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JP4186682B2 - 車載ミラー表示装置 - Google Patents
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JP4186682B2 - 車載ミラー表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用ミラーに情報を表示する車載ミラー表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、後方を確認するための車載用ミラーに、自車の走行状態等の必要な情報を表示する装置として、車載ミラー表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この車載ミラー表示装置は、車載用ミラーの表面にホログラム面を形成し、このホログラム面に蛍光表示管からの情報を投影するように構成されている。従って運転者は、車載用ミラーに反射される後方背景と、蛍光表示管からホログラム面に投影される情報とを同時に視認することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平2−238472号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記車載ミラー表示装置では、運転者が視認しようとする後方背景に重ねて蛍光表示板からの必要な情報を投影するため、情報が投影された部分の後方背景が見難くなるという問題点があった。
【0006】
そこで、このような問題点を鑑み、車載ミラー表示装置において、車載用ミラーに情報が投影されても運転者が視認しようとする後方背景を容易に視認できるようにすることを本発明の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
かかる目的を達成するために成された、請求項1に記載の車載ミラー表示装置においては、運転者が当該車両を方向転換または進路変更させようとする意志、およびそのときの方向を検知する意志検知手段を備え、後方物体の情報を画像投影手段に投影させる制御手段は、後方監視手段が測定した後方物体の位置に応じて、予め設定された任意の位置に情報を投影させ、意志検知手段により意志が検出されると、意志検知手段により方向転換または進路変更する方向として検知された方向とは反対側に、情報を投影させる位置を変化させる。
【0008】
このようにすると、車載用ミラーにおいて、運転者が後方物体の位置を確認するために視認する位置と、後方物体の情報を投影する位置とが重なることを防止することができ、後方を確認する際の視認性が向上する。また、後方物体の情報を最小限の視線移動で収集することができる。
【0009】
また、請求項2に記載のように、制御手段は、後方監視手段が測定した後方物体の位置に応じて、運転者が後方物体を確認するために必要な領域を判定し、運転者が後方を確認する動作の妨げにならない位置に、情報を投影させる位置を変化させ、特に、意志検知手段により前記意志が検知された場合には、さらに、方向転換または進路変更する方向として検知された方向とは反対側に、情報を投影させる位置を変化させるようにしてもよい。
【0010】
また、請求項2に記載の車載ミラー表示装置において、意志検知手段が行う運転者の動作の検知は、例えば運転者の視線の動きや、顔の角度等をCCDカメラ等の撮影手段を用いて撮影し、画像処理等をすることにより行ってもよいが、複雑な画像処理をすることなく運転者の動作を検知するには、請求項3に記載のように、運転者が操作する方向指示器の動作状態を検知するようにすればよい。
【0011】
このようにすれば、既存の方向指示器を意志検知手段として使用するため、製造コストを抑えることができる。
尚、方向指示器の動作状態を検出することが意志検知手段として使用できるのは、車両の運転中において、特に車載用ミラーを見て安全性を確認する必要があるのは、進路変更のときであり、そのとき運転者は安全確認しようとする方向に方向指示器を出す操作をするためである。
【0012】
更に、請求項4に記載のように、制御手段は後方物体の情報として、少なくとも運転者が操縦する車両と後方物体との相対速度を算出することが好ましい。
このように、後方監視手段により測定された後方物体の位置に基づいて後方物体の相対速度を算出し、後方物体の情報の1つとして投影させれば、運転者は容易に後方物体との相対速度を把握することができるので、特に車線変更や高速道路等の合流等の進路変更の際に、安全に車両を運転することができる。
【0013】
加えて、請求項5に記載のように、制御手段は後方物体の情報として、少なくとも車両と後方物体とが衝突または最接近するまでの所要時間を算出することが好ましい。
このように、制御手段が車両と後方物体とが衝突または最接近するまでの所要時間を算出し後方物体の情報の1つとして投影させれば、運転者は後方物体と最接近するまでの時間を容易に把握できるため、特に車線変更や合流の際に、安全に車両を運転することができる。
【0014】
また、請求項5に記載の車載ミラー表示装置において、請求項6に記載のように、制御手段は算出した車両と後方物体とが衝突または最接近するまでの所要時間が予め設定した設定時間以下であれば運転者に危険を知らせる情報を投影させることが望ましい。
【0015】
このようにすると、危険を知らせる情報が投影されている際には、運転者は進路変更を取りやめる等の危険を回避する動作をすることができるので、より安全に車両を運転することができる。
次に、請求項7に記載のように、制御手段は、後方監視手段と車速検知手段とによる測定結果から、後方物体の絶対速度を算出するようにするとよい。
【0016】
このようにすれば、運転者は容易に後方物体の絶対速度を把握することができるので、安全に車両を運転することができる。
次に、後方監視手段は、CCDカメラ等の撮影手段を用いて撮影し、後方物体の位置と距離とを画像処理により算出してもよいが、この手段では路面の起伏等の影響を受け誤差を生じやすいので、請求項8に記載のように、複数の方向に電磁波を発信および受信し、後方物体の位置を検出することが好ましい。このようにすれば、後方物体の位置情報をより正確に検知することができる。
【0017】
また、複数の後方物体を検出した場合には、請求項9に記載のように、制御手段は、複数の後方物体に対応した複数の情報を投影することが好ましい。このようにすれば、複数の後方物体を検知した場合でも、適切に後方物体の情報を表示させることができる。
【0018】
更に、請求項9に記載の車載ミラー表示装置において、複数の後方物体に対応した情報を、表示位置を変更しながら投影する場合には、複数の情報が何れの後方物体に対応した情報なのかがわかり難くなる虞があるため、請求項10に記載のように、後方物体と情報との間に、情報が何れの後方物体の情報であるかを示すマークを投影させることが望ましい。
【0019】
このようにすると、投影した後方物体の情報とそれに対応する後方物体とを瞬時に関連付けることができるので、視認性を向上させることができる。
また、後方物体の情報を投影させる車載用ミラーは、請求項11に記載のように車両の内部に備えられているバックミラーであってもよいし、請求項12に記載のように、車両の外部の左右に1つずつ備えられているサイドミラーであってもよい。
【0020】
このように後方物体の情報を投影させる位置がバックミラーと、サイドミラーとの何れの車載用ミラーであっても、ミラー内に投影する情報の表示位置を変化させれば、運転者は、より安全に後方物体の情報を得ることができる。
また特に、後方物体の情報を投影させる車載用ミラーがサイドミラーである場合(請求項12)、左右で一対のサイドミラーに後方物体の位置に応じて表示位置を変化させれば、必要な情報を運転者が視認し易い位置に投影することができるので、視線の移動距離が少なくなり安全に車両を運転することができる。尚、本発明(請求項12)を請求項2または請求項3の車載ミラー表示装置に適用すれば、運転者がサイドミラーを見る動作に応じて、運転者が見る方向のサイドミラーに必要な情報のみを表示することができ、余分な情報が表示されないので、後方背景の視認性を向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
〔実施例1〕
本発明が適用された実施例1の車載ミラー表示装置1の構成を図1および図2を用いて説明する。図1は車載ミラー表示装置1を構成する各部の結合関係を示すブロック図、図2は各部の概ねの位置を示す配置図である。
【0022】
図1において、車載ミラー表示装置1は、後続車の位置を繰り返し検出する後方監視レーダ11(本発明でいう後方監視手段)と、自車の速度を検出する車速センサ12(本発明でいう車速検知手段)と、方向指示器22(図2参照)の作動状態を検出する方向指示器検出センサ13(本発明でいう動作検知手段)と、車内中央の前方に配置されるバックミラー14と、車内中央の天井に配置され、バックミラー14に後続車の情報を画像として投影するプロジェクタ15A(本発明でいう画像投影手段)と、後続車の情報に基づいてプロジェクタ15Aを制御する表示制御部16(本発明でいう制御手段)とから構成されている。
【0023】
図2に示すように、後方監視レーダ11は車両5の後方の5箇所に、それぞれが異なる方向に指向性を有する電波を発信できるように配置されており、電波を発信するアンテナは、スイッチングにより発信および受信を切り替え、後続車に当たり反射してきた電波を受信可能に構成されている。
【0024】
車速センサ12(図2では図示省略)は、自車両(車両5)の速度を検出するセンサであって、例えば、トランスミッション(図示省略)付近に配置されており、トランスミッション内のドライブギヤが車速センサ12のドリブンギヤを駆動することにより、動作する磁気抵抗素子式センサであって、電磁誘導により車速に応じたパルスを発生する。
【0025】
方向指示器検出センサ13は、運転者21が車両5を方向転換させる際に意思表示する手段として使用する方向指示器22付近に配置されており、左に進路変更する意思を表示する左指示器の動作状態、および右に進路変更する意思を表示する右指示器の動作状態に対応した信号を発生する。
【0026】
バックミラー14は、特許文献1に記載のように、鏡面にホログラム加工が施されており、プロジェクタ15Aから投影された後続車の情報を表示可能に構成されているため、運転者21は、バックミラー14に反射された後方背景と、バックミラー14に表示された後続車の情報とを同時に視認することができる。
【0027】
表示制御部16は、車両5の中央の床下に配置され、後方車両情報処理部17とプロジェクタ制御部18とから成り(図1参照)、後方車両情報処理部17は、後方監視レーダ11と、車速センサ12とからの信号を統合および算出処理し、後続車の情報(後続車の位置(車両5に対して後続車が位置する角度)、車両5と後続車との絶対速度、相対速度、車間距離、および後続車が車両5に追突または最接近するまでの接近時間等)として、プロジェクタ制御部18に送る。
【0028】
また、プロジェクタ制御部18は、CPU18Aと、ROM18Bと、RAM18Cとから成り(図1参照)、CPU18Aは、ROM18Bに格納されたプログラムと、方向指示器検出センサ13からの信号と、後方車両情報処理部17から得られた後続車の位置とに基づいて、プロジェクタ15Aがバックミラー14に情報を表示させる投影位置を変化させる制御を行う。
【0029】
また、RAM18Cは、CPU18Aの作業領域として機能し、後述する画像情報表示処理における各種設定を保存する機能を有する。
このように構成された車載ミラー表示装置1の動作について、図3を用いて説明する。図3は、表示制御部16が実行する画像情報表示処理を示すフローチャートである。
【0030】
図3において、S101およびS102は後方車両情報処理部17の動作を示す。S101では、後方監視レーダ11と車速センサ12とからの信号に基づき後続車の情報を算出する。ここで、後続車の位置は、5箇所に配置された後方監視レーダ11のうち、何れの後方監視レーダ11により反射波が検出されたかにより判定する。自車(車両5)と後続車との相対速度は、後方監視レーダ11が2回、後続車との距離を測定し、時間に対する距離の変化率を算出することにより行う。また、後続車の絶対速度は、相対速度に自車(車両5)の速度を加算することにより算出する。更に、後続車が最接近するまでの時間は、後続車までの距離を相対速度で除することより算出する。
【0031】
尚、これらの演算を行う対象となる後続車は、図4に示すように、表示条件領域(左領域31A、中央領域31B、および右領域31C)内に位置する後続車32A〜Cであって、表示条件領域外に位置する後続車32Dは対象とはならないように設定している。また、この表示条件領域の大きさは、例えば、後方に長さ100m、幅15mである。更に、表示条件領域は、左領域31A、中央領域31B、および右領域31Cの3領域に分けられ、表示条件領域のうち、概ね自車(車両5)が走行する車線33B内の領域を中央領域31Bに、中央領域31Bよりも左側に位置する領域を左領域31A(車線33A)に、同様に右側に位置する領域を右領域31C(車線33C)に定める。
【0032】
再び、図3に戻り、S101で表示条件領域内に位置する後続車の情報の算出が終了すると、S102に進み、表示条件領域内に1台以上の後続車が存在するか否かを判定する。表示条件領域内に1台以上の後続車が存在すれば(S102;YES)、S103に進み、表示条件領域内に後続車が存在しなければ(S102;NO)S101へ戻り、画像情報表示処理を繰り返す。
【0033】
S103からは、プロジェクタ制御部18の動作を示す。
S103では、方向指示器検出センサ13からの信号があるか否かを検出する。方向指示器検出センサ13からの信号があれば(S103;YES)、S104の表示位置指定処理を実行した後にS106に進む。また、方向指示器検出センサ13からの信号が無ければ(S103;NO)、S105の通常表示処理を実行した後にS106に進む。尚、表示位置指定処理(S104)および通常表示処理(S105)については後に詳述するため、ここでの説明は省略する。
【0034】
次に、S106〜S111では情報表示する対象の後続車を接近距離の順に1台ずつ順に選択し、表示パターンを選択する処理を行う。S106では、後続車のうち最接近している後続車のみを選択し、S107に進む。
S107では、選択した後続車が自車(車両5)に衝突または最接近するまで3秒以内であるか否かを判定する。3秒以内であれば(S107;YES)、注意が必要であると判断し、選択中の後続車の情報を赤色点滅で表示するように設定し(S108)、S110に進む。また、3秒以内でなければ(S107;NO)、青色表示に設定し(S109)、S110に進む。
【0035】
S110では、表示する全ての後続車に対して設定が終了したか否かを判定し、設定が終了していなければ(S110;NO)、現在選択中の後続車の次に接近している後続車を選択し(S111)、S107に戻る。また、表示する全ての後続車に対して設定が終了したと判定すれば(S110;YES)、これまでに行った全ての設定に基づいて、後続車の情報をプロジェクタ15Aに表示させ、S101に戻り、画像情報表示処理を繰り返す。
【0036】
次に、表示位置指定処理(図3のS104)について図5を用いて説明する。図5はプロジェクタ制御部18が制御する表示位置指定処理を示すフローチャートである。この表示位置指定処理では、何れの方向に方向指示器22が出されているかにより、後続車の情報の表示位置を設定する。
【0037】
図5において、S201では、既に方向指示器22が作動していることは検出されているので(図3のS102)、方向指示器検出センサ13からの信号が左指示器である旨の信号であるか否かを判定する。左指示器であれば(S201;YES)、運転者21は視認しない領域であるバックミラー14の右部に後続車の情報を表示するように設定する(S202)。そしてS203にて、情報を表示させる対象とする後続車を左領域31Aにおける最接近している後続車、および最接近している後続車の次に接近している後続車に限定するため、その他の情報を削除し、S206に進む。
【0038】
一方、方向指示器検出センサ13からの信号が右指示器であれば(S201;NO)、バックミラー14の左部に後続車の情報を表示するように設定する(S204)。そしてS205にて、右領域31Cにおける最接近している後続車、および最接近している後続車の次に接近している後続車以外の情報を削除し、S206に進む。
【0039】
S206では、表示させる後続車の情報が複数であるか否かを判定し、複数であれば(S206;YES)、表示を縦方向に並べる設定、および複数の情報がそれぞれ何れの後続車の情報を示しているかを示すマークを表示する設定を行い(S207)、終了する。尚、S207の表示例については後に詳述する。
【0040】
また、表示させる後続車の情報が1台であれば(S206;NO)、そのまま終了する。
次に、通常表示処理(図3のS105)について図6を用いて説明する。図6はプロジェクタ制御部18が制御する通常表示処理を示すフローチャートである。この通常表示処理では、バックミラー14内の後続車が写っていない領域に後続車の情報を表示させる設定を行う。
【0041】
図6において、S251では、各表示条件領域毎に最接近している後方車両以外の情報を削除する。S251は、各表示条件領域(左領域31A、中央領域31B、右領域31C)毎に最接近している後続車のみの情報を表示するために行うものである。
【0042】
そして、S252では、中央領域31Bに後続車を検知しているか否かを判定し、検知していなければ(S252;NO)、バックミラー14の中央に後続車の情報を表示する設定を行い(S253)、S259に進む。また、中央領域31Bに後続車を検知していれば(S252;YES)、S254に進み、左領域31Aに後続車を検知しているか否かを判定する。
【0043】
左領域31Aに後続車を検知していなければ(S254;NO)、バックミラー14の左部に後続車の情報を表示する設定を行い(S255)、S259に進む。また左領域31Aに後続車を検知していれば(S254;YES)、S256に進み、右領域31Cに後続車を検知しているか否かを判定する。
【0044】
右領域31Cに後続車を検知していなければ(S256;NO)、バックミラー14の右部に後続車の情報を表示する設定を行い(S257)、S259に進む。
このように、S252〜S257では、バックミラー14に後続車が写っていない領域を選択し、その領域に後続車の情報を表示するように設定する。もし、後続車が写っていない領域がなければ(S256;NO)、後続車情報の情報をバックミラー14の上端部に移動し表示する設定を行う(S258)。
【0045】
また、S259では、表示させる後続車の情報が複数であるか否かを判定し、複数であれば(S259;YES)、表示を縦方向に並べる設定、および複数の情報がそれぞれ何れの後続車の情報を示しているかを示すマークを表示する設定を行い(S260)、終了する。尚、S260の表示例については後に詳述する。
【0046】
また、表示させる後続車の情報が1台であれば(S259;NO)、そのまま終了する。
以上詳述したような動作を行う車載ミラー表示装置1を使用した際にバックミラー14へ表示される情報の具体的な表示例を図7から図9を用いて説明する。図7は後続車が1台の場合の表示例、図8は後続車が複数台で進路変更する場合の表示例、図9は後続車が複数台で進路変更をしない場合の表示例である。
【0047】
図7(A)は、進路変更しない場合の表示例である。後続車32Eは、図7(C)に示すような左側後方(左領域31A)に位置している。この際、バックミラー14の中央部に後続車32Eの情報41Aを表示する設定(図6のS253)に基づいて、バックミラー14の中央部に距離、絶対速度、相対速度の情報41Aを表示している。
【0048】
また、この状態で車両5が左側車線に進路変更しようとし、左方向指示器22を作動させた場合は、図7(B)に示すように、左領域31A内に位置する後続車32Eの情報41Aはバックミラー14の右側部分に表示される(図5のS202)。
【0049】
次に、車両5の後方に複数台の後続車32F〜Iが検知され、右方向指示器22を作動させた場合には、例えば図8(A)のように、バックミラー14には後続車32F〜Iが写り、情報41B、Cおよびマーク42A、Bが表示される。この際、車両5と後続車32F〜Iとの位置関係は図8(B)に示すように、自車(車両5)は3車線道路の左側レーンに位置し、その正面後方に後続車32F、後続車32Fの右側後方(中央レーン)に後続車32G、後続車32Gの右側後方(右側レーン)に後続車32I、更に、後続車32Gの正面後方に後続車32Hが位置している。
【0050】
図8(A)において、この場合は右方向指示器22を作動させているので、右領域31C内のみの後続車32G〜Iを検知するが、このうち情報として表示されるのは接近している2台(後続車32GおよびI)のみである(図5のS205)。また、表示した情報41B、Cが何れの後続車32G、Iのものであるかを示すマーク42A、Bも同時に表示している。更に、後続車32Gは、車両5に最接近するまで3秒以内であるため、後続車32Gに該当する情報41Bは、赤色点滅表示されている(図3のS108)。
【0051】
方向指示器22を動作させていない際に複数台の後続車が検知された際には、例えば図9に示すように表示する。図9(A)は左領域31A、中央領域31B、および右領域31Cの全ての領域で後続車32J〜Mが検出されているため、各領域毎に最接近している後続車32J〜Lの情報がそれぞれの後続車32J〜Lの上方に表示されている(図6のS258)。
【0052】
また、図9(B)に示すように、複数台の後続車32N〜Pを検出しても、中央領域31Bで後続車を検知しなかった場合には、バックミラー14の中央部に情報を縦に並べて表示する。また、表示した情報が何れの後続車32N、Oのものであるかを示すマーク42C、Dも同時に表示している。
【0053】
上記のように詳述した車載ミラー表示装置1では、表示制御部16が、後方監視レーダ11により測定された後続車の位置に応じて、運転者21が後続車を確認するバックミラー14の領域を判定し、運転者21が後方を確認する動作の妨げにならない位置に、位置を変化させながら後続車の情報を表示させるように構成されているので、バックミラー14における、運転者21が後続車の位置を確認するために視認する位置と、後続車の情報を表示する位置とが重なることを防止することができ、後方を確認する際の視認性を向上させることができる。また、後続車の情報を最小限の視線移動で収集することができる。
【0054】
更に、後方監視レーダ11により、複数の方向(5方向)に指向性を持った電波を発信および受信し、後続車の位置を検出するので、後続車の位置情報をより正確に検知することができる。
また、プロジェクタ制御部18は、運転者21がバックミラー14を見る動作を検知する手段として、方向指示器22の動作状態を方向指示器検出センサ13により検知し、この検知結果に応じて、情報を表示させる位置を変化させるので、運転者21の視線の向きに応じて表示させる後続車の情報を適切に選択することができ、運転者21が後続車の位置を確認するために視認する位置と、後続車の情報を表示する位置とが重なることを防止しながら、運転者21が求める情報のみを表示できる。
【0055】
また、既存の方向指示器22の動作状態を方向指示器検出センサ13により検知することにより運転者21の視線の向きを検知しているので、製造コストを抑えることができる。
更に、後方車両情報処理部17は後続車の情報として、車両5と後続車との相対速度、および車両5と後続車とが衝突または最接近するまでの所要時間を算出するので、運転者21は容易に後続車との相対速度、および後続車と最接近するまでの所要時間を容易に把握することができ、特に車線変更や高速道路等の合流の際に、安全に車両5を運転することができる。
【0056】
また、車両5と後続車とが衝突または最接近するまでの所要時間が3秒以下であれば運転者21に危険を知らせる情報を赤色点滅表示により表示させるので、赤色点滅表示がされている際には、運転者21は進路変更を取りやめる等の危険を回避する動作をすることができ、より安全に車両5を運転することができる。
【0057】
更に、請求項7に記載のように、後方車両情報処理部17は、後方監視レーダ11と車速センサ12とによる測定結果から、後続車の絶対速度を算出するので、運転者21は容易に後続車の絶対速度を把握することができ、安全に車両5を運転することができる。
【0058】
また、後方監視レーダ11により、複数の後続車を検出した場合には、複数の後続車に対応した複数の情報を表示するので、複数の後続車を検知した場合でも、適切に後続車の情報を表示させることができる。
更に、後続車と情報との間に、情報が何れの後続車の情報であるかを示すマーク42A〜Dを同時に表示させるので、表示した後続車の情報とそれに対応する後続車とを瞬時に関連付けることができ、視認性を向上させることができる。
【0059】
尚、本実施例(実施例1)において、運転者21がバックミラー14を見る動作の検知は、方向指示器22の動作状態を検知する方向指示器検出センサ13により行ったが、特にこの手段に限ったものではなく、例えば、運転者21の視線の動きや、顔の角度等をCCDカメラ等の撮像手段を用いて撮像し、画像処理を行うこと等により行ってもよい。このようにしても、運転者21の視線の向きに応じて表示させる後続車の情報を適切に選択することができ、運転者21が求める情報のみを表示できる。
【0060】
また、本実施例(実施例1)では、5方向に向けられた後方監視レーダ11により、後続車が車両5に対してどの方向に位置しているかを検出したが、後方監視レーダ11を使用しなくても、CCDカメラ等の撮像手段を用いて撮像し、後続車の位置と距離とを画像処理により検出してもよい。また、後方監視レーダ11を使用する場合であっても、本実施例(実施例1)のような構成である必要は無く、例えば、回転可能な機構を有するレーダ装置により後続車を検知し、その回転角の情報を関連付けることにより後続車の位置を検知してもよい。このようにしても、後続車の位置を検出することができる。
【0061】
また、本実施例(実施例1)では、バックミラー14に表示させる後続車の情報として、車両5と後続車との絶対速度、相対速度、車間距離および最接近までの時間を表示したが、特にこの通りに表示する必要は無く、例えば図10に示すように、情報41Iとして絶対速度または車間距離を数字のみで表示するようにしてもよいし(図10(A))、情報41Jとして相対速度のみを数字で表示してもよいし(図10(B))、情報41Kとして後続車が車両5に最接近するまでの所要時間と車間距離とを数字で表示してもよい(図10(C))。
【0062】
更に、これらの情報は数字で表示する必要は無く、数字で表示する替わりに、情報41Lとして棒グラフで表示してもよいし(図10(D))、例えば星型等の図形の点滅速度を変化させて表示してもよい。
このように運転者21が好みに応じて、表示させる情報を選択できるようにすれば、より便利に使用することができる。
【0063】
また、情報を表示する色は、赤色表示および青色表示の2色表示に限ったものではなく、その他の色の2色表示であってもよいし、緑色等の単色表示であってもよく、運転者21が視認可能な色であれば何でもよい。
〔実施例2〕
次に、本発明が適用された別形態の車載ミラー表示装置2の構造について図11、図12を用いて説明する。図11は車載ミラー表示装置2を構成する各部の結合関係を示すブロック図、図12は各部の概ねの位置を示す配置図である。
【0064】
ここで、実施例1で詳述した車載ミラー表示装置1は、1つのプロジェクタ15Aを用いてバックミラー14に後続車の情報を表示したのに対して、本実施例の車載ミラー表示装置2は、2つのプロジェクタ15B、Cを用いて各サイドミラー51A、Bに後続車の情報を表示すること、およびその制御方法が異なるのみで、その他の箇所は同様の構成である。従って、車載ミラー表示装置2が実施例1の車載ミラー表示装置2と同様の箇所については、同一の符号を付して説明を省略し、異なる箇所のみについて詳述する。
【0065】
図11において、車載ミラー表示装置2には、左サイドミラー51Bと、右サイドミラー51Cと、車内左側の天井に配置され、左サイドミラー51Bに後続車の情報を画像として投影する左ミラー用プロジェクタ15Bと、車内右側の天井に配置され、右サイドミラー51Cに後続車の情報を画像として投影する右ミラー用プロジェクタ15Cと、後続車の情報に基づいて左ミラー用プロジェクタ15Bおよび右ミラー用プロジェクタ15Cを制御する表示制御部16とを備えている。
【0066】
図12に示すように、左サイドミラー51Bおよび右サイドミラー51Cは、運転者21よりやや前方の車両5の左右両側にそれぞれは位置されており、特許文献1に記載のように、鏡面にホログラム加工が施されており、プロジェクタ15B、Cから投影された後続車の情報を表示可能に構成されている。
【0067】
また、プロジェクタ制御部18を構成するCPU18Aは、ROM18Bに格納されたプログラムと、方向指示器検出センサ13からの信号と、後方車両情報処理部17から得られた後続車の位置とに基づいて、プロジェクタ15B、Cがサイドミラー51B、Cに情報を表示させる投影位置を変化させる制御を行う。
【0068】
このように構成された車載ミラー表示装置2の動作について、以下に説明する。本実施例(実施例2)における画像情報表示処理は、実施例1における画像情報表示処理(図3)と比べ、S104の表示位置指定処理、およびS105の通常表示処理の部分が異なるのみであるため、表示位置指定処理および通常表示処理について図13、図14を用いて説明する。尚、図13は表示位置指定処理を示すフローチャート、図14は通常表示処理を示すフローチャートである。
【0069】
図13における表示位置指定処理では、何れの方向に方向指示器22が出されているか判定することにより、何れか一方のサイドミラー51B、Cのみに後続車の情報を表示する位置を設定する。
図13において、S301では、既に方向指示器22が作動していることは検出されているので(図3のS102)、方向指示器検出センサ13からの信号が左指示器である旨の信号であるか否かを判定する。左指示器であれば(S301;YES)、運転者21は視認する左サイドミラー51Bの右部(車両5側)に後続車の情報を表示するように設定する(S302)。そしてS303にて、情報を表示させる対象とする後続車を左領域31Aにおける最接近している後続車に限定するため、その他の情報を削除し、表示位置指定処理を終了する。
【0070】
一方、方向指示器検出センサ13からの信号が右指示器であれば(S301;NO)、右サイドミラー51Cの左部(車両5側)に後続車の情報を表示するように設定する(S304)。そしてS305にて、右領域31Cにおける最接近している後続車以外の情報を削除し、表示位置指定処理を終了する。
【0071】
次に、図14における通常表示処理(図3のS105)では、サイドミラー51B、Cの後続車が写っている領域の上部に後続車の情報を表示させる設定を行う。
図14において、S351では、各表示条件領域(左領域31A、中央領域31B、および右領域31C)毎に最接近している後方車両以外の情報を削除する。
【0072】
そして、S352では、中央領域31Bに後続車を検知しているか否かを判定し、検知していれば(S352;YES)左サイドミラー51Bおよび右サイドミラー51Cの車両5側の上部に中央領域31Bで検出した後続車の情報を表示する設定を行い(S353)、S354に進む。また、中央領域31Bに後続車を検知していなければ(S352;NO)、そのままS354に進む。
【0073】
次にS354では左領域31Aに後続車を検知しているか否かを判定する。左領域31Aに後続車を検知していれば(S354;YES)、左サイドミラー51Bの中央の上部に左領域31Aで検知した後続車の情報を表示する設定を行い(S355)、S356に進む。また、左領域31Aに後続車を検知していなければ(S354;NO)、そのままS356に進む。
【0074】
そしてS356では、右領域31Cに後続車を検知しているか否かを判定する。右領域31Cに後続車を検知していれば(S356;YES)、右サイドミラー51Cの中央の上部に右領域31Cで検知した後続車の情報を表示する設定を行い(S357)、通常表示処理を終了する。また、右領域31Cに後続車を検知していなければ(S356;NO)、そのまま通常表示処理を終了する。
【0075】
以上詳述したような動作を行う車載ミラー表示装置2を使用した際にサイドミラー51B、Cへの具体的な表示例について図15を用いて説明する。
図15(A)は、進路変更しない場合の表示例である。後続車52A、Bは、図7(C)に示すように、車両5の正面後方(中央領域31B)および右側後方(右領域31C)に位置している。この際、左サイドミラー51Bと右サイドミラー51Cとの車両5側の上部に中央領域31Bで検出した後続車52Aの情報53A、Bを表示する設定(図14のS353)、および右サイドミラー51Cの中央の上部に右領域31Cで検知した後続車52Bの情報53Cを表示する設定(図14のS357)に基づいて、サイドミラー51B、Cに距離、相対速度の情報53A〜Cを表示している。尚、サイドミラー51B、Cの車両5側には、中央領域31Bで検知された後続車52Aの同じ内容の情報53A、Bが、両方のサイドミラー51B、Cに表示されており、何れのサイドミラー51B、Cを見ても確認できるように構成されている。
【0076】
また、この状態で車両5が右側車線に進路変更しようとし、右方向指示器22を作動させた場合は、図15(B)に示すように、右領域31Cに位置する後続車52Bの情報53Dが右サイドミラー51Cの車両5側に表示される(図13のS305)。
【0077】
上記に詳述した車載ミラー表示装置2では、実施例1に詳述した車載ミラー表示装置1と同様の効果が得られ、更に、運転者21がサイドミラー51B、Cを見る動作に応じて、運転者21が見る方向のサイドミラー51B、C必要な情報のみを表示することができるので、余分な情報が表示されず後方背景の視認性を向上させることができる。
【0078】
尚、本実施例(実施例2)の車載ミラー表示装置2と、実施例1の車載ミラー表示装置1とは、組み合わせて使用するが可能であり、このようにすると、運転者21は、情報収集を容易にすることができる。
また、本実施例(実施例2)においても実施例1と同様に、運転者21がサイドミラー51B、Cを見る動作の検知は、例えば、運転者21の視線の動きや、顔の角度等をCCDカメラ等の撮像手段を用いて撮像し、画像処理を行うこと等により行ってもよい。
【0079】
また、後続車が車両5に対してどの方向に位置しているかを検出する手段は、後方監視レーダ11を使用しなくても、CCDカメラ等の撮像手段を用いて撮像し、後続車の位置と距離とを画像処理により算出してもよい。また、後方監視レーダ11を使用する場合であっても、本実施例(実施例1)のような構成である必要は無く、例えば、回転可能な機構を有するレーダ装置により後続車を検知し、その回転角を関連付けることにより後続車の位置を検知してもよい。
【0080】
また、サイドミラー51B、Cに表示させる後続車の情報として、絶対速度または車間距離を数字のみで表示するようにしてもよいし(図10(A))、相対速度のみを数字で表示してもよいし(図10(B))、後続車が車両5に最接近するまでの所要時間と車間距離とを数字で表示してもよい(図10(C))。
【0081】
更に、これらの情報は数字で表示する必要は無く、数字で表示する替わりに、棒グラフで表示してもよいし(図10(D))、例えば星型等の図形の点滅速度を変化させて表示してもよい。
また、情報を表示する色は、赤色表示および青色表示の2色表示に限ったものではなく、その他の色の2色表示であってもよいし、緑色等の単色表示であってもよく、運転者21が視認可能な色であれば何でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車載ミラー表示装置1を構成する各部の結合関係を示すブロック図である。
【図2】 車載ミラー表示装置1を構成する各部の概ねの位置を示す配置図である。
【図3】 画像情報表示処理を示すフローチャートである。
【図4】 表示条件領域を示す説明図である。
【図5】 実施例1の表示位置指定処理を示すフローチャートである。
【図6】 実施例1の通常表示処理を示すフローチャートである。
【図7】 実施例1における後続車が1台の際の表示例である。
【図8】 実施例1における後続車が複数台で進路変更の際の表示例である。
【図9】 実施例1における後続車が複数台で進路変更をしない際の表示例である。
【図10】 後続車の情報表示の変形例を示す説明図である。
【図11】 車載ミラー表示装置2を構成する各部の結合関係を示すブロック図である。
【図12】 車載ミラー表示装置2を構成する各部の概ねの位置を示す配置図である。
【図13】 実施例2の表示位置指定処理を示すフローチャートである。
【図14】 実施例2の通常表示処理を示すフローチャートである。
【図15】 実施例2における後続車の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1、2…車載ミラー表示装置、5…車両(自車)、11…後方監視レーダ、12…車速センサ、13…方向指示器検出センサ、14…バックミラー、15A…プロジェクタ、15B…左ミラー用プロジェクタ、15C…右ミラー用プロジェクタ、16…表示制御部、17…後方車両情報処理部、18…プロジェクタ制御部、18A…CPU、18B…ROM、18C…RAM、21…運転者、22…方向指示器、31A…左領域、31B…中央領域、31C…右領域、32A〜P…後続車、41A〜H…情報、42A〜D…マーク、51B…左サイドミラー、51C…右サイドミラー、52A、B…後続車、53A〜D…情報。

Claims (12)

  1. 運転者が操縦する車両の後方に位置する後方物体の位置を繰り返し測定する後方監視手段と、
    前記運転者が後方の景色を確認するための車載用ミラーと、
    該車載用ミラーに写る後方の景色の中に、前記後方監視手段の測定結果に応じた後方物体の情報を投影する画像投影手段と、
    前記後方監視手段の測定結果に応じて前記後方物体の情報を算出し、該後方物体の情報を、前記画像投影手段を介して前記車載用ミラーに投影させる制御手段と、
    から構成される車載ミラー表示装置において、
    前記運転者が当該車両を方向転換または進路変更させようとする意志、およびそのときの方向を検知する意志検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記後方監視手段が測定した後方物体の位置に応じて、予め設定された任意の位置に前記情報を投影させ、前記意志検知手段により前記意志が検出されると、前記意志検知手段により方向転換または進路変更する方向として検知された方向とは反対側に、前記情報を投影させる位置を変化させることによって、前記運転者が後方を確認する動作の妨げにならない位置に、前記情報を投影させる位置を変化させること
    を特徴とする車載ミラー表示装置。
  2. 前記制御手段は、前記後方監視手段が測定した後方物体の位置に応じて、前記運転者が前記後方物体を確認するために必要な領域を判定し、前記運転者が後方を確認する動作の妨げにならない位置に、前記情報を投影させる位置を変化させ、特に、前記意志検知手段により前記意志が検知された場合には、さらに、方向転換または進路変更する方向として検知された方向とは反対側に、前記情報を投影させる位置を変化させること
    を特徴とする請求項1に記載の車載ミラー表示装置。
  3. 前記意志検知手段は、前記運転者が進路変更の意思を表示するために操作する方向指示器の動作状態を検知することにより、前記運転者の動作を検知することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載ミラー表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記情報の1つとして、少なくとも前記車両と前記後方物体との相対速度を算出することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の車載ミラー表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記情報の1つとして、少なくとも前記車両と前記後方物体とが衝突または最接近するまでの所要時間を算出することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の車載ミラー表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記算出した所要時間が設定時間以下である場合には、前記運転者に危険を知らせる画像情報を、前記画像投影手段に投影させることを特徴とする請求項5に記載の車載ミラー表示装置。
  7. 前記車両の速度を検知する車速検知手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記後方監視手段による測定結果に加えて、前記車速検知手段による検知結果から、前記後方物体の絶対速度を算出することを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の車載ミラー表示装置。
  8. 前記後方監視手段は、前記車両の後方の複数の方向に電磁波を発信および受信することにより、前記車両に対して前記後方物体の位置および距離を測定することを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の車載ミラー表示装置。
  9. 前記後方監視手段により検知された後方物体が複数存在する際には、
    前記制御手段は、前記各々の後方物体の情報を投影させること
    を特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の車載ミラー表示装置。
  10. 前記制御手段は、前記後方物体の位置に応じて、前記運転者が視認する後方物体と情報との間に、該情報が何れの後方物体の情報であるかを示すマークを投影させることを特徴とする請求項9に記載の車載ミラー表示装置。
  11. 前記車載用ミラーは、前記車両の内部に備えられているバックミラーであることを特徴とする請求項1〜請求項10の何れかに記載の車載ミラー表示装置。
  12. 前記車載用ミラーは、前記車両の外部の左右に1つずつ備えられているサイドミラーであることを特徴とする請求項1〜請求項10の何れかに記載の車載ミラー表示装置。
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