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JP4229878B2 - 可動パネルを有する電子装置 - Google Patents
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JP4229878B2 - 可動パネルを有する電子装置 - Google Patents

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本発明は、車載用、家庭用または事務用として使用される電子装置に関するものであり、ケースの前方に設置された可動パネルの姿勢を変化させることのできる、可動パネルを有する電子装置に関する。
例えば、車載用に使用される電子装置などには、ケース本体の前方にその姿勢が変化する可動パネルが設けられ、この可動パネルに操作部や表示部が設けられたものがある。
以下の特許文献1に記載の車載用電子装置は、ケース本体の内部にCDやMDおよびカセットテープなどの記録メディアの駆動装置を内蔵でき、電子装置を使用するときは、操作部および表示部を有する可動パネルが、ケース本体の前方に設けられた前記記録メディアの挿入排出口を覆い隠すように起立した姿勢をしている。そして、前記記録メディアを交換するときには、前記可動パネルが回動して前記ケース本体の前方から離れて傾斜姿勢となり、前記挿入排出口を露出させることができる。
この車載用電子装置では、ケース内を進退移動するスライダー機構が設けられ、このスライダー機構の前進移動に伴って前記可動パネルの姿勢が変化するようになっている。
特開2003−196966号公報
前記車載用電子装置では、歯車が回転することで、前記スライダー機構に対してケース内方と外方へ向けて移動する力が作用するが、前記歯車と前記スライダー機構との係合部における寸法ガタや、ケース内でのスライダー機構の支持部での寸法ガタが発生するのを避けることができない。
前記スライダー機構にがたつきがあると、可動パネルがケースの前部で起立している通常使用時に車体振動が作用した場合、可動パネルそのものにもがたつきが発生して商品の外観的価値を損ね、さらにはスライダー機構や可動パネルのがたつき音が発生して耳障りとなるおそれがある。
そこで、前記特許文献1に記載のものは、前記スライダー機構をケース内に引き込む引っ張りコイルばねが設けられ、このばねの弾性力によって、スライダー機構とその支持部との間のガタや、スライダー機構と歯車との間のガタを吸収している。また可動パネルがケース前方で起立姿勢にあるときにも、前記ばねの付勢力によって可動パネルががたつくのを防止している。
しかし、前記の引張りコイルばねを設けると、スライダー機構を前進移動させる際に、引張りコイルばねが弾性抵抗力を与え、スライダー機構を動作させるモータの負荷が増大することになる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、スライダー機構の進退動作で可動パネルの姿勢が変化するものであって、少なくともスライダー機構がケース内部に後退しているときに、スライダー機構のがたつきを防止でき、またスライダー機構を移動させるための負荷を不要に増大させることのない可動パネルを有する電子装置を提供することを目的としている。
本発明は、ケース本体と、前記ケース本体の内外方向へ進退移動するスライダー機構と、前記ケースの前方に設けられて前記スライダー機構の進退移動に伴ってその姿勢が変化する可動パネルと、前記スライダー機構を進退移動させる駆動装置とを有する電子装置において、
前記スライダー機構は、その移動方向と交叉する方向に間隔を空けて配置されて一緒に移動する駆動スライダーと非駆動スライダーとを有し、前記駆動装置からの動力が前記駆動スライダーに与えられ、
前記ケース内には、ケース内方へ移動する前記駆動スライダーに押されて動作する連係手段が設けられており、前記駆動スライダーで押されたときの前記連係手段によって前記非駆動スライダーが押圧されることを特徴とするものである。
本発明によれば、スライダー機構がケース内方に移動しているときに、駆動スライダーと非駆動スライダーとが連係手段から押圧反力を受けるため、スライダー機構のがたつきを防止できる。また、スライダー機構をケース内方へ引き込むためのばねを用いる必要が無いため、モータの負荷の増大を防止できる。しかし、本発明では、前記連係手段とともにスライダー機構をケース内方へ引き付けるばねなどの付勢部材を併用することを排除するものではない。
本発明では、前記駆動スライダーと前記非駆動スライダーは、互いに連結されて一体化されているものであってもよいし、または駆動スライダーと非駆動スライダーが別個の部材であって、両スライダーが共に可動パネルに直接にまたは間接的に連結されているものであってもよい。
例えば、前記連係手段は、前記駆動スライダーと前記非駆動スライダーの双方に当接するレバーであり、前記レバーは、前記駆動スライダーとの当接部と前記非駆動スライダーとの当接部との間に回動支点を有して回動自在に支持されているものとして構成できる。
あるいは、前記連係手段は、前記駆動スライダーが当たる第1のレバーと、前記非駆動スライダーが当たる第2のレバーとを有し、前記第1のレバーと前記第2のレバーとが歯車を介して連結されており、前記第1のレバーは前記駆動スライダーに当たる部分と前記歯車との間に回動支点を有して回動自在に支持され、前記第2のレバーは前記非駆動スライダーに当たる部分と前記歯車との間に回動支点を有して回動自在に支持されているものとして構成できる。
また、前記可動パネルは、前記スライダー機構の前進に伴ってケース前方で傾斜姿勢となり、前記スライダー機構の後退に伴って起立姿勢となり、前記連係手段で前記非駆動スライダーがケース内方へ向けて押されて、前記起立姿勢の可動パネルがケースの前部に押し付けられるものとすることも可能である。
上記手段では、駆動スライダーと非駆動スライダーの双方によって、可動パネルをケースの前部に押し付けることが可能となり、可動パネルの姿勢が安定する。
また、前記連係手段から前記非駆動スライダーに対して、少なくとも非駆動スライダーの移動方向と交叉する方向への押圧力が作用するものであってもよい。
前記のように非駆動スライダーをその移動方向と交叉する方向へ押圧すると、前後に移動する非駆動スライダーのがたつきを効果的に防止できるようになる。
さらに、前記連係手段は、前記駆動スライダーに接近する方向へ常に付勢されているものが好ましい。
また、前記連係手段の少なくとも一部に弾性体を有していると、連係手段が弾性力を利用して非駆動スライダーに加圧されるようになり、スライダー機構がケースの内部へ移動したときに連係手段との間でロック状態が生じるのを避けることができる。
また、前記駆動スライダーがケース内に移動して、前記連係手段が押されているときに、可動パネルがケース本体の前部で起立姿勢となるものにおいて本発明は有効である。
本発明によれば、駆動スライダーがケースの内方に移動しているときに、連係手段を利用して駆動スライダーおよび非駆動スライダーのがたつきの発生を防止できるようになる。したがって電子装置の各動作モードのうち、スライダー機構がケース内方に移動している状態を可動パネルが起立姿勢となる通常使用状態として設定することにより、ほとんどの場合、スライダー機構および可動パネルにがたつきが生じない状態で装置を使用することができる。
本発明は、駆動スライダーがケース本体内方へ移動したときに連係手段が動作して、駆動スライダーと非駆動スライダーが押されるため、スライダー機構や可動パネルからがたつき音が発生したり、可動パネルの姿勢が不安定となることを防止できる。
図1は本発明の第1の実施の形態である車載用電子装置において、スライダー機構がケース内方へ移動して可動パネルがケース本体前方で起立した状態を示す平面図、図2は図1のII−II断面図、図3はスライダー機構が前進して可動パネルがケース本体前方で傾斜姿勢となった状態を示す平面図、図4は図3のIII−III断面図、図5ないし図8は他の実施の形態を示すものである。
図1および図2に示す車載用電子装置は、ケース本体1と、スライダー機構20、および連係手段として機能するレバー機構90、そして可動パネル60の4つの要素から主に構成されている。
ケース本体1は、薄板の板金材で六面体の箱形状に形成されたものであり、外形寸法はいわゆる1ディンサイズまたは2ディンサイズである。ケース本体1の側面の一部であるケース本体前方部3には、CDやMDあるいはカセットテープなどの記録メディアを挿入排出するための挿入排出口8が開口されている(図4参照)。
ケース内面4およびケース内面5には、ケース本体前方部3から突出したヒンジ6およびヒンジ7が固定されており、それぞれのヒンジ6、7に開口された軸穴に、前記可動パネル60の下端部の両側面63、64に突設されたヒンジ支点38、39が、C方向とD方向へ回動可能に支持されている。
ケース本体1の内部には、CDやMDあるいはカセットテープなどの記録メディアを駆動するためのメカデッキ装置(図示なし)が収納されている。また、ケース底面2には、電気基板30が固定されており、この電気基板30には前記メカデッキ装置の駆動回路をはじめ、フラッシュメモリなどの記憶素子や各種チューナーなどの通信回路、さらに詳細を後述するスライダー機構20の駆動制御回路などが搭載されている。また、ケース底面2にはモーター40およびウォーム歯車48と平歯車33とからなる減速機構を持つスライダー駆動装置28が設置されている。
スライダー機構20は、薄板の板金材により形成され、図1に示すような平面視でコの字型の形状をしている。この形状は、電気基板30やスライダー駆動装置28および前記メカデッキ装置と干渉の無い形状である。スライダー機構20は、その機能から3つの部分に区分され、平歯車33と噛み合うラック歯41を有する駆動スライダー21と、非駆動スライダー31、および駆動スライダー21と非駆動スライダー31とを連結するスライダー連結部49を有している。
駆動スライダー21と非駆動スライダー31は、スライダー機構20の進退移動方向であるY1−Y2方向へ延びる長尺形状であり、互いに並行に形成されている。駆動スライダー21と非駆動スライダー31には、それぞれ進退方向に延びる長穴である摺動穴23、24、25、26が開口されており、それぞれの摺動穴23、24、25、26には、ケース底面2に固定されたピン34、35、36、37が挿通され、駆動スライダー21と非駆動スライダー31は、ケース底面2上でY1−Y2方向へ摺動可能に支持されている。
駆動スライダー21および非駆動スライダー31には、L型に曲げられた側壁50および側壁51が形成され、これらの側壁には、後述するリンク42およびリンク43と接続されるリンク支点穴(図示無し)が形成されている。また、非駆動スライダー31のY2側の端部には、後方へ向けて開口する嵌合部32が形成されている。
スライダー機構20は、スライダー駆動装置28により駆動され、モーター40の正逆回転に伴い、ケース本体1の前後方向(Y1−Y2方向)に進退移動する。
連係手段として機能する前記レバー機構90は、薄板の板金により形成され、図2に示すように、レバー壁100および押圧部91にて示されるL字型の曲げ部を有する長尺の部材である。押圧部91は、前記ケース本体1の内側に退行移動して接近してくる駆動スライダー21の端部である押圧部22と当接することができる。また、くさび型の先端形状を有するレバー頭部93に形成されるテーパー部94は、非駆動スライダー31の嵌合部32の押圧部52と当接することができる。
レバー機構90は、駆動スライダー21との当接部である押圧部91と、非駆動スライダー31との当接部である押圧部52との中間位置において、ケース底面2に固定された支点軸92に回動自在に支持されている。さらに、レバー機構90は、トーションバネからなるレバーバネ98により常にA方向(時計方向)に付勢されている。このレバーバネ98は、支点軸92に挿通され、一端がレバー壁100に係止され、他端がケース底面2に設置されたレバーバネストッパー99に係止されている。
駆動スライダー21と非駆動スライダー31がY1方向へ前進してレバー機構90から離れているときに、レバー機構90はレバーバネ98の付勢力によりA方向へ回動し、X1側端部がケース底面2に突設されたストッパーピン101に当接した状態で安定させられているため、ケース本体1に外部から不要な振動が伝わったとしても、レバー機構90にはがたつきや回動が生じない。なお、レバーバネの98の設置方向を変更し、付勢方向をB方向に設定しても良い。
前記可動パネル60は、合成樹脂などからなる薄型の六面体であり、内部に液晶表示パネルなどの表示デバイスが収納され、パネル前部62で示す前面に操作ボタンなどが配置されている。
パネル後方部61には、パネルヒンジ65、66が突出して形成されており、これらパネルヒンジ65、66に設けられた接続支点軸80、81が、それぞれ薄板の板金からなるリンク42、43に対して回動可能に連結されている。また、これらリンク42、43の後端部に設けられたリンク支点軸45、47は、スライダー機構20の前端部に形成されたリンク支点穴(図示無し)に回動可能に連結されている。
次に、この車載用電子装置の動作を説明する。
図4は、ケース本体1に対して記録媒体を挿入または排出するときの状態を示しており、この状態ではスライダー機構20が、図3に示すように、ケース本体1の内部において前方(Y1方向)へ移動させられており、その前進移動力がリンク42、43を介して可動パネル60に与えられ、可動パネル60が、記録メディアの挿入排出を妨げない位置までD方向へ回動し、表示装置や操作ボタンを有する面であるパネル前部62とケース底面2とが、ほぼ平行な水平姿勢となっている。このとき前記記録メディアをケース本体1内へ挿入あるいはケース本体1から排出することが可能である。
この状態から図1に示すように、スライダー機構20が、後方(Y2方向)の移動端部まで移動すると、図2に示すように、可動パネル60は、リンク42、43によって後方へ引かれ、前記ケース本体前部3の面と平行となる位置までC方向に回動して起立した姿勢となる。そして、パネル前部62に設けられた表示装置や操作ボタンを有する面が前方に向けられて、前方から表示装置を目視でき、また操作ボタンを操作できるようになる。また、可動パネル60で挿入排出口8を覆い隠すことができる。
この車載用電子装置では、図1と図2に示すように可動パネル60が起立姿勢となってケース本体前部3の前側に設置された状態が、主な使用状態および装置停止時の状態であり、この姿勢が各種動作モードのうちで最も長い時間を占めることになる。この実施の形態では、連係手段として機能するレバー機構90により、前記主な使用状態および停止状態のときに、後述のようにスライダー機構20および、このスライダー機構20に連結されている可動パネル60のがたつきを防止できる。
スライダー機構20の進退方向(Y1およびY2方向)への移動は、スライダー駆動装置28を構成するモーター40の動力により行われる。図3において、モーター40が正逆方向に回転することにより、そのモーター40の回転軸に設置されたウォーム歯車48および平歯車33が回動する。そして、平歯車33の回動力が、駆動スライダー21に設けられたラック歯41に与えられることにより、スライダー機構20全体がY1またはY2で示す進退方向に移動することができる。
図3に示すように、スライダー機構20がケース本体1の前方側の移動端に位置しているときには、駆動スライダー21および非駆動スライダー31のいずれもレバー機構90と接触せず、レバー機構90は、レバーバネ98による付勢力を常時受けA方向に回動し、ストッパーピン101に当接した位置で静止している。そして、この状態からユーザー操作等により、可動パネル60が起立姿勢に移行する際、前記スライダー機構20がY2方向への退行方向の移動端に移動完了する直前に、図2に示すように、駆動スライダー21の端部である押圧部22が、レバー機構90の押圧部91を押圧し、図1に示すように、レバー機構90がB方向に回動させられる。このとき、レバー頭部93が非駆動スライダー31に形成された嵌合部32を押圧する。
すなわち、レバー機構90に設けられたテーパー部94が、非駆動スライダー31の嵌合部32に形成された押圧部52を押圧する。そのため、レバー機構90から非駆動スライダー31の嵌合部32に対して、テーパー部94のテーパー形状によってY1方向へ押圧する分力と、非駆動スライダー31の移動方向と交叉する方向であるX2方向へ押圧する分力とが作用する。
非駆動スライダー31がY1方向とX2方向の双方へ押圧されることにより、非駆動スライダー31のがたつきが防止され、その押圧部22がレバー機構90の押圧部91を押圧するときの反力によって駆動スライダー21のがたつきも防止される。特に前記非駆動スライダー31に対してその移動方向と交叉するX2方向への押圧力が作用することで、摺動穴23、24、25、26と、ケース底面2に固定されたピン34、35、36、37との摺動部のがたつきを防止できるようになる。
これにより、スライダー機構20および可動パネル60のX−Y方向のがたつきが発生することがなく、がたつき音も生じない。
なお、レバー機構90は、スライダー機構20のY2方向への移動完了直前にこのスライダー機構20に押圧されるものであるため、レバー機構90の押圧力がスライダー機構20の動作負荷になることはほとんどない。
次に、図5に示す第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、前記第1の実施の形態におけるレバー機構90の形状の変形例である。従って、レバー機構および、このレバー機構が当接する非駆動スライダー以外の構成に関しては第1の実施の形態と同じである。
図5に示すように、レバー機構290の先端であるレバー頭部293を、非駆動スライダー231のY2側端部に形成された押圧部252に対しY1方向へのみ押圧力を付与できる形状とする。これにより、非駆動スライダー231の進退方向に対するがたつきを抑制でき、また前記可動パネル60に設置された操作ボタンを押した時に、Y2方向に作用する力に対する抗力にもなり、操作ボタンの押圧操作に伴う前後方向へのがたつきが無くなる。
次に、図6に示す第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、第2の実施の形態におけるレバー機構の形状の変形例である。従って、レバー機構以外の構成に関しては第1または第2の実施の形態と同じである。
図6に示すように、レバー機構390の先端であるレバー頭部393のX1側の面にテーパー部394を設け、非駆動スライダー331のY2側端部に対してX1方向およびY1方向に押圧分力を与えることができるようにしたものである。
次に、図7に示す第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態の特徴は、連係手段としてレバー機構と歯車とを組み合わせた点にある。
図7に示すように、第1のレバー71は、部分歯車74を有する半月状部分73を有しており、ケース底面2に設けられた支点軸72に回動自在に支持されている。また、第2のレバー76は、部分歯車79を有する半月状部分75を有して、ケース底面2に設けられた支点軸78に回動自在に支持されている。そして、前記部分歯車74と前記部分歯車79とが互いに噛み合っている。なお図示省略するが、前記第1のレバー71と第2のレバー76のいずれか一方がスプリングにより一方の回動方向(D方向またはG方向)へ付勢されている。
駆動スライダー21が退行方向の移動端へ移動すると、この駆動スライダー21により第1のレバー71が押されて反時計方向(E方向)へ回動し、これに伴って第2のレバー76が時計方向(F方向)へ回動する。その結果、第2のレバー76の先部77によって、非駆動スライダー531に設けられた突出部532がY2方向へ押圧される。
この状態からスライダー機構20が前進するときは、前記スプリングの付勢力により第1、第2のレバー71、76はそれぞれD、G方向へ回動するので、第2のレバー76の先部77により非駆動スライダー531の移動が妨げられることはない。
この実施の形態では、駆動スライダー21がY2方向へ移動する力を利用して、非駆動スライダー531も同じY2方向へ押されるため、可動パネル60は起立姿勢となってケース本体前部3の前面に押し付けられることになる。よって起立姿勢の可動パネル60とケース本体1とが密着でき、可動パネル60がケース本体前部3に対して傾くことなく、その姿勢が安定する。
なお、前記第2のレバー76の先部77に、第1の実施の形態に示すようなテーパー部を設け、前記非駆動スライダー531に対してY2方向への押圧分力とX1方向またはX2方向への押圧分力を作用させてもよい。
また、前記部分歯車74と部分歯車79との間に1つ以上の中間歯車を介在させてもよい。
次に、図8に示す第5の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態は、レバー機構の駆動構造の変形例である。従って、レバー機構以外の構成に関しては第1の実施の形態と同じである。
図8に示すように、レバー機構490のX2側の端部に、レバー歯車部97を設け、駆動スライダー21のラック歯41に係脱可能に噛み合わせる。そして、駆動スライダー21がY2方向へ移動する際にラック歯41とレバー歯車部97とを噛合させることで、レバー機構490をB方向に回動させるようにしたものである。これにより、前記スライダー機構20の進退方向への移動に伴い、レバー機構490はAまたはB方向に回動可能となり、前記嵌合部32を押圧、押圧解除することができる。
なお、このラック歯は、前記スライダー機構を駆動するためのラック歯41を兼用しても良いし、前記レバー機構を駆動するための専用のラック歯を設けても良い。
本発明の第1の実施の形態である車載用電子装置において可動パネルがケース本体前方で起立した状態を示す平面図。 図1のII−II断面図。 可動パネルがケース本体から離れる方向に倒れた状態を示す平面図。 図3のIII−III断面図。 第2の実施の形態として示すレバー機構の変形例を示す部分平面図。 第3の実施の形態として示すレバー機構の変形例を示す部分平面図。 第4の実施の形態として示すレバー機構の変形例を示す部分平面図 第5の実施の形態として示すレバー機構の変形例を示す部分平面図。
符号の説明
1 ケース本体
2 ケース底面
3 ケース本体前部
4 ケース内面
5 ケース内面
6 ヒンジ
7 ヒンジ
8 挿入排出口
20 スライダー機構
21 駆動スライダー
22 押圧部
28 スライダー駆動装置
30 電気基板
31 非駆動スライダー
32 嵌合部
40 モーター
41 ラック歯
49 スライダー連結部
52 押圧部
60 可動パネル
63 パネル側面
64 パネル側面
71 第1のレバー
73 半月状部分
74 部分歯車
75 半月状部分
76 第2のレバー
79 部分歯車
90 レバー機構
91 押圧部
92 支点軸
93 レバー頭部
98 レバーバネ
99 レバーバネストッパー

Claims (9)

  1. ケース本体と、前記ケース本体の内外方向へ進退移動するスライダー機構と、前記ケースの前方に設けられて前記スライダー機構の進退移動に伴ってその姿勢が変化する可動パネルと、前記スライダー機構を進退移動させる駆動装置とを有する電子装置において、
    前記スライダー機構は、その移動方向と交叉する方向に間隔を空けて配置されて一緒に移動する駆動スライダーと非駆動スライダーとを有し、前記駆動装置からの動力が前記駆動スライダーに与えられ、
    前記ケース内には、ケース内方へ移動する前記駆動スライダーに押されて動作する連係手段が設けられており、前記駆動スライダーで押されたときの前記連係手段によって前記非駆動スライダーが押圧されることを特徴とする可動パネルを有する電子装置。
  2. 前記駆動スライダーと前記非駆動スライダーは、互いに連結されている請求項1記載の可動パネルを有する電子装置。
  3. 前記連係手段は、前記駆動スライダーと前記非駆動スライダーの双方に当接するレバーであり、前記レバーは、前記駆動スライダーとの当接部と前記非駆動スライダーとの当接部との間に回動支点を有して回動自在に支持されている請求項1または2記載の可動パネルを有する電子装置。
  4. 前記連係手段は、前記駆動スライダーが当たる第1のレバーと、前記非駆動スライダーが当たる第2のレバーとを有し、前記第1のレバーと前記第2のレバーとが歯車を介して連結されており、前記第1のレバーは前記駆動スライダーに当たる部分と前記歯車との間に回動支点を有して回動自在に支持され、前記第2のレバーは前記非駆動スライダーに当たる部分と前記歯車との間に回動支点を有して回動自在に支持されている請求項1または2記載の可動パネルを有する電子装置。
  5. 前記連係手段から前記非駆動スライダーに対して、少なくとも非駆動スライダーの移動方向と交叉する方向への押圧力が作用する請求項1ないし4のいずれかに記載の可動パネルを有する電子装置。
  6. 前記連係手段は、前記駆動スライダーに接近する方向へ常に付勢されている請求項1ないし5のいずれかに記載の可動パネルを有する電子装置。
  7. 前記連係手段の少なくとも一部に弾性体を有している請求項1ないし6のいずれかに記載の可動パネルを有する電子装置。
  8. 前記駆動スライダーがケース内に移動して、前記連係手段が押されているときに、可動パネルがケース本体の前部で起立姿勢となる請求項1ないし7のいずれかに記載の可動パネルを有する電子装置。
  9. 前記可動パネルは、前記スライダー機構のケース内方への移動に伴って起立姿勢となるものであり、
    前記駆動スライダーがケース内方へ移動したときに、前記連係手段は、この駆動スライダーによって押されて動作し、動作された連係手段によって、前記非駆動スライダーがケース内方へ向けて押され、前記起立姿勢の可動パネルがケースの前部に押し付けられる請求項記載の可動パネルを有する電子装置。
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