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JP4192264B2 - 一軸破砕機の運転制御方法とこれに使用される制御装置 - Google Patents
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JP4192264B2 - 一軸破砕機の運転制御方法とこれに使用される制御装置 - Google Patents

一軸破砕機の運転制御方法とこれに使用される制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はロータの正回転動作と、プッシャーの前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法及び制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロータを常時正回転させ、プッシャーの前進後退を繰返すことで、前記ロータに被破砕物を送り込み、破砕している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記一軸破砕機の運転方法では、被破砕物の種類又はロータ用モータの負荷レベルを細く考慮してないため、被破砕物が廃棄プラスチックのような場合破砕に伴い発熱し、溶融してロータにより切断できない状態を招き、前記一軸破砕機の運転を緊急停止し溶着した樹脂を除去しなければならない。
また、被破砕物が間伐材、流木のようなロータとプッシャーの間で転動しないものにおいては破砕時にロータの刃が被破砕物の同一場所に何回も当たり遂に前記刃が被破砕物に食い込まず破砕せず、ロータの胴面に被破砕物が当たり、スリップする傾向を取り、或いはロータと固定刃間に被破砕物が挟まり、ロータの回転を阻止して、前記ロータ用モータの負荷が高まる原因とになっている。
この発明は前記課題をロータ及び/又はプッシャーの動作を制御することで、前記ロータ用モータを大型化することなくまた前記モータに過負荷を与え続けることなく被破砕物をその種類に係わらずに効率よく破砕することを可能とする一軸破砕機の運転制御方法及びこれに使用される制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、特定発明は多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
ロータ用の駆動モータの電流値が過負荷の中で最も低い過負荷レベル1として現在過負荷の状態が第5タイマの設定時間連続した場合、プッシャーを停止し、その時ロータの回転を正回転に維持し、ロータ用の駆動モータの負荷レベルが正常運転時の負荷まで低下後、
プッシャーの前進動作時間を第1タイマでカウントし、そのタイムアップ後、プッシャーをこの後退限界位置よりも短い位置まで後退させる位置を特定する第2タイマの設定時間後退させ、この際、第1タイマのタイムアップより早くプッシャーが前進限界まで到達した場合も同様に第2タイマの設定時間後退させ、プッシャーの後退後、これを前進動作に移す。
この動作を設定回数、繰り返したのち、プッシャーを後退限界まで戻し、被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法としてある。
【0005】
前記課題を解決するために、関連発明は多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
ロータ用の駆動モータの電流値が過負荷の中で最も低い過負荷レベル1として現在過負荷の状態が第5タイマの設定時間連続した場合、プッシャーを停止し、その時ロータの回転を正回転に維持し、ロータ用の駆動モータの負荷レベルが正常運転時の負荷まで低下後、
前記プッシャーの前進中でロータの駆動モータに負荷が掛かってない状態でロータの正回転時間を第3タイマでカウントし、そのタイムアップ後プッシャーを停止し、前記ロータを逆転動作し、プッシャーを前進させ、被破砕物のロータに対する被破砕面を転動変更し、ロータの逆転時間を設定する第4タイマのタイムアップ後にロータを正転動作に戻し、プッシャーを前進後退させ被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法としてある。
【0006】
前記課題を解決するために、関連発明は多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
ロータ用の駆動モータの電流値が中間の過負荷レベル2として現在過負荷の状態が第6タイマの設定時間連続した場合、プッシャーは第7タイマの設定時間後退させ、その際、ロータの回転を正回転に維持し、前記ロータ用の駆動モータの負荷レベルが正常運転時の負荷まで低下後、
プッシャーの前進動作時間を第1タイマでカウントし、そのタイムアップ後、プッシャーをこの後退限界位置よりも短い位置まで後退させる位置を特定する第2タイマの設定時間後退させ、この際、第1タイマのタイムアップより早くプッシャーが前進限界まで到達した場合も同様に第2タイマの設定時間後退させ、プッシャーの後退後、これを前進動作に移す。
この動作を設定回数、繰り返したのち、プッシャーを後退限界まで戻し、被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法としてある。
【0007】
前記課題を解決するために、関連発明は多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
ロータ用の駆動モータの電流値が中間の過負荷レベル2として現在過負荷の状態が第6タイマの設定時間連続した場合、プッシャーは第7タイマの設定時間後退させ、その際、ロータの回転を正回転に維持し、前記ロータ用の駆動モータの負荷レベルが正常運転時の負荷まで低下後、
前記プッシャーの前進中でロータの駆動モータに負荷が掛かってない状態でロータの正回転時間を第3タイマでカウントし、そのタイムアップ後プッシャーを停止し、前記ロータを逆転動作し、プッシャーを前進させ、被破砕物のロータに対する被破砕面を転動変更し、ロータの逆転時間を設定する第4タイマのタイムアップ後にロータを正転動作に戻し、プッシャーを前進後退させ被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法としてある。
【0008】
前記課題を解決するために、関連発明は多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
ロータ用の駆動モータの電流値が最も高い過負荷レベル3として現在過負荷の状態を第8タイマの設定時間連続した場合、プッシャーを後退限界まで後退動作させ、ロータを逆転動作させて、ロータに噛みこまれた被破砕物を排出し、前記ロータ用の駆動モータの負荷レベルを正常運転時の負荷まで低下後、
プッシャーの前進動作時間を第1タイマでカウントし、そのタイムアップ後、プッシャーをこの後退限界位置よりも短い位置まで後退させる位置を特定する第2タイマの設定時間後退させ、この際、第1タイマのタイムアップより早くプッシャーが前進限界まで到達した場合も同様に第2タイマの設定時間後退させ、プッシャーの後退後、これを前進動作に移す。
この動作を設定回数、繰り返したのち、プッシャーを後退限界まで戻し、被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法としてある。
【0009】
前記課題を解決するために、関連発明は多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
ロータ用の駆動モータの電流値が最も高い過負荷レベル3として現在過負荷の状態を第8タイマの設定時間連続した場合、プッシャーを後退限界まで後退動作させ、ロータを逆転動作させて、ロータに噛みこまれた被破砕物を排出し、前記ロータ用の駆動モータの負荷レベルを正常運転時の負荷まで低下後、
前記プッシャーの前進中でロータの駆動モータに負荷が掛かってない状態でロータの正回転時間を第3タイマでカウントし、そのタイムアップ後プッシャーを停止し、前記ロータを逆転動作し、プッシャーを前進させ、被破砕物のロータに対する被破砕面を転動変更し、ロータの逆転時間を設定する第4タイマのタイムアップ後にロータを正転動作に戻し、プッシャーを前進後退させ被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法としてある。
【0010】
前記課題を解決するために、関連発明は少なくとも前記第1乃至8タイマを備え、ロータ用の駆動モータ負荷電流を検知する検知部とを有し、これらタイマと、前記検知部とが制御回路の入力ブロックに接続され、制御回路には請求項1、2、3、4、5または6記載の制御法を設定する運転モード設定部と、前記過負荷レベルを選定する過負荷レベル選定部と、各タイマ時間を含む制御データを設定する設定部を有する入力装置が接続され、前記設定された運転モード及び前記過負荷レベルに従いロータ及びプッシャーを請求項1、2、3、4、5または6記載の運転方法で制御する指令信号を、ロータ用モータ及びプッシャー及び対応する前記タイマに出力する出力ブロックが前記制御回路に設けてあることを特徴とする制御装置としてある。
【0011】
前記過負荷レベル1は、中程度の負荷を制御するための負荷判定基準とし、ロータ用モータの定格値の約80乃至100%とする。前記過負荷レベル2はロータ用モータの定格値の約90乃至120%とし、前記過負荷レベル3はロータ用モータの定格値の約100乃至140%とすることが好ましい。
【0012】
前記被破砕物は、廃棄プラスチック、廃棄建材、廃棄紙、間伐材、廃家電品、廃家具のうちの1種としてある。
【0013】
【発明の実施の形態】
請求項1乃6記載の発明の代表的な実施の形態を説明する。
図1において、10は一軸破砕機を示し、この一軸破砕機10は公知のようにホッパー(図示せず)11内に投入された被破砕物を油圧駆動型のプッシャー12により回転中の破砕用ロータ13に向けてゆっくりと送り込まれ、前記ロータ13とプッシャー12との間で圧縮された被破砕物を固定刃と、前記ロータ13の胴体にスパイラル状に配置された回転刃の間で切断され、所望サイズに破砕される。前進行程を完了した前記プッシャー12を次回の破砕作業に備えるため後方に後退させる。
前記被破砕物は廃棄プラスチック、廃棄建材、廃棄紙、間伐材、廃家電品、廃家具のうちの1種としてある。
【0014】
このようにロータ13の正回転動作と、プッシャー12の前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機10の運転制御方法において、
前記プッシャー12の前進動作時間を第1タイマT1でカウントし、そのタイムアップ後、プッシャー12を第2タイマT2の設定時間後退させ、この際、第1タイマのタイムアップより早くプッシャー12が前進限界まで到達した場合も同様に第2タイマT2の設定時間後退させ、プッシャー12の後退後、前進動作に移す。
つまり、第1タイマT1の完了信号とブッシャー12の前進限界位置検出信号とのオア信号により、前記プッシャー12は後退を開始する。
前述の第2タイマT2で設定する時間はプッシャー12が後退限界位置までプッシャー12を後退させなくとも、次の被破砕物がプッシャー12とロータ13の間に供給可能なとき、第2タイマT2の設定時間を短く定め、プッシャー12のストロールを短縮する。
この動作を設定回数、繰り返したのち、プッシャー12を後退限界まで戻す。
この設定回数は別のカウンターによりプッシャー12の後退回数を計数するものであり、この運転モードを動作モード1とする(図2参照)。
このモードにおいては、被破砕物の大きさが比較的細かいときに、プッシャー12のストロークが短縮でき、稼動効率が向上する。
【0015】
また、前記プッシャー12の前進中でロータ13の駆動モータMに負荷が掛かってない状態となったときには、前記ロータ13の負荷の掛かってない正回転時間を第3タイマT3でカウントし、そのタイムアップ信号によりプッシャー12を一時停止し、この後ロータ13を逆転動作し、ロータ13の逆転開始と共にプッシャー12を前進動作させて、ロータ13の逆転時間を設定する第4タイマT4のタイムアップ後にロータ13を正転動作に戻し、プッシャー12を前進後退させ、被破砕物の向きを変えて、被破砕面を変更して被破砕物を変更した被破砕面で破砕する。この運転モードを動作モード2とする(図3参照)。
この動作モード2においては、倒木や流木などの枝や根が側方に張り出しているものでも容易に転動できる。
つまりこのように転動困難な形状のものにおいては単にロータ13を逆転させただけでは被破砕物は細かい振動を起こすだけで転動が起こらないことがあるが、前記プッシャー12で前記ロータ13の逆転時に被破砕物をロータ13側へ押圧するとロータ13に押し付けられた被破砕物が持ち上げられ、転動を起こす。
【0016】
また、必要に応じて前記ロータ13の正回転時間中は前記プッシャー12の前進後退動作は請求項1のプッシャーの前進後退動作方法を採用し、前記第3タイマT3のタイムアップ後は前記ロータ13の正逆回転動作及びプッシャー12の前進後退動作は請求項2のロータの正逆回転動作及びプッシャー12の前進後退動作方法を採用して被破砕物を破砕する。この運転モードを動作モード3とする(図4参照)。前記第3タイマT3の設定時間を適宜設定することで、破砕時間を効率よく行える。この動作モード3においては、如何なる廃棄物でも若しくは種々の特性をもつ廃棄物が混合されているものでも破砕可能である。
【0017】
動作モード1、動作モード2、動作モード3を有する前記一軸破砕機10におけるプッシャー12の動作制御において、前記ロータ13を駆動するモータMの設定過負荷レベルを少なくとも3段階設定し、各設定過負荷レベルを設定時間以上超えると、対応する過負荷レベルに応じてロータ13、プッシャー12の動作を制御装置により自動的に変えて、負荷レベルを低くする(図5参照)。
【0018】
より具体的には前記ロータ13の駆動モータMの電流値が最も低い過負荷レベル1として現在過負荷の状態が第5タイマT5の設定時間連続した場合、この信号によってプッシャー12を停止し、その時ロータ13の回転を正回転に維持し、この駆動モータMの負荷が正常運転時の負荷まで低下した後、前記一軸破砕機10におけるプッシャー12を各動作モード1、2、3の動作制御に戻す。
【0019】
前記ロータ13の駆動モータ15の電流値が中間の過負荷レベル2として現在負荷の状態が第6タイマT6の設定時間連続した場合、プッシャー12は第7タイマT7の設定時間後退させ、その際、ロータ13の回転を正回転に維持し、駆動モータMの負荷が正常運転時の負荷まで低下した後、前記一軸破砕機10におけるプッシャー12を各動作モード1、2、3の動作制御に戻す。
【0020】
前記駆動モータの電流値が過負荷レベル3として現在負荷の状態を第8タイマT8の設定時間連続した場合、プッシャー12を後退限界まで後退動作させ、ロータ13を逆転動作させて、ロータ13に噛みこまれた位置から被破砕物を移動させ、駆動モータ15の負荷が正常運転時の負荷まで低下した後、この状態でロータ13を正転後にプッシャー12を各動作モード1、2、3の動作制御に戻す。
【0021】
前記過負荷レベル1は中程度の負荷を制御するための負荷判定基準とし、ロータ13用モータの定格値の約80乃至100%とし、前記過負荷レベル2はロータ13用モータの定格値の約90乃至120%とし、前記過負荷レベル3はロータ13用モータの定格値の約100乃至140%とする。現実の各負荷レベル1、2、3は相互にその領域は順次ラップしないようにその設定範囲を定める。
【0022】
請求項7記載の制御装置20の代表的な実施の形態を説明する。
この制御装置20は、請求項1、2、3、4、5、6記載の一軸破砕機10の運転制御方法を実施する制御部を有する。
更に具体的に説明すれば、前記制御装置20は、ロータ13用の駆動モータ15の負荷電流を検知する検知部と、ロータ13の回転数を検出する検出部とを備え、この検知された負荷電流の値を駆動モータ15の定格値と比較し、負荷レベルを判別する過負荷比較判別部と、各負荷レベルと対応する第5、第6、第8タイマを備え、これら検知部と過負荷比較判別部と、第5、第6、第8タイマが制御回路22の入力ブロック23に接続され、制御回路には請求項1、2、3、4、5、6記載の運転モードを設定する運転モード設定部24と、前記過負荷レベルを設定する過負荷レベル選定部(図示せず)と、各運転モードに対応するタイマ時間を含む制御データを設定する設定部26を有する入力装置27が接続され、前記設定された運転モード及び前記過負荷レベルに従いロータ13及びプッシャー12を請求項1、2、3、4、5、6、7、8記載の運転方法で制御する指令信号をロータ13用の駆動モータM及びプッシャー12及び対応する前記第1〜第4、第7タイマに出力する出力ブロック28が前記制御回路22に設けてある。
第1〜第4、第7タイマのタイムアップ信号は前記入力ブロック23に入力されるように結線されている(図6参照)。
【0023】
【発明の効果】
請求項1乃至6記載の発明は、ロータ及び/又はプッシャーの動作を制御することで、前記ロータ用モータを大型化することなく破砕物をその種類に係わらずに効率よく破砕することができる。
【0024】
殊に請求項1記載の運転モード1においては、柔らかい被破砕物を溶融することなく切断できる。
加えて、またプッシャーストロークが長くならず、破砕機の稼動効率が向上する。負荷レベルに応じてプッシャー、ロータの動作を変えることで、負荷レベルを確実に低くし、ロータ駆動用のモータを大型化することなく、破砕機の実働稼動効率を向上でき、効率良く破砕できる。
殊に請求項2記載の運転モード2においては、被破砕物の向きを変えて、被破砕面を変更することができ、例えば被破砕物が間伐材、流木のようなロータとプッシャーの間で転動しないものにおいては破砕時にロータの刃が被破砕物の周面に適切に食い込み、破砕が困難となるものでも、ロータの逆転により食い込んだ被破砕物を除去し、この姿勢を変え、又は転動させ、破砕することができ、ロータの胴面に被破砕物が当たり、スリップすることを回避できる。
更に、ロータと固定刃間に被破砕物が挟まり、ロータの回転を阻止して、前記ロータ用モータの負荷が高まることを防止できる。
請求項7記載の発明においては、既設の一軸破砕機のロータとプッシャーの運転制御を被破砕物の種類に応じて適宜変更し、既設の一軸破砕機の適用範囲を拡大でき、ロータを大型化することなく、既設の一軸破砕機では処理できにくい被破砕物を短時間に破砕できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この一軸破砕機の概略図である。
【図2】実施形態の運転モード1を示すフローチャートである。
【図3】実施形態の運転モード2を示すフローチャートである。
【図4】実施形態の運転モード3を示すフローチャートである。
【図5】負荷動作のフローチャートである。
【図6】制御装置のブロックである。
【図7】プッシャーの運転動作とロータ動作を区別して示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 一軸破砕機
12 プッシャー
13 ロータ

Claims (7)

  1. 多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
    ロータ用の駆動モータの電流値が過負荷の中で最も低い過負荷レベル1として現在過負荷の状態が第5タイマの設定時間連続した場合、プッシャーを停止し、その時ロータの回転を正回転に維持し、ロータ用の駆動モータの負荷レベルが正常運転時の負荷まで低下後、
    プッシャーの前進動作時間を第1タイマでカウントし、そのタイムアップ後、プッシャーをこの後退限界位置よりも短い位置まで後退させる位置を特定する第2タイマの設定時間後退させ、この際、第1タイマのタイムアップより早くプッシャーが前進限界まで到達した場合も同様に第2タイマの設定時間後退させ、プッシャーの後退後、これを前進動作に移す。
    この動作を設定回数、繰り返したのち、プッシャーを後退限界まで戻し、被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法。
  2. 多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
    ロータ用の駆動モータの電流値が過負荷の中で最も低い過負荷レベル1として現在過負荷の状態が第5タイマの設定時間連続した場合、プッシャーを停止し、その時ロータの回転を正回転に維持し、ロータ用の駆動モータの負荷レベルが正常運転時の負荷まで低下後、
    前記プッシャーの前進中でロータの駆動モータに負荷が掛かってない状態でロータの正回転時間を第3タイマでカウントし、そのタイムアップ後プッシャーを停止し、前記ロータを逆転動作し、プッシャーを前進させ、被破砕物のロータに対する被破砕面を転動変更し、ロータの逆転時間を設定する第4タイマのタイムアップ後にロータを正転動作に戻し、プッシャーを前進後退させ被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法。
  3. 多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
    ロータ用の駆動モータの電流値が中間の過負荷レベル2として現在過負荷の状態が第6タイマの設定時間連続した場合、プッシャーは第7タイマの設定時間後退させ、その際、ロータの回転を正回転に維持し、前記ロータ用の駆動モータの負荷レベルが正常運転時の負荷まで低下後、
    プッシャーの前進動作時間を第1タイマでカウントし、そのタイムアップ後、プッシャーをこの後退限界位置よりも短い位置まで後退させる位置を特定する第2タイマの設定時間後退させ、この際、第1タイマのタイムアップより早くプッシャーが前進限界まで到達した場合も同様に第2タイマの設定時間後退させ、プッシャーの後退後、これを前進動作に移す。
    この動作を設定回数、繰り返したのち、プッシャーを後退限界まで戻し、被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法。
  4. 多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
    ロータ用の駆動モータの電流値が中間の過負荷レベル2として現在過負荷の状態が第6 タイマの設定時間連続した場合、プッシャーは第7タイマの設定時間後退させ、その際、ロータの回転を正回転に維持し、前記ロータ用の駆動モータの負荷レベルが正常運転時の負荷まで低下後、
    前記プッシャーの前進中でロータの駆動モータに負荷が掛かってない状態でロータの正回転時間を第3タイマでカウントし、そのタイムアップ後プッシャーを停止し、前記ロータを逆転動作し、プッシャーを前進させ、被破砕物のロータに対する被破砕面を転動変更し、ロータの逆転時間を設定する第4タイマのタイムアップ後にロータを正転動作に戻し、プッシャーを前進後退させ被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法。
  5. 多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
    ロータ用の駆動モータの電流値が最も高い過負荷レベル3として現在過負荷の状態を第8タイマの設定時間連続した場合、プッシャーを後退限界まで後退動作させ、ロータを逆転動作させて、ロータに噛みこまれた位置から被破砕物を移動させ、前記ロータ用の駆動モータの負荷レベルを正常運転時の負荷まで低下後、
    プッシャーの前進動作時間を第1タイマでカウントし、そのタイムアップ後、プッシャーをこの後退限界位置よりも短い位置まで後退させる位置を特定する第2タイマの設定時間後退させ、この際、第1タイマのタイムアップより早くプッシャーが前進限界まで到達した場合も同様に第2タイマの設定時間後退させ、プッシャーの後退後、これを前進動作に移す。
    この動作を設定回数、繰り返したのち、プッシャーを後退限界まで戻し、被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法。
  6. 多数の刃を円周面に取り付けたロータの正回転動作と、これに向けて、被破砕物を押し込むプッシャーの前進限界位置と後退限界位置間での前進後退の繰り返しにより被破砕物を破砕する一軸破砕機の運転制御方法において、
    ロータ用の駆動モータの電流値が最も高い過負荷レベル3として現在過負荷の状態を第8タイマの設定時間連続した場合、プッシャーを後退限界まで後退動作させ、ロータを逆転動作させて、ロータに噛みこまれた位置から被破砕物を移動させ、前記ロータ用の駆動モータの負荷レベルを正常運転時の負荷まで低下後、
    前記プッシャーの前進中でロータの駆動モータに負荷が掛かってない状態でロータの正回転時間を第3タイマでカウントし、そのタイムアップ後プッシャーを停止し、前記ロータを逆転動作し、プッシャーを前進させ、被破砕物のロータに対する被破砕面を転動変更し、ロータの逆転時間を設定する第4タイマのタイムアップ後にロータを正転動作に戻し、プッシャーを前進後退させ被破砕物を破砕することを特徴とする一軸破砕機の運転制御方法。
  7. 少なくとも前記第1乃至8タイマを備え、ロータ用の駆動モータ負荷電流を検知する検知部とを有し、これらタイマと、前記検知部とが制御回路の入力ブロックに接続され、制御回路には請求項1、2、3、4、5または6記載の制御法を設定する運転モード設定部と、前記過負荷レベルを選定する過負荷レベル選定部と、各タイマ時間を含む制御データを設定する設定部を有する入力装置が接続され、前記設定された運転モード及び前記過負荷レベルに従いロータ及びプッシャーを請求項1、2、3、4、5または6記載の運転方法で制御する指令信号を、ロータ用モータ及びプッシャー及び対応する前記タイマに出力する出力ブロックが前記制御回路に設けてあることを特徴とする制御装置。
JP2002222854A 2002-07-31 2002-07-31 一軸破砕機の運転制御方法とこれに使用される制御装置 Expired - Fee Related JP4192264B2 (ja)

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