JP4260355B2 - ロッカー用錠装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばスポーツ施設などのロッカールームに設置されるロッカーの扉に設けられるロッカー用錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スポーツ施設などに付設されるロッカールームに設置される施設利用者のためのロッカーには、開閉扉を施錠する錠装置が備えられる。
この錠装置は、キーを用いて機械的に施解錠を行うものや、暗証番号を使って電気的に施解錠を行うものなどがある。また、近年ではカード状のキーを用いる構造のものもある。
【0003】
また、上記のような施設のロッカーは、そのロッカーを使用している利用者が誰であるかを容易に特定できるように、利用者の名札や利用者本人の登録カードを保持する構造を有しており、例えば、扉に小窓を貫通形成し、その扉の裏面側にカードを保持させ、ロッカー外部からその小窓にてカードの一部、例えば利用者の氏名や登録番号などが目視できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したロッカーの構造において、開閉扉には、施錠機構部分やカードの保持構造など数種の付属部品が取り付けられるが、それぞれが独立した構造となっており簡素化した一体構造が望まれていた。
【0005】
そこで本発明は、ロッカーの開閉扉に具備される錠などの構造物を簡素な構造とし、かつロッカーとしての機能を向上させることのできるロッカー用錠装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明のロッカー用錠装置1は、ロッカーを構成する開閉扉41に配設される錠箱2と、
該錠箱2における前記開閉扉41の表裏厚さ方向に貫通して形成される窓穴部3と、
前記開閉扉41の裏面における前記窓穴部3に位置してカード43を収容保持し、前記カード43の一部が前記開閉扉表面から前記窓穴部3を通して目視可能とする保持部7と、
前記窓穴部3の内周縁部の一部に形成される手掛け部5と、
前記錠箱2の表面2aにおける前記窓穴部3の周縁部に位置して配設され、キー45による操作にて作動し掛け金17が進退する錠部12と、
を具備することを特徴としている。
【0007】
また、この発明のロッカー用錠装置1は、前記保持部7に、前記カード43の保持状態を検知する検出手段10を備える構成としてもよく、さらに、前記錠部12に設けられ前記キー45による操作を規制する規制手段19と、前記検出手段10により前記カード43の保持状態が検出された際に前記規制手段19を解除する解除手段20とを備える構成としてもよい。また、前記解除手段20には、前記規制手段19の解除状態を所定時間内とするタイマーが設けられていることとしてもよい。
この発明のロッカー用錠装置1では、開閉扉の解錠状態において、錠箱12に設けた保持部7にカードを挿入するとともに、錠箱12前面の押しボタンスイッチ23を作動操作させ、押しボタンスイッチ23の作動操作後、錠箱12前面の表示灯25がタイマーにより設定された所定時間内点灯若しくは点滅している間に閉扉位置にある開閉扉の錠部12にキーを挿入回転させて施錠を行い、開閉扉の施錠状態において、前記押しボタンスイッチ23を作動操作させ、押しボタンスイッチ23の前記作動操作後前記表示灯25が前記所定時間内点灯若しくは点滅している間に施錠位置にある開閉扉の前記錠部12に前記キーを挿入回転させて解錠を行なわせるようにしたことを特徴としている。
【0008】
さらに、前記錠部12はシリンダ錠よりなり、前記キー45は前記シリンダ錠12に対してのみ操作可能な特定のキーとされる構成としてもよい。
【0009】
本発明では、キーの挿入回転による施解錠操作を、カードを挿入するとともに、錠箱12前面の押しボタンスイッチ23を作動操作し、錠箱12前面の表示灯25がタイマーにより設定された所定時間内点灯若しくは点滅している間にのみ、行わせるようにしているので、この種ロッカー用錠装置としての、安全性と操作性が向上する。
また、上記の構成によれば、開閉扉41の開閉操作を行うための手掛け部5と、開閉扉41の施解錠を行う錠部12とが一体な構造となるとともに、ロッカー利用者のカード43を保持する保持部7も一体とされて錠箱2で構成されることから、開閉扉41における一部分のみの箇所にそれらが纏まって構成されることとなり、ロッカーの開閉扉41に対する機能、すなわち、開閉扉41の開閉操作、カード43の挿入、施解錠の操作をコンパクトに構成することが可能となる。また、ロッカー利用者のカード43を目視できる窓穴部3と、開閉扉自体の開閉操作を行うための手掛け部5とが一体な構造であり、手を掛けるために必要な凹状部分を有効に利用でき、ロッカーの開閉扉としての機能性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるロッカー用錠装置の実施の形態を示す斜視図、図2は同ロッカー用錠装置の一部を示す裁断斜視図、図3は同ロッカー用錠装置の側断面図、図4は同背面図である。
【0011】
本実施の形態のロッカー用錠装置1は、窓穴部3と、手掛け部5と、保持部7と、錠部12とで大略構成され、それぞれが錠箱2に収容されて、ロッカーを構成する開閉扉41に配設される。なお、開閉扉41には端縁に近接して板面に貫通穴が穿設され、この貫通穴に錠箱2が取り付けられる。
【0012】
錠箱2は、略方形箱状に形成されているとともに、表面2a側の外周縁にフランジ部2bが形成され、このフランジ部2bが開閉扉41の表面に当接して開閉扉41の貫通穴に取り付けられ、すなわち、扉表面から扉裏面のロッカーの内部方向に所定の奥行きとなるよう開閉扉41の厚さよりも十分に大きくなるよう形成されている。
【0013】
錠箱2の上半部には、窓穴部3が形成される。
窓穴部3は、開閉扉の表裏厚さ方向に貫通するして形成され、例えば略矩形筒状に形成されて、所定の奥行き長さを有するように形成されている。
【0014】
窓穴部3の内周縁部の縦縁部分には、手掛け部5が形成されており、図2に示すように凹溝状に形成される。この手掛け部5は、開閉扉41の表面方向に突出せず、窓穴部3の奥行き長さ内に設定され形成される。
【0015】
保持部7は、窓穴部3の奥側となる後端に位置して設けられ、利用者の所持するカード43を収容保持するようになっている。この保持部7は、錠箱2の上端面に開口する略スリット状の挿入口7aを有するとともに、開閉扉41の板面に略平行となるように沿って形成され、カード43の周囲を保持するようになっており、カード43の略中央部分を窓穴部3を通して開閉扉41の表面側から目視可能とされる。また、この保持部7には、透明樹脂板などのカバー板8が備えられ、窓穴部3の後端に位置して、扉表面側からカード自体に触れることができないようになっている。
なお、図3に示すように、保持部7内には、カード43を弾持状態で保持する付勢片9が設けられる。
【0016】
また、この保持部7には、検出手段10が設けられている。本実施の形態では、図4に示すように、保持部7下端に位置して配設され、カード43が上部より挿入された際の、カード43の下端に当接し、このカード43の挿入状態を検知するようになっており、マイクロスイッチより構成される。
【0017】
錠箱2の下半部には、錠部12が配設される。
錠部12は、シリンダ錠13と掛け金17と規制手段19と解除手段とで大略構成される。
シリンダ錠13は、スリット状のキー挿入部14aを備える内筒14と、この内筒14を回転自在に支持し錠箱2内に固定される外筒15とで略構成される。内筒14のキー挿入部14aは錠箱表面2aに表出して設けられ、また、内筒14の後端には、掛け金17の基端17aが固定されている。
なお、本実施の形態のシリンダ錠13は、キー挿入部14a内に、キー45を保持する一対の凸部を有する構造とされ、キー45がキー挿入部14aに挿入された際には、このキー45を保持状態とし、キー45により内筒14を回転することが可能な構造とされている。
【0018】
掛け金17は略矩形板状に形成されており、内筒14の回転により先端17bが揺動し、錠箱2側方より進退自在とされる。掛け金17の基端17aには係合部18が形成されており、規制手段としての係合片19に係るようになっている。
なお、本実施の形態では、この掛け金17は約90°の範囲内を揺動自在とされ、基端17aに対する先端17bが垂直位置となる後退状態と、先端17bが水平方向となる進出状態とに設定され、それぞれの状態にて回動が規制されるように係合片19に係るようになっている。
【0019】
係合片19は、図4に示すように、錠箱2に中途部が軸支され揺動自在となっており、先端の爪部19aが掛け金17の係合部18に対し係脱自在とされ、基端19bは解除手段を構成する電磁ソレノイド20に連動連結されている。この電磁ソレノイド20は、図示しない制御部により作動杆21が進退動作し、この進退動作により係合片19を揺動させる。
【0020】
また、この錠部12には、錠箱表面2aに表出して設けられる押しボタンスイッチ23と、LEDなどにて構成される表示灯25とを有するとともに、錠箱2内に位置して、これら押しボタンスイッチ23、LED25、及びマイクロスイッチ10に接続され、電磁ソレノイド20を駆動させ、この電磁ソレノイド20とともに解除手段を構成する制御部(図示せず)が設けられている。この制御部は、本実施の形態では電池27を電源とし駆動するようになっている。電池27は、図3に示すように、錠箱2の背面となり保持部7の裏面となる位置に錠箱2と一体に形成される収容部28内に設けられる。なお、この制御部にはタイマー回路を具備している。
【0021】
次に、上述した構成のロッカー用錠装置1の動作について説明する。
予め、ロッカーを使用する利用者は、本人であることを示すカード43と、使用するロッカーのキー45を用意する。
また、使用前のロッカーは、施錠されておらず、すなわち掛け金17が錠箱2内に後退しており、その状態を係合片19にて維持され、かつ制御部には通電されていない状態となっている。
【0022】
なお、ここで用いられるキー45は、図5に示すように、つまみ部45aと挿入部45bとを有した所定の厚さの略板状に形成され、挿入部45bには側縁の対向位置に切欠部45cが形成され、シリンダ錠13内筒14内の凸部に係合可能とされ、つまみ部45aには、例えばロッカーの番号を示す数字等が刻印若しくは印刷表示される。
また、このキー45には、図5に示すように、伸縮自在なバンド46が環状に取り付けられており、ロッカーの利用者が、このキー45を腕などに取り付けることが可能となっている。
【0023】
まず、ロッカーの利用者は、手掛け部5に手を掛けて開閉扉41を開放する。利用者は所持しているカード43を開閉扉41裏面側にて錠装置1の保持部7に上方より差し入れる。
【0024】
カード43が挿入されることで、保持部7下端のマイクロスイッチ10が閉じ、電源である電池27から制御部へ通電状態となる。
【0025】
次に、利用者は、開閉扉41を閉める。
続いて利用者は、錠装置前面の押しボタンスイッチ23を押下する。
この押下操作により、制御部は、表示灯25を点灯させ、若しくは点滅させ、タイマーを始動する。このタイマーは、予め設定された時間、例えば4〜5秒を計測し、この時間内にのみ表示灯25の点灯(点滅)を行う。
【0026】
制御部は、この表示灯25の点灯(点滅)を開始すると同時に、電磁ソレノイド20に通電し動作させ、作動杆21を移動させて係合片19を揺動させ、爪部19aと掛け金17の係合部18との係合状態を解除する。すなわちシリンダ錠13の規制が解かれ、回転が可能となる。
【0027】
利用者は、表示灯25の点灯(点滅)している間に、キー45をシリンダ錠13に挿入し、回転させることで掛け金17を進出させ、掛け金17はロッカー本体の嵌入溝(図示せず)に嵌入して、これにより開閉扉41の施錠が行われる。
【0028】
施錠が行われ、タイマーによる所定の時間が経過すると、表示灯25の点灯(点滅)が終了し、電磁ソレノイド20への通電が断たれ、作動杆21が復帰し、これにより係合片19の爪部19aが揺動し、その状態で掛け金17の回転及びシリンダ錠13の回転が規制され、爪部19aは掛け金17の係合部18と係合状態となり、開閉扉41の施錠状態が維持されることとなる。
【0029】
なお、押しボタンスイッチ23を押下した後、制御部のタイマーにて設定された所定時間内にキー45による操作が行われなかった場合には、電磁ソレノイド20への通電が断たれることとなり、すなわち回転規制の解除状態から規制状態となり、その後のキー45による操作を受け付けることが不可能となり、すなわち、キー45によるシリンダ錠13の回転操作を行うことが出来ず、開閉扉41の施錠が行われない。この場合、もう1度押しボタンスイッチ23を押下することで制御部はタイマーを始動させ、かつ電磁ソレノイド20への通電を行う。
【0030】
施錠後、ロッカー利用者は、シリンダ錠13よりキー45を抜脱する。
【0031】
次に、施錠状態のロッカー用錠装置を解除し開閉扉41を開放する場合には、そのロッカーの使用者が、まず、キー45をシリンダ錠13に挿入する。
【0032】
次に押しボタンスイッチ23を押下する。
この操作により、制御部は、表示灯25を点灯、若しくは点滅させ、タイマーを始動する。このタイマーは、上記施錠操作時と同様、予め設定された時間、例えば4〜5秒を計測し、この時間内にのみ表示灯25の点灯(点滅)を行う。
【0033】
また、制御部は、この表示灯25の点灯(点滅)の開始と同時に、電磁ソレノイド20に通電を行い動作させ、作動杆21を移動させて係合片19を揺動させ、爪部19aと係合部18との係合状態を解除する。すなわちシリンダ錠13の規制が解かれ、回転が可能となる。
【0034】
ロッカー利用者は、この表示灯25の点灯(点滅)が行われている間に、キーを回転させることで掛け金17をロッカー本体の嵌入溝(図示せず)から後退させ、解錠を行う。
【0035】
そして、開閉扉41は開放可能となり、ロッカー利用者は、手掛け部5に手を掛けて開閉扉41の開放操作を行う。
【0036】
解錠後、タイマーによる所定の時間が経過すると、表示灯25の点灯(点滅)が終了し、電磁ソレノイド20への通電が断たれ、これにより作動杆21は復帰して係合片19の爪部19aが揺動し、その状態で掛け金17の回転及びシリンダ錠13の回転が規制され、爪部19aは掛け金17の係合部18と係合状態となり、解錠状態が維持されることとなる。
【0037】
なお、押しボタンスイッチ23を押下した後、制御部のタイマーにて設定された所定時間内にキー45による操作が行われなかった場合には、電磁ソレノイド20への通電が断たれることとなり、その後のキー45による操作を受け付けることが不可能となり、すなわち、キー45によるシリンダ錠13の回転操作を行うことが出来ず、開閉扉41の解錠が行われない。この場合、もう1度押しボタンスイッチ23を押下することで制御部はタイマーを始動させ、かつ電磁ソレノイド20への通電を行う。
【0038】
また、上記解錠手順にて、始めにキー45をシリンダ錠13に挿入し、次に押しボタンスイッチ23を押下する手順としたが、先に押しボタンスイッチ23を押下し、その後にキー45を挿入し回転操作を行う手順としてもよい。
【0039】
解錠し開閉扉41を開放した後、ロッカー利用者は、保持部7に保持されているカード43を抜き取り、また、シリンダ錠13よりキー45を抜脱する。
【0040】
このように構成されたロッカー用錠装置1によれば、開閉扉41の開閉操作を行うための手掛け部5と、開閉扉41の施解錠を行う錠部12とが一体な構造となるとともに、ロッカー利用者のカード43を保持する保持部7も一体とされて錠箱2で構成されることから、開閉扉41における一部分のみの箇所にそれらが纏まって構成されることとなり、ロッカーの開閉扉41に対する機能をコンパクトに構成することが可能となる。
【0041】
特に、ロッカー利用者のカード43を目視できる窓穴部3と、開閉扉41自体の開閉操作を行うための手掛け部5とが一体な構造であり、手を掛けるために必要な凹状部分を有効に利用でき、機能性及び意匠性が向上している。
【0042】
また、ロッカーを利用するためのカード43を検知する構成とし、このカード43の使用により錠部12の施錠及び解錠の作動を可能とする構成としたので、カード43を所持する者のみが施錠操作及び解錠操作を行うことができることとなる。
【0043】
なお、上述した実施の形態では、カード43の挿入をマイクロスイッチ10で検知し、電磁ソレノイド20の動作にて掛け金17の回転規制解除を行う、すなわち電気的な構成にて施解錠の操作を行う例について述べたが、機械的な構成にて施解錠操作の解除及び規制を行うこととしてもよい。
このような構成としては、図6に示すように、錠箱2内に、略L字状に形成した検出手段と規制手段とを兼ねる揺動片31を設け、中途の折曲部分を軸支させ、検出手段となる一端32を保持部7の下端に、規制手段となる他端33を掛け金17の基端17aの係合部18に延出形成させる。
そして、この揺動片31によれば、通常時、揺動片31は、他端33が掛け金17の係合部18に係合状態となり、掛け金17が回動規制状態とされ、すなわち錠部12が操作不可能な状態となる。また、カード43を保持部7に挿入することで、カード43の下端により、揺動片31の一端32が下方に揺動し、同時に他端33が掛け金17の基端(係合部18)から離脱する。これにより掛け金17は規制を解除され回動が可能となり、施錠操作を行うことができる。
この構成によれば、カード43の挿入の有無で掛け金17の進退を可能とするか否かという単純な構成となり、錠装置として簡素なものとなる。
【0044】
また、上述した実施の形態では、キー45とシリンダ錠13との組合せが、シリンダ錠側は単なるスリット状の挿入部14aとされ、キー45の挿入部45bも単なる板状のものとされた例であるが、キー45の側縁に複数の溝を形成させ、シリンダ錠13内の内筒にタンブラーを備えた構造とし、シリンダ錠に対して特定されたキーのみが回転操作可能な構成である、所謂メカニカル錠を構成してもよい。この場合、ロッカーの錠装置1として、プライバシーの保護、防犯性の向上を得ることができる。
【0045】
さらに、図7に示すように、キー45に、電磁コイルを内蔵させ励磁回路48を構成させるとともに、識別コードなどを記憶する記憶手段などを埋め込む構成とし、シリンダ錠13側に励磁する回路構造49を構成して識別コードを受信することで特定のキー45であることとする構成、すなわち電気錠を構成することとしても良い。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によるロッカー用錠装置では、開閉扉の開閉操作を行うための手掛け部と、開閉扉の施解錠を行う錠部とが一体な構造となるとともに、ロッカー利用者のカードを保持する保持部も一体とされて錠箱で構成されることから、開閉扉における一部分のみの箇所にそれらが纏まって構成されることとなり、ロッカーの開閉扉に対する機能、すなわち、開閉扉の開閉操作、カードの挿入、施解錠の操作をコンパクトに構成することが可能となる。
【0047】
また、ロッカー利用者のカードを目視できる窓穴部と、開閉扉自体の開閉操作を行うための手掛け部とが一体な構造であり、手を掛けるために必要な凹状部分を有効に利用でき、ロッカーの開閉扉としての機能性が向上し、かつ、開閉扉に対して1カ所で構成されることからロッカーとしての意匠性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロッカー用錠装置の実施の形態を示す斜視図
【図2】同ロッカー用錠装置の一部を示す裁断斜視図
【図3】同ロッカー用錠装置の側断面図
【図4】同背面図
【図5】同錠装置に用いるキーの斜視図
【図6】他の実施の形態を示す概略斜視図
【図7】他の実施の形態を示す概略平断面図
【符号の説明】
1…ロッカー用錠装置
2…錠箱
3…窓穴部
5…手掛け部
7…保持部
10…検出手段(マイクロスイッチ)
12…錠部
17…掛け金
19…規制手段(係合片)
20…解除手段(電磁ソレノイド)
41…開閉扉
43…カード
45…キー
Claims (3)
- ロッカーを構成する開閉扉に配設される錠箱と、
該錠箱における前記開閉扉の表裏厚さ方向に貫通して形成される窓穴部と、
前記開閉扉の裏面における前記窓穴部に位置してカードを収容保持し、前記カードの一部が前記開閉扉表面から前記窓穴部を通して目視可能とする保持部と、
前記錠箱の表面における前記窓穴部の周縁部に位置して配設され、キーによる操作にて作動し掛け金が進退する錠部と、
前記保持部に設けられ、前記カードの保持状態を検知する検出手段と、
前記錠部に設けられ前記キーによる操作を規制する規制手段と、
前記検出手段により前記カードの保持状態が検出された時に、タイマーによって設定された所定時間内前記規制手段による規制を解除する電磁ソレノイドよりなる解除手段と、 前記錠箱表面に表出して設けられ、前記解除手段を作動操作させる押しボタンスイッチと、
前記錠箱表面に表出して設けられ、前記押しボタンスイッチの作動操作後前記タイマーによって設定された所定時間内点灯若しくは点滅する表示灯と、
を具備し、
前記開閉扉の解錠状態において、前記保持部に前記カードを挿入するとともに前記押しボタンスイッチを作動操作させ、押しボタンスイッチの前記作動操作後前記表示灯が前記所定時間内点灯若しくは点滅している間に閉扉位置にある開閉扉の前記錠部に前記キーを挿入回転させて施錠を行い、
前記開閉扉の施錠状態において、前記押しボタンスイッチを作動操作させ、押しボタンスイッチの前記作動操作後前記表示灯が前記所定時間内点灯若しくは点滅している間に施錠位置にある開閉扉の前記錠部に前記キーを挿入回転させて解錠を行なわせるようにしたことを特徴とするロッカー用錠装置。 - 前記窓穴部の内周縁部の一部に手掛け部を形成したことを特徴とする請求項1記載のロッカー用錠装置。
- 前記錠部はシリンダ錠よりなり、前記キーは前記シリンダ錠に対してのみ操作可能な特定のキーとされることを特徴とする請求項1又は2に記載のロッカー用錠装置。
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