JP4283375B2 - ネットワーク端末に上流向きタイムスロットを割り当てる方法およびかかる方法を実行するためのネットワーク端末と媒体アクセス制御装置 - Google Patents
ネットワーク端末に上流向きタイムスロットを割り当てる方法およびかかる方法を実行するためのネットワーク端末と媒体アクセス制御装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1のプリアンブルで規定されるネットワーク端末に上流向きタイムスロットを割り当てる方法、請求項13のプリアンブルで規定されるこの方法を実施するように適合されたネットワーク端末、ならびに請求項17のプリアンブルで規定されるこの方法を実施するように適合された媒体アクセス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような方法、ネットワーク端末、および媒体アクセス制御装置は、当技術分野では、例えば欧州特許明細書第EP0544975B1号「Time slot management system」から既に知られている。この明細書では、タイムスロット管理システムが記載されており、このシステムは、共通伝送リンクおよび個々のユーザリンクのカスケード接続を介して、複数のサブステーションまたはユーザステーションのそれぞれに一地点多地点間結合されたメインステーションを含む通信システムの一部である。したがって本発明の媒体アクセス制御装置は、この従来技術の文献のタイムスロット管理システムに対応し、ネットワーク端末はサブステーションまたはユーザステーションに対応し、中央局はこの従来技術の文献のメインステーションに対応する。この従来技術のタイムスロット管理システムは、サブステーションへ下流向き伝送するために、サブステーションに関連する許可を生成するように適合された変換/伝送手段を含んでいる。サブステーションが関連する許可を受け取り次第、これらのサブステーションは、所定量の上流向きデータパケットを中央局に送信することができる。この従来技術の変換/伝送手段は、本発明の許可生成手段に対応する。この従来技術のシステムでは、ネットワーク端末許可の連続する発生が生成されるレートは、ユーザステーションから以前に上流向き伝送されていた帯域幅情報、たとえばユーザステーションが上流向きパケット転送を実行する予定のピークレートに正比例する。
【0003】
しかし、この従来技術のシステムの欠点は、ネットワーク端末が中央局に上流向き転送しようとする、異なるパケットまたはビットストリームに属する異なるサービス範疇を区別しないことである。さらに、この従来技術システムの各ユーザステーションが、その上流向きデータを転送できるよう保証するために、各ユーザステーションまたはネットワーク端末が要求する帯域幅に関係する情報は、通常、このネットワーク端末がそのデータパケットを上流向き転送する必要のある最高レートであるピークセルレートに対応する。したがって、この従来技術のシステムは、ネットワーク端末が、ピークセルレートのみが指定されているサービス範疇に属する上流向きビットストリームを、実際に転送しなければならない限り適正に機能している。たとえば、ビットストリームがATMストリームからなる場合、1996年4月付けのATMフォーラム仕様、AF−TM−0056.000で指定される一定ビットレート範疇である。しかし、ネットワーク端末が、別のサービス範疇、たとえば同ATMフォーラム仕様に記載されている非指定ビットレートサービス範疇など、いわゆる「最善の努力」サービス範疇に属するパケットを送ろうとする場合は、パケットが短いバーストで不規則なインスタンスでしか転送されないのに、一定の期間中に最高ピークセルレートに等価な帯域幅を確保すると、上流向きリンクの容量が著しく過小利用されることになる。同時に、その結果、サポートされる接続のピークセルレートの集合が、従来技術のタイムスロット管理システムの正しい動作を確保するのに必要であった共通伝送リンクの使用可能な上流向き容量を超えることはできないので、呼損率が高くなるかもしれない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の知られているタイプのものであるが、ネットワーク端末から中央局に上流向き伝送されるいくつかのビットストリームまたは接続に属する異なるタイプのサービス範疇を区別することが可能であり、同時に上流向き共通伝送リンクの容量のより効率的な使用を狙いとする、方法、ネットワーク端末、および媒体アクセス制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、この目的は、前記方法がさらに請求項1の特徴部分に記載されているように適合されており、前記ネットワーク端末が請求項13の特徴部分に記載されているように適合されており、前記媒体アクセス制御装置がさらに請求項17の特徴部分に記載されているように適合されていることによって達成される。
【0006】
このようにして、異なるサービス範疇間の区別を実現するために、まず前記ネットワーク端末内で、上流向き伝送されるデータパケットをソートまたは分類し、異なる記憶待ち行列中に一時的に格納する。各記憶待ち行列は、それぞれのサービス範疇に対応する。このソートは、次段でより詳しく説明するように、例えばヘッダ情報に基づいて行われる。次ぎに、許可生成手段も、異なるそれぞれのサービス範疇に関して区別された許可を生成するように適合されている。
【0007】
さらに、それによって特定の記憶待ち行列に関連する許可レートは、この記憶待ち行列に関連するパラメータからだけ決定されるのではなく、通信ネットワークの任意のネットワーク端末内の別の記憶待ち行列に関係する他の少くとも1つのパラメータにも基づく。そのため、上流向きパケット伝送レートが、2つの記憶待ち行列にそのパケットが記憶される2つの競合するビットストリームに関連するパラメータに基づいて調整されるので、共通伝送リンクの使用可能な上流向き帯域幅のより良い区分が得られる。
【0008】
この競合するビットストリームは、同じネットワーク端末から上流向き伝送することもでき、その場合、記憶待ち行列は、請求項2に記載のものと同じこのネットワーク端末内に含まれ、または、異なる2つの端末から伝送することもでき、その場合は、記憶待ち行列も請求項3に記載のように異なる2つのネットワーク端末に属する。
【0009】
本発明のもう1つの特徴は、請求項4および18に記載されている。
【0010】
したがって、それぞれの記憶待ち行列に関連するぞれぞれのパラメータの組は、そのデータパケットが、これらの待ち行列内に記憶されているそれぞれのビットストリームに関連するトラフィック/接続パラメータを含むが、またこれらの待ち行列の状態を示す状態パラメータをも含む。請求項1および17に記載されているように、1つの待ち行列に関連する許可レートが、両方の待ち行列パラメータの組からの少くとも1つのパラメータに基づいて適合される。このことは、この待ち行列許可レートが、状態パラメータのみに、または両方の待ち行列に関連するトラフィック/接続パラメータの1つのみに、あるいは両方の組合せに依存することを意味する。どちらの場合にも、上流向きデータパケットレートは、共通伝送リンク容量に合致するようにより効率的に制御することができる。実際、トラフィック/接続パラメータは、一般にその範囲内に実際のトラフィックレートがなければならない境界を表す。対応する上流向きデータ伝送レートを直接決定する待ち行列許可レートが、このときそれ自体のトラフィック限界と、少くとも他の1つの競合するビットストリームのトラフィック限界との両方に依存する場合、両方の境界の間にあるレートがその結果となるので、上流向き伝送リンクの容量に対するよりよい適合が得られる。
【0011】
状態パラメータのみが、データパケットの上流向き伝送のレートを制御している場合、たとえばアクティブビットストリーム間で上流向きリンク容量を比例分割する、したがって対応する記憶待ち行列が空でない媒体アクセス制御方法は、たとえば要求された帯域幅だけを考慮する従来技術のシステムよりも、はるかに効率的にその上流向きリンク容量を使用している。
【0012】
待ち行列許可レートを求めるのに、トラフィック/接続パラメータと状態パラメータとを組み合わせることにより、上流向きリンク容量のより最適な使用が得られることは明白である。このようなアルゴリズムの例を、本明細書の次段で詳しく述べる。
【0013】
本発明のもう1つの特徴は、請求項5、14および19に記載されている。
【0014】
このようにして、それぞれの待ち行列に関連するパラメータが、ネットワーク端末自体により上流向き待ち行列要求メッセージを用いて上流向き伝送される。この上流向き伝送は、別の方法で媒体アクセス制御装置に通信できない待ち行列状態パラメータには必要である。一方、トラフィック/接続パラメータは、たとえば請求項15に記載されているように、同じ上流向き待ち行列要求メッセージ内に組み込むことができるが、また接続セットアップ段階でこの情報が中央格納される、たとえば中央局から媒体アクセス制御装置に送達することもできる。
【0015】
本発明のもう1つの特徴は、請求項6から11および20から26に記載されている。
【0016】
これにより、パケット伝送レートに関連する上流向きに、直接関係する待ち行列許可レートは、対応する記憶待ち行列状態パラメータが、請求項6および20に記載のような所定の基準を満たしている限りにおいてのみ適合される。このような基準は既に前段で述べた。すなわち、待ち行列が空でないということである。別の基準は、少くとも最少数のセルが、記憶待ち行列にバッファされていることである。その関連パラメータがある特定の記憶待ち行列の上流向きパケット伝送レートに影響を与えている記憶待ち行列は、1つの群を形成し、この群の副群は、その状態パラメータが、この所定の基準を満たす群からのすべての記憶待ち行列によって形成される。請求項7および21は、上流向き要求メッセージそのものから抽出した状態パラメータを使用する代りに、まずそれらから状態関連パラメータを決定し、このステップの後、これらの状態関連パラメータが副群決定のためにさらに使用される。この後者の解決策の背後にある理由は、連続する2つの待ち行列要求メッセージの到着の間の最終的に長い遅延に関係するものである。この場合、下流向き伝送された許可は、次の要求メッセージがこの新しい状態の指示とともに到着するよりずっと以前に、既に特定の記憶待ち行列を空にしていることがある。こうしたネットワークでは、状態関連パラメータは、受信した最新バージョンの状態パラメータから導出されるが、この同じ記憶待ち行列に対する最近生成された許可をさらに考慮に入れてある。したがってこれによって決定される状態関連パラメータは、記憶待ち行列の現在の状態を表すことを狙いとしている。しかし上流向き要求メッセージが、この遅延問題を克服するのに十分な頻度で到着している場合、これらの状態関連パラメータを決定する必要はない。
【0017】
副群の記憶待ち行列に関連するパラメータから、過剰帯域幅が決定され、これが副群の記憶待ち行列の間で比例分割される。群が、ネットワーク内のすべての記憶待ち行列の全体からなる場合、およびその状態パラメータが所定の基準を満たさない記憶待ち行列に関連する許可レートが、ゼロに設定された場合、この過剰帯域幅は、記憶待ち行列に記憶されているすべてのビットストリームが、ピークセルレートや最小セルレートなどそのトラフィックパラメータによって決まる部分を既に使用しているときに、共通伝送リンク上で使用可能なままである上流向き帯域幅に対応することができる。この過剰帯域幅は、様々な方法で決定することができるが、詳細は本明細書の発明の実施の形態で示す。さらに、この過剰帯域幅を副群のこれらビットストリーム間で比例分割することにより、これらの競合ビットストリーム間での公平さが得られる。この点についても発明の実施の形態で詳しく説明する。
【0018】
本発明のもう1つの特徴は、請求項12に記載する。
【0019】
群、副群およびパラメータは時間的に変化することがあるので、この方法は特定の所定のインスタンスで実行され、その結果、適応的方法が得られる。これら所定のインスタンスは、たとえばいわゆるPLOAM(物理層操作および修復)セルを定期的間隔で送ることによって決定され、ネットワーク端末に、従来技術のシステムでも既にそうであったようにその上流向き要求メッセージを送信できると指示する。
【0020】
本発明は、上述の請求項19から26に記載されている媒体アクセス制御装置、ならびに上記の請求項に記載の媒体アクセス制御装置およびネットワーク端末を含む通信ネットワークにも関する。
【0021】
実施形態についての以下の説明を添付の図面と併せ参照すれば、本発明の前記の目的とその他の目的と特徴とがより明らかになり、本発明がよりよく理解されるであろう。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1の通信ネットワークは、中央局CSとネットワーク端末ONU1、...、ONUi、...、ONUnから構成される。中央局は共通伝送リンクL、たとえば光ファイバリンクと、やはりたとえば光ファイバからなるぞれぞれ個々のネットワーク端末リンクL1、...、Li、...、Lnとからなるカスケード接続を介して、これらの光ネットワークユニットに結合されている。したがって、このネットワークは、下流向き、すなわち中央局CSからネットワーク端末ONU1からONUnの方向では、一地点多地点間アーキテクチャを有し、上流向き、すなわちネットワーク端末ONU1からONUnから中央局CSに向う方向では、多地点一地点間アーキテクチャを有する。
【0023】
下流方向では、中央局CSは、すべてのネットワーク端末ONU1からONUnに情報を同報通信する。この情報は、いわゆる下流向きフレームでパックされる。逆方向では、ネットワーク端末ONU1からONUnは、リンクLを時分割多重方式で共通に共用する。すなわち、異なるネットワーク端末は、異なるタイムスロット中に情報を中央局CSに送信する。したがって各ネットワーク端末は、上流向き情報をショートバースト中で中央局に送信する。上流向きタイムスロットは、いわゆる上流向きフレームを構成する。
【0024】
上流向きタイムスロット中でバーストを送信できるためには、ネットワーク端末たとえばONUiは、通常やはり図1に示すように中央局CS内に含まれる媒体アクセス制御装置MACから、許諾あるいは許可を受けなければならない。
【0025】
この許諾は、定期的時間間隔で、媒体アクセス制御装置によりいわゆるPLOAM(物理層操作および修復)セルを用いて下流向きに同報通信され、許可フィールドの内容が、どのネットワーク端末がどの上流向きタイムスロットを占有できるかを詳細に規定する。
【0026】
マルチサービスネットワークでは、ネットワーク端末は、複数の接続に属する複数のビットストリームを伝送するように適合されている。異なるATM接続に属するATMビットストリームの場合、これらのビットストリームは、その接続に関連するATMサービス範疇に関係する1組のトラフィック/接続パラメータに関連付けられ、それらのパラメータは、接続セットアップ時に、そのネットワーク端末に接続されたユーザが信号パラメータを用いてネットワークに対して宣言する。このトラフィック/接続パラメータは、たとえばピークセルレート(略称PCR)、最小セルレート(略称MCR)、維持可能セルレート(略称SCR)などである。これらのパラメータは、ATMフォーラムにより1996年4月付けの仕様AF−TM−0056.000によって規格化されている。
【0027】
図1および図2のONUiなどのネットワーク端末は、複数のサービス範疇に関連する複数のビットストリームを伝送するように適合され、したがって各サービス範疇ごとに1つの関連する記憶待ち行列を含み、その中にこのサービス範疇に関連するビットストリームの連続するセルまたはパケットが記憶される。したがって、このネットワーク端末によって4つのサービス範疇がサポートされている場合、それぞれに対応する4つの記憶待ち行列が含まれる。これらのサービス範疇には、たとえば一定ビットレート(略称CBR)、可変ビットレート(略称VBR)、使用可能ビットレート(略称ABR)および非指定ビットレート(略称UBR)の各サービス範疇が含まれ、やはり前述のATMフォーラム仕様で指定されている。
【0028】
ネットワーク端末ONUi内に含まれる記憶待ち行列を、サービス範疇がm個ある一般的な場合について、図2にONUiQ1、...、ONUiQj、...、ONUiQmで模式的に示す。それぞれm個のサービス範疇のそれぞれに属する個別ビットストリームである個々のビットストリームBSi1からBSimで構成され、図2にBSiで示す1つの着信ビットストリームからの着信データパケットを分類するために、ネットワーク端末ONUiは、ビットストリームBSiからの着信データパケットを、その関連するサービス範疇に従って分類するように適合されたソート手段SMiを含んでいる。次にSMiは、各サービス範疇ごとに1つずつ、m個の出力端子を含み、それらの出力端子は、m個の記憶待ち行列のそれぞれに結合されている。それによってSMiは、m個の個別ビットストリームBSi1、...、BSij、...、BSimを抽出するように適合され、次にその後続パケットが、それらの関連する記憶待ち行列ONUiQ1からONUiQmに記憶される。ATMネットワークでは、ソートは、各ATMセルまたはパケットのヘッダを調べることによって得ることができる。このヘッダ情報には、接続セットアップ時に、特定のサービス範疇に一義的にリンクされるVPI/VCI識別子が含まれる。次にSMiは、このヘッダ情報を抽出し、それを接続セットアップ段階で先に捕捉され記憶された接続セットアップ情報と比較し、その結果に応じて関連するサービス範疇を決定するように適合されている。SMiはまた、これらのパケットを適切な出力端子の1つに転送するように適合され、これらの出力端子は、さらに適当な記憶待ち行列に結合されている。このようなソート手段は、当業者には詳しく知られているので、本明細書ではこれ以上は説明しないことにする。
【0029】
マルチサービスネットワークでは、各ネットワーク端末に送られる許可は今や、ネットワーク端末自体の識別子だけでなく、伝送が可能なビットストリームのサービス範疇に関する識別子も含まなければならないことは明らかである。サービス範疇ごとに1つの記憶待ち行列が関連付けられるので、サービス範疇識別子は、記憶待ち行列識別子にも対応している。
【0030】
したがって、本発明は、ネットワーク端末ごとおよび記憶待ち行列ごとに関連する許可を決定する方法、ならびにこの方法を実施するように適合された媒体アクセス制御装置に関する。この方法によれば、個々の記憶待ち行列、たとえばONUiQjの待ち行列許可レートGRijは、対応する待ち行列ONUiQjに関連するパラメータの組の少くとも1つのパラメータと、もう1つの記憶待ち行列に関連する他の少くとも1つのパラメータの組の他の少くとも1つのパラメータとから決定される。この他の記憶待ち行列は、記憶待ち行列ONUiQjを含むネットワーク端末ONUiと同じネットワーク端末に含まれるものでもよいが、他のネットワーク端末、たとえばネットワーク端末ONU1内にあってもよい。後者の場合、たとえば記憶待ち行列ONU1Qmに関連するパラメータを使って、待ち行列許可レートGRijを決定することができる。そのネットワーク内の各記憶待ち行列に関連し、たとえば記憶待ち行列ONUiQjについてはSijと呼ばれる、パラメータの組には、そのデータパケットがONUiQjに格納されるビットストリームに関連するTCPijと呼ばれるトラフィック/接続パラメータが含まれ、さらにこの記憶待ち行列の状態STijを反映するパラメータが含まれる。後者のパラメータは、単にその待ち行列が空か否か、あるいはその記憶待ち行列中で最少数のセルが使用可能かどうかを示すこともあるが、より精巧な変形形態では、特定の瞬間にこの記憶待ち行列に記憶されているパケットの量をも示すことができる。
【0031】
記憶待ち行列ONUiQjに関連するパラメータの1つ以外に、記憶待ち行列ONU1Qmのパラメータの少くとも1つが、レートGRijに影響を与えるものと仮定する。したがってGRijは、パラメータの組SijのパラメータPijと、パラメータの組S1mのパラメータP1mとに応じる。その場合、いくつかの選択が可能である。PijもP1mも、それぞれTCPijおよびTCP1mと呼ばれるトラフィック/接続パラメータに対応することができる。この方法のこの変形形態では、これらのトラフィック/接続パラメータは、それぞれネットワーク端末ONUiおよびONU1が、上流向き待ち行列要求メッセージを用いて媒体アクセス制御装置MACに明示的に通信することができる。しかし、これらのトラフィック/接続パラメータは、既にネットワーク内の中央に存在する接続許可制御機能によって個々のビットストリームに割り当てられているので、割当て段階で既に中央局に通信済みである可能性がある。中央局CSはこの場合、ネットワーク内のすべてのビットストリームまたは記憶待ち行列に関連するトラフィック/接続パラメータを記憶するように適合され、それに対してトラフィック/接続パラメータが割り当てられている、図2にCACMと呼ばれる中央メモリを含む。媒体アクセス制御装置もこの中央局に存在しているので、この媒体アクセス制御装置は、この中央メモリに容易にアクセスして、許可レートGRijを決定するために、TCPijやTCP1mなど所望のパラメータを取得することができる。
【0032】
この方法の別の変形形態では、PijおよびP1mは、それぞれ記憶待ち行列ONUiQjおよびONU1Qmの状態パラメータSTijおよびST1mからなる。しかしこの情報は、対応するネットワーク端末ONUiおよびONU1によって、媒体アクセス制御装置に向けて上流方向に明示的に通信される。この上流向き通信は、それぞれ記憶待ち行列ONUiQjに対してはQRMij、記憶待ち行列ONU1Qmに対してはQRM1mと呼ばれる上流向き待ち行列要求メッセージを用いて行われる。この場合、それぞれの端末ONUiおよびONU1は、それぞれONUiに対してはRi、ONU1に対してはR1と呼ばれる待ち行列要求生成手段を含んでいる。これらの待ち行列要求生成手段はそれぞれ、状態パラメータSTijおよびST1mを決定して、それを上流向き待ち行列要求メッセージQRMijおよびQRM1mに組み込み、さらにそれらのメッセージを定期的インスタンスで媒体アクセス制御装置MACに上流向き送信するように適応されている。状態パラメータは、図2のたとえば、Riと記憶待ち行列ONUiQ1からONUiQjとの間に示した双方向リンクを用いて定期的に決定される。R1については、図面が複雑にならないように、双方向リンクが、R1とONU1Qmの間に1つだけ示してある。これらの状態パラメータは、待ち行列が空か否か、待ち行列中で最少数のセルが使用可能か否かという単なる指示からなるものでもよく、特定の時間にこの待ち行列に含まれるセルの真の量からなるものでもよい。これらの待ち行列要求メッセージが、生成され上流向きに送信される所定のインスタンスは、媒体アクセス制御装置自体によって決定され、媒体アクセス制御装置は、1つまたは複数のネットワーク端末からのこの種の要求情報の上流向き送信専用の下流向き許可を定期的に送信する。
【0033】
このような待ち行列要求メッセージ、たとえば記憶待ち行列ONUiQjの状態パラメータSTijを含むQRMij、および記憶待ち行列ONU1Qmの状態パラメータST1mを含むQRM1mは、それぞれネットワーク端末ONUiおよびONU1から、媒体アクセス制御装置MACに向けて定期的に伝送される。後者はさらに、図2にEMで示す抽出手段を含み、これはすべてのネットワーク端末からその待ち行列要求メッセージを受け取り、それからそれぞれの記憶待ち行列に関連するパラメータを抽出するように適合されている。これらの関連パラメータはさらに、抽出手段EMによって図2にMMで示すメモリ手段に送られる。このメモリ手段は、記憶待ち行列当たり1つの、この記憶待ち行列に関連する上流向き通信されたパラメータを記憶するための記憶位置を含んでいる。このような抽出手段およびメモリ手段の実施形態をどのようにして実現するかは、当業者には知られており、したがって本明細書ではこれ以上は説明しない。例を挙げると、図2ではメモリ手段への入力信号として働く抽出手段からの2つの出力信号、すなわち状態パラメータST1mとSTijが示されている。
【0034】
そのパラメータが、特定の瞬間に、特定の記憶待ち行列たとえばONUiQjに関連する待ち行列許可レートに影響を与えている記憶待ち行列が、その特定の記憶待ち行列に関連するいわゆる記憶待ち行列群を形成している。前述の例では、ONUiQjとONU1Qmが、記憶待ち行列ONUiQjに関連するように群を形成している。
【0035】
もちろん、許可レートGRijを決定するための、いくつかのアルゴリズムが可能である。先に述べたように、GRijは、前記の例で述べた群の各記憶待ち行列の状態パラメータSTijおよびST1mのみに基づいて決定することができ、それによってこれらの状態パラメータは、また記憶待ち行列ONUiQjに関連する状態パラメータ群を構成している。この場合、一般にGRijを計算する方法は、まず所定の基準に照らして、この群のすべての記憶待ち行列の状態パラメータの値を検査するステップを含んでいる。変形方法では、第1の状態関連パラメータは、これらの状態パラメータから、本明細書の後段で述べるように、たとえば既に生成済みの許可を既に考慮に入れることによって導出される。これらの状態関連パラメータは、媒体アクセス制御装置内の待ち行列の実際の状態をできるだけ近似して表すことを目指したものである。これらのパラメータが導入されたのは、上流向き待ち行列要求メッセージが中央局に到着するには少し時間がかかるが、同時に既に到着済みの許可が、対応する記憶待ち行列を空にさせることがあるからである。
【0036】
こうして決定された状態関連パラメータは次いで、それをやはり単に状態パラメータを使用して副群を決定する場合と同じ所定の基準と比較することによって、副群を決定するのにも使用される。
【0037】
この所定の基準は、たとえばその群のすべての状態パラメータまたは状態関連パラメータを、所定の値と比較することからなる。この所定の値を超えた状態パラメータまたは状態関連パラメータのみが、この方法でその後GRijを計算するのに使用され、それによってこれらの記憶待ち行列は、記憶待ち行列ONUiQjに関連する記憶待ち行列の副群を構成する。この他に、それ自体の状態パラメータまたは状態関連パラメータSTijを、この所定の基準に照らして検査することにより、ONUiQjがそれ自体の副群に属するかどうか検査することも必要である。それ自体の状態パラメータまたは状態関連パラメータSTijが、この所定の基準に合致しない場合、対応する待ち行列許可レートを、ゼロまたは低い所定値にし、さらには変更しないままにすることができる。所定の基準が、待ち行列が空か否かを検査することからなる場合、データパケットは伝送されないので、この方法の一変形形態では、空の待ち行列の待ち行列許可レートはゼロに決定される。空でない記憶待ち行列の場合、対応する待ち行列許可レートはさらに、過剰帯域幅をその副群のビットストリーム間で分配することにより決定される。この過剰帯域幅は、たとえば共通上流伝送リンクの所定の容量に対応し、それによってこれはたとえばその記憶待ち行列内のセルの量を比例定数として考慮することにより、アクティブビットストリーム間で分配される。
【0038】
しかし、待ち行列許可レートを決定する他の変形方法も多数可能である。
【0039】
待ち行列許可レートを決定するのに、状態パラメータを使用せずトラフィック/接続パラメータだけを使用する場合も、過剰帯域幅を、その群の異なる入力ビットストリームに比例分配することができる。この場合は、副群は決定されない。それによって比例係数および過剰帯域幅は、その群の個々の記憶待ち行列のトラフィック/接続パラメータに基づいて決定することができる。
【0040】
しかし最も一般的な場合では、特定の記憶待ち行列の待ち行列許可レートを、この特定の記憶待ち行列に関連する群のすべての記憶待ち行列に関連する状態パラメータとトラフィック/接続パラメータとから決定する。したがって、そのようにこの群は、またその特定の記憶待ち行列自体をも含む。たとえば非同期受動光ネットワーク(以下APONと略記)で使用されるこの方法の特定の一変形形態では、待ち行列許可レートGRijは、ネットワーク内のすべての記憶待ち行列の関連するすべてのトラフィック/接続パラメータとすべての状態パラメータとの全体から決定される。したがって記憶待ち行列ONUiQjに関連する群が、ネットワーク内のすべての複数の記憶待ち行列の全体からなる。
【0041】
こうしたAPONネットワーク内の許可レートGRijを適合させるために使用する特定の1つのアルゴリズムについて、次に詳しく説明する。このアルゴリズムは、媒体アクセス制御装置MAC内に含まれる計算手段ARCによって実行される。この媒体アクセス制御手段は、図2に示すように、前述の抽出手段EMとメモリ手段MMとを含み、その内でネットワーク内のすべての記憶待ち行列のそれぞれの状態パラメータがまず抽出され、次いで一時的に記憶される。図面が複雑にならないように、この図2では2つの状態パラメータSTijおよびST1mと、上流向き待ち行列要求メッセージの1つを伝送済みの2つのネットワーク端末とだけを示してある。しかし、たとえば、APONネットワークで使用される媒体アクセス制御装置MACの実施形態で、全てのネットワーク端末が、それらが組み込まれた記憶行列の各々のために、上流向き待ち行列要求メッセージを送ることは、明らかである。
【0042】
図2に示した媒体アクセス制御装置の実施形態内で、メモリ手段MMは、やはり媒体アクセス制御装置に含まれるCMで示すカウンタ手段に結合される。このカウンタ手段CMは、複数の個別カウンタから構成され、ネットワーク内の各記憶待ち行列にそれぞれ1つのカウンタが割り当てられている。これらの個別カウンタのそれぞれ、たとえばカウンタCijは入力パラメータとして、一方ではメモリ手段MMから対応する記憶待ち行列ONUiQjの状態パラメータを受け取り、他方では許可生成装置GGijが生成する制御信号CSijを受け取る。後者の装置については、後段でより詳しく説明する。APONネットワークで使用される媒体アクセス制御装置の実施形態では、それぞれの状態パラメータSTijが、対応する記憶待ち行列ONUiQj内に存在するセルまたはパケットの量を示している。この状態パラメータ出力信号は、メモリ位置からカウンタ手段に向けて定期的時間間隔で送信され、カウンタをこの値にリセットするのに使用される。それぞれの許可生成装置からそれぞれの制御信号を受け取ると、各カウンタは、この所定量のセルが、許可GONUiQjの受信時に対応する記憶待ち行列ONUiQjから上流向き伝送される場合には、その出力値を1または所定の値だけ減少させる。
【0043】
しかし、新しい待ち行列要求メッセージを受け取ると、それに含まれる状態パラメータSTijの更新値によって、カウンタはこの更新値にリセットされることになる。この機構により、対応するカウンタ出力値は、常に待ち行列ONUiQj内のセルの実際の量を、したがって任意の時点における状態パラメータの実際値を反映することを目指す。したがって、このカウンタ出力値は、その対応する記憶待ち行列の状態関連パラメータと見なされる。
【0044】
しかし、個々のネットワーク端末から要求信号が送信され、抽出手段によって読み出される頻度に応じて、こうしたカウンタ手段を含まない媒体アクセス制御装置の実施形態も可能であることに留意する必要がある。これらの実施形態では、メモリ手段は、許可レート決定手段GRCMに直接結合される。この許可レート決定手段については次段で説明するが、この場合、状態関連パラメータは決定されない。カウンタ手段がMACに含まれる場合、この装置を、抽出手段EMに直接結合することもでき、その場合は、MACはメモリ手段MMを含まない。これらのどのケースでも、要求信号がMACに到着する頻度を考慮に入れて、この3つの装置の異なる実施形態をどのように実現できるかは当業者には明らかである。
【0045】
個々の許可レートGRijを計算するために、この方法を実施するように適合された媒体アクセス制御装置MAC内に、許可レート計算手段GRCMが含まれている。この許可レート計算手段は、計算手段ARCの一部であり、計算手段ARCは抽出手段に結合され、図2に示すような一部の実施形態では、上述のカウンタ手段CMをも含む。それによって許可レート計算手段は、対応するカウンタからの出力信号を受け取るように適合され、したがってこれらの信号は、状態関連パラメータを構成する。あるいは実施形態のこのカウンタ手段が存在しない場合は、対応するメモリ装置からの出力信号を受け取るように適合され、したがってそれらの信号は状態パラメータを構成する。これらの状態パラメータまたは状態関連パラメータを、入力パラメータとして使って、許可レート計算手段は、関連する記憶待ち行列ONUiQjが空でないかどうか検査するように適合されている。それによってこの許可レート計算手段は、図2にCVijで示す対応するカウンタ出力値をゼロと比較するように適合されている。記憶待ち行列が空であった場合、この許可レート計算手段の出力信号である許可レートGRijは、ゼロに設定される。カウンタ値CVijがゼロよりも大きい場合、許可レート計算手段は、さらにすべてのカウンタのすべてのカウンタ値をゼロと比較することにより、記憶待ち行列ONUiQjに関連する副群を決定する。これを、カウンタC1mからGRCMに向かう接続によって図2に模式的に示す。それによって、カウンタC1mは、その出力信号CV1mを許可レート計算手段GRCMに向かって送信する。図面が複雑にならないように、計算手段からカウンタ手段へ向かうこれらの出力値を要求するための制御信号は示してない。
【0046】
空でない記憶待ち行列ONUiQjでは、許可レート計算手段は次に、副群のアクティブな記憶待ち行列間で比較配分すべき過剰帯域幅を決定する。この目的で、まずその副群の記憶待ち行列にそのパケットが記憶されるビットストリームに関連するトラフィック/接続パラメータが、この方法で使用される内部パラメータに変換される。記憶待ち行列ONUiQjにそのパケットが一時的に記憶されるビットストリームBSijについては、以下の内部パラメータが内部変数として使用される。最小サービスレート(略称MSRij)とピークサービスレート(略称PSRij)とである。前述のATMフォーラム文献で示されているような、現在標準化されているトラフィック/接続パラメータ間の交換を次表に示す。
【0047】
【表1】
標準化されたATMフォーラムのトラフィック/接続パラメータと、このアルゴリズムで使用されるパラメータMSRijおよびPSRijとの間の変換表。以下の略号を使用する。
【0048】
CBR:一定ビットレートサービス範疇
VBR:可変ビットレートサービス範疇
ABR:使用可能ビットレートサービス範疇
UBR:非指定ビットレートサービス範疇
PCRij:ビットストリームBSijに関連するピークセルレート
SCRij:ビットストリームBSijに関連する維持可能セルレート
MCRij:ビットストリームBSijに関連する最小セルレート
BTij:ビットストリームBSijに関連するバースト許容範囲
MSRij:ビットストリームBSijの最小サービスレートパラメータ
PSRij:ビットストリームBSijのピークサービスレートパラメータ
この表は、標準化されたパラメータとこのアルゴリズムで使用される内部パラメータとの間の変換の一例を表すにすぎないことに留意されたい。他の変換方法も可能である。この変換は、計算手段ARC内に含まれるCDで示す変換装置によって実行される、この変換装置は、媒体アクセス制御装置MACもその一部分である中央局CS内に存在しCACMで示される接続許可制御メモリから、標準化されたトラフィック/接続パラメータの値を受け取るように適合されている。これらは、記憶待ち行列ONU1Qmに関連するトラフィック/接続パラメータTCP1mと、記憶待ち行列ONUiQjに関連するトラフィック/接続パラメータTCPijとによって例示される。したがってこのように、これらのトラフィック/接続パラメータは、それぞれ、ピークセルレートPCR1m、PCRij、最小セルレートMCR1m、MCRij、維持可能セルレートSCR1m、SCRij、および現在この方法では使用されずしたがって図2には示されていないその他のものを含んでいる。
【0049】
MSR1m、PSR1m、MSRijおよびPSRijで示すこれらの変換済みパラメータは、次いで計算手段ARCに含まれる許可レート計算手段GRCMに送達される。
【0050】
許可レート計算手段はさらに、アルゴリズムの実行中に3つのグローバルパラメータ、すなわちアクティブピークサービスレート(略称APSR)、アクティブ最小サービスレート(略称AMSR)、許容サービスレート(略称ASR)を計算するように適合されている。ASRは、媒体アクセス制御装置の動作開始時に所定の値ASR0に初期化され、一般にASR0は、共通伝送リンクの上流向き容量に対応する。AMSRとAPRSはゼロに初期化される。
【0051】
このアルゴリズムは以下の規則を使用する。
【0052】
【数1】
ただし、PSRkl、MSRklは、それぞれ記憶待ち行列ONUiQjに関連する副群の任意の記憶待ち行列ONUiQl(図2に示さず)のピークサービスレートおよび最小サービスレートを表す。総和は、副群の全ての記憶待ち行列について実行される。
【0053】
【数2】
ただし、Δij=PSRij−MSRij
Δ=APSR−AMSR
かつPSRij、MSRijは、それぞれ記憶待ち行列ONUiQj内にそのパケットが一時的に記憶されるビットストリームに関連するピークサービスレートおよび最小サービスレートを表す。
【0054】
したがって規則4は、許可レートGRijが、2つの値のうちの最小値として決定されることを意味する。その第1の値は、関連するピークサービスレートPSRijであり、第2の値は、その副群のすべてのビットストリームの内での許容サービスレートASRの比例分割である。したがってこの許容サービスレートに対応する過剰帯域幅は、一般に共通伝送リンクの容量に対応する初期化値ASR0と、この場合はすべてのアクティブビットストリームからなる、副群のすべてのビットストリームのすべての最小サービスレートの合計との差として決定される。このようにして求めたASRの値は、すべてのアクティブビットストリームのすべての最小サービスレートが使用された後に、共通伝送リンクで使用可能な残留する過剰帯域幅に対応する。次いでこの過剰帯域幅は、PSRijおよびMSRijに関係するその取り決められたトラフィックコントラストパラメータに基づいて、すべてのアクティブビットストリームまたは記憶待ち行列の間で比例分割され、どの記憶待ち行列も任意に差別も優遇もされない。したがって公正さが得られる。
【0055】
さらに、カウンタが更新されるとき、グローバルパラメータAPSR、AMSR、ASRも更新される必要があることに留意する必要がある。このアルゴリズムは、状態関連パラメータの最新バージョンに緊密に追従するために、所定のインスタンスで実行される。したがってこのアルゴリズムは、ネットワーク端末内の待ち行列の状態にできるだけ緊密に追従する、適応アルゴリズムと見なすことができる。
【0056】
状態関連パラメータの連続する値間の増分差が、アルゴリズムで使用される変数の決定に使用される別の実施も存在する。もちろんその他の多くのアルゴリズムも可能である。
【0057】
簡潔にするために、図2には示してないが、計算手段ARCと接続許可制御メモリCACMとの間、ならびにCMのカウンタと計算手段との間の制御および同期化のための回路が、この方法が適正に動作するには必要である。当業者なら、このような回路を実現することができる。しかし、これらの制御回路は本発明にとっては重要ではないので、本明細書ではこれ以上詳しくは論じない。
【0058】
各アクティブ記憶待ち行列の許可レートは、同じアルゴリズムを使って決定される。この計算は、計算手段により計算手段の処理能力に応じて並列にまたは順次実行される。とはいえ、アルゴリズムの公式から、多くの計算が共用できることは明らかである。
【0059】
許可レート計算手段はさらに、記憶待ち行列ONU1Qmに関連する許可レートGR1mと、GGで示した許可生成装置への入力信号としての、記憶待ち行列ONUiQjに関連する許可レートGRijとで例示されるそれぞれの許可レートを送達するように適合されている。この許可生成装置は、GG1mとGGijなど複数の個別許可生成デバイスからなる。個々の許可生成デバイス、たとえばGGijは、それぞれ一連の待ち行列許可メッセージを生成するように適合され、したがってこれらの待ち行列許可メッセージの連続する発生から構成されるビットストリームのレートは、GRijに対応する。これらのレートをこうした許可のビットストリームに変換するための原理は、当業者には知られており、したがって本明細書ではこれ以上詳しくは説明しない。
【0060】
さらに、許可生成デバイスGGijが各許可GONUijを生成する際に、CSijで示される制御信号が、この許可生成デバイスGGijによって生成され、許可生成デバイスの制御出力端子から対応するカウンタCijに供給される。したがって、各許可生成デバイスは、同じ記憶待ち行列に関連する、対応するカウンタの制御入力端子に結合された制御出力端子を含んでいる。許可が生成されるたびに、カウンタに送達される制御信号の値は、関連する下流向き許可の受取り後に、対応する記憶待ち行列が上流向き送信できるセルの量に等しい。したがって、1個のセルが上流向き伝送される場合は、この値は1であり、対応するカウンタがその出力値を1だけ減少させる。図2の図面が複雑にならないように、制御信号CSijだけを示してある。
【0061】
このようにして決定された個々の待ち行列許可ビットストリームは、図2にSDで示したスケジューラ装置によってさらにスケジュールされる。このスケジューラ装置は、このn×m個の個別ビットストリームから1つの下流向きビットストリームを生成するように適合されている。このようなスケジューラ装置の最も簡単な実施は、1つのマルチプレクサからなるものであるが、より精巧なスケジューラ装置を使用して、より複雑なスケジューリングまたは作業保存サービス規律方法を実現することもできる。それらについては、例えばH.Zhangの文献「Service Disciplines for Guaranteed Performance Service in Packet-Switching Networks」、Proceedings of the IEEE、83 (10)、1995年10月に記載されている。その5〜9ページに、こうした一連の作業保存サービス規律が論じられている。これらのスケジューラ手段はさらに、複数のステージからなり、最初のステージが、n×m個の待ち行列許可ビットストリームを、サービス範疇ごとに1つずつm個の待ち行列にスケジュールし、次いでこのm個の待ち行列からのビットストリームを、許可の1つのグローバル下流向きビットストリームBSGに多重化するスケジューラ装置を含むこともできる。
【0062】
許可の下流向きビットストリームBSGは、今や待ち行列許可の連続する発行を含んでいるので、各ネットワーク端末はまた、許可ビットストリームから、このネットワーク端末に含まれる記憶待ち行列に関連するそれぞれの待ち行列許可を決定するようにさらに適合されていることに留意すべきである。この目的のために、これらのネットワーク端末のそれぞれに、図2にネットワーク端末ONUiについてDMiで示した検出手段が含まれている。この図が複雑にならないように、この検出手段の入力信号も出力信号も示してない。この検出手段は、許可ビットストリームを受け取り、それからONUi内のそれぞれの記憶待ち行列に関連する待ち行列許可を抽出し、このような待ち行列許可の検出時に、対応する記憶待ち行列に向けて対応する制御信号を生成するように適合されており、それによってこの記憶待ち行列が、所定量のパケットを中央局CSに向けて上流向き伝送できるようにする。このような検出手段も当業者には知られているので、本明細書中ではこれ以上詳しい実施形態は説明しない。
【0063】
APONネットワーク用の媒体アクセス制御方法および制御装置について説明してきたが、それらはハイブリッドファイバ同軸ネットワーク、衛星ネットワークなど時分割多重化に基づくどのネットワークにも使用できる。
【0064】
以上、本発明の原理を特定の装置に関して説明してきたが、この説明は特許請求の範囲に規定する本発明の範囲を限定するものではなく例として示したものにすぎないことをはっきり理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される通信ネットワークの概略図である。
【図2】図1のネットワーク端末ONUiおよびONU1、ならびに本発明による媒体アクセス制御装置を含む同図の中央局CSの概略構成図である。
【符号の説明】
ARC 計算手段
CS 中央局
EM 抽出手段
L 共通伝送リンク
Li 個別ネットワーク端末リンク
MAC 媒体アクセス制御装置
ONUi、ONU1 ネットワーク端末
ONUiQj 記憶待ち行列
Claims (27)
- 通信ネットワーク内の第1の複数のネットワーク端末(ONU1、...、ONUi、...、ONUn)のうちの1つのネットワーク端末(ONUi)に上流向きタイムスロットを割り当てる方法であって、中央局(CS)が、共通伝送リンク(L)とそれぞれの個別ネットワーク端末リンク(L1、...、Li、...、Ln)のカスケード接続を介して、前記複数のネットワーク端末(ONU1、...、ONUi、...、ONUn)に結合されており、前記複数のネットワーク端末(ONU1、...、ONUi、...、ONUn)が、前記上流向きタイムスロットを使用して前記共通伝送リンク(L)を介して時分割多重化方式で上流向きデータパケットを前記中央局(CS)に送信するように適合されており、上流向きタイムスロットが、どのネットワーク端末がどの上流向きタイムスロットを占有できるかを規定するネットワーク端末許可の下流向きビットストリーム(BSG)によって前記複数のネットワーク端末に割り当てられ、前記下流向きビットストリームが、前記通信ネットワーク内に含まれる媒体アクセス制御装置(MAC)によって生成され、
前記複数のネットワーク端末(ONU1、...、ONUi、...、ONUn)内で、前記上流向きデータパケットが、その関連するサービス範疇に従って分類され、各々が前記サービス範疇(1、...、j、...、m)の1つに関係している第2の複数の記憶待ち行列に一時的に記憶され、
前記1つのネットワーク端末(ONUi)に関連する許可(GONUi)が、それぞれ前記1つのネットワーク端末(ONUi)内のそれぞれの記憶待ち行列(ONUiQ1、...、ONUiQj、...、ONUiQj)にそれぞれ関連する第3の複数の待ち行列許可(GONUi1、...、GONUij、...、GONUim)を含んでおり、前記待ち行列許可は、どの待ち行列がどの上流向きタイムスロットを占有できるかを規定し、
それによって、前記第3の複数の待ち行列許可のうちの一つの待ち行列許可(GONUij)は、前記1つのネットワーク端末(ONUi)が、その対応する記憶待ち行列(ONUiQj)から所定量の上流向きデータパケットを転送できるようにしており、
かつそれによって、前記待ち行列許可(GONUij)の連続する発生から構成される待ち行列許可ビットストリームのレート(GRij)が、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連するパラメータの組(Sij)のうちの少くとも1つのパラメータ(Pij)と、前記通信ネットワーク内の前記複数のネットワーク端末のいずれか内の他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)に関連する他の少くとも1つのパラメータの組(S1m)のうちの他の少くとも1つのパラメータ(P1m)とから決定されることを特徴とする方法。 - 前記他の少くとも1つの記憶待ち行列が、前記1つのネットワーク端末(ONUi)に含まれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)が、前記複数のネットワーク端末のうちの他の少くとも1つのネットワーク端末(ONU1)に含まれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する前記パラメータの組(Sij)が、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に記憶されているデータパケットに関するトラフィック/接続パラメータ(TCPij)と、前記対応する記憶待ち行列が空か否かを示す、又は、前記対応する記憶待ち行列中で最少数のパケットが使用可能かどうかを示す、又は、前記対応する記憶待ち行列に特定の瞬間に記憶されているパケットの量を示す、状態パラメータ(STij)とを含み、
前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)に関連する前記少くとも1つのパラメータの組(S1m)が、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)に記憶されているデータパケットに関するトラフィック/接続パラメータ(TCP1m)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列の状態に関する少くとも1つの状態パラメータ(ST1m)とを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記少くとも1つのパラメータ(Pij)が、前記1つのネットワーク端末(ONUi)により対応する上流向き待ち行列要求メッセージ(QRMij)を用いて前記媒体アクセス制御装置(MAC)に上流向き通信され、
前記他の少くとも1つのパラメータ(P1m)が、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)を含む他の少くとも1つのネットワーク端末(ONU1)により他の少くとも1つの待ち行列要求メッセージ(QRM1m)を用いて、前記媒体アクセス制御装置(MAC)に上流向き通信される、請求項1に記載の方法。 - 前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する記憶待ち行列群を構成する、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)とについて、
前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する状態パラメータ群を構成する、前記対応する記憶待ち行列が空か否かを示す、又は、前記対応する記憶待ち行列中で最少数のパケットが使用可能かどうかを示す、又は、特定の瞬間に前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に記憶されているパケットの量を示す、前記状態パラメータ(STij)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列の前記他の少くとも1つの状態パラメータ(ST1m)とについて、
前記方法が、前記状態パラメータ群の全ての状態パラメータに基づいて、前記記憶待ち行列群内の記憶待ち行列の副群を決定するステップを含み、それによって、前記副群が、前記状態パラメータが所定の基準に応じる前記記憶待ち行列群の記憶待ち行列を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する記憶待ち行列群を構成する、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)とについて、
前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する状態パラメータ群を構成する、前記対応する記憶待ち行列が空か否かを示す、又は、前記対応する記憶待ち行列中で最少数のパケットが使用可能かどうかを示す、又は、特定の瞬間に前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に記憶されているパケットの量を示す、前記状態パラメータ(STij)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列の前記他の少くとも1つの状態パラメータ(ST1m)とについて、
前記方法が、前記状態パラメータ群内のすべての状態パラメータについて、前記記憶待ち行列内のパケットの実際の量を表す状態関連パラメータを決定するステップを含み、さらに、前記状態関連パラメータのすべてに基づいて、前記記憶待ち行列群内の記憶待ち行列副群を決定する次ぎのステップを更に含み、それによって、前記記憶待ち行列副群が、前記状態関連パラメータが所定の基準に応じる前記記憶待ち行列群の記憶待ち行列を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 前記方法が、前記対応する記憶待ち行列(QNUiQj)が、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する前記記憶待ち行列副群に属するかどうかを調べるステップを含むことを特徴とする請求項6または7に記載の方法。
- 前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)が、前記記憶待ち行列副群に属する場合、前記待ち行列許可ビットストリームの前記待ち行列許可ビットストリームのレート(GRij)が、過剰帯域幅の比例部分に依存することを特徴とする請求項8に記載の方法。
- 前記過剰帯域幅が、前記記憶待ち行列副群の各記憶待ち行列に関連する各パラメータの組の前記少くとも1つのパラメータの値から決定されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 前記比例部分が、前記記憶待ち行列副群の各記憶待ち行列に関連する各パラメータの組の前記少くとも1つのパラメータの値から決定されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 前記方法が、所定のインスタンスで実行されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
- 通信ネットワークのネットワーク端末(ONUi)であって、中央局(CS)が、共通伝送リンク(L)とそれぞれの個別ネットワーク端末リンク(L1、...Li、...、Ln)のカスケード接続を介して、前記ネットワーク端末(ONUi)を含む第1の複数のネットワーク端末(ONU1、...、ONUi、...、ONUn)に結合されており、
前記ネットワーク端末(ONUi)が、前記通信ネットワークに含まれる媒体アクセス制御装置(MAC)から前記複数のネットワーク端末(ONU1、...、ONUi、...、ONUn)に伝送される、どのネットワーク端末がどの上流向きタイムスロットを占有できるかを規定するネットワーク端末許可(BSG)の下流向きビットストリーム内で、関連する許可(GONUi)を検出するように適合されており、
前記ネットワーク端末(ONUi)がさらに、前記関連する許可(GONUi)を検出したとき、所定の量の前記上流向きデータパケットを前記中央局(CS)に送信するように適合されているネットワーク端末(ONUi)であり、
前記ネットワーク端末(ONUi)が、前記上流向きデータパケットをその関連するサービス範疇に従って分類するように適合されたソート手段(SMi)を含み、前記ソート手段(SMi)が、前記ネットワーク端末(ONUi)内に含まれる第2の複数の記憶待ち行列(ONUiQ1、...、ONUiQj、...、ONUiQj)のそれぞれの記憶待ち行列にそれぞれ結合された複数の出力端子を備え、前記第2の複数の記憶待ち行列のそれぞれが、前記サービス範疇(1、...、j、...、m)のそれぞれ1つに関係し、かつ前記ソート手段(SMi)によって送達されるソート済みデータパケットを一時的に記憶するように適合されており、
前記ネットワーク端末(ONUi)がさらに、前記許可のビットストリーム内で、第3の複数の待ち行列許可(GONUi1、...、GONUij、...、GONUim)のそれぞれを区別するように適合された検出手段(DMi)を含み、前記待ち行列許可はどの待ち行列がどの上流向きタイムスロットを占有できるかを規定し、各待ち行列許可がそれぞれ、前記第2の複数の記憶待ち行列(ONUiQ1、...、ONUiQj、...、ONUiQj)のそれぞれに関連し、前記検出手段がさらに、前記第3の複数の待ち行列許可(GONUij)のそれぞれを検出すると、それぞれの制御信号を対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に対して生成するように適合されており、
それによって前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)が、前記それぞれの制御信号を受け取ると、所定量の前記上流向き情報パケットを前記中央局(CS)に送信するように適合されていることを特徴とするネットワーク端末(ONUi)。 - 前記ネットワーク端末(ONUi)が、さらに要求生成手段(Ri)を含み、該要求生成手段(Ri)は、前記記憶待ち行列(ONUiQj)の少くとも1つについて、少くとも1つの関連パラメータ(Pij)を決定し、かつ前記少くとも1つの関連パラメータを、前記要求生成手段(Ri)の出力信号である対応する上流向き待ち行列要求メッセージ(QRMij)によって、前記媒体アクセス制御装置(MAC)に送信するように適合されていることを特徴とする請求項13に記載のネットワーク端末(ONUi)。
- 前記少くとも1つの記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する前記少くとも1つの関連パラメータ(Pij)が、前記少くとも1つの記憶待ち行列(ONUiQj)内に記憶されているデータパケットに関連するトラフィック/接続パラメータ(TCPij)からなることを特徴とする請求項14に記載のネットワーク端末(ONUi)。
- それぞれの記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する前記少くとも1つの関連パラメータ(Pij)が、前記対応する記憶待ち行列が空か否かを示す、又は、前記対応する記憶待ち行列中で最少数のパケットが使用可能かどうかを示す、又は、特定の瞬間に前記それぞれの記憶待ち行列(ONUiQj)に記憶されているパケットの量を示す、状態パラメータ(STij)からなることを特徴とする請求項14に記載のネットワーク端末。
- 通信ネットワークの媒体アクセス制御装置(MAC)であって、中央局(CS)が、共通伝送リンク(L)とそれぞれの個別ネットワーク端末リンク(L1、...、Li、...、Ln)のカスケード接続を介して、第1の複数のネットワーク端末(ONU1、...、ONUi、...ONUn)に結合され、前記複数のネットワーク端末(ONU1、...、ONUi、...ONUn)が、タイムスロットを使用して前記共通伝送リンクを介して時分割多重方式で、前記中央局(CS)に上流向きデータパケットを送信するように適合され、前記媒体アクセス制御装置(MAC)が、どのネットワーク端末がどの上流向きタイムスロットを占有できるかを規定するネットワーク端末許可(BSG)の下流向きビットストリームを決定し、かつ前記下流向きビットストリームを前記第1の複数の前記ネットワーク端末に送信するように適合された許可生成手段(GGM)を含み、
前記許可生成手段(GGM)がさらに、少くとも1つのネットワーク端末許可を、第3の複数の待ち行列許可(GONUi1、...、GONUij、...、GONUim)として生成するように適合されており、前記待ち行列許可はどの待ち行列がどの上流向きタイムスロットを占有できるかを規定し、前記第3の複数の待ち行列許可のそれぞれが、前記少くとも1つのネットワーク端末許可(GONUi)に関連する少くとも1つのネットワーク端末(ONUi)内のそれぞれの記憶待ち行列(ONUiQ1、...、ONUiQj、...、ONUiQj)に関連しており、
それによって前記許可生成手段(GGM)が、計算手段(ARC)を含み、該計算手段(ARC)は、前記待ち行列許可(GONUij)への、対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連するパラメータの組(Sij)の少くとも1つのパラメータ(Pij)と、前記通信ネットワーク内のいずれかの前記ネットワーク端末内の他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)に関連する他の少くとも1つのパラメータの組(S1m)のうちの他の少くとも1つのパラメータ(P1m)とから、前記第3の複数の待ち行列許可(GONUij)の連続する発生のレート(GRij)を決定するように適合されていることを特徴とする媒体アクセス制御装置。 - 前記媒体アクセス制御装置(MAC)がさらに、抽出手段(EM)を含み、該抽出手段(EM)は、対応する少くとも1つの上流向き待ち行列要求メッセージ(QRMij)から、およびそれぞれ他の少くとも1つの上流向き待ち行列要求メッセージ(QRM1m)から、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する前記パラメータの組(Sij)の前記少くとも1つのパラメータ(Pij)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)に関連するそれぞれ前記他の少くとも1つのパラメータの組(S1m)の前記他の少くとも1つのパラメータ(P1m)とを抽出し、かつ前記少くとも1つのパラメータ(Pij)と、それぞれ前記他の少くとも1つのパラメータ(P1m)とを前記抽出手段(EM)の出力信号として送達するよう適合されていることを特徴とする請求項17に記載の媒体アクセス制御装置。
- 前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する前記パラメータの組(Sij)が、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に格納されたデータパケットに関係するトラフィック/接続パラメータ(TCPij)と、前記対応する記憶待ち行列が空か否かを示す、又は、前記対応する記憶待ち行列中で最少数のパケットが使用可能かどうかを示す、又は、前記対応する記憶待ち行列に特定の瞬間に記憶されているパケットの量を示す、状態パラメータ(STij)とを含み、
前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)に関連する前記他の少くとも1つのパラメータの組(S1m)が、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)に格納されたデータパケットに関係するトラフィック/接続パラメータ(TCP1m)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)の状態に関連する少くとも1つの状態パラメータ(ST1m)とを含むことを特徴とする請求項17に記載の媒体アクセス制御装置。 - 前記少くとも1つの待ち行列要求メッセージが、前記少くとも1つの状態パラメータを含んでおり、また前記他の少くとも1つの待ち行列要求メッセージが、前記他の少くとも1つの状態パラメータを含んでおり、
前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する記憶待ち行列群を構成する、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)とについて、
前記対応する記憶待ち行列に関連する状態パラメータ群を構成する、前記対応する記憶待ち行列が空か否かを示す、又は、前記対応する記憶待ち行列中で最少数のパケットが使用可能かどうかを示す、又は、特定の瞬間に前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に記憶されているパケットの量を示す、前記状態パラメータ(STij)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)の前記他の少くとも1つの状態パラメータ(ST1m)とについて、
前記計算手段(ARC)の入力端子が、前記抽出手段(EM)の出力端子に結合され、それによって前記計算手段が、前記群(ONUiQj、ONU1Qm)のすべての状態パラメータ(Sij、S1m)を受け取り、かつそれから、前記状態パラメータが所定の基準に応じる前記記憶待ち行列群内の記憶待ち行列を構成する副群を決定するように適合されていることを特徴とする請求項18または19に記載の媒体アクセス制御装置。 - 前記少くとも1つの待ち行列メッセージが、前記少くとも1つの状態パラメータを含み、また前記他の少くとも1つの待ち行列メッセージが、前記他の少くとも1つの状態パラメータを含んでおり、
前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する記憶待ち行列群を構成する、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)とについて、
前記対応する記憶待ち行列に関連する状態パラメータ群を構成する、前記対応する記憶待ち行列が空か否かを示す、又は、前記対応する記憶待ち行列中で最少数のパケットが使用可能かどうかを示す、又は、特定の瞬間に前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に記憶されているパケットの量を示す、前記状態パラメータ(STij)と、前記他の少くとも1つの記憶待ち行列(ONU1Qm)の前記他の少くとも1つの状態パラメータ(ST1m)とについて、
前記計算手段(ARC)の入力端子が、前記抽出手段(EM)の出力端子に結合され、それによって前記計算手段が、前記状態パラメータ群(ONUiQj、ONU1Qm)のすべての状態パラメータ(Sij、S1m)を受け取り、それから前記記憶待ち行列内のパケットの実際の量を表す状態関連パラメータを決定し、前記状態関連パラメータから、前記状態関連パラメータが所定の基準に応じる前記記憶待ち行列群内の記憶待ち行列を構成する副群を決定するように適合されていることを特徴とする請求項18または19に記載の媒体アクセス制御装置。 - 前記計算手段(ARC)が、前記状態パラメータ群の前記状態パラメータから、前記状態パラメータ群の前記状態関連パラメータを決定するように適合されたカウンタ手段(CM)を含むことを特徴とする請求項21に記載の媒体アクセス制御装置。
- 前記計算手段(ARC)がさらに、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)が、前記対応する記憶待ち行列(ONUiQj)に関連する前記副群に属するかどうかを決定するように適合されていることを特徴とする請求項20または21に記載の媒体アクセス制御装置。
- 前記対応する記憶待ち行列が前記副群に属する場合に、前記計算手段(ARC)がさらに、過剰帯域幅の比例部分に依存する前記待ち行列許可(GONUij)の前記連続する発生の前記待ち行列許可ビットストリームのレート(GRij)を計算するように適合されている請求項23に記載の媒体アクセス制御装置。
- 前記計算手段(ARC)がさらに、前記副群の各記憶待ち行列に関連する各パラメータの組のうちの前記少くとも1つのパラメータの値から、前記過剰帯域幅を決定するように適合されていることを特徴とする請求項24に記載の媒体アクセス制御装置。
- 前記計算手段がさらに、前記副群の各記憶待ち行列に関連する各パラメータの組のうちの前記少くとも1つのパラメータの値から、前記過剰帯域幅の前記比例部分を決定するように適合されていることを特徴とする請求項25に記載の媒体アクセス制御装置。
- 前記媒体アクセス制御装置が、前記中央局(CS)に含まれることを特徴とする請求項19から26のいずれか一項に記載の媒体アクセス制御装置。
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