JP4166471B2 - 光モジュール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、発光素子や光ファイバの出射光等を受光する受光素子が搭載されている光モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図22(a)は従来の光モジュールを示す上面図であり、(b)は従来の光モジュールを示す側面図である。また(c)はPD素子を示す前面図である。
図において、1はLDキャリヤ3やPDキャリヤ5を設置する基板、2は図示せぬ光ファイバに対して光を出射する発光素子(以下、LD素子という)、3はLD素子2を保持するLDキャリヤ、4はLD素子2の背面光を受光する受光素子(以下、PD素子という)、4aはPD素子4の受光面であり、受光面4aの外周にはアノード電極4bが形成されている。また、受光面4aの反対側の面にはカソード電極が形成されている。
5はPD素子4を保持するPDキャリヤ、5a,5bはPDキャリヤ5に形成されている配線パターン、6はPD素子4のアノード電極4bと配線パターン5a間を電気的に接続するワイヤボンディング、7,8は基板1を保持するパッケージ(図示せず)の配線パターンと配線パターン5a,5bとをそれぞれ電気的に接続するワイヤボンディングである。
【0003】
このような光モジュールにおいては、例えば、LD素子2の出射光を一定に保つ必要がある場合、LD素子2の背面光の大きさは当該出射光に比例するので、LD素子2の背面光を監視すれば、LD素子2を制御することができる。
【0004】
そこで、従来の光モジュールは、PD素子4がLD素子2の背面光を受光できるようにするため、PD素子4の受光面4aがLD素子2の背面側と正対するように、PD素子4をPDキャリヤ5に実装する。
そして、PD素子4のアノード電極4bとカソード電極の電気信号を取り出すため(当該電気信号はLD素子2の背面光と比例関係がある)、図22(c)に示すように、ワイヤボンディング6によってアノード電極4bとPDキャリヤ5の配線パターン5aとを電気的に接続するとともに、ワイヤボンディング7,8によって基板1を保持するパッケージ(図示せず)の配線パターンと配線パターン5a,5bとをそれぞれ電気的に接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の光モジュールは以上のように構成されているので、光モジュールを製造する上で面倒なワイヤボンド工程が数多く含まれるという課題があった。
また、PD素子4を実装するためには、PDキャリヤ5を実装しなければならず、光モジュールの大型化やコスト高を招くとともに、PDキャリヤ5の実装工程が必要となる課題もあった。
【0006】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、PDキャリヤを削減して、製造工程を簡単化することができる光モジュールを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る光モジュールは、配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記受光素子の一部を挿入するスリットを上記ベースに設け、上記スリットの先端形状をU字型に施工したものである。
【0008】
この発明に係る光モジュールは、配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記受光素子の一部を挿入するスリットを上記ベースに設け、上記スリットの先端形状をV字型に施工したものである。
【0009】
この発明に係る光モジュールは、配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記受光素子の受光面を上記出射光に対して傾けて立設し、中心線が段階的にずれている階段状のスリットを上記ベースに設け、そのスリットに受光素子の一部を挿入したものである。
【0010】
この発明に係る光モジュールは、配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記受光素子の受光面を上記出射光に対して傾けて立設し、上記受光素子に対する上記ベースの接触面に溝を2本形成したものである。
【0011】
この発明に係る光モジュールは、配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記受光素子における受光面の外周に絶縁層が形成されているものである。
【0012】
この発明に係る光モジュールは、配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記ベースに接触する上記受光素子の周面に絶縁膜が施されているものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による光モジュールを示す全体構成図である。図2(a)はこの発明の実施の形態1による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。
図において、11は配線パターン11a,11bが施された誘電体基板(ベース)、12は光ファイバ21に対して光を出射するLD素子(発光素子)、13はLD素子12を保持するLDキャリヤ、14はLD素子12の背面光(出射光)を受光するPD素子(受光素子)、14aはPD素子14の受光面、14bは受光面14aの外周に形成されているアノード電極、14cはPD素子14の背面に形成されているカソード電極である。
【0031】
15はPD素子14のアノード電極14bと誘電体基板11の配線パターン11aとを電気的に接続するとともに、PD素子14を誘電体基板11に対して固定する半田(導電接続部材)、16はPD素子14のカソード電極14cと誘電体基板11の配線パターン11bとを電気的に接続するとともに、PD素子14を誘電体基板11に対して固定する半田(導電接続部材)である。
【0032】
17は誘電体基板11や光ファイバ21等を保持するパッケージ、18はパッケージ17に施されている配線パターン、19a,19bは配線パターン11a,11bをそれぞれ配線パターン18と電気的に接続するワイヤボンディング、20はLD素子12の前面光を効率よく伝送するため、LD素子12と光ファイバ21の間に設置されたレンズ、21はLD素子12の前面光を伝送する光ファイバ、22は光ファイバ21を固定するフェルール、23はフェルール22を保持するフェルールホルダ、24は気密封止窓である。
【0033】
次に動作について説明する。
例えば、LD素子12の前面光を一定に保つ必要がある場合、LD素子12の背面光の大きさは当該前面光に比例するので、LD素子12の背面光を監視すれば、LD素子12を制御することができる。
【0034】
具体的には、図3に示すように、PD素子14がLD素子12の背面光を受光すると、その背面光に比例する電気信号を外部のAPC(Automatic Power−Control)回路51に出力し、APC回路51がドライバIC52を介してLD素子12の光出力レベルを制御するようにする。例えば、LD素子12の背面光が設定光より大きい場合には、LD素子12の光出力レベルが小さくなるようにLD素子12のドライブ電流を小さくし、LD素子12の背面光が設定光より小さい場合には、LD素子12の光出力レベルが大きくなるようにLD素子12のドライブ電流を大きくする。
なお、ドライバIC52はパッケージ17の外部に設けられる場合もある。
【0035】
この実施の形態1における光モジュールは、PD素子14がLD素子12の背面光を受光できるようにするため、PD素子14の受光面14aがLD素子12の背面側と正対するように、PD素子14を誘電体基板11上に立設する。
ただし、PD素子14がLD素子12の背面光を確実に受光することができるようにするため、PD素子14における受光面14aの中心にLD素子12の背面光が当たるように、PD素子14の寸法が設定されているものとする。
【0036】
そして、PD素子4のアノード電極14bとカソード電極14cの電気信号を取り出してAPC回路51に与えるとともに、PD素子14を誘電体基板11に対して固定するため、図2に示すように、半田15によりPD素子14のアノード電極14bと誘電体基板11の配線パターン11aとを電気的かつ機械的に接続し、半田16によりPD素子14のカソード電極14cと誘電体基板11の配線パターン11bとを電気的かつ機械的に接続する。
【0037】
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、LD素子12の背面光を受光するPD素子14のアノード電極14bと配線パターン11a間を接合する半田15と、カソード電極14cと配線パターン11b間を接合する半田16とを備えるように構成したので、PDキャリヤを実装することなく、PD素子14を実装することができるようになり、その結果、アノード電極14bとPDキャリヤ間のワイヤボンド工程やPDキャリヤの実装工程が不要になるため、製造工程を簡単化することができる効果を奏する。
【0038】
なお、この実施の形態1では、導電接続部材として半田15,16を用いるものについて示したが、これに限るものではなく、例えば、導電性接着剤を用いるようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、PD素子14がLD素子12の背面光を受光するものについて示したが、PD素子14がLD素子12の前面光の一部を受光するようにしてもよい。
【0039】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、光ファイバ21がパッケージ17に固定的に保持されるものについて示したが、図4に示すように、光ファイバ21を固定しているフェルール22を抜差し自在に保持するレセプタクル(保持手段)26をパッケージ17に設けるようにしてもよい。
これにより、光モジュールに対して光ファイバ21を必要に応じて着脱することができる効果を奏する。
なお、図4において、27はフェルール22が挿入される空間、28は光路を確保する穴である。
【0040】
また、上記実施の形態1では、LD素子12と光ファイバ21間にレンズ20が設置されているものについて示したが、図5に示すように、レンズ20を削除するようにしてもよい。
なお、図5において、29は封止材である。
【0041】
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3による光モジュールを示す全体構成図である。図7(a)はこの発明の実施の形態3による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。図において、図5及び図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。30は光ファイバ21を保持する光ファイバキャリヤである。
【0042】
次に動作について説明する。
上記実施の形態1では、PD素子14がLD素子12の前面光又は背面光を受光するものについて示したが、光モジュールがPDモニタとしてではなく、PDモジュールとして使用する場合には、PD素子14が光ファイバ21の出射光を受光するようにしてもよい。
その他は上記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
【0043】
実施の形態4.
上記実施の形態3では、光ファイバ21とPD素子14間にレンズが設置されていないものについて示したが、光ファイバ21の出射光を効率よく伝送するため、図8に示すように、光ファイバ21とPD素子14間にレンズ20を設置するようにしてもよい。
また、上記実施の形態3では、光ファイバ21がパッケージ17に固定的に保持されるものについて示したが、図9に示すように、光ファイバ21を固定しているフェルール22を抜差し自在に保持するレセプタクル26をパッケージ17に設けるようにしてもよい。
これにより、光モジュールに対して光ファイバ21を必要に応じて着脱することができる効果を奏する。
【0044】
実施の形態5.
図10(a)はこの発明の実施の形態5による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。図において、図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
31はPD素子14の一部を挿入するスリットであり、スリット31の先端形状がV字型に施工されている。32はPD素子14がスリット31に挿入されたとき、PD素子14と誘電体基板11間に生れる空間である。
【0045】
次に動作について説明する。
上記実施の形態1〜4では、誘電体基板11にスリットを設けることなく、PD素子14を誘電体基板11上に立設するものについて示したが、この場合、PD素子14を治具等で保持していない状態では、半田15,16又は導電性接着剤を流す際、PD素子14の自立が困難である。
【0046】
そこで、この実施の形態5では、PD素子14の一部を挿入するスリット31を誘電体基板11に設け、半田15,16又は導電性接着剤を流す際、PD素子14をスリット31の中で自立させるようにする。
ただし、PD素子14における受光面14aの中心にLD素子12の背面光が当たるように、スリット31の深さが設定されているものとする。
これにより、半田15,16又は導電性接着剤によるPD素子14の接合工程の容易化を図ることができる効果を奏する。
【0047】
なお、この実施の形態5では、スリット31の先端形状がV字型に施工しているので、PD素子14をスリット31に挿入したとき、PD素子14と誘電体基板11間に空間32が生れる。
この空間32が存在しない場合、図11に示すように、毛細管現象によって、PD素子14と誘電体基板11間に半田15,16が流れ込むことにより、アノード電極14bとカソード電極14cがショートすることが考えられる。
しかし、空間32が存在する場合、毛細管現象によってPD素子14の底面に半田15,16が流れ込むことはなくなるため、アノード電極14bとカソード電極14c間のショートを防止することができる。
【0048】
この実施の形態5では、スリット31の先端形状をV字型に施工するものについて示したが、これに限るものではなく、例えば、スリット31の先端形状をU字型に施工するようにしてもよい。
【0049】
実施の形態6.
上記実施の形態1〜5では、PD素子14の受光面14aがLD素子12の背面側又は光ファイバ21と正対するように、PD素子14を誘電体基板11上に立設するものについて示したが、図12又は図13に示すように、PD素子14の受光面14aがLD素子12の背面側又は光ファイバ21に対して傾けて立設するようにしてもよい。なお、PD素子14の傾斜角度は特に限定するものではなく、概ね0°〜20°の範囲内にあればよいが、好ましくは4°〜12°の範囲内にあればよい。
これにより、PD素子14の受光面14aからLD素子12への反射光を低減することができる効果を奏する。
【0050】
実施の形態7.
上記実施の形態6では、PD素子14の受光面14aがLD素子12の背面側又は光ファイバ21に対して傾けて立設するものについて示したが、誘電基板11に対してスリット31を斜めに形成する際、図14に示すように、溝の中心位置が段階的にずれている階段状のスリット31を誘電基板11に形成するようにしてもよい。
【0051】
PD素子14を斜めに設置するために、ダイサなどで斜めに溝を切ると、誘電体基板11の製造工程において、繰り返し構造にすることが難しく、大きな基板を一度に加工できない不具合がある。
しかし、エッチングにより溝を作成し、なおかつ、その溝を段階的にずらすことによってスリット31を形成すれば、PD素子14を斜めに設置することができるとともに、誘電体基板11の製造工程において、繰り返し構造をとることができるようになり、大きな基板を一度に加工することができるようになる。
【0052】
実施の形態8.
上記実施の形態6では、PD素子14の受光面14aがLD素子12の背面側又は光ファイバ21に対して傾けて立設するものについて示したが、図15に示すように、PD素子14に対する誘電基板11の接触面に溝を2本形成するようにしてもよい。
これにより、アノード電極14bとカソード電極14c間のショートを防止することができる効果を奏する。
【0053】
実施の形態9.
上記実施の形態1〜8では、特に言及していないが、PD素子14の高さ寸法Hを幅寸法Tの2倍より小さくなるように設定してもよい。
即ち、図16に示すように、T>H/2を満足するように、PD素子14の寸法を設計するようにする。例えば、T=200μm、H=300μmとなるように設計する。
これにより、PD素子14を誘電基板11に接合する際、PD素子14の自立の容易化を図ることができる効果を奏する。
【0054】
実施の形態10.
上記実施の形態1〜9では、半田又は導電性接着剤による接合方法については特に言及していないが、PD素子14を誘電基板11に立設してから、半田又は導電性接着剤を流すのではなく、図17に示すように、予め半田又は導電性接着剤のバンプを形成して配線パターン11a,11b上に載せて、その上にPD素子14を載せるようにしてもよい。
これにより、簡単にPD素子14を誘電基板11に接合することができるようになる。
【0055】
また、図18に示すように、予め半田又は導電性接着剤のバンプを形成してPD素子14のアノード電極14b,カソード電極14cに接着し、その後、PD素子14を誘電基板11に載せるようにしてもよい。
【0056】
実施の形態11.
上記実施の形態1〜10では、特に言及していないが、PD素子14の受光面14a側はp層、背面側はn層、受光面14aと背面の中間層はi層で形成されている。
上述したように、毛細管現象によって、PD素子14と誘電体基板11間に半田15,16が流れ込むことにより、p層とn層が電気的に接続されると、アノード電極14bとカソード電極14cがショートする不具合が発生する。
【0057】
そこで、この実施の形態11では、図19に示すように、受光面14aの外周に絶縁層14dが埋め込まれているPD素子14を形成するようにする。絶縁材料としては、ポリイミドやFeドープのInPなどを用いるようにする。
これにより、毛細管現象によって、PD素子14と誘電体基板11間に半田15,16が流れ込んでも、誘電基板11に対するPD素子14の設置面に絶縁層14dが埋め込まれているため、pn接合の防止してアノード電極14bとカソード電極14c間のショートを回避することができる効果を奏する。
【0058】
実施の形態12.
上記実施の形態11では、受光面14aの外周に絶縁層14dが埋め込まれているPD素子14を形成するものについて示したが、図20に示すように、誘電基板11に対するPD素子14の設置面に絶縁膜14eが施されているPD素子14を形成するようにしてもよい。
即ち、PD素子14の設置面にARコートやHRコートの要領でPD素子14の設置面に絶縁膜14eを形成するようにする、絶縁膜としては、例えば、ARコート等に使われているSiO2などを用いるようにする。
これにより、上記実施の形態11と同様の効果を奏することができる。
【0059】
実施の形態13.
上記実施の形態1〜12では、双方の電極とも半田又は導電性接着剤を用いて配線パターン11a,11bと電気的に接続するものについて示したが、一方の電極については半田又は導電性接着剤を用いずに配線パターンと接続するようにしてもよい。
【0060】
具体的には、図21に示すように、アノード電極14bには予めワイヤ33が取り付けられているPD素子14を形成する。なお、ワイヤ33の事前取り付けは、ワイヤボンディングの要領で取り付けて、トーチなどでワイヤを切るようにすればよい。
そして、PD素子14の背面側には大きな半田ボールを乗せて、カソード電極14cと配線パターン11bを電気的に接続する。一方、PD素子14の受光面14a側では、ワイヤ33に超音波や熱を加えることにより、ワイヤ33を配線パターン11aに圧着して、アノード電極14bと配線パターン11aを電気的に接続する。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、発光素子の出射光を受光する受光素子の電極と配線パターン間を電気的に接続するとともに、その受光素子をベースに対して固定する導電接続部材を備えるように構成したので、PDキャリヤを実装することなく、受光素子を実装することができるようになり、その結果、製造工程を簡単化することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による光モジュールを示す全体構成図である。
【図2】 (a)はこの発明の実施の形態1による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。
【図3】 PDモニタの概念を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による光モジュールを示す全体構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による光モジュールを示す全体構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による光モジュールを示す全体構成図である。
【図7】 (a)はこの発明の実施の形態3による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による光モジュールを示す全体構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による光モジュールを示す全体構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。
【図11】 毛細血管現象を説明する説明図である。
【図12】 この発明の実施の形態6による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。
【図13】 この発明の実施の形態6による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。
【図14】 (a)はこの発明の実施の形態7による光モジュールの要部を示す側面図、(b)は誘電体基板を示す上面図である。
【図15】 (a)はこの発明の実施の形態8による光モジュールの要部を示す側面図、(b)は誘電体基板を示す上面図である。
【図16】 この発明の実施の形態9による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。
【図17】 この発明の実施の形態10による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。
【図18】 この発明の実施の形態10による光モジュールの要部を示す上面図、(b)はPD素子を示す背面図、(c)は光モジュールの要部を示す側面図、(d)はPD素子を示す前面図である。
【図19】 (a)はこの発明の実施の形態11による光モジュールのPD素子の断面構造を示す断面図、(b)はPD素子を示す側面図、(c)はPD素子を示す前面図である。
【図20】 (a)はこの発明の実施の形態12による光モジュールのPD素子の断面構造を示す断面図、(b)はPD素子を示す側面図、(c)はPD素子を示す前面図である。
【図21】 (a)はこの発明の実施の形態13による光モジュールのPD素子を示す断面図、(b)は光モジュールの要部を示す側面図である。
【図22】 (a)は従来の光モジュールを示す上面図、(b)は従来の光モジュールを示す側面図、(c)はPD素子を示す前面図である。
【符号の説明】
11 誘電体基板(ベース)、11a,11b 配線パターン、12 LD素子(発光素子)、13 LDキャリヤ、14 PD素子(受光素子)、14a 受光面、14b アノード電極、14c カソード電極、14d 絶縁層、14e 絶縁膜、15 半田(導電接続部材)、16 半田(導電接続部材)、17パッケージ、18 配線パターン、19a,19b ワイヤボンディング、20 レンズ、21 光ファイバ、22 フェルール、23 フェルールホルダ、24 気密封止窓、26 レセプタクル(保持手段)、27 空間、28 穴、29 封止材、30 光ファイバキャリヤ、31 スリット、32 空間、33
ワイヤ、51 APC回路、52 ドライバIC。
Claims (6)
- 配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記受光素子の一部を挿入するスリットを上記ベースに設け、上記スリットの先端形状をU字型に施工したことを特徴とする光モジュール。
- 配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記受光素子の一部を挿入するスリットを上記ベースに設け、上記スリットの先端形状をV字型に施工したことを特徴とする光モジュール。
- 配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記受光素子の受光面を上記出射光に対して傾けて立設し、中心線が段階的にずれている階段状のスリットを上記ベースに設け、そのスリットに受光素子の一部を挿入したことを特徴とする光モジュール。
- 配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記受光素子の受光面を上記出射光に対して傾けて立設し、上記受光素子に対する上記ベースの接触面に溝を2本形成したことを特徴とする光モジュール。
- 配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記受光素子における受光面の外周に絶縁層が形成されていることを特徴とする光モジュール。
- 配線パターンが施されたベースと、一対の電極層を有するとともに、これら電極層に略直交する周面を有し、その周面の一部を上記ベースに接触させて、上記ベース上に立設され、発光素子の出射光を受光する受光素子と、上記受光素子の電極と上記配線パターン間を電気的に接続するとともに、上記受光素子を上記ベースに対して固定する導電接続部材とを備え、上記ベースに接触する上記受光素子の周面に絶縁膜が施されていることを特徴とする光モジュール。
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