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JP4177795B2 - 炊飯器 - Google Patents
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本発明は炊飯器に関する。
炊飯を行う場合、米に十分に吸水させることと、糊化開始から余分な水分がなくなるまでの時間を適当な長さにすることとが重要である。米の吸水率は約30%が最適とされ、吸水速度は、温度が高いほど大きくなるが、温度が糊化開始温度よりも高くなると、逆に表面が糊化してほとんど吸水できなくなる。また、糊化開始から余分な水分がなくなるまでの調理時間は18分程度が最適とされる。
図7に示すように従来の炊飯器は、糊化しない範囲の温度に加熱して吸水させる予熱工程と、水を沸騰させる沸騰工程と、沸騰状態を維持して米を糊化して余分な水分を蒸発させる沸騰維持工程とを行い、機種によっては所定の時間の蒸らしまでを一連の炊飯工程として自動的に炊飯調理する。
予熱工程においては、米および水の温度を設定した温度に維持することが重要であるが、炊飯開始時の水温、環境温度や炊飯する量によって、内鍋の外側に設けられる温度センサの測定値と実際の米および水の温度とに差がある場合がある。特に、炊飯量が多いと加熱時の温度センサによる測定値が実際の米および水の温度よりも高くなる傾向にある。
また、沸騰維持工程においては、加熱手段から加える熱量(投入電力)を炊飯量に合わせて最適化することが重要であり、図7に示すように、沸騰工程における水温上昇率から、炊飯量を推測してこの推測容量によって沸騰維持工程での投入電力を加減するのが一般的である。しかし、季節変動などによって水温上昇率からは正しい炊飯量を推測できないことがあった。
以上の問題に対して、特許文献1では、炊飯開始時の水温によって吸水温度および時間を変更しており、特許文献2では、吸水工程での僅かな加熱による温度上昇から実際の米および水の温度をファジー推論により推測して予熱時間を変更している。また、特許文献3では、予熱温度に達したときに加熱を停止して温度のオーバーシュート量を計測することで炊飯量を推測して予熱時間を変更している。また、特許文献4では、沸騰工程における温度上昇率から炊飯量の推定量を判定する際の基準値を、炊飯開始時の水温によって補正している。さらに特許文献5では、前回炊飯時の調理時間によって加熱量を増減している。
特許第3028983号公報 特許第2613495号公報 特許第2732397号公報 特許第3129376号公報 特許第2923351号公報
しかしながら、米および水を準備してすぐに炊飯を開始する場合、炊飯開始時の温度センサの出力と実際の水温とは誤差があったり、環境温度を反映していない場合も少なくない。そして、予熱時の水温上昇は僅かであるので正確に炊飯量を推測することは困難である。また、調理時間の長短は、毎回変化する多くの要因によって影響を受けているため、その結果のみによって次回の調理時の加熱量を補正しても必ずしも好ましい方向に補正できるとは限らない。さらに、炊飯器の製造時のバラツキやセンサの出力や加熱手段の出力の経時変化によっても正しい調理手順を選択できなくなるという問題があった。
前記問題点に鑑みて、本発明は、温度や時間などの調理手順を自動的に最適化する炊飯器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明による炊飯器は、予熱工程の水温上昇率によって炊飯量の1次推測容量を求め、沸騰工程の水温上昇率によって炊飯量の2次推測容量を求め、調理手順を制御する制御手段と、過去複数の前記2次推測容量を記憶する記憶手段とを有し、前記制御手段は、前記1次推測容量が大容量であり、且つ、前記記憶手段に記憶した過去複数の前記2次推測容量の平均が所定の基準値以上であるとき、前記予熱工程を、高温および長時間の少なくともいずれかに設定するものとする。
この構成によれば、予熱工程の水温上昇率によって推測した1次推測容量は誤差が大きいが、ユーザは毎回略同量の炊飯を行うので、過去の炊飯の沸騰工程の水温上昇率によって推測した複数の推測容量を参考にすることでより正確に炊飯容量を推測して適切な条件で予熱して炊飯できる。そして、1次推測容量および2次推測容量の判定結果がともに大容量であり、実際の炊飯量が多いことが確実な場合にのみ、大容量に適した条件を設定するので、少量の炊飯時に予熱温度を高温にして米を糊化させるような失敗がない。
また、本発明の炊飯器において、前記制御手段は、前記1次推測容量に応じて、前記2次推測容量を判別するための基準値を変更してもよい。
この構成によれば、予熱工程の温度を変えることによる2次推測容量の判定誤差を小さくできる。
また、本発明の炊飯器において、前記制御手段は、予熱開始から所定の水温に上昇するまでの時間をしきい値と比較することによって前記1次推測容量を判別し、予熱開始時の水温に応じて前記しきい値を変更してもよい。
この構成によれば、可能な限り長い時間水温上昇率を計測できるので、1次推測容量の判別精度を高くできる。
以上のように、本発明の炊飯器は、温度や時間などの調理手順を自動的に最適化することができ、常に適切な炊飯ができる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態の炊飯器1の断面図である。炊飯器1は、本体2と蓋体3とからなり、本体2の内部に内鍋4が収納される。蓋体3には内蓋5が取付けられ、内鍋4の上部開口を封止するようになっている。炊飯器1は、本体3に設けた加熱手段である加熱コイル6によって内鍋4を加熱して調理する。また、本体3には内鍋4の側面に接して内鍋4の温度を検出する温度センサ7が設けられており、制御手段である制御回路8が温度センサ7の検出温度に応じて、加熱コイル6を駆動する駆動回路8の出力を増減できるようになっている。また、制御回路8は、EPROMからなる不揮発性の記憶手段である記憶装置10との間でデータを送受信できる。
次に、図2に炊飯器1で炊飯を行ったときの温度センサ7の検出温度の時間変化を示す。炊飯工程は、内鍋4の中の米および水を例えば42℃の予熱温度Tに加熱してからその予熱温度Tを所定の時間維持することで、米に吸水させる予熱工程と、水を沸騰させる沸騰工程と、沸騰を維持して米を糊化させてから余分な水分を蒸発させる沸騰維持工程と、所定の時間の蒸らしを行う蒸らし工程とからなっている。
各工程における加熱コイル6の出力や保持時間などの調理手順は、炊飯量に応じて変更されるが、炊飯量は水温上昇率によって推測される。炊飯器1では、予熱工程で大容量と小容量のいずれかに1次判別された1次推測容量Vが求められ、沸騰工程で7段階の容量ランクRのいずれかに2次判別された2次推測容量Vが求められる。
1次判別では、予熱工程において、予熱開始から所定の温度まで上昇するのに要した予熱時間tが1次判別しきい値tS1以上であれば1次推測容量Vは大容量であり、予熱時間tが1次判別しきい値tS1未満であれば1次推測容量Vは小容量であると判別する。
2次判別では、沸騰工程において、所定の温度上昇に要する沸騰時間tを1つの指標としてファジー推論により6つの容量ランクRのいずれかに定める。以下の表1に示す各中央値TS2は、各容量ランクRを定める基準値であり、沸騰時間tが中央値TS2と等しいとき、2次推測容量Vは中央値TS2が定められた容量ランクRに属することを示すメンバーシップ関数が最大となる。
Figure 0004177795
炊飯器1では、2次判別の結果得られた2次推測容量Vによって、表1に示すように、沸騰維持工程における加熱コイル6への通電率(加熱量)が決定される。例えば、2次推測容量Vがランク4であれば、駆動回路8は通電率9/15で加熱コイル6を駆動する。そして、炊飯器1では、沸騰維持工程に要した調理時間tを計測して、表1の適正時間tSBと比較して、加熱コイル6への通電率が適正であったかどうかを判断できるようになっている。
また、記憶装置10は、2次推測容量Vの容量ランク値Rおよび調理時間tなどを例えば過去8回分記憶しておくようになっており、また、中央値tS2も記憶装置10に記憶されているので書き換え可能である。
図3に、予熱温度Tを決定する判断の流れを示す。炊飯器1では、1次推測容量Vと、過去の2次推測容量Vの容量ランク値Rとから予熱温度Tを決定するようになっている。先ず、ステップS1において予熱開始時の水温Tが、例えば13.2℃の下限温度TS1以上で例えば18.2℃の境界温度TS2未満であるか、ステップS2において予熱開始時の水温Tが、例えば18.2℃の境界温度TS2以上で例えば24.3℃の上限温度TS3未満であるかを確認する。ステップS1で水温Tが下限温度TS1未満、またはステップS2でTS3以上であれば、ステップS3で予熱温度Tを一般的な予熱温度である低温T(例えば42℃)に設定する。ステップS2で水温Tが、下限温度TS1以上で境界温度TS2未満であれば、ステップS4で1次判別しきい値tS1をta(例えば360秒)に設定し、または、ステップS2で水温Tが、境界温度TS2以上で上限温度TS3未満であれば、ステップS5で1次判別しきい値tS1をtb(例えば210秒)に設定して、ステップS6において予熱開始から一般的な予熱温度Tに上昇するまでの予熱時間tを計測する。ステップS7で予熱時間tが1次判別しきい値tS1以上であり、かつ、ステップS8で過去8回の2次推測容量Vの容量ランク値Rの平均値が予熱容量ランク基準値VS1以上であれば、ステップS9で予熱温度Tを高温T(例えば60℃)に設定する。しかし、ステップS7で予熱時間t1が1次判別しきい値tS1未満であるか、ステップS8で過去8回の2次推測容量Vの容量ランク値Rの平均値が予熱容量ランク基準値VS1未満であれば、ステップS3で予熱温度Tを低温Tに設定する。そして、ステップS10で所定の時間、予熱温度Tを維持するように加熱コイル6を駆動する。
この制御による予熱温度Tの決定の効果は、炊飯容量が多いほど温度センサ7による測定値が実際の米と水の温度よりも高くなるために、炊飯容量が多いときに実際の米と水の温度が低いために吸水が不十分となる不具合を解消できることである。また、予熱時間tによる推測容量Vは誤差が大きく、ユーザは必ずしも過去の炊飯量と同じ量と炊飯するとは限らないので、いずれか一方だけでは、実際の米と水の温度が高くなりすぎ、米の表面が糊化してほとんど吸水できなり炊飯は失敗となる問題がある。そこで、本実施形態では、両者の判定結果がともに大容量であり、実際の炊飯量が多いことが確実な場合にのみ予熱温度Tを高くするので、実際の炊飯量が少ないにも拘わらず、高温Tの予熱を行って炊飯を失敗することがなく、仮に、炊飯量が少量であるとした予測が外れていた場合でも、最適な炊飯ではないが許容範囲であり従来の炊飯器と同様の炊飯結果が得られる。
本実施形態では、1次推測容量Vおよび過去の2次推測容量Vがともに大容量である場合には予熱温度Tを高温Tにしているが、予熱温度Tを変更せずに予熱温度Tを維持する時間を長くしてもよい。この場合、炊飯に要する時間は長くなるが、実際の炊飯量が少ないにも拘わらず1次推測容量Vおよび過去の2次推測容量Vがともに大容量となった場合にも、米の吸水率が得られない失敗がないので安全である。
また、本実施形態では、予熱開始から温度Tに達する間での予熱時間tを1次判別しきい値tS1と比較するようにしているので、水温上昇率を測定する時間を長くでき、測定誤差が小さい。また、予熱開始時の水温が下限温度TS1未満の場合や、上限温度TS3以上の場合は、初期条件が通常範囲ではないので、水温上昇率を測定しても予期せぬ測定誤差を含む可能性が高い。このため、安全な通常温度Tでの予熱を行って危険を避けるようになっている。また、上昇した水温を予熱時間tで除すれば、水温上昇率が求められるが、この予熱は、加熱時間が短く室温との差が小さい温度帯で行われるので誤差要因を多く含んでいる。このため、予熱開始時の水温を複数の温度帯域に区分して、区分毎に予熱時間tに対する1次判別しきい値tS1を設定するだけでも、諸誤差を考慮すれば十分である。
次に、図4に、2次推測容量Vの判別の流れを示す。ステップS11では、沸騰工程において、例えば60℃から90℃に水温が上昇するまでの沸騰時間tを計測する。ステップS12では、予熱工程における予熱温度Tが低温Tと高温Tのいずれであったかを確認し、予熱温度Tが高温Tであった場合、ステップS13で記憶装置に記憶した各容量ランク1〜6の中央値tS2の値に10を減じた値を使用して、ステップS14でファジー推論により炊飯量がいずれの容量ランクに属しているかを推測して2次推測容量Vの容量ランク値Rを決定する。ステップS13では、記憶装置に記憶した内容は書き換えずに、そのときのみ、各中央値tS2をマイナス補正するものである。また、ステップS12で予熱温度Tが低温Tであった場合、各容量ランク1〜6の中央値tS2の値は記憶装置に記憶した値をそのまま使用して、ステップS14でファジー推論により2次推測容量Vの容量ランク値Rを決定する。
この制御によれば、正確に2次推測容量Vを求められる。これは、予熱温度Tが高いほど、沸騰時間tが短くなることが経験的に知られており、予熱温度T毎に表1と同様の中央値を設定することが理想的であるが、予熱温度Tによって2次推測容量Vを判別するための基準となる中央値tS2を補正することで、予熱温度T毎に中央値を設定せずとも、正確な容量判別が可能となるからである。
次に、図5に2次判別時の中央値tS2の補正手順を示す。炊飯器1では、炊飯が終了した時に、調理時間tを適正時間tSBと比較して調理手順が適切であったか否かを判断し、結果によっては、次回からの調理手順をより適切に変更するために2次判別時の中央値tS2を補正して記憶装置に記憶した中央値TS2の値を書き換えるようになっている。また、補正は、すべての基準値を同時に補正してもよいが、本実施形態では、表1に示すように、容量ランクRを比較的小容量のS群と大容量のL群の2つの容量群に分けて、各容量群ごとに補正するようになっている。
中央値tS2の補正手順は、沸騰維持工程の終了後、先ず、ステップS21で調理時間tが過去3回、連続して調理時の2次推測容量Vに対応する表1の適正時間tSBよりも長かったことが確認されれば、過去3回とも2次推測容量Vの容量ランクRがL群に属している場合(ステップS22)にL群の中央値tS2を小さくする補正を行い(ステップS23)、過去3回とも2次推測容量Vの容量ランクRがS群に属している場合(ステップS24)にS群の中央値tS2を小さくする補正を行う(ステップS25)。過去の3回の2次推測容量Vの容量ランクRが不一致の場合は補正を行わない。また、ステップS26で調理時間tが過去3回、連続してそのときの2次推測容量Vに対応する表1の適正時間tSBよりも短かったことが確認されれば、過去3回とも2次推測容量Vの容量ランクRがL群に属している場合(ステップS27)にL群の中央値tS2を大きくする補正を行い(ステップS28)、過去3回とも2次推測容量Vの容量ランクRがS群に属している場合(ステップS29)にS群の中央値tS2を大きくする補正を行う(ステップS30)。過去の3回の2次推測容量Vの容量ランクRが不一致の場合は補正を行わない。
この補正による効果は、調理時間tが適正時間tSBよりも長い場合は加熱コイル6による加熱量が不足していたと考えられるので、2次推測容量Vを判別する中央値tS2を小さくしてやれば、同じ条件で炊飯を行う場合に2次推測容量Vがより大きい容量ランクRに判別されることになるので、通電率が大きくなり加熱コイル6による加熱量を大きくして調理時間tSBを適正時間tSBに近づけることができる。調理時間tが適正時間tSBよりも短い場合はその逆である。
本実施形態では、過去3回、調理時間tと2次推測容量Vの容量群との判定結果が連続して同じであった場合にのみ中央値tS2を補正しているが、調理時間tの平均値によって補正の要否を判断してもよく、2次推測容量Vの多数が属する容量群の中央値tS2を補正してもよく、また、同じ容量群に属する2次推測容量Vのときの調理時間tSBをピックアップして補正の要否を判断してもよい。また、適正時間tSBは幅を有していてもよく、その場合ステップS21とステップS26とにおいて適正時間tSBは異なる値となる。
また、本実施形態では、ファジー推論により、2次推測容量Vを決定しているが、各容量ランクの境界を示すしきい値を基準に容量ランク値Rを決定してもよい。また、表1に示したように、適正時間TSBは、2つの容量ランクに対して1つの値が定められているが、これは、白米と無洗米のような米の種類、もちもちやしゃっきりのようなユーザの好み毎に、表1と同様のデータを記憶させるために、データ量を節約したものである。
さらに、図6に、図5の補正手順の代替案である補正手順を示す。この補正手順では、変更対象とする中央値tS2の容量群(L群またS群)を、予熱工程において駆動装置8が出力したIH出力パルスの数をカウントしたIH出力回数Nが基準となるIH出力基準回数Nよりも大きいか否かで決定するものである。
この中央値tS2の補正手順は、ステップS31で調理時間tが過去3回、連続して調理時の2次推測容量Vに対応する表1の適正時間tSBよりも長かったことが確認されれば、過去3回ともNがN以上である場合(ステップS32)にL群の中央値tS2を小さくする補正を行い(ステップS33)、過去3回ともNがN未満である場合(ステップS34)にS群の中央値tS2を小さくする補正を行う(ステップS35)。過去の3回の2次推測容量Vの容量ランクRが不一致の場合は補正を行わない。また、ステップS36で調理時間tが過去3回、連続してそのときの2次推測容量Vに対応する表1の適正時間tSBよりも短かったことが確認されれば、過去3回ともNがN以上である場合(ステップS37)にL群の中央値tS2を大きくする補正を行い(ステップS38)、過去3回ともNがN未満である場合(ステップS39)にS群の中央値tS2を大きくする補正を行う(ステップS40)。過去の3回のIH出力回数NとIH出力基準回数Nとの比較結果が一致しない場合は補正を行わない。
この補正手順によると、補正対象である中央値tS2に基づいて判別した容量ランクRによって補正すべき中央値tS2を特定するという不合理がなく、中央値tS2が適正な値から大きく外れていても補正対象を適切に特定できる。
本補正手順においても、過去3回、IH出力回数NとIH出力基準回数Nとの比較結果が連続して同じであった場合にのみ中央値tS2を補正しているが、IH出力回数Nの平均値によって補正の要否を判断してもよく、頻度が多いIH出力回数Nに対応する容量群の中央値tS2を補正してもよく、また、一定の範囲のIH出力回数Nのときの調理時間tSBをピックアップして補正の要否を判断してもよい。
本発明の炊飯器の断面図。 図1の炊飯器の炊飯工程における温度変化を示すグラフ。 図1の炊飯器における炊飯量の1次判別の流れ図。 図1の炊飯器における炊飯量の2次判別の流れ図。 図1の炊飯器における炊飯量の2次判別基準値の補正の流れ図。 図5の基準値の補正の代替案の流れ図。 従来の炊飯器の炊飯工程における温度変化を示すグラフ。
符号の説明
1 炊飯器
2 本体
3 蓋体
4 内鍋
5 内蓋
6 加熱コイル
7 温度センサ
8 駆動回路

Claims (3)

  1. 予熱工程の水温上昇率によって炊飯量の1次推測容量を求め、沸騰工程の水温上昇率によって炊飯量の2次推測容量を求め、調理手順を制御する制御手段と、
    過去複数の前記2次推測容量を記憶する記憶手段とを有し、
    前記制御手段は、前記1次推測容量が大容量であり、且つ、前記記憶手段に記憶した過去複数の前記2次推測容量の平均が所定の基準値以上であるとき、予熱工程を、高温および長時間の少なくともいずれかに設定することを特徴とする炊飯器。
  2. 前記制御手段は、前記1次推測容量に応じて、前記2次推測容量を判別するための基準値を変更することを特徴とする請求項記載の炊飯器。
  3. 前記制御手段は、予熱開始から所定の水温に上昇するまでの時間をしきい値と比較することによって前記1次推測容量を判別し、予熱開始時の水温に応じて前記しきい値を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の炊飯器。
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