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JP4179964B2 - ジュウタンマット洗浄機 - Google Patents
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JP4179964B2 - ジュウタンマット洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、ジュウタンマット洗浄機に関するものである。
ジュウタンマットを洗浄する洗浄機において従来知られるものに、ジュウタンマットの進行方向に、ジュウタンマットを挟んで回転する上下一対の打撃棒回転体と、ジュウタンマットを挟んで回転する上下一対の回転ブラシと、が並設されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
さらに、この洗浄機は、ジュウタンマットの引き込み用のローラや、洗浄のためのその他ローラが配設されている。
従って、従来の洗浄機は、ローラを回転させるプーリや回転軸用の軸受等の部品の点数が多くなり、構成が複雑で、洗浄機が大型化するという欠点があった。
また、ジュウタンマットの端部からはみ出る糸状の異物(ほつれ部)を回転ブラシが巻き込み、回転ブラシによりマットが引き込まれ、さらに、マットが洗浄機内に詰まっても直ぐに運転の停止ができないため、マットが強く巻き込まれ、破損するというトラブルが多発している。
特開2003−190897号公報
解決しようとする課題は、洗浄機をコンパクトにできない点である。部品点数が多く、構造が複雑となる点である。また、誤動作した際の安全対策が不十分な点である。
本発明に係るジュウタンマット洗浄機は、植毛側を下面としたジュウタンマットの上下面に当接する上下清掃回転体を備え、該上下清掃回転体のうちの下清掃回転体は、軸心廻りに回転する軸部材と、該軸部材に取着され上記ジュウタンマットに当接し180°離れて一対に設けられるブラシと、上記軸部材平行かつ180°離れて一対設けられる打撃棒と、を有し、上記下清掃回転体の打撃棒は、上記ブラシよりも30°〜55°の角度だけ回転方向後方側位置に配設され、上記上下清掃回転体のうちの上清掃回転体は、軸心廻りに回転する軸部材と、該軸部材に平行かつ180°離れて一対設けられる打撃棒と、を有し、
さらに、上記下清掃回転体の打撃棒と、上記上清掃回転体の打撃棒とが、90°の回転位相差を持って上記ジュウタンマットに交互に当接するものである
または、植毛側を下面としたジュウタンマットの上下面に当接する上下清掃回転体を備え、該上下清掃回転体のうちの下清掃回転体は、軸心廻りに回転する軸部材と、該軸部材に取着され上記ジュウタンマットに当接し180°離れて一対に設けられるブラシと、上記軸部材に平行かつ180°離れて一対設けられる帯板状糸巻込防止部材と、を有し、上記下清掃回転体の糸巻込防止部材は、上記ブラシよりも25°〜45°の角度だけ回転方向後方側位置に配設され上記ジュウタンマットの不要糸が上記ブラシの基端部側へ巻き込まれるのを防止し、上記上下清掃回転体のうちの上清掃回転体は、軸心廻りに回転する軸部材と、該軸部材に取着され上記ジュウタンマットに当接し180°離れて一対に設けられるブラシと、該軸部材に平行かつ180°離れて一対設けられる帯板状糸巻込防止部材と、を有し、上記上清掃回転体の糸巻込防止部材は、上記ブラシよりも25°〜45°の角度だけ回転方向後方側位置に配設され上記ジュウタンの不要糸が上記ブラシの基端部側へ巻き込まれるのを防止し、さらに、上記下清掃回転体の糸巻込防止部材と、上記上清掃回転体の糸巻込防止部材とが、90°の回転位相差を持って上記ジュウタンマットに交互に接近するものである。
また、上記ジュウタンマットを引き込む上下引き込みローラと、上記上下清掃回転体と、上記ジュウタンマットの下面に当接する拭き取り用吸水ローラとは、上記ジュウタンマットの入口部から出口部に向かって下方傾斜状に並設されたものである。
また、上記上下引き込みローラの上流側位置に配設された開閉扉と、上記拭き取り用吸水ローラに洗浄水を吸水させる水槽と、該水槽に該洗浄水を供給させるバルブ付き給水管と、該拭き取り用吸水ローラを押圧して過分な該洗浄水を取り去る絞りローラと、ローラ回転駆動用モータと、を備え、さらに、該開閉扉に連結され該開閉扉を開くと上記バルブを閉状態から開状態にさせる第1連結部材と、該開閉扉に連結され該開閉扉を開くと上記絞りローラを上記拭き取り用吸水ローラに押圧させる第2連結部材と、該開閉扉を開くと上記モータを駆動させる作動用リミットスイッチと、を備えるものである。
また、上記下清掃回転体の下方位置に塵受け皿部材が配設され、上記ジュウタンマットが正規ルートから離脱し該塵受け皿部材に当接して該塵受け皿部材が位置変化すると該位置変化を検知して上記モータを緊急停止させる非常用リミットスイッチを備える。
本発明のジュウタンマット洗浄機は、回転するブラシと打撃棒とが同一軸部材に配設されているため、洗浄機をコンパクトにでき、また、回転軸や軸受等の部品の省略化が可能となり、構成が簡素化される。
また、打撃棒はブラシよりも所定角度だけ回転方向後方に配設されるため、ジュウタンマットから塵や埃等の異物をブラシにて掃き出し、その後、打撃棒にて打撃する作業が連続して行われ、効率良く異物を除去することができる。
また、誤動作の際に緊急停止させることができ、ジュウタンマットが洗浄機内に詰まってマットを破損させることがなく、安全である。
図1は、本発明のジュウタンマット洗浄機の実施の一形態を示す断面正面図であり、図2は、ジュウタンマット洗浄機の断面左側面図である。この洗浄機は、上部がジュウタンマットMの洗浄を行う洗浄作業部Aであり、下部が洗浄作業部Aを載置固定させる基台部Bである。
そして、この洗浄機にて洗浄を行うジュウタンマットMは、例えば、一面側(使用状態で上面)が植毛面とされたものがあり、植毛側が下面に向けられて洗浄作業部Aの手前上部の入口部9からジュウタンマットMが入れられ、内部にて洗浄が行われ、後方下部の出口部10から出てくる。
洗浄機は、洗浄作業部Aにおいて、入口部9側から出口部10側に向かって、植毛側を下面としたジュウタンマットMを引き込む上下引き込みローラ3,4と、ジュウタンマットMの上下面に当接する上下清掃回転体5,6と、ジュウタンマットMの下面に当接する拭き取り用吸水ローラ7と、を備え、さらに、吸水ローラ7とによりジュウタンマットMを挟む吸水ローラ7に平行な押さえローラ8を備えている。
さらに、上下引き込みローラ3,4と、上下清掃回転体5,6と、拭き取り用吸水ローラ7とは、ジュウタンマットMの入口部9(上流側)から出口部10(下流側)に向かって下方傾斜状に並設されている。また、ジュウタンマットMが斜め下方へ向かって直線的に進むよう、これらローラは配置されており、ジュウタンマットMをスムーズに進行させることができる。
つまり、上下引き込みローラ3,4と、上下清掃回転体5,6と、拭き取り用吸水ローラ7は、水平に対して30°〜60°の勾配線に沿って並設されている。
上下引き込みローラ3,4は、入口部9から投入されたジュウタンマットMを上下から挟んで引き込み、下流側へ送り出すよう構成されたものであり、引き込みローラ3,4のうちの少なくとも一方を、ジュウタンマットMを下流側へ送る方向に回転駆動させている。図2では、下引き込みローラ4のみをモータ16により回転駆動させている。
また、下引き込みローラ4の軸心は固定状とされ、上引き込みローラ3の軸心はフリー(下引き込みローラ4方向へ移動自在)とされ、上引き込みローラ3を弾発部材(圧縮バネ等)24にて下引き込みローラ4に向かって弾発付勢させている。これにより、ジュウタンマットMを滑らすことなく確実に下流側へ送ることができる。
上下清掃回転体5,6について説明すると、上下清掃回転体5,6のうちの下清掃回転体6は、軸心L廻りに回転する軸部材22と、軸部材22に取着されたブラシ1と、ブラシ1が取着された軸部材22と同一の軸部材22に軸部材22と平行となるよう配設された打撃棒2と、を有している。つまりブラシ1と打撃棒2との回転軸心は一致している。 図3(a)は、上下清掃回転体5,6の概略構成図であり、図2と図3(a)では、下清掃回転体6の軸部材22に、ブラシ1と打撃棒2とを設けており、上清掃回転体5には、(ブラシ1を省略して)打撃棒2を設けている。
ここで、図3(a)において、下清掃回転体6の軸心をL1 とし、軸部材を22aとし、ブラシを1aとし、打撃棒を2aとし、また、上清掃回転体5の軸心をL2 とし、軸部材を22bとし、打撃棒を2bとしている。また、上下清掃回転体5,6の軸心L2 ,L1 は平行とされている。
上清掃回転体5において、軸部材22bはモータ16(図2参照)により軸心L2 廻りに回転駆動し、打撃棒2bは軸部材22bに平行でかつ軸部材22bに180°離れて一対設けられている。
また、下清掃回転体6において、軸部材22aはモータ16により軸心L1 廻りに回転駆動し、ブラシ1aは軸部材22aに180°離れて一対設けられ、打撃棒2aは、ブラシ1aと所定角度θだけ遅れる回転位相差を持って、軸部材22aに平行でかつ軸部材22aに180°離れて一対設けられている。
打撃棒2は軸部材22の両端部に設けた取付プレート(図示省略)間に軸部材22に平行となるよう取着される
また、ブラシ1は、図3(a)に示すように軸心Lから放射状となるよう、軸部材22の外周面の一部(1乃至複数箇所)に取り付けられており、図1に示すように、軸部材22の軸方向に連続して取り付けられている。また、打撃棒2の長さ及びブラシ1の軸方向取付部長さは、ジュウタンマットMの幅方向寸法より大きい寸法とされている。
さらに、図3(a)に示すように、打撃棒2は、ブラシ1よりも所定角度θだけ回転方向後方側位置に配設されており、所定角度θが30°〜55°に設定されている。特に好ましくは、40°〜50°とすればよい。つまり、ブラシ1がジュウタンマットMに当接してから直ぐに打撃棒2が当接することとなり、この動作が連続することとなる。
上記所定角度θが下限値未満であると、ブラシ1と打撃棒2とが接近しすぎて打撃棒2によるジュウタンマットMへの当接が不十分となり、叩き出し作用が低下してしまう。また、所定角度θが上限値を越えると、ジュウタンマットMを挟んで反対側の打撃棒2との当接タイミングが悪くなり、ブラシ1による掃き出し作用が低下してしまう。
このように、本発明のジュウタンマット洗浄機は、軸心L廻りに回転する軸部材22に取着されジュウタンマットMに当接するブラシ1と、ブラシ1が取着された軸部材22と同一の軸部材22に軸部材22と平行となるよう取着されジュウタンマットMに当接する打撃棒2と、を有しており、打撃棒2は、ブラシ1よりも所定角度θだけ回転方向方側位置に配設されている。従って、ジュウタンマットM(の下面側)を、ブラシ1にて掃き出し、打撃棒2にて打撃して異物(粉塵)を叩き出す作業が連続して行われ、効率良く粉塵を除去することができ、かつ、上面側においても、異物を確実に叩いて除去することができる。
さらに、下清掃回転体6の打撃棒2aと上清掃回転体5の打撃棒2bとが、ジュウタンマットMに交互に衝突するよう、上下清掃回転体5,6の回転位相を相違させ配設している。つまり、図3(a)では、90°の回転位相差を持って上下清掃回転体5,6の打撃棒2b,2aがジュウタンマットMに当接する。
また、図3(a)に示すように、ブラシ1の外周端点23の(一点鎖線で示した)回転軌跡は、打撃棒2の最外周端点25の回転軌跡よりも外方となるよう配置されている。ブラシ1の外周端点23の回転軌跡の半径は、打撃棒2の最外周端点25の回転軌跡の半径より5mm〜10mm小さく設定されている。これにより、ブラシ1による掃き出しがより一層効果的に行われる。
次に、図3(b)は、上下清掃回転体5,6の他の実施の形態を示す概略構成図であり、この上下清掃回転体5,6を有する洗浄機は、軸心L廻りに回転する軸部材22に取着されジュウタンマットMに当接するブラシ1と、ブラシ1が取着された軸部材22と同一の軸部材22にブラシ1よりも所定角度θ′だけ回転方向後方側位置に突出状に配設された帯板状の糸巻込防止部材44と、を有する。
糸巻込防止部材44は、ジュウタンマットMの不要糸───マットMからほつれ出る糸───が、ブラシ1の基端部45側へ巻き込まれるのを防止するガード片部材である。
糸巻込防止部材44は、軸部材22から径方向外方へ突出しており、軸部材22の長手方向に連続する部材である。つまり、ブラシ1の長手方向に沿ってブラシ1の回転方向後方側位置に配設されていると言える。また、上記所定角度θ′は、25°〜45°と設定され、図3(b)では、35°としている。
さらに、糸巻込防止部材44は、ブラシ1よりも径方向寸法が小さく設定されており、糸巻込防止部材44の先端部がブラシ1の中間部に対応する半径とされている。これにより、不要糸がブラシ1の基端部45に巻きつこうとしても、糸巻込防止部材44の先端部が不要糸に当接し、周方向外方へ不要糸を排除できる。つまり、回転する糸巻込防止部材44により、ブラシ1に不要糸が食い込む前に不要糸を外方へはじき出すことができる。
ジュウタンマットMの端縁等からはみ出る不要糸が、ブラシ1の毛が密集した根元に巻きつけられてブラシ1の毛の間に挟み込まれ、マットM本体がその巻き込みにより引き込まれることを、糸巻込防止部材44は防止している。
また、図3(b)の糸巻込防止部材44は、先端(折り曲げ点)が小さなアール状となるよう板材を鋭角に折り曲げ形成し帯板状とされたものであるが、これに限らず、厚さの大きい1枚板により形成してもよい。
また、図3(b)では、ブラシ1が、1つの軸部材22において180°離れて一対配設されており、糸巻込防止部材44も、それに対応して180°離れて一対配設されている。
そして、糸巻込防止部材44,44の先端部と軸部材22の外周端点とを通る軸心L廻りの菱形となる1周長は───図3(b)の上清掃回転体5において一点鎖線で示す線長は───、12〜18cmとなるよう設定されており、約10cm程度の不要糸が一周巻きつくことを防止している。
また、図3(b)では、特に剛性が高い毛にてブラシ1を構成し、ブラシ1をジュウタンマットMに叩きつけながら掃き出すようにしている。なお、ブラシ1の剛性を高くすると、不要糸がブラシ1へ食い込んだ際に抜けにくくなるが、回転する糸巻込防止部材44により、ブラシ1に不要糸が深く食い込む前に外方へはじき出すことができ、ジュウタンマットMを巻き込むというトラブルを防げる。
また、糸巻込防止部材44の先端部は、ジュウタンマットMに当接させなくてもよいが、糸巻込防止部材44の径方向長さを大きくしてジュウタンマットMに当接させてもよい。この場合、糸巻込防止部材44が図3(a)に示した打撃棒2の作用を有する。
なお、図3(b)において、図3(a)の打撃棒2を省略し糸巻込防止部材44を設けた以外は、図3(a)に示す同一符号のものは同様の構成であり、説明を省略する。
つまり、上下清掃回転体5,6に、軸部材22と、ブラシ1と、糸巻込防止部材44と、を設ければよく、また、90°の回転位相差を持って上下清掃回転体5,6のブラシ1b,1aがジュウタンマットMに当接する
次に、図2により拭き取り用吸水ローラ7と、押さえローラ8について説明すると、拭き取り用吸水ローラ7は例えばスポンジローラとされている。そして、上下清掃回転体5,6を通過したジュウタンマットMの植毛面に、モータ16にて回転駆動し後述する水槽(タンク)12に溜めた洗浄液にて湿らせた吸水ローラ7を当接させ、植毛面に付着する埃等の異物を除去させるものである。
また、吸水ローラ7の軸心は固定状とされ、押さえローラ8の軸心はフリー(吸水ローラ7方向へ移動自在)とされ、押さえローラ8を弾発部材(圧縮バネ等)27にて吸水ローラ7に向かって弾発付勢させている。これにより、ジュウタンマットMを滑らすことなく確実に送り出すことができ、かつ、吸水ローラ7をジュウタンマットMの植毛面にしっかりと押圧させることができる。
さらに、本発明のジュウタンマット洗浄機は、図2と図4に示すように、上下引き込みローラ3,4の上流側位置に配設された開閉扉11と、拭き取り用吸水ローラ7に洗浄水を吸水させる水槽12と、水槽12に洗浄水を供給させるバルブ13付き給水管14と、拭き取り用吸水ローラ7を押圧して過分な洗浄水を取り去る絞りローラ15と、ローラ回転駆動用モータ16と、を備える。
開閉扉11は、洗浄作業部Aの手前上部の入口部9を施蓋するよう設けられ、開閉扉11の奥部が揺動中心とされて開閉するものであり、上記ローラ等を包囲するケーシング26と連続するよう設けられ、閉状態では、雨水の内部への浸入がないよう構成されている。これにより、本発明の乾式の洗浄機において、ローラやブラシ等に水滴が付着し、その水分がジュウタンマットMに付着して、乾燥したマットMを濡らすことを防止できる。
水槽12は、吸水ローラ7及び絞りローラ15の下方位置に設けられ、水槽12に供給され溜められた洗浄水に吸水ローラ7の下部が没するよう配置される。また、水槽12には、ドレン管28が設けられ、洗浄機の非使用状態で洗浄水を外部へ排出させ、冬季において洗浄機内の洗浄水の凍結を防ぎ、また、常にきれいな洗浄水にて作業できる。なお、洗浄水は、水(水道水)でもよい。
そして、給水管14は、途中部に止水用のバルブ13が接続され、図外の洗浄水供給源から水槽12へ洗浄水を送るものであり、図1に示すように、洗浄作業部Aの左側端空間部29に配置されている。バルブ13は、バルブレバー30の動作により開閉できる。
絞りローラ(脱水ローラ)15は、吸水ローラ7の近傍位置に吸水ローラ7に平行となるよう配設され、絞りローラ15の軸心はフリー(吸水ローラ7方向へ移動自在)とされている。そして、絞りローラ15が吸水ローラ7の外周面を押圧し、吸水ローラ7の過剰な洗浄水を絞り取っている。
さらに、本発明の洗浄機は、図4に示すように、開閉扉11に連結され開閉扉11を開くとバルブ13を閉状態から開状態にさせる第1連結部材17を備える。第1連結部材17は、開閉扉11の内側において一端部が枢着される第1レバー部材32を有し、第1レバー部材32の他端部がバルブレバー30の端部に枢着されている。
そして、開閉扉11が閉状態ではバルブ13は閉状態であり、洗浄水の供給を停止させ不要に水槽12へ洗浄水を供給させない。そして、開閉扉11が開状態となると、第1連結部材17(レバー部材)を介してバルブ13が開状態となり、洗浄液を水槽12へ供給する。
また、洗浄機は、開閉扉11に連結され開閉扉11を開くと絞りローラ15を拭き取り用吸水ローラ7に押圧させる第2連結部材18を備える。第2連結部材18は、開閉扉11の内側において一端部が枢着される略L字形の第2レバー部材33と、第2レバー部材33の他端部と弾発連結部材31を介して連結される第3レバー部材34と、を有し、端部を中心として揺動可能な第3レバー部材34に絞りローラ15が連結乃至固定されている。
そして、開閉扉11が閉状態では絞りローラ15は、吸水ローラ7から離間状態であり、開閉扉11を開状態とすると、第2レバー部材33と第3レバー部材34とが持ち上げられて、第3レバー部材34が絞りローラ15を吸水ローラ7側へ押圧する。なお、弾発連結部材31により、絞りローラ15の吸水ローラ7への押圧力は略一定とされ、絞りすぎを防ぐことができる。
また、本発明の洗浄機は、開閉扉11を開くとモータ16を駆動させる作動用リミットスイッチ19を備える。作動用リミットスイッチ19は、開閉扉11の閉状態で開閉扉11と非接触状態であるが、開状態とすることで開閉扉11と接触状態となるようケーシング26の内部に設けられており、開閉扉11の開状態で作動用リミットスイッチ19により図外の電気制御部においてモータ16を始動させている。
モータ16は、ケーシング26の内部に設けれられており、1台のモータ16が、回転動力伝達手段35により、下引き込みローラ4と、上下清掃回転体5,6と、拭き取り用吸水ローラ7と、をジュウタンマットMを下流側へ移送させる方向へ回転させている。
図5が回転動力伝達手段35を説明する断面側面図であり、回転動力伝達手段35は、図1の洗浄作業部Aの右側端空間部43に設けられ、回転動力伝達手段35は、例えば複数のプーリと複数のベルトや、複数のチェーンと複数のスプロケット等により構成されている。
図5について説明すると、モータ16が矢印a方向に回転駆動すると、下清掃回転体6と同軸状に固定された大プーリ6aを第1ベルト36にて矢印b方向に回転させ、大プーリ6aと同軸状に固定された小プーリ6bの回転(矢印c)により、第2ベルト37にて上清掃回転体5に同軸状に固定された上プーリ5aを矢印d方向に回転させる。
さらに、第2ベルト37は補助大プーリ40aに懸けられており補助大プーリ40aは矢印e方向に回転する。
なお、下清掃回転体6用の小プーリ6bと、上清掃回転体5用の上プーリ5aとは、同径であり、等速でかつ両者ともジュウタンマットMを下流方向へ送る方向へ回転する。
そして、補助大プーリ40aに同軸状に固定された補助小プーリ40bが回転し、第3ベルト38にて下引き込みローラ4に同軸状に固定された大プーリ4aが矢印f方向に回転し、大プーリ4aに同軸状に固定された小プーリ4bを回転させる。さらに、小プーリ4bに懸けられた第4ベルト39にて吸水ローラ7に同軸状に固定されたプーリ7aを矢印g方向に回転する。
なお、図5から明らかなように、モータ16の回転数に対して上下清掃回転体5,6は減速されており、下引き込みローラ4はさらに減速されており、上下清掃回転体5,6は下引き込みローラ4よりも高速にて回転する。つまり、上下清掃回転体5,6は、ジュウタンマットMの送り速度よりも早い周速度にて回転しながらジュウタンマットMに当接し清掃を行う。
また、本発明の洗浄機は、図2に示すように、下清掃回転体6の下方位置に塵受け皿部材20が配設されている。図6は、塵受け皿部材20の断面正面図であり、塵受け皿部材20は、左右一対のレール部材41,41に対して出し入れ自在でかつ、水平軸心42にて揺動可能とされ、保持されている。レール部材41,41は、ケーシング26(図2)の側部に固定されている。
さらに、この洗浄機は、モータ16を緊急停止させる非常用リミットスイッチ21を備えている。
図7は、ジュウタンマットMが正規ルートを通過する正常運転状態にある塵受け皿部材の断面側面図であり、図8と図9がジュウタンマットMが正規ルートから離脱し、非常用リミットスイッチ21が作動する状態を示す図である。
ジュウタンマットMが正規ルートから離脱して、ジュウタンマットMが塵受け皿部材20に当接すると塵受け皿部材20が位置変化し、非常用リミットスイッチ21がその位置変化を検知してモータ16を、図外の電気制御部にて電気的に遮断し、緊急停止させる。
また、塵受け皿部材20は、その中間部において、レール部材41,41に揺動可能に保持されている。
従って、ジュウタンマットMが、図8のように塵受け皿部材20の下方位置から当接しても、または、図9のように上方位置から当接しても、塵受け皿部材20は上下方向どちらにも揺動でき、迅速にモータ16を停止させ、ジュウタンマットMの巻き込み、詰まりを防止できる。
以上のように、本発明によれば、軸心L廻りに回転する軸部材22に取着されジュウタンマットMに当接するブラシ1と、ブラシ1が取着された軸部材22と同一の軸部材22に軸部材22と平行となるよう配設されジュウタンマットMに当接する打撃棒2と、を有するため、ブラシ1による掃き出し効果と、打撃棒2による叩き出し効果により、塵や埃等の異物を確実に除去することができる。
また、回転するブラシ1と打撃棒2とが同一軸部材22に配設されており、回転軸や軸受等の部品の省略化が可能となり、構成が簡素化される。従って、洗浄機全体をコンパクトにできる。特に、奥行き方向の寸法が小さくなる。
また、打撃棒2は、ブラシ1よりも30°〜55°の角度θだけ回転方向後方側位置に配設されているため、ジュウタンマットから異物をブラシにて掃き出し、打撃棒2にて打撃する作業が連続して行われ、効率良く塵や埃等の異物を除去することができる。さらに、ブラシ1がジュウタンマットMに当接してから直ぐに打撃棒2が当接することとなり、この動作が連続し効率良く異物を除去することができる。
また、軸心L廻りに回転する軸部材22に取着されジュウタンマットMに当接するブラシ1と、ブラシ1が取着された軸部材22と同一の軸部材22にブラシ1よりも所定角度θ′だけ回転方向後方側位置に配設されジュウタンマットMの不要糸がブラシ1の基端部45側へ巻き込まれるのを防止する帯板状の糸巻込防止部材44と、を有するため、ブラシ1による掃き出し効果により塵や埃等の異物を確実に除去することができる。
さらに、ジュウタンマットMからはみ出る(ほつれた)不要糸がブラシ1の基端部45へ巻き込まれないため、マットM全体の巻き込みのトラブルを回避できる。従って、ジュウタンマットMはもちろん洗浄機の破損を防止できる。
また、植毛側を下面としたジュウタンマットMを引き込む上下引き込みローラ3,4と、ジュウタンマットMの上下面に当接する上下清掃回転体5,6と、ジュウタンマットMの下面に当接する拭き取り用吸水ローラ7と、を備え、上下清掃回転体5,6のうちの下清掃回転体6が、軸心L廻りに回転する軸部材22と、軸部材22に取着されたブラシ1と、ブラシ1が取着された軸部材22と同一の軸部材22に軸部材22と平行となるよう配設された打撃棒2と、を有するため、ジュウタンマットMを安定して走行させるながら洗浄できる。ブラシ1による掃き出し効果と、打撃棒2による叩き出し効果により、異物を確実に除去するとができる。
また、上下引き込みローラ3,4と、上下清掃回転体5,6と、拭き取り用吸水ローラ7とは、ジュウタンマットMの入口部9から出口部10に向かって下方傾斜状に並設されているため、隣り合うローラの一部を高さ方向にラップさせて配置できるため、洗浄機全体をコンパクトにできる。特に、奥行き方向の寸法が小さくなる。
また、ジュウタンマットMを斜め下方へ進ませることにより、引き込みローラ3,4による引き込み送り出し力以外に、ジュウタンマットMの自重により、ジュウタンマットMを出口部10方向へ自然に進ませることができ、引き込みローラ3,4を通過した後のジュウタンマットMの先頭縁部がスムーズに進行することができる。
また、上下引き込みローラ3,4の上流側位置に配設された開閉扉11と、拭き取り用吸水ローラ7に洗浄水を吸水させる水槽12と、水槽12に洗浄水を供給させるバルブ13付き給水管14と、拭き取り用吸水ローラ7を押圧して過分な洗浄水を取り去る絞りローラ15と、ローラ回転駆動用モータ16と、を備え、さらに、開閉扉11に連結され開閉扉11を開くとバルブ13を閉状態から開状態にさせる第1連結部材17と、開閉扉11に連結され開閉扉11を開くと絞りローラ15を拭き取り用吸水ローラ7に押圧させる第2連結部材18と、開閉扉11を開くとモータ16を駆動させる作動用リミットスイッチ19と、を備えるため、洗浄機を使用する際にのみ動作状態とさせることができる。
つまり、非使用時は、洗浄水を停止させ、吸水ローラ7に負荷を与えず、モータ16を動作させない。特に、冬季において洗浄機内において洗浄水の凍結を防ぐことができ、凍結により洗浄機を故障させることがない。
また、絞りローラ15により、拭き取り用吸水ローラ7を適度な低含水率として、過分な水分をジュウタンマットMに付着させることがない。
また、下清掃回転体6の下方位置に塵受け皿部材20が配設され、ジュウタンマットMが正規ルートから離脱し塵受け皿部材20に当接して塵受け皿部材20が位置変化すると位置変化を検知してモータ16を緊急停止させる非常用リミットスイッチ21を備えるため、誤動作の際に運転を緊急停止させることができ、ジュウタンマットMが洗浄機内に詰まり、マットMを破損させることがなく、安全である。
本発明のジュウタンマット洗浄機の実施の一形態を示す断面正面図である。 ジュウタンマット洗浄機の断面左側面図である。 上下清掃回転体の概略説明図である。 ジュウタンマット洗浄機の要部を示す断面左側面図である。 回転動力伝達手段を説明する断面右側面図である。 塵受け皿部材の断面正面図である。 通常運転状態にある塵受け皿部材の断面側面図である。 非常用リミットスイッチが作動した状態を示す塵受け皿部材の断面側面図である。 非常用リミットスイッチが作動した状態を示す塵受け皿部材の断面側面図である。
符号の説明
1 ブラシ
2 打撃棒
3 上引き込みローラ
4 下引き込みローラ
5 上清掃回転体
6 下清掃回転体
7 拭き取り用吸水ローラ
9 入口部
10 出口部
11 開閉扉
12 水槽
13 バルブ
14 給水管
15 絞りローラ
16 モータ
17 第1連結部材
18 第2連結部材
19 作動用リミットスイッチ
20 塵受け皿部材
21 非常用リミットスイッチ
22 軸部材
44 糸巻込防止部材
45 基端部
L 軸心
M ジュウタンマッ
θ 角度
θ′ 角度

Claims (5)

  1. 植毛側を下面としたジュウタンマット(M)の上下面に当接する上下清掃回転体(5)(6)を備え、
    該上下清掃回転体(5)(6)のうちの下清掃回転体(6)は、軸心( 1 )廻りに回転する軸部材(22a)と、該軸部材(22a)に取着され上記ジュウタンマット(M)に当接し180°離れて一対に設けられるブラシ(1a)(1a)と、上記軸部材(22a)に平行かつ180°離れて一対設けられる打撃棒(2a)(2a)と、を有し、
    上記下清掃回転体(6)の打撃棒(2a)は、上記ブラシ(1a)よりも30°〜55°の角度(θ)だけ回転方向後方側位置に配設され、
    上記上下清掃回転体(5)(6)のうちの上清掃回転体(5)は、軸心(L 2 )廻りに回転する軸部材(22b)と、該軸部材(22b)に平行かつ180°離れて一対設けられる打撃棒(2b)(2b)と、を有し
    さらに、上記下清掃回転体(6)の打撃棒(2a)と、上記上清掃回転体(5)の打撃棒(2b)とが、90°の回転位相差を持って上記ジュウタンマット(M)に交互に当接することを特徴としたジュウタンマット洗浄機。
  2. 植毛側を下面としたジュウタンマット(M)の上下面に当接する上下清掃回転体(5)(6)を備え、
    該上下清掃回転体(5)(6)のうちの下清掃回転体(6)は、軸心(L 1 )廻りに回転する軸部材(22a)と、該軸部材(22a)に取着され上記ジュウタンマット(M)に当接し180°離れて一対に設けられるブラシ(1a)(1a)と、上記軸部材(22a)に平行かつ180°離れて一対設けられる帯板状糸巻込防止部材(44)(44)と、を有し、 上記下清掃回転体(6)の糸巻込防止部材(44)は、上記ブラシ(1a)よりも25°〜45°の角度(θ’)だけ回転方向後方側位置に配設され上記ジュウタンマット(M)の不要糸が上記ブラシ(1a)の基端部(45)側へ巻き込まれるのを防止し、
    上記上下清掃回転体(5)(6)のうちの上清掃回転体(5)は、軸心(L 2 )廻りに回転する軸部材(22b)と、該軸部材(22b)に取着され上記ジュウタンマット(M)に当接し180°離れて一対に設けられるブラシ(1b)(1b)と、該軸部材(22b)に平行かつ180°離れて一対設けられる帯板状糸巻込防止部材(44)(44)と、を有し、 上記上清掃回転体(5)の糸巻込防止部材(44)は、上記ブラシ(1b)よりも25°〜45°の角度(θ’)だけ回転方向後方側位置に配設され上記ジュウタンマット(M)の不要糸が上記ブラシ(1b)の基端部(45)側へ巻き込まれるのを防止し、
    さらに、上記下清掃回転体(6)の糸巻込防止部材(44)と、上記上清掃回転体(5)の糸巻込防止部材(44)とが、90°の回転位相差を持って上記ジュウタンマット(M)に交互に接近することを特徴としたジュウタンマット洗浄機。
  3. 上記ジュウタンマット(M)を引き込む上下引き込みローラ(3)(4)と、上記上下清掃回転体(5)(6)と、上記ジュウタンマット(M)の下面に当接する拭き取り用吸水ローラ(7)とは、上記ジュウタンマット(M)の入口部(9)から出口部(10)に向かって下方傾斜状に並設された請求項1又は2記載のジュウタンマット洗浄機。
  4. 上記上下引き込みローラ(3)(4)の上流側位置に配設された開閉扉(11)と、上記拭き取り用吸水ローラ(7)に洗浄水を吸水させる水槽(12)と、該水槽(12)に該洗浄水を供給させるバルブ(13)付き給水管(14)と、該拭き取り用吸水ローラ(7)を押圧して過分な該洗浄水を取り去る絞りローラ(15)と、ローラ回転駆動用モータ(16)と、を備え、さらに、該開閉扉(11)に連結され該開閉扉(11)を開くと上記バルブ(13)を閉状態から開状態にさせる第1連結部材(17)と、該開閉扉(11)に連結され該開閉扉(11)を開くと上記絞りローラ(15)を上記拭き取り用吸水ローラ(7)に押圧させる第2連結部材(18)と、該開閉扉(11)を開くと上記モータ(16)を駆動させる作動用リミットスイッチ(19)と、を備える請求項3記載のジュウタンマット洗浄機。
  5. 上記下清掃回転体(6)の下方位置に塵受け皿部材(20)が配設され、上記ジュウタンマット(M)が正規ルートから離脱し該塵受け皿部材(20)に当接して該塵受け皿部材(20)が位置変化すると該位置変化を検知して上記モータ(16)を緊急停止させる非常用リミットスイッチ(21)を備える請求項1,2,3,又は4記載のジュウタンマット洗浄機。
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