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JP4094858B2 - サムターンブロック - Google Patents
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JP4094858B2 - サムターンブロック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サムターンを不正解錠する犯罪の防止に使用されるサムターンブロックに係り、特に、サムターンブロックを主たる機能として備えたバリアフリー対応のサムターン回転補助具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近時、玄関の外側からある種の道具を用いて、テコの原理を利用してレバー同志を連結している芯とレバーの付け根を折り、それによりレバーの芯棒を室内側に落とし、ノブ穴を開通させ、しかる後、このドアのノブ穴からサムターン解錠具を挿入してサムターンに押接し、回動させることにより、サムターンを解錠して室内に侵入する犯罪が見受けられたものである。また、ドアスコープ穴やドアと壁との隙間、郵便ポスト開口部より針金のような特殊な工具を挿入してサムターンに押接し、回動させることにより、解錠させる工具が市販されており、これらの工具が今後犯罪に使われる可能性は否定できない。しかしながら、上記したような犯罪を防ぐ有効な手段が見当たらない、というのが現状である。また、一般に錠前のサムターン形状は様々な様式を呈し、高齢者や身体障害者にとっては、指だけで回すには使い辛く、回し難いものもあった。その改良として、たとえば実公平4−40362号に示されるような、外側カバーが回転自在に付設され押圧することによって凹凸部が噛み合ってサムターンと連動して可動可能な手段が開示されているが、施解錠のいずれにおいても回転カバーを押圧しなければならない構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたもので、サムターン解錠具や針金などをノブ穴などから挿入し、直接サムターンを攻撃されても、サムターンが回動せず、不正解錠できなくするとともに、住人が使用する際には、施錠方向へは外側面キャップを回すだけで、サムターンが係合して回転するため施錠でき、解錠する際には、外側面キャップを押しながら解錠方向へ回すことにより解錠することが可能となるサムターンブロックを提供することをその目的とするものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】
本発明に係るサムターンブロックは、サムターンに当接自在な可動板と、この可動板を固定する調節ねじのごとき調節手段を備えるとともに、サムターンブロックの外側面キャップは内側にサムターンブロック本体と接触した時に噛合する突起を備え、さらにほぼ半球形の先端部にサムターンブロック本体と接触した時に噛合する凹部を備え、また、サムタ ーンブロック本体には、外側部上方に外側面キャップの内側に備えた突起と噛合する突起を備えるとともに、外側面キャップがサムターンブロック本体に接合した際に噛合する凸部を備え、上記外側部上方に備えた突起は、一端が外側部に固定され、他端が上方へ反るような形状をして弾力性を持たせ、これにより外側面キャップをはめ込んだ場合、該突起は、外側面キャップと接して内側から押し上げることになり、一定の距離をもつ空間が保持され、この状態において、外側面キャップ一方向への回転がフリーとなり、またその反対方向への回転は、外側部上方に備えた突起と外側面キャップの内側に備えた突起により阻止されるようにしたものである。
【0005】
【作用】
以下、本発明に係るサムターンブロックの作用について説明する。サムターンに可動板を当接して、この可動板を調節ねじのごとき調節手段で固定する。サムターンブロックの外側面キャップは内側にサムターンブロック本体と接触した時に噛合する突起を備え、さらにほぼ半球形の先端部にサムターンブロック本体と接触した時に噛合する凹部を備え、また、サムターンブロック本体には、外側部上方に外側面キャップの内側に備えた突起と噛合する突起を備えるとともに、外側面キャップがサムターンブロック本体に接合した際に噛合する凸部を備え、上記外側部上方に備えた突起は、一端が外側部に固定され、他端が上方へ反るような形状をして弾力性を持たせているから、これにより外側面キャップをはめ込んだ場合、該突起は、外側面キャップと接して内側から押し上げることになり、一定の距離をもつ空間が保持され、この状態において、外側面キャップ一方向への回転がフリーとなり、またその反対方向への回転は、外側部上方に備えた突起と外側面キャップの内側に備えた突起により阻止されるようにしたものである。
【0006】
【実施例】
図1および図2は本発明に係るサムターンブロックの実施例を示す外側面キャップの背面図びこのA―A ' 断面図、図3および図4は本発明に係るサムターンブロックの正面図およびこのB―B ' 断面図、そして図5は、外側面キャップをサムターンブロック本体に回転自在に取り付けたサムターンブロックを示す断面図、図6は、外側面キャップに押圧をかけてカムが合致した状態を示す断面図ある。図において、 91 はサムターンブロックの外側面キャップで、内側にサムターンブロック本体 95 と接触した時に噛合する突起 93 を備え、さらにほぼ半球形の先端部 94 にサムターンブロック本体 95 と接触した時に噛合する凹部 92 を備える。また、サムターンブロック本体 95 には、外側部上方に外側面キャップの内側に備えた突起 93 と噛合する突起 97 を備えるとともに、外側面キャップ 91 がサムターンブロック本体に接合した際に噛合する凸部 96 を備える。また、サムターンブロック本体 95 の内側部には、四角形型サムターンに嵌め合う四角形の凹部 101 と、四角形型サムターンに当接する四角形の可動板 100 と、この可動板 100 を四角形型サムターンに固定するねじ 99 とねじ穴 98 とを備えている。外側部上方に備えた突起 97 は、一端が外側部に固定され、他端が上方へ反るような形状をして弾力性を持たせているから、外側面キャップをはめ込んだ場合、該突起 97 は、外側面キャップと接して内側から押し上げることになり、一定の距離をもつ空間が保持される。この状態において、外側面キャップは一方向への回転がフリーとなり、またその反対方向への回転は、外側部上方に備えた突起 97 と外側面キャップの内側に備えた突起 93 により阻止されることになる。従って、外側面キャップの内側に備えた突起 93 と外側部上方に備えた突起 97 の向きを考慮することにより、解錠方向には自在に回転するが、施錠方向へはお互いが係合することによって、サムターンブロック本体 95 も回転させることができる。この機構により、ドアのノブ穴から挿入されたサムターン解錠具の先端部が、サムターンブロック 102 に接触したとしても、サムターンブロック 102 の外側面キャップ 91 は、解錠方向には回転自在に可動するので、サムターンを回すことができず、サムターンは解錠されないことなる。たとえ、摩擦抵抗の高いゴム紐などを引っ掛けて回したとしても、サムターンブロック 102 の外側面キャップ 91 をサムターン側に押しながら回さない限り、解錠方向へはカムが噛合しないため回転しない。これを住人が使用する際 には、施錠方向へは外側面キャップ 91 を回すだけで、サムターンが係合して回転するため施錠でき、解錠する際には、外側面キャップ 91 を押しながら解錠方向へ回すことにより、解錠することが可能となる。
【0007】
尚、サムターンブロックのわん(椀/碗)面形成されてなる外側部については、サムターン解錠具の先端部がからまわりする限り、球形状、台錐状、その他の(椀/碗)面形状であってもよいし、また、サムターンブロックをサムターンに装着する手段についても、上記実施例に示された手段に限らないことは勿論である。さらに、上記実施例では、サムターンに当接自在な可動板と、この可動板を固定する調節ねじのごとき調節手段を備えたが、サムターンブロックをサムターンに強固に取り付けられる限り、どのような調節手段を採用してもよい。
【0008】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るサムターンブロックは、サムターン解錠具をノブ穴から挿入されても、サムターン解錠具の先端部は、サムターンブロックで保護されたサムターンには接触できず、解錠方向への回転がフリーな機構を設けることにより、ただサムターンブロックのわん面外側部でからまわりするだけであるから、サムターンは回動せず、したがって不正解錠による犯罪を確実に未然に防ぐことのできる顕著な効果が得られる。
また、これを住人が使用する際には、施錠方向へは外側面キャップを回すだけで、サムターンが係合して回転するため施錠でき、解錠する際には、外側面キャップを押しながら解錠方向へ回すことにより、解錠することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサムターンブロックのその他の実施例を示す外側面キャップの背面図である。
【図2】サムターンブロックの外側面キャップの断面図である。
【図3】サムターンブロック本体の正面図である。
【図4】サムターンブロック本体の断面図である。
【図5】サムターンブロック本体と外側面キャップを組合せたサムターンブロックの断面図である。
【図6】サムターンブロック本体と外側面キャップを組合せたサムターンブロックに押圧を掛けてカムを噛合させた状態の断面図である。
【符号の説明】
91 外側面キャップ
92 凹部
93 凸部
94 外側面キャップ先端部
95 サムターンブロック本体
96 凸部
97 外側面上方凸部
98 ねじ穴
99 ねじ
100 台錐形の可動板
101 台錐形の凹部
102 組合せたサムターンブロック本体

Claims (1)

  1. サムターンに当接自在な可動板と、この可動板を固定する調節ねじのごとき調節手段を備えるとともに、サムターンブロックの外側面キャップは内側にサムターンブロック本体と接触した時に噛合する突起を備え、さらにわん状の先端部にサムターンブロック本体と接触した時に噛合する凹部を備え、また、サムターンブロック本体には、外側部上方に外側面キャップの内側に備えた突起と噛合する突起を備えるとともに、外側面キャップがサムターンブロック本体に接合した際に噛合する凸部を備え、上記外側部上方に備えた突起は、一端が外側部に固定され、他端が上方へ反るような形状をして弾力性を持たせ、これにより外側面キャップをはめ込んだ場合、該突起は、外側面キャップと接して内側から押し上げることになり、一定の距離をもつ空間が保持され、この状態において、外側面キャップ一方向への回転がフリーとなり、またその反対方向への回転は、外側部上方に備えた突起と外側面キャップの内側に備えた突起により阻止されるようにしたことを特徴とするサムターンブロック。
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