JP4283824B2 - 長葱の皮剥ぎ処理機 - Google Patents
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Description
また、各ノズルの高さを調整可能にすることにより、各種太さの長葱に対応することもできるが、ノズルの構造が複雑になり、皮剥ぎ処理機の製造コストが高くなってしまうという問題がある。
また、ドッグの取り付け位置を調整することにより、スイッチがドッグを検知するタイミングを調整することができる。そのため、上ノズルが皮剥ぎ処理位置の上方に配置され、長葱に対して的確に圧縮空気を吹き付けることができる状態から、圧縮空気の噴射を開始するように、ドッグの取り付け位置を調整することができ、皮剥ぎ処理のエネルギ効率を向上させることができる。
また、左右ノズルの噴射口の高さを調整する機構を設ける必要がなくなり、左右ノズルを簡易な構造にすることができるため、皮剥ぎ処理機の製造コストを低減することができる。
また、上ノズルは、皮剥ぎ処理位置の上方に対して進退可能であるため、上ノズルを退避させた状態で、皮剥ぎ処理位置に長葱を載置した後に、上ノズルを移動させて皮剥ぎ処理を行うことができ、皮剥ぎ処理の作業性を向上させることができる。
また、長葱に対して効果的に圧縮空気が吹き付けられるように、長葱の高さを調整することができるため、各種太さの長葱の付着物を少ない噴射量で効率良く除去することができ、皮剥ぎ処理のエネルギ効率を向上させることができる。
また、左右ノズルの噴射口の高さを調整する機構を設ける必要がなくなり、左右ノズルを簡易な構造にすることができるため、皮剥ぎ処理機の製造コストを低減することができる。
以下の説明では、本実施形態の長葱の皮剥ぎ処理機(以下、単に「皮剥ぎ処理機」という。)について説明した後に、本実施形態の皮剥ぎ処理機を用いた長葱の皮剥ぎ処理について説明する。
なお、以下の説明において、前後左右方向とは、図1に示した前後左右方向に対応している。また、前方から見た面を正面としている。
図1は、本実施形態の皮剥ぎ処理機を示した全体斜視図である。
本実施形態の皮剥ぎ処理機1は、図1に示すように、長葱の表皮に圧縮空気を吹き付けて、長葱から付着物を除去する箱状の皮剥ぎ処理部10と、この皮剥ぎ処理部10を所定の高さに支持しているベース架台20と、から構成されている。
なお、ベース架台20は、地面に載置される板状の基板21の上面に、支柱22が立設されており、この支柱22の上端部に皮剥ぎ処理部10が取り付けられている。
図2は、本実施形態の皮剥ぎ処理部を示した拡大斜視図である。図3は、本実施形態の皮剥ぎ処理部を示した平面断面図である。図4は、本実施形態の長葱高さ調整手段を示した図で、(a)は長葱の高さを上げた状態の正面図、(b)は長葱の高さを下げた状態の正面図である。図5は、本実施形態の皮剥ぎ処理部を示した図で、上蓋が開いた状態の正面図である。図6は、本実施形態の皮剥ぎ処理部を示した図で、上蓋が閉じた状態の正面図である。図7は、本実施形態のマイクロスイッチ周辺を示した図で、(a)はマイクロスイッチがOFF状態の側面図、(b)はマイクロスイッチがON状態の側面図である。
また、皮剥ぎ処理部10の後端開口部には、前後方向に延長された筒状のダクト30の前端開口部が連結されている。
図3に示すように、底板11の幅方向の中央部は、処理対象となる長葱Nが、その長手方向を前後方向に沿わせた状態で載置される皮剥ぎ処理位置となっている。なお、皮剥ぎ処理位置に載置された長葱Nを、皮剥ぎ処理部10の前方に引き抜くことができるように、皮剥ぎ処理部10の前壁14には、前側開口部14aが形成されている。
図2及び図3に示すように、底板11において、皮剥ぎ処理位置の前端部の左右に対応する位置には、左ノズル41及び右ノズル42がそれぞれ立設されている。
左ノズル41及び右ノズル42は、所定の高さに配置された噴射口41a,42aから、幅方向の中央寄りに斜め後方に向けて圧縮空気を噴射するように構成されている。
また、左右ノズル41,42の下端部には、外部に設置されたコンプレッサ(図示せず)から底板11の下面に延設された供給ホース41b,42bが接続されており、コンプレッサから供給ホース41b,42bを通じて、左右ノズル41,42に圧縮空気が供給されるように構成されている。
図2及び図3に示すように、皮剥ぎ処理位置の前端部において、左右ノズル41,42の間には、板状の長葱高さ調整部材50(特許請求の範囲における「長葱高さ調整手段」)が設けられている。
この長葱高さ調整部材50は、底板11の上面と平行な水平部51と、水平部51の前端縁から立ち下げられた垂直部52とが形成されており、垂直部52は底板11の前面11aに重ね合わされている。
上蓋15は、図2に示すように、前後方向に延長された長方形の板状部材であり、二体の蝶版15b,15bによって、上蓋15の右側部が、右側壁13の上端部に取り付けられている。これにより、上蓋15は、図5に示すように、右開きに開閉自在となっており、図6に示すように、上蓋15を閉じた状態では、皮剥ぎ処理部10の内部空間の上方を覆うように構成されている。
シリンダ71は、図5及び図6に示すように、シリンダ本体71bが支柱22の側面に固定されており、このシリンダ本体71bの上端部から上下方向に伸縮自在なロッド71aを有している。
ロッド71aの上端部71cには、上蓋15の上面の幅方向に延設された棒状の蓋支持部材72が連結されている。具体的には、上蓋15の右側端部から突出した蓋支持部材72の右端部72aが、ロッド71aの上端部71cに対して、縦方向に回動自在に連結されている。
また、左側壁12には、右側壁13の右側開口部13aに対向する位置に、左側開口部12aが貫通している。さらに、左側壁12の外側で左側開口部12aに対向する位置には、左側壁12の外面に取り付けられた支持ブラケット62に支持されることにより、反射ミラー63が配置されている。
皮剥ぎ処理位置に長葱Nが載置された状態では、開閉用センサ60から照射された光が長葱Nによって遮られることになる。すなわち、開閉用センサ60が反射光を受光しない状態が、開閉用センサ60が長葱Nを検知している状態となっている。
図2に示すように、上蓋15の前端部において、幅方向の中央部には、上ノズル43が設けられている。
上ノズル43は、図6に示すように、上蓋15を閉じた状態では、皮剥ぎ処理位置の上方に配置され、噴射口43aから後方に向けて斜め下方に圧縮空気を噴射するように構成されている。
この上ノズル43には、外部に設置されたコンプレッサ(図示せず)から上蓋15の上面に延設された供給ホース43b(図2参照)が接続されており、コンプレッサから供給ホース43bを通じて、上ノズル43に圧縮空気が供給されるように構成されている。
このように、本実施形態の上蓋15は、上ノズル43を皮剥ぎ処理位置の上方に対して進退させる機構を構成しており、特許請求の範囲における「上ノズル進退手段」に相当するものである。
したがって、図6に示すように、上蓋15が閉じて上ノズル43が皮剥ぎ処理位置の上方に移動したときには、ドッグ支持部材73はロッド71aの上端部71cとともに上昇する。
また、図5に示すように、上蓋15が開いて上ノズル43が皮剥ぎ処理位置の上方から退避したときには、ドッグ支持部材73はロッド71aの上端部71cとともに下降した状態となる。
このように、ドッグ支持部材73は、皮剥ぎ処理位置の上方に対する上ノズル43の進退動作に連動して、上下方向に移動することになる。
カム部74aの上端部は、シリンダ71から離れる方向に折り曲げられており、ドッグ支持部材73が上昇したときに、カム部74aがマイクロスイッチ75のアクチュエータ75bをスイッチ本体75a側に押して、マイクロスイッチ75がON状態となるように構成されている。
このように、本実施形態において、ドッグ支持部材73に形成された各長穴73c,73cは、特許請求の範囲における「ドッグ位置調整手段」に相当するものである。
次に、本実施形態の皮剥ぎ処理機を用いた長葱の皮剥ぎ処理について説明する。
まず、長葱の皮剥ぎ処理を行う前に、左右ノズル41,42に対する長葱Nの高さを調整するため、図3に示すように、長葱Nの長手方向を前後方向に沿わせた状態で、長葱Nを皮剥ぎ処理位置に載置する。このとき、葉部N1を皮剥ぎ処理部10の前壁14の前側開口部14aから前方に突出させることにより、茎部N2の前側の部位が、皮剥ぎ処理位置の前端部に設けられた長葱高さ調整部材50の上面に載置された状態となる。
そこで、上蓋15の開動作よりも先行して、各ノズル41,42,43からの圧縮空気の噴射が停止するように構成した場合には、上蓋15が開き始めたときに、皮剥ぎ処理部10の内部空間は常圧になっており、上蓋15を弱い力で確実に開くことができるため、シリンダ71を小型化することができ、部品コストを低減することができる。
以上のような皮剥ぎ処理機1では、図6に示すように、左右ノズル41,42及び上ノズル43を備えており、皮剥ぎ処理位置に載置された長葱Nに対して、左右上方の三方向から圧縮空気が吹き付けられるため、長葱Nの付着物を効果的に除去することができ、皮剥ぎ処理の作業効率を向上させることができる。
10 皮剥ぎ処理部
15 上蓋(上ノズル進退手段)
41 左ノズル
42 右ノズル
43 上ノズル
50 長葱高さ調整部材(長葱高さ調整手段)
60 開閉用センサ
71 シリンダ
73 ドッグ支持部材
74 ドッグ
75 マイクロスイッチ
N 長葱
Claims (2)
- 長葱の表皮に圧縮空気を吹き付けて、長葱から付着物を除去する三体のノズルを有する長葱の皮剥ぎ処理機であって、
前記各ノズルは、
長葱の皮剥ぎ処理位置の左右にそれぞれ立設されている左ノズル及び右ノズルと、
前記皮剥ぎ処理位置の上方に設けられる上ノズルと、から構成され、
前記上ノズルを前記皮剥ぎ処理位置の上方に対して進退させる上ノズル進退手段と、
前記皮剥ぎ処理位置に載置された長葱の高さを調整するために、前記皮剥ぎ処理位置に設けられた長葱高さ調整手段と、
前記上ノズルの進退動作に連動して移動する支持部材と、
前記支持部材に取り付けられているドッグと、
前記ドッグを検知するスイッチと、を備え、
前記上ノズルが前記皮剥ぎ処理位置の上方に移動したときに、前記スイッチが前記ドッグを検知して、前記各ノズルから圧縮空気を噴射するように構成されており、
前記支持部材には、前記ドッグの取り付け位置を調整するためのドッグ位置調整手段が設けられていることを特徴とする長葱の皮剥ぎ処理機。 - 前記左ノズル及び前記右ノズルは、前記皮剥ぎ処理位置の左右にそれぞれ立設されている側壁の間に配置され、
前記側壁に形成された開口部を通じて、前記皮剥ぎ処理位置に載置された長葱を検知するセンサが設けられており、
前記センサが長葱を検知したときに、前記上ノズル進退手段が作動して、前記上ノズルが前記皮剥ぎ処理位置の上方に移動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の長葱の皮剥ぎ処理機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006180603A JP4283824B2 (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | 長葱の皮剥ぎ処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006180603A JP4283824B2 (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | 長葱の皮剥ぎ処理機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008005787A JP2008005787A (ja) | 2008-01-17 |
| JP4283824B2 true JP4283824B2 (ja) | 2009-06-24 |
Family
ID=39064560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006180603A Active JP4283824B2 (ja) | 2006-06-30 | 2006-06-30 | 長葱の皮剥ぎ処理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4283824B2 (ja) |
-
2006
- 2006-06-30 JP JP2006180603A patent/JP4283824B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2008005787A (ja) | 2008-01-17 |
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