JP4080179B2 - アクセス装置、コンテンツ配信サーバ収容装置、及びコンテンツ駆動型コンテンツ配信システム - Google Patents
アクセス装置、コンテンツ配信サーバ収容装置、及びコンテンツ駆動型コンテンツ配信システム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツの内容に応じた配信を行うコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムに関し、特に、コンテンツ毎あるいはユーザ毎に柔軟に品質やセキュリティ制御を行うコンテンツ配信を提供するコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネット等のネットワークを介してコンテンツの配信が行われており、ユーザはコンテンツの配信を行うコンテンツ配信サーバへネットワークを介してアクセスし、コンテンツ配信サーバから送信されたコンテンツを受信して各種装置での再生処理等を行うことによりそのコンテンツを利用することができる。
【0003】
図31は従来技術に基づくコンテンツ配信システムの一例を示す図である。従来システムは、主に情報管理の役割を担うサーバ系機能として、コンテンツ配信サーバ201及び202、ユーザ管理サーバ212及びコンテンツ管理サーバ211、主に接続や網の状態管理の役割を担う接続マネージャ283、ネットワーク構成マネージャ281及び品質マネージャ282、主に情報転送の役割を担うアクセス装置231、コンテンツ配信サーバ収容装置241及び242、及びデータ転送装置251〜253から構成されており、また、アクセス装置231、コンテンツ配信サーバ収容装置241及び242、及びデータ転送装置251〜253とを相互に接続することによってコンテンツ配信網271が形成されている。
【0004】
コンテンツ配信サーバ201及び202は、ユーザ221に提供するためのコンテンツを蓄積し、ユーザ221からコンテンツ配信サーバ接続要求或いはコンテンツ取得要求を受けることにより、要求コンテンツをユーザ221に送出し、ユーザ管理サーバ212は、ユーザ情報や各ユーザの課金情報を管理している。
各コンテンツにはコンテンツID、各コンテンツ配信サーバにはサーバIDがそれぞれ付与されており、コンテンツ管理サーバ211はコンテンツIDと当該コンテンツを蓄積するコンテンツ配信サーバのサーバIDとの対応管理を行う。
【0005】
ネットワーク構成マネージャ281は、コンテンツ配信網271の構成を管理しており、データ転送装置251〜253、アクセス装置231、コンテンツ配信サーバ収容装置241及び242の各装置に対し、コンテンツ配信網271を構築するために必要な設定を行う。
【0006】
品質マネージャ282は、コンテンツ配信サーバ収容装置241及び242、アクセス装置231、データ転送装置251〜253、コンテンツ配信サーバ201及び202の各装置で扱われている情報トラヒック量あるいは処理負荷量を監視する。
【0007】
アクセス装置231は、コンテンツ配信サーバとユーザとの接続を確立させ、両者間で送受される情報あるいはコンテンツを転送する。データ転送装置251〜253は、アクセス装置231とコンテンツ配信サーバ収容装置241あるいは242の間で送受される情報あるいはコンテンツを転送する。
【0008】
コンテンツ配信サーバ収容装置241及び242は、それぞれコンテンツ配信サーバ201及び202を収容し、その収容管理はサーバIDの管理に基づき行われる。データ転送装置252から送られるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求をコンテンツ配信サーバ201あるいは202に転送し、コンテンツ配信サーバ201あるいは202から送られるコンテンツをデータ転送装置252に転送する。
【0009】
ユーザ221から送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求は、まず初めに接続マネージャ283にて受け付けられる。接続マネージャ283は、これらの要求の中に含まれるコンテンツ要求情報に基づき、要求コンテンツが蓄積されているコンテンツ配信サーバのサーバIDをコンテンツ管理サーバ211に問い合わせ、該サーバIDを取得する。取得したサーバIDは、接続マネージャ283からユーザ221に通知される。
【0010】
以上の各装置の機能によって、例えばユーザ221が、あるAというコンテンツをコンテンツ配信サーバ201から取得する方法は以下のようになる。
ユーザ221は、コンテンツAを取得するため、その取得要求を接続マネージャ283に送出する。接続マネージャ283は、コンテンツAの情報をコンテンツ管理サーバ211に送り、その結果、コンテンツ管理サーバ211からコンテンツAが蓄積されているコンテンツ配信サーバ201のサーバIDを取得する。取得したサーバIDは、接続マネージャ283からユーザ221に通知される。
【0011】
この一連の動作にあたり、接続マネージャ283は、ユーザ管理サーバ212にて管理されているユーザ221の情報に基づき、ユーザ221のユーザ認証を行うこともできる。この場合、ユーザ認証が成功したときに、接続マネージャはユーザ221にサーバIDを通知する。
【0012】
ユーザ221は、コンテンツAを取得するためのサーバIDを受け取ると、コンテンツ配信サーバ201に対してコンテンツAの取得要求を送出する。取得要求を乗せたパケットには宛先としてサーバIDが付与されており、アクセス装置231、データ転送装置251〜253、及びコンテンツ配信サーバ収容装置241は、サーバIDに基づき、ユーザ221から送出されたコンテンツA取得要求をコンテンツ配信サーバ201に転送する。
【0013】
コンテンツ配信サーバ201は、ユーザ221からのコンテンツA取得要求を受けると、コンテンツAをユーザ221に送出する。コンテンツAを乗せたパケットには宛先としてユーザ221のユーザIDが付与されており、コンテンツ配信サーバ収容装置241、データ転送装置251〜253、及びアクセス装置231は、ユーザIDに基づき、コンテンツ配信サーバ201から送出されたコンテンツAをユーザ221に転送する。
【0014】
なお、ユーザ221がコンテンツAを取得したことに対するユーザ221への課金処理は、例えば、コンテンツ管理サーバ211あるいは接続マネージャ283がコンテンツAの取得料金を管理しており、ユーザ221からのコンテンツAの取得要求に基づき、接続マネージャ283がユーザ管理サーバ212にユーザ情報、コンテンツAの情報及びコンテンツAの料金を送付することにより実現される。
【0015】
しかし、前記従来の技術では、コンテンツ毎あるいはユーザ毎に品質クラスを管理する手段は有していなかった。更に、この品質クラス情報を、コンテンツを転送するアクセス装置231、コンテンツ配信サーバ収容装置241及び242、あるいはデータ転送装置251〜253等のコンテンツを転送する各装置に対して品質識別子という形で伝え、各装置が品質識別子に基づき品質クラス毎の転送を行う手段を有していなかった。
【0016】
また、接続が許可されるユーザもコンテンツ毎に異なるため、従来技術においては、コンテンツ毎のセキュリティレベルの違いを区別することは可能であったが、その方法はコンテンツを送付するコンテンツ配信サーバにて暗号処理を施すことにより実現されるものであり、コンテンツ配信サーバの処理量が増大する問題があった。
【0017】
前記問題を解決するために、本願発明者は、本願の先願である特願2001−38865号により、コンテンツ配信サーバの処理量を軽減すると共に各コンテンツに対するセキュリティを維持し、コンテンツの品質条件やユーザのニーズに対応した品質でコンテンツを配信することが可能な技術を提案した。
【0018】
すなわち、その発明は、配信要求の行われたコンテンツに応じて配信を行うコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムであって、コンテンツの取得を要求するユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満足している場合に、当該コンテンツを配信する際の品質クラスを示す品質識別子や当該コンテンツを配信する仮想的な経路を識別するための仮想網IDを付与してコンテンツの配信を行うものである。
【0019】
つまり、コンテンツ管理サーバがコンテンツID毎に品質クラスを管理し、接続マネージャがコンテンツ管理サーバで管理されている当該品質クラスをアクセス装置に通知し、これに基づきアクセス装置がユーザ側処理装置から送出されるユーザパケットに当該品質クラスの品質識別子を付与し、コンテンツ配信網及びデータ転送装置がユーザパケットを品質識別子に基づき転送を行う。
【0020】
また、コンテンツ配信サーバから送出されるコンテンツを載せたコンテンツパケットについても、コンテンツ配信サーバ、あるいはコンテンツ配信サーバ収容装置が前記品質クラスに基づき品質識別子を付与することにより、同様に、コンテンツ配信網及びデータ転送装置がコンテンツパケットを品質識別子に基づき転送を行う。これにより、コンテンツの品質条件を反映した品質が提供できる。
【0021】
次に、ユーザ管理サーバがユーザ毎に品質クラスを管理し、接続マネージャがユーザ管理サーバで管理されている該品質クラスをアクセス装置に通知する。これに基づきアクセス装置は、ユーザ側処理装置から送出されるユーザパケットに当該品質クラスの品質識別子を付与し、コンテンツ配信網及びデータ転送装置がユーザパケットを品質識別子に基づき転送を行う。
【0022】
また、コンテンツ配信サーバから送出されるコンテンツを載せたコンテンツパケットについても、コンテンツ配信サーバあるいはコンテンツ配信サーバ収容装置が前記品質クラスに基づき品質識別子を付与することにより、同様に、コンテンツ配信網及びデータ転送装置がコンテンツパケットを品質識別子に基づき転送を行う。
【0023】
次に、新たなコンテンツがコンテンツ配信サーバに蓄積されるときに、当該コンテンツ用のコンテンツ単位の仮想網をコンテンツ配信網に生成すると同時に、コンテンツ配信サーバ収容装置が、当該コンテンツのコンテンツIDあるいは当該コンテンツを蓄積するコンテンツ配信サーバのサーバID、当該仮想網の仮想網IDとの対応を管理することにより、コンテンツ毎に転送方法を異にすることができ、その結果、コンテンツ毎のセキュリティレベルを区別することが可能となる。セキュリティの区別はコンテンツ配信網にて行われるため、コンテンツ配信サーバの処理量軽減に寄与することができる。また、仮想網はコンテンツ毎に生成されるため、コンテンツ毎の品質クラス識別にも適用可能である。
【0024】
以上のようにすることにより、コンテンツを配信する際の品質クラスを示す品質識別子やコンテンツを配信する仮想的な経路を識別するための仮想網IDを付与してコンテンツの配信を行うので、コンテンツ配信サーバの処理量を軽減すると共に各コンテンツに対するセキュリティを維持し、コンテンツの品質条件やユーザのニーズに対応した品質でコンテンツを配信することが可能である。
【0025】
先願の発明に基づくコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムを図4に示す。
先願のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムは、主に情報管理の役割を担うサーバ系機能として、コンテンツ配信サーバ101及び102、ユーザ管理サーバ112及びコンテンツ管理サーバ111、主に接続や網の状態管理の役割を担う接続マネージャ183、品質マネージャ182、主に情報転送の役割を担うアクセス装置131、コンテンツ配信サーバ収容装置141及び142、及びデータ転送装置151〜160から構成される。
また、アクセス装置131、コンテンツ配信サーバ収容装置141及び142、及びデータ転送装置151〜160とを相互に接続することによってコンテンツ配信網171が形成される。
【0026】
前記コンテンツ配信サーバ101及び102は、ユーザ121に提供するためのコンテンツを蓄積し、ユーザ121からコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求に応答することにより、要求コンテンツをユーザ121に送出する。
ユーザ管理サーバ112は、ユーザ情報や各ユーザの課金情報を管理する。このユーザ情報は本説明では、登録ユーザに関するユーザID、ユーザ認証パスワードであるとして話を進める。
【0027】
各コンテンツにはコンテンツID、各コンテンツ配信サーバ収容装置には装置IDがそれぞれ付与されており、コンテンツ管理サーバ111は、コンテンツIDと該コンテンツを収容するコンテンツ配信サーバ収容装置の装置IDとの対応管理を行う。
品質マネージャ182は、コンテンツ配信サーバ収容装置141及び142、アクセス装置131、データ転送装置151〜160、コンテンツ配信サーバ101及び102の各装置で扱われている情報トラヒック量あるいは処理負荷量を監視する。
【0028】
ここで、図4のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムが、3つのコンテンツA、B及びCを提供する場合を考える。各コンテンツは、コンテンツIDをそれぞれA、B、Cとし、コンテンツ配信サーバ101及び102の両方に蓄積されるものとする。また、各コンテンツには品質クラスが規定されており、コンテンツAはHigh(品質識別子=1)、コンテンツBはMiddle(品質識別子=2)、コンテンツCはLow(品質識別子=3)とする。
【0029】
データ転送装置151〜160は、各装置IDあるいは各ユーザを宛先とするパケットが転送されるべき次ホップとなるデータ転送装置を管理する。これは一般的にルークと呼ばれる装置と同等の機能である。
さらに、前記管理に加え、データ転送装置151、154、155及び158は、コンテンツA用の仮想網ID=172を管理する。これによってデータ転送装置151、154、155及び158は、仮想網ID=172が記載されたパケットのみを転送し、他の仮想網IDが記載されたパケットは転送しない。
【0030】
コンテンツ配信サーバ収容装置141は、コンテンツID=A、コンテンツAを蓄積するコンテンツ配信サーバ101のサーバID=101と、仮想網ID=172との対応を管理する。コンテンツ配信サーバ収容装置142についても同様に、コンテンツID=A、コンテンツAを蓄積するコンテンツ配信サーバ102のサーバID=102と、仮想網ID=172との対応を管理する。
【0031】
以上に述べた手法に基づき、コンテンツA用の仮想網172は、コンテンツ配信網171上に構築されている。また同様に、コンテンツB用の仮想網173及びコンテンツC用の仮想網174がコンテンツ配信網171上に構築されている。
また、先願のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムが以上の機能を有するに伴い、前記コンテンツ管理サーバ111は、前述のコンテンツIDと装置IDとの対応に加え、コンテンツIDと仮想網IDとの対応、コンテンツ毎の取得許可条件及び品質クラスを管理する。
【0032】
なお、装置IDを選択する別の方法として、コンテンツ配信サーバ101及び102のうち処理負荷量が少ないコンテンツ配信サーバを収容するコンテンツ配信サーバ収容装置の装置IDを選択する方法も考えられることを追記する。
【0033】
装置ID=141の通知を受けると、以後ユーザ121は、コンテンツ配信サーバ101に対して送出するコンテンツA要求パケットの宛先として、装置ID=141を付与する。
【0034】
一方、仮想網ID=172、装置ID=141及び品質クラス=Highの通知を受けることにより、アクセス装置131は、ユーザ121から送出されるコンテンツA要求パケットのヘッダに、仮想網ID=172を付与すると同時に、品質識別子=1もパケットヘッダに付与し、ユーザパケットを仮想網172に転送する。これによりコンテンツA要求パケットは仮想網172上において、品質識別子=1に基づき高品質(例えば低パケット廃棄率を保証)で転送されると同時に、パケットヘッダに付与された仮想網ID=172と装置ID=141の2つのIDに基づき、コンテンツ配信サーバ収容装置141まで運ばれる。
【0035】
コンテンツ配信サーバ収容装置141は、ユーザ121からのコンテンツ要求パケットをコンテンツ配信サーバ101に転送する。コンテンツA要求に対し、コンテンツ配信サーバ101はコンテンツAを送出する。コンテンツ配信サーバ収容装置141は、コンテンツ管理サーバ111で管理されている品質クラス=Highに基づき、コンテンツAを載せたコンテンツパケットのパケットヘッダに対し、品質識別子=1を付与し、コンテンツパケットを仮想網172に転送する。これによりコンテンツパケットは仮想網172上において、品質識別子=1に基づき高品質で、アクセス装置131まで転送され、最後にユーザ121まで届けられる。
【0036】
ここで、コンテンツ配信サーバ収容装置141がコンテンツパケットのパケットヘッダに対し品質識別子=1を付与する方法は、ユーザ121からのコンテンツ要求パケットに付与されている品質識別子=1を参照し、これをコピーすることによっても実現されることを追記する。
【0037】
また、コンテンツパケットのパケットヘッダに対し品質識別子=1を付与する動作は、2つの実現方法ともに、コンテンツ配信サーバ収容装置141が行う代わりに、コンテンツ配信サーバ101が行うことによっても実現されることを追記する。
【0038】
ユーザ121がコンテンツAを取得する際に発生する取得料金の計算及び管理は以下のように行われる。接続マネージャ183とユーザ管理サーバ112との間で行われたユーザ認証が成功し、かつユーザ121のコンテンツA取得許可条件が満足されることが確認された後、ユーザ管理サーバ112は、コンテンツ管理サーバ111からコンテンツAの取得料金情報を取得し、本情報を管理する。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】
前述の先願の発明では、接続マネージャ183はユーザ121に対して、選択された装置IDを通知する。この通知に伴い、ユーザ121は、実際にコンテンツAを収容するコンテンツ配信サーバ収容装置に対し、コンテンツA要求パケットを送出する。すなわち、先願の発明では、ユーザ121はコンテンツ取得要求を2度送出する必要がある。ユーザにとって2度のコンテンツ取得要求が必要な理由は、コンテンツ駆動型コンテンツ配信システムの動作原理に由来するものである。前記システムにおいて、ユーザにとって1度のコンテンツ取得要求でコンテンツ配信を可能とする仕組みが求められていた。
本発明の目的は、コンテンツ駆動型コンテンツ配信システムにおいて、1度のコンテンツ取得要求でコンテンツ配信が可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
【0040】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明の概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
(1)少なくとも1つ以上のコンテンツを蓄積するコンテンツ配信サーバを収容しており、ユーザ側処理装置から送出されるコンテンツ配信サーバ接続情報要求あるいはコンテンツ取得要求を前記コンテンツ配信サーバに転送し、前記コンテンツ配信サーバから送られるコンテンツを載せたパケットに対し、品質クラスの品質識別子を付与し前記ユーザ側処理装置に向けて送出するコンテンツ配信サーバ収容装置と、ユーザ側処理装置から送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求に基づき仮想網ID及び品質クラスを特定すると共に、情報トラヒック量あるいは処理負荷量に基づきコンテンツ配信網に形成した仮想網を介し前記コンテンツ配信サーバ収容装置に接続するための装置IDを特定し、特定された前記仮想網ID、前記品質クラス、コンテンツ配信サーバ収容装置に接続するための前記装置IDを通知する接続マネージャとを備えるコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムに用いられ、前記接続マネージャより受信した仮想網IDに基づき、前記ユーザ側処理装置から送出されるユーザパケットに対し、前記品質クラスの品質識別子の付与及び前記仮想網への転送を行い、前記仮想網から送られてくるコンテンツを前記ユーザ側処理装置に転送するアクセス装置であって、前記ユーザ側処理装置から送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求のパケットヘッダに対し、前記接続マネージャを宛先、アクセス装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、前記接続マネージャに当該パケット(変換したパケット)を送出する手段と、前記接続マネージャから仮想網ID、品質クラス、コンテンツ配信サーバ収容装置に接続するための装置IDが通知されることによって、前記装置IDを有するコンテンツ配信サーバ収容装置を宛先、アクセス装置自身を送信元とする前記コンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求を送出する手段とを有する。
(2)ユーザ側処理装置から送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求に基づき、仮想網ID及び品質クラスを特定し、情報トラヒック量あるいは処理負荷量に基づき、コンテンツ配信網に形成した仮想網を介してコンテンツ配信サーバ収容装置に接続するための装置IDを特定し、特定された前記仮想網ID、前記品質クラス、コンテンツ配信サーバ収容装置に接続するための前記装置IDを通知する接続マネージャと、前記接続マネージャより受信した前記仮想網IDに基づき、前記ユーザ側処理装置から送出されるユーザパケットに対し、前記品質クラスの品質識別子の付与及び前記仮想網への転送を行い、前記仮想網から送られてくるコンテンツを前記ユーザ側処理装置に転送するアクセス装置とを備えるコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムに用いられ、ユーザ側処理装置から送出されるコンテンツ配信サーバ接続情報要求あるいはコンテンツ取得要求を前記コンテンツ配信サーバに転送し、前記コンテンツ配信サーバから送られるコンテンツを載せたパケットに対し、品質クラスの品質識別子を付与し前記ユーザ側処理装置に向けて送出するコンテンツ配信サーバ収容装置であって、前記コンテンツ配信サーバから送られるコンテンツを載せたパケットに対し、前記アクセス装置を宛先、コンテンツ配信サーバ収容装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、前記変換されたパケットを隣接するデータ転送装置に送出する手段を有し、前記アクセス装置がコンテンツを載せたパケットに対し、ユーザ側処理装置を宛先、アクセス装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、ユーザ側処理装置に当該パケットを送出する。
(3)少なくとも1つ以上のコンテンツを蓄積し、コンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求に応答して、当該コンテンツを送出するコンテンツ配信サーバと、各コンテンツに付与されたコンテンツIDの管理、各コンテンツを収容するコンテンツ配信サーバ収容装置の装置IDの管理、コンテンツ毎の取得許可条件の管理、コンテンツIDと当該コンテンツを収容する装置IDとの対応管理、コンテンツIDと当該コンテンツを転送する仮想網の仮想網IDとの対応管理、及びコンテンツIDと当該コンテンツを転送する際の品質クラスとの管理の各管理を行うコンテンツ管理サーバと、ユーザから送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求を受信し、この受信情報に基づき、該仮想網ID及び該品質クラスを特定し、品質マネージャが監視しているコンテンツ配信サーバ収容装置、アクセス装置、データ転送装置、及びコンテンツ配信サーバで処理されている情報トラヒック量あるいは処理負荷量に基づき、装置IDを特定し、当該仮想網ID、当該品質クラス、及び当該装置IDをアクセス装置に通知する手段を有する接続マネージャと、前記接続マネージャより受信した前記仮想網IDに基づき、ユーザから送出されるユーザパケットに対し、当該品質クラスの品質識別子の付与及び当該仮想網への転送を行い、また、当該仮想網から送られてくるコンテンツをユーザに転送するアクセス装置と、前記コンテンツ配信サーバを収容し、データ転送装置から送られる前記コンテンツ配信サーバ接続情報要求あるいは前記コンテンツ取得要求をコンテンツ配信サーバに転送する手段と、コンテンツ配信サーバから送られるコンテンツを載せたパケットに対し、当該品質クラスの品質識別子の付与、データ転送装置への転送を行う手段を有するコンテンツ配信サーバ収容装置と、前記コンテンツ配信サーバ接続要求あるいは前記コンテンツ取得要求を、前記品質識別子に基づき、宛先のコンテンツ配信サーバ収容装置に転送する手段と、コンテンツを前記品質識別子に基づき、宛先のユーザを収容するアクセス装置に転送する手段を有する前記データ転送装置と、前記アクセス装置と前記データ転送装置、あるいは、前記コンテンツ配信サーバ収容装置と前記データ転送装置とを相互に接続することによって形成されるコンテンツ配信網と、前記コンテンツ配信サーバ収容装置、前記アクセス装置、前記データ転送装置あるいはコンテンツ配信サーバのうち少なくともコンテンツ配信サーバ収容装置で扱われている情報トラヒック量あるいは処理負荷量を監視する品質マネージャと、ユーザ情報、課金情報のうち少なくともユーザ情報を管理するユーザ管理サーバとから構成されるコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムであって、前記アクセス装置は、ユーザから送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求のパケットヘッダに対し、接続マネージャを宛先、アクセス装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、接続マネージャに該パケットを送出する手段を有し、前記接続マネージャから当該仮想網ID、当該品質クラス及び当該装置IDが通知されることによって、当該装置IDを有するコンテンツ配信サーバ収容装置を宛先、アクセス装置自身を送信元とする前記コンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求を送出する手段を有するものである。
【0041】
(4)前記(3)記載のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツ配信サーバ収容装置は、コンテンツ配信サーバから送られるコンテンツを載せたパケットに対し、アクセス装置を宛先、コンテンツ配信サーバ収容装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、隣接するデータ転送装置に当該パケットを送出する手段を有し、アクセス装置は、該パケットに対し、ユーザ端末を宛先、アクセス装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、ユーザに該パケットを送出する手段を有するものである。
【0042】
(5)前記(3)記載のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムにおいて、ユーザ認証が不成功、あるいはユーザ情報が取得許可条件を満足しない場合、接続マネージャは接続否と判断し、接続不可の通知を、アクセス装置を宛先、接続マネージャ装置自身を送信元とするパケットヘッダに乗せ、アクセス装置に送出する手段を有し、前記アクセス装置は、受信した接続不可の通知に対し、ユーザ端末を宛先、アクセス装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、ユーザに対して接続不可の通知を送出するものである。
【0043】
すなわち、前述のアクセス装置131が代表IDを有するとともに、アクセス装置131がパケットの宛先及び送信元をパケットの目的に応じて変換することにより、前記目的を達成する。
以下、その詳細な解決手段を示す。コンテンツ取得要求を送出する際、ユーザ121はそのパケットの宛先を代表ID、送信元をユーザ端末のIDとする。これによってコンテンツ取得要求パケットはアクセス装置131に向け、送出される。
【0044】
コンテンツ取得要求パケットを受信すると、アクセス装置131は、コンテンツ取得要求パケットの宛先を接続マネージャ183のIDに、送信元をアクセス装置自身のIDにそれぞれ書き換え、接続マネージャ183にコンテンツ取得要求パケットを送出する。ここで、送信元のIDとして、代表IDを用いてもよい。いずれにせよ、送信元はアクセス装置131を特定できるIDであることが本質である。
【0045】
コンテンツ取得要求パケットを受信すると、接続マネージャ183は先願の発明に従い、要求コンテンツの当該仮想網ID、当該品質クラス及び当該装置IDを選択し、これらをアクセス装置131に通知する。これによってアクセス装置131は、コンテンツ取得要求パケットの宛先として当該装置IDを付与し、送信元としてアクセス装置自身のIDを付与する。これによってコンテンツ取得要求パケットは、当該装置IDを有するコンテンツ配信サーバ収容装置に到達し、目的のコンテンツ配信サーバに届けられる。
【0046】
次に、コンテンツ配信サーバから送出されたコンテンツを受信すると、コンテンツ配信サーバ収容装置は、そのパケットの宛先としてアクセス装置のID、送信元としてコンテンツ配信サーバ収容装置自身のIDを付与し、データ転送装置にパケットを転送する。
【0047】
コンテンツを乗せたパケットを受信すると、アクセス装置は、当該パケットに対し、ユーザ端末のIDを宛先、代表IDを送信元とするパケットヘッダに変換し、ユーザに当該パケットを送出する。これにより、ユーザに要求コンテンツが届けられる。
【0048】
本発明によれば、ユーザは、代表IDを宛先としてコンテンツ要求を送出するだけで、目的のコンテンツを取得することが可能となる。
以下に、本発明について、本発明による実施形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明する。
【0049】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施形態のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムの概略構成は、前述した先願の図4に示す構成と同じである。
本実施形態のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムは、3つのコンテンツA、B及びCを提供する場合を考える。各コンテンツは、コンテンツIDをそれぞれA、B、Cとし、コンテンツ配信サーバ101及び102の両方に蓄積されるものとする。
データ転送装置151〜160は、後述する拠点ID(若しくは装置ID)と、各拠点ID(若しくは各装置ID)にパケットを転送するための次ホップとなるデータ転送装置の対応を管理している。これは一般的にルータと呼ばれる装置と同等の機能である。
【0050】
図5は本実施形態のコンテンツ配信サーバ101及び102の概略構成を示す図である。図5に示すように、本実施形態のコンテンツ配信サーバは、CPU301と、メモリ302と、磁気ディスク装置303と、入力装置304と、出力装置305と、CD−ROM装置306と、通信装置307とを有している。
CPU301は、コンテンツ配信サーバ全体の動作を制御する装置である。メモリ302は、コンテンツ配信サーバ全体の動作を制御する際にそのための各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
磁気ディスク装置303は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入力装置304は、コンテンツを配信するための各種入力を行う装置である。出力装置305は、コンテンツの配信に伴う各種出力を行う装置である。
CD−ROM装置306は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置307は、ネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。
【0051】
また、コンテンツ配信サーバは、仮想網情報更新処理部311と、コンテンツ配信処理部312とを有している。
仮想網情報更新処理部311は、新たなコンテンツのコンテンツID及び仮想網IDをコンテンツ配信サーバ収容装置に通知する処理部である。コンテンツ配信処理部312は、ユーザ側処理装置121から要求されたコンテンツをコンテンツ配信サーバ収容装置に配信する処理部である。
コンテンツ配信サーバを仮想網情報更新処理部311及びコンテンツ配信処理部312として機能させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0052】
図6は本実施形態のコンテンツ管理サーバ111の概略構成を示す図である。図6に示すように、本実施形態のコンテンツ管理サーバ111は、CPU401と、メモリ402と、磁気ディスク装置403と、入力装置404と、出力装置405と、CD−ROM装置406と、通信装置407とを有している。
CPU401は、コンテンツ管理サーバ111全体の動作を制御する装置である。メモリ402は、コンテンツ管理サーバ111全体の動作を制御する際にそのための各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
磁気ディスク装置403は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入力装置404は、コンテンツを管理するための各種入力を行う装置である。出力装置405は、コンテンツの管理に伴う各種出力を行う装置である。
CD−ROM装置406は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置407は、ネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。
【0053】
また、コンテンツ管理サーバ111は、判定処理部411と、判定結果通知処理部412と、取得料金情報送信処理部413とを有している。
判定処理部411は、コンテンツの取得を要求する取得要求を送信したユーザ側処理装置121のユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満足しているかどうかを判定する処理部である。判定結果通知処理部412は、当該ユーザが前記取得許可条件を満足している場合に、当該コンテンツを配信する仮想的な経路を識別するための仮想網IDと、当該コンテンツの配信を行うコンテンツ配信サーバを収容しているコンテンツ配信サーバ収容装置を識別するための拠点IDとを接続マネージャ183へ通知する処理部である。取得料金情報送信処理部413は、前記ユーザが前記取得許可条件を満足している場合にユーザ管理サーバ112へコンテンツの取得料金情報を送信する処理部である。
コンテンツ管理サーバ111を判定処理部411、判定結果通知処理部412及び取得料金情報送信処理部413として機能させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0054】
図7は本実施形態のユーザ管理サーバ112の概略構成を示す図である。図7に示すように、本実施形態のユーザ管理サーバ112は、CPU501と、メモリ502と、磁気ディスク装置503と、入力装置504と、出力装置505と、CD−ROM装置506と、通信装置507とを有している。
CPU501は、ユーザ管理サーバ112全体の動作を制御する装置である。メモリ502は、ユーザ管理サーバ112全体の動作を制御する際にそのための各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
磁気ディスク装置503は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入力装置504は、ユーザ情報を管理するための各種入力を行う装置である。出力装置505は、ユーザ情報の管理に伴う各種出力を行う装置である。
CD−ROM装置506は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置507は、ネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。
【0055】
また、ユーザ管理サーバ112は、ユーザ認証処理部511と、課金管理処理部512とを有している。
ユーザ認証処理部511は、コンテンツの取得を要求する取得要求を送信したユーザ側処理装置121のユーザが当該コンテンツ配信システムの利用資格を有する正規の利用者であるかどうかを認証する処理部である。
課金管理処理部512は、コンテンツ管理サーバ111から送信された取得料金情報を用いて当該コンテンツの課金処理を行う処理部であり、その取得料金情報にユーザ管理サーバ112で管理しているユーザの要求品質クラスに相当する取得料金を加味して課金情報を管理する処理部である。
ユーザ管理サーバ112をユーザ認証処理部511及び課金管理処理部512として機能させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0056】
図8は本実施形態のユーザ側処理装置121の概略構成を示す図である。図8に示すように、本実施形態のユーザ側処理装置121は、CPU601と、メモリ602と、磁気ディスク装置603と、入力装置604と、出力装置605と、CD−ROM装置606と、通信装置607とを有している。
CPU601は、ユーザ側処理装置121全体の動作を制御する装置である。メモリ602は、ユーザ側処理装置121全体の動作を制御する際にそのための各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
磁気ディスク装置603は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入力装置604は、コンテンツの配信を要求するための各種入力を行う装置である。出力装置605は、コンテンツの配信要求に伴う各種出力を行う装置である。
CD−ROM装置606は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置607は、ネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。
【0057】
また、ユーザ側処理装置121は、取得要求処理部611と、コンテンツ要求処理部612とを有している。
取得要求処理部611は、コンテンツの取得を要求する取得要求を接続マネージャ183に送信し、当該コンテンツの配信を行うコンテンツ配信サーバを収容するコンテンツ配信サーバ収容装置の拠点IDの通知を接続マネージャ183から受信する処理部である。コンテンツ要求処理部612は、接続マネージャ183から通知された拠点IDを付与したコンテンツ要求パケットをアクセス装置131へ送信する処理部である。
ユーザ側処理装置121を取得要求処理部611及びコンテンツ要求処理部612として機能させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0058】
図9は本実施形態のアクセス装置131の概略構成を示す図である。図9に示すように、本実施形態のアクセス装置131は、CPU701と、メモリ702と、磁気ディスク装置703と、入力装置704と、出力装置705と、CD−ROM装置706と、通信装置707とを有している。
CPU701は、アクセス装置131全体の動作を制御する装置である。メモリ702は、アクセス装置131全体の動作を制御する際にそのための各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
磁気ディスク装置703は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入力装置704は、コンテンツ配信サーバとユーザとの接続を確立させ、両者間で送受される情報或いはコンテンツを転送するための各種入力を行う装置である。
出力装置705は、前記情報或いはコンテンツの転送に伴う各種出力を行う装置である。CD−ROM装置706は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置707は、ネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。
【0059】
また、アクセス装置131は、コンテンツ要求転送処理部711と、コンテンツ転送処理部712とを有している。
コンテンツ要求転送処理部711は、接続マネージャ183から通知された仮想網IDの品質クラスを示す品質識別子を、ユーザ側処理装置121から送信されたコンテンツ要求パケットに付与し、そのコンテンツ要求パケットを当該仮想網IDで識別される仮想網上のデータ転送装置へ転送する処理部である。コンテンツ転送処理部712は、前記データ転送装置から転送されたコンテンツをそのコンテンツの要求を行ったユーザ側処理装置121に転送する処理部である。
アクセス装置131をコンテンツ要求転送処理部711及びコンテンツ転送処理部712として機能させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0060】
図10は本実施形態のコンテンツ配信サーバ収容装置141及び142の概略構成を示す図である。図10に示すように、本実施形態のコンテンツ配信サーバ収容装置は、CPU801と、メモリ802と、磁気ディスク装置803と、入力装置804と、出力装置805と、CD−ROM装置806と、通信装置807とを有している。
CPU801は、コンテンツ配信サーバ収容装置全体の動作を制御する装置である。メモリ802は、コンテンツ配信サーバ収容装置全体の動作を制御する際にそのための各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
磁気ディスク装置803は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入力装置804は、コンテンツ配信サーバを収容し管理するための各種入力を行う装置である。出力装置805は、コンテンツ配信サーバの収容及び管理に伴う各種出力を行う装置である。
CD−ROM装置806は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置807は、ネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。
【0061】
また、コンテンツ配信サーバ収容装置は、仮想網ID更新処理部811と、コンテンツ転送処理部812とを有している。
仮想網ID更新処理部811は、新たなコンテンツの配信サービスを開始する場合に、当該コンテンツの仮想網IDの生成通知をデータ転送装置に伝播させて仮想網IDを通知し、特定のコンテンツの配信サービスを終了する場合に、当該コンテンツの仮想網IDの削除通知をデータ転送装置に伝播させて仮想網を削除する処理部である。
コンテンツ転送処理部812は、前記コンテンツ要求パケットで要求されたコンテンツの配信をコンテンツ配信サーバに指示し、そのコンテンツをコンテンツ配信サーバから受信して前記仮想網IDや品質識別子を付与し、その仮想網IDで識別される仮想網上のデータ転送装置に転送する処理部である。
コンテンツ配信サーバ収容装置を仮想網ID更新処理部811及びコンテンツ転送処理部812として機能させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0062】
図11は本実施形態のデータ転送装置151〜160の概略構成を示す図である。図11に示すように、本実施形態のデータ転送装置は、CPU901と、メモリ902と、磁気ディスク装置903と、入力装置904と、出力装置905と、CD−ROM装置906と、通信装置907とを有している。
CPU901は、データ転送装置全体の動作を制御する装置である。メモリ902は、データ転送装置全体の動作を制御する際にそのための各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。磁気ディスク装置903は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。
入力装置904は、仮想網IDや品質識別子が付与されたパケットを転送するための各種入力を行う装置である。出力装置905は、仮想網IDや品質識別子が付与されたパケットの転送に伴う各種出力を行う装置である。
CD−ROM装置906は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置907は、ネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。
【0063】
また、データ転送装置は仮想網転送処理部911を有している。仮想網転送処理部911は、アクセス装置131から転送されたコンテンツ要求パケットやコンテンツ配信サーバ収容装置141及び142から転送されたコンテンツを、その仮想網IDで識別される仮想網上のデータ転送装置にその品質識別子で識別される品質で順次転送してその宛先のコンテンツ配信サーバ収容装置やアクセス装置131へ送信する処理部である。
データ転送装置を仮想網転送処理部911として機能させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお、前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0064】
図12は本実施形態のネットワーク構成マネージャ181の概略構成を示す図である。図12に示すように、本実施形態のネットワーク構成マネージャ181は、CPU1001と、メモリ1002と、磁気ディスク装置1003と、入力装置1004と、出力装置1005と、CD−ROM装置1006と、通信装置1007とを有している。
CPU1001は、ネットワーク構成マネージャ181全体の動作を制御する装置である。メモリ1002は、ネットワーク構成マネージャ181全体の動作を制御する際にそのための各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
磁気ディスク装置1003は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入力装置1004は、仮想網等のネットワークの構成を管理するための各種入力を行う装置である。出力装置1005は、ネットワーク構成の管理に伴う各種出力を行う装置である。
CD−ROM装置1006は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置1007は、ネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。
【0065】
また、ネットワーク構成マネージャ181は、仮想網ID更新処理部1011と、仮想網情報更新処理部1012とを有している。
仮想網ID更新処理部1011は、新たなコンテンツの配信サービスを開始する場合に、当該コンテンツの仮想網IDを各データ転送装置に通知し、特定のコンテンツの配信サービスを終了する場合に、当該コンテンツの仮想網IDを各データ転送装置から削除する処理部である。
仮想網情報更新処理部1012は、新たなコンテンツのコンテンツID及び仮想網IDをコンテンツ配信サーバ収容装置に通知し、特定のコンテンツのコンテンツID及び仮想網IDをコンテンツ配信サーバ収容装置から削除する処理部である。
ネットワーク構成マネージャ181を仮想網ID更新処理部1011及び仮想網情報更新処理部1012として機能させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0066】
図13は本実施形態の品質マネージャ182の概略構成を示す図である。図13に示すように、本実施形態の品質マネージャ182は、CPU1101と、メモリ1102と、磁気ディスク装置1103と、入力装置1104と、出力装置1105と、CD−ROM装置1106と、通信装置1107とを有している。
CPU1101は、品質マネージャ182全体の動作を制御する装置である。メモリ1102は、品質マネージャ182全体の動作を制御する際にそのための各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
磁気ディスク装置1103は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入力装置1104は、コンテンツ配信サーバ収容装置の情報トラヒック量やコンテンツ配信サーバの処理負荷量を管理するための各種入力を行う装置である。
出力装置1105は、前記情報トラヒック量や処理負荷量を管理に伴う各種出力を行う装置である。CD−ROM装置1106は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置1107は、ネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。
【0067】
また、品質マネージャ182は拠点選択処理部1111を有している。拠点選択処理部1111は、扱われる情報トラヒック量の低いコンテンツ配信サーバ収容装置或いは処理負荷量の低いコンテンツ配信サーバを収容しているコンテンツ配信サーバ収容装置の拠点IDを通知する処理部である。
品質マネージャ182を拠点選択処理部1111として機能させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0068】
図14は本実施形態の接続マネージャ183の概略構成を示す図である。図14に示すように、本実施形態の接続マネージャ183は、CPU1201と、メモリ1202と、磁気ディスク装置1203と、入力装置1204と、出力装置1205と、CD−ROM装置1206と、通信装置1207とを有している。
CPU1201は、接続マネージャ183全体の動作を制御する装置である。メモリ1202は、接続マネージャ183全体の動作を制御する際にそのための各種処理プログラムやデータをロードする記憶装置である。
磁気ディスク装置1203は、前記各種処理プログラムやデータを格納しておく記憶装置である。入力装置1204は、コンテンツの取得を要求する取得要求を受信して仮想網ID及び拠点IDを通知するための各種入力を行う装置である。
出力装置1205は、仮想網ID及び拠点IDの通知に伴う各種出力を行う装置である。CD−ROM装置1206は、前記各種処理プログラムを記録したCD−ROMの内容を読み出す装置である。通信装置1207は、ネットワークを介して他の処理装置との通信を行う装置である。
【0069】
また、接続マネージャ183は、確認要求処理部1211と、受付結果通知処理部1212とを有している。
確認要求処理部1211は、コンテンツの取得を要求する取得要求を受信し、前記取得要求を送信したユーザ側処理装置121のユーザが当該コンテンツ配信システムの利用資格を有する正規の利用者であるかどうかを認証するユーザ認証要求をユーザ管理サーバ112に送信し、そのユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満足しているかどうかの確認要求をコンテンツ管理サーバ111に送信する処理部である。
受付結果通知処理部1212は、コンテンツ管理サーバ111から通知された仮想網ID及び拠点IDをアクセス装置131に通知し、前記通知された拠点IDをユーザ側処理装置121に通知する処理部であり、ユーザ認証が不成功またはユーザ情報がコンテンツの取得許可条件を満足しない場合に、接続不可の通知をユーザ側処理装置121に送出する処理部である。
接続マネージャ183を確認要求処理部1211及び受付結果通知処理部1212として機能させるためのプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0070】
図15は本実施形態の各装置で管理する情報と装置間の情報送受関係の概要を示す図である。以下に、図15を用い、コンテンツAがコンテンツ配信サーバ101及び102に蓄積されるときの、各装置で管理する情報と、装置間の情報送受関係を説明する。なお本実施形態ではコンテンツ毎に異なる仮想網を生成するものとして説明するが、コンテンツプロバイダ、すなわちコンテンツ配信サーバ収容装置毎に異なる仮想網を生成し、コンテンツプロバイダ毎に異なる仮想網を使用するものとしても良い。
【0071】
コンテンツAがコンテンツ配信サーバ101及び102に蓄積されるとき、ネットワーク構成マネージャ181の仮想網ID更新処理部1011からデータ転送装置151、154、155及び158にコンテンツA用の仮想網ID=172を通知し、データ転送装置151、154、155及び158は仮想網ID=172を管理する。これによってデータ転送装置151、154、155及び158は、仮想網ID=172が記載されたパケットのみを転送し、他の仮想網IDが記載されたパケットは転送しない。
【0072】
また、ネットワーク構成マネージャ181の仮想網情報更新処理部1012からコンテンツ配信サーバ収容装置141に対して、コンテンツID=A及び仮想網ID=172を通知することによって、コンテンツ配信サーバ収容装置141は、コンテンツID=A、コンテンツAを蓄積するコンテンツ配信サーバ101のサーバID=101と、仮想網ID=172との対応を管理する。
【0073】
コンテンツ配信サーバ収容装置142についても同様の手法で、コンテンツID=A、コンテンツAを蓄積するコンテンツ配信サーバ102のサーバID=102と、仮想網ID=172との対応を管理する。
【0074】
以上の処理により、コンテンツA用の仮想網172がコンテンツ配信網171上に生成される。また、以上に述べた同様の処理により、コンテンツB用の仮想網173及びコンテンツC用の仮想網174がコンテンツ配信網171上に生成される。
【0075】
図16は本実施形態のコンテンツ配信サーバ収容装置へのコンテンツID及び仮想網IDの通知とデータ転送装置への仮想網IDの通知の第2の例を示す図である。図16に示すように、コンテンツ配信サーバ収容装置141(或いは142)に対するコンテンツID=A及び仮想網ID=172の通知を、ネットワーク構成マネージャ181からではなく、コンテンツ配信サーバ101(或いは102)の仮想網情報更新処理部311からコンテンツ配信サーバ収容装置141(或いは142)に送信することによって実現しても良い。
【0076】
また、これに付随してデータ転送装置151、154、155及び158へのコンテンツA用の仮想網ID=172の通知を、ネットワーク構成マネージャ181からではなく、コンテンツ配信サーバ101(或いは102)を収容するコンテンツ配信サーバ収容装置141(或いは142)の仮想網ID更新処理部811から、データ転送装置158に仮想網ID=172を送信し、その後、データ転送装置158からデータ転送装置154及び155、更にデータ転送装置154(或いは155)からデータ転送装置151へと仮想網ID=172を伝播させることによって実現しても良い。
【0077】
本実施形態において、コンテンツ配信サーバ収容装置141及び142は、コンテンツ配信網171上の位置を表す拠点IDにより一義に定義されている。
ユーザ管理サーバ112は、ユーザ情報を管理しており、このユーザ情報は、例えば登録ユーザに関するユーザID、ユーザ認証パスワード、要求品質クラス、個人嗜好等を指している。本実施形態ではユーザ管理サーバ112で管理する情報は、登録ユーザに関するユーザID、ユーザ認証パスワード及び要求品質クラスの3つであるとして話を進める。
【0078】
図17は本実施形態のコンテンツ取得要求からコンテンツ取得までのシーケンス例を示す図である。
図17に示すように、接続マネージャ183は、ユーザ側処理装置121にとってコンテンツ取得のための窓口となっており、ユーザ側処理装置121から送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求或いはコンテンツ取得要求をまず初めに受信する。
【0079】
本実施形態では、ユーザ側処理装置121がコンテンツAを取得する場合を想定すると、ユーザ側処理装置121から送出されたコンテンツA取得要求を接続マネージャ183が受信する。コンテンツA取得要求にはユーザID及びユーザ認証パスワードが含まれており、接続マネージャ183は、ユーザ管理サーバ112にユーザ認証の確認を行う。
【0080】
ユーザ認証が成功した場合、接続マネージャ183はユーザ側処理装置121のユーザがコンテンツAの取得許可条件を満足しているかを、コンテンツ管理サーバに確認し、その結果、そのユーザが取得許可条件を満足するとき、接続マネージャ183は、コンテンツ管理サーバ111で管理されているコンテンツAの仮想網ID=172と、拠点ID=141或いは拠点ID=142から選択された拠点IDをアクセス装置131に通知する。また、接続マネージャ183はユーザ側処理装置121に対しても、拠点ID=141或いは拠点ID=142から選択された拠点IDを通知する。
【0081】
ここで、拠点IDの選択方法は、コンテンツ配信サーバ収容装置141及び142で扱われる情報トラヒック量を品質マネージャ182が観測し、トラヒック量の低いコンテンツ配信サーバ収容装置を、接続先として選択することにより行われる。ここでは、コンテンツ配信サーバ収容装置141のトラヒック量が少ない場合を想定し、アクセス装置131には拠点ID=141が通知されるものとする。なお、拠点IDを選択する際に、コンテンツ配信サーバ101及び102の内で処理負荷量が少ないコンテンツ配信サーバを収容するコンテンツ配信サーバ収容装置の拠点IDを選択しても良い。
拠点ID=141の通知を受けると、以後ユーザ側処理装置121は、コンテンツ配信サーバ101に対して送出するコンテンツA要求パケットの宛先として、拠点ID=141を付与する。
【0082】
一方、アクセス装置131は、仮想網ID=172及び拠点ID=141の通知を受けることにより、ユーザ側処理装置121から送出されるコンテンツA要求パケットの宛先に対して、仮想網ID=172を付与し、ユーザパケットを仮想網172に転送する。これによりコンテンツA要求パケットは、その宛先に付与された仮想網ID=172と拠点ID=141の2つのIDに基づき、仮想網172上を通じてコンテンツ配信サーバ収容装置141に転送される。
【0083】
コンテンツ配信サーバ収容装置141は、ユーザ側処理装置121からのコンテンツ要求パケットをコンテンツ配信サーバ101に転送する。コンテンツA要求に対し、コンテンツ配信サーバ101はコンテンツAを送出する。コンテンツAは、コンテンツ配信サーバ収容装置141、仮想網172、アクセス装置131を経由して、ユーザ側処理装置121まで届けられる。
以下に本実施形態のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムにおいて、コンテンツ取得要求からコンテンツ取得までの各装置の処理手順について説明する。
【0084】
図18は本実施形態のユーザ側処理装置121の処理手順を示すフローチャートである。図18に示すように、ユーザ側処理装置121の取得要求処理部611は、コンテンツの取得を要求する取得要求を接続マネージャ183に送信し、当該コンテンツの配信を行うコンテンツ配信サーバを収容するコンテンツ配信サーバ収容装置の拠点IDの通知を接続マネージャ183から受信する処理を行う。またコンテンツ要求処理部612は、接続マネージャ183から通知された拠点IDを付与したコンテンツ要求パケットをアクセス装置131へ送信する処理を行う。
ステップ1601でユーザ側処理装置121の取得要求処理部611は、ユーザの希望するコンテンツの取得要求がユーザID及びユーザ認証パスワードと共にユーザから入力されたかどうかを調べ、コンテンツ取得要求がユーザから入力された場合にはステップ1602へ進む。ステップ1602では、前記受付けたコンテンツ取得要求を通信装置607及びネットワーク経由で接続マネージャ183へ送信する。ここでコンテンツ配信サーバへの接続要求が入力された場合にもそのコンテンツ配信サーバ接続要求を接続マネージャ183へ送信し、同様の処理を行うものとする。
【0085】
図19は本実施形態の接続マネージャ183の処理手順を示すフローチャートである。図19に示すように、接続マネージャ183の確認要求処理部1211は、ユーザ認証要求と、そのユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満足しているかどうかの確認要求を行う。また受付結果通知処理部1212は、コンテンツ管理サーバ111から通知された仮想網ID及び拠点IDのアクセス装置131やユーザ側処理装置121への通知を行う。
ステップ1701で接続マネージャ183の確認要求処理部1211は、ユーザの希望するコンテンツの取得要求をユーザID及びユーザ認証パスワードと共に通信装置1207及びネットワーク経由でユーザ側処理装置121から受信しているかどうかを調べ、前記取得要求を受信している場合にはステップ1702へ進む。
ステップ1702では、前記取得要求を送信したユーザ側処理装置121のユーザが当該コンテンツ配信システムの利用資格を有する正規の利用者であるかどうかを認証するユーザ認証要求を前記ユーザID及びユーザ認証パスワードと共に通信装置1207及びネットワーク経由でユーザ管理サーバ112に送信する。
【0086】
図20は本実施形態のユーザ認証処理の処理手順を示すフローチャートである。図20に示すように、ユーザ管理サーバ112のユーザ認証処理部511は、コンテンツの取得を要求する取得要求を送信したユーザ側処理装置121のユーザが当該コンテンツ配信システムの利用資格を有する正規の利用者であるかどうかを認証する処理を行う。
【0087】
ステップ1801でユーザ管理サーバ112のユーザ認証処理部511は、コンテンツの取得要求を送信したユーザ側処理装置121のユーザが当該コンテンツ配信システムの利用資格を有する正規の利用者であるかどうかを認証するユーザ認証要求をユーザID及びユーザ認証パスワードと共に通信装置507及びネットワーク経由で接続マネージャ183から受信しているかどうかを調べ、前記ユーザ認証要求を受信している場合にはステップ1802へ進む。
【0088】
ステップ1802では、前記受信したユーザID及びユーザ認証パスワードによりユーザ認証を行う。ステップ1803では、前記ユーザ認証の結果を調べ、そのユーザが当該コンテンツ配信システムの利用資格を有する正規の利用者であることが確認された場合にはステップ1804へ進み、前記ユーザ認証が不成功であった場合にはステップ1805へ進む。
【0089】
ステップ1804では、そのユーザが当該コンテンツ配信システムの利用資格を有する正規の利用者であることが確認されたことを示す処理結果を通信装置507及びネットワーク経由で接続マネージャ183へ送信する。またステップ1805では、前記ユーザ認証が不成功であったことを示す処理結果を通信装置507及びネットワーク経由で接続マネージャ183へ送信する。
【0090】
ステップ1703で接続マネージャ183の確認要求処理部1211は、前記ユーザ認証要求の処理結果を通信装置1207及びネットワーク経由でユーザ管理サーバ112から受信しているかどうかを調べ、そのユーザが当該コンテンツ配信システムの利用資格を有する正規の利用者であることを前記処理結果が示している場合にはステップ1704へ進み、ユーザ認証が不成功であったことを示している場合にはステップ1708へ進む。
ステップ1704では、そのユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満足しているかどうかの確認要求を通信装置1207及びネットワーク経由でコンテンツ管理サーバ111に送信する。
【0091】
図21は本実施形態のコンテンツ管理サーバ111の処理手順を示すフローチャートである。図21に示すように、コンテンツ管理サーバ111の判定処理部411は、ユーザがコンテンツの取得許可条件を満足しているかどうかを判定する処理を行い、判定結果通知処理部412は、当該ユーザが前記取得許可条件を満足している場合に、仮想網IDと拠点IDとを接続マネージャ183へ通知する処理を行う。
【0092】
ステップ1901でコンテンツ管理サーバ111の判定処理部411は、コンテンツの取得を要求する取得要求を送信したユーザ側処理装置121のユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満足しているかどうかの確認要求を通信装置407及びネットワーク経由で接続マネージャ183から受信しているかどうかを調べ、前記確認要求を受信している場合にはステップ1902へ進む。
【0093】
ステップ1902では、当該コンテンツの取得許可条件の内容を磁気ディスク装置403から読み出して、そのユーザが当該コンテンツの配信申し込みを行っている、当該コンテンツの利用料金を支払い済みである、当該コンテンツを利用可能な年齢に達している等の当該コンテンツの取得許可条件を満たしているかどうかを調べ、そのユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満たしている場合にはステップ1903へ進む。
【0094】
ステップ1903で判定結果通知処理部412は、当該コンテンツの配信を行うコンテンツ配信サーバを収容しているコンテンツ配信サーバ収容装置を識別するための拠点IDを品質マネージャ182へ問い合わせる。
品質マネージャ182の拠点選択処理部1111は、扱われる情報トラヒック量の低いコンテンツ配信サーバ収容装置や処理負荷量の低いコンテンツ配信サーバを収容しているコンテンツ配信サーバ収容装置を選択してその拠点IDをコンテンツ管理サーバ111へ通知する。
【0095】
ステップ1904でコンテンツ管理サーバ111の判定結果通知処理部412は、品質マネージャ182から通知された拠点IDを受信し、その拠点IDのコンテンツ配信サーバ収容装置から当該コンテンツを配信する仮想的な経路を識別するための仮想網IDを磁気ディスク装置403から読み出す。ステップ1905では、前記読み出した仮想網IDと前記受信した拠点IDとを通信装置407及びネットワーク経由で接続マネージャ183へ通知する。
また、ステップ1902で、そのユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満足していない場合にはステップ1906へ進み、ステップ1906では、取得許可条件を満足していないことを示す処理結果を通信装置407及びネットワーク経由で接続マネージャ183へ通知する。
【0096】
ステップ1705で接続マネージャ183の確認要求処理部1211は、前記取得許可条件確認要求の処理結果を通信装置1207及びネットワーク経由でコンテンツ管理サーバ111から受信しているかどうかを調べ、その取得許可条件確認処理の結果、そのユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満足していることが確認された場合にはステップ1706へ進み、そのユーザ情報が当該コンテンツの取得許可条件を満足していない場合にはステップ1708へ進む。
ステップ1706で受付結果通知処理部1212は、前記取得許可条件確認要求の処理結果と共にコンテンツ管理サーバ111から通知された仮想網ID及び拠点IDを通信装置1207及びネットワーク経由でアクセス装置131に通知する。ステップ1707では、前記通知された拠点IDを通信装置1207及びネットワーク経由でユーザ側処理装置121に通知する。
またステップ1708では、ユーザ認証が不成功またはユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満足していないことを示す接続不可の通知を通信装置1207及びネットワーク経由でユーザ側処理装置121に送信する。
【0097】
ステップ1603でユーザ側処理装置121の取得要求処理部611は、前記コンテンツ取得要求の応答として、そのコンテンツの配信を行うコンテンツ配信サーバを収容しているコンテンツ配信サーバ収容装置の拠点IDを通信装置607及びネットワーク経由で接続マネージャ183から受信しているかどうかを調べ、前記拠点IDを受信している場合にはステップ1604へ進む。
ステップ1604でコンテンツ要求処理部612は、ユーザの希望するコンテンツの配信を要求するコンテンツ要求パケットに、接続マネージャ183から通知された拠点IDを付与し、そのコンテンツ要求パケットを通信装置607及びネットワーク経由でアクセス装置131へ送信する処理を行う。
【0098】
図22は本実施形態のアクセス装置131の処理手順を示すフローチャートである。図22に示すように、アクセス装置131のコンテンツ要求転送処理部711は、ユーザ側処理装置121から送信されたコンテンツ要求パケットに仮想網IDを付与し、仮想網上のデータ転送装置へ転送する処理を行う。またコンテンツ転送処理部712は、前記データ転送装置から転送されたコンテンツをそのコンテンツの要求を行ったユーザ側処理装置121に転送する処理を行う。
【0099】
ステップ2001では、コンテンツの配信を要求するコンテンツ要求パケットを通信装置707及びネットワーク経由でユーザ側処理装置121から受信しているかどうかを調べ、コンテンツ要求パケットを受信している場合にはステップ2002へ進む。
【0100】
ステップ2002でアクセス装置131のコンテンツ要求転送処理部711は、仮想網ID及び拠点IDを通信装置707及びネットワーク経由で接続マネージャ183から受信しているかどうかを調べ、仮想網ID及び拠点IDを受信している場合にはステップ2003へ進み、ステップ2003では、その受信した仮想網ID及び拠点IDを磁気ディスク装置703に格納し、ステップ2004へ進む。
【0101】
ステップ2004では、前記受信したコンテンツ要求パケットに付与されている拠点IDを参照し、磁気ディスク装置703に格納しておいた仮想網IDの中からそのコンテンツ要求パケットに付与されている拠点IDに対応する仮想網IDを読み出してそのコンテンツ要求パケットに付与する。ステップ2005では、前記仮想網IDを付与したコンテンツ要求パケットを当該仮想網IDで識別される仮想網上のデータ転送装置へ転送する。
【0102】
図23は本実施形態のデータ転送装置151〜160の処理手順を示すフローチャートである。図23に示すように、データ転送装置151〜160の仮想網転送処理部911は、コンテンツ要求パケットやコンテンツを、その仮想網IDで識別される仮想網上のデータ転送装置に転送する処理を行う。
ステップ2101でデータ転送装置の仮想網転送処理部911は、コンテンツの配信を要求するコンテンツ要求パケットを受信しているかどうかを調べ、コンテンツ要求パケットを受信している場合にはステップ2102へ進む。
ステップ2102では、ネットワーク構成マネージャ181の仮想網ID更新処理部1011から通知されていた仮想網IDを磁気ディスク装置903から読み出す。
ステップ2103では、前記受信したコンテンツ要求パケットやコンテンツに付与されている仮想網IDと前記読み出した仮想網IDとを比較し、コンテンツ要求パケットに付与されている仮想網IDが前記読み出した仮想網IDのいずれかと一致する場合にはステップ2104へ進む。ステップ2104では、前記受信したコンテンツ要求パケットをその宛先やルーティング情報に従って次のデータ転送装置またはコンテンツ配信サーバ収容装置に転送する。
【0103】
図24は本実施形態のコンテンツ配信サーバ収容装置141及び142の処理手順を示すフローチャートである。図24に示すように、コンテンツ配信サーバ収容装置141及び142のコンテンツ転送処理部812は、前記コンテンツ要求パケットで要求されたコンテンツの配信をコンテンツ配信サーバに指示し、そのコンテンツをコンテンツ配信サーバから受信して仮想網IDを付与して仮想網上のデータ転送装置に転送する処理を行う。
【0104】
ステップ2201でコンテンツ配信サーバ収容装置のコンテンツ転送処理部812は、コンテンツの配信を要求するコンテンツ要求パケットを通信装置807及びネットワーク経由でデータ転送装置から受信しているかどうかを調べ、コンテンツ要求パケットを受信している場合にはステップ2202へ進む。
【0105】
ステップ2202では、前記コンテンツ要求パケットで要求されたコンテンツの配信を行うコンテンツ配信サーバのサーバIDを磁気ディスク装置803から読み出し、そのサーバIDのコンテンツ配信サーバへ前記受信したコンテンツ要求パケットを通信装置807及びネットワーク経由で送信して、そのコンテンツ要求パケットで要求されたコンテンツの配信を当該コンテンツ配信サーバに指示する。
コンテンツの配信指示を受信したコンテンツ配信サーバのコンテンツ配信処理部312は、その要求されたコンテンツをコンテンツ配信サーバ収容装置に配信する。
【0106】
ステップ2203でコンテンツ配信サーバ収容装置141及び142のコンテンツ転送処理部812は、コンテンツ要求パケットで要求されたコンテンツを前記コンテンツの配信を指示したコンテンツ配信サーバから通信装置807及びネットワーク経由で受信しているかどうかを調べ、コンテンツを受信している場合にはステップ2204へ進む。
【0107】
ステップ2204では、ネットワーク構成マネージャ181の仮想網ID更新処理部1011から通知されていた仮想網IDの中から当該コンテンツに対応する仮想網IDを磁気ディスク装置803から読み出し、前記受信したコンテンツに付与する。ここで前記コンテンツ要求パケットに付与されていた仮想網IDを当該コンテンツに付与するものとしても良い。ステップ2205では、前記仮想網IDを付与したコンテンツを当該仮想網IDで識別される仮想網上のデータ転送装置へ転送する。
【0108】
ステップ2101でデータ転送装置の仮想網転送処理部911は、コンテンツ要求パケットによって配信されたコンテンツを受信しているかどうかを調べ、コンテンツ要求パケットやコンテンツを受信している場合にはステップ2102へ進む。
ステップ2102では、ネットワーク構成マネージャ181の仮想網ID更新処理部1011から通知されていた仮想網IDを磁気ディスク装置903から読み出す。
【0109】
ステップ2103では、前記受信したコンテンツに付与されている仮想網IDと前記読み出した仮想網IDとを比較し、コンテンツに付与されている仮想網IDが前記読み出した仮想網IDのいずれかと一致する場合にはステップ2104へ進む。ステップ2104では、前記受信したコンテンツをその宛先やルーティング情報に従って次のデータ転送装置またはアクセス装置131に転送する。
【0110】
ステップ2006でアクセス装置131のコンテンツ転送処理部712は、前記コンテンツ要求パケットによって配信が要求されたコンテンツを通信装置707及びネットワーク経由でデータ転送装置から受信しているかどうかを調べ、そのコンテンツを受信している場合にはステップ2007へ進む。ステップ2007では、前記受信したコンテンツの配信を要求したユーザ側処理装置121に当該コンテンツを転送する。
【0111】
ステップ1605でユーザ側処理装置121のコンテンツ要求処理部612は、前記コンテンツ要求パケットにより配信を要求したコンテンツを通信装置607及びネットワーク経由でアクセス装置131から受信しているかどうかを調べ、前記コンテンツを受信している場合にはステップ1606へ進む。ステップ1606では、前記受信したコンテンツの出力装置605への出力等を行って当該コンテンツを利用する。
【0112】
また、ステップ1603で前記コンテンツ取得要求の応答として、ユーザ認証が不成功またはユーザが当該コンテンツの取得許可条件を満足していないことを示す接続不可の通知を受信している場合にはステップ1607へ進み、ステップ1607では、接続不可であることを示すメッセージを出力装置605へ表示して処理を終了する。
【0113】
図25は本実施形態のコンテンツ取得に関する課金処理の一例を示す図である。ユーザ側処理装置121がコンテンツAを取得する際に発生する取得料金の計算及び管理は以下の様に行われる。
接続マネージャ183とユーザ管理サーバ112との間で行われたユーザ認証が成功し、かつユーザ側処理装置121のコンテンツA取得許可条件が満足されることが確認された後、コンテンツ管理サーバ111の取得料金情報送信処理部413は、ユーザ管理サーバ112へコンテンツの取得料金情報を送信し、ユーザ管理サーバ112の課金管理処理部512は、コンテンツ管理サーバ111からコンテンツAの取得料金情報を取得して本情報を管理し、その取得料金情報を基に課金処理を行う。
【0114】
図26は本実施形態のコンテンツAをコンテンツ配信サーバから消去するときに実施される他装置の動作例を示す図である。コンテンツAの配信サービスを終了するとき、コンテンツAをコンテンツ配信サーバ101及び102から消去する同時に行われる他装置の動作を、図26を用いて説明する。
コンテンツ配信網171上における仮想網172の消去は、ネットワーク構成マネージャ181の仮想網ID更新処理部1011が、データ転送装置151、154、155及び158にて管理されている仮想網ID=172を削除することによって実行される。
また、ネットワーク構成マネージャ181の仮想網情報更新処理部1012は、コンテンツ配信サーバ収容装置141(或いは142)にて管理されているコンテンツID=A、サーバID=101(或いは102)及び仮想網ID=172の対応情報、コンテンツ管理サーバ111にて管理されているコンテンツID=Aと仮想網ID=172との対応管理情報、コンテンツID=Aと拠点ID=141(或いは142)との対応管理情報、コンテンツAの品質クラス情報、取得許可条件情報を削除する。以上の動作により、コンテンツAのサービスが終了される。
なお、コンテンツ配信サーバ収容装置141の仮想網ID更新処理部811からデータ転送装置158に仮想網ID=172の削除通知を行い、その後、データ転送装置158からデータ転送装置154及び155、更にデータ転送装置154(或いは155)からデータ転送装置151へと仮想網ID=172の削除通知を伝播させることによって仮想網172の消去を実現しても良い。
【0115】
図27は本実施形態のユーザ認証が不成功の場合のシーケンス例を示す図である。図27に示すように、本実施形態においてユーザ側処理装置121のユーザ認証が不成功の場合、接続マネージャ183の受付結果通知処理部1212は、接続否と判断し、ユーザ側処理装置121に対して接続不可の通知を送出する。
【0116】
図28は本実施形態のコンテンツ取得許可条件が不満足の場合のシーケンス例を示す図である。図27と同様に図28に示す様に本実施形態において、ユーザ情報がコンテンツAの取得許可条件を満足しない場合、接続マネージャ183の受付結果通知処理部1212は、接続否と判断し、ユーザ側処理装置121に対して接続不可の通知を送出する。
【0117】
以上説明した様に本実施形態のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムによれば、コンテンツを配信する仮想的な経路を識別するための仮想網IDを付与してコンテンツの配信を行うので、コンテンツ配信サーバの処理量を軽減すると共に各コンテンツに対するセキュリティを維持してコンテンツを配信することが可能である。
以下にコンテンツ毎の品質クラスを考慮したコンテンツの配信を行う実施形態のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムについて説明する。
【0118】
図29は本実施形態のコンテンツ毎の品質クラスを考慮したコンテンツ要求からコンテンツ取得までのシーケンス例を示す図である。図29を用いて本実施形態を説明する。
本実施形態も図4のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムが3つのコンテンツA、B及びCを提供し、コンテンツ配信サーバ101及び102の両方に蓄積されるものとする。また、各装置で管理される情報は、図15で示されるものと同じである。ただし、各コンテンツの品質クラスを、コンテンツAはHigh(品質識別子=1)、コンテンツBはMiddle(品質識別子=2)、コンテンツCはLow(品質識別子=3)とする。
ユーザ側処理装置121がコンテンツ取得要求を行ってから、選択拠点としてコンテンツ配信サーバ収容装置141が選択される動作までは、前述の実施形態と同様である。
【0119】
接続マネージャ183は、コンテンツ管理サーバ111で管理されているコンテンツAの仮想網ID=172、拠点ID=141、更に品質クラス=Highをアクセス装置131に通知する。また、接続マネージャ183はユーザ側処理装置121に対しても、拠点ID=141を通知する。
拠点ID=141の通知を受けると、以後ユーザ側処理装置121は、コンテンツ配信サーバ101に対して送出するコンテンツA要求パケットの宛先として、拠点ID=141を付与する。
【0120】
一方、仮想網ID=172、拠点ID=141及び品質クラス=Highの通知を受けることにより、アクセス装置131は、ユーザ側処理装置121から送出されるコンテンツA要求パケットの宛先に対して仮想網ID=172を付与すると同時に、品質識別子=1もパケットヘッダに付与し、ユーザパケットを仮想網172に転送する。
これによりコンテンツA要求パケットは仮想網172上において、品質識別子=1に基づき高品質(例えば低パケット廃棄率を保証)で転送されると同時に、宛先に付与された仮想網ID=172と拠点ID=141の2つのIDに基づき、コンテンツ配信サーバ収容装置141まで運ばれる。
【0121】
コンテンツ配信サーバ収容装置141は、ユーザ側処理装置121からのコンテンツ要求パケットをコンテンツ配信サーバ101に転送する。コンテンツA要求に対し、コンテンツ配信サーバ101はコンテンツAを送出する。コンテンツ配信サーバ収容装置141は、コンテンツ管理サーバ111で管理されている品質クラス=Highに基づき、コンテンツAを載せたコンテンツパケットのパケットヘッダに対し、品質識別子=1を付与し、コンテンツパケットを仮想網172に転送する。これによりコンテンツパケットは仮想網172上において、品質識別子=1に基づき高品質で、アクセス装置131まで転送され、最後にユーザ側処理装置121まで届けられる。
【0122】
ここで、コンテンツ配信サーバ収容装置141がコンテンツパケットのパケットヘッダに対して品質識別子=1を付与する際に、ユーザ側処理装置121からのコンテンツ要求パケットに付与されている品質識別子=1を参照し、これをコピーしても良い。また、コンテンツパケットのパケットヘッダに対して品質識別子=1を付与する処理を、前記2つの実現方法共に、コンテンツ配信サーバ収容装置141が行う代わりに、コンテンツ配信サーバ101が行っても良い。
【0123】
以上説明したように、本実施形態のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムによれば、コンテンツを配信する際のコンテンツ毎の品質クラスを示す品質識別子やコンテンツを配信する仮想的な経路を識別するための仮想網IDを付与してコンテンツの配信を行うので、コンテンツ配信サーバの処理量を軽減すると共に各コンテンツに対するセキュリティを維持し、コンテンツ毎の品質条件に対応した品質でコンテンツを配信することが可能である。
以下にコンテンツ毎及びユーザ毎の品質クラスを考慮したコンテンツの配信を行う実施形態のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムについて説明する。
【0124】
図30は本実施形態のコンテンツ毎かつユーザ毎の品質クラスを考慮したコンテンツ要求からコンテンツ取得までのシーケンス例を示す図である。本実施形態も図4のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムが3つのコンテンツA、B及びCを提供し、各コンテンツの品質クラスは、コンテンツAはHigh(コンテンツ品質識別子=1)、コンテンツBはMiddle(コンテンツ品質識別子=2)、コンテンツCはLow(コンテンツ品質識別子=3)とし、例えばパケット廃棄率の度合いを示すものとする。各コンテンツは、コンテンツ配信サーバ101及び102の両方に蓄積されるものとする。各装置で管理される情報は、図15で示されるものと同じである。
【0125】
ユーザ毎の品質クラスはPremium(ユーザ品質識別子=1)及びNormal(ユーザ品質識別子=2)の2クラスあるものとし、例えば帯域保証の度合いを示すものとする。コンテンツ毎の品質クラスは3つあるため、これらの組合せにより、合計の品質クラスは6種類となる。これらの6つの品質クラスはそれぞれ、High−Premium(品質識別子=11)、High−Normal(品質識別子=12)、Middle−Premium(品質識別子=21)、Middle−Normal(品質識別子=22)、Low−Premium(品質識別子=31)、Low−Normal(品質識別子=32)と表現されるものとする。
【0126】
ユーザ側処理装置121は、高い料金を払っても良いから高品質でコンテンツを受給したいと望むユーザであるとし、ユーザ毎の品質クラスはPremium(ユーザ品質識別子=1)とする。
ユーザ側処理装置121がコンテンツ取得要求を行ってから、選択拠点としてコンテンツ配信サーバ収容装置141が選択される動作までは、前述の実施形態と同様である。
【0127】
接続マネージャ183は、コンテンツ管理サーバ111で管理されているコンテンツAの仮想網ID=172、拠点ID=141及びコンテンツ毎の品質クラス=Highの各情報を、コンテンツ管理サーバ111から受信すると共に、ユーザ管理サーバ112で管理されているユーザ側処理装置121のユーザ毎の品質クラス=Premiumの情報を、ユーザ管理サーバ112から受信する。
これにより、接続マネージャ183は、コンテンツ毎の品質クラス=Highとユーザ毎の品質クラス=Premiumとを組合せ、品質クラス=High−Premiumを決定する。決定後、接続マネージャ183は仮想網ID=172、拠点ID=141及び品質クラス=High−Premiumをアクセス装置131に通知する。また、接続マネージャ183はユーザ側処理装置121に対しては、拠点ID=141を通知する。
【0128】
一方、コンテンツ配信サーバ収容装置141も、コンテンツ管理サーバ111で管理されているコンテンツ毎の品質クラス=High、及びユーザ管理サーバ112で管理されているユーザ毎の品質クラス=Premiumとを組合せ、品質クラス=High−Premiumを決定する。
拠点ID=141の通知を受けると、以後ユーザ側処理装置121は、コンテンツ配信サーバ101に対して送出するコンテンツA要求パケットの宛先らのコンテンツ要求パケットに付与されている品質識別子=11を参照し、これをコピーすることによって実現しても良い。また、コンテンツパケットのパケットヘッダに対して品質識別子=11を付与する処理を、前記2つの実現方法共に、コンテンツ配信サーバ収容装置141が行う代わりに、コンテンツ配信サーバ101が行っても良い。
【0129】
一方、仮想網ID=172、拠点ID=141及び品質クラス=High−Premiumの通知を受けることにより、アクセス装置131は、ユーザ側処理装置121から送出されるコンテンツA要求パケットの宛先に対して仮想網ID=172を付与すると同時に、品質識別子=11もパケットヘッダに付与し、ユーザパケットを仮想網172に転送する。
これによりコンテンツA要求パケットは、品質識別子=11に基づきデータ転送装置151、154、158の順に仮想網172上を転送され、高品質(例えば低パケット廃棄率で広い帯域を保証等)が保証されると同時に、宛先に付与された仮想網ID=172と拠点ID=141の2つのIDに基づき、コンテンツ配信サーバ収容装置141まで運ばれる。
【0130】
コンテンツ配信サーバ収容装置141は、ユーザ側処理装置121からのコンテンツ要求パケットをコンテンツ配信サーバ101に転送する。コンテンツA要求に対し、コンテンツ配信サーバ101はコンテンツAを送出する。
コンテンツ配信サーバ収容装置141は、決定した品質クラス=High−Premiumに基づき、コンテンツAを載せたコンテンツパケットのパケットヘッダに対し、品質識別子=11を付与し、コンテンツパケットを仮想網172に転送する。これによりコンテンツパケットは、データ転送装置158、154、151の順に仮想網172を通過し、アクセス装置131まで転送され、高品質を保証しつつ、ユーザ側処理装置121まで届けられる。
【0131】
ここで、コンテンツ配信サーバ収容装置141がコンテンツパケットのパケットヘッダに対し品質識別子=11を付与する処理を、ユーザ側処理装置121からのコンテンツ要求パケットに付与されている品質識別子=11を参照し、これをコピーすることによって実現しても良い。また、コンテンツパケットのパケットヘッダに対して品質識別子=11を付与する処理を、前記2つの実現方法共に、コンテンツ配信サーバ収容装置141が行う代わりに、コンテンツ配信サーバ101が行っても良い。
【0132】
ユーザ側処理装置121がコンテンツAを取得する際に発生する取得料金の計算及び管理は以下の様に行われる。接続マネージャ183とユーザ管理サーバ112との間で行われたユーザ認証が成功し、かつユーザ側処理装置121のコンテンツA取得許可条件が満足されることが確認された後、ユーザ管理サーバ112の課金管理処理部512は、コンテンツ管理サーバ111からコンテンツAの取得料金情報を取得すると共に、自身で管理しているユーザ側処理装置121の要求品質クラスに相当する取得料金を加味して当該ユーザの課金情報を管理する。
【0133】
前記のように、本実施形態では、コンテンツの品質条件やユーザのニーズに対応した品質でコンテンツを提供することができる。またコンテンツ毎にセキュリティレベルを区別することが可能であり、コンテンツ提供側の要求する配布制限条件を考慮したコンテンツ配布が可能となる。セキュリティの区別は、従来技術ではコンテンツ配信サーバの処理により行われていたのに対し、本実施形態によるセキュリティの区別は、コンテンツ配信網の機能により実現されるので、コンテンツ配信サーバの処理量軽減に寄与することが可能で、その余った処理稼動を、例えばコンテンツ同時アクセス数の増加分に割り当てることができる。
【0134】
以上説明したように、本実施形態のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムによれば、コンテンツを配信する際のコンテンツ毎及びユーザ毎の品質クラスを示す品質識別子やコンテンツを配信する仮想的な経路を識別するための仮想網IDを付与してコンテンツの配信を行うので、コンテンツ配信サーバの処理量を軽減すると共に各コンテンツに対するセキュリティを維持し、コンテンツの品質条件やユーザのニーズに対応した品質でコンテンツを配信することが可能である。
【0135】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムにおけるコンテンツ要求からコンテンツの取得までのシーケンス例を示す図である。本発明の実施例のシステム構成は図4と同様の構成である。
本実施例1のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムでは、図1に示すように、コンテンツ駆動型コンテンツ配信システムが、3つのコンテンツA、B及びCを提供する場合を考える。各コンテンツは、コンテンツIDをそれぞれA、B、Cとし、コンテンツ配信サーバ101及び102の両方に蓄積されるものとする。また、各コンテンツには品質クラスが規定されており、コンテンツAはHigh(品質識別子=1)、コンテンツBはMiddle(品質識別子=2)、コンテンツCはLow(品質識別子=3)とする。
【0136】
本実施例1では、ユーザ121がコンテンツAを取得する場合を取り上げることにする。ユーザ121は、コンテンツ駆動型コンテンツ配信システムで取り扱うコンテンツを要求するための宛先IDとして、アクセス装置131が持つ代表IDのみを知っている。したがってユーザ121は、コンテンツA取得要求として、「宛先の代表ID、送信元のユーザID」を有するパケットをアクセス装置131に送出する。
コンテンツA取得要求パケットを受信すると、アクセス装置131は、該パケットの宛先及び送信元アドレスを、「宛先の接続マネージャID、送信元のアクセス装置ID」に書き換え、接続マネージャ183に向け、コンテンツ取得要求パケットを送出する。
【0137】
接続マネージャ183はコンテンツA取得要求を受信すると、当該コンテンツA取得要求に含まれているユーザID及びユーザ認証パスワードを取得し、ユーザ管理サーバにユーザ認証の確認を行う。
ユーザ認証が成功した場合、接続マネージャ183はユーザ121がコンテンツAの取得許可条件を満足しているかを、コンテンツ管理サーバ111に確認し、その結果、ユーザ121が取得許可条件を満足するとき、接続マネージャ183は、コンテンツ管理サーバ111で管理されているコンテンツAの仮想網ID=172と、装置ID=141あるいは装置ID=142のうち選択された装置ID、さらに品質クラスHighをアクセス装置131に通知する。また、これと同時に、「宛先のアクセス装置ID、送信元の接続マネージャID」を持つコンテンツA取得要求パケットをアクセス装置131に送出する。
また、コンテンツ管理サーバ111は、コンテンツ配信サーバ収容装置141に対して品質クラスHighを送出する。
【0138】
ここでは、装置ID=141及び装置ID=142のコンテンツ配信サーバ収容装置で扱われる情報トラヒック量を、品質マネージャ182が観測した結果、装置ID=141のコンテンツ配信サーバ収容装置のトラヒック量が少なかったとし、アクセス装置131には装置ID=141が通知されるものとする。
これによってアクセス装置131は、コンテンツA取得要求パケットの宛先及び送信元アドレスとして、「宛先の装置ID=141のコンテンツ配信サーバ収容装置、送信元のアクセス装置IDを、さらに、仮想網ID=172、品質識別子1をパケットヘッダに付与し、仮想網172に転送する。
【0139】
なお、本実施例1では、接続マネージャ183からアクセス装置131に通知される情報として、「コンテンツAの仮想網ID=172と、装置ID=141、品質クラスHigh」と、「宛先のアクセス装置ID、送信元の接続マネージャIDを持つコンテンツA取得要求パケット」の2つがあることを想定したが、アクセス装置131においてコンテンツA取得要求パケットの中身を保持しておくことにより、前者の「コンテンツAの仮想網ID=172と、装置ID=141、品質クラスHigh」のみが接続マネージャ183からアクセス装置131に通知されるとしてもよい、ということを追記しておく。
【0140】
以上の動作により、コンテンツA要求パケットは仮想網172上において、品質識別子1に基づき高品質(例えば、低パケット廃棄率を保証)で転送されると同時に、パケットヘッダに付与された仮想網ID=172と装置ID=141の2つのIDに基づき、コンテンツ配信サーバ収容装置141まで運ばれる。
【0141】
コンテンツ配信サーバ収容装置141は、ユーザ121からのコンテンツ要求パケットをコンテンツ配信サーバ101に転送する。コンテンツA取得要求に対し、コンテンツ配信サーバ101はコンテンツAを送出する。
【0142】
コンテンツ配信サーバから送出されたコンテンツAを受信すると、コンテンツ配信サーバ収容装置は、そのパケットの宛先及び送信元アドレスとして、「宛先アクセス装置ID、送信元141(コンテンツ配信サーバ収容装置141の装置ID)」を、さらに、仮想網ID=172、品質識別子1をパケットヘッダに付与し、仮想網172に転送する。これによりコンテンツパケットは仮想網172上において、品質識別子1に基づき高品質で、アクセス装置131まで転送される。
【0143】
最後にアクセス装置は、コンテンツを乗せたパケットを受信すると、そのパケットの宛先及び送信元アドレスを「宛先ユーザID、送信元代表ID」に変換し、ユーザに送出する。これにより、ユーザに要求コンテンツが届けられる。
なお、本シーケンスにおいて、ユーザ121がコンテンツAを取得する際に発生する取得料金の計算及び管理は、先願技術と同様であり、図25に示す通りである。
【0144】
(実施例2)
ユーザ認証が不成功の場合の接続シーケンスを図2に、あるいはユーザ情報が取得許可条件を満足したい場合の接続シーケンスを図3に、それぞれ示す。
先願発明(図27及び図28)との違いは、ユーザ121からのコンテンツ取得要求における「宛先の代表ID、送信元のユーザID」を、アクセス装置131にて、「宛先の接続マネージャID、送信元のアクセス装置ID」に書き換える点、また、接続マネージャ183から送出される接続不可通知の「宛先のアクセス装置ID、送信元の接続マネージャID」をアクセス装置にて、「宛先のユーザID、送信元の代表ID」に書き換える点、の2点である。その他の動作は、先願の発明と同様の手順である。
【0145】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コンテンツ駆動型コンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配信網内のパケットのやりとりをユーザに隠蔽でき、ユーザは、アクセス装置の代表IDのみを知っていれば、目的のコンテンツを取得することができる。これによりユーザ端末の処理が少なくてすむ。
また、コンテンツ駆動型コンテンツ配信システムの各装置のIDを、ユーザに通知する必要がないため、システムのセキュリティ確保にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムにおけるコンテンツ取得までのシーケンス例を示す図である。
【図2】本実施例1のユーザ認証の不成功の場合のシーケンス例を示す図である。
【図3】本実施例1のコンテンツ取得許可条件が不満足の場合のシーケンス例を示す図である。
【図4】本発明に係るコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムの概要を示す図である。
【図5】本発明に係るコンテンツ配信サーバ101及び102の概略構成を示す図である。
【図6】本発明に係る実施形態1のコンテンツ管理サーバ111の概略構成を示す図である。
【図7】本発明に係るユーザ管理サーバ112の概略構成を示す図である。
【図8】本発明に係るユーザ側処理装置121の概略構成を示す図である。
【図9】本発明に係るアクセス装置131の概略構成を示す図である。
【図10】本発明に係るコンテンツ配信サーバ収容装置141及び142の概略構成を示す図である。
【図11】本発明に係るデータ転送装置151〜160の概略構成を示す図である。
【図12】本発明に係るネットワーク構成マネージャ181の概略構成を示す図である。
【図13】本発明に係る品質マネージャ182の概略構成を示す図である。
【図14】本発明に係る接続マネージャ183の概略構成を示す図である。
【図15】本発明に係る各装置で管理する情報と装置間の情報送受関係の概要を示す図である。
【図16】本発明に係るコンテンツ配信サーバ収容装置へのコンテンツID及び仮想網IDの通知とデータ転送装置への仮想網IDの通知の第2の例を示す図である。
【図17】本発明に係るコンテンツ取得要求からコンテンツ取得までのシーケンス例を示す図である。
【図18】本発明に係るユーザ側処理装置121の処理手順を示すフローチャートである。
【図19】本発明に係る接続マネージャ183の処理手順を示すフローチャートである。
【図20】本発明に係るユーザ認証処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図21】本発明に係るコンテンツ管理サーバ111の処理手順を示すフローチャートである。
【図22】本発明に係るアクセス装置131の処理手順を示すフローチャートである。
【図23】本発明に係るデータ転送装置151〜160の処理手順を示すフローチャートである。
【図24】本発明に係るコンテンツ配信サーバ収容装置141及び142の処理手順を示すフローチャートである。
【図25】本発明に係るコンテンツ取得に関する課金処理の一例を示す図である。
【図26】本発明に係るコンテンツAをコンテンツ配信サーバから消去するときに実施される他装置の動作例を示す図である。
【図27】本発明に係るユーザ認証が不成功の場合のシーケンス例を示す図である。
【図28】本発明に係るコンテンツ取得許可条件が不満足の場合のシーケンス例を示す図である。
【図29】本発明に係るコンテンツ毎の品質クラスを考慮したコンテンツ要求からコンテンツ取得までのシーケンス例を示す図である。
【図30】本発明に係るコンテンツ毎かつユーザ毎の品質クラスを考慮したコンテンツ要求からコンテンツ取得までのシーケンス例を示す図である。
【図31】従来の技術に基づくコンテンツ配信システムの一例を示す図である。
【符号の説明】
101、102…コンテンツ配信サーバ 111…コンテンツ管理サーバ
112…ユーザ管理サーバ 121…ユーザ側処理装置
131…アクセス装置
141、142…コンテンツ配信サーバ収容装置
151〜160…データ転送装置 171…コンテンツ配信網
172〜174…仮想網 181…ネットワーク構成マネージャ182…品質マネージャ 183…接続マネージャ
301…CPU 302…メモリ
303…磁気ディスク装置 304…入力装置
305…出力装置 306…CD−ROM装置
307…通信装置 311…仮想網情報更新処理部
312…コンテンツ配信処理部 401…CPU
402…メモリ 403…磁気ディスク装置
404…入力装置 405…出力装置
406…CD−ROM装置 407…通信装置
411…判定処理部 412…判定結果通知処理部
413…取得料金情報送信処理部 501…CPU
502…メモリ 503…磁気ディスク装置
504…入力装置 505…出力装置
506…CD−ROM装置 507…通信装置
511…ユーザ認証処理部 512…課金管理処理部
601…CPU 602…メモリ
603…磁気ディスク装置 604…入力装置
605…出力装置 606…CD−ROM装置
607…通信装置 611…取得要求処理部
612…コンテンツ要求処理部 701…CPU
702…メモリ 703…磁気ディスク装置
704…入力装置 705…出力装置
706…CD−ROM装置 707…通信装置
711…コンテンツ要求転送処理部 712…コンテンツ転送処理部
801…CPU 802…メモリ
803…磁気ディスク装置 804…入力装置
805…出力装置 806…CD−ROM装置
807…通信装置 811…仮想網ID更新処理部
812…コンテンツ転送処理部 901…CPU
902…メモリ 903…磁気ディスク装置
904…入力装置 905…出力装置
906…CD−ROM装置 907…通信装置
911…仮想網転送処理部 1001…CPU
1002…メモリ 1003…磁気ディスク装置
1004…入力装置 1005…出力装置
1006…CD−ROM装置 1007…通信装置
1011…仮想網ID更新処理部 1012…仮想網情報更新処理部
1101…CPU 1102…メモリ
1103…磁気ディスク装置 1104…入力装置
1105…出力装置 1106…CD−ROM装置
1107…通信装置 1111…拠点選択処理部
1201…CPU 1202…メモリ
1203…磁気ディスク装置 1204…入力装置
1205…出力装置 1206…CD−ROM装置
1207…通信装置 1211…確認要求処理部
1212…受付結果通知処理部
201、202…コンテンツ配信サーバ
211…コンテンツ管理サーバ 212…ユーザ管理サーバ
221…ユーザ 231…アクセス装置
241、242…コンテンツ配信サーバ収容装置
251〜253…データ転送装置 271…コンテンツ配信網
281…ネットワーク構成マネージャ 282…品質マネージャ
283…接続マネージャ
Claims (5)
- 少なくとも1つ以上のコンテンツを蓄積するコンテンツ配信サーバを収容しており、ユーザ側処理装置から送出されるコンテンツ配信サーバ接続情報要求あるいはコンテンツ取得要求を前記コンテンツ配信サーバに転送し、前記コンテンツ配信サーバから送られるコンテンツを載せたパケットに対し、品質クラスの品質識別子を付与し前記ユーザ側処理装置に向けて送出するコンテンツ配信サーバ収容装置と、
ユーザ側処理装置から送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求に基づき仮想網ID及び品質クラスを特定すると共に、情報トラヒック量あるいは処理負荷量に基づきコンテンツ配信網に形成した仮想網を介し前記コンテンツ配信サーバ収容装置に接続するための装置IDを特定し、特定された前記仮想網ID、前記品質クラス、コンテンツ配信サーバ収容装置に接続するための前記装置IDを通知する接続マネージャと
を備えるコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムに用いられ、
前記接続マネージャより受信した仮想網IDに基づき、前記ユーザ側処理装置から送出されるユーザパケットに対し、前記品質クラスの品質識別子の付与及び前記仮想網への転送を行い、前記仮想網から送られてくるコンテンツを前記ユーザ側処理装置に転送するアクセス装置であって、
前記ユーザ側処理装置から送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求のパケットヘッダに対し、前記接続マネージャを宛先、アクセス装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、前記接続マネージャに当該パケット(変換したパケット)を送出する手段と、
前記接続マネージャから仮想網ID、品質クラス、コンテンツ配信サーバ収容装置に接続するための装置IDが通知されることによって、前記装置IDを有するコンテンツ配信サーバ収容装置を宛先、アクセス装置自身を送信元とする前記コンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求を送出する手段と
を有することを特徴とするアクセス装置。 - ユーザ側処理装置から送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求に基づき、仮想網ID及び品質クラスを特定し、情報トラヒック量あるいは処理負荷量に基づき、コンテンツ配信網に形成した仮想網を介してコンテンツ配信サーバ収容装置に接続するための装置IDを特定し、特定された前記仮想網ID、前記品質クラス、コンテンツ配信サーバ収容装置に接続するための前記装置IDを通知する接続マネージャと、
前記接続マネージャより受信した前記仮想網IDに基づき、前記ユーザ側処理装置から送出されるユーザパケットに対し、前記品質クラスの品質識別子の付与及び前記仮想網への転送を行い、前記仮想網から送られてくるコンテンツを前記ユーザ側処理装置に転送するアクセス装置と
を備えるコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムに用いられ、
ユーザ側処理装置から送出されるコンテンツ配信サーバ接続情報要求あるいはコンテンツ取得要求を前記コンテンツ配信サーバに転送し、前記コンテンツ配信サーバから送られるコンテンツを載せたパケットに対し、品質クラスの品質識別子を付与し前記ユーザ側処理装置に向けて送出するコンテンツ配信サーバ収容装置であって、
前記コンテンツ配信サーバから送られるコンテンツを載せたパケットに対し、前記アクセス装置を宛先、コンテンツ配信サーバ収容装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、前記変換されたパケットを隣接するデータ転送装置に送出する手段を有し、
前記アクセス装置がコンテンツを載せたパケットに対し、ユーザ側処理装置を宛先、アクセス装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、ユーザ側処理装置に当該パケットを送出することを特徴とするコンテンツ配信サーバ収容装置。 - 少なくとも1つ以上のコンテンツを蓄積し、コンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求に応答して、当該コンテンツを送出するコンテンツ配信サーバと、各コンテンツに付与されたコンテンツIDの管理、各コンテンツを収容するコンテンツ配信サーバ収容装置の装置IDの管理、コンテンツ毎の取得許可条件の管理、コンテンツIDと当該コンテンツを収容する装置IDとの対応管理、コンテンツIDと当該コンテンツを転送する仮想網の仮想網IDとの対応管理、及びコンテンツIDと当該コンテンツを転送する際の品質クラスとの管理の各管理を行うコンテンツ管理サーバと、ユーザから送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求を受信し、この受信情報に基づき、前記仮想網ID及び前記品質クラスを特定し、品質マネージャが監視しているコンテンツ配信サーバ収容装置、アクセス装置、データ転送装置、及びコンテンツ配信サーバで処理されている情報トラヒック量あるいは処理負荷量に基づき、装置IDを特定し、前記仮想網ID、前記品質クラス、及び前記装置IDをアクセス装置に通知する手段を有する接続マネージャと、前記接続マネージャより受信した前記仮想網IDに基づき、ユーザから送出されるユーザパケットに対し、前記品質クラスの品質識別子の付与及び前記仮想網への転送を行い、前記仮想網から送られてくるコンテンツをユーザに転送するアクセス装置と、前記コンテンツ配信サーバを収容し、データ転送装置から送られる前記コンテンツ配信サーバ接続情報要求あるいは前記コンテンツ取得要求をコンテンツ配信サーバに転送する手段と、コンテンツ配信サーバから送られるコンテンツを載せたパケットに対し、前記品質クラスの品質識別子の付与、データ転送装置への転送を行う手段を有するコンテンツ配信サーバ収容装置と、前記コンテンツ配信サーバ接続要求あるいは前記コンテンツ取得要求を、前記品質識別子に基づき、宛先のコンテンツ配信サーバ収容装置に転送する手段と、当該コンテンツを前記品質識別子に基づき、宛先のユーザを収容するアクセス装置に転送する手段を有する前記データ転送装置と、前記アクセス装置と前記データ転送装置、あるいは、前記コンテンツ配信サーバ収容装置と前記データ転送装置とを相互に接続することによって形成されるコンテンツ配信網と、前記コンテンツ配信サーバ収容装置、前記アクセス装置、前記データ転送装置あるいはコンテンツ配信サーバのうち少なくともコンテンツ配信サーバ収容装置で扱われている情報トラヒック量あるいは処理負荷量を監視する品質マネージャと、ユーザ情報、課金情報のうち少なくともユーザ情報を管理するユーザ管理サーバとから構成されるコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムであって、
前記アクセス装置は、ユーザから送出されるコンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求のパケットヘッダに対し、接続マネージャを宛先、アクセス装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、接続マネージャに当該パケットを送出する手段を有し、前記接続マネージャから当該仮想網ID、当該品質クラス及び当該装置IDが通知されることによって、当該装置IDを有するコンテンツ配信サーバ収容装置を宛先、アクセス装置自身を送信元とする前記コンテンツ配信サーバ接続要求あるいはコンテンツ取得要求を送出する手段を有することを特徴とするコンテンツ駆動型コンテンツ配信システム。 - 請求項3記載のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムにおいて、
前記コンテンツ配信サーバ収容装置は、コンテンツ配信サーバから送られるコンテンツを載せたパケットに対し、アクセス装置を宛先、コンテンツ配信サーバ収容装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、隣接するデータ転送装置に当該パケットを送出する手段を有し、前記アクセス装置は、当該パケットに対し、ユーザ端末を宛先、アクセス装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、ユーザに当該パケットを送出する手段を有することを特徴とするコンテンツ駆動型コンテンツ配信システム。 - 請求項3記載のコンテンツ駆動型コンテンツ配信システムにおいて、
ユーザ認証が不成功、あるいはユーザ情報が取得許可条件を満足しない場合、接続マネージャは接続否と判断し、接続不可の通知を、アクセス装置を宛先、接続マネージャ装置自身を送信元とするパケットヘッダに乗せ、アクセス装置に送出する手段を有し、前記アクセス装置は、受信した接続不可の通知に対し、ユーザ端末を宛先、アクセス装置自身を送信元とするパケットヘッダに変換し、ユーザに対して接続不可の通知を送出することを特徴とするコンテンツ駆動型コンテンツ配信システム。
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