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JP4088962B2 - サッシ - Google Patents
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JP4088962B2 - サッシ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、方立と無目とを連結具で固定したサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の技術として、特許文献1には、方立の側面と無目の室内側面に略L字形状の連結具を固定して方立と無目とを固定し、カバー部材の側端面に隙間塞ぎ部材を係止して、隙間塞ぎ部材でカバー部材の側端面と方立の側面との間の隙間を塞いで、カバー部材と隙間塞ぎ部材とで連結具を隠すことが開示されている。この隙間塞ぎ部材にはカバー部材の側端部の外周面に重なる重合部を設けるとともに、隙間塞ぎ部材に設けた係止部にカバー部材の側端部を係止させている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−62391号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、隙間塞ぎ部材はカバー部材に係止しているだけなので、カバー部材が熱収縮した場合にカバー部材と隙間塞ぎ部材との係止が解けることがある。その場合に隙間塞ぎ部材はカバー部材の外周に露出しているので、いたずら等により隙間塞ぎ部材を掴んで取り外される可能性がある。
また、隙間塞ぎ部材はカバー部材に係止しているから、カバー部材の熱収縮に追随して隙間閉塞ぎ部材が方立から離れて、方立と隙間塞ぎ部材との間に隙間ができて連結具が外部から見える可能性がある。
本発明は、カバー部材と方立との間のシーリング作業が不要であるとともにカバー部材の熱収縮が生じたときに連結具が外部から見えるのを確実に防止でき、更に隙間塞ぎ部材がいたずら等による取り外されるのを防止できるサッシの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、方立と、無目と、方立の側面と無目の室内側面とに固定して方立と無目とを固定する略L字形状の連結具と、無目の室内側面に固定する断面略コ字形状のカバー部材と、方立の側面に固定してカバー部材の側端面と方立との間の隙間を埋める略コ字形状の隙間塞ぎ部材とを備え、隙間塞ぎ部材はカバー部材の内部にあり、連結具の少なくとも方立との固定部が隙間塞ぎ部材の内部にあることを特徴とする。
【0006】
この請求項1に記載の発明では、隙間塞ぎ部材がカバー部材の側端面と方立の側面との間の隙間を塞いでいるので、カバー部材の側端面と方立の側面との間の隙間を塞ぐシーリング作業が不要である。
隙間塞ぎ部材は方立に固定しているので、カバー部材の熱収縮があってもそれにともなって隙間塞ぎ部材が方立から離れることがなく、従来のように隙間塞ぎ部材が方立から離れることにより連結具が外部から見えるのを確実に防止できる。
隙間塞ぎ部材はカバー部材の内部にあるから、いたずら等により隙間塞ぎ部材を外部から掴んで取り外されることを防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1の(a)は本実施の形態にかかるサッシの横断面図であり、(b)は(a)の図において連結具を除いた状態を示す図であり、図2は図1のサッシをA―A位置で切断した縦断面図である。尚、図2において、一点鎖線で抜き出して示しているのは、サッシのカバー部材と隙間塞ぎ部材とを抜き出して示す図である。
本発明の実施の形態にかかるサッシ1はカーテンウォールであり、方立3と、無目5と、方立3と無目5とを連結する連結具7と、無目5に固定するカバー部材9と、カバー部材9と方立3との間の隙間Sを埋める隙間塞ぎ部材11とを備えている。尚、本実施の形態にかかるサッシ1では、図1(a)(b)のそれぞれにおける室外側から室内側を見て左側に開閉障子12が設けられており、右側に嵌め殺し障子14が設けられているが、右側の嵌め殺し障子14は方立の上下方向全体に亘って設けられており、左側の開閉障子12は方立の上部に設けてあり、図2に示すように開閉障子12の下部には嵌め殺し障子16が設けられている。
方立3には、その室外側面に開閉障子12の補助材18と嵌め殺し障子14の枠材13が固定されており、無目5には上部に設けた開閉障子12の補助部20と、下部に設けた嵌め殺し障子16の上枠22が一体に形成されている。
連結具7は、略L字形状を成しており、L字の一側を方立3の側面3aにボルト19で固定しており、L字の他側を無目5の室内側面5aにボルト21で固定している。
カバー部材9は縦断面が略コ字形状であり、その内部の上下にそれぞれ設けた係止片17(図2参照)を無目5に係止することにより、無目5の室内側面5aに固定されている。このカバー部材9は、無目5の長手方向(横方向)に亘ってその室内側面5aを隠すとともに、連結具7と無目5とを固定している連結具7の少なくとも無目側固定部7bを隠している。カバー部材9の側端面9aと方立3の側面3aとの間には隙間Sを形成することにより、方立3の側面3aに対してカバー部材9の側端面9aは、熱伸び及び熱収縮による相対変位が可能になっている。
隙間塞ぎ部材11はカバー部材9の側端面9aと方立3の側面3aとの間の隙間Sを塞いでいる。隙間塞ぎ部材11は断面が略コ字形状であり、その内部に設けている上下のネジ止めホール23(図2参照)に螺合するネジ25で方立の側面3aに固定されている。
隙間塞ぎ部材11の内部には、連結具7の少なくとも方立との固定部7aが位置している。
また、隙間塞ぎ部材11はカバー部材9の内部にあり、断面が略コ字形状のカバー部材9の側端面9aの内周側でカバー部材9と重合している。
【0008】
次に、本実施の形態にかかるサッシの施工及び作用について説明する。施工は、方立3の側面3aと無目5の室内側面5aに略L字形状の連結具7をボルト21、19で止めて方立3と無目5とを連結する。次に、連結具7において方立3の側面3aにボルト19で固定した箇所をコ字の内部に呑み込むように隙間塞ぎ部材11を方立3の側面3aに配置して、ネジ25で方立3の側面3aに固定する。その後、カバー部材9の側端面9aが隙間塞ぎ部材11を呑み込むようにカバー部材9を無目5に配置して、カバー部材9の係止片17を無目5の室内側面5aに係止することによりカバー部材9を無目5に固定する。
この施工においては、隙間塞ぎ部材11がカバー部材9の側端面9aと方立3の側面3aとの間の隙間Sを塞いでいるので、カバー部材9の側端面9aと方立3の側面3aとの間の隙間Sを塞ぐシーリング作業が不要である。
カバー部材9に熱収縮や熱伸びがあった場合には、その熱収縮や熱伸びによりカバー部材9の側端面9aと方立3の側面3aとの間の隙間Sの寸法が変動するが、カバー部材9の側端面9aの内部にはカバー部材9に重合するように隙間塞ぎ部材11を設けているので、カバー部材9の熱伸びはもとより熱収縮があった場合にも隙間塞ぎ部材11によりカバー部材9の側端面9aと方立3の側面3aとの間の隙間Sを塞ぐことができる。
本実施の形態では、隙間塞ぎ部材11は方立3の側面3aに固定されているので、カバー部材9の熱収縮により従来のように隙間塞ぎ部材11が方立3の側面から離れて連結具が外部から見えることがない。また、隙間塞ぎ部材11はカバー部材の内部にあるので外から隙間塞ぎ部材11を掴みにくく、隙間塞ぎ部材11をいたずら等により外されることを防止できる。
【0009】
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
隙間塞ぎ部材11には、連結具7の方立側固定部7aのみが内部にあることに限らず、連結具7全体が内部にあるものであってもよい。
カバー部材9の断面及び隙間塞ぎ部材11の略コ字形状には、共に円弧状に湾曲した形状も含む。
【0010】
【発明の効果】
この請求項1に記載の発明によれば、隙間塞ぎ部材がカバー部材の側端面と方立との間の隙間を塞いでいるので、カバー部材の側端面と方立との間の隙間を塞ぐシーリング作業が不要である。
隙間塞ぎ部材は方立に固定しているので、カバー部材の熱収縮があってもそれにともなって隙間塞ぎ部材が方立の側面から離れて連結具が外部から見えることがない。
隙間塞ぎ部材はカバー部材の内部にあるから、いたずら等により隙間塞ぎ部材を外部から掴んで取り外されるのを防止できる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施の形態にかかるサッシの横断面図であり、(b)は(a)の図において連結具を除いた状態を示す図である。
【図2】図1のサッシをA―A位置で切断した縦断面図である。
【符号の説明】
1 サッシ
3 方立
3a 側面
5 無目
5a 室内側面
7 連結具
9 カバー部材
9a 側端面
11 隙間塞ぎ部材
S 隙間

Claims (1)

  1. 方立と、無目と、方立の側面と無目の室内側面とに固定して方立と無目とを固定する略L字形状の連結具と、無目の室内側面に固定する断面略コ字形状のカバー部材と、方立の側面に固定してカバー部材の側端面と方立との間の隙間を埋める略コ字形状の隙間塞ぎ部材とを備え、隙間塞ぎ部材はカバー部材の内部にあり、連結具の少なくとも方立との固定部が隙間塞ぎ部材の内部にあることを特徴とするサッシ。
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