JP4159805B2 - 閉鎖方法用の突き押し機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、血管の穿刺箇所の閉鎖装置、より具体的には、血管の穿刺箇所を閉鎖するのに必要な3つの作用操作を1回の手動操作にて連続的に行うことのできるようにする突き押し機構が設けられた装填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
色々な外科的方法及び侵襲性の検査において、血管(動脈又は静脈)にアクセスすることが必要である。かかる方法は、通常、動脈内に導入子を挿入することができるように、動脈(又は静脈)を経皮的に穿刺することを含む。この導入子は、基本的に、中空の管から成っており、カテーテル及びトレーサのような、異なる医療器具をこの中空の管を通じて動脈内に挿入することができる。一度び操作が完了し且つ医療器具を除去したならば、導入子を除去するが、その結果、動脈に開口部が残り、何らかの措置を採らなければ、血液がこの開口部から噴出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この出血を止める最も簡単な方法は、教育を受けた外科医又はその他の適宜に教育を受けた人間がその穿刺箇所に直接、指の力を加えることである。1つの代替法として、圧力調節手段が設けられた大きいクランプにより直接的な圧力を機械的に加えることができる。この直接的な加圧方法は、幾つかの短所を伴い、その最も重要なことは、相当な時間に亙って圧力を加えなければならないことである。大腿部動脈への穿刺箇所の場合、止血効果が生じるまで45分間もの長い間、圧力を加えなければならず、その結果、動脈を通る血液の流れが著しく減少する。血栓症は、術後の直後の期間に生じる可能性のある重大な合併症の1つであるため、動脈系又は静脈系を通る血液の流れが少しでも減少することは極めて望ましくない。
【0004】
出血を止めるより巧妙な方法は、血管の穿刺箇所を直接、機械的に閉鎖することによる。閉鎖装置は、この場合、血管壁の内面に配置すべき第一の要素と、血管壁の外面に配置すべき第二の要素と、第一及び第二の要素を共に保持し、これにより、中間の血管壁の穿刺箇所を閉鎖するクランプ止め部材とから成るものとすることができる。通常、クランプ止め部材は、第二の要素に対する案内部材としても機能し且つ外皮膚の外側まで伸びている。かかる閉鎖装置の例は、米国特許第5,350,399号及び米国特許第5,620,461号に開示されている。
【0005】
このため、かかる装置の場合、血管壁の両側部に閉鎖装置が配置される方法は、特に、次の基本的ステップを備えている。すなわち、第一の要素を押し部材により血管内に挿入する。次に、第一の要素が血管壁の内面に着座する迄、押し部材及び第一の要素を引込める。次に、押し部材を引き戻し、案内及びクランプ止め部材により案内される第二の要素は、第二の要素が血管壁の外面に着座する迄、前方に押す。次に、第一及び第二の要素は、案内及びクランプ止め部材により共に保持され、中間血管壁が閉鎖される。次に、外皮面の外側にある案内及びクランプ止め部材の部分を解放して、案内及びクランプ止め部材を外皮面の高さにて切断することができる。
【0006】
閉鎖装置を付与するのに必要とされるこれらの操作ステップ及びその他の操作ステップを手動にて実施するためには、明らかに、相当な量の手の器用さを必要とする。例えば、第一の要素を血管の内面と係合状態に保持し且つこの血管の内面に沿って第二の要素が摺動して血管の外面と係合するようにする、米国特許第5,620,461号に開示されたように、案内及びクランプ止め部材が糸であると仮定するならばと、この糸は、第一及び第二の要素が共に突き押される迄、きつく保持しなければならないことが明らかである。更に、第二の要素を所要位置に押すのに必要な力は、入念に調節し、この力が第二の要素を押して血管壁の外側と接触させるのに十分に大きいようにしなければならない。しかし、この力が第二の要素を血管壁に対して過度に強く押し、これにより、血管壁に貫入し且つ血管壁の穿刺穴を拡張させることがないようにする措置を採らなければならない。上述した操作ステップの幾つかを容易にするため、幾つかの型式の挿入器具が開発されている。例えば、米国特許第5,350,399号、米国特許第5,021,059号、米国特許第5,441,517号及び米国特許第5,282,827号を参照するとよい。これらの異なる挿入器具の特定の設計及び機能は、勿論、相応する閉鎖装置の設計及び機能に依存する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した3つの操作ステップに関するものである。すなわち、押し部材を引込めることと、第二の要素を血管壁の外面と係合するように前進させることと、案内及びクランプ止め部材を解放することとである。これら3つの操作ステップは、全体的な閉鎖手順に含められる操作ステップと相違して、3つの本発明のステップと称される。このように、本発明の3つのステップは、通常、全体的な閉鎖手順に含まれる、一連の副次的ステップを構成する。本発明の適用例の全体に亙って、押し部材は、プッシャーと称し、第一及び第二の要素は、それぞれ内側閉鎖具及び外側閉鎖具と称する。案内及びクランプ止め部材は、この場合、外側閉鎖具の中央の穴を貫通して進み、また、内側閉鎖具に取り付けられる糸から成っている。本発明の最初の2つの操作ステップの間、内側閉鎖具を血管壁の内面に対して強固に着座した状態に保持するのに十分糸を締め付ける。外側閉鎖具を前方に押したとき、該外側閉鎖具は、糸に沿って摺動し且つ案内されて血管壁の外面と係合する。一度び外側閉鎖具が正確に配置されたならば、外側閉鎖具の中心を貫通する穴の直径が糸の直径よりも僅かに小さいことに起因する摩擦力は、外側閉鎖具が再度、後方に動くのを防止する。本発明の第2の操作ステップは、本明細書にて、突き押しステップと称する。好ましくは、本発明の第3の操作ステップは、その前の2つのステップの直後に行われる。これらの要素の設計及び機能並びに異なる操作ステップ及びこれと関係した必要条件については、以下により詳細に説明する。
【0008】
勿論、本発明のすべてのステップは、閉鎖装置の位置決めを最適にし且つ組織を誤って傷付ける危険性を最小にし得るように可能な限り滑らかに且つ正確に行う必要がある。その結果、これらのステップを安定で且つ均一な方法にて行うことができるようにする装置が必要とされている。この装置は、好ましくは、1回の手動操作にて取り扱うことが容易であり、また、この装置を使用する毎に、血管壁を満足し得るように完全に閉鎖することが可能なものでなければならない。好ましくは、この装置には、血管壁のそれぞれの側部に閉鎖具が正確に配置される前に、外側及び内側閉鎖具を誤って突き押すことを防止する安全機構が設けられるものとする。
【0009】
上述した目的は、本発明による突き押し機構が設けられた装填装置によって実現される。1つの好ましい実施の形態において、突き押し機構は、プッシャーと、糸と、突き押し管と、突き押し釦と、湾曲カムとを備えている。上述したように、プッシャーは、内側閉鎖具を動脈(又は静脈)内に挿入するために使用し、次に、内側閉鎖具が動脈壁の内面に接触する迄、プッシャー及び内側閉鎖具を引込める。従って、これは、本発明の最初のステップに対する最初の位置である。この位置において、糸を締め付け且つ内側閉鎖具を動脈の内壁に強固に着座した状態に保持する。突き押し釦は、プランジャの一端であり、この一端は、最初の位置にあるとき、円筒状ハウジングの基端から部分的に引込んでいる。円筒状ハウジングの第二の端部は、導入子の円錐形部分に接続される一方、該円錐形部分は、支管に接続されている。この支管は、異なる医療器具を動脈内に挿入したときに使用された最初の導入子に置換したものである。プランジャ、プッシャー及び突き押し管は、円筒状ハウジング内にて軸方向に摺動可能であるが、湾曲カムの面に形成された溝内を摺動するピンによって湾曲カムに接続されている。該湾曲カムは、円筒状であり且つ円筒状ハウジング内にて回転可能である。
【0010】
当初の位置にあるとき、突き押し管及びプッシャーは、湾曲カムによって係止されている。突き押し釦を押すと、すなわち、プランジャを円筒状ハウジング内に押し込むと、湾曲カムは約90°回転してプッシャーを強制的に後方に動かし、突き押し管を非係止状態にする。突き押し釦を更に押すと、プランジャは、湾曲カムから離れ、突き押し管を直接、押す一方、該突き押し管は、外側閉鎖具に押し付けられる。端部位置において、外側及び内側閉鎖具を共に突き押すと、円筒状ハウジングの基端に固着された糸が解放される。このように、湾曲カム機構は、突き押し釦の長手方向動作を連続的に行われる3つの動作に変換する、すなわち、プッシャーは、閉鎖具から突き押し管内に引込まれて戻る動作と、突き押し管が外側閉鎖具を押して動脈壁の外面と係合するようにし且つ外側及び内側閉鎖具を共に突き押しする動作と、糸を解放する動作とである。
【0011】
添付図面を参照しつつ、装填装置及び突き押し機構について単に一例として更に詳細に説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の3つのステップは、全体として、第一の要素を血管の内面に配置することと、第二の要素を血管の外面に配置することと、クランプ止め部材が第一及び第二の要素を共に保持することとを含む多岐に亙る閉鎖方法に含まれる点にて汎用的なものである。しかし、説明の目的のため、また、この説明の理解を容易にするため、血管の穿刺箇所を密封する特別なシステムに関して本発明の3つの操作ステップについて説明する。操作に関係する異なる要素の設計及び機能の説明と共に、この方法について簡単に説明する。
【0013】
図1には、内側閉鎖具1が図示されている。この一例としての閉鎖システムにおいて、内側閉鎖具1は、ゴム状の弾性を有し且つ6ヶ月以内で再吸収可能な生物分解性ポリマーにて成形されている。内側閉鎖具1は、直径2mmの導入子内に折り畳むことができる。内側閉鎖具1が拡張したとき、該内側閉鎖具1はその当初の形状を取り戻す。内側閉鎖具1は、内側閉鎖具1が血管の内面に着座したとき、血管から引き出されるのを防止する、断面厚さが増大した中央ビームを備えている。中央ビームの周りの薄く且つ可撓性のスカート部は、内側閉鎖具1に対し血管壁に適合し且つ該血管壁を閉鎖し得るようにする柔軟性を持たせる。クランプ止め部材、この場合、糸又は縫合糸は、中央ビームを通って長手方向に引き出されて、中央ビームの強度の低下を最小にする。
【0014】
図2には、外側閉鎖具2が図示されている。この場合、外側閉鎖具2は、内側閉鎖具1と同一の材料で成形されている。しかし、その他の閉鎖システムにおいて、内側及び外側閉鎖具は、異なる材料で形成することができる。外側閉鎖具2は、中央部分の穴を貫通して伸びる糸(縫合糸)の周りにて必要なクランプ止め力を提供する、より厚い中央部分を備えている。中央部分の周りの薄く且つ可撓性のスカート部は、動脈の外壁に適合し且つ突き押し過程中、周囲の組織を通るための可撓性を提供する。
【0015】
図3には、内側及び外側閉鎖具(1、2)を共に突き押すクランプ止め部材3が概略図的に図示されている。この場合、クランプ止め部材3は、USサージカル(US Surgical)から入手可能な、再吸収可能な多数フィラメント糸、縫合糸ポリソーブ(Polysorb)(登録商標名)から成っている。成形したコアピンを編組糸3の中央に挿入する。このコアピンは、糸3が外側閉鎖具2を貫通する部分にて糸3の直径を拡大させる。このため、外側閉鎖具2は、外側閉鎖具2が血管外壁と係合して、突き押しが為される迄、摩擦を増大させることなく糸3の上を摺動することができる。
【0016】
図4には、正確な長さの糸ループ内に共に取り付けられた内側閉鎖具1、外側閉鎖具2及び糸3が図示されている。糸3は、内側及び外側閉鎖具(1、2)のそれぞれの穴を貫通して挿入される。糸3の端部は糸3の端部の周りに押し付けられたステンレススチール製クランプ4内にて接合されている。勿論、糸の端部は接着剤又はテープのようなその他の手段により接合してもよく又は共に融着等させることができる。更に、外側及び内側閉鎖具のその他の設計の場合、糸はループの形態を採る必要はない。
【0017】
上述したように、プッシャーは内側閉鎖具1を血管内に案内する。図5に図示したプッシャー5は、平坦とされ且つフォークのように形成された末端を有するステンレススチールワイヤーから成っている。プッシャー5は内側閉鎖具1付近にて糸3に押し付けられる。図5に図示するように、プッシャー5のフォーク端部は糸3を取り巻き、糸3を締め付ける限り、プッシャー5は閉鎖具を全ての方向に案内する。勿論、プッシャーはプラスチックのようなその他の材料で形成してもよく、また、内側及び外側閉鎖具の設計並びにクランプ止め部材の設計に依存して、管状のような何らかのその他の形状であるようにしてもよい。
【0018】
図6は全体として参照番号6で表示した装填装置の概略図である。装填装置6は、導入子の円錐形部分7と、突き押し釦8を有する突き押し機構(図示せず)という2つの部品から基本的に成っている。突き押し機構は円筒状ハウジング9内に受け入れられ、突き押し釦8がこの円筒状ハウジングから部分的に引込む。突き押し機構及び導入子の円錐形部分7は細長い突き押し部材10を通じて接続されている。当該実施例において、細長い突き押し部材10は可撓性の突き押し管10から成っている。該突き押し管10は突き押し機構に取り付けられ且つ導入子の円錐形部分7内に摺動可能である。本発明の基本的な対象物を構成する突き押し機構については以下に詳細に説明する。
【0019】
図7は図6に図示した導入子の円錐形部分7の概略図である。内側及び外側閉鎖具(1、2)が折り畳んだ状態で恒久的に格納されるならば、これら閉鎖具は最終的にこの形状に適合し、展開した後その当初の形状を完全に回復することはないであろう。これを防止するため、閉鎖具(1、2)は導入子の円錐形部分7のチャンバ内に展開した状態で格納されている。導入子の円錐形部分7は矩形の形状から円形の形状に内部で漸進的に変化し得る設計とされている。閉鎖具(1、2)を導入子の円錐形部分7を通じて押し込むと、このため、これら閉鎖具は折り畳まれて円形の形状となる。図7にて理解し得るように、糸3及びプッシャー5は突き押し管10内に受け入れられている。突き押し部材10のこの設計により、糸3及びプッシャー5は突き押し管10内で便宜に案内される。しかし、別の設計の突き押し部材を使用することも可能である。例えば、突き押し部材はその末端にリングが設けられた細いロッドから成るものとしてもよく又はその他の何らかの設計としてもよい。
【0020】
当初の状態、すなわち本発明の第1のステップに対する開始位置にあるとき、導入子の円錐形部分7はその一例を図8に図示した支管11に接続される。閉鎖手順を開始すべきとき、すなわち、血管での医療措置が完了したとき、最初の導入子は図9に図示するように、この支管11と置換する。好ましくは、内側閉鎖具1は血管内での内側閉鎖具1の操作に関係した危険性を最小にし得るよう可能な限り血管壁に近く展開させる。この目的のため、図8に図示した支管11には管壁に小さい逆流通路が設けられ、また、先端から約1cmの距離の末端入口12と、基端出口13とが設けられる。通路出口13からの血液の垂れ落ちを観察することにより、支管11の先端を血管内への適宜な距離(この場合1cm)の位置に配置することが可能である。当該技術分野にて既知であるように、支管11の位置決めは色々な異なる方法で行うことができる。更に、図8に図示した支管11には導入子の円錐形部分7にスナップ止め式に接続するためのスナップ嵌め機構が設けられているが、バイオネット継手のようなその他の型式の接続機構を使用することも可能である。
【0021】
上述したように、装填装置6はまた、突き押し機構を備えている。その機能が本発明の必須の部分であるこの突き押し機構については以下に完全に説明する。しかし、突き押し機構及びその機能の理解を容易にするため、通常、全体的な閉鎖手順に含まれるステップ(すなわち、本発明の3つのステップに限らないステップ)について最初に極く簡単に説明する。
【0022】
図9において、最初の導入子は支管11で置換されている。当該技術分野の当業者はこの手順を行う方法が理解されよう。説明の明確化のため、図9の右側(及び図10乃至図14の右側)すなわち支管11の末端は、図9の左側部(及び図10乃至図14)すなわち支管11の基端に比べて拡大してある。全体的な閉鎖手順のこの最初のステップにおいて、導入子の円錐形部分7は、導入子の円錐形部分7及び支管11がスナップ嵌め機構により共にスナップ止めされる迄、支管11内に挿入する。
【0023】
全体的な閉鎖手順における第2のステップは図10に図示されており、この場合、円筒状ハウジング9内に受け入れられる突き押し機構は円筒状ハウジング9及び導入子の円錐形部分7が共にスナップ止めする迄、導入子の円錐形部分7内に挿入する。このステップによって内側閉鎖具1は血管内に展開される。
【0024】
図11において、全体的な閉鎖手順の第3のステップが図示されている。このステップにおいて、内側閉鎖具1が血管内壁に対して着座する迄、装填装置6を後方に引張る。装填装置6は安定状態に保持され、糸3は締め付けられる。
【0025】
全体的な閉鎖手順における第4のステップが図12に図示されている。全体的な閉鎖手順におけるこの第4のステップは同時に、本発明の3つのステップの最初のステップを構成する。本発明の最初のステップにおいて、プッシャー5は内側閉鎖具1から突き押し管10内に引込める。これにより、内側閉鎖具1は糸3により所要位置に保持される。
【0026】
図13には、全体的な閉鎖手順の第5のステップ、すなわち本発明の第2のステップが図示されている。本発明のこの第2のステップにおいて、突き押し管10を前方に押し、突き押し管は内側閉鎖具1及び外側閉鎖具2を共に突き押す。
【0027】
図14には、全体的な閉鎖手順の第6のステップ、すなわち本発明の第3で且つ最後のステップが図示されている。本発明の第3のステップにおいて、図4に図示した糸ループを装填装置6から解放し、装填装置6を除去して、穿刺箇所通路内に糸3のみが残るようにする。
【0028】
図12、図13、図14から理解し得るように、装填装置6の突き押し釦8の位置は、本発明の3つのステップの間、完全に引込んだ状態から完全に圧縮した状態まで漸進的に変化する。換言すれば、突き押し釦8を押し付ける1回の手動操作により本発明の3つのステップが開始され且つ完了する。勿論、本発明のステップに関係した機能は連続的に行わなければならない、すなわち、プッシャー5を引込めることから成る第1の作用は、突き押し管10を血管の外壁と係合するように前進させることを含む第2の作用の開始前に、完了させなければならない。一方、第2の作用は糸3を装填装置6から解放することから成る第3の作用を開始する前に完了させなければならない。本発明による突き押し機構はこれらの必要条件を満足させるものである。
【0029】
ある閉鎖システムでは、本発明の3つのステップが実質的に連続的な順序で行われるようにすれば十分である。この場合、本発明の3つのステップの幾つかの間にて多少の程度の重複が許容される、すなわち、その前のステップが完全に完了する前に、その後のステップを開始することができる。
【0030】
上記の説明から、突き押し機構は突き押し釦8の前方への動作をプッシャー5の後方への動作、すなわち引込み動作に変換し得るものでなければならないことが明らかであろう。この場合、前方方向は突き押し部材10を前方に押して血管外壁と係合させる突き押し釦8の方向である。この場合、突き押し部材10は可撓性の突き押し管10から成るため、実際的であるように思われるが、突き押し機構及び導入子の円錐形部分7を整合状態に取り付ける必要はない。かかる場合、突き押し管10及び突き押し釦8が整合されていないとき、このため、突き押し管10を前方に押す突き押し釦8の動作方向はまた、前方方向とみなしてもよい。
【0031】
本発明による突き押し機構の1つの好ましい実施の形態が図15に図示されている。該突き押し機構は、プッシャー5と、糸3と、突き押し管10と、突き押し釦8と、プランジャ14と、湾曲カム15(cam curve)とを備えている。図15から理解し得るように、突き押し釦8はプランジャ14の一端である。しかし、閉鎖装置の何らかのその他の実施の形態において、突き押し釦は、何らかの力伝達手段によりプランジャに作用可能に接続してもよい。
【0032】
図15に図示した当初の位置において、プランジャ14は円筒状ハウジング9から部分的に引込んでいる。図4に関して説明したように、糸3はループとして形成されている。このループは、円筒状ハウジング9の基端に取り付けられたリテーナ16の周りに固定されている。湾曲カム15は円筒状であり、円筒状ハウジング9内で回転可能である。プランジャ14、プッシャー5及び突き押し管10は、円筒状ハウジング9内で軸方向に摺動可能であるが、これらは、湾曲カム15の表面の溝(20、21、22)内を摺動するピン(17、18、19)により湾曲カム15に接続されている。当初の位置において、突き押し管10及びプッシャー5は湾曲カム15により係止されている。突き押し釦8が円筒状ハウジング9に向けて前方に押されると、湾曲カム15は約90°回転し、プッシャー5を強制的に後方に動かし且つ突き押し管10を非係止状態にする。突き押し釦8がプランジャ14を円筒状ハウジング9内に更に押し込むと、プランジャ14は湾曲カム15から去って且つ直接、突き押し管10に押し付けられる。
【0033】
湾曲カム15の機能は、湾曲カム15の1つの実施の形態を外方に押し拡げた状態で示す、図16に図示した状態からより容易に理解される。湾曲カム15の溝20内を移動することのできるピン17は、突き押し釦8を湾曲カム15に接続し、溝21内を移動することのできるピン18はプッシャー5を湾曲カム15に接続し、溝22内を移動することのできるピン19が突き押し管10を湾曲カム15に接続する。突き押し釦8がプランジャ14を第1の距離だけ円筒状ハウジング内に押し込むと、突き押し釦8を湾曲カム15に接続するピン17は、図16に参照符号A1で示した位置から参照符号A2で示した位置まで移動する。この最初の動作の間、プッシャー5を湾曲カム15に接続するピン18は、参照符号B1で示した位置から参照符号B2で示した位置まで移動している。このことは、プランジャ5が円筒状ハウジング9内に引込んでいること、すなわち本発明の最初のステップが完了したことを意味する。ピン17が位置A1から位置A2まで移動したとき、突き押し管10を湾曲カム15に接続するピン19は、参照符号C1で示した位置から参照符号C2で示した位置まで移動している。突き押し管の溝22はプランジャ14の動作方向に対して垂直であるため、プランジャ14の最初の動作は突き押し管19を血管外壁に接近するように動かすことはない。突き押し釦8を円筒状ハウジング9に向けて更に押すと、プランジャ14は湾曲カム15から去って、直接、突き押し管10に押し付けられる一方、該突き押し管は外側閉鎖具2を押して血管外壁と係合させ、これにより、外側及び内側閉鎖具(1、2)を共に突き押す。突き押し釦8がその最終位置まで押し込まれたとき、本発明の第2のステップが完了する。この最終位置において、リテーナ16は突き押し釦8に隣接するプランジャ14のリセス部23内に下降し(図15参照)、その結果、糸3はリテーナ16から解放され、これにより本発明の第3のステップを完了する。
【0034】
図16は単に説明の目的に過ぎないことを認識すべきである。上述したように、湾曲カム15は円筒状であり且つ円筒状ハウジング9内で回転することが好ましい。このため、図16に図示した外方に押し拡がった状態において、湾曲カム15の相応する動作は上向きのものとなる。しかし、実際に、湾曲カム15が図16に図示した外方に押し拡げた形状を有するようにすることは、実際上、作用可能であるが、この外方に押し拡げた形状は、円筒状の形状の場合よりも広い空間を占めることになる。勿論、湾曲カムが円筒状でないならば、ハウジング9を円筒状にする特別な理由はない。
【0035】
上記の説明から明らかであるように、本発明の最後のステップは、本発明の第2のステップの直後に行われ、このことは、血管壁又はその他の組織を傷付ける危険性を最小にする点で望ましいことである。リテーナ及び(又は)糸の特別な設計及びその取り付け状態に依存して、プランジャ14のリセス部23はそれぞれの何らかのリテーナ作動手段23にて置換することができる。何らかの理由のため、ユーザが別個の手動操作により糸3を解放することを欲するならば、リテーナ作動手段23は、勿論、省略してよい。この場合、突き押し機構は本発明の3つのステップの2つのみを実施する。
【0036】
上述したように、突き押し手順を連続的に行われる3つの動作に分割することは、血管壁の穿刺箇所を正確に且つ安全に閉鎖する上で必要なことである。しかし、ユーザは1回の簡単で且つ安定的な動作により突き押し釦を円筒状ハウジング内に押し込むことを望むであろうから、ユーザの視点からみると、この分割は、余り興味を引かないことを認識すべきである。
【0037】
上述したように、閉鎖具(1、2)が血管壁のそれぞれの側部に正確に配置される前に、外側及び内側閉鎖具(1、2)を誤って突き押すことを防止する安全機構を装填装置に設けることが好ましい。かかる安全機構の特別な設計及び機能は勿論、相応する突き押し機構の特別な設計及び機能に依存する。更に、安全機構は別個の操作にて手動で作動される機構としてもよく、又は安全機構は、自動機構としてもよく、このことは、ユーザによる何ら別個の動作を伴わずに、全体的な閉鎖手順に含まれるステップの1つにて突き押し機構の解放が自動的に行われることを意味する。図17には、かかる安全機構の1つの実施の形態が図示されている。該安全機構は、溝25が設けられた可撓性の捕捉部24と、ピン26とを備えている。捕捉部24は、この実施の形態においてプランジャ14の一部を構成し且つ湾曲カム15と作用可能に係合するように取り付けられる。ピン26は導入子の円錐形部分7内に取り付けられる。図17において、導入子の円錐形部分7及び円筒状ハウジング9を共にスナップ止めする前、すなわち全体的な閉鎖手順の第2のステップの前における安全機構が図示されている。図17に図示するように、捕捉部24は、僅かに上方に傾き且つこれにより湾曲カム15が回転するのを防止する。これと同時に、円筒状ハウジング9の内面からの突起27に係合する溝25がプランジャ14が円筒状ハウジング9内に摺動するのを防止する。全体的な閉鎖手順の第2のステップが完了したとき、すなわち、円筒状ハウジング9及び導入子の円錐形部分7が共にスナップ止めされたとき、可撓性の捕捉部24はピン26によって押し付けられ、これにより、プランジャ14及び湾曲カム15を解放する。勿論、この安全機能を実現するその他の手段が存在する。
【0038】
本発明による湾曲カムは、突き押し釦の前進動作を連続的に行なわれる、本発明の3つのステップに変換するための実際的で且つ好ましい手段ではあるが、これを実現する多岐に亙るその他の手段が存在する。図18には、本発明による動作変換手段の1つの代替的な実施の形態が概略図的に図示されている。この場合、湾曲カム15は全体として参照番号28で示した歯車機構と置換されている。この歯車機構28は、部分的な歯付きとしたプランジャ29と、部分的な歯付きとしたプッシャー30と、細長い突き押し部材10と、互いに接続された2つの歯車(31、32)とを備えている。プランジャ29の歯部分は、最初に、より大きい直径の歯車31と作用可能に係合している。プッシャー30の歯部分は、最初に、より小さい直径の歯車32と作用可能に係合している。矢印Aで示すように、歯付きプランジャ29が前方に押されると、2つの歯車(31、32)は、図18で示すように、時計方向に回転する。このため、歯車32は、矢印Bで示すように、歯付きプッシャー30を後方に押し、これにより、本発明の最初のステップを実行する。プランジャ29が更に前方に押されると、歯車31と作用可能に係合している歯部分は存在せず、矢印Cで示すように、プランジャ29は、前方に移動する突き押し部材10に直接、押し付けられ、これにより本発明の第2のステップを実行する。2つの歯車(31、32)の相対的直径を変更することにより、本発明の第2のステップを開始する前に、本発明の最初のステップを完全に完了させることができる。勿論、歯付きプランジャ(29)と突き押し部材(10)との間の距離を調節することにより、本発明の最初のステップと第2のステップとの間の重複を調節することも可能である。この場合、同一直径の2つの歯車を備えることも可能であり、このことは、実際には、1つの歯車のみが使用されることを意味する。
【0039】
添付図面に図示した、特定の実施の形態に関して本発明を説明したが、当該技術分野の当業者には、本明細書に記載し且つ特許請求の範囲に記載した本発明の範囲内で多数の変更例及び改変例が具体化可能であることが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】血管の内面と係合するように配置された、一例としての内側閉鎖具の図である。
【図2】血管の外面と係合するように配置された、一例としての外側閉鎖具の図である。
【図3】内側及び外側閉鎖具を共に突き押す糸の長手方向断面図である。
【図4】糸によって共に取り付けられた内側及び外側閉鎖具の概略図である。
【図5】内側閉鎖具を血管内に案内するプッシャーの概略図である。
【図6】導入子の円錐形部分及び突き押し機構を有する装填装置の概略図である。
【図7】図6の導入子の円錐形部分の概略図である。
【図8】支管の概略図である。
【図9】全体的な閉鎖手順の第1のステップを示す図である。
【図10】全体的な閉鎖手順の第2のステップを示す図である。
【図11】全体的な閉鎖手順の第3のステップを示す図である。
【図12】本発明の第1のステップを示す図である。
【図13】本発明の第2のステップを示す図である。
【図14】本発明の第3のステップを示す図である。
【図15】本発明による突き押し機構の1つの好ましい実施の形態の断面図である。
【図16】図15の突き押し機構に含まれる湾曲カムの1つの実施の形態の図である。
【図17】図6の装填装置用の安全機構の図である。
【図18】本発明による突き押し機構の1つの代替的な実施の形態の概略図である。
【符号の説明】
1 内側閉鎖具 2 外側閉鎖具
3 クランプ止め部材/編組糸 4 ステンレススチール製クランプ
5 プッシャー 6 装填装置
7 導入子の円錐形部分 8 突き押し釦
9 円筒状ハウジング 10 突き押し管/突き押し部材
11 支管 12 末端入口
13 基端出口 14 プランジャ
15 湾曲カム 16 リテーナ
17、18、19 ピン 20、21、22 溝
23 リセス部 24 可撓性の捕捉部
25 溝 26 ピン
27 突起 28 歯車機構
29 プランジャ 30 プッシャー
31、32 歯車
Claims (15)
- 血管壁の経皮的穿刺箇所を閉鎖する突き押し機構であって、前記突き押し機構の閉鎖方法は、プッシャー(5;30)により内側閉鎖具(1)を血管内に挿入するステップと、外側閉鎖具(2)を押して血管の外壁と係合させるステップと、クランプ止め部材(3)によって中間の血管壁の周りにて前記内側閉鎖具(1)及び前記外側閉鎖具(2)を共に突き押すステップとを備える、突き押し機構において、
前記突き押し機構は、ハウジング(9)内に配設されており、前記突き押し機構は、前記プッシャー(5;30)と、前記クランプ止め部材(3)と、プランジャ(14;29)に作用可能に接続された突き押し釦(8)と、前記プランジャ(14;29)から前記外側閉鎖具(2)まで押圧力を伝達することのできる細長い突き押し部材(10)と、前方への前記突き押し釦(8)の1回の手動操作を、2つの動作に変換する動作変換手段(15;28)とを備えており、前記2つの動作の第1の動作は、前記プッシャー(5;30)を前記ハウジング内に引込めることから成り、前記2つの動作の第2の動作は、前記外側閉鎖具(2)を前進させて血管の外壁と係合させることから成ることを特徴とする、突き押し機構。 - 請求項1に記載の突き押し機構において、前記2つの動作が実質的に連続的な順序にて実施されることを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項1又は2に記載の突き押し機構において、前記クランプ止め機構(3)が、前記外側閉鎖具(2)の開口部を貫通して伸びる糸であり、該糸の末端が前記内側閉鎖具(1)に固定され、且つ該糸(3)の末端が、前記ハウジング(9)に取り付けられたリテーナ(16)により締め付けられ且つ固着されることを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項3に記載の突き押し機構において、前記突き押し釦(8)が当該突き押し釦の最終位置に入るとき、前記リテーナ(16)は、リテーナ作動手段(23)により作動され、これにより、前記糸(3)を該リテーナ(16)から解放することを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項4に記載の突き押し機構において、前記リテーナの作動手段(23)が、前記プランジャ(14;28)のリセス部であり、前記突き押し釦(8)が当該突き押し釦の最終位置に入るとき、前記リテーナ(16)は前記リセス部内に下降し、これにより前記糸(3)を前記リテーナ(16)から解放することを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項4又は5に記載の突き押し機構において、前記糸(3)を解放することが追加的な第3の動作を構成することを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項6に記載の突き押し機構において、前記3つの動作が実質的に連続的な順序にて実施されることを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項1乃至7の何れか一項に記載の突き押し機構において、前記動作変換手段(15)が、前記ハウジング(9)内で可動の湾曲カム(15)を備え、該湾曲カム(15)の表面に形成されたそれぞれの溝(20、21、22)内を摺動可能なそれぞれのピン(17、18、19)によって、前記プッシャー(5)、前記プランジャ(14)及び前記突き押し部材(10)が該湾曲カムに接続され、前記溝(20、21、22)が、次のように配置される、すなわち、前記突き押し釦(8)が押され且つ前記プランジャ(14)が第一の方向に向けて前記ハウジング(9)内に移動するとき、前記湾曲カム(15)が移動し且つ前記プッシャー(5)を強制的に後方に移動させ、また、前記プランジャ(14)が前記ハウジング(9)内に更に押し込まれるとき、前記プランジャ(14)が前記突き押し部材(10)に対して直接、押し付けられるように、配置されることを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項8に記載の突き押し機構において、前記湾曲カム(15)が、円筒状であり且つ前記ハウジング(9)内にて回転可能であることを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項1に記載の突き押し機構において、前記突き押し機構には、 前記内側及び外側閉鎖具(1、2)を誤って突き押すことを防止する安全機構が設けられる、突き押し機構。
- 請求項10に記載の突き押し機構において、前記安全機構は、ピン(26)と可撓性の捕捉部(24)とを備え、前記ピンは、導入子コア(7)の基端に取り付けられ、前記可撓性の捕捉部は、溝(25)が設けられ且つ前記プランジャ(14)の末端に取り付けられて、前記導入子の円錐形部分(7)及び前記ハウジング(9)が共にスナップ止めされる前に、前記可撓性の捕捉部(24)が外方に傾き且つ前記湾曲カム(15)が前記ハウジング(9)内の前記プランジャ(14)の周りにて回転するのを防止し、これと同時に、前記可撓性の捕捉部(24)の前記溝(25)は、前記ハウジング(9)の内面からの突起(27)と係合し、前記可撓性の捕捉部(24)の溝(25)が、前記プランジャ(14)が前記ハウジング(9)内に摺動するのを防止し、また、前記導入子コア(7)及び前記ハウジング(9)が共にスナップ止めされたとき、前記可撓性の捕捉部(24)が、前記ピン(26)により下方に押し付けられ、これにより、前記プランジャ(14)及び前記湾曲カム(15)を解放することを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項8又は9に記載の突き押し機構において、前記カム(15)が外方に押し拡げられて板材となるとき、プランジャピン(17)用の溝(20)及びプッシャーピン(18)用の溝(21)が全体的としてY字形の形態をとり、前記突き押し部材のピン(19)用の溝(22)が、Y字形部分の基部の底端部付近にて追加の溝(22)として提供され、前記プッシャーピン(18)用の溝(21)が、前記追加の溝(22)の反対側のY字形部分の基部に側おけるY字形部分の上方支部分であり、このため、当初の位置において、前記プランジャピン(17)が上端位置にあり、前記プッシャーピン(18)がY字形部分の基部付近にあり、前記突き押し部材のピン(19)が、前記プッシャーピン(18)用の溝(20)に対して垂直であり且つ該溝(20)に対して開放した前記追加の溝(22)内の外端位置にあることを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項1乃至7の何れか一項に記載の突き押し機構において、前記動作変換手段(28)は歯車機構(28)からなり、前記歯車機構は、前記突き押し部材(10)と、第二の歯車(32)に接続された第一の歯車(31)と係合し、部分的な歯付きプランジャ(29)と、前記第二の歯車(32)と係合し、部分的な歯付きプッシャー(30)とを備える、前記歯付きプランジャ(29)が前方向に押され且つ第一及び第二の歯車(31、32)を回転させるとき、前記第二の歯車(32)が前記歯付きプッシャー(30)を後方に移動させ、これにより前記動作の第1の動作を実施し、前記歯付きプランジャ(29)が更に押されたとき、前記部分的な歯付きプランジャ(29)にて歯が無い部分に入ることにより、前記第一の歯車(31)が前記歯付きプランジャ(29)から非係合状態となり、前記歯付きプランジャ(29)が前記突き押し部材(10)に対して直接押し付けられ、これにより前記動作の前記第2の動作を実施することを特徴する、突き押し機構。
- 請求項13に記載の突き押し機構において、前記第一の歯車(31)及び前記第二の歯車(32)が異なる直径を有することを特徴とする、突き押し機構。
- 請求項13に記載の突き押し機構において、前記第一の歯車(31)及び前記第二の歯車(32)が同一の直径を有し、これにより、実際上、単一の歯車を構成することを特徴とする、突き押し機構。
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