JP4249145B2 - 光メモリ素子および光再生装置 - Google Patents
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Description
また、従来、複数のピットを用いて1つの情報ユニット(情報単位)を記録する技術が開発されている(特許文献1)。図21(0)〜(F)は、この技術を示す説明図である。
また、ピット101は、情報ユニット100内で、記録トラック102上に中心を有する正方形Tの頂点に位置している。
従って、再生装置の低コスト化が困難となるとともに、信号処理時間の増大による、再生速度(情報転送速度)の低下を招来してしまう。
情報トラックに沿って、ピット配列に応じた情報を有する複数の情報ユニットを配した光メモリ素子において、
情報ユニットのピット配列が、情報トラック上に配される中央位相ピットと、この中央位相ピットの周囲に形成される周囲位相ピットとの組み合わせからなることを特徴としている。
また、本メモリ素子に対する情報の記録は、情報トラックに沿って、位相ピットからなる情報ユニットを形成することによってなされる。
すなわち、本メモリ素子では、1つの情報ユニットに属する位相ピットの数・位置の組み合わせ(ピット配列)により、情報ユニットの表す情報を決定するようになっている。
また、本メモリ素子では、周囲位相ピットの中心に位相ピットを配している。従って、位相ピットの密度を高められるので、記録密度をより向上させられる。
このため、情報の再生に使用される再生用光検出器は、6つの周囲位相ピットに対応するようにその受光面を6分割されることとなり、6つの部分受光面を有する6分割光検出器となる。
そして、再生用光検出器では、6つの部分受光面のそれぞれに入射する光強度に応じて、情報ユニットにおける6つの周囲位相ピットの有無(どの周囲位相ピットを有しているか)を判別し、判別結果に基づいてピット配列を求めることとなる。
一方、上記したように、周囲位相ピットの有無については、6つの部分受光面のそれぞれに入射する光強度によって判別できる。
従って、本メモリ素子は、情報を高密度に記録できるとともに、情報の再生のために複雑な再生回路を必要とすることのない光メモリ素子となっている。
この構成では、再生のために情報ユニットに照射される光スポット内に、全位相ピットを効率よく(高密度)に配置することが可能となる。従って、再生に使用する光スポットを小さくできる。
この構成では、1つの情報ユニットに関し、128(27)種類の情報(7ビットのデータ)を多重記録することが可能となっている。このため、6つの周囲位相ピットのみによってピット配列を構成する場合に比して、記録密度を格段に高めることが可能となっている。
従って、本メモリ素子に、多数の情報ユニットを形成できるため、本メモリ素子の記録密度をより向上させられる。さらに、再生に使用する光スポットを非常に小さくできる。
従って、再生用光検出器の部分受光面数(分割数)を、7つとする必要が生じる。このため、各部分受光面への入射光強度を処理するための回路が複雑となり、コスト高となる。
また、光検出器の部分受光面を7つとすることにより、隣接する受光面間の角度差が小さくなり、位相ピットの位置決定の精度が低下して再生エラーを増加させてしまうという欠点もある。
この構成では、情報ユニットが、5つの位相ピット、すなわち、情報トラック上に配される1つの中央位相ピットと、その周囲に位置する4つの周囲位相ピットとの組み合わせからなっている。
従って、再生用光検出器の部分受光面数(分割数)を、5つとする必要が生じる。このため、各部分受光面への入射光強度を処理するための回路が複雑となり、コスト高となる。
また、光検出器の部分受光面を5つとすることにより、隣接する受光面間の角度差が小さくなり、位相ピットの位置決定の精度が低下して再生エラーを増加させてしまうという欠点もある。
これにより、ピット配列を、情報トラックを軸とした線対称に設定しやすくなる。
通常、本メモリ素子の再生では、本メモリ素子に照射する光(再生光)を情報トラック上で走査(トラッキング)することとなる。また、このようなトラッキングについては、情報ユニットからの反射光に基づいて、プッシュプル法等により制御するようになる。
また、六角形の頂角位置および中心位置に位相ピットを配する場合、トータル反射光量は9種類となる。
従って、再生時、トータル反射光量の特定を、容易にかつ精度よく行える。従って、トータル反射光量を測定する機器の構成を簡略化できる。
この構成では、再生に使用する光の強度が少々変動した場合でも、正確な識別を行うことが可能となる。再生にかかるコストを低減できる。
なお、この点については、後述する〔発明を実施するための最良の形態〕を参照されたい。
従って、再生時には、情報ユニットの読み取りタイミングを制御するための同期信号の精度を、できるだけ高くしておくことが好ましい。
そこで、本メモリ素子の情報トラック上に、互いに同一の形状を有する複数の同期ユニットを、等間隔に設けておくことが好ましいといえる。
しかしながら、この場合、情報ユニット毎にピット配列が異なるため、各情報ユニットからの受光信号に位相ずれが生じる。このため、この受光信号に基づいて生成される同期信号には、誤差が生じることとなる。従って、このような同期信号を用いて再生を行うと、情報ユニットからの正確なトータル反射光量を測定することが困難となり、情報ユニットのピット配列を正確に識別できなくなってしまう。
これにより、同期ユニットによる反射光の強度変化量を大きくできるので、同期信号の生成を容易に行えることとなる。
これにより、同期ユニットによる反射光の強度変化量を大きくできるので、同期信号の生成を容易に行えることとなる。
これにより、同期ユニットによる反射光の強度変化量をより大きくできる。従って、反射光を受光して得られる受光信号を用いた同期信号の生成を容易に行えることとなる。また、受光信号の周期の違いにより、情報ユニットと同期ユニットの判別が容易となる。従って、より確実に情報を再生できる。
なお、この場合には、同期ユニットからの受光信号の半分の周期の同期信号を生成し、情報ユニットの再生に用いることとなる。
ここで、光ディスクとは、情報トラックがスパイラル状(渦状)あるいは同心円状に形成されたものである。また、光カードとは、直線状の情報トラックを有するものである。
情報ユニットからの反射光を受光して、受光量に応じた受光信号を出力する再生用光検出器と、
再生用光検出器から出力される受光信号に基づいて、再生にかかる情報ユニットのピット配列を特定するピット配列特定回路とを備えている構成である。
すなわち、本再生装置では、再生用光検出器が、情報ユニットからの反射光を受光し、受光量に応じた受光信号を出力する。そして、この受光信号に基づいて、ピット配列特定回路が、再生にかかる情報ユニット(光を照射された情報ユニット)のピット配列を特定するように設計されている。
ここで、光制御回路とは、制御用光検出器から出力される受光信号に基づいて、光メモリ素子に照射する光の制御(光の照射位置や焦点位置の制御)を行うためのものである。
ここで、6分割光検出器とは、3本の分割線によって受光面を6分割して形成される6つの部分受光面を有するものである。
そして、これら6つの受光信号に基づいて、ピット配列特定回路が、再生にかかる情報ユニットのピット配列を特定するように設計される。
この場合には、部分受光面の中心を、本再生装置の周囲位相ピットに対応する位置(各周囲位相ピットからの反射光が最大となる位置)に配置できる。従って、6つの部分受光面のそれぞれに対し、周囲位相ピットを1対1で対応させられる。このため、6つの部分受光面によって、6種類の周囲位相ピットの有無を明確に判定できる。
また、周囲位相ピットを四角形の頂角位置に配した構成の本メモリ素子を再生する場合、本再生装置における再生用光検出器としては、4分割光検出器を用いることが可能である。
ここで、4分割光検出器とは、2本の分割線によって受光面を4分割して形成される4つの部分受光面を有するものである。
そして、これら4つの受光信号に基づいて、ピット配列特定回路が、再生にかかる情報ユニットのピット配列を特定するように設計される。
この場合には、部分受光面の中心を、本再生装置の周囲位相ピットに対応する位置(各周囲位相ピットからの反射光が最大となる位置)に配置できる。従って、4つの部分受光面のそれぞれに対し、周囲位相ピットを1対1で対応させられる。このため、4つの部分受光面によって、4種類の周囲位相ピットの有無を明確に判定できる。
ここで、トータル光量比較回路は、再生用光検出器における全ての部分受光面から出力される受光信号に基づいて、情報ユニットによって反射された光の総量であるトータル反射光量を特定するものである。
また、本メモリ素子に照射する光としてレーザ光を用いる場合、周囲位相ピットが1つ存在する場合よりも、中央位相ピットが1つ存在する場合の方が、反射光量が小さくなる傾向にある。
従って、トータル光量比較回路によってトータル反射光量を特定することで、情報ユニットのピット配列を大まかに判別できる。
また、部分光量比較回路は、部分比較の内容(部分比較の種類および回数)について、トータル光量比較回路による判別結果に基づいて決定するように設計されている。
従って、部分光量比較回路によるピット配列の特定に必要な部分比較の種類・回数を、少なくすることが可能となっている。
この同期信号生成回路は、同期ユニットからの受光信号に基づいて、ピット配列特定回路に出力するための同期信号を生成するものである。
また、この場合、ピット配列特定回路は、この同期信号を利用して、再生にかかる情報ユニットのピット配列を特定するように設計されていることが好ましい。
この構成では、同期信号生成回路の構成を簡略化できるので、同期信号生成回路を備えることによる本再生装置の高コスト化を抑制できる。
比して、記録密度を格段に高めることが可能となっている。
また、本メモリ素子では、周囲位相ピットの中心に位相ピットを配している。従って、位
相ピットの密度を高められるので、記録密度をより向上させられる。また本メモリ素子では、情報トラック上にさらに、互いに同一の形状を有する複数の同期ユニットを等間隔に設けている。従って、高精度の同期信号を生成できるので、情報ユニットを正確に識別することが可能となり、情報を正確に再生できる。
すなわち、本メモリ素子では、中央位相ピットを有しているため、n(整数)個の位相ピットを用いて情報ユニットを構成するけれども、受光面をn−1に分割した光検出器を用いて情報を再生することが可能である。
従って、本メモリ素子は、情報を高密度に記録できるとともに、情報の再生のために複雑な再生回路を必要とすることのない光メモリ素子となっている。
本実施の形態にかかる光ディスク装置(本ディスク装置;光再生装置)は、光ディスクに記録された情報を再生するための再生装置である。
この図に示すように、本ディスク装置は、スピンドル10,光ピックアップ11,回路基板12を備えている。
なお、光ディスク1の構成については、後に詳細に説明する。
回路基板12は、スピンドル10および光ピックアップ11を駆動するための複数の回路群を有する基板である。
コリメータレンズ22は、半導体レーザ光源21から出射されたレーザ光Lの光束を平行とするものである。
ビームスプリッタ23は、コリメータレンズ22を透過したレーザ光Lを透過する一方、光ディスク1側(集光レンズ24側)から入射するレーザ光Lを反射し、その進路を直角に曲げるものである。
アクチュエータ25は、フォーカシング調整およびトラッキング調整を行うため、集光レンズ24の位置を調整する(集光レンズ24を駆動する)ものである。
ビームスプリッタ26は、反射レーザ光Laの一部を透過し、一部を集光レンズ30側に反射するものである。
制御用光検出器29は、反射レーザ光Laに基づいて、フォーカシングおよびトラッキング制御のための受光信号を出力するものである。
光検出器31は、反射レーザ光Laを受光して電気信号(受光信号)を生成するものである。
なお、この光検出器31の構成については後述する。
レーザ制御回路42は、半導体レーザ光源21を制御(駆動)して、レーザ光Lを照射させるものである。
なお、これら回路43〜46についても、後に詳細に説明する。
図3は、光ディスク(光メモリ素子)1の構成を示す平面図である。光ディスク1は、直径120mmの円盤形状を有しており、図3に示すように、その記録面(表面)に、情報を記録するための情報トラック2をスパイラル(渦巻き)状に備えたものである。
この図に示すように、光ディスク1は、透明基板7、金属反射膜8,保護膜9をこの順に積層した構成を有している。
金属反射膜8は、透明基板7の表面を覆う金属膜であり、その材料としては、例えば、アルミニウムを用いることが可能である。
保護膜9は、金属反射膜8を覆う保護膜である。
また、位相ピット4は、この正六角形の中心位置に配置される位相ピットである。
すなわち、情報ユニット5は、ピット配列1a3〜128i3に応じた、128通りの情報を有するように設計されている。
また、ピット配列2b1〜8c3は、1個の位相ピットを有する配列状態である。
さらに、ピット配列9c0〜29d1は、2個の位相ピットからなる配列状態である。
また、ピット配列65e0〜99f3は、4個の位相ピットからなる配列状態である。
さらに、ピット配列100f1〜120g3は、5個の位相ピットから形成されている。
最後に、ピット配列128i3は、7個の位相ピットで構成される配列状態である。
すなわち、通し番号は、ピット配列の全128種類に1つずつ付される番号(1〜128)である。
これにより、情報トラック2上の情報ユニット5によってレーザ光Lが反射され、反射レーザ光Laが生成される。
すなわち、光量識別子は、各情報ユニット5におけるピット配列に応じた反射レーザ光Laの光量を示す値である。そして、光ディスク1では、各ピット配列のトータル反射光量を、9種類の光量識別子a〜iによって分類するようになっている。
なお、同じ光量識別子a〜iを有するピット配列では、トータル反射光量はほぼ等しくなる。また、a〜iの順で、トータル反射光量は小さくなる。
位相ピット3・4の存在する場合、これらが存在しない場合よりも反射光量は小さくなる。
また、レーザ光Lにおけるビームスポット6の強度分布は、ガウシアン分布となっており、従って、ビームスポット6では、その中心の光強度が周囲よりも強くなっている。さらに、上記したように、レーザ光Lは、そのビームスポット6の中心位置が情報ユニット5の中心位置に重なるように照射される。
また、ピット配列8c3では、ビームスポット6の中心位置に対応する位相ピット4が1つ存在するため、ピット配列2b1〜7b1に比べて、トータル反射光量が小さくなる。
また、ピット配列24d1〜29d1では、位相ピット4と位相ピット3とを1つづつ有しているため、ピット配9c0〜23c3よりもトータル反射光量が小さくなる。以降、同様にして、位相ピット数の増加に伴い、トータル反射光量が減少する。
すなわち、位相ピット3の形成される六角形には、6つの辺がある。また、これらの辺は、それぞれ対向する辺を有している(互いに対向する2辺の組を、対辺組とする)。
そして、対称性識別子は、「各辺に属する位相ピット3の数が等しい」ような対辺組(対称対辺組)の数を表している。
従って、辺H1に1つ、辺H2・H3に2つ、辺H4に1つ、位相ピット3が属することとなる。また、辺H5・H6に属する位相ピット3はない。
この場合、3つの対辺組H1・H4,H2・H5,H3・H6のうち、対称対辺組となるのは、H1・H4のみである。従って、このピット配列の対称性識別子は1となる。
図8は、光検出器31の構成を示す説明図である。この図に示すように、光検出器31は、受光面を6分割してなる、6つの部分受光面(光検出素子)D1〜D6を備えている。
ここで、分割線A〜Cは、受光面の中心を通り、受光面を6等分するように60度ずれた状態で配されている。従って、部分受光面D1〜D6は、互いに同一の面積・形状を有するように設計されている。
また、光検出器31では、部分受光面D1〜D6を分割する分割線A〜Cのうちの1本(図8ではA)が、光ディスク1の情報トラック2に対応する直線(光検出器31の受光面上での、情報トラックに対応する直線)X−X’と直交するように配されている。
さらに、他の2本の分割線(図8ではB・C)は、直線X−X’と30度の角度を成すように配置されている。
個々の位相ピットからの反射光は、回折光となって部分受光面D1〜D6の全面に入射する。また、複数の位相ピットの存在する場合、それぞれの位相ピットからの回折光が干渉して、部分受光面D1〜D6に入射することになる。すなわち、各位相ピットからの反射光は、部分受光面D1〜D6の1つではなく、全てに入射される。
例えば、ピット配列2b1では、部分受光面D3に入射する光の強度が相対的に大きくなり、部分受光面D6に入射する光の強度が相対的に小さくなる。
従って、1つの位相ピット4のみを有するピット配列8c3では、全ての部分受光面D1〜D6の中心付近に入射する光の強度が相対的に大きくなり、周辺領域に入射する光の強度が相対的に小さくなる。
これらの回路43〜46は、光検出器31から出力される受光信号に基づいて、再生にかかる情報ユニット5のピット配列を識別し、識別結果に応じた再生信号を生成する回路群である。
表1〜3に、部分光量比較回路44による識別条件を示す。
表4に受光信号R1〜R6と各加算結果との関係を示す。
この比較により、部分光量比較回路44は、情報ユニット5のピット配列における、情報トラック2を軸とした線対称性(径方向の線対称性;情報トラック2を軸として線対称であるか否か)を識別する。
この比較により、部分光量比較回路44は、情報ユニット5のピット配列における、周方向の線対称性(情報ユニット5の中心を通り、かつ、情報トラック2に垂直な直線を軸とした線対称性)を識別する。
この段階で、トータル反射光量に応じた光量識別子b・hを有するピット配列については、識別が完了する。
例えば、ピット配列の光量識別子がc・gである場合、部分光量比較回路44は、Z1とZ2とを比較する。これにより、光量識別子c・gを有するピット配列については、Z1<Z2,Z1>Z2である場合、ピット配列の識別が完了する。
一方、Z1=Z2である場合、ピット配列は、23c3,8c3,118g3,121g3のいずれかである。この場合、部分光量比較回路44は、識別条件IVとして、Z2とZ3の大小関係を識別する。これにより、光量識別子c・gを有する全ピット配列における識別が完了する。
例えば、光量識別子dのピット配列に関しては、Y1>Y4かつX2>X5の場合、Z1とZ3とを比較する。
例えば、光量識別子d,Y1>Y4,X2>X5,Z1=Z3である場合、部分光量比較回路44は、「X1とX4との差が基準値S1より大きいか否か」により、ピット配列を識別する(識別条件IV)。
このような基準値S1を用いる理由は、位相ピットの対称性のみからでは、25d1と30d1とを識別できないためである。
ここで、基準値(基準信号)S1とは、本ディスク装置にあらかじめ既定されている固定値である。
なお、表1〜3に、各ピット配列に応じた復調信号を示している。
図1に示したように、本ディスク装置では、情報ユニット5のピット配列が128種類存在する。従って、1つの情報ユニット5を用いて128種類の情報を多重記録することが可能であり、このため、1つの情報ユニットから7ビットの復調信号を得られることになる。
そして、本ディスク装置では、図示しない変換回路によって、再生信号を映像信号(映像情報)や音声信号(音声情報)に変換する。そして、これらの信号を、表示画面やスピーカーなどの表示装置(図示せず)によって表示するようになっている。
ここで、位相ピット3は、中心を通る一本の対角線が情報トラック2と重なる六角形の頂角位置に配される位相ピットである。
また、位相ピット4は、この六角形の中心位置に配される位相ピットである。
従って、光ディスク1に多数の情報ユニット5を形成できるため、光ディスク1の記録密度をより向上させられる。さらに、再生に使用するビームスポット6を非常に小さくできる。
このため、情報の再生に使用される光検出器31は、6つの位相ピット3に対応するようにその受光面を6分割されることとなり、6つの部分受光面D1〜D6を有する6分割光検出器となる。
そして、光検出器31では、6つの部分受光面D1〜D6のそれぞれに入射する反射光強度に応じて、情報ユニット5における6つの位相ピット3の有無(どの位相ピット3を有しているか)を判別し、判別結果に基づいてピット配列を求めることとなる。
一方、上記したように、位相ピット3の有無については、6つの部分受光面D1〜D6のそれぞれに入射する光強度によって判別できる。
従って、光ディスク1は、情報を高密度に記録できるとともに、情報の再生のために複雑な再生回路を必要とすることのない光ディスクとなっている。
また、光検出器31の部分受光面を7つとすることにより、隣接する受光面間の角度差が小さくなり、位相ピットの位置決定の精度が低下して再生エラーを増加させてしまうという欠点もある。
そして、トータル光量比較回路43によってトータル反射光量を特定し、情報ユニット5のピット配列を大まかに判別(光量識別子毎に判別)している。
その後、特定されたトータル反射光量に応じて、部分光量比較回路44が、各部分受光面D1〜D6に入射した光の大きさを比較(部分比較)し、情報ユニット5のピット配列を特定するようになっている。
従って、部分光量比較回路によるピット配列の特定に必要な部分比較の種類・回数を、少なくすることが可能となっている。
しかしながら、この場合、光強度変化の最も大きくなる位置(各位相ピット3に対応する位置)に、分割線が存在することになる。このため、部分受光面D1〜D6による光強度分布の検出精度が低下する。
この場合には、部分受光面D1〜D6の中心を、各位相ピット3に対応する位置(各位相ピット3からの反射光が最大となる位置)に配置できる。従って、6つの部分受光面D1〜D6のそれぞれに対し、位相ピット3を1対1で対応させられる。このため、6つの部分受光面D1〜D6によって、6種類の位相ピット3の有無を明確に判定できる。
すなわち、上記のような効果は、分割線A〜Cを、この六角形の対角線に応じた受光面上の直線に対して直交させることで得られるものである。この対角線と分割線A〜Cの1つとが直交関係にあれば、分割線A〜Cの1つが直線X−X’に直交していない場合でも、同様の効果を得られる。
しかしながら、ピット配列の種類を、128種類より少なく設定してもよい。
この場合、ピット配列は64種類となり、一つの情報ユニット5に6ビットのデータが多重記録されることとなる。
一方、光量識別子b,d,f,hのピット配列のみを用いる場合には、識別すべきトータル反射光量は4種類となり、さらに、これらの間の光量識別子a,c,e,gのピット配列(偶数個の位相ピット3を有するピット配列)が存在しないため、トータル反射光量の格差が大きくなる。
この場合も、ピット配列は64種類となり、一つの情報ユニット5に6ビットのデータが多重記録されることとなる。
この場合も、ピット配列は64種類となり、一つの情報ユニット5に6ビットのデータが多重記録されることとなる。
ここで、上記のような対称性を有しているが、表7には示されていないピット配列もある(111g1・108g1)。これは、ピット配列を64種類とするため、比較的に識別しやすいピット配列を選択した結果である。
これは、これらのピット配列の形状(ピットの配置状態)が似ているため、ピット配列の対称性のみからでは識別できないからである。
これにより、レーザ光Lの強度が少々変動した場合でも、正確な識別を行うことが可能となる。従って、レーザ制御回路42として、より簡略な回路を用いられるので、本ディスク装置のコストを低減できる。
この場合、ピット配列は32種類となり、一つの情報ユニット5に5ビットのデータが多重記録されることとなる。
光ディスク1におけるスパイラル状に形成された情報トラック2上に、図1,図6に示したピット配列を有する情報ユニット5を350nmピッチで規則的に配列した。
また、位相ピット3・4については、ポリカーボネート製の透明基板7の記録面に対し、射出成形法により、深さ40nmの窪み状に形成した。
また、レーザ光Lについては、光ディスク1の保護膜9側から入射した。
また、実施例1に示した光ディスク1の構成において、表5に示したピット配列のみを有する光ディスク1を形成し、本ディスク装置に装着して再生を行った。また、トータル光量比較回路43,部分光量比較回路44の判別処理・識別処理については、表5に示す方法を用いた。
その結果、結果、情報ユニット5における64種類(6ビット)のピット配列の識別を行うことができ、6ビットのデータを復調できた。
その結果、結果、情報ユニット5における64種類(6ビット)のピット配列の識別を行うことができ、6ビットのデータを復調できた。
また、実施例1に示した光ディスク1の構成において、表7に示したピット配列のみを有する光ディスク1を形成し、本ディスク装置に装着して再生を行った。また、トータル光量比較回路43,部分光量比較回路44の判別処理・識別処理については、表7に示す方法を用いた。
その結果、結果、情報ユニット5における64種類(6ビット)のピット配列の識別を行うことができ、6ビットのデータを復調できた。
また、実施例1に示した光ディスク1の構成において、表8に示したピット配列のみを有する光ディスク1を形成し、本ディスク装置に装着して再生を行った。また、トータル光量比較回路43,部分光量比較回路44の判別処理・識別処理については、表8に示す方法を用いた。
その結果、結果、情報ユニット5における32種類(4ビット)のピット配列の識別を行うことができ、4ビットのデータを復調できた。
情報ユニット5を構成する位相ピット3・4を有する透明基板7の製造では、透明基板7を形成するための原盤に対し、位相ピット3・4を形成する位置に、原盤の回転に同期させて、電子ビームもしくは光ビームを照射して露光を行うこととなる。
次に、原盤回転に同期して、左から2番目上側の頂角P1の位置に電子ビームを高速移動させ、その位置で電子ビームを一定時問停止させて位相ピットを露光形成する。
次に、左から2番目下側の頂角P5の位置に電子ビームを高速移動させ、その位置で電子ビームを一定時問停止させて位相ピットを露光形成する。
そして、それぞれの位相ピットを形成する位置で、光ビームをパルス照射することとなる。
例えば、位相ピット3を、周方向および径方向に対称な他の六角形(正六角形を周方向あるいは径方向に圧縮した形)の頂角に配置してもよい。この構成でも、上記と同様に、本ディスク装置によって情報ユニット5のピット配列を識別することが可能である。
上記したように、位相ピット3・4の存在する場合、これらが存在しない場合よりも反射光量は小さくなる。また、レーザ光Lにおけるビームスポット6の強度分布は、ガウシアン分布となっており、従って、ビームスポット6では、その中心の光強度が周囲よりも強くなっている。
また、ピット配列13gy〜16eyでは、位相ピット4と位相ピット3とを1つずつ有しているため、ピット配列7dx〜12dyよりもトータル反射光量が小さくなる。以降、同様にして、位相ピット数の増加に伴い、トータル反射光量が減少する。
すなわち、ピット配列が、周方向に線対称である場合(半径方向に沿った軸に対して線対称である場合)であって、かつ、径方向にも線対称である場合(情報トラック2に対して線対称である場合)、対称性識別子はxとなる。
一方、いずれかの方向に対して線対称となっていない場合、対称性識別子はyとなる。
図10は、この場合に使用される光検出器31の構成を示す説明図である。この図に示すように、光検出器31は、受光面を4分割してなる、4つの部分受光面(光検出素子)D1〜D4を備えている。
また、光検出器31では、部分受光面D1〜D4を分割する分割線A・Bが、光ディスク1の情報トラック2に対応する直線(光検出器31の受光面上での、情報トラックに対応する直線)X−X’と45°の角度を成すように配置されている。
上記したように、個々の位相ピットからの反射光は、回折光となって部分受光面D1〜D4の全面に入射する。また、複数の位相ピットの存在する場合、それぞれの位相ピットからの回折光が干渉して、部分受光面D1〜D4に入射することになる。すなわち、各位相ピットからの反射光は、部分受光面D1〜D4の1つではなく、全てに入射される。
上記のように、これらの回路43〜46は、光検出器31から出力される受光信号に基づいて、再生にかかる情報ユニット5のピット配列を識別し、識別結果に応じた再生信号を生成する回路群である。
次に、部分光量比較回路44は、R1とR3との大小関係を算出し(識別条件II)、最後に、R1とR2との大小関係を算出する(識別条件III)。これにより、全ての情報ユニット5を識別することが可能となる。
ここで、位相ピット3は、一方の対角線が情報トラック2と重なる四角形の頂角位置に配される位相ピットである。また、位相ピット4は、この四角形の中心位置に配される位相ピットである。
すなわち、位相ピット4からの反射光の強度分布は、光検出器31の中心からの距離に依存する強度分布となる(光検出器の中心から等距離位置に入射する光強度が等しくなる)。従って、光検出器31における4つの部分受光面D1〜D4のそれぞれには、位相ピット4から、等しい強度の反射光が入射することになる。
一方、上記したように、位相ピット3の有無については、4つの部分受光面D1〜D4のそれぞれに入射する光強度によって判別できる。
しかしながら、この場合、光強度変化の最も大きくなる位置(各位相ピット3に対応する位置)に、分割線が存在することになる。このため、部分受光面D1〜D4による光強度分布の検出精度が低下する。
このような構成であれば、分割線A・Bが直線X−X’と45°の角度で交叉していない場合でも、同様の効果を得られる。
なお、表10において、T1、T2は、それぞれ、(R1+R3)、(R2+R4)である。また、S1〜S4は、それぞれ、(R1+R2)、(R2+R3)、(R3+R4)、(R4+R1)である。
その後、トータル光量比較回路43が、ピット配列の属する小グループの種類と、ピット配列のトータル反射光量とに基づいて、ピット配列を特定する。
従って、この場合には、レーザ制御回路42の制御精度や、フォーカシング/トラッキング回路47の制御精度(トラッキング、フォーカシングの精度)を高めることが好ましいといえる。
このため、レーザ制御回路42やフォーカシング/トラッキング回路47の制御精度を高めることなく、再生にかかるピット配列に対し、光量識別子を正確に特定することが可能となっている。
本ディスク装置では、図1,図6あるいは図9に示した情報ユニット5からの反射光を利用して、制御用光検出器29およびフォーカシング/トラッキング回路47が、フォーカシング制御およびトラッキング制御を行うように設計されている。
本ディスク装置における光ディスク1の再生では、制御部が、スピンドル制御回路41を制御して、光ディスク1を回転させる。また、制御部は、レーザ制御回路42を制御して、集光レンズ24から光ディスク1にレーザ光Lを照射し、図12に示すように、光ディスク1の情報トラック2に沿ってビームスポット6を走査する。このとき、レーザ光Lは、そのビームスポット6の中心位置が情報トラック2に重なるように照射される。
このとき、フォーカシング/トラッキング回路47は、制御用光検出器29からの受光信号R5〜R8を入力し、(R5+R6)−(R7+R8)を算出する。そして、算出した値が零(0)となるように、集光レンズ24のトラッキング方向(光ディスク1の径方向)の位置を制御するためのトラッキング信号を生成し、アクチュエータ25に出力する。
これにより、ビームスポット6の中心位置を、情報ユニット5の中心位置に重なねることが可能となる。
この図13に示すように、この構成では、情報トラック2には、自身の伸びる方向に沿って、同期領域(同期信号領域)DAと記録領域KAとを含むセクタが、連続的かつ周期的に形成されている。
記録領域KAは、複数の情報ユニット5を有する領域である。
すなわち、図13に示すように、光ディスク1には、情報ユニット5の形成された記録領域KAに先行するように、同期領域DAが設けられている。そして、同期領域DAには、等間隔に設けられた複数の同期ユニット61が、情報トラック2上に形成されている。
また、このような同期ユニット61を有する同期領域DAは、情報トラック2の一周あたり20〜40箇所に設けられている。また、各同期領域DA内には、同期ユニット61が、情報ユニット5の情報トラック方向での形成ピッチと同じ形成ピッチで、16〜64個形成されている。
この構成では、図2に示した本ディスク装置の構成において、回路基板12に、同期信号生成回路48を備えた構成である。
同期信号生成回路48は、一般にPLL回路(位相同期回路)と呼ばれている発振回路である。
すなわち、同期信号生成回路48は、自身のループ内に、信号(同期信号)を出力する発振器を有している。そして、この発振器の出力と、光検出器31から出力される受光信号との位相差を一定(零)とするようにフィードバック制御をかけながら、同期信号Sの発振を行うものである。
位相比較器72は、このデジタル信号と、VCO74の出力信号(VCO信号)との位相を比較する。そして、その位相差に比例した電圧信号(位相差信号)を、LPF73に出力するものである。
LPF73は、位相差信号の高周波成分を遮断し、位相差信号を平滑化してVCO74に出力するものである。
すなわち、VCO74は、この位相差信号によって、光検出器31から出力される受光信号とVCO信号との位相差を零とするように、VCO信号の周波数・位相を制御するようになっている。
これにより、受光信号に同期した(受信信号と同周波数・同位相の)VCO出力信号(すなわち同期信号S)を得られるようになっている。
本ディスク装置における光ディスク1の再生では、制御部が、スピンドル制御回路41を制御して、光ディスク1を回転させる。また、制御部は、レーザ制御回路42を制御して、集光レンズ24から光ディスク1にレーザ光Lを照射し、図13に示すように、光ディスク1の情報トラック2に沿ってビームスポット6を走査する。このとき、レーザ光Lは、そのビームスポット6の中心位置が情報トラック2に重なるように照射される。
そして、同期信号生成回路48は、この信号に基づいて同期信号Sを生成して、制御部に伝達する。そして、制御部が、この同期信号Sを、再生信号を生成する回路43〜46に出力する。
また、部分光量比較回路44は、同期信号Sを受けたタイミングで、トータル反射光量の強度を比較(ホールドし比較演算)する。
なお、この図に示す構成における同期ユニット61は、図13に示したものと同様である。
なお、この場合は、同期信号生成回路48に分周回路を追加することにより、同期ユニット61からの受光信号の半分の周期の同期信号Sを生成し、情報ユニット5の再生に用いることとなる。
また、光ディスク1には、情報ユニット5として、図9に示すピット配列9dy、13eyのように、情報トラック2に対して非対称なものが存在する。このため、このような非対称の情報ユニット5から得られるプッシュプル信号が、正確なトラッキングを妨げる可能性がある。従って、フォーカシングおよびトラッキングを、同期ユニット61のみを用いて行ってもよい。
また、制御部による再生領域の判別については、どのような方法で行われてもよい。
トータル入射光量は、ビームスプリッタ26によって制御用光検出器29側に向かう光(制御用光)をトータル反射光量から差し引いたものであり、トータル反射光量に比例するものである。
光ディスク1におけるスパイラル状に形成された情報トラック2の記録領域KA上に、図9(図13)に示したピット配列を有する情報ユニット5を350nmピッチで規則的に配列した。
また、同期ユニット61については、12800個の情報ユニット5の前に設けた。
そして、この原盤から光ディスク用スタンパーを形成し、このスタンパーを用いて射出成形を行うことにより透明基板7を形成した。
また、実施例5に示した光ディスク1の構成において、図18に示すピット配列からなる情報ユニット5を有する光ディスク1を形成した。
この構成では、位相ピット3を、位相ピット4を中心とする正六角形の頂角位置に配置し、かつ、その六角形を2分する対角線の一つを、情報トラック2と重なるように配置した。また、実施例5と同様に、位相ピット3・4の直径を60nm、形成ピッチを100nm、深さを40nmとした。
また、実施例5および実施例6に示した光ディスク1の構成において、同期ユニット61を700nmピッチで等間隔に配列した光ディスク1を形成した。
これらの光ディスク1を、生成された同期信号Sを用いて再生した結果、実施例5・6と同様に、各情報ユニット5におけるピット配列を識別できた。
また、実施例5および実施例6に示した光ディスク1の構成において、図19および図20に示す同期ユニット61を有する光ディスク1を形成した。これらの光ディスク1においては、同期ユニット61として、情報ユニット5と同一構成のピット配列(全ての位相ピット3および位相ピット4を備えたもの)を形成した。
また、同期ユニット61が、350nmピッチで等間隔に配列するように設計した。
また、実施例8に示した光ディスク1の構成において、同期ユニット61を700nmピッチで等間隔に配列した光ディスク1を形成した。
また、従来、さらに高密度な光ディスクを実現するためには、情報単位内の位相ピットの配列方法が、情報が記録された情報単位から、安定して情報を再生するために、重要な課題となる。
また、従来、複数のピットからなる情報ユニット5を再生する場合、情報ユニット5に照射された光ビームの中心が、再生する情報ユニット5の中心とほぼ一致した時に、ピット配列を判別し、その情報を読み取ることが可能である。そのため、再生時には、高精度の同期信号Sが必要となる。また、さらに高密度な光ディスクを実現するためには、情報単位内の位相ピットの配列方法が、情報が記録された情報単位から安定して情報を再生するために、重要な課題となる。
また、図19・図20に示した同期ユニット61は、特定位置に配置された複数の位相ピットで構成されているといえる。
第1光メモリ素子は、情報トラックに沿って、複数の情報単位が設けられた光メモリ素子において、該情報単位が、該情報単位の中心位置に配置される位相ピットと、該中心位置から等距離位置に配置される複数の位相ピットとで構成されている構成である。第1光メモリ素子によれば、情報単位を構成する位相ピットが、情報単位の中心位置と、該中心位置から等距離位置とに配置されており、再生のために集光照射される概ね円形状の光ビームスポット内に、複数の位相ピットを効率良く配置することが可能となり、安定した再生と大容量化とを、共に実現することができる。
2 情報トラック
3 位相ピット(周囲位相ピット)
4 位相ピット(中央位相ピット)
5 情報ユニット
6 ビームスポット
7 透明基板
8 金属反射面
9 保護膜
10 スピンドル
11 光ピックアップ
12 回路基板
21 半導体レーザ光源
22 コリメータレンズ
23 ビームスプリッタ
24 集光レンズ
25 アクチュエータ
26 ビームスプリッタ
27 集光レンズ
28 シリンドリカルレンズ
29 制御用光検出器
30 集光レンズ
31 光検出器
41 スピンドル制御回路
42 レーザ制御回路
43 トータル光量比較回路(ピット配列特定回路)
44 部分光量比較回路(ピット配列特定回路)
45 復調回路
46 エラー訂正回路
47 フォーカシング/トラッキング回路(光制御回路)
48 同期信号生成回路
51 対称性判別回路(ピット配列特定回路)
61 同期ユニット
71 2値化回路
72 位相比較器
73 ローパスフィルター(LPF)
74 電圧制御発振器(VCO)
D1〜D6 部分受光面
H1〜H6 六角形の辺
L レーザ光
La 反射レーザ光
P1〜P6 頂角
R1〜R6 受光信号
S 同期信号
S1 基準値
a〜i 光量識別子
1a3〜128i3 ピット配列
1ax〜32jx ピット配列
Claims (21)
- 情報トラックに沿って、ピット配列に応じた情報を有する複数の情報ユニットを配した光メモリ素子において、
情報ユニットのピット配列が、
情報トラック上に配される中央位相ピットと、この中央位相ピットの周囲に形成される周囲位相ピットとの組み合わせからなり、
上記の情報トラック上にさらに、互いに同一の形状を有する複数の同期ユニットを等間隔に設けており、
上記同期ユニットが複数のパターンの集合からなり、上記同期ユニットのパターンが情報ユニットと同様の位相ピットであることを特徴とする光メモリ素子。 - 上記周囲位相ピットが、中央位相ピットから等距離に位置していることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ素子。
- 上記周囲位相ピットが、中央位相ピットを中心とする六角形の頂角位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の光メモリ素子。
- 上記の六角形における中心を通る対角線の1つが、情報トラックと重なっていることを特徴とする、請求項3に記載の光メモリ素子。
- 上記した情報ユニットのピット配列として、奇数個の周囲位相ピットを有するもののみ、あるいは、偶数個の周囲位相ピットを有するもののみを用いていることを特徴とする請求項3に記載の光メモリ素子。
- 上記した情報ユニットのピット配列が、上記の六角形における中心を通る対角線の一つを軸として線対称となっていることを特徴とする請求項3に記載の光メモリ素子。
- 上記した情報ユニットのピット配列が、情報トラックを軸として線対称となっていることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ素子。
- 上記の情報トラックがスパイラル状あるいは同心円状に形成された光ディスクであることを特徴とする、請求項1に記載の光メモリ素子。
- 上記周囲位相ピットが、中央位相ピットを中心とする四角形の頂角位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ素子。
- 上記の四角形における一方の対角線が、情報トラックと重なっていることを特徴とする、請求項9に記載の光メモリ素子。
- 上記同期ユニットが、全ての周囲位相ピットと中央位相ピットとからなることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ素子。
- 上記同期ユニットが、情報トラックの延びる方向における情報ユニットの形成ピッチと同じピッチで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ素子。
- 上記同期ユニットが、情報トラックの延びる方向における情報ユニットの形成ピッチの2倍のピッチで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ素子。
- 請求項3に記載の光メモリ素子の情報ユニットに光を照射し、その反射光に基づいて情報を再生する光再生装置において、
情報ユニットからの反射光を受光して、受光量に応じた受光信号を出力する再生用光検出器と、
再生用光検出器から出力される受光信号に基づいて、再生にかかる情報ユニットのピット配列を特定するピット配列特定回路とを備えていることを特徴とする光再生装置。 - 上記の光メモリ素子における情報ユニットからの反射光を受光して、受光量に応じた受光信号を出力する、上記再生用光検出器とは別体の制御用光検出器と、
制御用光検出器から出力される受光信号に基づいて、光メモリ素子に照射する光を制御する、光制御回路とを備えていることを特徴とする請求項14に記載の光再生装置。 - 上記の光検出器が、3本の分割線によって受光面を6分割して形成される6つの部分受光面を有する、6分割光検出器から構成されていることを特徴とする、請求項14に記載の光再生装置。
- 上記した再生用光検出器の受光面を分割する3本の分割線が、互いに60度づつずれて配されているとともに、これらの分割線の1つが、受光面における上記六角形の1つの対角線に応じた直線に対して直交していることを特徴とする請求項16に記載の光再生装置。
- 上記のピット配列特定回路が、
全ての部分受光面から出力される受光信号に基づいて、情報ユニットによって反射された光の総量であるトータル反射光量を特定するトータル光量比較回路と、
各部分受光面から出力される受光信号を用いて、各部分受光面に入射した光の大きさを比較し、情報ユニットのピット配列を特定する部分光量比較回路とを備えており、
この部分光量比較回路が、トータル反射光量に基づいて、上記の比較の内容を決定するように設計されていることを特徴とする請求項16に記載の光再生装置。 - 請求項1、9〜11のいずれかに記載の光メモリ素子に光を照射し、その反射光に基づいて情報を再生する光再生装置において、
情報ユニット及び同期ユニットからの反射光を受光して、受光量に応じた受光信号を出力する光検出器と、
上記情報ユニットからの受光信号に基づいて、再生にかかる情報ユニットのピット配列を特定するピット配列特定回路と、
上記同期ユニットからの受光信号に基づいて、ピット配列特定回路に出力するための同期信号を生成する同期信号生成回路とを備え、
ピット配列特定回路が、この同期信号を利用して、再生にかかる情報ユニットのピット配列を特定するように設計されていることを特徴とする光再生装置。 - 上記光メモリ素子の同期ユニットが、情報トラックの延びる方向における情報ユニットの形成ピッチと同じピッチで形成されており、
上記同期信号生成回路が、同期ユニットからの受光信号と同じ周期の同期信号を生成するように設計されていることを特徴とする請求項19に記載の光再生装置。 - 上記光メモリ素子の同期ユニットが、情報トラックの延びる方向における情報ユニットの形成ピッチの2倍のピッチで形成されており、
上記同期信号生成回路が、同期ユニットからの受光信号の半分の周期の同期信号を生成するように設計されていることを特徴とする請求項19に記載の光再生装置。
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