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JP4082306B2 - 故障診断装置 - Google Patents
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JP4082306B2 - 故障診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばトラック、バスのような車両に搭載されたECU(電子制御装置)に連結して故障診断を行う故障診断装置に関する。
図8に示すように車両用電子制御系の故障診断装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。図8において、故障診断装置1は通信ライン2を介して車載用ECU3(電子制御装置)に接続される。この故障診断装置1とECU3との間は各種コマンドが通信ライン2を介して送受される。ECU3はダイアグノシス(Diagnosis)機能を有する。このダイアグノシス機能は自己診断機能のことを意味する。つまり、ECU13は各種センサ、アクチュエータ、スイッチからの入力信号を監視し、該入力信号に異常が起こった場合に異常の内容(ダイアグノシスコード)をメモリ4に記憶させている。スタータスイッチ(図示しない)がオンされてエンジンが始動されると、発生したダイアグノシスコードがリアルタイムにメモリ4の現在故障情報領域に現在ダイアグノシスコードとして記憶されていく。そして、スタータスイッチ(図示しない)をオフされると、メモリ4の現在故障情報領域に記憶されていたダイアグノシスコードがメモリ4の過去故障情報領域に移され過去ダイアグノシスコードとして設定された後、現在故障情報領域がゼロクリアされる。
故障診断装置1は表示部5、「S」キー6a、「C」キー6b、カーソルキー7、「YES」キー8a、「NO」キー8b、ファンションキー9を有する。
ところで、故障診断装置1は、車両が走行中に発生したダイアグノシスコードを表示部5に表示させることができる。
例えば、特定キーを操作することにより、セルフダイアグモードを設定すると、故障診断装置1はECU3に対してメモリ4の現在故障情報領域に記憶されている現在ダイアグノシスコードを読み出すコマンドを送信する。この結果、表示部5には、図9(A)に示すように現在ダイアグノシスコードが表示される。表示部5には、「11.コモンレールアツセンサ」他計5つのダイアグノシスコードが表示されているが、実際にそれ以上のダイアグノシスコードがメモリ4の現在故障情報領域に記憶されている場合には、カーソルキー7を操作して画面をスクロールしなければならなかった。ここで、「11」はダイアグノシスコードを示す。
特開2002−91545号公報
ところで、整備上過去ダイアグノシスコードを知る必要がある。この場合には、例えば「S」キー6aを操作することにより行われていた。この「S」キー6aの操作により故障診断装置1はECU13のメモリ4の過去故障情報領域に記憶されている過去ダイアグノシスコードを読み出すコマンドをECU3に送信する。この結果、表示部5に過去ダイアグノシスコードが表示される。
このように過去ダイアグノシスコードを表示部5に表示させるためには、前述したキー操作を行う必要があり、その操作が煩わしく整備勝手が悪いという問題があった。
さらに、故障車両を整備するには、現在ダイアグノシスコードは勿論過去ダイアグノシスコードも重要な情報である。しかし、表示部5に表示されたダイアグノシスコードをメモして他の整備士に情報を伝達した場合に、そのダイアグノシスコードが現在ダイアグノシスコードを示すのか過去ダイアグノシスコードを示すのか混乱する場合がある。このような混乱が発生すると故障原因の調査が困難になるという問題が発生する。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、ダイアグノシス機能を備えた電子制御機器に記憶されているダイアグノシスコードを用いた整備勝手を向上させしかも故障原因の調査を容易に行うことができる故障診断装置を提供することにある。
請求項1記載の発明に係る故障診断装置は、車両に搭載され、スタータスイッチがオンされた後の故障情報を現在の故障情報として記憶するとともに、この記憶した現在の故障情報を上記スタータスイッチのオフに伴い過去の故障情報として記憶する故障記憶手段を有する電子制御機器に連結可能である。そして、同時表示手段により上記故障記憶手段に記憶された故障情報が呼び出され、現在の故障情報及び過去の故障情報の両方が表示画面に同時に表示される。
請求項2記載の発明に係る故障診断装置の表示画面に現在の故障情報及び過去の故障情報が同時に表示されているとき、その表示画面に更に現在及び過去の故障情報のそれぞれの総数を表示する故障情報総数表示部を有する。
請求項3記載の発明に係る故障診断装置の表示画面に現在の故障情報及び過去の故障情報が同時に表示されているとき、故障記憶手段に記憶された現在の故障情報、及び過去の故障情報の少なくとも一方に対して所定の故障情報を消去するよう指令する故障情報消去手段を設けた。この故障情報消去手段により故障記憶手段に記憶されている現在の故障情報、及び過去の故障情報の少なくとも一方に対して所定の故障情報を消去することができる。
請求項4記載の発明に係る故障診断装置は、コンピュータ機器である。この故障診断装置は、コンピュータ機器と車両に搭載された電子制御機器との間のインタフェースを行うインタフェース機器を含む。
請求項5記載の発明に係る故障診断装置の表示画面に表示される複数の故障情報は、夫々独立したセル内に表示され、同セルは、表示画面が12.1インチのとき、略1cm〜2cmの幅で表示される。
請求項6記載の発明に係る故障診断装置の表示画面はタッチパネル式で構成され、印刷指令部の画面が触れられると、印刷手段により現在の表示画面が印刷される。この結果、表示画面に同時に現在の故障情報及び過去の故障情報の両方が表示されていれば、現在の故障情報及び過去の故障情報の両方を印刷することができる。また、現在の表示画面に表示されていない現在の故障情報及び過去の故障情報があれば、それも印刷手段により印刷される。
請求項1記載の発明によれば、現在の故障情報及び過去の故障情報の両方が表示画面に同時に表示されるので、過去に発生した故障と今回発生した故障とを比較し易い。このため、整備するときに画面の切り替え操作をすることなく一目瞭然に過去に発生した故障と今回発生した故障とを認識することができるので、整備勝手が向上する。
さらに、過去に発生した故障と今回発生した故障が同時に表示されるので、例えば過去に発生した故障が今回も発生していればそれを故障の原因と特定することができるので、故障原因の調査を容易に行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、表示画面に現在及び過去の故障情報のそれぞれの総数を表示するようにしたので、その表示画面に表示しきれない情報の有無が判る。従って、表示画面に表示されていない故障情報を見落とすことがない。
さらに、その総数によりどの程度の故障が発生したかが一目瞭然となり、ECU全体としての故障頻度を認識することができる。
請求項3記載の発明によれば、電子制御機器の故障記憶手段に記憶されている現在の故障情報、及び過去の故障情報の少なくとも一方に対して所定の故障情報を消去することかできる。従って、整備工場において、故障の原因が調査されて故障が修理された後には、現在の故障情報及び過去の故障情報を消去することにより、新たな自己診断を開始させることができる。
また、整備工場に車両が搬入されても、現在の故障情報として故障が発生しないような場合には、故障が発生し易い行為、例えば点検個所を振動させるといった行為を行うことにより、その点検個所に相当する故障情報が現在の故障情報として発生した場合には、その点検個所を故障であると判断することができる。このようして、故障原因の調査を容易に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、故障診断装置が車両に搭載される電子制御機器とのインタフェースを行うインタフェース機器を予め含んでいるため、特別なインタフェース機器を準備する必要が無いので、規格合わせの手間とコスト上昇を抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、表示画面で表示される複数の故障情報は、夫々独立したセル内に表示され、同セルは、表示画面が12.1インチのとき、略1cm〜2cmの幅で幅広に表示されるので、整備工場で軍手をしたまま故障診断装置が操作されても、誤操作の恐れを無くすことができる。
請求項6記載の発明によれば、現在の故障情報と過去の故障情報とを同時に印刷できるので、整備記録が容易且つ正確に作成することができる。また、印刷するときには印刷指令部の画面に触れるだけよいので、印刷指令が楽に行うことができる。また、現在の故障情報と過去の故障情報を印刷しておくことにより、整備の引継ぎの情報が正確に伝達されるため整備効率を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1は故障診断装置と車両に搭載されたエアサスペンションを制御するECUとの接続を説明するための図である。図において、11は本故障診断装置を構成するパーソナルコンピュータ(以下、PCと略称する)である。このPC11は本故障診断装置を構成するインタフェース機器としてのVCI(Vehicle Communication Interface)12を介して車両に搭載された電子制御機器としてのECU13に接続される。ECU13として、エンジン制御用のECUやエアサスペンション用ECU等がある。
PC11とVCI12、VCI12とECU13はそれぞれ多重通信ライン14,15を介して接続される。多重通信ライン15の一端はECU13のダイアグノシスコネクタ13dに連結される。
VCI12は、ECU13に使用される通信規格をPC11に使用される通信規格に変換する機能を有する。VCI12はマイクロプロセッサを内蔵しており、内部にメモリ12mを有する。
このように、故障診断装置が車両に搭載される電子制御機器とのインタフェースを行うインタフェース機器を予め含んでいるため、特別なインタフェース機器を準備する必要が無いので、規格合わせの手間とコスト上昇を抑制することができる。
ECU13はダイアグノシス(Diagnosis)機能を有する。このダイアグノシス機能は自己診断機能のことを意味する。つまり、ECU13は各種センサ、アクチュエータ、スイッチからの入力信号を監視し、該入力信号に異常が起こった場合に異常の内容(ダイアグノシスコード)や異常時のデータをサービスデータとしてメモリ13mに記憶させている。
メモリ13mの所定領域には更に図3(A)に示すように現在ダイアグノシスコードを記憶する現在故障情報領域13a及び図3(B)に示すように過去ダイアグノシスコードを記憶する過去故障情報領域13bを有する。現在故障情報領域13a及び過去故障情報領域13bには例えば8個のダイアグノシスコードを記憶することができる。スタータスイッチ(図示しない)がオンされてエンジンが始動されると、リアルタイムに発生したダイアグノシスコードが現在故障情報領域13aに現在ダイアグノシスコードとして記憶されていく。そして、スタータスイッチ(図示しない)をオフされると、現在故障情報領域に記憶されていたダイアグノシスコードがメモリ13mの過去故障情報領域13bに移されて過去ダイアグノシスコードとして記憶される。その後、現在故障情報領域13aがゼロクリアされる。
前述したように現在故障情報領域13aには8つの現在ダイアグノシスコードを記憶することができる。例えば、現在故障情報領域13aに既に3個の現在ダイアグノシスコードが記憶されている場合に、これら3個の現在ダイアグノシスコードと同じ現在ダイアグノシスコードが発生した場合には、現在故障情報領域13aの3個の現在ダイアグノシスコードはそのままとされる。
また、現在故障情報領域13aに既に8個の現在ダイアグノシスコードが記憶されている場合に、新たな現在ダイアグノシスコードが発生した場合には、既に記憶されている8個の現在ダイアグノシスコードから最も古い現在ダイアグノシスコードが削除されてから新たな現在ダイアグノシスコードが現在故障情報領域13aに記憶される。
図2を参照してPC11の構成について説明する。図2において、21は、CPU(中央処理装置)21である。このCPU21には、システムパス21aを介してROM(リード・オンリ・メモリ)22、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)23、キー入力部24、矩形の表示画面を有するタッチパネル式ディスプレイ25、HDD(ハード・ディスク装置)26、通信I/F27、プリンタI/F28が接続されている。
HDD26にはダイアグノシス機能を実行するための故障診断プログラムが記憶されている。
この故障診断プログラムは以下のようなプログラムを有する。
(1)図4に示すようなメインプログラム。
(2)ディスプレイ25に表示されているボタンをタッチすることにより対応する画面を表示させるプログラム及びそのボタンで指定された処理を実行するプログラム。
例えば、図6の「セルフダイアグ」ボタンが触れられると、現在故障情報領域13a及び過去故障情報領域13bにそれぞれ記憶されている現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードを読み出すコマンド、現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードの総数を読み出すコマンド等をECU13に出力し、現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードや各ダイアグノシスコードの総数を同時に表示画面31に表示させる同時表示手段、
「消しゴム」ボタン43が触れられると、現在故障情報領域13a及び過去故障情報領域13bに記憶された現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードの少なくとも一方に対して所定のダイアグノシスコードを消去するようECU13に対して指令する故障情報消去手段、
印刷ボタン41が触れられると、現在の表示画面31に対応したデータをプリンタI/F28を介してプリンタ(図示しない)に送信して現在の表示画面を印刷する印刷手段、
「コード別トラブルシューティング」ボタン42が触れられると、対話型故障診断を行う対話型故障診断手段に対応したプログラムが記憶されている。
なお、RAM23には各種作業領域が設けられている。
次に、動作について説明する。図1のように結線してPC11をオンして故障診断プログラムを起動させ、トラックのスタータスイッチ(図示しない)をオンすると図4のフローチャートに示す故障診断が開始される。
まず、メインメニューとして図5に示すような起動画面がディスプレイ25に表示される(ステップS1)。次に、「故障診断」ボタンを選択すると、エンジン、シャシ、ホディの3つのシステムを選択するシステム選択するシステム選択画面がディスプレイ25に表示される(ステップS2)。次に、この画面からシャシを選択し、エアサスペンションを選択すると図6に示すような機能選択画面が表示される(ステップS3)。
この機能選択画面には、「セルフダイアグ」、…、「キャリブレーション」、…のボタンが表示されている。
この画面から「セルフダイアグ」を選択すると、図7に示すように表示画面31がディスプレイ25に表示される。つまり、図6の「セルフダイアグ」ボタンが操作されると、
PC11の同時表示手段は、ECU13に対してメモリ13a及び13bに夫々記憶されている現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードを読み出すコマンドをVCI12を介して送信する。このコマンドを受信したECU13はメモリ13a及び13bに夫々記憶されている現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードを読み出してPC11に送信する。この際、PC11は送信されてきた現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードの総数を計数する。
図7の表示画面31には、3個の現在ダイアグノシスコード、1個の過去ダイアグノシスコードが表示されている例を示している。
表示画面31の左側には現在ダイアグノシスコードを5個表示可能な現在故障情報表示部32、その右側には過去ダイアグノシスコードを5個表示可能な過去故障情報表示部33が設けられている。
つまり、現在故障情報表示部32及び過去故障情報表示部33には故障情報が表示される夫々5個の独立したセル32a〜32e、セル33a〜33eが設けられる。各セル32a〜32e、セル33a〜33eの幅aは、表示画面31が12ンチの場合には、略1cm〜2cmである。
このように、セル32a〜32eを、表示画面が12.1インチ(画面対角線長さが約31cm)のとき、略1cm〜2cmの幅で幅広に表示されるので、整備工場で軍手をしたまま本故障診断装置のセルが操作されても、誤操作の恐れを無くすことができる。
なお、表示画面31が15インチの場合には、各セル32a〜32eの幅は1.24cm〜2.48cmとするのが好ましい。
また、表示画面31が17インチの場合には、各セル32a〜32eの幅は1.41 cm〜2.82cmとするのが好ましい。従って、セル幅は画面対角線長さの約1/30〜1/15程度にすることが好ましい。
現在故障情報表示部32の最上部に表示されているDTCはダイアグノシス・トラブル・コードの略であり、現在ダイアグノシスコードを意味する。
図7の表示画面31では、現在故障情報表示部32には、現在ダイアグノシスコードとして「11」、その故障部位の名称として「コモンレールアツセンサ」、現在ダイアグノシスコードとして「18」、その故障部位の名称として「INOMATシステム」、現在ダイアグノシスコードとして「25」、その故障部位の名称として「シャソクセンサ」が表示されている例を示している。さらに、過去故障情報表示部33には過去ダイアグノシスコードとして「32」、その故障部位の名称として「ブーストセンサ」が表示されている。
このように、図6の画面から「セルフダイアグ」ボタンが操作されると、表示画面31に同時に現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードが対比して夫々現在故障情報表示部32及び過去故障情報表示部33に表示されるので、過去に発生した故障と今回発生した故障とを比較し易い。このため、整備するときに画面の切り替え操作をすることなく一目瞭然に過去に発生した故障と今回発生した故障とを認識することができるので、整備勝手を向させることができる。
また、現在故障情報表示部32の下側には現在ダイアグノシスコードの総数を表示する故障総数表示部34aが設けられ、過去故障情報表示部33の下側には過去ダイアグノシスコードの総数を表示する故障総数表示部34bが表示される。故障総数表示部34a及び故障総数表示部34bに表示される現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードの総数は、PC11側においてECU13から送信されてきた現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードの数を計数することにより求められる。
このように、現在及び過去ダイアグノシスコードのそれぞれの総数を表示するようにしたので、現在故障情報表示部32及び過去故障情報表示部33に表示しきれない情報の有無を判断することができる。従って、表示画面に表示されていないダイアグノシスコードを見落とすことがない。
さらに、現在及び過去ダイアグノシスコードのそれぞれの総数を表示するようにしたので、どの程度の故障が発生したかが一目瞭然となり、ECU13の故障頻度を認識することができる。
例えば、現在故障情報表示部32に3個の現在ダイアグノシスコードが表示され、故障総数表示部34aに表示される総数も「3」であるので、現在故障情報表示部32には全ての現在ダイアグノシスコードが表示されていることが判断可能である。
仮に、現在故障情報表示部32に5個の現在ダイアグノシスコードが表示され、総数表示部34aに表示される総数が「8」であった場合には、残り3個の現在ダイアグノシスコードは表示されていない。このような場合には、現在故障情報表示部32の右側に設けられているカーソルボタン35,36を適宜操作することにより、画面をスクロールして残りの3個の現在ダイアグノシスコードを現在故障情報表示部32に表示させることができる。
過去故障情報表示部33の右側にも表示をスクロールするためのカーソルボタン37,38が表示される。
このように、さらに、その総数によりどの程度の故障が発生したかが一目瞭然となり、ECU全体としての故障頻度がわかる。
さらに、表示画面31の最下部のメニューバーには、表示画面31を印刷する印刷ボタン41、対話型故障診断を行う「コード別トラブルシューティング」ボタン42、現在故障情報表示部32及び過去故障情報表示部33に表示されている現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードのうちの少なくとも一方に対してデータを消去するための「消しゴム」ボタン43が表示される。
例えば、印刷ボタン41に触れると、現在の表示画面31の内容をプリンタI/F28に接続されるプリンタ(図示しない)に印字出力させることができる。
このように、現在ダイアグノシスコードと過去ダイアグノシスコードとを同時に印刷できるので、整備記録が容易且つ正確に作成することができる。また、印刷するときには印刷ボタン41に触れるだけよいので、印刷指令が楽に行うことができる。また、現在の故障情報と過去の故障情報を印刷しておくことにより、整備の引継ぎの情報が正確に伝達されるため整備効率を向上させることができる。
また、現在ダイアグノシスコードあるいは過去ダイアグノシスコードが表示されているセル32a〜32eの内の1つに触れることにより選択した後、「コード別トラブルシューティング」ボタン42に触れると、そのダイアグノシスコードに対応した対話型故障診断が開始される。つまり、選択したダイアグノシスコードが如何なる条件で発生したかが表示画面31に表示され、ECU13のメモリ13mに記憶されているサービスデータを表示させたり、点検手順を対話型で進める表示がなされる。
このようにして、オペレータは整備解説書を見なくても故障に対する対処を容易に行うことができる。
また、現在故障情報表示部32及び過去故障情報表示部33のうち少なくとも一方を選択した後「消しゴム」ボタン43に触れることにより選択されると、選択された現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードのうちの少なくとも一方のデータがメモリ13mから消去される。
このようにして、例えば整備工場において、故障の原因が調査されて故障が修理された場合には、現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードを消去することにより新たな自己診断を開始させることができる。
また、整備工場に車両が搬入されても、現在の故障情報として故障が発生しないような場合には、故障が発生し易い行為、例えば点検個所を揺するといった行為を行うことにより、その点検個所に相当する故障情報が現在の故障情報として発生した場合には、その点検個所を故障であると判断することができる。このように、故障原因の調査を容易に行うことができる。
なお、印刷ボタン41が触れられると、表示画面31に表示されていない現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードがあれば、それも印刷するようにしても良い。
なお、上記実施の形態では、PC11側においてECU13から送信されてきた現在ダイアグノシスコード及び過去ダイアグノシスコードの数を計数するようにしたが、ECU13において計数しておき、その総数をPC11に送信するようにしても良い。
なお、図3(A)及び(B)を参照して説明したメモリ13mの現在故障情報領域13aに記憶される現在ダイアグノシスコード及び過去故障情報領域13bに記憶される過去ダイアグノシスコードの更新の仕方は実施の形態に限定するものではなく、種々変形可能である。
なお、上記実施の形態では、各種手段に対応したプログラムはHDD26に記憶されていたが、これに限らず各種手段に対応したプログラムをCDROMやFDのような外部記憶手段に記憶させておき、PC11のHDD26にダウンロードするようにしても良い。
さらに、上記実施の形態ではタッチパネル式ディスプレイを用いたが、タッチパネル式ディスプレイを有しないPCでは、マウスにより各操作を指定するようにしても良い。
本発明の一実施の形態に係る故障診断装置とECUとの接続を説明するための図。 同実施の一実施の形態に係る故障診断装置を構成するパーソナルコンピュータのシステム構成を示す図。 同故障記憶手段の構成を示す図。 同故障診断装置の動作を説明するための概略フローチャート。 同故障診断装置の起動画面を示す図。 同故障診断装置の機能選択画面を示す図。 同故障診断装置のセルフダイアグ画面を示す図。 従来の故障診断装置を説明するための図。 従来の故障診断装置の表示画面を示す図。
符号の説明
11…パーソナルコンピュータ、12…VCI(Vehicle Communication Interface)
、13…ECU、13m…メモリ、13a…現在故障情報領域、13b…過去故障情報領域、25…タッチパネル式ディスプレイ、41…印刷ボタン、43…「消しゴム」ボタン、32…現在故障情報表示部、33…過去故障情報表示部。

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、スタータスイッチがオンされた後の故障情報を現在の故障情報として記憶するとともに、この記憶した現在の故障情報を上記スタータスイッチのオフに伴い過去の故障情報として記憶する故障記憶手段を備えた電子制御機器に連結可能な故障診断装置であって、
    故障診断状態を表示する表示画面と、
    上記故障記憶手段に記憶された故障情報を呼び出し、現在の故障情報及び過去の故障情報の両方を上記表示画面に同時に表示させる同時表示手段と、
    を備えたことを特徴とする故障診断装置。
  2. 上記表示画面に現在の故障情報及び過去の故障情報が同時に表示されているとき、上記表示画面は更に現在及び過去の故障情報のそれぞれの総数を表示する故障情報総数表示部を備えたことを特徴とする請求項1記載の故障診断装置。
  3. 上記表示画面に現在の故障情報及び過去の故障情報が同時に表示されているとき、上記故障記憶手段に記憶された現在の故障情報、及び過去の故障情報の少なくとも一方に対して所定の故障情報を消去するよう指令する故障情報消去手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の故障診断装置。
  4. 上記故障診断装置はコンピュータ端末機であり、上記故障診断装置は、上記電子制御機器及と上記コンピュータ端末機との間に介装されるインタフェース機器を含んでいることを特徴とする請求項1記載の故障診断装置。
  5. 上記表示画面はタッチパネル式で構成され、
    上記表示画面で表示される複数の故障情報は、夫々独立したセル内に表示され、同セルは、表示画面が12.1インチのとき、略1cm〜2cmの幅で表示されることを特徴とする請求項1記載の故障診断装置。
  6. 上記表示画面はタッチパネル式で構成され、
    上記表示画面には更に印刷指令部が表示され、
    この印刷指令部の画面が触られると現在の表示画面を印刷するとともに、その現在の表示画面に表示されていない現在の故障情報及び過去の故障情報を印刷する印刷手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の故障診断装置。
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