JP4245164B2 - キャビネット用蝶番、それを用いたキャビネット及びキャビネット用蝶番の製造方法 - Google Patents
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Description
被収容物を収容するキャビネット本体に固定されることが予定され、円形孔部(例えば丸孔部)が貫通形成された固定側ヒンジプレートと、
前記キャビネット本体に対して開閉可能な扉体に固定されることが予定され、前記円形孔部よりも軸直交断面積の小さい断面多角形状の角孔部(非円形孔部)が貫通形成された可動側ヒンジプレートと、
頭部側に形成され、前記固定側ヒンジプレートの円形孔部に挿入された円形軸状挿通部(例えば丸軸状挿通部)と、その円形軸状挿通部の挿入方向先端側に接続され、前記可動側ヒンジプレートの角孔部に挿入された後、先端部に施されたカシメ加工によりその可動側ヒンジプレートへ固定された断面多角形状の角軸状固定部(非円形軸状固定部)と、を有する単一の蝶番軸と、を備え、
前記円形軸状挿通部の挿入方向先端側に段付部を介して接続された断面多角形状の角軸状挿通部(非円形軸状挿通部)を有する蝶番軸用カシメピンが、挿入方向から見て、前記角軸状挿通部の二面幅は前記角孔部の二面幅よりも小さく、かつ、前記角軸状挿通部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径は前記角孔部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径よりも大きく形成されるとともに、前記角孔部に内接又は近接するすきまばめ形態で挿入され、前記角軸状挿通部の先端部にカシメ加工を施すことにより、前記角軸状固定部が、その先端部に前記角孔部及び円形孔部のいずれよりも大きく前記頭部よりも小さい軸直交断面積を有するカシメ部を含む形態に形成されて前記蝶番軸を構成し、
前記固定側ヒンジプレートと蝶番軸とは前記円形孔部と円形軸状挿通部との間で相対回動可能に連結される一方、前記可動側ヒンジプレートと蝶番軸とは前記角孔部と角軸状固定部との間で相対回動不能に一体連結されることを特徴とする。
被収容物を収容するキャビネット本体に固定されることが予定され、円形孔部(例えば丸孔部)が貫通形成された固定側ヒンジプレートと、
前記キャビネット本体に対して開閉可能な扉体に固定されることが予定され、前記円形孔部よりも軸直交断面積の小さい断面多角形状の角孔部(非円形孔部)と、その角孔部よりも軸直交断面積の大きい拡大孔部(例えば皿孔部)とが同一軸線上で連続して貫通形成された可動側ヒンジプレートと、
頭部側に形成され、前記固定側ヒンジプレートの円形孔部に挿入された円形軸状挿通部(例えば丸軸状挿通部)と、その円形軸状挿通部の挿入方向先端側に接続され、前記可動側ヒンジプレートの角孔部を経て拡大孔部に挿入された後、先端部に施されたカシメ加工により少なくともその可動側ヒンジプレートの拡大孔部を埋めて固定された断面多角形状の角軸状固定部(非円形軸状固定部)と、を有する単一の蝶番軸と、を備え、
前記円形軸状挿通部の挿入方向先端側に段付部を介して接続された断面多角形状の角軸状挿通部(非円形軸状挿通部)を有する蝶番軸用カシメピンが、挿入方向から見て、前記角軸状挿通部の二面幅は前記角孔部の二面幅よりも小さく、かつ、前記角軸状挿通部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径は前記角孔部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径よりも大きく形成されるとともに、前記角孔部に内接又は近接するすきまばめ形態で挿入され、前記角軸状挿通部の先端部にカシメ加工を施すことにより、前記角軸状固定部が、その先端部に前記角孔部及び円形孔部のいずれよりも大きく前記頭部よりも小さい軸直交断面積を有するカシメ部を含む形態に形成されて前記蝶番軸を構成し、
前記固定側ヒンジプレートと蝶番軸とは前記円形孔部と円形軸状挿通部との間で相対回動可能に連結される一方、前記可動側ヒンジプレートと蝶番軸とは前記角孔部及び拡大孔部と角軸状固定部との間で相対回動不能に一体連結されることを特徴とする。
蝶番軸用カシメピンの非円形軸状挿通部を断面多角形状の角軸状挿通部に形成する一方、可動側ヒンジプレートの非円形孔部を断面多角形状の角孔部に形成し、挿入方向から見て、角軸状挿通部の二面幅を角孔部の二面幅よりも小さく、かつ、角軸状挿通部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径を角孔部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径よりも大きく形成する場合がある。これによれば、角軸状挿通部を鍛造(例えばヘッダー加工)等、角孔部をプレス(例えば打抜き加工)等によってそれぞれ製造する際に、すきまばめ形態が容易にかつ精度よく形成できる。なお、もちろん蝶番軸用カシメピンの円形軸状挿通部も円形孔部に内接又は近接するすきまばめ形態で挿入されている。
以上で述べたキャビネット用蝶番を一対備え、
そのうち一方のキャビネット用蝶番は、前記固定側ヒンジプレートが前記キャビネット本体の上縁に取り付けられるとともに、前記可動側ヒンジプレートが前記扉体の上縁に取り付けられ、
そのうち他方のキャビネット用蝶番は、前記固定側ヒンジプレートが前記キャビネット本体の下縁に取り付けられるとともに、前記可動側ヒンジプレートが前記扉体の下縁に取り付けられ、
前記扉体が、被収容物を出し入れするために、前記キャビネット本体に対して前記蝶番軸周りで回動開閉可能な蓋を構成することを特徴とする。
被収容物を収容するキャビネット本体に固定されることが予定され、円形孔部が貫通形成された固定側ヒンジプレートと、前記キャビネット本体に対して開閉可能な扉体に固定されることが予定され、前記円形孔部よりも軸直交断面積の小さい断面多角形状の角孔部が貫通形成された可動側ヒンジプレートとを、前記円形孔部及び角孔部の貫通方向を一致させて重ね合わせるプレート位置調整工程と、
頭部側に形成された円形軸状挿通部と、その円形軸状挿通部の挿入方向先端側に接続された断面多角形状の角軸状挿通部とを有する単一の蝶番軸用カシメピンを、挿入方向から見て、前記角軸状挿通部の二面幅は前記角孔部の二面幅よりも小さく、かつ、前記角軸状挿通部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径は前記角孔部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径よりも大きく形成して、前記角孔部に前記角軸状挿通部が内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入するとともに、挿入方向から見て、前記円形孔部に前記円形軸状挿通部が内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入する蝶番軸用カシメピン挿入工程と、
前記角軸状挿通部の先端部にカシメ加工を施して、その先端部に前記角孔部及び円形孔部のいずれよりも大きく前記頭部よりも小さい軸直交断面積を有するカシメ部を含み、かつ前記可動側ヒンジプレートへ固定された角軸状固定部を形成し、前記蝶番軸用カシメピンを蝶番軸となすカシメ工程と、
を含むことを特徴とする。
被収容物を収容するキャビネット本体に固定されることが予定され、円形孔部が貫通形成された固定側ヒンジプレートと、前記キャビネット本体に対して開閉可能な扉体に固定されることが予定され、前記円形孔部よりも軸直交断面積の小さい断面多角形状の角孔部及びその角孔部よりも軸直交断面積の大きい拡大孔部が同一軸線上で連続して貫通形成された可動側ヒンジプレートとを、前記円形孔部、角孔部及び拡大孔部の貫通方向を一致させて重ね合わせるプレート位置調整工程と、
頭部側に形成された円形軸状挿通部と、その円形軸状挿通部の挿入方向先端側に接続された断面多角形状の角軸状挿通部とを有する単一の蝶番軸用カシメピンを、挿入方向から見て、前記角軸状挿通部の二面幅は前記角孔部の二面幅よりも小さく、かつ、前記角軸状挿通部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径は前記角孔部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径よりも大きく形成して、前記角孔部に前記角軸状挿通部が内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入するとともに、挿入方向から見て、前記円形孔部に前記円形軸状挿通部が内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入する蝶番軸用カシメピン挿入工程と、
前記角軸状挿通部の先端部にカシメ加工を施して、その先端部に前記角孔部及び円形孔部のいずれよりも大きく前記頭部よりも小さい軸直交断面積を有するカシメ部を含み、かつ前記可動側ヒンジプレートの拡大孔部を埋めて固定された角軸状固定部を形成し、前記蝶番軸用カシメピンを蝶番軸となすカシメ工程と、
を含むことを特徴とする。
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係るキャビネット用蝶番を用いたキャビネットの一例を示す平面図及び正面図である。図1に示すキャビネット200は、本発明に係るキャビネット用蝶番1(詳細構造は後述する)を上下に一対備えている。そのうち上方のキャビネット用蝶番1は、固定側ヒンジプレート10がキャビネット本体210の上縁に取り付けられるとともに、可動側ヒンジプレート20が前面に鏡221を有する扉体220の上縁に取り付けられている。一方、下方のキャビネット用蝶番1は、固定側ヒンジプレート10がキャビネット本体の210下縁に取り付けられるとともに、可動側ヒンジプレート10が扉体220の下縁に取り付けられている。これによって、扉体220は、被収容物を出し入れするために、キャビネット本体210に対して蝶番軸30周りで回動開閉可能な蓋を構成している。
<プレート位置調整工程>(図6)
まず、固定側ヒンジプレート10、可動側ヒンジプレート20及び蝶番軸用カシメピン30’を各々所定形状に加工する(図3、図4及び図5参照)。次に、固定側ヒンジプレート10と可動側ヒンジプレート20とを、丸孔部11及び角孔部21の貫通方向を一致させて重ね合わせる。
蝶番軸用カシメピン30’を、角孔部21に角軸状挿通部32’、丸孔部11に丸軸状挿通部31がそれぞれ内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入する。なお、このとき、蝶番軸用カシメピン30’の頭部33と固定側ヒンジプレート10との間に第一座金41、固定側ヒンジプレート10と可動側ヒンジプレート20との間に第二座金42をそれぞれ介装する。
角軸状挿通部32’の先端部にカシメ加工を施すことにより(図6参照)角軸状固定部32が形成され、その先端部に角孔部21及び丸孔部11のいずれよりも大きく頭部33よりも小さい軸直交断面積を有する底面視円形状又は多角形状(例えば八角形状)のカシメ部32aが形成されて、蝶番軸30は可動側ヒンジプレート20に固定される。
図8は、本発明の他の実施例としてのミラー蝶番2(キャビネット用蝶番;図10参照)に用いる可動側ヒンジプレートの平面図及び正面図を表わす。図8の可動側ヒンジプレート120には、平面視(軸直交断面)多角形状(例えば正方形状)の角孔部21(非円形孔部)と、ラッパ状(例えば円錐台状)に拡径する皿孔部121(拡大孔部)とが同一軸線上で連続して貫通形成されている。なお、皿孔部121の軸直交断面積は角孔部21の軸直交断面積よりも大きく形成されている。
<プレート位置調整工程>(図9)
まず、固定側ヒンジプレート10、可動側ヒンジプレート120及び蝶番軸用カシメピン30’を各々所定形状に加工する(図3、図8及び図5参照)。次に、固定側ヒンジプレート10と可動側ヒンジプレート120とを、丸孔部11、角孔部21及び皿孔部121の貫通方向を一致させて重ね合わせる。
蝶番軸用カシメピン30’を、角孔部21及び皿孔部121に角軸状挿通部32’、丸孔部11に丸軸状挿通部31がそれぞれ内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入する。なお、このとき、蝶番軸用カシメピン30’の頭部33と固定側ヒンジプレート10との間に第一座金41、固定側ヒンジプレート10と可動側ヒンジプレート120との間に第二座金42をそれぞれ介装する。
角軸状挿通部32’の先端部にカシメ用押さえ工具を偏心回転させつつ押圧することによりカシメ加工を施す(図9参照)。これにより角軸状固定部132が形成され、その先端部に皿孔部121を埋めるようにして角孔部21及び丸孔部11のいずれよりも大きく頭部33よりも小さい軸直交断面積を有するラッパ状(円錐台状)のカシメ部132aが形成されて、蝶番軸130は可動側ヒンジプレート120に固定される。
図11は、本発明のさらに他の実施例としてのミラー蝶番3(キャビネット用蝶番;図14参照)に用いる可動側ヒンジプレートの平面図及び正面図を表わす。図11の可動側ヒンジプレート320には、軸線方向に沿う互いに平行で平坦な二平面によって円形状孔を切り欠き連結された円弧孔部321(非円形孔部)が貫通形成されている。なお、円弧孔部321の軸直交断面積は丸孔部11(円形孔部)の軸直交断面積よりも小さく形成されている。
<プレート位置調整工程>(図13)
まず、固定側ヒンジプレート10、可動側ヒンジプレート320及び蝶番軸用カシメピン30”を各々所定形状に加工する(図3、図11及び図12参照)。次に、固定側ヒンジプレート10と可動側ヒンジプレート320とを、丸孔部11及び円弧孔部321の貫通方向を一致させて重ね合わせる。
蝶番軸用カシメピン30”を、円弧孔部321に円弧軸状挿通部32”、丸孔部11に丸軸状挿通部31がそれぞれ内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入する。なお、このとき、蝶番軸用カシメピン30”の頭部33と固定側ヒンジプレート10との間に第一座金41、固定側ヒンジプレート10と可動側ヒンジプレート320との間に第二座金42をそれぞれ介装する。
円弧軸状挿通部32”の先端部にカシメ加工を施すことにより(図13参照)円弧軸状固定部332が形成され、底面視円形状又は多角形状(例えば八角形状)のカシメ部332aにより蝶番軸330は可動側ヒンジプレート320に固定される。
図15は、本発明のさらに他の実施例としてのミラー蝶番4(キャビネット用蝶番;図17参照)に用いる可動側ヒンジプレートの平面図及び正面図を表わす。図15の可動側ヒンジプレート420には、軸線方向に沿う互いに平行で平坦な二平面によって円形状孔を切り欠き連結された円弧孔部321(非円形孔部)と、円盤状の大径孔部421(拡大孔部)とが同一軸線上で連続して貫通形成されている。なお、大径孔部421の軸直交断面積は円弧孔部321の軸直交断面積よりも大きく(大径に)形成されている。
<プレート位置調整工程>(図16)
まず、固定側ヒンジプレート10、可動側ヒンジプレート420及び蝶番軸用カシメピン30”を各々所定形状に加工する(図3、図15及び図12参照)。次に、固定側ヒンジプレート10と可動側ヒンジプレート420とを、丸孔部11、円弧孔部321及び大径孔部421の貫通方向を一致させて重ね合わせる。
蝶番軸用カシメピン30”を、円弧孔部321及び大径孔部421に円弧軸状挿通部32”、丸孔部11に丸軸状挿通部31がそれぞれ内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入する。なお、このとき、蝶番軸用カシメピン30”の頭部33と固定側ヒンジプレート10との間に第一座金41、固定側ヒンジプレート10と可動側ヒンジプレート420との間に第二座金42をそれぞれ介装する。
円弧軸状挿通部32”の先端部にカシメ用押さえ工具を偏心回転させつつ押圧することによりカシメ加工を施す(図16参照)。これにより円弧軸状固定部432が形成され、大径孔部421を埋めるようにして形成された円盤状のカシメ部432aにより、蝶番軸430は可動側ヒンジプレート420に固定される。
図18に蝶番軸用カシメピンのさらなる変形例を示す。図5に示した蝶番軸用カシメピン30’の角軸状挿通部32’は、図18(a)に示すように丸棒の軸線方向に沿ってセレーション状に形成したり、図18(b)に示すように丸棒の軸線方向に沿ってスプライン状に形成したりしてもよい。
10 固定側ヒンジプレート
11 丸孔部(円形孔部)
20,120 可動側ヒンジプレート
21 角孔部(非円形孔部)
121 皿孔部(拡大孔部)
30,130 蝶番軸
31 丸軸状挿通部(円形軸状挿通部)
32,132 角軸状固定部(非円形軸状固定部)
32a,132a カシメ部
33 頭部
34 段付部
30’ 蝶番軸用カシメピン
32’ 角軸状挿通部(非円形軸状挿通部)
41 第一座金
42 第二座金
200 キャビネット
210 キャビネット本体
220 扉体
221 鏡
Claims (6)
- 被収容物を収容するキャビネット本体に固定されることが予定され、円形孔部が貫通形成された固定側ヒンジプレートと、
前記キャビネット本体に対して開閉可能な扉体に固定されることが予定され、前記円形孔部よりも軸直交断面積の小さい断面多角形状の角孔部が貫通形成された可動側ヒンジプレートと、
頭部側に形成され、前記固定側ヒンジプレートの円形孔部に挿入された円形軸状挿通部と、その円形軸状挿通部の挿入方向先端側に接続され、前記可動側ヒンジプレートの角孔部に挿入された後、先端部に施されたカシメ加工によりその可動側ヒンジプレートへ固定された断面多角形状の角軸状固定部と、を有する単一の蝶番軸と、を備え、
前記円形軸状挿通部の挿入方向先端側に段付部を介して接続された断面多角形状の角軸状挿通部を有する蝶番軸用カシメピンが、挿入方向から見て、前記角軸状挿通部の二面幅は前記角孔部の二面幅よりも小さく、かつ、前記角軸状挿通部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径は前記角孔部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径よりも大きく形成されるとともに、前記角孔部に内接又は近接するすきまばめ形態で挿入され、前記角軸状挿通部の先端部にカシメ加工を施すことにより、前記角軸状固定部が、その先端部に前記角孔部及び円形孔部のいずれよりも大きく前記頭部よりも小さい軸直交断面積を有するカシメ部を含む形態に形成されて前記蝶番軸を構成し、
前記固定側ヒンジプレートと蝶番軸とは前記円形孔部と円形軸状挿通部との間で相対回動可能に連結される一方、前記可動側ヒンジプレートと蝶番軸とは前記角孔部と角軸状固定部との間で相対回動不能に一体連結されることを特徴とするキャビネット用蝶番。 - 被収容物を収容するキャビネット本体に固定されることが予定され、円形孔部が貫通形成された固定側ヒンジプレートと、
前記キャビネット本体に対して開閉可能な扉体に固定されることが予定され、前記円形孔部よりも軸直交断面積の小さい断面多角形状の角孔部と、その角孔部よりも軸直交断面積の大きい拡大孔部とが同一軸線上で連続して貫通形成された可動側ヒンジプレートと、
頭部側に形成され、前記固定側ヒンジプレートの円形孔部に挿入された円形軸状挿通部と、その円形軸状挿通部の挿入方向先端側に接続され、前記可動側ヒンジプレートの角孔部を経て拡大孔部に挿入された後、先端部に施されたカシメ加工により少なくともその可動側ヒンジプレートの拡大孔部を埋めて固定された断面多角形状の角軸状固定部と、を有する単一の蝶番軸と、を備え、
前記円形軸状挿通部の挿入方向先端側に段付部を介して接続された断面多角形状の角軸状挿通部を有する蝶番軸用カシメピンが、挿入方向から見て、前記角軸状挿通部の二面幅は前記角孔部の二面幅よりも小さく、かつ、前記角軸状挿通部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径は前記角孔部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径よりも大きく形成されるとともに、前記角孔部に内接又は近接するすきまばめ形態で挿入され、前記角軸状挿通部の先端部にカシメ加工を施すことにより、前記角軸状固定部が、その先端部に前記角孔部及び円形孔部のいずれよりも大きく前記頭部よりも小さい軸直交断面積を有するカシメ部を含む形態に形成されて前記蝶番軸を構成し、
前記固定側ヒンジプレートと蝶番軸とは前記円形孔部と円形軸状挿通部との間で相対回動可能に連結される一方、前記可動側ヒンジプレートと蝶番軸とは前記角孔部及び拡大孔部と角軸状固定部との間で相対回動不能に一体連結されることを特徴とするキャビネット用蝶番。 - 前記蝶番軸の頭部と固定側ヒンジプレートとの間、及び前記固定側ヒンジプレートと可動側ヒンジプレートとの間には、前記蝶番軸が挿入される第一座金及び第二座金がそれぞれ介装され、
これらの座金はいずれも前記固定側ヒンジプレートの材質とは異なる材質で構成されるとともに、
前記第二座金の厚さが第一座金の厚さ以上に設定されている請求項1又は2に記載のキャビネット用蝶番。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のキャビネット用蝶番を一対備え、
そのうち一方のキャビネット用蝶番は、前記固定側ヒンジプレートが前記キャビネット本体の上縁に取り付けられるとともに、前記可動側ヒンジプレートが前記扉体の上縁に取り付けられ、
そのうち他方のキャビネット用蝶番は、前記固定側ヒンジプレートが前記キャビネット本体の下縁に取り付けられるとともに、前記可動側ヒンジプレートが前記扉体の下縁に取り付けられ、
前記扉体が、被収容物を出し入れするために、前記キャビネット本体に対して前記蝶番軸周りで回動開閉可能な蓋を構成することを特徴とするキャビネット。 - 被収容物を収容するキャビネット本体に固定されることが予定され、円形孔部が貫通形成された固定側ヒンジプレートと、前記キャビネット本体に対して開閉可能な扉体に固定されることが予定され、前記円形孔部よりも軸直交断面積の小さい断面多角形状の角孔部が貫通形成された可動側ヒンジプレートとを、前記円形孔部及び角孔部の貫通方向を一致させて重ね合わせるプレート位置調整工程と、
頭部側に形成された円形軸状挿通部と、その円形軸状挿通部の挿入方向先端側に接続された断面多角形状の角軸状挿通部とを有する単一の蝶番軸用カシメピンを、挿入方向から見て、前記角軸状挿通部の二面幅は前記角孔部の二面幅よりも小さく、かつ、前記角軸状挿通部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径は前記角孔部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径よりも大きく形成して、前記角孔部に前記角軸状挿通部が内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入するとともに、挿入方向から見て、前記円形孔部に前記円形軸状挿通部が内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入する蝶番軸用カシメピン挿入工程と、
前記角軸状挿通部の先端部にカシメ加工を施して、その先端部に前記角孔部及び円形孔部のいずれよりも大きく前記頭部よりも小さい軸直交断面積を有するカシメ部を含み、かつ前記可動側ヒンジプレートへ固定された角軸状固定部を形成し、前記蝶番軸用カシメピンを蝶番軸となすカシメ工程と、
を含むことを特徴とするキャビネット用蝶番の製造方法。 - 被収容物を収容するキャビネット本体に固定されることが予定され、円形孔部が貫通形成された固定側ヒンジプレートと、前記キャビネット本体に対して開閉可能な扉体に固定されることが予定され、前記円形孔部よりも軸直交断面積の小さい断面多角形状の角孔部及びその角孔部よりも軸直交断面積の大きい拡大孔部が同一軸線上で連続して貫通形成された可動側ヒンジプレートとを、前記円形孔部、角孔部及び拡大孔部の貫通方向を一致させて重ね合わせるプレート位置調整工程と、
頭部側に形成された円形軸状挿通部と、その円形軸状挿通部の挿入方向先端側に接続された断面多角形状の角軸状挿通部とを有する単一の蝶番軸用カシメピンを、挿入方向から見て、前記角軸状挿通部の二面幅は前記角孔部の二面幅よりも小さく、かつ、前記角軸状挿通部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径は前記角孔部の隅部の角に丸みをつけるための面取り半径よりも大きく形成して、前記角孔部に前記角軸状挿通部が内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入するとともに、挿入方向から見て、前記円形孔部に前記円形軸状挿通部が内接又は近接するすきまばめ形態で位置するように挿入する蝶番軸用カシメピン挿入工程と、
前記角軸状挿通部の先端部にカシメ加工を施して、その先端部に前記角孔部及び円形孔部のいずれよりも大きく前記頭部よりも小さい軸直交断面積を有するカシメ部を含み、かつ前記可動側ヒンジプレートの拡大孔部を埋めて固定された角軸状固定部を形成し、前記蝶番軸用カシメピンを蝶番軸となすカシメ工程と、
を含むことを特徴とするキャビネット用蝶番の製造方法。
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