JP4590428B2 - 光メモリ素子および光再生装置 - Google Patents
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Description
本発明に係る光ディスク装置(本ディスク装置;光再生装置)は、光ディスク1に記録された情報を再生するための再生装置である。
ここで、光ディスク1の構成について説明する。図1は、光ディスク1の構成を示す平面図である。光ディスク1は、直径120mmの円盤形状を有しており、図1に示すように、その記録面(表面)に、情報を記録するための情報トラック2をスパイラル(渦巻き)状に備えたものである。
図5は、情報ユニット5のピット配列の種類(情報の種類)を示し、さらに固定位相ピットの一実施形態として、先頭位相ピット7を固定記録した状態を示す説明図である。図5に示すように、光ディスク1では、情報ユニット5の5つの位相ピットのうち、先頭位相ピット7を固定位相ピットとして固定記録している。固定位相ピットとして、情報ユニット5の有する位相ピット3・4の配列の全種類に共通する位置にある位相ピット3・4が固定記録される。情報ユニット5は、固定位相ピット(先頭位相ピット7)以外の残りの4つの位相ピットの組み合わせによって表現される16通りのピット配列0ax〜15exをとるように設計されている。
また、上記の光量識別子は、そのピット配列を有する情報ユニット5から後述する光検出器31に入射する、反射レーザ光Laの総光量(トータル光量)に応じたものである。
次に、光検出器31(再生用光検出器)の構成について説明する。図6は、光検出器31の構成を示す説明図である。この図に示すように、光検出器31は、受光面を4分割してなる、4つの部分受光面(光検出素子)D1〜D4を備えている。
次に、図2に示した、回路基板12の回路43〜46、48について説明する。これらの回路43〜46、48は、光検出器31から出力される受光信号に基づいて、再生にかかる情報ユニット5のピット配列を識別し、識別結果に応じた再生信号を生成する回路群である。
図1に示す光ディスク1におけるスパイラル状に形成された情報トラック2に、図5に示したピット配列の位相ピット3・4を有する情報ユニット5を350nmピッチで規則的に配列した。
実施例1と同様の光ディスク1の構成において、情報ユニット5の形成された透明基板51上に、スパッタリングにより、アルミニウムからなる金属反射膜52を5nmの厚さで形成した。さらに、保護層53として、0.1mm厚のポリカーボネートシートを、紫外線硬化樹脂により貼り合わせた。
実施例2と同様の構成を有する光ディスク1の情報トラック2上に1024個の情報ユニット5により構成される記録領域を形成した。この1024個の情報ユニット5を1つの記録単位(セクタ)として、光ディスク1の記録領域を構成した。また、セクタ毎の先頭部に図9に示すような、固定位相ピットのみで構成される固定位相ピット領域61を形成した。
実施例3と同様の構成の光ディスク1において、図10に示すように、固定位相ピット領域61の末尾に空白領域を形成した。本発明の光ディスク1に形成される固定位相ピットを含む情報ユニット5により表されるピット配列パターンに、空白、すなわち位相ピット3・4を有さないの情報ユニット5は存在しない。このため固定位相ピット領域61の末尾に空白領域を形成し、これらをセクタヘッダ部62とすることによって、情報が記録されたデータ列中のセクタ管理を容易に行うことが可能となった。
図1に示す光ディスク1におけるスパイラル状に形成された情報トラック2に、図16に示す位相ピット4を中心とする正六角形の頂角位置に位相ピット3を配置した配列のピットを有する情報ユニット5を450nmピッチで規則的に配列した。
実施例5と同様の構成を有する光ディスク1の情報トラック2上に1024個の情報ユニット5により構成される記録領域を形成した、この1024個の情報ユニット5を1つの記録単位(セクタ)として、光ディスク1の記録領域を構成した。また、セクタ毎の先頭部に図14に示すような、固定位相ピットのみで構成される固定位相ピット領域61を形成した。また図14に示すように固定位相ピット領域61の末尾に空白領域を形成した。本発明の光ディスク1に形成される固定位相ピットを含む情報ユニット5により表されるピット配列パターンに、空白の(位相ピット3・4を有さない)情報ユニット5は存在しない。このため、固定位相ピット領域61および空白の情報ユニット5をセクタヘッダ部62とすることによって、情報が記録されたデータ列中のセクタ管理を容易に行うことが可能となった。
本発明を以下のように表現することもできる。
単一記録マークに複数の記録信号が記録される光メモリ素子において、
仮想的な情報トラック上に等間隔に配置された中央位相ピットと、中央位相ピットと等間隔に特定位置に配置された複数の周囲位相ピットで構成された記録情報単位が、情報トラック上に等間隔に配置された光メモリ素子であって、
前記記録情報単位を構成する位相ピットの内、記録される位相ピットの少なくとも1つ以上が同一場所に固定された固定ピットを有することを特徴とする光メモリ素子。
上記固定位相ピットが情報トラック上に存在することを特徴とする第1の構成に記載の光メモリ素子。
上記固定位相ピットが情報記録単位に対してレーザ光走査を行った時に、最初にレーザ光が当たる先頭位相ピットであることを特徴とする第1乃至第2の構成に記載の光メモリ素子。
上記固定ピットが情報記録単位の中心に存在する中央位相ピットであることを特徴とする第1乃至第2の構成に記載の光メモリ素子。
1つ以上の情報記録単位が記録されたデータ列の冒頭部分に固定ピットのみで構成される情報記録単位が2つ以上記録されている領域を有する第1乃至第4の構成に記載の光メモリ素子。
1つ以上の情報記録単位が記録されたデータ列の先頭に固定ピットのみ構成される情報記録単位が2つ以上記録されている領域を有し、該固定ピット領域とデータ列の間に、情報記録単位の整数倍の空白領域を有することを特徴とする第5の構成に記載の光メモリ素子。
上記記録情報単位において、上記中心位置から等距離位置に配置される複数の周囲位相ピットが、上記中心位置を重心とする六角形位置に配置され、かつ、該六角形を2分する対角線の一つが情報トラックと重なるように配置されていることを特徴とする第2の構成に記載の光メモリ素子。
第1から第5の構成のいずれかに記載の光メモリ素子から記録情報を再生する光ディスク再生装置であって、
再生光を前記光メモリ素子の記録情報単位及び基準情報単位に照射する光照射手段と、
該記録情報単位及び基準情報単位からの反射光を再生用光検出器へと導く光学系とを有する光メモリ素子再生装置において、
上記再生用検出器が複数の領域に分割された光検出素子で構成され、該光検出素子の個々の光検出信号に基づき、上記記録情報単位を識別し、情報を再生する手段を備えることを特徴とする光ディスク再生装置。
第8の構成に記載の光ディスク再生装置であって、前記固定ピットを検出した信号を元に複数の情報記録単位からなる情報トラック上の位置を制御することを特徴とした光ディスク再生装置。
第8乃至第9の構成に記載の光ディスク再生装置であって、
請求項5に記載の光メモリ素子から情報記録を再生する場合にデータ列の先頭に位置する固定ピットのみで構成される情報記録単位の領域を検出し、データ列再生時の同期クロックとして用いることを特徴とする光ディスク再生装置。
第10の構成に記載の光ディスク再生装置であって、同期クロック信号を構成する情報記録単位の領域とデータ列の間の空白部分を検出し、データ列のヘッダ部分であることを検出する光ディスク再生装置。
2 情報トラック
3 位相ピット(周囲位相ピット)
4 位相ピット(中央位相ピット)
5 情報ユニット
6 ビームスポット
7 先頭位相ピット
10 スピンドル
11 光ピックアップ
12 回路基板
21 半導体レーザ光源
22 コリメータレンズ
23 ビームスプリッタ
24 集光レンズ
25 アクチュエータ
26 ビームスプリッタ
27 集光レンズ
28 シリンドリカルレンズ
29 制御用光検出器(制御用検出手段)
30 集光レンズ
31 光検出器(再生用光検出手段)
32 光検出器(再生用光検出手段)
33 情報トラックのグループ
34 セクタ
35 ヘッダ部
41 スピンドル制御回路
42 レーザ制御回路
43 トータル光量比較回路
44 部分光量比較回路
45 復調回路
46 エラー訂正回路
47 フォーカシング/トラッキング回路(光制御手段)
48 固定ピット監視回路
51 透明基板
52 金属反射膜
53 保護膜
61 固定位相ピット領域
62 ヘッダ部
A〜D 分割線
D1〜D8 部分受光面
L レーザ光
La 反射レーザ光
M レーザ光の走査方向
R1〜R8 受光信号
X−X’ 直線
a〜g 光量識別子
Claims (13)
- 少なくとも1つの位相ピットを有し、照射された光を、当該位相ピットの配列に応じた光量の反射光として反射する記録情報単位が、情報トラック上に等間隔に複数配置されている光メモリ素子であって、
上記位相ピットの少なくとも1つは、上記記録情報単位に対する光の照射位置を検出するための固定位相ピットとして、複数の上記記録情報単位の全てに共通する位置に予め固定記録されていることを特徴とする光メモリ素子。 - 上記固定位相ピットは、上記情報トラックの中心に位置する位相ピットであることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ素子。
- 上記固定位相ピットは、光の照射による上記記録情報単位の情報の読み取りが行われるときに、上記記録情報単位の読み取り開始位置側に位置する上記位相ピットであることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ素子。
- 上記記録情報単位を連続して複数備える記録領域を有し、
当該記録領域は、光の照射による当該記録領域の上記記録情報単位の情報の読み取りが行われるときの当該記録領域の読み取り開始位置に、上記固定位相ピットのみを有する上記記録情報単位を2つ以上連続して備える固定位相ピット領域を有することを特徴とする請求項1に記載の光メモリ素子。 - 上記記録領域は、上記固定位相ピット領域と上記記録情報単位との間に、上記位相ピットを有さない空白領域を有することを特徴とする請求項4に記載の光メモリ素子。
- 上記記録情報単位は、上記情報トラックの中心に配される中央位相ピットと、当該中央位相ピットの周囲に形成される周囲位相ピットとを有し、
上記固定位相ピットは、上記中央位相ピットであることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ素子。 - 上記周囲位相ピットは、上記中央位相ピットを中心とする正方形の頂角に配置されており、当該正方形の対角線の一方が上記情報トラックに平行であることを特徴とする請求項6に記載の光メモリ素子。
- 上記周囲位相ピットは、上記中央位相ピットを中心とする正六角形の頂角に配置されており、当該正六角形を2分する対角線の一つが上記情報トラックに平行であることを特徴とする請求項6に記載の光メモリ素子。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の光メモリ素子の記録情報単位に光を照射し、その反射光に基づいて情報を再生する光再生装置であって、
上記記録情報単位からの反射光を受光し、上記記録情報単位の有する固定位相ピットからの反射光である固定反射光の受光量に応じた固定受光信号と、上記記録情報単位の有する固定位相ピット以外の位相ピットからの反射光の受光量に応じた受光信号とを出力する再生用光検出手段と、
上記固定受光信号に基づいて上記記録情報単位に対して正対する位置に光が照射されたと判断したとき、上記受光信号に基づいて上記記録情報単位に記録された情報を再生する情報再生手段とを備えていることを特徴とする光再生装置。 - 上記再生用光検出手段は、複数の光検出素子により構成されており、当該光検出素子は上記固定反射光を受光することによって、上記固定反射光の受光量に応じた上記固定受光信号を出力し、
上記情報再生手段は、上記光検出素子から出力される上記固定受光信号に基づいて、上記記録情報単位に対して正対する位置に光が照射されたか否かを判断することを特徴とする請求項9に記載の光再生装置。 - 上記再生用光検出手段と異なる位置において上記固定反射光を受光し、上記固定反射光の受光量に応じた固定受光信号を出力する制御用検出手段と、
当該制御用検出手段から出力される上記固定受光信号に基づいて、上記光メモリ素子に照射する光のトラッキング制御を行う光制御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の光再生装置。 - 上記再生用光検出手段は、請求項4または請求項5のいずれか一項に記載の光メモリ素子の固定位相ピット領域に形成された上記固定位相ピットからの上記固定反射光を受光したとき、上記固定反射光の受光量に応じた上記固定受光信号を出力し、
上記情報再生手段は、上記再生用光検出手段から出力される上記固定受光信号に同期する同期クロック信号を生成することを特徴とする請求項9に記載の光再生装置。 - 上記再生用光検出手段は、請求項5に記載の光メモリ素子の空白領域からの反射光を受光し、当該反射光の受光量に応じた受光信号を出力し、
上記情報再生手段は、上記空白領域からの上記反射光の受光量に応じた上記受光信号に基づいて、上記記録情報単位が形成された記録領域のヘッダ部分を検出することを特徴とする請求項9に記載の光再生装置。
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