークに割り当てられた実施ID140aに対応付けられて登録される。これらの情報は、実施結果登録処理部126によって登録される。
【0087】
仲介履歴管理データベース141には、仲介の履歴としてマッチング素案、マッチング素案候補、実施結果、交渉履歴が登録される。仲介履歴管理データベース141には、マッチング素案候補管理データベース137、マッチング素案管理データベース138、交渉管理データベース139、実施結果管理データベース140と同じ形式のテーブルが使用される。
【0088】
なお、上記の各データベースのデータの一部を非公開としてもよい。例えば、コーディネータ管理DB132の個人情報132cを非公開として、他を公開としてもよい。
【0089】
なお、上記のコミュニティ管理センタ1や、コーディネータ端末2あるいは参加者端末3として機能するネットワーク端末は、例えば、図14に示すような、CPU71と、メモリ72と、ハードディスク等の外部記憶装置73と、ネットワーク4を介して他装置と通信を行うための通信装置74と、キーボードやマウス等の入力装置75と、モニタやプリンタ等の出力装置76と、CD-ROMやFD等の記憶媒体79からデータを読み取る読取装置77と、これらの各構成要素間のデータ送受を行うインターフェース78とを備えた、一般的なコンピュータにおいて、CPU71がメモリ72上にロードした所定のプログラムを実行することにより実現できる。この所定のプログラムは、読取装置77を介して当該プログラムが記憶された記憶媒体79から、あるいは、通信装置74を介してネットワーク4から入手して、直接メモリ72上にロードするか、もしくは、一旦、外部記憶装置73に格納してから、メモリ72上にロードすればよい。なお、図3に示す記憶部13としては、外部記憶装置73等が利用される。
【0090】
次に、上記構成のコミュニティ管理センタ1の動作について説明する。
【0091】
まず、コミュニティ活動への参加登録処理(図2のS2001〜S2002)について説明する。
【0092】
図15は、コミュニティ活動への参加登録処理を説明するための図である。
【0093】
まず、通信部11は、ネットワーク4を介して、端末2、3からアクセスされると(S1501)、図16に示すようなスタートメニュー画面を、このアクセスしてきた端末2、3(以下、アクセス端末と呼ぶこととする)の表示装置に表示させる(S1502)。
【0094】
ここで、図16に示すスタートメニュー画面には、参加者用メニュー表示のための項目161と、コーディネータ用メニュー表示のための項目162と、参加登録画面表示のための項目163とが、設けられており、アクセス端末の利用者は、ポィンティングデバイス等の入力装置を用いてカーソル164を移動して、いずれかの項目を選択することができる。この選択結果は、ネットワーク4を介して通信部11に通知される。
【0095】
さて、通信部11は、参加登録画面表示のための項目163が選択されたことを検知すると(S1503)、その旨を参加登録処理部121に伝える。
【0096】
これを受けて、参加登録処理部121は、図17に示すような、参加者管理データベース133に登録すべき諸情報の入力を受け付けるための参加登録画面を、アクセス端末の表示装置に表示させる(S1504)。
【0097】
ここで、図17に示す参加登録画面には、アクセス端末の利用者が、参加者管理データベース133に登録すべきログイン情報133b、個人情報133cおよびチケット額面所持量133dを入力するための入力欄171、172、173が設けられている。アクセス端末の利用者が、これらの入力欄171〜173に、適当な情報をキーボード等の入力装置を用いて入力し、送信ボタン174を選択すると、入力された情報が、ネットワーク4および通信部11を介して、参加登録処理部121に通知される。なお、リセットボタン175を選択した場合には、入力欄171〜173に入力した情報がクリアされる。
【0098】
参加登録処理部121は、これらの入力情報を受け取ると(S1505)、受け取ったログイン情報133bが未だ参加者管理データベース133に登録されていないユニークな情報であることを確認し、それから、これらの入力情報に、ユニークな参加者ID133aを付与して、参加者管理データベース133に登録する(S1506)。この際、受け取ったログイン情報133bが参加者管理データベース133に既に登録されている場合は、その旨をアクセス端末に通知して、アクセス端末の利用者にログイン情報133bの再設定を行なわせるようにするとよい。なお、参加登録処理部121がユニークなログイン情報133bを生成し、このログイン情報133bが参加登録画面中の対応する入力欄171に記入された状態で、アクセス端末の表示装置に表示させるようにすることで、アクセス端末の利用者によるログイン情報133bの入力を省略するようにしてもよい。
【0099】
さて、参加登録処理部121は、アクセス端末の利用者より受付けた情報の参加者管理データベース133への登録が終了したならば、アクセス端末の表示装置に、その旨のメッセージを表示させた後、図18に示すようなコミュニティ選択画面を表示させる(S1507)。
【0100】
ここで、図18に示すコミュニティ選択画面には、コミュニティを入力するための入力欄181が設けられている。この入力欄の181は、いわゆるプルダウンメニュー形式となっており、カーソル164を移動してプルダウンボタン182を選択すると、コミュニティ/サービス管理データベース131のコミュニティ情報管理テーブル1311に登録されたコミュニティ名称1311bの一覧が表示される。プルダウンメニュー中の各コミュニティ名称1311bは、対応するコミュニティ説明1311cにリンクされており、カーソル164を所望のコミュニティ名称1311c上に移動すると、それに対応するコミュニティ説明1311cが記述された表示枠183が表示されるようになっている。
【0101】
アクセス端末の利用者が、プルダウンメニューから所望のコミュニティ名称1311bを選択して、選択ボタン184を選択すると(S1508)、参加登録処理部121は、ネットワーク4および通信部11を介してこれを検知し、選択されたコミュニティ名称1311bに対応するコミュニティID1311aを特定し、かつ、参加者数1311dを特定する。参加者数1311dに1を加えた数が1コミュニティあたりの最大参加者数(例えば1000)以下であり、かつ、個人情報133cにある当該参加者の参加コミュニティ数に1を加えた数が最大参加コミュニティ数(例えば10)以下であることをチェックする(S1509)。上記条件をクリアした場合には、コミュニティ参加管理データベース134中の当該コミュニティID1311bの欄に、アクセス端末の利用者に付与した参加者ID132aを追加する(S1510)。この時、参加者数1311dに1を加え、かつ、個人情報133cにある当該参加者の参加コミュニティ数に1を加える。最後に、参加登録の確認メッセージを、アクセス端末の表示装置に表示させる。ここで、コミュニティへの参加処理を終了したい場合には、選択終了ボタン185を選択する(S1511)ことで処理が終了する。
【0102】
次に、提供サービスの登録処理(図2のS2003〜S2004)について説明する。
【0103】
図19は、提供サービスの登録処理を説明するための図である。
【0104】
このフローは、図16に示すようなスタートメニュー画面において、アクセス端末の利用者により参加者用メニューの項目161が選択されると開始される。
【0105】
まず、通信部11は、参加者用メニューの項目161が選択されたことをログイン処理部122に通知する。
【0106】
これを受けて、ログイン処理部122は、図20に示すような、ログイン情報を入力するための入力欄201と入力欄201に入力されたログイン情報を送信するための送信ボタン202とを設けたログイン画面を、アクセス端末の表示装置に表示させ(S1901)、アクセス端末の利用者から参加者のログイン情報133bの入力を受け付ける。
【0107】
次に、ログイン処理部122は、受付けたログイン情報133bが参加者管理データベース133に登録されているか否かを調べ(S1920)、登録されていないならば、ログインを拒否し、アクセス端末の表示装置にエラーメッセージを表示させる等のエラー処理を行なう(S1903)。一方、登録されているならば、ログインを許可し、図21に示すような参加者用のメニュー画面を表示する(S1904)。
【0108】
ここで、図21に示す参加者用メニュー画面には、提供サービスを登録するための項目211と、利用申込みを登録するための項目212と、マッチング素案の参照およびマッチング素案に基づいたボランティアサービスの実施結果を報告するための項目213と、自身が登録している提供サービス情報および利用申込み情報を閲覧するための項目214とが設けられており、アクセス端末の利用者は、ポィンティングデバイス等の入力装置を用いてカーソル164を移動して、いずれかの項目を選択することができる。この選択結果は、ネットワーク4および通信部11を介して、ログイン処理部122に通知される。
【0109】
さて、通信部11が提供サービス情報登録のための項目211が選択されたことを検知した後、ログイン処理部122から、アクセス端末の利用者の参加ID133aを取得し、提供サービス登録処理部123に伝える。
【0110】
これを受けて、提供サービス登録処理部123は、図22に示すような、サービス提供者管理データベース135に登録すべき諸情報の入力を受け付けるための提供サービス登録画面を、通信部11を介して、アクセス端末の表示装置に表示させる(S1906)。
【0111】
ここで、図22に示す提供サービス登録画面には、サービス提供者管理データベース135に登録すべきコミュニティID1311aのコミュニティ名1311b、サービスID1312aのサービス名1312c、および、希望条件135bを入力するための入力欄221、222、223が設けられている。入力欄221は、図18に示す入力欄181と同様のプルダウンメニュー形式となっている。また、入力欄222も同じくプルダウンメニュー形式となっており、カーソル164を移動してプルダウンボタン226を選択すると、コミュニティ/サービス管理データベース131のサービス情報管理テーブル1312に登録されたサービス名称1312cの一覧が表示される。このプルダウンメニュー中の各サービス名称1312cは、対応するサービス種別1312bおよびサービス説明1312dにリンクされており、カーソル164を所望のサービス名称1312c上に移動すると、それに対応するサービス種別1312b、サービス説明1312cのための表示枠227が表示されるようになっている。アクセス端末の利用者が、これらの入力欄221〜223に、キーボード、ポインティングデバイス等の入力装置を用いて適当な情報を入力し、送信ボタン224を選択すると、入力された情報が、ネットワーク4および通信部11を介して、提供サービス登録処理部123に通知される。なお、リセットボタン225を選択した場合には、入力欄221〜223に入力した情報がクリアされる。
【0112】
提供サービス登録処理部123は、これらの入力情報を受け取ると(S1907)、通知されたコミュニティ名称1311b、サービス名称1312cに対応するコミュニティID1311a、サービスID1312aを特定する。そして、特定したコミュニティID1311a、サービスID1312aと、通知された希望条件135bと、ログイン処理部122より受け取ったアクセス端末の利用者の参加者ID133aとに、ユニークな提供サービスID135aを付与して、サービス提供者管理データベース135に登録する(S1908)。この際、登録日時135cも併せて登録する。そして、その旨の確認メッセージを、アクセス端末の表示装置に表示させる。
【0113】
なお、通信部11は、図21に示す参加者用メニュー画面において、提供サービス情報および利用申込み情報を閲覧するための項目214が選択されたことを検知した場合、ログイン処理部122から、アクセス端末の利用者の参加ID133aを取得し、取得した参加ID133aに対応付けられてサービス提供者管理データベース135、サービス享受者管理データベース136に登録されている提供サービス情報、利用申込み情報を取得し、その内容をアクセス端末に通知する。
【0114】
次に、利用申込みの登録処理(図2のS2005〜S2006)について説明する。
【0115】
図23は、利用申込みの登録処理を説明するための図である。
【0116】
このフローは、図21に示すような参加者用のメニュー画面において、アクセス端末の利用者により利用申込み登録の項目212が選択されると開始される。
【0117】
まず、通信部11が利用申込み登録のための項目212が選択されたことを検知した後、ログイン処理部122から、アクセス端末の利用者の参加ID133aを取得し、利用申込み登録処理部124に伝える。
【0118】
これを受けて、利用申込み登録処理部124は、図24に示すような、サービス享受者管理データベース136に登録すべき諸情報の入力を受け付けるための利用申込み登録画面を、通信部11を介して、アクセス端末の表示装置に表示させる(S2301)。
【0119】
ここで、図24に示す利用申込み登録画面には、サービス享受者管理データベース136に登録すべきコミュニティID1311aのコミュニティ名1311b、サービスID1312aのサービス名1312c、および、希望条件136bを入力するための入力欄231、232、233が設けられている。入力欄231、232は、図22に示す入力欄221、222と同様のプルダウンメニュー形式となっている。また、入力欄236は、アクセス端末の利用者が、サービス享受に際しての要望を入力するために設けられた欄である。この欄に入力された情報も、希望条件136bの1つとして扱われる。アクセス端末の利用者が、これらの入力欄231〜223に、キーボード、ポインティングデバイス等の入力装置を用いて適当な情報を入力し、送信ボタン234を選択すると、入力された情報が、ネットワーク4および通信部11を介して、利用申込み登録処理部124に通知される。なお、リセットボタン235を選択した場合には、入力欄231〜233に入力した情報がクリアされる。
【0120】
利用申込み登録処理部124は、これらの入力情報を受け取ると(S2302)、通知されたコミュニティ名称1311b、サービス名称1312cに対応するコミュニティID1311a、サービスID1312aを特定する。そして、特定したコミュニティID1311a、サービスID1312aと、通知された希望条件136bと、ログイン処理部122より受け取ったアクセス端末の利用者の参加者ID133aとに、ユニークな利用申込みID136aを付与して、サービス享受者管理データベース136に登録する(S2303)。この際、処理状態136c(この場合は未着手)および登録日時136dも併せて登録する。そして、その旨の確認メッセージを、アクセス端末の表示装置に表示させる。
【0121】
次に、マッチング素案の作成支援・登録処理(図2のS2007〜S2012)について説明する。
【0122】
図25は、マッチング素案の作成支援・登録処理を説明するための図である。
【0123】
このフローは、図16に示すようなスタートメニュー画面において、アクセス端末の利用者によりコーディネータ用メニューの項目162が選択されると開始される。
【0124】
まず、通信部11は、コーディネータ用メニューの項目162が選択されたことをログイン処理部122に通知する。
【0125】
これを受けて、ログイン処理部122は、図20に示すような、ログイン情報を入力するためのログイン画面を、アクセス端末の表示装置に表示させ(S2501)、アクセス端末の利用者からコーディネータのログイン情報132bの入力を受け付ける。
【0126】
次に、ログイン処理部122は、受付けたログイン情報132bがコーディネータ管理データベース132に登録されているか否かを調べ(S2502)、登録されていないならば、ログインを拒否し、アクセス端末の表示装置にエラーメッセージを表示させる等のエラー処理を行なう(S2503)。一方、登録されているならば、ログインを許可し、図26に示すようなコーディネータ用のメニュー画面を表示する(S2504)。
【0127】
ここで、図26に示すコーディネータ用メニュー画面には、マッチング素案作成のための項目261と、コーディネータが過去に行なったマッチング素案作成の履歴を閲覧するための項目262とが設けられており、アクセス端末の利用者は、ポィンティングデバイス等の入力装置を用いてカーソル164を移動して、いずれかの項目を選択することができる。この選択結果は、ネットワーク4および通信部11を介して、ログイン処理部122に通知される。
【0128】
さて、通信部11がマッチング素案作成のための項目261が選択されたことを検知すると(S2505)、ログイン処理部122から、コーディネータID132aを取得し、素案作成登録処理部125に伝える。
【0129】
これを受けて、素案作成登録処理部125は、ログイン処理部122より受け取ったコーディネータID132aに対応付けられているコミュニティID1311aをコーディネータ管理データベース132から入手する。そして、サービス享受者管理データベース136を検索し、入手したコミュニティID1311aを含み、且つ、処理状態136cが未着手、素案候補作成済み、再処理となっている利用申込みID136aを検索する。
【0130】
それから、素案作成登録処理部125は、図27に示すような、検出した利用申込みID136aに対応付けられている各利用申込み者(サービス享受者)の諸情報の一覧からなる利用申込みリスト画面を、アクセス端末の表示装置に表示する(S2506)。
【0131】
図27に示す利用申込みリスト画面において、符号272は、サービス享受者がサービスの享受を希望するボランティアサービスのサービス名称である。前記検出した利用申込みID136aに対応付けられているサービスID1312aをサービス享受者管理データベース136から抽出し、さらに抽出したサービスID1312aに対応付けられているサービス名称1312cをコミュニティ/サービス管理データベース131のサービス情報管理テーブル1312から抽出することで特定される。また、符号273は、サービス享受者の氏名、住所、連絡先(電話番号とメールアドレス)等を含んだ個人情報である。前記検出した利用申込みID136aに対応付けられている参加者ID133aをサービス享受者管理データベース136から抽出し、さらに抽出した参加者ID133aに対応付けられている個人情報133cを参加者管理データベース133から抽出することで特定される。また、符号274は、サービス享受者のサービス享受に際しての希望条件である。前記検出した利用申込みID136aに対応付けられている希望条件136bをサービス享受者管理データベース136から抽出することで特定される。また、符号275は、利用申込みに対するコーディネータの処理状態である。前記検出した利用申込みID136aに対応付けられている処理状態136cをサービス享受者管理データベース136から抽出することで特定される。この処理状態は、未着手、素案候補作成済みおよび再処理のいずれかとなる。
【0132】
そして、符号276は、利用申込みがされた日時である。前記検出した利用申込みID136aに対応付けられている登録日時136cをサービス享受者管理データベース136から抽出することで特定される。
【0133】
なお、本実施形態において、素案作成登録処理部125は、各利用申込み者の諸情報を、利用申込み日時276の古い順に並べて利用申込みリスト画面中に表示するようにしている。このようにすることで、コーディネータが、直ちに処理すべき案件を視覚的に把握し易くしている。
【0134】
また、図27に示す利用申込みリスト画面において、符号277は、アクセス端末の利用者であるコーディネータの氏名と当該コーディネータが担当するコミュニティの名称である。コーディネータの氏名は、ログイン処理部122より受け取ったコーディネータID132aに対応付けられている個人情報132cをコーディネータ管理データベース132から抽出することで特定される。また、コミュニティの名称は、前記コーディネータID132aに対応付けられているコミュニティID1311aをコーディネータ管理データベース132から抽出し、さらに、抽出したコミュニティID1311aに対応するコミュニティ名称1311bを、コミュニティ/サービス管理データベース131のコミュニティ情報管理テーブル1311から抽出することで特定される。
【0135】
利用申込みリスト画面中の各利用申込み者の諸情報には、連番271が付されており、アクセス端末の利用者(つまりコーディネータ)が、キーボード等の入力装置を用いて所望の連番271を入力欄278に入力して、送信ボタン279を選択すると、入力された連番271が、ネットワーク4および通信部11を介して、素案作成登録処理部125に通知される。なお、リセットボタン280を選択した場合には、入力欄278に入力した連番271がクリアされる。
【0136】
さて、素案作成登録処理部125は、連番271を受け取ると(S2507)、当該連番271が付された利用申込み者の諸情報に対応する利用申込みID136aを特定する。そして、サービス享受者管理データベース136において、この利用申込みID136aに対応する処理状態136cが素案候補作成済みとなっているか否かを調べ(S2508)、素案候補作成済みとなっているならばS2512に進み、なっていないならば、この利用申込みID136aに対するマッチング素案候補を作成する(S2509〜S2511)。
【0137】
すなわち、まず、素案作成登録処理部125は、この利用申込みID136aに対応付けられた参加者ID133aにより特定されるサービス享受者に紹介すべきサービス提供者の候補(紹介候補者)を選出する(S2509)。
【0138】
具体的には、サービス提供者管理データベース135から、サービス享受者管理データベース136にて前記利用申込みID136aに対応付けられているコミュニティID1311aおよびサービスID1312aを含む提供サービス情報の提供サービスID135aを抽出する。そして、サービス提供者管理データベース135において、この抽出した提供サービスID135aに対応付けられている参加者ID133aにより特定される参加者各々を、紹介候補者として選出する。
【0139】
ただし、処理状態136cが再処理の場合には、サービス享受者管理データベース136にて前記利用申込みID136aに対応付けられている前素案ID136eに基づき、マッチング素案管理データベース138を検索し、提供サービスID135aを求める。そして、この提供サービスID135aに対応付けられている参加者ID133aにより特定される参加者については、紹介候補者から除外する。処理状態136cが再処理とは、前素案ID136eで特定される提供サービスID135aに対応付けられている参加者ID133awを持つ参加者について、サービス紹介が失敗したことを意味している。したがって、前素案ID136eで特定される提供サービスID135aに対応付けられている参加者ID133aを持つ参加者を、紹介候補者から除外する。
【0140】
次に、素案作成登録処理部125は、選出した各紹介候補者の素案作成画面中の紹介候補者リストへの記載順位を決定する(S2510)。
【0141】
具体的には、サービス提供者管理データベース135から抽出した提供サービスID135aに対応付けられている希望条件135b各々について、当該希望条件135bと、サービス享受者管理データベース136にて前記利用申込みID136aに対応付けられている希望条件136bとの整合部分を調べる。そして、前記提供サービスID135aに対応付けられている希望条件135b各々について、例えば、当該希望条件135bにて指定されている曜日が前記利用申込みID136aに対応付けられている希望条件136bにて指定されている曜日を含む場合は点数5、当該希望条件135bにて指定されている時間帯が前記利用申込みID136aに対応付けられている希望条件136bにて指定されている時間帯を含む場合は点数3、そして、当該希望条件135bにて指定されている場所が前記利用申込みID136aに対応付けられている希望条件136bにて指定されている場所を含む場合は点数1、といったように、整合部分に応じて点数を付ける。そして、前記提供サービスID135aに対応付けられている希望条件135b各々について、その合計点が高いもの程、素案作成画面中の紹介候補者リストへの記載順位の優先度が高くなるように決定する。
【0142】
以上のようにして、選出した各紹介候補者の素案作成画面中の紹介候補者リストへの記載順位を決定したならば、素案作成登録処理部125は、ログイン処理部122より通知されたアクセス端末の利用者のコーディネータID132aと、アクセス端末より通知された連番271より特定した利用申込みID136aと、サービス提供者管理データベース135から抽出した提供サービスID135a各々を優先度の高い順に記述した提供サービスID候補リスト137bと、を含んだマッチング素案候補を、ユニークな素案候補ID137aを付して、マッチング素案候補管理データベース137に登録する。この際、登録日時137cも併せて登録する(S2511)。また、交渉管理データベース139に、この素案候補ID137aおよびコーディネータID132aを登録する。さらにまた、サービス享受者管理データベース136中の、作成したマッチング素案候補に含まれる利用申込みID136aに対応する処理状態136cを、未着手あるいは再処理からマッチング素案候補作成済みに変更する。
【0143】
さて、S2512において、素案作成登録処理部125は、S2507でアクセス端末より通知された連番271より特定した利用申込みID136aを含むマッチング素案候補を、マッチング素案候補管理データベース137から抽出し、抽出したマッチング素案候補に基づいて、図28に示すような素案作成画面を、アクセス端末の表示装置に表示させる。
【0144】
図28に示す素案作成画面において、符号281は、抽出したマッチング素案候補中の利用申込みID136aにより特定される利用申込み者の諸情報(利用申込み者情報)である。氏名、住所、連絡先といった利用申込み者の個人情報は、この利用申込みID136aに対応付けられている参加者ID133aをサービス享受者管理データベース136から抽出し、さらに、抽出した参加者ID133aに対応付けられている個人情報133cを参加者管理データベース133から抽出することで特定される。また、場所、曜日/時間帯といったサービス享受に際しての希望条件は、この利用申込みID136aに対応付けられている希望条件136bをサービス享受者管理データベース136から抽出することで特定される。さらにまた、利用申込み者がサービス享受を希望するボランティアサービスの名称は、この利用申込みID136aに対応付けられているサービスID1312aをサービス享受者管理データベース136から抽出し、さらに、抽出したサービスID1312aに対応付けられているサービス名称1312cを、コミュニティ/サービス管理データベース131のサービス情報管理テーブル1312から抽出することで特定される。
【0145】
ここで、素案作成画面中の利用申込み者の諸情報281には、当該利用申込み者に対する特記事項および評価情報へのリンクが設定されており、カーソル164を利用申込み者の諸情報281に移動すると、当該利用申込み者に対する特記事項および評価情報が、例えば図22に示す表示枠227と同様に、吹きだし表示されるようになっている。この特記事項および評価情報は、利用申込み者の利用申込みID136aに対応付けられている参加者ID133aをサービス享受者管理データベース136から抽出し、さらに、抽出した参加者ID133aに対応付けられている特記事項139a、評価情報140dを、それぞれ、交渉管理データベース139、実施結果管理データベース140から抽出することで特定される。
【0146】
また、符号282は、抽出したマッチング素案候補中の提供サービスID候補リスト137bに記載された提供サービスID135aにより特定される各紹介候補者の諸情報である(紹介候補者リスト)。各紹介候補者の諸情報282は、提供サービスID候補リスト137b中の提供サービスID135aの記載順に表示される。ここで、氏名、住所、連絡先といった紹介候補者の個人情報とチケット額面所持量は、提供サービスID135aに対応付けられている参加者ID133aをサービス提供者管理データベース135から抽出し、さらに、抽出した参加者ID133aに対応付けられている個人情報133cとチケット額面所持量133dを参加者管理データベース133から抽出することで特定される。また、場所、曜日/時間帯といったサービス提供に際しての希望条件は、提供サービスID135aに対応付けられている希望条件135bをサービス提供者管理データベース135から抽出することで特定される。
【0147】
ここで、素案作成画面中の各紹介候補者の諸情報282も、利用申込み者の諸情報281と同様に、当該紹介候補者に対する特記事項および評価情報へのリンクが設定されており、カーソル164を任意の紹介候補者の諸情報282上に移動すると、当該紹介候補者に対する特記事項および評価情報が、例えば図22に示す表示枠227と同様に、吹きだし表示されるようになっている。この特記事項および評価情報は、当該紹介候補者の提供サービスID135aに対応付けられている参加者ID133aをサービス提供者管理データベース135から抽出し、さらに、抽出した参加者ID133aに対応付けられている特記事項139a、評価情報140dを、それぞれ、交渉管理データベース139、実施結果管理データベース140から抽出することで特定される。
【0148】
また、符号283は、アクセス端末の利用者であるコーディネータの氏名と当該コーディネータが担当するコミュニティの名称である。コーディネータの氏名は、ログイン処理部122より受け取ったコーディネータID132aに対応付けられている個人情報132cをコーディネータ管理データベース132から抽出することで特定される。また、コミュニティの名称は、前記コーディネータID132aに対応付けられているコミュニティID1311aをコーディネータ管理データベース132から抽出し、さらに、抽出したコミュニティID1311aに対応するコミュニティ名称1311bを、コミュニティ/サービス管理データベース131のコミュニティ情報管理テーブル1311から抽出することで特定される。
【0149】
素案作成画面中の各紹介候補者の諸情報282には、連番282aが付されており、アクセス端末の利用者(つまりコーディネータ)が、所望の連番282aをキーボード等の入力装置を用いてサービス提供者選択のための入力欄284に入力して、送信ボタン287を選択すると、入力された連番282aが、ネットワーク4および通信部11を介して、素案作成登録処理部125に通知される。
【0150】
また、特記事項を追加したい紹介候補者の連番282aを入力欄285に入力し、当該紹介候補者に対する特記事項を入力欄286に入力して、送信ボタン287を選択すると、入力された連番282aと特記事項とが、ネットワーク4および通信部11を介して、素案作成登録処理部125に通知される。
【0151】
なお、リセットボタン289を選択した場合には、入力欄284〜286に入力した情報がクリアされる。また、終了ボタン288を選択した場合には、終了指示が、ネットワーク4および通信部11を介して、素案作成登録処理部125に通知される。
【0152】
なお、図28に示す素案作成画面では、各紹介候補者の諸情報282として、サービス提供者管理データベース135に登録されている個人情報133cとチケット額面所持量133dとを用いている。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、サービス提供者管理データベース135に、チケット額面所持量133dに代えてあるいはチケット額面所持量133dと共に、サービス享受およびサービス提供の履歴(サービス履歴)を登録しておき、各紹介候補者の諸情報282にサービス履歴さらにはサービス履歴の分析結果を加えるようにしてもよい。このサービス履歴は、例えば、後述する実施結果登録処理部126が、実施結果管理データベース140にマッチング素案に対する実施結果を登録する際に、登録対象のマッチング素案の素案ID138aに対応付けられてマッチング素案管理データベース138に登録されている利用申込みID136aと提供サービスID135aとを抽出し、抽出した利用申込みID136aに対応付けられてサービス享受者管理DB136に登録されている利用申込情報(サービスID1312a、コミュニティID1311a、希望条件136b等)をサービス享受の履歴として、当該利用申込情報に含まれる参加者ID133aに対応付けてサービス提供者管理データベース135に登録すると共に、抽出した提供サービスID135aに対応付けられてサービス提供者管理データベース135に登録されている提供サービス情報(サービスID1312a、コミュニティID1311a、希望条件136b等)をサービス提供の履歴として、当該提供サービス情報に含まれる参加者ID133aに対応付けてサービス提供者管理データベース135に登録すればよい。
【0153】
さらに、利用申込みが満足される割合が時間の経過と共に増加しているのかといった、サービス提供の履歴の分析結果が素案作成画面に表示されることにより、素案作成の質の向上が期待される。
【0154】
以上のような素案作成画面を用いて、アクセス端末の利用者であるコーディネータは、素案作成画面中の利用申込み者の諸情報281により特定されるサービス享受者に紹介すべきサービス提供者を、素案作成画面中の各紹介候補者の諸情報282により特定される各紹介候補者の中から選び出すことができる。そして、選び出した紹介候補者を、入力欄284と送信ボタン287を用いてコミュニティ管理センタ1に通知することができる。
【0155】
また、コーディネータは、電話、電子メール等を用いて、素案作成画面中の各紹介候補者の諸情報282に含まれる連絡先へ連絡し、各紹介候補者とサービス提供のための交渉を個別に行なうことができる。そして、紹介候補者からの要望や気付いた点等があるならば、当該紹介候補者に対するこれらの説明を、入力欄285、286および送信ボタン287を用いて、コミュニティ管理センタ1に通知することができる。
【0156】
さて、素案作成登録処理部125は、入力欄285、286に入力された連番282a、気付いた点等の説明を受け取ると(S2513でYes)、この連番282aに対応する提供サービスID135aを特定し、特定した提供サービスID135aに対応付けられている参加者ID133aをサービス提供者管理データベース135から抽出する。そして、交渉管理データベース139に、抽出した参加者ID133aと受け取った説明とを含む特記事項139aを、素案作成画面の基となったマッチング素案候補の素案候補ID137aに対応付けて登録する(S2514)。
【0157】
また、素案作成登録処理部125は、入力欄284に入力された連番282aを受け取ると(S2515でYes)、この連番282aに対応する提供サービスID135aを特定する。そして、特定した提供サービスID135aと、素案作成画面の基となったマッチング素案候補の素案候補ID137aと、利用申し込みID136aと、コーディネータID132aと、を含んだマッチング素案を、ユニークな素案ID138aを付して、マッチング素案管理データベース138に登録する。この際、登録日時138cも併せて登録し、マッチング内容138cは未確定とする(S2516)。また、交渉管理データベース139に、この素案ID137aを、マッチング素案候補の素案候補ID137aに対応付けて登録する。さらにまた、サービス享受者管理データベース136中の、マッチング素案候補に含まれる利用申込みID136aに対応する処理状態136cを、マッチング素案候補作成済みからマッチング素案作成済みに変更する。
【0158】
そして、素案作成登録処理部125は、アクセス端末より素案作成画面中の終了ボタン288が選択されたことを通知されると(S2517でYes)、当該アクセス端末への素案作成画面の表示を終了する。
【0159】
次に、マッチング素案の提示および実施結果報告の登録処理(図2のS2013〜S2016)について説明する。
【0160】
図29は、マッチング素案の提示および実施結果報告の登録処理を説明するための図である。
【0161】
このフローは、図21に示すような参加者用のメニュー画面において、アクセス端末の利用者によりマッチング素案の参照および実施結果報告の項目213が選択されると開始される。
【0162】
まず、通信部11が、マッチング素案の参照および実施結果報告のための項目213が選択されたことを検知すると、ログイン処理部122から、アクセス端末の利用者の参加ID133aを、実施結果登録処理部126に伝える。
【0163】
これを受けて、実施結果登録処理部126は、通知された参加者ID133aに対応付けられた利用申込みID136aを、サービス享受者管理データベース136から抽出する。そして、マッチング素案管理データベース138から、前記抽出した利用申込みID136aを含むマッチング素案であって、マッチング内容138cが未確定のマッチング素案を抽出する。それから、実施結果登録処理部126は、抽出したマッチング素案について、図30に示すような、マッチング素案・結果報告画面を作成し、通信部11を介してアクセス端末の表示装置に表示させる(S2901)。
【0164】
図30に示すマッチング素案・結果報告画面において、符号301は、抽出したマッチング素案中の提供サービスID135aにより特定されるサービス提供者の個人情報である。提供サービスID135aに対応付けられている参加者ID133aをサービス提供者管理データベース135から抽出し、さらに、抽出した参加者ID133aに対応付けられている個人情報133cを参加者管理データベース133から抽出することで特定される。符号302は、このサービス提供者のサービス提供に際しての希望条件である。提供サービスID135aに対応付けられている希望条件135bをサービス提供者管理データベース135から抽出することで特定される。
【0165】
また、符号303は、抽出したマッチング素案中のコーディネータID132aにより特定されるコーディネータの氏名と、当該コーディネータが担当するコミュニティの名称と、抽出したマッチング素案中の利用申込みID136aにより特定される利用申込み者の氏名と、当該利用申込み者がサービス享受を希望するボランティアサービスの名称である。コーディネータの氏名は、コーディネータID132aに対応付けられている個人情報132cをコーディネータ管理データベース132から抽出することで特定される。コミュニティの名称は、コーディネータID132aに対応付けられているコミュニティID1311aをコーディネータ管理データベース132から抽出し、さらに、抽出したコミュニティID1311aに対応付けられているコミュニティ名称1311bをコミュニティ/サービス管理データベース131のコミュニティ情報管理テーブル1311から抽出することで特定される。利用申込み者の氏名は、利用申込みID136aに対応付けられている参加者ID133aをサービス享受者管理データベース136から抽出し、さらに、抽出した参加者ID133aに対応付けられている個人情報133cを参加者管理データベース133から抽出することで特定される。そして、ボランティアサービスの名称は、利用申込みID136aに対応付けられているサービスID1312aをサービス享受者管理データベース136から抽出し、さらに、抽出したサービスID1312aに対応付けられているサービス名称1312cをコミュニティ/サービス管理データベース131のサービス情報管理テーブル1312から抽出することで特定される。
【0166】
また、符号304は、個人情報304および希望条件302により特定されるサービス提供者とのサービス提供の交渉の成否を選択するためのボタン、符号305は、前記交渉が成立した場合に、サービス提供者からサービスを享受した日時を入力するための入力欄、符号306は、サービス享受に対して支払ったチケット額面を入力するための入力欄、そして、符号307は、享受したサービスに対する評価を記入する入力欄である。
【0167】
以上のようなマッチング素案・結果報告画面を用いて、アクセス端末の利用者であるサービス享受者(利用申込み者)は、コーディネータが紹介したサービス提供者の個人情報301に含まれる連絡先へ連絡するなどして、サービス提供者とサービス提供のための交渉を行なうことができる。そして、交渉が失敗した場合は、交渉結果ボタン304の「失敗」にチェックを入れ、送信ボタン308を選択することにより、その旨が、結果報告として、コミュニティ管理センタ1に通知される。また、交渉が成立し、サービスを享受した場合は、交渉結果ボタン304の「成立」にチェックを入れると共に、サービス享受日、支払いチケット額面および享受サービスに対する評価を入力欄305〜307に入力して、送信ボタン308を選択することにより、交渉が成立した旨と入力欄305〜307に入力した情報が、結果報告として、コミュニティ管理センタ1に通知される。なお、リセットボタン309を選択した場合には、交渉結果ボタン304のチェック内容および入力欄305〜307に入力した情報がクリアされる。また、終了ボタン310を選択した場合には、終了指示が、コミュニティ管理センタ1に通知される。
【0168】
なお、実施結果登録処理部126は、抽出したマッチング素案が複数ある場合、図30に示すようなマッチング素案・結果報告画面をマッチング素案毎に作成し、前ページボタン311と次ページボタン312とを用いて、アクセス端末の利用者であるサービス享受者に、当該アクセス端末の表示装置に表示させるマッチング素案・結果報告画面を選択させるようにするとよい。
【0169】
さて、実施結果登録処理部126は、通信部11を介して、マッチング素案・結果報告画面を表示させたアクセス端末より結果報告を受け取ると(S2902)、その内容をマッチング素案管理データベース138および実施結果管理データベース140に登録する。
【0170】
具体的には、アクセス端末よりの結果報告が交渉失敗を示している場合(S2903でNo)、マッチング素案管理データベース138内の、アクセス端末に表示中のマッチング素案・結果報告画面に対応するマッチング素案のマッチング内容138cを「NG」に変更する共に、現在時刻をマッチング日時138dに登録する(S2904)。
【0171】
ここで、申し込み取り下げ311aがチェックされていなければ(S2909)、さらに、このマッチング素案の利用申し込みID136aに対応する、サービス享受者の参加者ID133a、サービス享受者が享受を希望するボランティアサービスのサービスID1312a、サービス享受者が前記ボランティアサービスの享受を希望するコミュニティのコミュニティID1311a、希望場所および希望曜日/時間帯(あるいは日時)を含むサービス享受に際しての希望条件136b、利用申込み情報の登録日時136dを、サービス享受者管理データベース136から求める。そして、この求めた内容を、あらたにユニークな利用申込みID136aを付与して享受者管理データベース136に登録する。この時、サービス享受者管理データベース136の処理状態136cを「再処理」とし、前素案ID136eとして、素案ID138aを登録する(S2910)。
【0172】
一方、交渉成功を示している場合は(S2903でYes)、マッチング素案管理データベース138内の、アクセス端末に表示中のマッチング素案・結果報告画面に対応するマッチング素案のマッチング内容138cを「OK」に変更する共に、現在時刻をマッチング日時138dに登録する(S2905)。次に、前記マッチング素案の素案ID138aと、結果報告に含まれるチケット支払い額面140c、評価情報140dおよびサービス享受日(実施日時)140bと、前記サービス提供者の参加ID133aと、を含む実施結果を、ユニークな実施ID140aを付与して、実施結果管理データベース140に登録する(S2906)。それから、参加者管理データベース133内の、前記サービス提供者の参加ID133aに対応するチケット額面所持量133dに、結果報告に含まれるチケット支払い額面140cを加算すると共に、アクセス端末の利用者(サービス享受者)の参加ID133aに対応するチケット額面所持量133dから、当該チケット支払い額面140cを減算する(S2907)。
【0173】
ここで、交渉成功もしくは申し込み取り下げの場合(S2911)には、当該マッチング素案のマッチング素案IDについてのレコードを、マッチング素案管理データベース138、マッチング素案候補管理データベース137、実施結果管理データベース140、交渉管理データベース149から求め、仲介履歴管理データベース141に、仲介の履歴としてマッチング素案、マッチング素案候補、実施結果、交渉履歴をコピーする(S2912)。この時、コミュニティ管理センタ1の操作者等による改竄等を防止するため、たとえば、コミュニティ管理センタ1が秘密裏に保持する(所定の権限を有するコミュニティ管理センタ1の運営者等のみが知り得る)署名鍵を用いて前記仲介の履歴に署名を施してから、仲介履歴管理データベース141にコピーするとよい。また、コピーしたレコードは、マッチング素案管理データベース138、マッチング素案候補管理データベース137、実施結果管理データベース140、交渉管理データベース149からディスクスペースを空けるために削除してもよい。
【0174】
それから、実施結果登録処理部126は、アクセス端末よりマッチング素案・結果報告画面中の終了ボタン310が選択されたことを通知されると(S2908でYes)、当該アクセス端末へのマッチング素案・結果報告画面の表示を終了する。
【0175】
次にコミュニティ管理センタ1の活動監視部127の処理について説明する。
【0176】
活動監視部127の処理は、コーディネータからの依頼を受けて、当該コーディネータが行なったマッチング素案作成履歴を出力する処理と、コミュニティ管理センタ1の運営者が指定したコーディネータが行なったマッチング素案作成履歴を出力する処理とに分けられる。
【0177】
まず、コーディネータからの依頼を受けて、当該コーディネータが行なったマッチング素案作成履歴を出力する処理について説明する。
【0178】
図31は、コーディネータからの依頼を受けて、当該コーディネータが行なったマッチング素案作成履歴を出力する処理を説明するための図である。
【0179】
このフローは、図26に示すようなコーディネータ用のメニュー画面において、アクセス端末の利用者により素案作成履歴閲覧の項目262が選択されると開始される。
【0180】
まず、ログイン処理部122は、素案作成履歴閲覧のための項目262が選択されたことを、アクセス端末の利用者のコーディネータID132aと共に、活動監視部127に伝える。
【0181】
これを受けて、活動監視部127は、通知されたコーディネータID132aに対応付けられたマッチング素案を、仲介履歴管理データベース141にコピーされたマッチング素案管理データベース138から1つ抽出する(S3102)。次に、抽出したマッチング素案の素案ID138aに対応付けられているマッチング素案候補を、仲介履歴管理データベース141にコピーされたマッチング素案候補管理データベース137から抽出する(S3103)と共に、当該素案ID138aに対応付けられている特記事項および実施結果を、それぞれ、仲介履歴管理データベース141にコピーされた交渉管理データベース139、実施結果管理データベース140から抽出する(S3104)。
【0182】
それから、活動監視部127は、S3102〜S3104で抽出したマッチング素案、マッチング素案候補、特記事項および実施結果の内容を基に素案作成履歴を作成する(S3105)。具体的には、マッチング素案、マッチング素案候補、特記事項および実施結果の各々について、その中に他の管理データベースでの管理に用いているIDが含まれている場合は、当該他の管理データベースを調べ、そのIDに対応付けられている情報を特定する。これにより、マッチング素案、マッチング素案候補、特記事項および実施結果各々の内容を特定し、これらの特定した情報を含んだ素案作成履歴を作成する。
【0183】
さて、活動監視部127は、S3102〜S3105の処理を繰り返し、ログイン処理部122より通知されたコーディネータID132aに対応付けられた全てのマッチング素案に対して素案作成履歴を作成したならば(S3106)、サービス提供者の紹介がある参加者に偏っているか否かを評価する(S3107)。例えば、S3103で抽出した全てのマッチング素案候補に紹介候補者として記述されている各参加者について、マッチング素案候補への紹介候補者としての登場回数と、マッチング素案へのサービス提供者としての登場回数との比率を求める。そして、前記各参加者について求めた比率を、コーディネータの素案作成に際しての傾向とする。
【0184】
次に、活動監視部127は、S3105で作成した全ての素案作成履歴と、S3107で求めた傾向とを、アクセス端末の表示装置あるいはプリンタ等の出力装置に出力する(S3108)。
【0185】
次に、コミュニティ管理センタ1の運営者が指定したコーディネータが行なったマッチング素案作成履歴を出力する処理について説明する。
【0186】
この処理は、図31に示す処理と基本的に同様である。但し、S3101において、コミュニティ管理センタ1に備えられたキーボード等の入力装置を介して、コミュニティ管理センタ1の運営者からコーディネータID132aが指定される点で異なる。また、S3108において、S3105で作成した全ての素案作成履歴およびS3107で求めた傾向が、コミュニティ管理センタ1の表示装置あるいはプリンタ等の出力装置に出力される点で異なる。
【0187】
なお、コミュニティ管理センタ1は、学習機能を有していてもよい。それは、自身の処理内容についての履歴データを蓄積しておき、これを後の処理に用いてもよい。また、人工知能技術(含むニューロ技術)を用いて、学習機能を実現してもよい。学習機能をより高度且つ容易にするため、履歴データを、データベースのデータ構造をタグを用いてテキスト形式で表現できるようにしたXML(Extensible Markup Language)などの形式度の高い言語で記述するとよい。また、各端末においては、入力されるデータを記憶しておき、その後入力されるデータと比較して誤入力を検出する構成をとってもよい。この場合、入力されるIDなど予めキーになる情報を定めておき、これにより記憶されたデータを検索する構成にしてもよい。なお、データの入力としては、参加登録依頼、提供サービス登録依頼、利用申込みの少なくとも1つが含まれる。
【0188】
以上、本発明の第1実施形態について説明した。
【0189】
本実施形態によれば、コーディネータは、コミュニティ管理センタ1によってコーディネータ端末2に表示された素案作成画面(図28参照)を用いて、当該画面中の利用申込み者の諸情報281により特定されるサービス享受者に紹介すべきサービス提供者を、当該画面中の各紹介候補者の諸情報282により特定される各紹介候補者の中から選び出すことができる。ここで、各紹介候補者の諸情報282は、その希望条件と利用申込み者の諸情報281に含まれる希望条件との整合度の高い順番で表示されるので、コーディネータは、紹介すべきサービス提供者の選び出すときの目安とすることができる。
【0190】
また、各紹介候補者の諸情報282には、各紹介候補者のチケット額面所持量が記述される。本実施形態で用いるチケットは、ボランティアサービスに対する対価として専ら使用することを目的としている。したがって、紹介候補者のチケット額面所持量が少ないことは、当該紹介候補者にボランティアサービス提供の機会が少ししか与えられていないか、あるいは、与えられたボランティアサービス提供の機会に応じた分、自身がサービス享受者となってサービスを享受していることを意味する。
【0191】
上述したように、ボランティアサービス等のコミュニティ活動の活性化、円滑化を図るためには、多くの参加者にサービス提供の機会が与えられるようにすることが好ましい。すなわち、ある参加者にのみ、サービス提供の機会が集中的に与えられるような事態を避けることが望まれる。また、一方的にサービスが提供されるのではなく、あるときはサービス提供者となった参加者が、今度はサービス享受者となってサービスを享受することにより、参加者間でサービス交換が活発に行なわれることが好ましい。
【0192】
この点、本実施形態によれば、コーディネータは、素案作成画面中の各紹介候補者の諸情報282の記載順と、各紹介候補者の諸情報282に含まれるチケット額面所持量とを参照することにより、利用申込み者の希望条件をある程度満足しつつも、サービス提供の機会(コーディネータによる紹介の機会)の少ない紹介候補者を、紹介すべきサービス提供者として選択することが可能となる。
【0193】
また、本実施形態において、コーディネータは、素案作成画面中の各紹介候補者と個別に行なったサービス提供のための交渉で気付いた点等があるならば、それを特記事項として交渉相手の参加ID133aに対応付けてコミュニティ管理センタ1に登録することができる。そして、コミュニティ管理センタ1は、コーディネータにより、コーディネータ端末2に表示させた素案作成画面中のある紹介候補者の諸情報282が指定されると、当該紹介候補者の参加ID133aに対応付けられている特記事項をコーディネータ端末2に表示させるようにしている。このようにすることで、コーディネータは、各紹介候補者の特記事項をも考慮して、利用申込み者に紹介すべきサービス提供者を決定することができる。
【0194】
また、本実施形態によれば、利用申込みを行なった参加者(サービス享受者)の参加端末3に表示されるマッチング素案・結果報告画面(図30参照)には、コミュニティ管理センタ1が選出した紹介候補者のうちコーディネータが選択した紹介候補者が、当該サービス享受者に紹介すべきサービス提供者として表示される。したがって、参加者間でサービス提供の機会獲得を競わせるような事態を避けることができ、これにより、ボランタリーなサービスの交換を目的としたコミュニティ活動の理念に合致した紹介サービスを実現できるように支援することが可能となる。
【0195】
また、本実施形態において、サービス享受者は、マッチング素案・結果報告画面中のサービス提供者より享受したサービスに関する評価情報を、当該サービス提供者の参加ID133aに対応付けてコミュニティ管理センタ1に登録することができる。そして、コミュニティ管理センタ1は、コーディネータにより、コーディネータ端末2に表示させた素案作成画面中のある紹介候補者の諸情報282が指定されると、当該紹介候補者の参加ID133aに対応付けられている評価情報をコーディネータ端末2に表示させるようにしている。このようにすることで、コーディネータは、各紹介候補者の評価情報をも考慮して、利用申込み者に紹介すべきサービス提供者を決定することができる。
【0196】
このように、本実施形態によれば、コーディネータは、素案作成画面に示されたサービス享受者や各紹介候補者の諸情報やこれらの者と個別に行なった交渉内容等を勘案することで、ボランティアサービスのやりとりが循環するように、サービス提供者とサービス享受者とのマッチングを行なうことができる。また、サービス享受者が見知らぬサービス提供者に、いきなり直接連絡しなくて済むように、コーディネータがサービス提供者を紹介するため、見知らぬ相手へ連絡しづらいことによる、コミュニティ活動参加の障壁が軽減され、サービス提供者とサービス享受者の自主性が高まる。また、コーディネータは、サービス提供者とサービス享受者のサービス履歴や個人情報に基づき、価格では評価しきれない要素を考慮したマッチングをシステムの支援を得ながら行うことができ、多様な価値の交換や互酬を伴うボランティアサービスの仲介が可能になる。
【0197】
さらに、本実施形態によれば、コミュニティ管理センタ1の活動監視部127により、各コーディネータに、当該コーディネータがこれまでに行なったマッチング素案作成履歴(マッチング素案候補、当該マッチング素案候補に基づいて当該コーディネータが作成したマッチング素案、当該マッチング素案の作成に際して各紹介候補者と行なった交渉での特記事項、および、当該マッチング素案に示された参加者間でのボランティアサービス交換の実施結果報告)の一覧を提示することができる。これにより、各コーディネータは、自身がこれまでに行なったマッチング素案作成履歴の一覧を参照することで、サービス提供者の紹介がある参加者に偏っているか否か等の、自身のコーディネータとしての活動の評価を行なうことが可能となる。
【0198】
また、活動監視部127により、コミュニティ管理センタ1の運営者は、所望のコーディネータのマッチング素案作成履歴の一覧を得ることができる。これにより、コミュニティ管理センタ1の運営者は、当該コーディネータのマッチング素案作成履歴の一覧を基に、当該コーディネータを継続して容認するか否か等の判断を行なうことができる。このマッチング素案作成履歴の一覧を基に、クレームがよせられた案件のコーディネート経緯をすぐにチェックすることで、問題点を簡単に把握できる。さらにまた、蓄積されたデータから、平均斡旋(紹介)時間を正確に把握でき、コーディネータの信認性の維持・向上に資することができる。
【0199】
なお、活動監視部127に、コーディネータの忠実義務や善管注意義務の履行の判断に必要な情報を提示する機能や当該判断を行なう機能を持たせるようにしてもよい。例えば、コミュニティ管理センタ1および/またはコミュニティ5の参加者が、活動監視部127が作成したマッチング素案作成履歴の一覧を利用できるよう制御を行う。つまり、活動監視部127は、コーディネータの忠実義務や善管注意義務の履行判断に必要な情報をマッチング素案作成履歴の一覧から抽出して、コミュニティ管理センタ1および/または参加者端末に提示する処理を行う。本機能は、サービス享受者が老人等の弱者の場合に、特に有効である。その他、コーディネータの忠実義務や善管注意義務の履行判断に必要な情報としては、コーディネータの行為を行った日時や、コーディネータを識別する情報や、行為の内容を示す情報等が含まれる。
【0200】
ここで、善管注意義務違反の例とその判断機能について説明する。
【0201】
例えば、利用申し込みに対して、コーディネータがマッチング処理を長期間放置あるいは怠る。これには、紹介候補者リストに示された紹介候補者の中から利用申込み者に紹介すべきサービス提供者を選出する処理を、長期間放置あるいは怠るケースが考えられる。また、紹介候補者リストに示された紹介候補者に対する交渉処理、あるいは、利用申込み者に紹介すべきサービス提供者を選出した後にその事実を利用申し込み者へ連絡する処理(つまり、マッチング素案の登録処理)を長期間放置あるいは怠るケースなどがある。
【0202】
このような、利用申込み者に紹介すべきサービス提供者を選出する処理を長期間放置あるいは怠ったか否かの判断機能は、例えば、活動監視部127に、以下の処理を行なわせることで実現できる。すなわち、活動監視部127に、監視対象のコーディネータのコーディネータID132aに対応付けられている利用申し込みID136aをマッチング素案管理データベース138から抽出させる。次に、抽出した利用申込みID136aに対応付けられてマッチング素案管理データベース138に登録されている登録日時138bと、当該利用申込みID136aに対応付けられてサービス享受者管理データベース136に登録されている登録日時136dとのずれを検出させる。そして、前記ずれが所定期間(例えば3日間)以上であれば、前記処理を怠ったものと判断させる。あるいは、活動監視部127に、監視対象のコーディネータが担当するコミュニティのコミュニティID132aに対応付けられてサービス享受者管理データベース136に登録されている利用申し込みID136aが、マッチング素案管理データベース138に登録されているか否かを調べさせる。そして、登録されていない場合は、同様に、前記処理を怠ったものと判断させる。
【0203】
また、紹介候補者に対する交渉処理、あるいは、サービス提供者の選出後にその事実を利用申し込み者へ連絡する処理を長期間放置あるいは怠ったか否かの判断機能は、例えば、活動監視部127に、以下の処理を行なわせることで実現できる。すなわち、活動監視部127に、監視対象のコーディネータのコーディネータID132aに対応付けられてマッチング素案管理データベース138に登録されている登録日時138bおよびマッチング日時138dを検出させる。そして、検出したマッチング日時138dが空欄であり且つ検出した登録日時138bが現在日時より所定期間(例えば3日間)以上前の場合は、前記処理を長期間放置あるいは怠ったものと判断させる。
【0204】
また、善管注意義務違反のその他の例としては、紹介候補者リストに示された紹介候補者の中から利用申込み者に紹介すべきサービス提供者として最初に選出した紹介候補者との交渉に失敗した場合に、代案として、紹介候補者リストに示された紹介候補者の中から利用申込み者に紹介すべきサービス提供者として別の紹介候補者を選出する処理を長期間放置あるいは怠るケースなどが考えられる。
【0205】
このような、最初に選出した紹介候補者との交渉に失敗した場合に、代案として別の紹介候補者を選出する処理を怠ったか否かの判断機能は、例えば、活動監視部127に、以下の処理を行なわせることで実現できる。すなわち、活動監視部127に、監視対象のコーディネータのコーディネータID132aに対応付けられてマッチング素案管理データベース138に登録されているマッチング内容138cがNGの案件各々について、サービス享受者管理データベース136から、前素案ID136eが当該NGの案件の素案ID138aと同じ値を持つ案件を検出させ、その処理状態136cを調べさせる。そして、処理状態136cが未着手であり且つ当該NGの案件のマッチング日時138dが現在日時より所定期間(例えば3日間)以上前の場合は、前記処理を長期間放置あるいは怠ったものと判断させる。
【0206】
そして、活動監視部127に、このような善管注意義務違反の判断結果を、当該判断を依頼したコミュニティ管理センタ1および/または参加者端末3に出力させる。
【0207】
次に、忠実義務違反の例とその判断機能について説明する。
【0208】
例えば、ある特定の利用申し込み者(例えば、コーディネータの親族等)を、当該利用申込み者の希望条件に一番マッチしたサービスを優先的に割り付けるように優遇するケースが考えられる。
【0209】
このような、特定の利用申込み者の利用申込みを優遇しているか否かの判断機能は、例えば、活動監視部127に、以下の処理を行なわせることで実現できる。すなわち、活動監視部127に、監視対象のコーディネータのコーディネータID132aに対応付けられてマッチング素案管理データベース138に登録されているマッチング内容138cがOKの案件各々を、各案件の利用申し込みID136aに対応付けられてサービス享受者管理データベース136に登録されているサービスID1312a毎に分類する。次に、サービスID1312a毎に、当該サービスID1312aに分類された案件各々に対して、当該案件の提供サービスID135aの、当該案件の素案候補ID137aに対応付けられてマッチング素案候補管理データベース137に登録されている提供サービスID候補リスト137bでの優先度(記載順)を調べる。次いで、サービスID1312a毎に、当該サービスID1312aに分類された案件の中から、最も高い優先度あるいは最も高い優先度から所定番目(例えば2〜3番目)までの優先度を持つ案件を抽出する。それから、抽出した各案件について、当該案件の利用申し込みID136aに対応付けられてサービス享受者管理データベース136に登録されている参加者ID133aを特定する。その結果、特定の参加者ID133aが他の参加者ID133aに比べて極端に多い(例えば、各参加者ID133aの登場回数の平均値に対する特定の参加者ID133aの登場回数の誤差が所定値(例えば確立誤差)以上である場合)は、前記特定の参加者ID133aの参加者を優遇していると判断させる。
【0210】
また、忠実義務違反のその他の例としては、ある特定のサービス提供者(例えばコーディネータの親族等)を優先して利用申し込み者に紹介するケース、例えば、ある特定のサービス提供者に優先的に利用申し込みを割り付けることで、チケット所持量を増やすよう誘導するケースなどが考えられる。
【0211】
このような、特定のサービス提供者を優遇しているか否かの判断機能は、例えば、活動監視部127に、以下の処理を行なわせることで実現できる。すなわち、活動監視部127に、監視対象のコーディネータのコーディネータID132aに対応付けられてマッチング素案管理データベース138に登録されているマッチング内容138cがOKの各案件の提供サービスID135aを調べる。そして、特定の提供サービスID135aが他の提供サービスID135aに比べて極端に多い(例えば、各提供サービスID135aの登場回数の平均値に対する特定の提供サービスID135aの登場回数の誤差が所定値(例えば確立誤差)以上である場合)は、前記特定の提供サービスID135aに対応付けられてサービス提供者管理データベース135に登録されている参加者ID133aの参加者を優遇していると判断させる。
【0212】
そして、活動監視部127に、このような忠実義務違反の判断結果を、当該判断を依頼したコミュニティ管理センタ1および/または参加者端末3に出力させる。
【0213】
なお、上記のマッチング素案の提示および実施結果報告の登録処理において、仲介履歴データベース141に、マッチング素案管理データベース138、マッチング素案候補管理データベース137、実施結果管理データベース140、交渉管理データベース149のレコード(案件)をコピーした後、コピーしたレコードを削除する場合には、仲介履歴データベース141にコピーされたマッチング素案管理データベース138、マッチング素案候補管理データベース137、実施結果管理データベース140、交渉管理データベース149の各テーブルを用いて、上記の義務違反を判断させるようにすればよい。
【0214】
また、本実施形態によれば、各参加者は、任意単位のグループであるコミュニティ5の少なくともいずれか1つに属し、各コミュニティ5には、コーディネータが配属される。そして、参加者よりの利用申込みに、コミュニティ5の指定を含めるようにし、当該指定されたコミュニティ5を担当するコーディネータに、当該利用申込みに対するサービス提供者の紹介を行なわせるようにしている。したがって、コーディネータは、自身が熟知しているコミュニティの参加者であるサービス提供者の中から、利用申込みをした参加者に紹介すべきサービス提供者を選び出すことが可能となり、コーディネータにかかる負担を低減できる。
【0215】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
【0216】
上記の第1実施形態では、利用申込みをした参加者に紹介すべきサービス提供者の候補(紹介候補者)の選出をコミュニティ管理センタ1で行ない、当該参加者に紹介すべきサービス提供者の最終的な決定は、当該利用申込みにて指定されたコミュニティを担当するコーディネータに行わせるようにしている。これに対し、本実施形態では、前記参加者に紹介すべきサービス提供者の最終的な決定についても、コミュニティ管理センタ1で行なうようにしている。
【0217】
したがって、本実施形態が適用された紹介サービス支援システムの概略構成は、図1に示す第1実施形態の紹介サービス支援システムから、コーディネータ端末2を省略した形態となる。
【0218】
また、本実施形態が適用された紹介サービス支援システムに用いるコミュニティ管理センタ1は、以下の点で図3に示す第1実施形態のコミュニティ管理センタ1と異なる。すなわち、本実施形態では、コーディネータが不要であるので、記憶部13からコーディネータ管理データベース132と交渉管理データベース139が省略される。これに併せて、マッチング素案候補管理データベース137(図10参照)およびマッチング素案管理データベース138(図11参照)の各々に含まれるコーディネータID132aがコミュニティID1311aに置き換わる。また、処理部127の活動監視部127での処理が、コーディネータ単位でなく、コミュニティ単位でマッチング素案作成履歴の一覧を作成するように修正される。
【0219】
さらに、本実施形態が適用された紹介サービス支援システムを利用して行なわれる紹介サービスの概略は、図2に示す紹介サービスの概略において、コミュニティ管理センタ1とコーディネータとのやり取りにより進められるマッチング素案の作成支援・登録処理(S2007〜S2012)が、コミュニティ管理センタ1のみで実行されるようになる。
【0220】
次に、本実施形態のコミュニティ管理センタ1の動作について説明する。なお、本実施の形態においても、上記の第1実施形態のように学習機能を設けてもよい。また、さらに、端末における誤入力検出機能をもうけてもよい。
【0221】
なお、コミュニティ活動への登録処理、提供サービスの登録処理、利用申込みの登録処理、および、マッチング素案提示・実施結果報告処理は、それぞれ、図15、図19、図23および図29を用いて説明した第1実施形態のコミュニティ管理センタ1の処理と基本的に同様である。そこで、ここでは、第1実施形態のコミュニティ管理センタ1と処理が異なる部分、つまり、マッチング素案の作成支援・登録処理および活動監視部127による処理についてのみ説明する。
【0222】
まず、マッチング素案の作成支援・登録処理について説明する。
【0223】
図32は、マッチング素案の作成支援・登録処理を説明するための図である。
【0224】
素案作成登録処理部125は、利用申込み登録処理部124によってサービス享受者データベース136に利用申込み情報が新たに登録されると(S3210)、これを検知して、新たに登録された利用申込み情報の利用申込みID136aを入手する。そして、図25に示したS2509の処理と同じ要領で、前記利用申込みID136aに対応付けられた参加者ID133aにより特定されるサービス享受者に紹介すべきサービス提供者の候補(紹介候補者)を選出する(S3211)。
【0225】
具体的には、サービス提供者管理データベース135から、サービス享受者管理データベース136にて前記利用申込みID136aに対応付けられているコミュニティID1311aおよびサービスID1312aを含む提供サービス情報の提供サービスID135aを抽出する。そして、サービス提供者管理データベース135において、この抽出した提供サービスID135aに対応付けられている参加者ID133aにより特定される参加者各々を、紹介候補者として選出する。
【0226】
次に、素案作成登録処理部125は、図25に示したS2510の処理と同じ要領で、選出した各紹介候補者の優先度を決定する(S3212)。
【0227】
具体的には、サービス提供者管理データベース135から抽出した提供サービスID135aに対応付けられている希望条件135b各々について、当該希望条件135bと、サービス享受者管理データベース136にて前記利用申込みID136aに対応付けられている希望条件136bとの整合部分を調べる。そして、前記提供サービスID135aに対応付けられている希望条件135b各々について、例えば、当該希望条件135bにて指定されている曜日が前記利用申込みID136aに対応付けられている希望条件136bにて指定されている曜日を含む場合は点数5、当該希望条件135bにて指定されている時間帯が前記利用申込みID136aに対応付けられている希望条件136bにて指定されている時間帯を含む場合は点数3、そして、当該希望条件135bにて指定されている場所が前記利用申込みID136aに対応付けられている希望条件136bにて指定されている場所を含む場合は点数1、といったように、整合部分に応じて点数を付ける。そして、前記提供サービスID135aに対応付けられている希望条件135b各々について、その合計点が高いもの程、優先度が高くなるように決定する。
【0228】
以上のようにして各紹介候補者の優先度を決定したならば、素案作成登録処理部125は、前記利用申込みID136aと、前記利用申込みID136aに対応付けられている利用申込み情報に含まれるコミュニティID1311aと、サービス提供者管理データベース135から抽出した提供サービスID135a各々を優先度の高い順に記述した提供サービスID候補リスト137bと、を含んだマッチング素案候補を、ユニークな素案候補ID137aを付して、マッチング素案候補管理データベース137に登録する。この際、登録日時137cも併せて登録する。また、サービス享受者管理データベース136中の、作成したマッチング素案候補に含まれる利用申込みID136aに対応する処理状態136cを、未着手からマッチング素案候補作成済みに変更する(S3213)。
【0229】
次に、素案作成登録処理部125は、最も高い優先度を持つ紹介候補者が複数人いるか否かを調べる(S3214)。複数人いる場合は、参加者管理データベース133を用いて、これらの紹介候補者各々のチケット額面所持量133dを調べ、当該所持量が最も少ない紹介候補者を、前記利用申込みID136aに対応付けられた利用申込み情報により特定されるサービス享受者に紹介すべきサービス提供者に決定する(S3216)。一方、最も高い優先度を持つ紹介候補者が1人の場合は、当該紹介候補者を、前記利用申込みID136aに対応付けられた利用申込み情報により特定されるサービス享受者に紹介すべきサービス提供者に決定する(S3215)。
【0230】
次に、素案作成登録処理部125は、前記サービス享受者に紹介すべきサービス提供者を決定すると、このサービス提供者の提供サービスID135aと、前記サービス提供者の決定に用いたマッチング素案候補の素案候補ID137aと、利用申し込みID136aと、コミュニティID1311aと、を含んだマッチング素案を、ユニークな素案ID138aを付して、マッチング素案管理データベース138に登録する。この際、登録日時138cも併せて登録し、マッチング内容138cは未確定とする。また、サービス享受者管理データベース136中の、マッチング素案候補に含まれる利用申込みID136aに対応する処理状態136cを、マッチング素案候補作成済みからマッチング素案作成済みに変更する(S3217)。
【0231】
次に、活動監視部127による処理について説明する。
【0232】
図33は、活動監視部127による処理を説明するための図である。
【0233】
コミュニティ管理センタ1の運営者等により、コミュニティ管理センタ1に備えられたキーボード等の入力装置を介して、マッチング素案作成履歴の対象コミュニティのコミュニティID1311aが指定されると、これが活動監視部127へ通知される。
【0234】
これを受けて、活動監視部127は、通知されたコミュニティID1311aに対応付けられたマッチング素案を、仲介履歴管理データベース141にコピーされたマッチング素案管理データベース138から1つ抽出する(S3301)。次に、抽出したマッチング素案の素案ID138aに対応付けられているマッチング素案候補を、仲介履歴管理データベース141にコピーされたマッチング素案候補管理データベースから抽出する(S3302)と共に、当該素案ID138aに対応付けられている実施結果を、仲介履歴管理データベース141にコピーされた実施結果管理データベース140から抽出する(S3303)。
【0235】
それから、活動監視部127は、S3301〜S3303で抽出したマッチング素案、マッチング素案候補および実施結果の内容を基に、素案作成履歴を作成する(S3304)。具体的には、マッチング素案、マッチング素案候補および実施結果の各々について、その中に他の管理データベースでの管理に用いているIDが含まれている場合は、当該他の管理データベースを調べ、そのIDに対応付けられている情報を特定する。これにより、マッチング素案、マッチング素案候補および実施結果各々の内容を特定し、これらの特定した情報を含んだ素案作成履歴を作成する。
【0236】
さて、活動監視部127は、S3301〜S3304の処理を繰り返し、コミュニティ管理センタ1の運営者より通知されたコミュニティID1311aに対応付けられた全てのマッチング素案に対して素案作成履歴を作成したならば(S3305)、サービス提供者の紹介がある参加者に偏っているか否かを評価する(S3306)。例えば、S3102で抽出した全てのマッチング素案候補に紹介候補者として記述されている各参加者について、マッチング素案候補への紹介候補者としての登場回数と、マッチング素案へのサービス提供者としての登場回数との比率を求める。そして、前記各参加者について求めた比率より、サービス提供者の紹介がある参加者に偏っているか否かを評価する。
【0237】
次に、活動監視部127は、S3304で作成した全ての素案作成履歴と、S3306で求めた傾向とを、コミュニティ管理センタ1の表示装置あるいはプリンタ等の出力装置に出力する(S3307)。
【0238】
なお、上述したように、マッチング素案提示・実施結果報告処理(図29参照)において、仲介履歴管理データベース141に仲介の履歴としてコピーされるマッチング素案、マッチング素案候補および実施結果に、コミュニティ管理センタ1が秘密裏に保持する(所定の権限を有するコミュニティ管理センタ1の運営者等のみが知り得る)署名鍵を用いて署名を施しておくとよい。このようにすれば、該署名を検証することにより、コミュニティ管理センタ1の操作者等による改竄等を検出することができる。
【0239】
以上、本発明の第2実施形態について説明した。
【0240】
本実施形態においても、上記の第1の態様と同様、利用申込み者の希望条件をある程度満足しつつも、サービス提供の機会(コーディネータによる紹介の機会)の少ない紹介候補者を、紹介すべきサービス提供者として選択することが可能となる。また、申込み者の端末には、最終的に選択したサービス提供者の情報のみが表示されることとなるため、サービス提供者間でサービス提供の機会獲得を競わせるような事態を避けることができ、これにより、ボランタリーなサービスの交換を目的としたコミュニティ活動の理念に合致した紹介サービスを実現できるように支援することが可能となる。
【0241】
また、本実施形態によれば、活動監視部127により、コミュニティ管理センタ1の運営者は、所望のコミュニティでのマッチング素案作成履歴の一覧を得ることができる。これにより、コミュニティ管理センタ1の運営者は、当該コミュニティでのマッチング素案作成履歴の一覧を基に、当該コミュニティに参加する各参加者に与えられたサービス提供の機会が偏向していないか否か等を判断することができる。この情報は、コミュニティ管理センタ1の運営者による参加者の個別指導に利用できる。
【0242】
また、本実施形態においても、上記の第1実施形態と同様に、各参加者は、任意単位のグループであるコミュニティ5の少なくともいずれか1つに属する。そして、参加者よりの利用申込みに、コミュニティ5の指定を含めるようにし、当該指定されたコミュニティ5に参加する参加者の中から、当該利用申込みに対して紹介すべきサービス提供者を選び出すようにしている。このようにすることで、前記紹介すべきサービス提供者の検索範囲をより小さくすることができ、したがって、前記紹介すべきサービス提供者の選出にかかる負荷を低減できる。
【0243】
以上、本発明の実施の形態について説明した。
【0244】
なお、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0245】
例えば、上記の各実施形態のマッチング素案提示・実施結果報告処理(図29参照)において、アクセス端末の表示装置に表示させるマッチング素案・結果報告画面(図30参照)中の、享受したサービスに対する評価の入力を受付ける入力欄307を、例えば、図34に示すように、各評価項目毎にその満足度(図34に示す例では、「良い」、「普通」、「悪い」の3段階)を選択させるような選択形式307aとしてもよい。そして、コミュニティ管理センタ1の実施結果登録処理部126は、アクセス端末の利用者(サービス享受者)が選択した各評価項目の満足度に応じて点数を付け(例えば、図34において、「良い」のときは点数1、「普通」のときは点数0、そして、「悪い」のときは点数-1)、この点数の合計を、評価情報140dとして、実施結果管理データベース140に登録するようにしてもよい。
【0246】
この場合、素案作成登録処理部125での紹介候補者選出処理(図25のS2509、図32のS3211)において、選出した紹介候補者各々について、当該紹介候補者の参加ID133aに対応付けられている評価情報140dの合計点数を求め、当該合計点数が所定の基準に満たない者を、紹介候補者から除外するようにするとよい。このようにすれば、過去のボランティアサービス提供活動の評価をも考慮して、利用申込み者に紹介すべきサービス提供者を選び出すことが可能となる。
【0247】
また、上記の各実施形態では、ボランティアサービスに対する対価として専ら使用することを目的としたチケットの額面所持量133dを用いて、各参加者の紹介サービスの利用状況(ボランティアサービスの提供機会の頻度)を判断するようにしているが、本発明はこれに限定されない。例えば、マッチング素案管理データベース138でのサービス提供者としての登場回数(マッチング素案管理データベース138中のサービス提供ID135aより特定できる)とサービス享受者としての登場回数(マッチング素案管理データベース138中の利用申込みID136aより特定できる)との差分を用いて、各参加者の紹介サービスの利用状況を判断するようにしてもよい。
【0248】
また、上記の各実施形態では、コミュニティ5を複数設けているが、コミュニティ5は1つであっても構わない。この場合は、参加者全員が同じコミュニティ5に属することになるので、コミュニティ/サービス管理データベース131中のコミュニティ情報管理データベース131やコミュニティ参加管理データベース134等を用いたコミュニティの管理は必要ない。
【0249】
また、上記の各実施形態では、各参加者の個人情報133cおよびチケット額面所持量133dをコミュニティ管理センタ1の記憶部13に設けた参加者管理データベース133で管理するようにしている。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、個人情報133cおよびチケット額面所持量133dを各参加者の参加者端末3が備える記憶装置(例えばICカード)に格納し、参加者管理データベース133には、個人情報133cおよびチケット額面所持量133の代わりに、これらの情報の格納先へのアドレスを登録するようにしてもよい。そして、個人情報133cおよびチケット額面所持量133dが必要な場合には、参加者管理データベース133に登録されたこれらの情報の格納先のアドレスへアクセスして、これらの情報を入手するようにしてもよい。
【0250】
また、上記の各実施形態では、コミュニティ管理センタ1が扱うチケットは1種類であったが、複数種類あってもよい。例えば、図35のように、地域管理データベース3501を設ける。図36は、地域管理データベース3501のレイアウトであり、地域名3602、チケット種類3602、住民数3503が、ユニークな地域ID3601が付与されて登録される。地域ID3601で特定される、各地域は住民数3503が25〜100名程度であることが好ましい。ここで、コミュニティ活動への参加登録処理(図15)において、個人情報133cに住所に応じた上記地域IDを含ませる。したがって、参加者がどうような種類のチケットを使っているか、個人情報133cに含まれる地域IDにより、地域管理データベース3501を検索することで特定することができる。また、マッチング素案の作成支援・登録処理(図25)における、マッチング素案候補作成・登録(S2511)において、サービス提供者として、利用申し込み者と同じチケットを使用している者を選択するようにする。具体的には、サービス提供者管理データベース135の参加者ID133aから、個人情報133cに含まれる地域IDを求め、この地域IDにより地域管理データベース3501からチケット種類3602を特定する。このチケット種類が、利用申込者のチケットと同じかどうかチェックして、同じなら候補として採用する。これにより、同じチケットを使用するもの同士に、仲介範囲が限定されるので、コーディネータの作業件数が削減され作業負荷を軽減する効果がある。
【0251】
また、上記の各実施形態を、以下のように、申し込み、素案候補作成、マッチング、結果公開、実施結果登録というサイクルに別けて運用してもよい。
【0252】
1)交流申し込みを、週2回(月曜10時、水曜15時締め切る)行う。
2)月曜17時、木曜12時にまでに素案候補を完成させる(自動)。
3)コーディネータは、火曜9〜12時、木曜12〜15時にマッチング素案を作成する。
4)火曜14時、木曜16時に結果を公開する。
5)サービス享受者は、実施結果を月曜17時および水曜15時以降に登録する。
【0253】
この場合、図35の処理部3502にマッチングサイクル管理処理部3503を設けて、上記のサイクルを管理する。この時、マッチングサイクル管理処理部3503は、月曜10時〜火曜14時および水曜15時〜木曜16時は、利用申し込みは受け付けないよう制御する。また、マッチング素案の作成支援・登録処理(図25)における、利用申し込みリスト表示(S2506)において、申し込みの登録日時136dにより、申し込み開始から申し込み締め切りまでの申し込み案件に絞り込む。
【0254】
したがって、マッチング素案候補作成・登録(S2511)においては、左記利用申し込みリストにしたがい行うことになる。マッチングサイクル管理処理部3503は、マッチング素案の作成支援・登録処理(図25)により作成されたマッチング素案を、火曜14時、木曜16時に結果をサービス享受者に公開する。そして、マッチングサイクル管理処理部3503は、実施結果を月曜17時および水曜15時以降に登録可能にする。
【0255】
また、上記の各実施形態では、ボランティアサービスの交換を目的としたコミュニティ活動において、サービス享受者に、当該サービス享受者の要望に沿ったサービスを提供できるサービス提供者を紹介する紹介サービスを支援する場合を例にとり説明した。しかし、本発明は、これに限定されない。
【0256】
本発明は、ボランティアサービスの交換を目的としたコミュニティ活動のみならず、価格情報に一元的に還元できない多元的価値を持つサービスや商品の交換を行なう分野に広く適用できる。また、互酬を伴うサービスや商品の交換を行なう分野にも適用できる。たとえば、株式関係でソフトマネーと呼ばれている予測レポートのネット取引等、銀行や証券の分野にも適用可能である。
【0257】
また、本発明は、サービス交換以外を目的したコミュニティ活動(例えば趣味サークル等への参加等)において、申込み者の要望に沿った人物を紹介する紹介サービスにも広く適用できる。特に、高齢者用システムに適用可能である。この場合などでは、参加者からの登録を、コミュニティ管理センタで、コーディネータが参加者と電話をしながら登録代行する機能を持たせてもよい。さらに、登録内容を音声で出力する構成にしてもよい。音声出力することで、過去のデータ内容とこれから登録しようとする内容を比較して、誤入力を防止することを可能にできる。
【0258】
また、上記の各実施形態において、コミュニティ管理センタ1が扱うチケットとして電子マネーのような電子データ(電子チケット)を用いるようにしてもよい。例えば、コミュニティ管理センタ1の運営者が、参加者管理データベース132に登録されている参加者各々にICカードを配布する。参加者は、自身の参加者端末3にICカードを装着し、該ICカードに自身が所持する電子チケットの情報を格納しておく(参加者端末3には、ICカードにアクセスするための手段(ICカードリーダ・ライタ)が必要となる)。そして、参加者は、自身の参加者端末3に装着されたICカードと他の参加者の参加者端末3に装着されたICカードとの間で、電子チケットの情報を送受することにより、当該他の参加者と電子チケットの授受を行なう。
【0259】
なお、ここで、各参加者に配布するICカードに、当該参加者のログイン情報133bを予め格納しておいてもよい。そして、該ICカードに格納されているログイン情報133bを該ICカードが装着された参加者端末3に入力した者に対してのみ、該ICカードに格納されている電子チケットの情報等へのアクセスを許可するアクセス制御機能を、参加者端末3および/またはICカードに設けるようにしてもよい。また、該ICカードに格納されている電子チケットの情報等へのアクセスが許可された者のみが、該ICカードが装着された参加者端末3を用いてコミュニティ管理センタ1へのアクセスできるように、前記アクセス制御機能を修正してもよい。さらには、各参加者に配布するICカードに、当該参加者がアクセス可能な情報の種類等を予め格納しておき、該ICカードが装着された参加者端末3が、コミュニティ管理センタ1の各種データベースに格納された情報のうち該ICカードに格納されているアクセス可能な情報の種類に属する情報にのみ、アクセスできるように、前記アクセス制御機能を修正してもよい。
【0260】
また、該ICカードが装着された参加者端末3がコミュニティ管理センタ1にアクセスして入手した各種情報を、該ICカードに格納するようにしてもよい。そして、参加者が、該ICカードが装着された参加者端末3を用いて、これらの各種情報をオフラインで閲覧できるようにしてもよい。
【0261】
同様に、コミュニティ管理センタ1の運営者が、コーディネータ管理データベース133に登録されているコーディネータ各々に対しても、ICカードを配布するようにしてもよい。各コーディネータに配布するICカードに、当該コーディネータのログイン情報132bを予め格納しておき、該ICカードに格納されているログイン情報132bを、該ICカードが装着されたコーディネータ端末2(コーディネータ端末2には、ICカードにアクセスするための手段(ICカードリーダ・ライタ)が必要となる)に入力した者に対してのみ、該ICカードに格納されている諸情報へのアクセスを許可するアクセス制御機能を、コーディネータ端末2および/またはICカードに設けるようにしてもよい。また、該ICカードに格納されている諸情報へのアクセスが許可された者のみが、該ICカードが装着されたコーディネータ端末2を用いてコミュニティ管理センタ1へのアクセスできるように、前記アクセス制御機能を修正してもよい。さらに、各コーディネータに配布するICカードに、当該コーディネータがアクセス可能な情報の種類等を予め格納しておき、該ICカードが装着されたコーディネータ端末2が、コミュニティ管理センタ1の各種データベースに格納された情報のうち、該ICカードに格納されているアクセス可能な情報の種類に属する情報にのみ、アクセスできるように、前記アクセス制御機能を修正してもよい。
【0262】
また、該ICカードが装着されたコーディネータ端末2がコミュニティ管理センタ1にアクセスして入手した各種情報を該ICカードに格納するようにしてもよい。そして、コーディネータが、該ICカードが装着されたコーディネータ端末2を用いて、これらの各種情報をオフラインで閲覧できるようにしてもよい。
【0263】
また、上記の各実施形態が適用された紹介サービス支援システムを他のシステムと連携させるようにしてもよい。例えば、紹介サービス支援システムを消防車や救急車等の手配を受け付けるための受付けシステムと連携させるようにしてもよい。この場合、例えば、図16に示すスタートメニュー画面に、本発明の紹介サービス支援システムを利用するための項目に加えて、消防車や救急車等の手配を受け付けるための項目を設ける。そして、参加者用メニュー画面において、これらの手配を受け付けるための項目が選択された場合は、その旨を受付けシステムに通知する。これを受けて、受付けシステムは、適当な入力画面を介して、参加者から消防車や救急車等の手配を受け付けるために必要な情報を受け付け、これを受付けシステムの操作者等に知らせる。
【0264】
ここで、参加者端末3は、参加者用メニュー画面を表示した後、いずれの項目も選択されないまま所定時間を経過した場合は、参加者に緊急事態が発生したものと判断し、その旨を参加者のログイン情報と共にコミュニティ管理センタ1に通知するようにするとよい。そして、コミュニティ管理センタ1は、参加者に緊急事態が発生した旨の通知を参加者端末3より受け取ったならば、当該通知と共に受け取ったログイン情報に対応付けられて登録されている参加者の個人情報と当該参加者の緊急連絡先とを受付けシステムに通知して、受付けシステムの操作者等に緊急事態を知らせるようにするとよい。このようにすることで、受付けシステムの操作者等は、緊急連絡先に連絡するなどして、緊急事態が発生した参加者の容体を確認してもらうことが可能となり、的確な措置を講ずることが可能となる。
【0265】
なお、参加者端末3が、コミュニティ管理センタ1に、参加者に緊急事態が発生した旨の通知と共に送信する当該参加者のログイン情報は、当該参加者端末3が上述したICカードを利用するものである場合には、当該ICカードに格納されているログイン情報を用いるようにするとよい。また、各参加者の緊急連絡先は、参加者管理データベース133に予め登録しておくようにしてもよいし、あるいは、前記ICカードに予め格納しておき、当該ICカードに格納されているログイン情報と共にコミュニティ管理センタ1へ通知するようにしてもよい。
【0266】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、多元的価値を持つおよび/または互酬を伴うサービスや商品の交換の活性化、円滑化を図ることができるように、仲介を支援することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が適用された紹介サービス支援システムの概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す紹介サービス支援システムを利用して行なわれる紹介サービスの概略を説明するための図である。
【図3】図1に示すコミュニティ管理センタ1の概略構成を示す図である。
【図4】図3に示すコミュニティ/サービス管理データベース131の登録内容例を示す図である。
【図5】図3に示すコーディネータ管理データベース132の登録内容例を示す図である。
【図6】図3に示す参加者管理データベース133の登録内容例を示す図である。
【図7】図3に示すコミュニティ参加管理データベース134の登録内容例を示す図である。
【図8】図3に示すサービス提供者管理データベース135の登録内容例を示す図である。
【図9】図3に示すサービス享受者管理データベース136の登録内容例を示す図である。
【図10】図3に示すマッチング素案候補管理データベース137の登録内容例を示す図である。
【図11】図3に示すマッチング素案管理データベース138の登録内容例を示す図である。
【図12】図3に示す交渉管理データベース139の登録内容例を示す図である。
【図13】図3に示す実施結果管理データベース140の登録内容例を示す図である。
【図14】図1に示すコミュニティ支援システムを構成する各装置のハードウエア構成例を示す図である。
【図15】本発明の第1実施形態におけるコミュニティ活動への参加登録処理を説明するための図である。
【図16】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示するスタートメニュー画面の一例を示す図である。
【図17】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示する参加登録画面の一例を示す図である。
【図18】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示するコミュニティ選択画面の一例を示す図である。
【図19】本発明の第1実施形態における提供サービスの登録処理を説明するための図である。
【図20】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示するログイン画面の一例を示す図である。
【図21】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示する参加者用メニュー画面の一例を示す図である。
【図22】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示する提供サービス登録画面の一例を示す図である。
【図23】本発明の第1実施形態における利用申込みの登録処理を説明するための図である。
【図24】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示する利用申込み登録画面の一例を示す図である。
【図25】本発明の第1実施形態におけるマッチング素案の作成支援・登録処理を説明するための図である。
【図26】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示するコーディネータ用メニュー画面の一例を示す図である。
【図27】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示する利用申込みリスト画面の一例を示す図である。
【図28】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示する素案作成画面の一例を示す図である。
【図29】本発明の第1実施形態におけるマッチング素案の提示および実施結果報告の登録処理を説明するための図である。
【図30】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示するマッチング素案・結果報告画面の一例を示す図である。
【図31】本発明の第1実施形態における監視活動部127による処理を説明するための図である。
【図32】本発明の第2実施形態におけるマッチング素案の作成支援・登録処理を説明するための図である。
【図33】本発明の第2実施形態における活動監視部127による処理を説明するための図である。
【図34】コミュニティ管理センタ1にアクセスしてきた端末に表示するマッチング素案・結果報告画面の変形例を示す図である。
【図35】図1に示すコミュニティ管理センタ1の変形例の概略構成を示す図である。
【図36】図35に示す地域管理データベース3501の登録内容例を示す図である。
【符号の説明】
1…コミュニティ管理センタ、2…コーディネータ端末、3…参加者端末、4…ネットワーク、5…コミュニティ、6…中継局、11…通信部、12、3502…処理部、13…記憶部、71…CPU、72…メモリ、73…外部記憶装置、74…通信装置、75…入力装置、76…出力装置、77…読取装置、78…インターフェース、79…記憶媒体、121…参加者登録処理部、122…ログイン処理部、123…提供サービス登録処理部、124…利用申込み登録処理部、125…素案作成登録処理部、126…実施結果登録処理部、131…コミュニティ/サービス管理データベース、132…コーディネータ管理データベース、133…参加者管理データベース、134…コミュニティ参加管理データベース、135…サービス提供者管理データベース、136…サービス享受者管理データベース、137…マッチング素案候補管理データベース、138…マッチング素案管理データベース、139…交渉管理データベース、140…実施結果管理データベース、3501…地域管理データベース

Claims (7)

  1. コンピュータシステムにより実行される、サービス(以下、サービスは商品の提供をも含む)の申込をする申込者の端末と、サービスを提供する複数の提供者の各々の端末と、コミュニティ管理センタ装置とが互いに接続される紹介システムにおいて、申込み者の要望に沿ったサービスを提供できる提供者を紹介する紹介方法であって、
    前記提供者毎の識別情報(以下、提供者識別情報)と該各提供者が提供したサービスの対価として増額されるチケットの額面情報とを対応付けたものと、前記申込者の識別情報(以下、申込者識別情報)と該申込者の享受したサービスの対価として減額されるチケットの額面情報とを対応付けたものとを、参加者管理情報として記憶する記憶装置を有する前記コミュニティ管理センタ装置が
    前記各提供者の端末から送信された、該各提供者の提供可能なサービスの内容情報と、該サービスを提供可能な条件情報とをネットワークを介して受信し、該受信した内容情報及び条件情報を当該各提供者の前記提供者識別情報に対応付けて、これをサービス提供者管理情報として前記記憶装置に記憶させる提供状況登録ステップと、
    前記申込み者の端末から送信された、享受したいサービスの内容情報と、該サービスを享受する条件情報とを含む利用申込みをネットワークを介して受信し、該受信したサービスの内容情報及び条件情報を当該申込み者の申込者識別情報に対応付けて、これをサービス享受者管理情報として前記記憶装置に記憶させる申込み者登録ステップと、
    前記記憶装置から前記サービス提供者管理情報及び前記サービス享受者管理情報を読み出して、前記参加者管理情報の提供者識別情報の各々と対応付けられているサービスの条件情報と前記受信したサービスの利用申込みに含まれる条件情報とのうち一致するものに応じた値の合計値を求め、求めた合計値により、前記提供者の各々の優先度を取得し、該取得した優先度の最も高い提供者が複数である場合、前記記憶装置から前記参加者管理情報を読み出して、該優先度の最も高い提供者の提供者識別情報の各々と対応付けられているチケットの額面情報を抽出し、該抽出した額面情報が最小の提供者を、前記申込者に対しサービスを提供する提供者として選出する提供者特定ステップと、
    前記参加者管理情報から、前記選出された提供者の提供者識別情報と対応付けられている条件情報を抽出し、前該抽出した条件情報を含む提供者情報を、前記申込者の端末に送信して、該申込者の端末の出力装置に出力させる提供候補者出力ステップと、を実行すること
    を特徴とする紹介方法。
  2. 請求項記載の紹介方法であって、
    前記コミュニティ管理センタ装置が、
    前記選出された提供者の提供者識別情報を、マッチング素案管理情報として前記記憶装置に記憶させる履歴登録ステップを、さらに実行すること
    を特徴とする紹介方法。
  3. 請求項または記載の紹介方法であって、
    前記提供状況登録ステップは、
    前記各提供者の端末から送信された、該提供者の参加している任意単位のグループであるコミュニティの識別情報と、該提供者によるサービスを提供可能な条件情報とを受信し、該受信したコミュニティの識別情報及び条件情報を、当該各提供者の提供者識別情報に対応付けて、これをサービス提供者管理情報として前記記憶装置に記憶させ、
    前記申込み者登録ステップは、
    前記申込み者の端末から送信された、コミュニティの識別情報と、該コミュニティに属する提供者からサービスを享受する条件情報とを含む利用申込みを受信し、該受信したコミュニティの識別情報及び条件情報を、当該申込み者の申込者識別情報に対応付けて、サービス享受者管理情報として前記記憶装置に記憶させ、
    前記提供者特定ステップは、
    前記参加者管理情報の提供者識別情報の各々と対応付けられているコミュニティの識別情報が、前記受信したサービスの利用申込みに含まれるコミュニティの識別情報と一致するものを抽出し、該抽出した提供者の提供者識別情報の各々と対応付けられているサービスの条件情報と前記受信したサービスの利用申込みに含まれる条件情報とのうち一致するものに応じた値の合計値を求め、求めた合計値により、前記抽出した提供者の各々の優先度を取得し、該取得した優先度の最も高い提供者が複数である場合、前記参加者管理情報から、該優先度の最も高い提供者の提供者識別情報の各々と対応付けられているチケットの額面情報を抽出し、該抽出した額面情報が最小の提供者を、前記申込者に対しサービスを提供する提供者として選出すること
    を特徴とする紹介方法。
  4. 請求項1、2または3記載の紹介方法であって、
    前記コミュニティ管理センタ装置が
    前記記憶装置に記憶されている参加者管理情報のうち少なくとも一部を非公開とすること
    を特徴とする紹介方法。
  5. 請求項1、2、3または4記載の紹介方法であって、
    前記提供状況登録ステップは、
    提供可能なサービス、日時(あるいは曜日と時間帯)および場所の指定を含む条件情報を受信し、
    前記申込み者登録ステップは、
    享受したいサービス、日時(あるいは曜日と時間帯)および場所の指定を含む条件情報を含む利用申込を受信すること
    を特徴とする紹介方法。
  6. コンピュータシステムにより実行される、サービス(以下、サービスは商品の提供をも含む)の申込をする申込者の端末と、サービスを提供する複数の提供者の各々の端末と、コミュニティ管理センタ装置とが互いに接続される紹介システムであって、
    前記コミュニティ管理センタが、
    前記提供者毎の識別情報(以下、提供者識別情報)と該各提供者が提供したサービスの対価として増額されるチケットの額面情報とを対応付けたものと、前記申込者の識別情報(以下、申込者識別情報)と該申込者の享受したサービスの対価として減額されるチケットの額面情報とを対応付けたものとを、参加者管理情報として記憶する記憶装置と、
    前記各提供者の端末から送信された、該各提供者の提供可能なサービスの内容情報と、該サービスを提供可能な条件情報とをネットワークを介して受信し、該受信した内容情報及び条件情報を当該各提供者の前記提供者識別情報に対応付けて、これをサービス提供者管理情報として前記記憶装置に記憶させる提供状況登録手段と、
    前記申込み者の端末から送信された、享受したいサービスの内容情報と、該サービスを享受する条件情報とを含む利用申込みをネットワークを介して受信し、該受信したサービスの内容情報及び条件情報を当該申込み者の申込者識別情報に対応付けて、これをサービス享受者管理情報として前記記憶装置に記憶させる申込み者登録手段と、
    前記記憶装置から前記サービス提供者管理情報及び前記サービス享受者管理情報を読み出して、前記参加者管理情報の提供者識別情報の各々と対応付けられているサービスの条件情報と前記受信したサービスの利用申込みに含まれる条件情報とのうち一致するものに応じた値の合計値を求め、求めた合計値により、前記提供者の各々の優先度を取得し、該取得した優先度の最も高い提供者が複数である場合、前記記憶装置から前記参加者管理情報を読み出して、該優先度の最も高い提供者の提供者識別情報の各々と対応付けられているチケットの額面情報を抽出し、該抽出した額面情報が最小の提供者を、前記申込者に対しサービスを提供する提供者として選出する提供者特定手段と、
    前記参加者管理情報から、前記選出された提供者の提供者識別情報と対応付けられている条件情報を抽出し、前該抽出した条件情報を含む提供者情報を、前記申込者の端末に送信して、該申込者の端末の出力装置に出力させる提供候補者出力手段と、を有すること
    を特徴とする紹介システム。
  7. コンピュータシステムにより実行される、サービス(以下、サービスは商品の提供をも含む)の申込をする申込者の端末と、サービスを提供する複数の提供者の各々の端末と、コミュニティ管理センタ装置とが互いに接続される紹介システムであって、
    前記コミュニティ管理センタが、
    前記提供者毎の識別情報(以下、提供者識別情報)と該各提供者が提供したサービスの対価として増額されるチケットの額面情報とを対応付けたものと、前記申込者の識別情報(以下、申込者識別情報)と該申込者の享受したサービスの対価として減額されるチケットの額面情報とを対応付けたものとを、参加者管理情報として記憶する記憶装置と、
    前記各提供者の端末から送信された、該各提供者の提供可能なサービスの内容情報と、該サービスを提供可能な条件情報とをネットワークを介して受信し、該受信した内容情報及び条件情報を当該各提供者の前記提供者識別情報に対応付けて、これをサービス提供者管理情報として前記記憶装置に記憶させる提供状況登録手段と、
    前記申込み者の端末から送信された、享受したいサービスの内容情報と、該サービスを享受する条件情報とを含む利用申込みをネットワークを介して受信し、該受信したサービスの内容情報及び条件情報を当該申込み者の申込者識別情報に対応付けて、これをサービス享受者管理情報として前記記憶装置に記憶させる申込み者登録手段と、
    前記記憶装置から前記サービス提供者管理情報及び前記サービス享受者管理情報を読み出して、前記参加者管理情報の提供者識別情報の各々と対応付けられているサービスの条件情報と前記受信したサービスの利用申込みに含まれる条件情報とのうち一致するものに応じた値の合計値を求め、求めた合計値により、前記提供者の各々の優先度を取得し、該取得した優先度の最も高い提供者が複数である場合、前記記憶装置から前記参加者管理情報を読み出して、該優先度の最も高い提供者の提供者識別情報の各々と対応付けられているチケットの額面情報を抽出し、該抽出した額面情報が最小の提供者を、前記申込者に対しサービスを提供する提供者として選出する提供者特定手段と、
    前記参加者管理情報から、前記選出された提供者の提供者識別情報と対応付けられている条件情報を抽出し、前該抽出した条件情報を含む提供者情報を、前記申込者の端末に送信して、該申込者の端末の出力装置に出力させる提供候補者出力手段と、
    前記選出された提供者の提供者識別情報を、マッチング素案管理情報として前記記憶装置に記憶させる履歴登録手段と、を有すること
    を特徴とする紹介システム。
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