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JP4199516B2 - コンクリートカッターのレールへの組付け方法 - Google Patents
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JP4199516B2 - コンクリートカッターのレールへの組付け方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、コンクリートの床や壁等(以下、単に「壁等」という)を切断したり、壁等に配管工事や耐震補強工事等のため、溝やスリットを形成するのに用いられるコンクリートカッターのレールへの組付け方法に関する。
【0002】
【従来技術】
図1は、この種のコンクリートカッターについて示すもので、壁等に固定されるレール1と、該レール1上に走行可能に装着されるベース2と、ベース2に取外し可能に取付けられるホィール状のブレード及びそれを覆うブレードカバー3よりなり、ベース2は、前後(図1においては左右)に配した一対のコロ4でレール1を上下に挟み込むことによりレール1に沿って走行するようになっており、その送りは、レール1に添設されるラックにピニオンが転動することにより行われ、ベース2にはブレードを回転駆動するモータ5が設けられ、またピニオンを回転駆動する送り用モータ部Mが取外し可能に取付けられている。
なお、ブレードと、その取付構造の詳細が特許文献1に開示されている。
【0003】
施工に際しては、先ず切断箇所に沿ってレール1を固定し、次にレール端にコロ間を当てて差し込むことによりベース2をレール上にコロ4間でレール1を挟み込んで装着したのち、ブレードを特許文献1に開示されるようにして取付け、ついでブレードカバー3を取付けているが、レール端側からベース2をレール1に沿うように差し込んで装着できるようにするためにレール端には図1に示すように、少なくともベース幅B以上のスペースを確保しておく必要がある。
レール端にベース幅Bのスペースを確保できない場合には、レール1にベース2を装着したのちに壁等に固定していた。
【特許文献1】
特開平9−300340号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
レール端にベース幅Bに相当するスペースを確保できない場合には、上述するようにレール1にベース2を組付けてから壁等に固定する必要があるが、ベース2を組付けたレール1は重量が嵩み、一人で作業するのは困難である。
【0005】
本発明は、レール端にベース幅に相当するスペースを確保することができない場合でも、レールを固定したのちにベースを組付けることができるようにしたコンクリートカッターの組付け方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題の解決手段】
発明は、直線状をなすレールの長手方向に相互に位置をずらしてレールを挟み込む一対のコロ又は車輪(以下、単に「コロ等」という)をレールの長手方向に沿って適宜の間隔で設け、コロ等でレールを挟み込んだ状態でレールに沿って走行するベースと、ベースに取外し可能に組付けられ、モータによって回転駆動されるホィール状のカッターを有するコンクリートカッターのレールへの組付け方法に関するもので、請求項1に係る発明は、ベースを傾けて先頭の一対のコロ等間にレール端を差し込んだのち、先頭のコロ等間をレールに沿って移動させながらベースの傾きを水平に戻して、後続の一対のコロ等間にレール端を差し込んで押込むことによりレールにベースを組付けることを特徴とし、
請求項2に係る発明は、ベースを傾けて先頭のコロ等をレール上に持ち上げた状態で後続のコロ等から先にレール端に差し込んで移動させ、先頭のコロ等が他方のレール端に達したとき、ベースの傾きを水平に戻して他方のレール端に先頭のコロ等間を当てがい、そのまま逆向きに差し込んで押し込むことにより、レールにベースを組み付けることを特徴とする
【0007】
図2に示すように、一対のコロ等6が位置をずらさないで設けられる従来例のものでは、コロ等6間の間隔cとレール7の厚みdが同一であると、ベース8はレール7と平行な矢印方向からしか差し込むことができず、レール端には横方向にベース8が入るだけのベース幅Bのスペースが必要となるが、図3に示すようにレール7を挟み込む上下のコロ等6がレールの長手方向に相互の位置をずらして設けられていると、コロ等6の間隔d´が拡がり(d´>d)、そのため、図4に示すようにベース8を傾けてコロ等6間にレール端を差し込むことができるようになり、レール端に必要とするスペースbは、ベース幅Bより小さくできる。D「先頭のコロ等6間にレール端を差し込んだのちは、先頭のコロ等6をレール7に沿って移動させながら」ベース8を水平に戻し、後続の上下一対のコロ等6のうち、上側のコロ等6をレール端に載せ(図5)、そのままレール7に矢印方向に押し込む。
【0008】
請求項2に係る発明においては、図6に示すように、先頭のコロ等6を持ち上げてレール7上に支持させた状態で、後続のコロ等6から先にレール端に差込み、そのままの状態でレール7に沿って他方のレール端まで移動させる。他方のレール端に達し、上下一対のコロ等6のうち、下側のコロ等6がレール端より外れると、ベース8が倒れ、上側のコロ等6がレール端部に係合する(図7)。この状態でベース8を図7の矢印方向に逆向きに押し込むと、図3に示すように前後の一対のコロ等6でレール7を挟み込んで走行可能に支持されるようになる。この場合、レール7の両端には図6及び図7に示すように、スペースb2及びb3が必要となるが、b2+b3<Bとなり、ベース幅Bより小さくなる。
【0009】
本発明のコンクリートカッターによると、以上のように、いずれの方法によってもベースを傾けてレールに組付けることができるようになり、レールにベースを装着するのに要するレール端側方のスペースを小さくすることができる。
【0010
【発明の実施の形態】
図8は、本発明に係わるコンクリートカッターのベースについて示すもので、図中、図1に示すものと同一構造のものは同一符号で示してある。
図8に示すベース2は、前後の一対のコロ4は上側のコロ4間の間隔が狭く、下側のコロ4間の間隔が広くなるように各一対のコロ4がそれぞれ斜めに直線状をなすレールの長手方向に位置をずらして台形状に配置されている。
本実施形態のベース2をレール1に組み付けるときには、図4及び図5に示す方法又は図6及び図7に示す方法のいずれかの方法によって組付けることができる。
【0011
【発明の効果】
本発明によると、ベースを傾けてレールに組付けることによりレール端にベース幅に相当するスペースがなくても、レールを固定したのちにベースを組み付けできるようになり、レール端にスペースの余裕がなくても、レールにベースを予め組み付けてから固定する必要がないから、一人でも組付作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコンクリートカッターの正面図。
【図2】従来形式のコロ等の配置を示す図。
【図3】本発明に係わるコロ等の配置を示す図。
【図4】ベースの組付け方法を示す図。
【図5】後続のコロ等をレール端に差し込むときの状態を示す図。
【図6】ベースの組付け方法の別の例を示す図。
【図7】先頭のコロ等をレール端に差し込むときの状態を示す図。
【図8】本発明に係わるベースの正面図。
【符号の説明】
1、7・・レール
2、8・・ベース
3・・ブレードカバー
4・・コロ
5・・モータ
6・・コロ等

Claims (2)

  1. 直線状をなすレールの長手方向に相互の位置をずらしてレールを挟み込む一対のコロ等をレールの長手方向に沿って適宜の間隔で設け、コロ等でレールを挟み込んだ状態でレールに沿って走行するベースと、ベースに取外し可能に組付けられ、モータによって回転駆動されるホィール状のカッターを有するコンクリートカッターの壁等に固定される上記レールへの組付け方法であって、ベースを傾けて先頭の一対のコロ等間にレール端を差し込んだのち先頭のコロ等間を上記レールに沿って移動させながらベースの傾きを水平に戻して、後続の一対のコロ等間にレール端を差し込んで押し込むことにより上記レールにベースを組付けることを特徴とする組付け方法。
  2. 直線状をなすレールの長手方向に相互の位置をずらしてレールを挟み込む一対のコロ等をレールの長手方向に沿って適宜の間隔で設け、コロ等でレールを挟み込んだ状態でレールに沿って走行するベースと、ベースに取外し可能に組付けられ、モータによって回転駆動されるホィール状のカッターを有するコンクリートカッター壁等に固定される上記レールへの組付け方法であって、ベースを傾けて先頭のコロ等をレール上に持ち上げた状態で後続のコロ等から先にレール端に差し込んで移動させ、先頭のコロ等が他方のレール端に達したとき、ベースの傾きを水平に戻して他方のレール端に先頭のコロ等間を当てがい、そのまま逆向きに差し込んで押し込むことにより、上記レールにベースを組み付けることを特徴とする組付け方法。
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