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JP4237733B2 - 補助電源ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents
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JP4237733B2 - 補助電源ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、補助電源ユニットおよび画像形成装置に関する。
画像形成装置は、記録媒体上にトナー画像を形成する画像形成部及びトナー画像が形成された記録媒体を加圧及び加熱してトナー画像の定着を行う定着装置等を備えている。定着装置には、記録媒体を加熱するための定着ローラが設けられており、この定着ローラは加熱ヒータにより所定の温度に加熱される。このとき、加熱ヒータは大きい電力を必要とする。
画像形成装置、特に高速の画像形成装置では、大きい電力を得るため電源を200Vにして対応する場合がある。ところが、日本国内の一般的なオフィスの商用電源は100V(15A)であり、画像形成装置の電源を200Vにするためには、画像形成装置の設置場所の電源関連部分に特別な工事が必要になる。これは利便性が悪く、有効な解決方法ではない。
そこで、画像形成装置では、100Vの電源を使用し、電力供給が不足して未定着が発生する温度まで定着ローラの温度が低下した場合、画像形成スピードを落としたり、あるいは一時的に画像形成動作を停止したりする(画像形成動作のお休み)ことが行われるが、これは生産性を低下させてしまう。さらに、電源投入後に定着ローラが所定の温度になる時間は電源の容量に依存するため、200Vの電源を使用した場合に比べ、定着ローラが所定の温度になるまで長時間、画像形成動作を実行することができない。これも生産性を低下させてしまう。
この生産性低下の問題を解決するために、特許文献1、特許文献2及び特許文献3の技術が開示されている。
特許文献1では、画像形成装置にバッテリを内蔵させ、連続複写時に定着ローラの温度が所定温度以下に低下した場合、バッテリから電力を定着装置に供給し、画像形成装置のダウンタイムをなくす技術が開示されている。
特許文献2では、交流電源によって駆動される第1のヒータと、充電手段により充電されたバッテリにより駆動される第2のヒータとを設けて、定着装置の立ち上がり時間を短縮する技術が開示されている。
特許文献3では、二次電池から電解液が外部に漏洩して、周辺部品を汚染するのを防止するために、補助電源を画像形成装置本体に着脱可能にする技術が開示されている。
一方、商用電源には、画像形成装置以外のOA機器が接続される場合が少なくない。このとき、画像形成装置の電源投入時又は省エネモードからの解除時等にブレーカに大電流が流れてブレーカ切れが発生することもある。通常、この問題を発生させないために、画像形成装置の最大消費電力は取扱説明書やカタログ等に記載されている。
しかしながら、画像形成装置の利用者の中には、連続画像形成時に画像形成スピードが低下したり、画像形成動作のお休み時間が発生したりしても不満としない利用者(例えば顧客)もいる。さらに、立ち上がり時間が遅くても問題としない利用者もおり、ブレーカ切れの問題も利用者のオフィスの電源事情により異なる。また、従来のように、画像形成装置に補助電源及びその制御回路を設けた場合には、画像形成装置が高価になってしまうという問題があった。
すなわち、画像形成装置の低価格化を実現するためにも、利用者の装置使用状況、利用者の使用電源事情及び顧客の要望等に応じて、補助電源や制御回路等を追加することが望まれている。
このように、従来の画像形成装置は補助電源や制御回路等をユニット化(一体化)したユニットを脱着可能としておくことにより、高性能化と低価格化とをユーザの事情によって選択できることが望まれていた。
特開昭58−54367号公報 特開昭63−150967号公報 特開2001−66926公報
しかしながら、補助電源や制御回路等を一体化したユニットの場合は、画像形成装置が扱う電力が大きい為に、安全性の確保が特に重要である。画像形成装置に脱着可能な従来のユニットは、画像形成装置本体から外した後、画像形成装置本体と電気的に接続する為の端子に触れると危険であるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、安全性の高い補助電源ユニット及びその補助電源ユニットを脱着可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本発明は、商用電源から電力を供給される画像形成装置本体に脱着可能であり、前記画像形成装置本体に装着されているときに前記商用電源に基づく電力供給を受けて充電を行い、前記充電された電力を、前記画像形成装置本体の生産性が低下するおそれのあるときに前記画像形成装置本体側へ供給する補助電源ユニットであって、前記商用電源に基づく電力供給を受けて電荷を蓄える蓄電手段と、前記画像形成装置本体と電気的に接続する為の端子と、前記蓄電手段と前記端子との間に介在し、前記補助電源ユニットが前記画像形成装置本体から外され、前記商用電源に基づく前記画像形成装置本体側からの電力供給が遮断されると前記蓄電手段と前記画像形成装置本体とを電気的に結ぶ放電経路をオープンし、前記補助電源ユニットが前画像形成装置本体に装着され、前記商用電源に基づく前記画像形成装置本体側から電力供給を受けると前記放電経路のオープン又はクローズの駆動制御が可能になる放電手段と、前記放電手段の駆動制御が可能な状態において、前記画像形成装置本体側からの制御に基づき、前記放電手段のオープン又はクローズを駆動制御する補助電源制御手段と、を一体化して備えることを特徴とする。
また、本発明は、商用電源から電力を供給される画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に脱着可能であり、前記画像形成装置本体に装着されているときに前記商用電源に基づく電力供給を受けて充電を行い、前記画像形成装置本体側からの制御に基づき、前記画像形成装置本体の生産性が低下するおそれのあるときに前記充電された電力を前記画像形成装置本体側へ供給する補助電源ユニットを備え画像形成装置であって、前記補助電源ユニットは、前記商用電源に基づく電力供給を受けて電荷を蓄える蓄電手段と、前記画像形成装置本体と電気的に接続する為の端子と、前記蓄電手段と前記端子との間に介在し、前記補助電源ユニットが前記画像形成装置本体から外され、前記商用電源に基づく前記画像形成装置本体側からの電力供給が遮断されると前記蓄電手段と前記画像形成装置本体とを電気的に結ぶ放電経路をオープンし、前記補助電源ユニットが前画像形成装置本体に装着され、前記商用電源に基づく前記画像形成装置本体側から電力供給を受けると前記放電経路のオープン又はクローズの駆動制御が可能になる放電手段と、前記放電手段の駆動制御が可能な状態において、前記画像形成装置本体側からの制御に基づき、前記放電手段のオープン又はクローズを駆動制御する補助電源制御手段と、を一体化して備えることを特徴とする。
本発明では、補助電源ユニットに機器本体からの電力供給を受けて駆動制御される放電手段を備える。機器本体から外されると補助電源ユニットは、放電手段への電力供給が遮断されてオープンされる。この結果、補助電源ユニットは放電経路が遮断され、機器本体と電気的に接続して放電する為の端子(接続部分)が蓄電手段から遮断される為、端子に触れても安全である。
本発明によれば、安全性の高い補助電源ユニット及びその補助電源ユニットを脱着可能な画像形成装置を提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図7に基づいて説明する。
本実施の形態の画像形成装置は、色分解に対応したトナー像を担持可能な感光体を複数備え、各感光体上に形成されたトナー像を中間転写体(例えば中間転写ベルト)に重畳転写した画像を記録用紙(シート)等の記録媒体に対して一括転写することで多色画像を形成するカラー画像形成装置、例えばカラー複写機の一例である。なお、画像形成装置としては、カラー複写機に限らず、例えば、白黒複写機、カラープリンタ、白黒プリンタ、ファクシミリ及び印刷機等も挙げられる。
図1はカラー画像形成装置の概略構成を示す縦断側面図である。図1に示すように、カラー画像形成装置1は、その中央部に設けられた画像形成部1A、その画像形成部1Aの下方に設けられた給紙部1B、及び画像形成部1Aの上方に設けられた原稿走査部1Cから構成されている。
原稿走査部1Cは、原稿が載置される原稿載置台1C1を有するスキャナ1C2及び原稿載置台1C1上に設けられた自動原稿給送装置1C3を備えている。スキャナ1C2は、原稿載置台1C1上の原稿から原稿画像(画像情報)を読み取る。自動原稿給送装置1C3は、原稿載置台1C1上に原稿を送り出し、さらに、原稿載置台1C1上に送り出された原稿を反転する構造になっている。これにより、原稿の表裏各面での原稿画像の読み取りも可能である。
画像形成部1Aは、水平方向に展張面を有する中間転写ベルト2、及びその展張面に沿って並置され色分解色と補色関係にある色のトナー(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)によるトナー画像を担持可能な複数の感光体3Y、3M、3C、3B等を備えている。
各感光体3Y、3M、3C、3Bはドラム状に形成され、それぞれ同じ方向(図1では反時計方向)に回転可能に設けられている。各感光体3Y、3M、3C、3Bの周辺には、感光体3Y、3M、3C、3Bの回転過程において画像形成処理を実行する帯電装置4Y、4M、4C、4B、書込装置5、現像装置6Y、6M、6C、6B、1次転写装置7Y、7M、7C、7B及びクリーニング装置8Y、8M、8C、8Bが配置されている。
帯電装置4Y、4M、4C、4Bは、感光体3Y、3M、3C、3Bの表面を一様に帯電させる。書込装置5は、スキャナ1C2により原稿載置台1C1上の原稿から得られた画像情報、あるいはカラー画像形成装置1に接続されたコンピュータ(図示せず)から入力された画像情報に応じた書込光を各感光体3Y、3M、3C、3Bにそれぞれ出射して静電潜像を形成する。
現像装置6Y、6M、6C、6Bは、感光体3Y、3M、3C、3Bの表面に形成された静電潜像にトナーを供給して、その表面にトナー像を形成する。1次転写装置7Y、7M、7C、7Bは、感光体3Y、3M、3C、3Bの表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト2に一次転写させる。このとき、各感光体3Y、3M、3C、3Bのトナー像は中間転写ベルト2上に重畳される。
中間転写ベルト2は、複数のローラ2A、2B、2Cに掛け回されて、感光体3Y、3M、3C、3Bとの対峙位置において同方向に移動可能に形成されている。ローラ2Aとローラ2Bとは中間転写ベルト2の展張面を形成している。それらの他のローラ2Cは中間転写ベルト2を挟んで2次転写装置9に対峙している。また、中間転写ベルト2に対向する位置には、中間転写ベルト2をクリーニングするクリーニング装置10が設けられている。
2次転写装置9は、帯電駆動ローラ9A及び従動ローラ9Bに掛け回されて2次転写位置で中間転写ベルト2と同方向に移動可能な転写ベルト9Cを備えており、転写ベルト9Cを帯電駆動ローラ9Aにより帯電させることで中間転写ベルト2に重畳された多色画像あるいは担持されている単一色の画像をシートに転写する。
給紙部1Bは、シートを収容する複数の給紙カセット1B1、給紙カセット1B1から繰り出されるシートの搬送路に配置された複数の搬送ローラ1B2、及び2次転写位置の上流側(シートの搬送方向において)に位置するレジストローラ1B3等を備えている。
さらに、給紙部1Bは画像形成部1Aの壁面の一部を起倒可能に設けた手差しトレイ1B4及び繰り出しコロ1B5を備えており、給紙カセット1B1から繰り出されるシートの搬送路に加えて、手差しトレイ1B4に載置されたシートを2次転写位置に向け給送する。給紙カセット1B1からレジストローラ1B3に向けたシートの搬送路途中には、手差しトレイ1B4から繰り出されたシートの搬送路が合流し、いずれの搬送路から給送されるシートもレジストローラ1B3によってレジストタイミングが設定されるようになっている。
2次転写装置の下流側(シートの搬送方向)には、シート上のトナー画像をシートに定着する定着装置11(詳しくは後述する)及びトナー画像が定着されたシートを排出する排出部12が設けられている。また、カラー画像形成装置1には、ジャム処理等でその内部を開放するための前ドア(図示せず)、及び定着装置11に電力を供給するキャパシタ装置13(詳しくは後述する)が設けられている。キャパシタ装置13は、カラー画像形成装置1に対して装着可能に形成されている。
排出部12は、シートの搬送方向を切り換える搬送路切り換え爪12A、シートが排出される排紙トレイ12B、両面印刷等でシートの表裏を反転させる反転搬送路12C等を備えている。この排出部12は、搬送路切り換え爪12Aによってシートの搬送方向を切り換え、定着装置11を通過したシートを排紙トレイ12Bに向けた搬送路又は反転搬送路12Cに沿って搬送する。
このようなカラー画像形成装置1では、原稿載置台1C1上に載置された原稿からの画像情報、あるいはコンピュータからの画像情報により、一様帯電された感光体3Y、3M、3C、3Bに対して静電潜像が形成され、静電潜像が現像装置6Y、6M、6C、6Bによって可視像処理された後、トナー像が中間転写ベルト2に1次転写される。
中間転写ベルト2に1次転写されたトナー像は、単一色画像の場合にはそのまま給紙部1Bから繰り出されたシートに対して2次転写され、多色画像の場合には1次転写の繰り返しにより重畳された後、シートに対して一括して2次転写される。2次転写後のシートは定着装置11により未定着画像を定着された後、排紙トレイ12Bに向けて、あるいは反転されて再度レジストローラ1B3に向けて給送される。
図2は定着装置11の概略構成を示す縦断側面図である。図2に示すように、定着装置11は定着部材である定着ローラ21、加圧部材である加圧ローラ22及び加圧ローラ22を一定の加圧力で定着ローラ21に押し当てる加圧手段(図示せず)を備えている。定着ローラ21及び加圧ローラ22は、駆動機構(図示せず)により回転駆動される。
また、定着装置11には、3つのヒータHT1,HT2,HT3が設けられ、サーミスタ等の2つの温度センサTH1,TH2も設けられている。それらのヒータHT1,HT2,HT3は、例えば、定着ローラ21の内部に配置されており、その定着ローラ21を内側から加熱して定着ローラ21に熱を供給する。また、温度センサTH1,TH2は定着ローラ21の表面に当接され、定着ローラ21の表面温度(定着温度)を検出する。なお、温度センサTH1はヒータHT1及びヒータHT2に対応する測定領域に配置されている。温度センサTH2はヒータHT3に対応する測定領域に配置されている。
ヒータHT1及びHT2は、定着ローラ21の温度が目標温度に達していないときにON(オン)にされて定着ローラ21を加熱する主たるヒータ(主ヒータ)である。ヒータHT3は、カラー画像形成装置1の主電源投入の時や省エネのためのオフモード時からコピー可能となるまでの立ち上げ時等、すなわち、定着装置11のウォームアップ時にONにされたり、又は、画像形成時に定着ローラ21の温度が目標温度に達していないときにONされたりして、定着ローラ21を加熱する補助的なヒータ(補助ヒータ)である。
このような定着装置11では、トナー画像を担持したシートが、定着ローラ21と加圧ローラ22とのニップ部を通過する際に定着ローラ21及び加圧ローラ22によって加熱及び加圧される。これにより、シートにはトナー画像が定着される。
図3はキャパシタ装置13の概略構成を示す外観斜視図である。図3に示すように、キャパシタ装置13は、キャパシタユニット31及びキャパシタユニット31の各部を制御するキャパシタ制御部32から構成されており、カラー画像形成装置1との電気的な接続のためのドロワコネクタ33を備えている。キャパシタユニット31とキャパシタ制御部32とは、例えば接続コネクタ34及び電気配線35を介して接続されている。
また、キャパシタユニット31は、キャパシタバンク36,放電部37及びキャパシタ充電部(図示せず)を備えている。キャパシタバンク36は、例えば接続コネクタ34及び電気配線35によって放電部37及びキャパシタ充電部に接続される。なお、キャパシタ制御部32は放電部37を駆動制御する。
キャパシタバンク36は、直列に接続された複数のキャパシタセル38、それらのキャパシタセル38をそれぞれ均等に充電するための複数のバランス回路39を有するバランス回路基板40等を備えている。なお、キャパシタセル38としては、例えば、電力を貯蓄する電気二重層キャパシタが用いられる。
キャパシタ充電部は直列に接続された複数のキャパシタセル38を充電する充電部(図示せず)等を備えている。放電部37はキャパシタセル38に充電(蓄電)された電力を定着装置11、すなわちヒータHT3に供給する供給部である放電部(図示せず)、及びキャパシタユニット31を複数接続するための中継コネクタ41等を備えている。また、キャパシタ制御部32も、キャパシタユニット31を複数接続するための増設コネクタ42を備えている。
なお、本実施の形態では、キャパシタユニット31が放電部37及びキャパシタ充電部を別々に備えているが、これに限るものではなく、例えば充放電部を備える構成であってもよい。また、キャパシタユニット31は例えば放電部37だけを備える構成であってもよい。この場合、キャパシタ充電部59はカラー画像形成装置1に内蔵される。
このようなキャパシタ装置13は、ユニット化(一体化)されてカラー画像形成装置1に装着(脱着)可能に形成されており、カラー画像形成装置1にネジ等で固定され、ドロワコネクタ33によりカラー画像形成装置1に電気的に接続される。このとき、キャパシタ装置13のドロワコネクタ33はカラー画像形成装置1が備えるドロワコネクタ(図示せず)に接続されており、キャパシタ制御部32がカラー画像形成装置1に電気的に接続される。なお、ドロワコネクタ33、接続コネクタ34及び電気配線35等が出力手段として機能する。
図4はキャパシタ装置13が設けられたカラー画像形成装置1が備える各部の電気的な接続の概略構成を示すブロック図である。
図4に示すように、カラー画像形成装置1は、全体制御を行うコントローラ51、コントローラ51に接続された操作部52及び画像形成制御部であるエンジン制御部53等を備えている。このエンジン制御部53には、キャパシタ装置13のキャパシタ制御部32がシリアルインターフェース(UART)を介して接続されている。
コントローラ51は、CPU、CPUが行う各種のプログラムを格納するROM、及びCPUが使用する作業用メモリであるRAM(いずれも図示せず)等を備え、スキャナアプリケーション、ファクシミリアプリケーション、プリンタアプリケーション,コピーアプリケーション等の複数アプリケーションの機能を有しており、システム全体の制御を行う。また、操作部52は、操作パネルやLCD(いずれも図示せず)等を備えており、操作者からの操作を受け付けたり、操作者に設定内容及び状態を表示したりする。エンジン制御部53は、CPU、ROM及びRAM(いずれも図示せず)等を備えており、主として画像形成部1Aや定着装置11を制御する。
定着装置11は、3本のヒータHT1,HT2,HT3を備えている。ヒータHT1及びヒータHT2としては、ACヒータが用いられる。ヒータHT3としては、DCヒータが用いられる。
ヒータHT1及びヒータHT2は、過昇防止用のサーモスタット(THST1及びTHST2)55およびトライアック(トライアック1及びトライアック2)56を介してAC電源(商用電源)54に接続されており、電力が供給される。
それらのヒータHT1、HT2は、それぞれ過昇防止用のサーモスタット55と直列に接続され、エンジン制御部53からのON/OFF信号TR1,TR2に基づいてトライアック56により個々にON/OFF制御される。
温度センサTH1からの出力信号Th1は、エンジン制御部53のA/D変換器(図示せず)に入力される。エンジン制御部53のCPUは、温度センサTH1から入力された信号Th1から定着ローラ21の温度を検知し、トライアック56のON/OFF信号TR1,TR2をトライアック56に出力する。このようにして、定着ローラ21の温度制御が行われる。
ヒータHT3は、キャパシタ装置13、すなわち直列に接続された複数のキャパシタセル38から構成されているキャパシタバンク36に接続されており、放電部37が備える放電リレー57及び放電FET58によりON/OFF制御される。すなわち、放電部37は、複数のキャパシタセル38からヒータHT3に直流電力を供給してヒータHT3を発熱させる(ヒータ点灯)。
また、キャパシタセル38はキャパシタ充電部59を介してAC電源54に接続されている。キャパシタ装置13のキャパシタ充電部59はAC電源54からの電力供給を受けて複数のキャパシタセル38を充電させる。
温度センサTH2からの出力信号Th2は、エンジン制御部53のA/D変換器に入力される。エンジン制御部53のCPUは、温度センサTH2から入力された信号Th2から定着ローラ21の温度を検知し、放電リレー57及び放電FET58のON/OFF信号T1,T2をキャパシタ制御部32にシリアルインターフェースを介して出力する。キャパシタ制御部32は、放電リレー57及び放電FET58のON/OFF信号T1,T2を放電部37に出力する。このようにして、定着ローラ21の温度制御が行われる。
なお、キャパシタ制御部32とエンジン制御部53とはフォトカプラを介して接続されている。フォトカプラは、キャパシタバンク36の電圧が大きい為に設けられているものであって、対ノイズ性能および対電圧性能を向上させる。例えばキャパシタバンク36の電圧を監視する場合、エンジン制御部53は制御コマンドを利用してキャパシタ制御部32にキャパシタバンク36の電圧を監視させる。エンジン制御部53はキャパシタバンク36の電圧を直接監視している分けではないため、対ノイズ性能および対電圧性能が向上する。
なお、図4のキャパシタ装置13の概略構成は一例であって、以下の図5〜図7の概略構成のように図4のキャパシタ装置13が備えていた各部をカラー画像形成装置1側に備える構成であってもよい。なお、図5〜図7の概略構成は、図4の概略構成のうち、説明に必要な箇所を概略的に示したものである。
図5は、キャパシタ装置13とカラー画像形成装置1が備える各部との電気的な接続の概略構成を示す一例のブロック図である。図5の概略構成は、図4の概略構成と同様な構成を示したものである。
図5の概略構成では、カラー画像形成装置1がDC電源61等を備えている。DC電源61はAC電源54に接続されている。キャパシタ装置13の放電部37は、DC電源61からの電力供給を受けて動作する。また、キャパシタ装置13のキャパシタバンク36はキャパシタ充電部59を介してAC電源54に接続されている。キャパシタ充電部59はAC電源54からの電力供給を受けて複数のキャパシタセル38を充電させる。
放電部37は図4のキャパシタ制御部32からの駆動制御によりオープン又はクローズされる。放電部37がクローズされると、キャパシタセル38に充電された電力はヒータHT3に供給される。放電部37がオープンされると、キャパシタセル38に充電された電力はヒータHT3に供給されなくなる。
キャパシタ装置13がカラー画像形成装置1の本体から外されると、放電部37はDC電源61からの電力供給が遮断されてオープンされる。その結果、キャパシタ装置13の放電経路は遮断される。したがって、キャパシタ装置13はカラー画像形成装置1の本体と電気的に接続して放電する為の端子(接続部分)がキャパシタセル38から遮断される為、端子に触れても安全である。
図6は、キャパシタ装置13とカラー画像形成装置1が備える各部との電気的な接続の概略構成を示す他の一例のブロック図である。図6の概略構成は、図5の概略構成においてキャパシタ装置13が備えていたキャパシタ充電部59を、カラー画像形成装置1の本体に備えた概略構成である。
図6の概略構成では、カラー画像形成装置1がキャパシタ充電部59,DC電源61等を備えている。DC電源61はAC電源54に接続されている。キャパシタ装置13の放電部37は、DC電源61からの電力供給を受けて動作する。また、キャパシタ装置13のキャパシタバンク36はカラー画像形成装置1のキャパシタ充電部59を介してAC電源54に接続されている。キャパシタ充電部59はAC電源54からの電力供給を受けて複数のキャパシタセル38を充電させる。
放電部37は図4のキャパシタ制御部32からの駆動制御によりオープン又はクローズされる。放電部37がクローズされると、キャパシタセル38に充電された電力はヒータHT3に供給される。放電部37がオープンされると、キャパシタセル38に充電された電力はヒータHT3に供給されなくなる。
キャパシタ装置13がカラー画像形成装置1の本体から外されると、放電部37はDC電源61からの電力供給が遮断されてオープンされる。その結果、キャパシタ装置13の放電経路は遮断される。したがって、キャパシタ装置13はカラー画像形成装置1の本体と電気的に接続して放電する為の端子(接続部分)がキャパシタセル38から遮断される為、端子に触れても安全である。
図7は、キャパシタ装置13とカラー画像形成装置1が備える各部との電気的な接続の概略構成を示す他の一例のブロック図である。図7の概略構成は、図5の概略構成においてキャパシタ装置13が備えていた放電部37及びキャパシタ充電部59を、カラー画像形成装置1の本体に備えた概略構成である。
図7の概略構成では、カラー画像形成装置1が放電部37,キャパシタ充電部59,DC電源61等を備えている。DC電源61はAC電源54に接続されている。放電部37はDC電源61からの電力供給を受けて動作する。また、キャパシタ装置13のキャパシタバンク36はカラー画像形成装置1のキャパシタ充電部59を介してAC電源54に接続されている。キャパシタ充電部59はAC電源54からの電力供給を受けて複数のキャパシタセル38を充電させる。
放電部37は図4のキャパシタ制御部32からの駆動制御によりオープン又はクローズされる。放電部37がクローズされると、キャパシタセル38に充電された電力はヒータHT3に供給される。放電部37がオープンされると、キャパシタセル38に充電された電力はヒータHT3に供給されなくなる。
カラー画像形成装置1の本体から外されると、キャパシタ装置13はカラー画像形成装置1の本体と電気的に接続して放電する為の端子(接続部分)がキャパシタセル38から遮断されていない為、キャパシバンク36の電位が端子に出てしまい、端子に触れると感電の可能性がある。
以上のように、図5及び図6の概略構成は図7の概略構成に比べて安全性が高いことが分かる。本実施の形態によれば、カラー画像形成装置1の本体から外した後、放電経路を自動的に遮断し、カラー画像形成装置1の本体と電気的に接続する為の端子に触れても安全な補助電源ユニットを実現できる。
また、本実施の形態によれば、キャパシタ装置13は、独立したモジュールとして形成される。これにより、カラー画像形成装置1はキャパシタ装置13を追加したり、外したりすることによって補助電源の電力量を容易に変えることが可能になるので、利用者の装置使用状況、利用者の使用電源事情及び顧客の要望等に応じて補助電源の電力量を増減させて性能(例えば、1分当たりのコピー枚数を表すコピー速度:CPM)の増減を図ることができる。
特に、キャパシタ制御部32や放電部37等を備えるキャパシタ装置13を独立したモジュールとすることで、キャパシタ制御部32や放電部37等をあらかじめカラー画像形成装置1に搭載しておく必要はなく、カラー画像形成装置1の低価格化を実現することができる。
本発明の第二の実施の形態を図8に基づいて説明する。
本実施の形態は、第一の実施の形態と基本的に同様な構成である。本実施の形態では第一の実施の形態と異なる部分について説明する。なお、第一の実施の形態で説明した部分と同一部分は同一符合で示し、その説明も省略する。
図8はキャパシタ装置13aの概略構成を示す外観斜視図である。図8のキャパシタ装置13aには、2つのキャパシタバンク36が設けられており、更に、2つの放電部37が設けられている。2つのキャパシタバンク36は、それぞれ2つの放電部37に接続されている。2つの放電部37は、キャパシタ制御部32に接続されている。なお、放電部37とキャパシタ制御部32との間での信号の送受信は第一の実施の形態と同様である。
例えば、キャパシタ装置13aでは、2つのキャパシタバンク36を直列に接続することができる。このように本実施の形態によれば、2つのキャパシタバンク36を設けることによって補助電源の電力量を容易に変えることが可能になる。これにより、利用者の装置使用状況、利用者の使用電源事情及び顧客の要望等に応じて補助電源の電力量を増減させて性能の増減を図ることができる。
特に、キャパシタ制御部32や放電部37等を備えるキャパシタ装置13を独立したモジュールとすることで、キャパシタ制御部32や放電部37等をあらかじめカラー画像形成装置1に搭載しておく必要はなく、カラー画像形成装置1の低価格化を実現することができる。
ここで、本実施の形態では、2つのキャパシタバンク36を直列に接続しているが、これに限るものではなく、例えば2つのキャパシタバンク36を並列に接続しても良い。なお、2つのキャパシタバンク36を直列に接続した場合には、それらのキャパシタセル38を充電するために高い電圧が必要になる。
また、キャパシタバンク36を並列に接続した場合にも、それらのキャパシタセル38を充電するための電源容量が多く必要になる。これを解決するためには、高価なキャパシタ充電部59が必要になるので、本実施の形態のようにキャパシタバンク36毎にキャパシタ充電部59を備えた方が良い。
本発明の第三の実施の形態を図9に基づいて説明する。本実施の形態は、第一の実施の形態のキャパシタ装置13が直列接続された構成である。本実施の形態では第一の実施の形態と異なる部分について説明する。なお、第一の実施の形態で説明した部分と同一部分は同一符合で示し、その説明も省略する。
図9は直列接続されたキャパシタ装置13の概略構成を示す外観斜視図である。図9のキャパシタ装置13は1つのキャパシタバンク36に対して1つのキャパシタ充電部59で充電を行なうが、放電時に2つのキャパシタバンク36を直列接続し、充電電圧の2倍で使用する。2本のヒータHT1,HT2は、直列接続された2つのキャパシタバンク36に対して並列接続され、個別の放電リレー57及び放電FET58により独立した放電を行なうことが可能な構成である。
本発明の第三の実施の形態によれば、キャパシタ装置13を独立したモジュールとすることで、それらを追加したり、外したりすることによって補助電源の電力量を容易に変えることが可能になるので、装置の低価格化を実現し、利用者の装置使用状況、利用者の使用電源事情及び顧客の要望等に応じて補助電力の電力量を増減させて性能の増減を容易に図ることができる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
カラー画像形成装置の概略構成を示す縦断側面図である。 定着装置11の概略構成を示す縦断側面図である。 キャパシタ装置13の概略構成を示す外観斜視図である。 キャパシタ装置13が設けられたカラー画像形成装置1が備える各部の電気的な接続の概略構成を示すブロック図である。 キャパシタ装置13とカラー画像形成装置1が備える各部との電気的な接続の概略構成を示す一例のブロック図である。 キャパシタ装置13とカラー画像形成装置1が備える各部との電気的な接続の概略構成を示す他の一例のブロック図である。 キャパシタ装置13とカラー画像形成装置1が備える各部との電気的な接続の概略構成を示す他の一例のブロック図である。 キャパシタ装置13aの概略構成を示す外観斜視図である。 直列接続されたキャパシタ装置13の概略構成を示す外観斜視図である。
符号の説明
1 画像形成装置(カラー画像形成装置)
13,13a キャパシタ装置
31 キャパシタユニット
32 キャパシタ制御部
33 ドロワコネクタ
34 接続コネクタ
35 電気配線
36 キャパシタバンク
37 放電部
38 キャパシタセル
39 バランス回路
53 エンジン制御部
54 AC電源
57 放電リレー
58 放電FET
59 キャパシタ充電部
61 DC電源

Claims (10)

  1. 商用電源から電力を供給される画像形成装置本体に脱着可能であり、前記画像形成装置本体に装着されているときに前記商用電源に基づく電力供給を受けて充電を行い、前記充電された電力を、前記画像形成装置本体の生産性が低下するおそれのあるときに前記画像形成装置本体側へ供給する補助電源ユニットであって、
    前記商用電源に基づく電力供給を受けて電荷を蓄える蓄電手段と、
    前記画像形成装置本体と電気的に接続する為の端子と、
    前記蓄電手段と前記端子との間に介在し、前記補助電源ユニットが前記画像形成装置本体から外され、前記商用電源に基づく前記画像形成装置本体側からの電力供給が遮断されると前記蓄電手段と前記画像形成装置本体とを電気的に結ぶ放電経路をオープンし、前記補助電源ユニットが前画像形成装置本体に装着され、前記商用電源に基づく前記画像形成装置本体側から電力供給を受けると前記放電経路のオープン又はクローズの駆動制御が可能になる放電手段と、
    前記放電手段の駆動制御が可能な状態において、前記画像形成装置本体側からの制御に基づき、前記放電手段のオープン又はクローズを駆動制御する補助電源制御手段と、
    を一体化して備える補助電源ユニット。
  2. 前記画像形成装置本体から前記商用電源に基づく電力供給を受けて前記蓄電手段を充電する充電手段を更に備える請求項1記載の補助電源ユニット。
  3. 前記蓄電手段を構成する直列に接続された複数のキャパシタセルのそれぞれの充電電圧を均等化する複数のバランス回路を更に備える請求項1又は2記載の補助電源ユニット。
  4. 前記画像形成装置本体にフォトカプラを介して電気的に接続されることを特徴とする請求項1乃至何れか一項記載の補助電源ユニット。
  5. 商用電源から電力を供給される画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に脱着可能であり、前記画像形成装置本体に装着されているときに前記商用電源に基づく電力供給を受けて充電を行い、前記画像形成装置本体側からの制御に基づき、前記画像形成装置本体の生産性が低下するおそれのあるときに前記充電された電力を前記画像形成装置本体側へ供給する補助電源ユニットを備え画像形成装置であって、
    前記補助電源ユニットは、
    前記商用電源に基づく電力供給を受けて電荷を蓄える蓄電手段と、
    前記画像形成装置本体と電気的に接続する為の端子と、
    前記蓄電手段と前記端子との間に介在し、前記補助電源ユニットが前記画像形成装置本体から外され、前記商用電源に基づく前記画像形成装置本体側からの電力供給が遮断されると前記蓄電手段と前記画像形成装置本体とを電気的に結ぶ放電経路をオープンし、前記補助電源ユニットが前画像形成装置本体に装着され、前記商用電源に基づく前記画像形成装置本体側から電力供給を受けると前記放電経路のオープン又はクローズの駆動制御が可能になる放電手段と、
    前記放電手段の駆動制御が可能な状態において、前記画像形成装置本体側からの制御に基づき、前記放電手段のオープン又はクローズを駆動制御する補助電源制御手段と、
    を一体化して備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記商用電源に基づく電力供給を受けて前記補助電源ユニットの前記蓄電手段に充電する充電手段を更に備える請求項記載の画像形成装置。
  7. 前記補助電源ユニットは、前記蓄電手段を構成する直列に接続された複数のキャパシタセルのそれぞれの充電電圧を均等化する複数のバランス回路を更に備える請求項5又は6記載の画像形成装置。
  8. 前記補助電源ユニットとフォトカプラを介して電気的に接続されることを特徴とする請求項乃至何れか一項記載の画像形成装置。
  9. トナー画像が形成された記録媒体を加圧及び加熱して前記トナー画像の定着を行う定着手段と、前記定着手段を加熱する加熱手段と、前記定着手段の温度を検出するセンサ手段とを更に備え、
    前記センサ手段が検出した前記定着手段の温度に応じて、前記加熱手段が、前記補助電源ユニットの備える前記蓄電手段から放電された電力を利用して前記定着手段を加熱することを特徴とする請求項乃至何れか一項記載の画像形成装置。
  10. 直列接続した複数の前記補助電源ユニットを前記画像形成装置本体に脱着可能な請求項乃至何れか一項記載の画像形成装置。
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