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JP4122967B2 - フォークリフト選定支援装置、フォークリフト選定支援方法及びフォークリフト選定支援プログラム - Google Patents
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JP4122967B2 - フォークリフト選定支援装置、フォークリフト選定支援方法及びフォークリフト選定支援プログラム - Google Patents

フォークリフト選定支援装置、フォークリフト選定支援方法及びフォークリフト選定支援プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークリフトの選定支援装置、フォークリフト選定支援方法及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
倉庫等の室内の運搬作業には、排気ガスのないバッテリフォークリフトが使用される。倉庫内に多数の棚を配置し、その棚に外部から搬入される荷物を収納し、あるいは、収納してある荷物を出庫場所まで運搬する搬送システムを構築するためには、一日の運搬作業を行えるようなバッテリフォークリフトを選定する必要がある。
【0003】
バッテリフォークリフトの選定方法としては、例えば、実開平6−59917号公報に、揚高別のサイクル数とバッテリ容量別のサイクル数を縦軸にとり、それぞれの平均走行距離を横軸にとった早見表をバッテリフォークリフトの機種毎に作成することで、機種の選択を容易にすることが記載されている。
【0004】
ところで、1日の作業量が決まっているときに、バッテリフォークリフトの必要台数を決めるためには、荷物の入庫作業及び出庫作業のサイクルタイム(1回の入庫作業及び出庫作業に要する時間)を計算する必要がある。また、バッテリの容量が適切か否かを判断するためには、入庫作業及び出庫作業による消費電力を計算する必要がある。
【0005】
そのため、バッテリフォークリフトのカタログには、標準的な経路に対するサイクルタイムと消費電力が記載されている。
図10(A)は、従来のバッテリフォークリフトのカタログに記載されている運搬経路の一例を示す図である。
【0006】
バッテリフォークリフトを無負荷で図10(A)のA点からC点まで移動させ、リーチを押し出し、2m上昇、下降、前傾させた後、リーチを引き込み、C点からD点を経由してA点に戻る。この作業を1サイクルとして、連続して何時間稼働できるかをデータとして示している。
【0007】
【特許文献1】
実開平6−59917号公報(要約書、段落0007,0008)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ユーザの使用条件はそれぞれ異なっており、上記のような標準的な経路とその消費電力が記載されているだけでは、個々のユーザの使用条件に適合したサイクルタイム及び消費電力を計算することはできない。
【0009】
例えば、実際の荷物の搬送経路が、図10(B)に示すような経路の場合、つまり空荷でA点からB点まで後退し、スイッチバックして前進しC点まで移動し、C点でリーチ押し出し、荷すくい、リーチ引き込みを行い、後退してD点まで移動した後、E点で直角にターンしてA点まで前進する。
【0010】
上記のような走行パターンのサイクルタイム及びその作業を繰り返したときの消費電力を計算する手段がなかった。そのため、ユーザの望む入出庫作業を行うために何台のバッテリフォークリフトが必要かを決めることが困難であった。
本発明の課題は、フォークリフトの選定を的確に行えるようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のフォークリフトの選定支援装置は、フォークリフトを使用する作業場所における入庫位置、出庫位置、収納位置を示すレイアウト情報に基づいて、前記フォークリフトの移動経路を示す導線を作成する導線作成手段と、前記導線の水平方向の距離の合計値、前記導線の垂直方向の距離の合計値、および前記導線におけるターン数に基づいて、荷物を入庫位置から収納位置まで運搬するのに要する入庫サイクルタイムと、荷物を収納位置から出庫位置まで運搬するのに要する出庫サイクルタイムとを計算するサイクルタイム計算手段と、前記サイクルタイム計算手段により計算された入庫サイクルタイムと、出庫サイクルタイムと、1日の入庫回数と、1日の出庫回数とに基づいて必要なフォークリフトの台数を推定する推定手段とを備える。
【0012】
この発明によれば、任意の運搬経路に対して入庫サイクルタイムと出庫サイクルタイムを計算することができるので、決められた回数の入庫作業及び出庫作業を実行するために必要なフォークリフトの台数を推定することができる。
さらに、前記導線に基づいて入庫動作及び出庫動作による消費電力を計算する消費電力計算手段を有し、前記推定手段は、入庫サイクルタイムと、出庫サイクルタイムと、入庫動作及び出庫動作における消費電力と、1日の入庫回数と、1日の出庫回数とに基づいて必要なフォークリフトの台数を推定するようにしても良い。
【0013】
このように構成することにより、指定された回数の入庫作業及び出庫作業を実行するために必要なバッテリの容量を計算し、そのバッテリ容量から必要なフォークリフトの台数を推定することができる。これにより、バッテリの容量を考慮してフォークリフトの台数をより正確に推定することができる。
【0014】
また、前記サイクルタイム計算手段は、一部の荷物を棚から出庫位置まで運搬するピッキングまたは一部の荷物を補充する動作のサイクルタイムを計算するようにしても良い。
このように構成することで、入出庫のサイクルタイム及びピッキング(または補充)のサイクルタイムを計算し、それらの計算結果から必要なフォークリフトの台数を推定することができる。
【0015】
入庫サイクルタイム及び出庫サイクルタイムの計算は、例えば、入庫位置から収納位置までの運搬経路を示す導線の水平距離の合計値と、垂直距離の合計値を計算し、さらに、導線から直角にターンする回数を計算し、ターンに要する時間とターンの回数を乗算して直角のターンに要する時間の合計値を計算し、それらの時間を加算することにより算出する。
【0016】
導線作成手段は、例えば、図1の支援装置11のCADツールの作図機能に対応し、サイクルタイム計算手段は、CADツールのサイクルタイム計算ツールに対応し、消費電力計算手段は、CADツールの消費電力計算ツールに対応する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は、バッテリフォークリフトのサイクルタイム及び消費電力計算ツールを有するバッテリフォークリフト選定支援装置11の機能の説明図である。
【0018】
バッテリフォークリフト選定支援装置(以下、支援装置という)11は、例えば、携帯型のパーソナルコンピュータ等により構成され、CPU、メモリ、ハードディスク(記憶装置)を有している。支援装置11は、バッテリフォークリフトのサイクルタイムと消費電力の計算ツールを有するCADツール(プログラム)を記憶装置に格納している。
【0019】
CADツールは、会話型の入力画面を有しており、顧客の建物の大きさ、棚の配置、荷物の入出庫位置等の建物情報と、荷物の大きさ、重さ等の荷情報、ユーザに勧めるフォークリフトの種類を入力すると、全体のレイアウトと、バッテリフォークリフトの入庫位置から棚の収納位置までの荷物の運搬経路、あるいは棚の収納位置から出庫位置までの荷物の運搬経路を示す導線が作成される。そして、作成された導線に基づいて入出庫のサイクルタイム及び消費電力が計算される。さらに、計算された入出庫のサイクルタイムと、1日の入庫回数、1日の出庫回数、1日の作業時間等から1日の入出庫作業に必要なフォークリフトの台数が推定され、必要なフォークリフトの台数と、全体のレイアウト図が提案資料としてCADツールから出力される。
【0020】
図2は、実施の形態のCADツールの処理内容を示すフローチャートである。支援装置11のCPUは、入力された建物情報から荷物を収納する棚、入出庫位置等を示すレイアウト図を作成する(図2,S11)。
次に、上記のレイアウト図に基づいてバッテリフォークリフトの入庫位置から棚の所定の収納位置、あるいは棚の所定の収納位置から出庫位置までの荷物の運搬経路を示すフォークリフト導線を作成する(図2,S12)。
【0021】
導線を作成したなら、導線の水平部分の距離の合計値を計算する(図2,S13)。また、導線の垂直部分の距離の合計値を計算する(図2,S14)。さらに、導線が何回直角にターンしているかを計算する(図2,S15)。
図4に示すサイクルタイム及び消費電力計算用パラメータテーブル(以下パラメータテーブルという)21には、スイッチバックの所用時間Tsbとそのときの消費電力Wsb、直角旋回時の所用時間Ttvとそのときの消費電力Wtv、加速時の所用時間Tdaとそのときの消費電力Wda、定速走行時の所用時間Tdsとそのときの消費電力Wds、減速時の所用時間Tddとそのときの消費電力Wdd、積付旋回(接近時)の所用時間Ttwaとそのときの消費電力Wtwa、積付旋回(離脱時)の所用時間Ttwdとそのときの消費電力Wtwd等が固定値として設定さている。
【0022】
棚における荷扱い時間Twkr、荷捌場(入出庫位置)における荷扱い時間Twks時、ピッキングにおける荷扱い時間Tpckはユーザが設定するようになっている。なお、パラメータテーブル21は、フォークリフトの機種毎に、70%の負荷を積んで走行する場合と、無負荷の状態で走行する場合の2種類のテーブルが設けられている。
【0023】
支援装置11のCPUは、パラメータテーブル21の該当するパラーメータに基づいて、入庫位置から棚の所定の収納位置まで荷物を運搬するまでに要する時間である入庫動作サイクルタイムと、そのときの消費電力を計算する(図2,S16)。
【0024】
また、出庫動作の導線と、パラメータテーブル21の各種のパラメータに基づいて、棚の所定の位置から出庫位置まで荷物を運搬するのに要する時間である出庫動作サイクルタイムと、そのときの消費電力を計算する(図2,S17)。
次に、パラメータテーブル21のピッキング動作に関するパラメータに基づいてピッキング動作のサイクルタイム及び消費電力を計算する(図2,S18)。
【0025】
図3は、図2のステップS16〜S18のサイクルタイム及び消費電力を計算する処理の詳細なフローチャートである。
最初に、使用する予定のフォークリフトの機種をキーにして該当するパラメータテーブル21を探し、そのパラメータテーブル21に設定されている走行最高速度Rmax、走行加速時間Tds、走行時電流Ida、昇降最高速度Pmax、昇降加速時間Tlua、昇降時電流Ila等の固定値を取得する(図3,S21)。上記の固定値は、図4のパラメータテーブル21に格納されている。
【0026】
次のステップS22では、以下の▲1▼〜▲5▼の計算を行い、固定値として与えられていない数値を計算する。
具体的には、導線の距離計算から求められる走行距離Lから加速距離(Rmax×Tda/2)を減算した値を、走行最高速度Rmaxで除算して、所定の距離を走行するのに要する時間Tdsを計算する(S22,▲1▼の計算)。
【0027】
上記▲1▼の計算により得られる、距離Lを定速で走行するときの所用時間Tdsと、定速走行時の消費電流Idsを乗算し、消費電力Wdsを計算する(S22,▲2▼の計算)。
次に、荷役揚高Vから加速距離(Pmax×Tlua/2)を減算した値を最高上昇速度Pmaxで除算して、リフトを定速で上昇させた時の所用時間Tlusを計算する(S22,▲3▼の計算)。
【0028】
次に、上記の▲3▼の計算により得られるリフトを上昇させた時の所用時間Tlusと、上昇時の消費電流Ilusとを乗算して上昇時の消費電力Wlusを計算する(S22,▲4▼の計算)。
次に、荷役揚高Vを上昇最高速度Pmaxで除算して下降時の所用時間Tlddを計算する(S22,▲5▼の計算)。
【0029】
次に、パラメータテーブル21の数値と、動作ごとに定義された計算式を使って入庫動作サイクルタイムを計算する(図3,S23)。入庫動作サイクルタイムは、以下の式から計算する。
ΣT=NL[Twks]+FL[Tsb+Tda+Tds+Tdd+n×Ttv+Ttwa
+Tlua+Tlus+Topt1+Topt2+Twkr]+NL[Tldd+Ttwd+Tda
+Tds+Tdd+n×Ttv+Ttwa]
上記の式において、FL[ ]は有負荷時(定格の70%の負荷)の作業時間を示し、NL[ ]は無負荷時の作業時間を示す。
【0030】
次に、パラメータテーブル21の数値と、ステップS22で計算した値と、計算式を用いて入庫時の消費電力を計算する(図3,S24)。入庫動作の消費電力は、以下の式から計算する。
ΣW=NL[Wwks]+FL[Wsb+Wda+Wds+Wdd+n×Wtv+Wtwa
+Wlua+Wlus+Wopt1+Wopt2+Wwkr]+NL[Wldd+Wtwd+Wda
+Wds+Wdd+n×Wtv+Wtwa]
次に、ステップS24及びS25のA、Bと同様の手順で出庫動作サイクルタイム、出庫動作消費電力、ピッキングサイクルタイム及びピッキング消費電力を計算する(図3,S25)。
【0031】
ここで、上記のステップS23〜S25のサイクルタイム及び消費電力を計算する処理の具体例を、図5〜図8を参照して説明する。
図5は、フォークリフト33の入庫動作の導線を示す図である。建物内の荷捌場(入出庫位置)31と棚32の位置が指定されると、CADツールにより、入庫ポイントである荷捌場31と棚32の所定の収納位置を結ぶ導線34が作成される。CADツールは、導線34を作成した後、導線34の直線部分の距離、直角にターンする回数を計算し入庫動作サイクルタイム及び消費電力を計算する。
【0032】
入庫動作とは以下のような動作をいう。図5のx0の位置の荷捌場31で荷物を積み込み、図5のx1の位置までスイッチバックした後、直角に向きを変え、x3の位置で直角に曲がり、棚32の前のx4の位置まで移動する。そして、リフトを上昇させて棚32の荷物の載っているパレットを積み込んで、棚32に収納した後荷捌場31へ戻る。入庫動作時のサイクルタイムは、以下の式により計算できる。
【0033】
ΣT=NL[Twks]+FL[Tsb+Tda+Tds+Tdd+n×Ttv+Ttwa
+Tlua+Tlus+Topt1+Topt2+Twkr]+NL[Tldd+Ttwd+Tda
+Tds+Tdd+n×Ttv+Ttwa]
かぎかっこ[]の中のTwksは荷捌場31における荷扱い時間、Tsbはスイッチバック時間、Tdaは加速走行時間、Tdsは定速走行時間、Tddは減速走行時間、nは直角にターンする回数、Ttvは直角旋回時間、Ttwaは接近時の積付旋回時間、Twdは離脱時の積付旋回時間、Tluaは加速して上昇するときの上昇時間、Tlusは定速で上昇するときの上昇時間、Topt1はオプション操作1(リーチイン、リーチアウトなど)に要する時間、Topt2はオプション操作2(アタッチメント操作など)に要する時間、Twkrは棚における荷扱い時間、Tlddは定速で下降したときの下降時間,Ttwdは離脱時の積付旋回時間を示す。
【0034】
上記の式により入庫位置から棚32の任意の位置まで荷物を運搬する入庫動作サイクルタイムを計算することができる。
入庫動作の消費電力も、上記のサイクルタイムの計算方法と同じように、以下の式で計算できる。
【0035】
ΣW=NL[Wwks]+FL[Wsb+Wda+Wds+Wdd+n×Wtv+Wtwa
+Wlua+Wlus+Wopt1+Wopt2+Wwkr]+NL[Wldd+Wtwd+Wda+Wds
+Wdd+n×Wtv+Wtwa]
上記の式において、かっこ[]の中のWwksは荷捌場31における荷扱時の消費電力、Wsbはスイッチバッグ時の消費電力、Wdaは加速走行時の消費電力、Wdsは定速走行時の消費電力、Wddは減速走行時の消費電力、Wluaは加速上昇時の消費電力、Wlusは定速上昇時の消費電力、Wopt1はオプション操作1の消費電力、Wopt2はオプション操作2の消費電力、Wwkrは棚32における荷扱い時の消費電力、Wlddは定速下降時の消費電力、Wtwdは接近時の積付旋回の消費電力、Wtwdは離脱時の積付旋回の消費電力を示す。
【0036】
上記の式により入庫動作の消費電力を計算することができる。
次に、図6は、出庫動作時のフォークリフトの導線を示す図である。CADツールにより、図6に示す導線34が作成され、その導線34に基づいてサイクルタイム及び消費電力の計算が行われる。図6の導線34は、図5の入庫動作の導線34と同じである。
【0037】
出庫動作とは、荷捌場31を出発して棚32の所定の位置まで移動し、荷物を積んで荷捌場31まで運搬する動作をいう。
出庫動作サイクルタイムは、以下の式で計算できる。
ΣT=NL[Tsb+Tda+Tds+Tdd+n×Ttv+Ttwa+Tlua+Tlus
+Topt1+Topt2+Twkr]+FL[Tldd+Ttwd+Tda+Tds+Tdd
+n×Ttv+Ttwa+Twks]
上記の式により出庫動作サイクルタイムを計算することができる。
【0038】
出庫動作の消費電力ΣWは、以下のように表せる。
ΣW=NL[Wsb+Wda+Wds+Wdd+n×Wtv+Wtwa+Wlua+Wlus
+Wopt1+Wopt2+Wwkr]+FL[Wldd+Wtwd+Wda+Wds+Wdd
+n×Wtv+Wtwa+Wwks]
上記の式から出庫動作の消費電力を計算することができる。
【0039】
次に、図7は、フォークリフト33のピッキング(または補充)動作の導線を示す図である。
ピッキングとは、棚32のパレットに収納されている一部の荷物を荷捌場31まで運搬する作業である。また、補充とは、ピッキングと逆に荷捌場31から棚32のパレットに荷物を補充する作業である。
【0040】
ピッキングサイクルを次のように定義する。図7のx0の位置の荷捌場31で空のパレットをリフトに載せ、棚32の前のx2の位置でパレットを降ろし、x3の位置までスイッチバックする。x4の位置まで前進して棚32からパレットを引き出し、荷物の載っているパレットを下に降ろし、作業者がそのパレットに載っている荷物を空のパレットの上に載せる。荷物の載っていたパレットを元の棚32に戻し、下に置いてあるパレットをリフトに載せて荷捌場31まで運ぶ。
【0041】
ピッキング動作時のサイクルタイムは、以下の式で表せる。
ΣT=NL[Twks]+NL[Tsb+Tda+Tds+Tdd+n×Ttv+Twks
+Tsb+Ttwa+Tlua+Tlus+Topt1+Topt2+Twkr]+FL[Tldd
+Ttwd]+Tpck+FL[Tlua+Tlus+Ttwa+Topt1+Topt2+Twkr]
+NL[Tldd+Ttwd+Tsb+Twks]+FL[Tsb+Tda+Tds+Tdd
+n×Ttv+Ttwa+Twks]
上記の式によりピッキング動作サイクルタイムを計算する。
【0042】
ピッキング動作の消費電力ΣWは、例えば、以下の式で表せる。
ΣW=NL[Wwks]+NL[Wsb+Wda+Wds+Wdd+n×Wtv+Twks
+Wsb+Wtwa+Wlua+Wlus+Wopt1+Wopt2+Wwkr]+FL[Wldd+Wtwd]+FL[Wlua+Wlus+Wtwa+Wopt1+Wopt2+Wwkr]
+NL[Wldd+Wtwd+Wsb+Wwks]+FL[Wsb+Wda+Wds+Wdd+n×Wtv+Wtwa+Wwks]
上記の式からピッキング動作の消費電力を計算する。
【0043】
以上の上記のようにして求めた入庫サイクルタイムと1日の入庫回数を乗算した結果と、出庫サイクルタイムと1日の出庫回数を乗算した結果と、ピッキングサイクルタイムと1日のピッキング回数を乗算した結果を合計して1日のフォークリフト実稼働時間を計算する。
【0044】
また、1日のフォークリフトの実稼働時間を1日の作業時間(例えば、8時間)で除算してフォークリフトの必要台数を計算する。
さらに、入庫サイクルの消費電力と1日の入庫回数を乗算した結果と、出庫サイクルの消費電力と1日の出庫回数を乗算した結果と、ピッキングサイクルの消費電力と1日のピッキング回数を乗算した結果を合計して1日のフォークリフト実消費電力を計算する。
【0045】
さらに、1日のフォークリフトの実消費電力を1日の作業時間で除算してバッテリの平均消費電流を計算する。バッテリ平均消費電流が分かれば、バッテリ容量及びバッテリの放電特性はから、与えられた作業条件の基での1台のフォークリフトの連続稼働時間を計算することができる。この連続稼働時間から何台のフォークリフトで1日の作業が可能か、あるいは1日の作業の中でバッテリの交換が必要か否かを推定できる。
【0046】
次に、図8は、ピッカーのピッキング動作の導線42を示す図である。
ピッカーのピッキングのサイクルタイムを次のように定義する。図8の荷捌場31で空のパレットを持ち上げ、方向転換せずに移動して棚32の前のX1の位置でピッカを上昇させて棚32から荷物をパレットに移動させ、荷物をパレットに積んだ状態で荷捌場31まで運搬するまでの時間とする。
【0047】
ピッカーのピッキングのサイクルタイムは以下の式で表せる。
ΣT=NL[Tda+Tds+Tdd+n×Ttv+Tlua+Tlus+Topt1+Topt2]
+Tpck+FL[Tldd+Tda+Tds+Tdd+n×Ttv+Ttwa+Twks]
上記の式からピッカーのピッキングのサイクルタイムを計算することができる。
【0048】
消費電力も同様の計算式と、パラメータテーブル21から計算することができる。
次に、図9は、バッテリトーイング車などの荷物の運搬を主とする車両を対象するパラメータテーブル51を示す図である。
【0049】
図9のパラメータテーブル51と、図4のパラメータテーブル21との相違点は、トーイング車においてはリフトの上昇、下降、積付旋回等の動作がないのでそれらの動作に要する時間及び消費電力値が設定されていないことである。
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、以下のように構成することもできる。
(a)本発明は、実施の形態に述べた入出庫場所が同じ場合に限らず、入庫場所、出庫場所が異なる搬送システムにも適用できる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、入庫作業、出庫作業等に必要なフォークリフトの台数をより正確に推定することができる。また、それらの作業の消費電力を計算して必要なバッテリの容量から必要なフォークリフトの台数を正確に推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォークリフトの台数及び消費電力を計算するツールの説明図である。
【図2】導線の作成、サイクルタイム及び消費電力を計算するフローチャートを示す図である。
【図3】サイクルタイムと消費電力を計算するフローチャートを示す図である。
【図4】パラメータテーブルを示す図である。
【図5】入庫動作の導線を示す図である。
【図6】出庫動作の導線を示す図である。
【図7】ピッキング動作の導線を示す図である。
【図8】ピッカーのピッキング動作の導線を示す図である。
【図9】トーイング車用のパラメータテーブルを示す図である。
【図10】入出庫作業の説明図である。
【符号の説明】
11 バッテリフォークリフト選定支援装置
21 パラメータテーブル
31 荷捌場
32 棚
33 バッテリフォークリフト

Claims (3)

  1. フォークリフトを使用する作業場所における入庫位置、出庫位置、収納位置を示すレイアウト情報に基づいて、前記フォークリフトの移動経路を示す導線を作成する導線作成手段と、
    前記導線の水平方向の距離の合計値、前記導線の垂直方向の距離の合計値、および前記導線におけるターン数に基づいて、荷物を入庫位置から収納位置まで運搬するのに要する入庫サイクルタイムと、荷物を収納位置から出庫位置まで運搬するのに要する出庫サイクルタイムとを計算するサイクルタイム計算手段と、
    前記導線に基づいて、入庫動作および出庫動作における消費電力を計算する消費電力計算手段と、
    前記サイクルタイム計算手段により計算された入庫サイクルタイムおよび出庫サイクルタイムと、前記消費電力計算手段により計算された入庫動作および出庫動作における消費電力と、1日の入庫回数と、1日の出庫回数に基づいて必要なフォークリフトの台数を推定する推定手段とを備えるフォークリフト選定支援装置。
  2. フォークリフトを使用する作業場所における入庫位置、出庫位置、収納位置を示すレイアウト情報に基づいて、前記フォークリフトの移動経路を示す導線を作成し、
    前記導線の水平方向の距離の合計値、前記導線の垂直方向の距離の合計値、および前記導線におけるターン数に基づいて、荷物を入庫位置から収納位置まで運搬するのに要する入庫サイクルタイムと、荷物を収納位置から出庫位置まで運搬するのに要する出庫サイクルタイムとを計算し、
    前記導線に基づいて、入庫動作および出庫動作における消費電力を計算し、
    計算した入庫サイクルタイムおよび出庫サイクルタイムと、計算した入庫動作および出庫動作における消費電力と、1日の入庫回数と、1日の出庫回数とに基づいて必要なフォークリフトの台数を推定するフォークリフト選定支援方法。
  3. コンピュータを、
    フォークリフトを使用する作業場所における入庫位置、出庫位置、収納位置を示すレイアウト情報に基づいて、前記フォークリフトの移動経路を示す導線を作成する導線作成手段、
    前記導線の水平方向の距離の合計値、前記導線の垂直方向の距離の合計値、および前記導線におけるターン数に基づいて、荷物を入庫位置から収納位置まで運搬するのに要する入庫サイクルタイムと、荷物を収納位置から出庫位置まで運搬するのに要する出庫サイクルタイムとを計算するサイクルタイム計算手段、
    前記導線に基づいて、入庫動作および出庫動作における消費電力を計算する消費電力計算手段、
    前記サイクルタイム計算手段により計算された入庫サイクルタイムおよび出庫サイクルタイムと、前記消費電力計算手段により計算された入庫動作および出庫動作における消費電力と、1日の入庫回数と、1日の出庫回数に基づいて必要なフォークリフトの台数を推定する推定手段、
    として機能させるためのフォークリフト選定支援プログラム。
JP2002370877A 2002-12-20 2002-12-20 フォークリフト選定支援装置、フォークリフト選定支援方法及びフォークリフト選定支援プログラム Expired - Fee Related JP4122967B2 (ja)

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