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JP4192274B2 - 成型氷塊の製造装置及び成型氷塊の製造方法 - Google Patents
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成型氷塊の製造装置及び成型氷塊の製造方法 Download PDF

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本発明は、例えば、製氷所で製造されるような略直方体状の氷塊を適宜厚みに予め切断したような素材氷塊から、所望形状の成型氷塊を簡単に且つ迅速に製造できるようにすると共に、多数の成型氷塊を効率良く製造できるようにし、しかも、構成が簡素で、その取扱いが容易となるように工夫した成型氷塊の製造装置及び成型氷塊の製造方法に関するものである。
従来、この種の成型氷塊の製造手段としては、例えば、特許文献1のような押圧熱熔解により球形に成形した氷塊及びその製造方法が提案されている。
これは、上下に開閉すべく設けた押圧加熱成形型に、各々半球冠形の氷塊押圧加熱面を窪設し、加熱した上下の氷塊押圧加熱面中に多角形の氷塊を入れて上下より押圧し、押圧熱熔解により球形に氷塊を製造するものである。
また、特許文献2のような成型氷塊の製造装置及び成型氷塊の製造方法が本願出願人によって既に特許となっている。
これは、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成される一対の成型体と、この一対の成型体を離隔接近自在に案内するガイド杆とを備え、一対の成型体の分離接合面夫々に適宜成型凹部を凹設し、常温以下の成型体と適宜素材氷塊との温度差を利用して、成型体に接触している部分の素材氷塊が溶かされるよう構成すると共に、成型体の持つ熱によってのみ成型凹部で所望の成型氷塊を成型できるよう構成したものである。
特開平1−310277号公報 特許第3588775号公報
ところが、従来の成型氷塊の製造手段に於いて、前者の如き手段によるものは、押圧加熱成形型をヒーターの如き加熱器で充分に加熱するようにしているため、加熱に意外と時間がかかり、効率が悪い難点があった。
しかも、加熱器自体が必要となる難点や、氷塊から溶け出した比較的多くの水が加熱器に悪影響を与える虞れ等もあった。
更に、加熱器による加熱コントロールが難しく、押圧加熱成形型からの成型氷塊の取出しに時間がかかると、溶け過ぎてしまう虞れがあり、押圧加熱成形型通りの成型氷塊の提供が難しい難点もあった。
加えて、機械化、自動化が図り難く、成型氷塊の量産にあまり適したものとなってはいない難点があった。
また、後者の如き手段によるものは、完成した成型氷塊の取出し手段が量産化向きでなく、改良の余地があった。
更に、素材氷塊から溶け出した水の排水がスムーズに行われないと、この水が所望の成型氷塊を得るのに悪影響を及ぼす難点があった。すなわち、素材氷塊から溶け出した水自体が素材氷塊に於いて既に成型された部分を溶かしてしまう虞れがあった。
しかも、素材氷塊を一対の成型体で溶かす際に、素材氷塊が一対の成型体に対して水平方向に僅かでも移動してしまうと、成型凹部に合致した成型氷塊が製造できず、不良品となってしまう難点等も解消する必要があった。
そこで、本発明は、前述の如き難点等を解消できるようにして、所望形状の成型氷塊をより簡単に、より迅速に、より多量に製造でき、しかも、自身の構成が簡素で、その取扱いが容易となり、加えて、機械化、自動化し易く、成型氷塊の量産に最適で、経済的な成型氷塊の製造装置及び成型氷塊の製造方法を提供すべく創出されたものである。
しかして、請求項1記載の成型氷塊の製造装置にあっては、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成される一対の成型体A、Bと、この一対の成型体A、Bを離隔接近自在に案内するガイド手段とを備え、一対の成型体A、Bの分離接合面夫々に適宜成型凹部1、2を凹設し、成型体A、Bと適宜素材氷塊との温度差を利用して、成型体A、Bに接触している部分の素材氷塊が溶かされるよう構成すると共に、成型体A、Bが保有する熱量によってのみ成型凹部1、2で所望の成型氷塊を成型できるよう構成した成型氷塊の製造装置であって、一方の成型体Aの成型凹部1内と成型体A外とを連通して、成型凹部1内の融解水を排出できるようにした排水孔3を設け、他方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通して、成型凹部2内の融解水を強制排出できるよう構成した排水兼用吸引路4を設け、この排水兼用吸引路4で素材氷塊や成型氷塊を吸着できるよう構成し、少なくとも一方の成型体A或いは他方の成型体Bの分離接合面に、適数の氷塊用ガイド孔15を穿設すると共に、この氷塊用ガイド孔15は、成型体A、Bを貫通するように形成され、素材氷塊を溶かし難い熱伝導率の低い材料によってズレ防止部材16を形成し、このズレ防止部材16を、氷塊用ガイド孔15の内周面に於ける分離接合面寄り部分に配すると共に、氷塊用ガイド孔15の内表面に対して面一となるように配し、素材氷塊を一対の成型体A、Bの成型凹部1、2部分で溶かすと共に、氷塊用ガイド孔15部分でも溶かすように形成し、成型凹部1、2で成型氷塊が完成するまで、素材氷塊が一体に繋がった状態で氷塊用ガイド孔15内に残るように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の成型氷塊の製造装置にあっては、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成される一対の成型体A、Bと、この一対の成型体A、Bを離隔接近自在に案内するガイド手段とを備え、一対の成型体A、Bの分離接合面夫々に適宜成型凹部1、2を凹設し、成型体A、Bと適宜素材氷塊との温度差を利用して、成型体A、Bに接触している部分の素材氷塊が溶かされるよう構成すると共に、成型体A、Bが保有する熱量によってのみ成型凹部1、2で所望の成型氷塊を成型できるよう構成した成型氷塊の製造装置であって、一方の成型体Aの成型凹部1内と成型体A外とを連通して、成型凹部1内の融解水を排出できるよう構成した排水孔3を設けると共に、この排水孔3には成型凹部1内の融解水を強制排出できるような適宜吸引手段を設け、他方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通して、成型凹部2内の融解水を強制排出できるような排水兼用吸引路4を設け、この排水兼用吸引路4で素材氷塊や成型氷塊を吸着できるよう構成し、少なくとも一方の成型体A或いは他方の成型体Bの分離接合面に、適数の氷塊用ガイド孔15を穿設すると共に、この氷塊用ガイド孔15は、成型体A、Bを貫通するように形成され、素材氷塊を溶かし難い熱伝導率の低い材料によってズレ防止部材16を形成し、このズレ防止部材16を、氷塊用ガイド孔15の内周面に於ける分離接合面寄り部分に配すると共に、氷塊用ガイド孔15の内表面に対して面一となるように配し、素材氷塊を一対の成型体A、Bの成型凹部1、2部分で溶かすと共に、氷塊用ガイド孔15部分でも溶かすように形成し、成型凹部1、2で成型氷塊が完成するまで、素材氷塊が一体に繋がった状態で氷塊用ガイド孔15内に残るように構成する手段を採用した。
更に、請求項3記載の成型氷塊の製造方法にあっては、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成された一対の成型体A、Bの内の一方の成型体Aを下に配し、この下方の成型体Aの成型凹部1部分に所定寸法の素材氷塊を配置し、成型凹部2を有する他方の成型体Bをガイド手段によって下方の成型体Aに向って降下せしめ、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟むと共に、素材氷塊と成型体A、Bとの温度差によって、成型体A、Bに接触している部分の素材氷塊を漸次溶かし、この素材氷塊を成型凹部1、2の形状に合致するように成型体A、Bが保有する熱量によってのみ溶かして、所望の成型氷塊を成型する成型氷塊の製造方法であって、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟んだ時に、上方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通する排水兼用吸引路4を利用して成型凹部2内を負圧にすると共に、成型凹部2内の融解水を吸引して強制排出し、また、下方の成型体Aの成型凹部1内と成型体A外とを連通する排水孔3及び適宜吸引手段を利用して成型凹部1内を負圧にすると共に、成型凹部1内の融解水を吸引して強制排出し、素材氷塊を一対の成型体A、Bの成型凹部1、2部分で溶かすと共に、少なくとも下方の成型体A或いは上方の成型体Bの分離接合面に穿設した適数の氷塊用ガイド孔15部分でも溶かし、氷塊用ガイド孔15の内表面に対して面一となるように形成されると共に、熱伝導率の低い材料によって形成されるズレ防止部材16が、溶かされて氷塊用ガイド孔15内に侵入してくる素材氷塊に接触して、これを溶け難くすると共に、素材氷塊全体の水平方向での移動を規制し、素材氷塊が成型凹部1、2の形状に合致し所望の成型氷塊に成型されるよう製造する手段を採用した。
そして、請求項4記載の成型氷塊の製造方法にあっては、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成された一対の成型体A、Bの内の一方の成型体Aを下に配し、この下方の成型体Aの成型凹部1部分に所定寸法の素材氷塊を配置し、成型凹部2を有する他方の成型体Bをガイド手段によって下方の成型体Aに向って降下せしめ、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟むと共に、素材氷塊と成型体A、Bとの温度差によって、成型体A、Bに接触している部分の素材氷塊を漸次溶かし、この素材氷塊を成型凹部1、2の形状に合致するように成型体A、Bが保有する熱量によってのみ溶かして、所望の成型氷塊を成型する成型氷塊の製造方法であって、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟んだ時に、上方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通する排水兼用吸引路4を利用して成型凹部2内を負圧にし、成型凹部2内の融解水を吸引して強制排出し、素材氷塊を一対の成型体A、Bの成型凹部1、2部分で溶かすと共に、少なくとも下方の成型体A或いは上方の成型体Bの分離接合面に穿設した適数の氷塊用ガイド孔15部分でも溶かし、氷塊用ガイド孔15の内表面に対して面一となるように形成されると共に、熱伝導率の低い材料によって形成されるズレ防止部材16が、溶かされて氷塊用ガイド孔15内に侵入してくる素材氷塊に接触して、これを溶け難くすると共に、素材氷塊全体の水平方向での移動を規制し、素材氷塊が成型凹部1、2の形状に合致して所望の成型氷塊に成型された時に、上方の成型体Bの上昇と共に、その成型凹部2に吸着せしめた成型氷塊を上昇させ、下方の成型体Aと上方の成型体Bとの間に受具25を配し、排水兼用吸引路4内に空気を送り込んで、成型氷塊を落下させるようにすると共に受具25で受られるようにする手段を採用した。
それから、請求項5記載の成型氷塊の製造方法にあっては、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成された一対の成型体A、Bの内の一方の成型体Aを下に配し、この下方の成型体Aの成型凹部1部分に所定寸法の素材氷塊を配置し、成型凹部2を有する他方の成型体Bをガイド手段によって下方の成型体Aに向って降下せしめ、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟むと共に、素材氷塊と成型体A、Bとの温度差によって、成型体A、Bに接触している部分の素材氷塊を漸次溶かし、この素材氷塊を成型凹部1、2の形状に合致するように成型体A、Bが保有する熱量によってのみ溶かして、所望の成型氷塊を成型する成型氷塊の製造方法であって、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟んだ時に、上方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通する排水兼用吸引路4を利用して成型凹部2内を負圧にすると共に、成型凹部2内の融解水を吸引して強制排出し、また、下方の成型体Aの成型凹部1内と成型体A外とを連通する排水孔3及び適宜吸引手段を利用して成型凹部1内を負圧にすると共に、成型凹部1内の融解水を吸引して強制排出し、素材氷塊を一対の成型体A、Bの成型凹部1、2部分で溶かすと共に、少なくとも下方の成型体A或いは上方の成型体Bの分離接合面に穿設した適数の氷塊用ガイド孔15部分でも溶かし、氷塊用ガイド孔15の内表面に対して面一となるように形成されると共に、熱伝導率の低い材料によって形成されるズレ防止部材16が、溶かされて氷塊用ガイド孔15内に侵入してくる素材氷塊に接触して、これを溶け難くすると共に、素材氷塊全体の水平方向での移動を規制し、素材氷塊が成型凹部1、2の形状に合致して所望の成型氷塊に成型された時に、下方の成型体Aに於ける成型凹部1内の融解水の吸引を停止し、更に、上方の成型体Bの上昇と共に、その成型凹部2に吸着せしめた成型氷塊を上昇させ、下方の成型体Aと上方の成型体Bとの間に受具25を配し、排水兼用吸引路4内に空気を送り込んで、成型氷塊を落下させるようにすると共に受具25で受られるようにする手段を採用した。
加えて、請求項6記載の成型氷塊の製造方法にあっては、一対の成型体A、Bが保有する熱量を、一対の成型凹部1、2によって所望の成型氷塊が成型できるまでの素材氷塊を溶かすのに必要な熱量より僅かに大きくなるよう設定する手段を採用した。
従って、請求項1記載の成型氷塊の製造装置によれば、適宜素材氷塊から成型凹部1、2に合致する所望形状の成型氷塊を簡単に且つ迅速に製造でき、また、その取扱いが容易で、熟練を要することなく誰でも簡単に成型氷塊を成型できるものとなる。
更に、従来のような加熱器が全く不要で、安全性も高いものとなる。しかも、構成が簡素で、量産に適し、低廉に提供でき、経済的な成型氷塊の製造装置となる。
そして、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって一対の成型体A、Bを形成したので、素材氷塊を溶かしながら冷やされる成型凹部1、2近傍部分の温度が、この部分の温度より高い他の部分(成型凹部1、2近傍を除いた部分)からの熱が素早く伝達されて、急激に低下しないようになり、成型し終わるまで素材氷塊を成型凹部1、2部分で継続的に且つ迅速に溶かせるようになる。
特に、一方の成型体Aの成型凹部1内と成型体A外とを連通して、成型凹部1内の融解水を排出できるようにした排水孔3を設けたので、素材氷塊から溶け出した成型凹部1内の水の排水がスムーズに行われるようになり、この溶け出した水によって所望の成型氷塊が得難くなるのを解消できるようになる。
加えて、他方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通して、成型凹部2内の融解水を強制排出できるよう構成した排水兼用吸引路4を設け、この排水兼用吸引路4で素材氷塊や成型氷塊を吸着できるよう構成したので、素材氷塊から溶け出した成型凹部2内の水の排水がよりスムーズに行われるようになり、この溶け出した水によって所望の成型氷塊が得難くなるのを解消できるようになる。
また、素材氷塊を吸着しているときは、他方の成型体Bに対して素材氷塊が分離接合面方向(例えば、水平方向)に移動しないようになり、成型凹部1、2に合致した成型氷塊を製造できるようになり、不良品の発生を低減できるようになる。
更に、成型氷塊の吸着により、成型氷塊の取出しが確実に、スムーズに、且つ迅速に行えるようになり、機械化、自動化し易く、成型氷塊の量産に最適で、より経済的な成型氷塊の製造装置となる。
特に、少なくとも一方の成型体A或いは他方の成型体Bの分離接合面に、適数の氷塊用ガイド孔15を穿設すると共に、この氷塊用ガイド孔15は、成型体A、Bを貫通するように形成され、素材氷塊を溶かし難い熱伝導率の低い材料によってズレ防止部材16を形成し、このズレ防止部材16を、氷塊用ガイド孔15の内周面に於ける分離接合面寄り部分に配すると共に、氷塊用ガイド孔15の内表面に対して面一となるように配し、素材氷塊を一対の成型体A、Bの成型凹部1、2部分で溶かすと共に、氷塊用ガイド孔15部分でも溶かすように形成し、成型凹部1、2で成型氷塊が完成するまで、素材氷塊が一体に繋がった状態で氷塊用ガイド孔15内に残るように構成したので、氷塊用ガイド孔15内の素材氷塊は、ズレ防止部材16に接触している時には溶かされ難く、複数の氷塊用ガイド孔15内の氷塊の分離接合面方向(例えば、水平方向)での移動が生じないため、一対の成型体A、Bに対する素材氷塊全体の分離接合面方向(例えば、水平方向)での移動を確実に規制することができるようになる。ひいては、成型凹部1、2に合致した成型氷塊を製造できるようになり、不良品の発生を低減できるようになる
また、請求項2記載の成型氷塊の製造装置によれば、適宜素材氷塊から成型凹部1、2に合致する所望形状の成型氷塊を簡単に且つ迅速に製造でき、また、その取扱いが容易で、熟練を要することなく誰でも簡単に成型氷塊を成型できるものとなる。
更に、従来のような加熱器が全く不要で、安全性も高いものとなる。しかも、構成が簡素で、量産に適し、低廉に提供でき、経済的な成型氷塊の製造装置となる。
そして、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって一対の成型体A、Bを形成したので、素材氷塊を溶かしながら冷やされる成型凹部1、2近傍部分の温度が、この部分の温度より高い他の部分(成型凹部1、2近傍を除いた部分)からの熱が素早く伝達されて、急激に低下しないようになり、成型し終わるまで素材氷塊を成型凹部1、2部分で継続的に且つ迅速に溶かせるようになる。
特に、一方の成型体Aの成型凹部1内と成型体A外とを連通して、成型凹部1内の融解水を排出できるようにした排水孔3を設けると共に、この排水孔3には成型凹部1内の融解水を強制排出できるような適宜吸引手段を設けたので、素材氷塊から溶け出した成型凹部1内の水の排水がよりスムーズに行われるようになり、この溶け出した水によって所望の成型氷塊が得難くなるのを解消できるようになる。
加えて、他方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通して、成型凹部2内の融解水を強制排出できるような排水兼用吸引路4を設け、この排水兼用吸引路4で素材氷塊や成型氷塊を吸着できるよう構成したので、素材氷塊から溶け出した成型凹部2内の水の排水がよりスムーズに行われるようになり、この溶け出した水によって所望の成型氷塊が得難くなるのを解消できるようになる。
また、素材氷塊を吸着しているときは、他方の成型体Bに対して素材氷塊が分離接合面方向(例えば、水平方向)に移動しないようになり、成型凹部1、2に合致した成型氷塊を製造できるようになり、不良品の発生を低減できるようになる。
更に、成型氷塊の吸着により、成型氷塊の取出しが確実に、スムーズに、且つ迅速に行えるようになり、機械化、自動化し易く、成型氷塊の量産に最適で、より経済的な成型氷塊の製造装置となる。
そして、少なくとも一方の成型体A或いは他方の成型体Bの分離接合面に、適数の氷塊用ガイド孔15を穿設すると共に、この氷塊用ガイド孔15は、成型体A、Bを貫通するように形成され、素材氷塊を溶かし難い熱伝導率の低い材料によってズレ防止部材16を形成し、このズレ防止部材16を、氷塊用ガイド孔15の内周面に於ける分離接合面寄り部分に配すると共に、氷塊用ガイド孔15の内表面に対して面一となるように配し、素材氷塊を一対の成型体A、Bの成型凹部1、2部分で溶かすと共に、氷塊用ガイド孔15部分でも溶かすように形成し、成型凹部1、2で成型氷塊が完成するまで、素材氷塊が一体に繋がった状態で氷塊用ガイド孔15内に残るように構成したので、氷塊用ガイド孔15内の素材氷塊は、ズレ防止部材16に接触している時には溶かされ難く、複数の氷塊用ガイド孔15内の氷塊の分離接合面方向(例えば、水平方向)での移動が生じないため、一対の成型体A、Bに対する素材氷塊全体の分離接合面方向(例えば、水平方向)での移動を確実に規制することができるようになる。ひいては、成型凹部1、2に合致した成型氷塊を製造できるようになり、不良品の発生を低減できるようになる
更に、請求項3記載の成型氷塊の製造装置によれば、適宜素材氷塊から所望形状の成型氷塊を簡単に且つ迅速に製造でき、また、その取扱いが容易で、熟練を要することなく誰でも簡単に成型氷塊を成型できる方法となる。
しかも、素材氷塊を成型凹部1、2の形状に合致するように成型体A、Bが保有する熱量によってのみ溶かして、所望の成型氷塊を成型するので、従来のような加熱器が全く不要で、安全性の高い作業が可能な方法となる。
加えて、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成された一対の成型体A、Bを用いるので、素材氷塊を溶かしながら冷やされる成型凹部1、2近傍部分の温度が、この部分の温度より高い他の部分(成型凹部1、2近傍を除いた部分)からの熱が素早く伝達されて、急激に低下しないようになり、成型し終わるまで素材氷塊を成型凹部1、2部分で継続的に且つ迅速に溶かせるようになる。
特に、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟んだ時に、上方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通する排水兼用吸引路4を利用して成型凹部2内を負圧にすると共に、成型凹部2内の融解水を吸引して強制排出し、また、下方の成型体Aの成型凹部1内と成型体A外とを連通する排水孔3及び適宜吸引手段を利用して成型凹部1内を負圧にすると共に、成型凹部1内の融解水を吸引して強制排出するので、素材氷塊から溶け出した成型凹部1、2内の水の排水がよりスムーズに行われるようになり、この溶け出した水によって所望の成型氷塊が得難くなるのを解消できるようになる。
そして、素材氷塊を一対の成型体A、Bの成型凹部1、2部分で溶かすと共に、少なくとも下方の成型体A或いは上方の成型体Bの分離接合面に穿設した適数の氷塊用ガイド孔15部分でも溶かし、氷塊用ガイド孔15の内表面に対して面一となるように形成されると共に、熱伝導率の低い材料によって形成されるズレ防止部材16が、溶かされて氷塊用ガイド孔15内に侵入してくる素材氷塊に接触して、これを溶け難くすると共に、素材氷塊全体の水平方向での移動を規制するので、成型凹部1、2に合致した成型氷塊を製造できるようになり、不良品の発生を低減できるようになる
それから、請求項4記載の成型氷塊の製造方法によれば、適宜素材氷塊から所望形状の成型氷塊を簡単に且つ迅速に製造でき、また、その取扱いが容易で、熟練を要することなく誰でも簡単に成型氷塊を成型できる方法となる。
更に、素材氷塊を成型凹部1、2の形状に合致するように成型体A、Bが保有する熱量によってのみ溶かして、所望の成型氷塊を成型するので、従来のような加熱器が全く不要で、安全性の高い作業が可能な方法となる。
加えて、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成された一対の成型体A、Bを用いるので、素材氷塊を溶かしながら冷やされる成型凹部1、2近傍部分の温度が、この部分の温度より高い他の部分(成型凹部1、2近傍を除いた部分)からの熱が素早く伝達されて、急激に低下しないようになり、成型し終わるまで素材氷塊を成型凹部1、2部分で継続的に且つ迅速に溶かせるようになる。
特に、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟んだ時に、上方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通する排水兼用吸引路4を利用して成型凹部2内を負圧にし、成型凹部2内の融解水を吸引して強制排出するので、素材氷塊から溶け出した成型凹部2内の水の排水がよりスムーズに行われるようになり、この溶け出した水によって所望の成型氷塊が得難くなるのを解消できるようになる。
そして、素材氷塊が成型凹部1、2の形状に合致して所望の成型氷塊に成型された時に、上方の成型体Bの上昇と共に、その成型凹部2に吸着せしめた成型氷塊を上昇させ、下方の成型体Aと上方の成型体Bとの間に受具25を配し、排水兼用吸引路4内に空気を送り込んで、成型氷塊を落下させるようにすると共に受具25で受られるようにするので、成型氷塊の取出しが確実に、スムーズに、且つ迅速に行えるようになり、機械化、自動化し易く、成型氷塊の量産に最適で、経済的な成型氷塊の製造方法となる。
更に、素材氷塊を一対の成型体A、Bの成型凹部1、2部分で溶かすと共に、少なくとも下方の成型体A或いは上方の成型体Bの分離接合面に穿設した適数の氷塊用ガイド孔15部分でも溶かし、氷塊用ガイド孔15の内表面に対して面一となるように形成されると共に、熱伝導率の低い材料によって形成されるズレ防止部材16が、溶かされて氷塊用ガイド孔15内に侵入してくる素材氷塊に接触して、これを溶け難くすると共に、素材氷塊全体の水平方向での移動を規制するので、成型凹部1、2に合致した成型氷塊を製造できるようになり、不良品の発生を低減できるようになる
加えて、請求項5記載の成型氷塊の製造方法によれば、適宜素材氷塊から所望形状の成型氷塊を簡単に且つ迅速に製造でき、また、その取扱いが容易で、熟練を要することなく誰でも簡単に成型氷塊を成型できる方法となる。
更に、素材氷塊を成型凹部1、2の形状に合致するように成型体A、Bが保有する熱量によってのみ溶かして、所望の成型氷塊を成型するので、従来のような加熱器が全く不要で、安全性の高い作業が可能な方法となる。
加えて、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成された一対の成型体A、Bを用いるので、素材氷塊を溶かしながら冷やされる成型凹部1、2近傍部分の温度が、この部分の温度より高い他の部分(成型凹部1、2近傍を除いた部分)からの熱が素早く伝達されて、急激に低下しないようになり、成型し終わるまで素材氷塊を成型凹部1、2部分で継続的に且つ迅速に溶かせるようになる。
特に、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟んだ時に、上方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通する排水兼用吸引路4を利用して成型凹部2内を負圧にすると共に、成型凹部2内の融解水を吸引して強制排出し、また、下方の成型体Aの成型凹部1内と成型体A外とを連通する排水孔3及び適宜吸引手段を利用して成型凹部1内を負圧にすると共に、成型凹部1内の融解水を吸引して強制排出するので、素材氷塊から溶け出した成型凹部2内の水の排水がよりスムーズに行われるようになり、この溶け出した水によって所望の成型氷塊が得難くなるのを解消できるようになる。
そして、素材氷塊が成型凹部1、2の形状に合致して所望の成型氷塊に成型された時に、下方の成型体Aに於ける成型凹部1内の融解水の吸引を停止し、更に、上方の成型体Bの上昇と共に、その成型凹部2に吸着せしめた成型氷塊を上昇させ、下方の成型体Aと上方の成型体Bとの間に受具25を配し、排水兼用吸引路4内に空気を送り込んで、成型氷塊を落下させるようにすると共に受具25で受られるようにするので、成型氷塊の取出しが確実に、スムーズに、且つ迅速に行えるようになり、機械化、自動化し易く、成型氷塊の量産に最適で、経済的な成型氷塊の製造方法となる。
更に、素材氷塊を一対の成型体A、Bの成型凹部1、2部分で溶かすと共に、少なくとも下方の成型体A或いは上方の成型体Bの分離接合面に穿設した適数の氷塊用ガイド孔15部分でも溶かし、氷塊用ガイド孔15の内表面に対して面一となるように形成されると共に、熱伝導率の低い材料によって形成されるズレ防止部材16が、溶かされて氷塊用ガイド孔15内に侵入してくる素材氷塊に接触して、これを溶け難くすると共に、素材氷塊全体の水平方向での移動を規制するので、成型凹部1、2に合致した成型氷塊を製造できるようになり、不良品の発生を低減できるようになる
また、請求項6記載の成型氷塊の製造方法によれば、適宜素材氷塊から所望形状の成型氷塊をより簡単に且つ正確に製造できるようになる。すなわち、成型氷塊が完成した頃には、成型体A、B自体の温度が成型氷塊に近いものとなり、仮に成型氷塊の取出しに時間がかったとしても、成型氷塊が更に溶け過ぎてしまうような虞れが解消でき、成型凹部1、2通りの成型氷塊を簡単に量産できるようになる。ひいては、機械化、自動化し易く、成型氷塊の量産に最適で、経済的な成型氷塊の製造方法となる。
以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
先ず、本発明の成型氷塊の製造装置は、例えば、製氷所で製造されるような略直方体状の氷塊を適宜厚みに予め切断して形成したような適宜厚板状の素材氷塊から、所望形状の多数(1個でも良い)の成型氷塊を効率良く製造できるようにしたもので、具体的には、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成される一対の成型体A、Bと、この一対の成型体A、Bを上下方向(上下方向以外でも良い)で離隔接近自在に案内するガイド手段とを備え、一対の成型体A、Bの分離接合面夫々に多数の適宜成型凹部1、2を凹設し、素材氷塊と、この素材氷塊を挟む一対の成型体A、Bとの温度差を利用して、成型体A、Bの分離接合面に接触している部分の素材氷塊が漸次溶かされるよう構成すると共に、成型体A、Bが保有する熱量によってのみ成型凹部1、2で所望の成型氷塊を成型できるよう構成したものである。
しかも、一方(下方)の成型体Aの成型凹部1内と成型体A外とを連通して、成型凹部1内の融解水を下方に排出できるようにした排水孔3を夫々設け、また、他方(上方)の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通して、成型凹部2内の融解水を排出できるようにすると共に、素材氷塊や成型氷塊を成型凹部2で吸着できるようにするための排水兼用吸引路4を設けてある。
尚、排水孔3にあっては、素材氷塊から溶け出した水(融解水)が成型凹部1内に留まることなくスムーズに排出できるように形成されている。すなわち、成型凹部1内の水が素材氷塊を溶かすことにより、成型氷塊が所望形状に成型できなくなるのを防止できるように構成されている。
加えて、前記排水孔3には、適宜吸引手段を付設し、成型凹部1内の融解水をよりスムーズに排出できるように形成することができる。
また、排水兼用吸引路4にあっては、成型凹部2内に於いて素材氷塊から溶け出した水(融解水)が、成型凹部2内から吸い上げられてよりスムーズに排出できるように形成されている。すなわち、成型凹部2内で溶け出した水が、下方の素材氷塊を溶かすことにより、成型氷塊が所望形状に成型できなくなるのを防止できるように構成されている。
加えて、排水兼用吸引路4にあっては、素材氷塊や成型氷塊を成型凹部2で吸着できるように形成されている。そして、素材氷塊を吸着しているときは、上方の成型体Bに対して素材氷塊が水平方向に移動しないようになり、また、所望形状に形成された成型氷塊を吸着することで、成型氷塊の取出しが確実に、スムーズに、且つ迅速に行えるように構成されている。
更に、少なくとも下方の成型体A(或いは上方の成型体B、或いは一対の成型体A、B)の分離接合面に、適数の氷塊用ガイド孔15を適宜位置に設け、この氷塊用ガイド孔15の内周面の一部に、素材氷塊を溶かし難い熱伝導率の低い材料によって形成されるズレ防止部材16が配置されている。
すなわち、素材氷塊を一対の成型体A、Bで溶かす際に、氷塊用ガイド孔15部分内に素材氷塊が繋がった状態で残り、この氷塊用ガイド孔15内の素材氷塊は、ズレ防止部材16に接触している時には溶けないため、一対の成型体A、Bに対する素材氷塊の水平方向での移動を確実に規制できるように構成されている。ひいては、成型凹部A、Bに合致した成型氷塊を製造でき、不良品の発生を低減できるようになる。
しかも、氷塊用ガイド孔15内の素材氷塊は、これ以上溶かす必要がなく、成型体A、Bが保有する熱量を無駄に消費することもなくなる。
また、本発明の成型氷塊の製造方法は、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成された一対の成型体A、Bの内の一方の成型体Aを下に配し、この下方の成型体Aの成型凹部1部分に所定寸法の素材氷塊を配置し、成型凹部2を有する他方の成型体Bをガイド手段によって下方の成型体Aに向って降下せしめ、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟むと共に、素材氷塊と成型体A、Bとの温度差によって、成型体A、Bに接触している部分の素材氷塊を漸次溶かし、この素材氷塊を成型凹部1、2の形状に合致するように、成型体A、Bが保有する熱量によってのみ溶かして、所望の成型氷塊を成型するものである。
そして、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟んだ時に、上方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通する排水兼用吸引路4を利用して成型凹部2内を負圧にし、素材氷塊を吸着すると共に、成型凹部2内の融解水を吸引して強制排出し、また、下方の成型体Aの成型凹部1の排水孔3及び適宜吸引手段を利用して成型凹部1内を負圧にすると共に、成型凹部1内の融解水を吸引して強制排出する。
それから、素材氷塊が成型凹部1、2の形状に合致して所望の成型氷塊に成型された時に、下方の成型体Aに於ける成型凹部1内の融解水の吸引を停止し、上方の成型体Bの上昇と共に、成型氷塊を吸引したまま上昇させ、下方の成型体Aと上方の成型体Bとの間に受具25を配し、排水兼用吸引路4内に空気を送り込んで、成型氷塊を落下させるようにすると共に受具25で受られるようにする。
前記成型体A、Bは、例えば、アルミニウムや、銅や、適宜合金や、適宜セラミック等の熱伝導率の高い材料によって構成され、しかも、素材氷塊を溶かしながら冷やされる成型凹部1、2近傍部分の温度が、この部分の温度より高い他の部分(成型凹部1、2近傍を除いた部分)からの熱が素早く伝達されることで、急激に低下しないようになり、素材氷塊を成型凹部1、2部分で継続的に且つ迅速に溶かせるような材質のものが採用されるようになる。
また、成型体A、Bは、少なくとも素材氷塊を成型凹部1、2で成型し終わるまで、素材氷塊と同じ温度(摂氏0度)とならないような体積(熱量)を有するように設定されたものが望ましい。
加えて、一対の成型体A、Bは、これを設置した時にその座りが良くなるような略矩形厚板状に夫々形成され、その分離接合面は、平坦面となっている。ところで、下方の成型体Aの分離接合面は、その周縁部分を斜下方に傾斜するような傾斜面で構成し、素材氷塊から溶け出した融解水が分離接合面から外方にスムーズに流れ出すように形成してあっても良い。
尚、一対の成型体A、Bは、例えば、図1乃至図3に示すように夫々一体的に構成されたものであっても良いし、図10に示すように二つの分割成型体B1、B2をパッキンB3を介して連結したものであっても良い。
前記ガイド手段は、例えば、一方(下方)の成型体Aの上面(分離接合面)に対して垂直に立設される複数のガイド杆10と、他方(上方)の成型体Bの下面(分離接合面)に対して垂直に穿設される複数のガイド孔11とで構成され、ガイド杆10は、例えば、金属製(或いは、合成樹脂製でも良い)で略細長棒状を呈しており、ガイド孔11は、ガイド杆10がガタつくことなくスムーズに摺接できるように形成されている。すなわち、上方の成型体Bが、下方の成型体Aにスムーズに離隔接近して、その分離接合面夫々が隙間無く正確に密接できるように形成されている。
尚、ガイド手段や、ガイド杆10やガイド孔11の具体的な構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は、図示例等に限定されるものではなく、一対の成型体A、B相互を、簡単な構造で、且つ安定的に離隔接近できるようなものであれば良く、重力以外に適宜動力(例えば、油圧シリンダー)等を利用したものであっても良い。
ところで、前記成型体A、Bは、図示例のように上下に配するだけでなく、左右や斜め方向に配するように構成し、しかも、これら成型体A、Bを適宜油圧手段や、バネ手段等によって離隔接近せしめられるように構成しても良い(図示せず)。すなわち、一対の成型体A、B相互の分離接合面が密接して成型氷塊が成型された後、一対の成型体A、B相互が離隔すると、成型氷塊が成型凹部1、2から自動的に落下するように構成して、成型氷塊の取出しが容易となるようにしても良い。
前記成型凹部1、2は、例えば、図示例のような半球状に形成したものであっても良いし、適宜キャラクターの形状や、自然物を模した形状や、幾何学的な形状等とすることができる。しかも、成型凹部1、2は複数設けられて、一度に多数の成型氷塊が製造できるように形成してある。尚、成型凹部1、2は一組だけであっても良い。
また、成型凹部1、2は、その分離接合面に適宜収容凹部を凹設し、この収容凹部に互換可能に装着される成型体A、Bと同材質の成型ブロックを形成し、この成型ブロックの表面に凹設しても良い(図示せず)。すなわち、成型ブロックの交換によって異なる形状の成型凹部1、2を利用できるようになり、種々の形状の成型氷塊を簡単に提供できるように構成することもできる。
前記排水孔3は、例えば、下方の成型体Aの成型凹部1の最低部から下方に向って設けられる貫通小孔によって構成されており、素材氷塊から溶け出した水(融解水)が成型凹部1内に留まることなく成型体A外にスムーズに排出できるように設けられている。
また、排水孔3は、下方の成型体Aの成型凹部1の最低部を囲繞するような略平面円環状に形成されたものでも良く、素材氷塊から溶け出した水(融解水)が成型凹部1内に留まることなく成型体A外によりスムーズに排出できると共に、成型氷塊の表面がより綺麗に形成できるように構成しても良い。
前記排水兼用吸引路4は、例えば、上方の成型体Bの成型凹部2の最頂部から上方に向って穿設される縦孔4aと、この縦孔4aの上部に連通する横孔4bとで構成されており、成型凹部2内に於いて素材氷塊から溶け出した水(融解水)が、下方に落ちることなく成型凹部2内から上方に確実に吸引されて成型体B外にスムーズに排出できるように設けられている。しかも、このときの吸引作用によって、素材氷塊を吸着しているときは、上方の成型体Bに対して素材氷塊が水平方向に移動するのを防ぐようになり、更に、所望形状に形成された成型氷塊を吸着することで、成型氷塊の取出し(下方の成型体Aの成型凹部1からの取出し)が簡単に行えるようになる。
また、排水兼用吸引路4の縦孔4aは、上方の成型体Bの成型凹部2の最頂部を囲繞するような略平面円環状に形成されたものでも良く、素材氷塊から溶け出した水(融解水)が成型体B外によりスムーズに排出できると共に、成型氷塊の表面がより綺麗に形成できるように構成しても良い(図10参照)。
図中5は、例えば、横孔4bに連通すると共に、成型体B側面部分に配されるホース6等の取付部で、図中7は、自動切換弁で、図中8は、開閉弁である。
そして、前記自動切換弁7は、例えば、コンプレーサー等から送給されるエアーを開閉弁8がわに送給したり、或いは、横孔4bがわに送給したり、ワンタッチで切換できるように構成されたものが利用され、前記開閉弁8は、例えば、自動切換弁7から送給されてきたエアーを外部に放出したり、或いは閉鎖したり切換できるように構成されたものが利用される。
すなわち、コンプレーサー等から送給されるエアーが自動切換弁7と開閉弁8を通過して外気に放出されているときには、自動切換弁7の横孔4bがわ部分に負圧が生じ、排水兼用吸引路4を介して、成型凹部2内に吸引力が生じるように構成されている(図9参照)。
また、開閉弁8を閉じることで、コンプレーサー等から送給されるエアーが自動切換弁7の横孔4bがわに送給され、排水兼用吸引路4を通過して、成型凹部2内に流れ、吸着されていた成型氷塊を下方に落下させることができるように構成されている。
前記氷塊用ガイド孔15は、例えば、円形孔状を呈し、下方の成型体A(或いは、上方の成型体B、或いは、一対の成型体A、B)の分離接合面の適宜位置に複数配設されている。しかも、分離接合面から成型体Aを貫通するように下方に向って穿設されている。
そして、前記ズレ防止部材16は、例えば、素材氷塊を溶かし難い熱伝導率の低い材料(例えば、合成樹脂材等)によって構成されており、しかも、氷塊用ガイド孔15の内周面に於いて、分離接合面寄り部分に配されると共に、内周面に対して面一となるように配されている。
すなわち、素材氷塊を一対の成型体A、Bの分離接合面部分で溶かしていると、氷塊用ガイド孔15部分でも素材氷塊を溶かし、この氷塊用ガイド孔15内に素材氷塊が一体に繋がった状態で残るようになる。
このとき、この氷塊用ガイド孔15内の素材氷塊は、ズレ防止部材16に接触している時には溶かされ難く、複数の氷塊用ガイド孔15内の氷塊の水平方向での移動が生じないため、一対の成型体A、Bに対する素材氷塊全体の水平方向での移動を確実に規制することができるようになる。
尚、ズレ防止部材16は、氷塊用ガイド孔15内表面の円周方向に周設したものであっても良いし、円周方向の一部にだけ設けたものでも良い。ただし、円周方向の一部にだけ設けたものは、他の氷塊用ガイド孔15に設けたズレ防止部材16の円周方向に於ける向きが夫々異なるように配設する必要がある。すなわち、複数のズレ防止部材16で氷塊の水平方向での移動を阻止できるようにする。
更に、図中20は、例えば、一対の成型体A、Bを水平方向で貫通するように適数設けられた通液路で、この通液路20の両端には、ホース等が取付可能となるような取付部21が設けられている。
そして、前記通液路20は、一対の成型体A、B内に水(水道水)や湯やその他の液体等を通過せしめられるよう構成したもので、通液路20内の水或いは湯の通過によって、冷えた成型体A、Bを常温時の温度ぐらいに簡単に戻せるようにしたものである。
すなわち、一度成型氷塊を製造して一対の成型体A、Bが保有する熱量が大きく奪われた時等に、通液路20内に水(水道水)や湯やその他の液体等を通過せしめて、成型体A、Bが素早く常温時の温度ぐらいに戻るようにして(一対の成型体A、Bが所定の熱量を保有できるようにして)、時間のロスなく次の作業が行えるようにし、ひいては、成型氷塊を連続して成型でき、能率的な作業が行えるように構成されている。特に、水道水等を利用し易く、これらを手軽に実現できるようになる。
尚、通液路20は、冷えた成型体A、Bを効率良く常温程度に戻せるようにしたものであれば良く、例えば、直線的に複数配したものであっても良いし、曲線的(円弧状、螺旋状等)に配したものであっても良いし、その他適宜形状に形成したり、配設位置に配したり、適数設けることができる。
また、通液路20は、例えば、図10に示すように成型体A、B夫々を二つの分割成型体B1、B2で構成したような場合、一方の分割成型体B1表面に通液路20を切設し、この通液路20の開放部分をパッキンB3を介して他方の分割成型体B2で塞ぐようにして構成したものであっても良い。
ところで、通液路20への通液タイミングは、素材氷塊を溶かし終って成型氷塊が取出された後でも良いし、素材氷塊を溶かしている最中であっても良いし、連続的に行っても良いし、成型体A、Bの温度を測定しながら適宜行うようにしても良い。しかも、冷えた成型体A、Bを常温程度(常温以上でも良い)に戻せるようにするだけでなく、必要に応じて成型体A、Bの温度を下げるのに利用することもできる。すなわち、適宜素材氷塊から成型氷塊が完成した頃に、成型体A、B自体の温度が成型氷塊に近いものとなるようにして、仮に成型氷塊の取出しに時間がかったとしても、成型氷塊が更に溶け過ぎてしまうようなことがないように配慮することもできる。
前記受具25は、上方の成型体Bの成型凹部2で吸引している成型氷塊の下方に配設自在となるように構成されており、排水兼用吸引路4内に空気を送り込んで、成型氷塊を落下させるときに、これを確実に且つ損傷させることなくソフトに受られるように構成されている。
尚、製造装置の具体的構成、形状、寸法、材質、成型体Aの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、成型体Bの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、分割成型体B1、B2の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、パッキンB3の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、成型凹部1の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、成型凹部2の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、排水孔3の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、排水兼用吸引路4の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、縦孔4aの具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、横孔4bの具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、取付部5の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、ホース6の具体的構成、形状、寸法、材質、数、自動切換弁7の具体的構成、形状、材質、寸法、配設位置、数、開閉弁8の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、ガイド手段の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、ガイド杆10の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、ガイド孔11の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、氷塊用ガイド孔15の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、ズレ防止部材16の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、通液路20の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、取付部21の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、受具25の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、受具25の具体的作動手段等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
また、前述の如く構成された製造装置を利用して実施される本発明の成型氷塊の製造方法について説明する。
先ず、上方の成型体Bをガイド手段(ガイド杆10、ガイド孔11)によって上方に上昇させる。
そして、予め所定の寸法に形成しておいた素材氷塊を、下方の成型体Aの分離接合面の上に配置すると共に、上方の成型体Bを降下させて、素材氷塊を一対の成型体A、Bで挟む(図2、図4参照)。尚、上方の成型体Bの降下は重力を利用して行われるが、例えば、油圧力や、バネの弾発力等を利用するようにしても良い。
しかも、一対の成型体A、Bで素材氷塊を挟んだ時には、上方の成型体Bの成型凹部2内と成型体B外とを連通する排水兼用吸引路4を利用して成型凹部2内を負圧にし、素材氷塊を吸着すると共に、成型凹部2内の融解水を吸引して強制排出する。
このとき、下方の成型体Aの成型凹部1内と成型体A外とを連通する排水孔3及び適宜吸引手段を利用して成型凹部1内を負圧にし、素材氷塊を吸着すると共に、成型凹部1内の融解水を吸引して強制排出する。
そして、素材氷塊と一対の成型体A、Bとの温度差を利用して、成型体A、Bに接触している部分の素材氷塊を漸次溶かす。
それから、素材氷塊を成型凹部1、2の形状に合致するように成型体A、Bが保有する熱量によってのみ溶かして(尚、このとき通液路20内に水や湯等を通過させていても良い)所望の成型氷塊を成型する。
また、素材氷塊が成型凹部1、2の形状に合致して所望の成型氷塊に成型された時には、上方の成型体Bの上昇と共に、成型氷塊を吸引したまま上昇させる。尚、このとき、下方の成型体Aの成型凹部1内の融解水の吸引は停止すると共に、排水孔3を開放状態としておき、成型氷塊の上昇がスムーズに行えるようにする。
そして、下方の成型体Aと上方の成型体Bとの間に受具25を配した後、排水兼用吸引路4内に空気を送り込んで、吸引していた複数の成型氷塊を落下させるようにすると共に複数の成型氷塊を受具25で受ける。
ところで、一対の成型体A、Bが保有する熱量は、一対の成型凹部1、2によって所望の成型氷塊が成型できるまでの素材氷塊を溶かすのに必要な熱量より僅かに大きくなるよう設定され、適宜素材氷塊から成型氷塊が完成した頃には、成型体A、B自体の温度が成型氷塊に近いものとなり、仮に成型氷塊の取出しに時間がかったとしても、成型氷塊が更に溶け過ぎてしまうような虞れが解消できるように設定される。すなわち、成型凹部1、2に合致する成型氷塊を簡単に且つ正確に量産できて、ひいては、機械化、自動化し易くなるようにする。
本発明の製造装置を例示する分解斜視図である。 本発明の製造装置を例示する縦断正面図である。 本発明の製造装置を例示する縦断正面図である。 本発明の製造工程の概略を例示する部分縦断正面図である。 本発明の製造工程の概略を例示する部分縦断正面図である。 本発明の製造工程の概略を例示する部分縦断正面図である。 本発明の製造工程の概略を例示する部分縦断正面図である。 本発明の製造装置の実施例を例示する部分縦断正面図である。 本発明の製造装置の実施例を例示する部分縦断正面図である。 本発明の製造装置の他の実施例を例示する部分縦断正面図である。
符号の説明
A 成型体 B 成型体
B1 分割成型体 B2 分割成型体
B3 パッキン
1 成型凹部 2 成型凹部
3 排水孔 4 排水兼用吸引路
4a 縦孔 4b 横孔
5 取付部 6 ホース
7 自動切換弁 8 開閉弁
10 ガイド杆 11 ガイド孔
15 氷塊用ガイド孔 16 ズレ防止部材
20 通液路 21 取付部
25 受具

Claims (6)

  1. アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成される一対の成型体と、この一対の成型体を離隔接近自在に案内するガイド手段とを備え、一対の成型体の分離接合面夫々に適宜成型凹部を凹設し、成型体と適宜素材氷塊との温度差を利用して、成型体に接触している部分の素材氷塊が溶かされるよう構成すると共に、成型体が保有する熱量によってのみ成型凹部で所望の成型氷塊を成型できるよう構成した成型氷塊の製造装置であって、一方の成型体の成型凹部内と成型体外とを連通して、成型凹部内の融解水を排出できるようにした排水孔を設け、他方の成型体の成型凹部内と成型体外とを連通して、成型凹部内の融解水を強制排出できるよう構成した排水兼用吸引路を設け、この排水兼用吸引路で素材氷塊や成型氷塊を吸着できるよう構成し、少なくとも一方の成型体或いは他方の成型体の分離接合面に、適数の氷塊用ガイド孔を穿設すると共に、この氷塊用ガイド孔は、成型体を貫通するように形成され、素材氷塊を溶かし難い熱伝導率の低い材料によってズレ防止部材を形成し、このズレ防止部材を、氷塊用ガイド孔の内周面に於ける分離接合面寄り部分に配すると共に、氷塊用ガイド孔の内表面に対して面一となるように配し、素材氷塊を一対の成型体の成型凹部部分で溶かすと共に、氷塊用ガイド孔部分でも溶かすように形成し、成型凹部で成型氷塊が完成するまで、素材氷塊が一体に繋がった状態で氷塊用ガイド孔内に残るように構成したことを特徴とする成型氷塊の製造装置。
  2. アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成される一対の成型体と、この一対の成型体を離隔接近自在に案内するガイド手段とを備え、一対の成型体の分離接合面夫々に適宜成型凹部を凹設し、成型体と適宜素材氷塊との温度差を利用して、成型体に接触している部分の素材氷塊が溶かされるよう構成すると共に、成型体が保有する熱量によってのみ成型凹部で所望の成型氷塊を成型できるよう構成した成型氷塊の製造装置であって、一方の成型体の成型凹部内と成型体外とを連通して、成型凹部内の融解水を排出できるよう構成した排水孔を設けると共に、この排水孔には成型凹部内の融解水を強制排出できるような適宜吸引手段を設け、他方の成型体の成型凹部内と成型体外とを連通して、成型凹部内の融解水を強制排出できるような排水兼用吸引路を設け、この排水兼用吸引路で素材氷塊や成型氷塊を吸着できるよう構成し、少なくとも一方の成型体或いは他方の成型体の分離接合面に、適数の氷塊用ガイド孔を穿設すると共に、この氷塊用ガイド孔は、成型体を貫通するように形成され、素材氷塊を溶かし難い熱伝導率の低い材料によってズレ防止部材を形成し、このズレ防止部材を、氷塊用ガイド孔の内周面に於ける分離接合面寄り部分に配すると共に、氷塊用ガイド孔の内表面に対して面一となるように配し、素材氷塊を一対の成型体の成型凹部部分で溶かすと共に、氷塊用ガイド孔部分でも溶かすように形成し、成型凹部で成型氷塊が完成するまで、素材氷塊が一体に繋がった状態で氷塊用ガイド孔内に残るように構成したことを特徴とする成型氷塊の製造装置。
  3. アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成された一対の成型体の内の一方の成型体を下に配し、この下方の成型体の成型凹部部分に所定寸法の素材氷塊を配置し、成型凹部を有する他方の成型体をガイド手段によって下方の成型体に向って降下せしめ、一対の成型体で素材氷塊を挟むと共に、素材氷塊と成型体との温度差によって、成型体に接触している部分の素材氷塊を漸次溶かし、この素材氷塊を成型凹部の形状に合致するように成型体が保有する熱量によってのみ溶かして、所望の成型氷塊を成型する成型氷塊の製造方法であって、一対の成型体で素材氷塊を挟んだ時に、上方の成型体の成型凹部内と成型体外とを連通する排水兼用吸引路を利用して成型凹部内を負圧にすると共に、成型凹部内の融解水を吸引して強制排出し、また、下方の成型体の成型凹部内と成型体外とを連通する排水孔及び適宜吸引手段を利用して成型凹部内を負圧にすると共に、成型凹部内の融解水を吸引して強制排出し、素材氷塊を一対の成型体の成型凹部部分で溶かすと共に、少なくとも下方の成型体或いは上方の成型体の分離接合面に穿設した適数の氷塊用ガイド孔部分でも溶かし、氷塊用ガイド孔の内表面に対して面一となるように形成されると共に、熱伝導率の低い材料によって形成されるズレ防止部材が、溶かされて氷塊用ガイド孔内に侵入してくる素材氷塊に接触して、これを溶け難くすると共に、素材氷塊全体の水平方向での移動を規制し、素材氷塊が成型凹部の形状に合致し所望の成型氷塊に成型されるよう製造することを特徴とした成型氷塊の製造方法。
  4. アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成された一対の成型体の内の一方の成型体を下に配し、この下方の成型体の成型凹部部分に所定寸法の素材氷塊を配置し、成型凹部を有する他方の成型体をガイド手段によって下方の成型体に向って降下せしめ、一対の成型体で素材氷塊を挟むと共に、素材氷塊と成型体との温度差によって、成型体に接触している部分の素材氷塊を漸次溶かし、この素材氷塊を成型凹部の形状に合致するように成型体が保有する熱量によってのみ溶かして、所望の成型氷塊を成型する成型氷塊の製造方法であって、一対の成型体で素材氷塊を挟んだ時に、上方の成型体の成型凹部内と成型体外とを連通する排水兼用吸引路を利用して成型凹部内を負圧にし、成型凹部内の融解水を吸引して強制排出し、素材氷塊を一対の成型体の成型凹部部分で溶かすと共に、少なくとも下方の成型体或いは上方の成型体の分離接合面に穿設した適数の氷塊用ガイド孔部分でも溶かし、氷塊用ガイド孔の内表面に対して面一となるように形成されると共に、熱伝導率の低い材料によって形成されるズレ防止部材が、溶かされて氷塊用ガイド孔内に侵入してくる素材氷塊に接触して、これを溶け難くすると共に、素材氷塊全体の水平方向での移動を規制し、素材氷塊が成型凹部の形状に合致して所望の成型氷塊に成型された時に、上方の成型体の上昇と共に、その成型凹部に吸着せしめた成型氷塊を上昇させ、下方の成型体と上方の成型体との間に受具を配し、排水兼用吸引路内に空気を送り込んで、成型氷塊を落下させるようにすると共に受具で受られるようにすることを特徴とした成型氷塊の製造方法。
  5. アルミニウム等の熱伝導率の高い材料によって形成された一対の成型体の内の一方の成型体を下に配し、この下方の成型体の成型凹部部分に所定寸法の素材氷塊を配置し、成型凹部を有する他方の成型体をガイド手段によって下方の成型体に向って降下せしめ、一対の成型体で素材氷塊を挟むと共に、素材氷塊と成型体との温度差によって、成型体に接触している部分の素材氷塊を漸次溶かし、この素材氷塊を成型凹部の形状に合致するように成型体が保有する熱量によってのみ溶かして、所望の成型氷塊を成型する成型氷塊の製造方法であって、一対の成型体で素材氷塊を挟んだ時に、上方の成型体の成型凹部内と成型体外とを連通する排水兼用吸引路を利用して成型凹部内を負圧にすると共に、成型凹部内の融解水を吸引して強制排出し、また、下方の成型体の成型凹部内と成型体外とを連通する排水孔及び適宜吸引手段を利用して成型凹部内を負圧にすると共に、成型凹部内の融解水を吸引して強制排出し、素材氷塊を一対の成型体の成型凹部部分で溶かすと共に、少なくとも下方の成型体或いは上方の成型体の分離接合面に穿設した適数の氷塊用ガイド孔部分でも溶かし、氷塊用ガイド孔の内表面に対して面一となるように形成されると共に、熱伝導率の低い材料によって形成されるズレ防止部材が、溶かされて氷塊用ガイド孔内に侵入してくる素材氷塊に接触して、これを溶け難くすると共に、素材氷塊全体の水平方向での移動を規制し、素材氷塊が成型凹部の形状に合致して所望の成型氷塊に成型された時に、下方の成型体に於ける成型凹部内の融解水の吸引を停止し、更に、上方の成型体の上昇と共に、その成型凹部に吸着せしめた成型氷塊を上昇させ、下方の成型体と上方の成型体との間に受具を配し、排水兼用吸引路内に空気を送り込んで、成型氷塊を落下させるようにすると共に受具で受られるようにすることを特徴とした成型氷塊の製造方法。
  6. 一対の成型体が保有する熱量を、一対の成型凹部によって所望の成型氷塊が成型できるまでの素材氷塊を溶かすのに必要な熱量より僅かに大きくなるよう設定したことを特徴とする請求項または請求項4または請求項5記載の成型氷塊の製造方法。
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