JP4285098B2 - 閃光放電ランプ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体製造や薄膜トランジスタ製造に用いるランプアニール用の閃光放電ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近では、閃光放電ランプを用いたアニール装置の開発が進められている。例えば、シリコンウエハ表層に浅い拡散層(pn接合)を形成(イオン注入した不純物活性化)する工程においてランプアニール装置が使用される。
このアニール工程では特にイオン注入した不純物のプロファイルのくずれや形成したパターンの揮発などの問題を回避し、かつ、不純物の良好な活性化状態を得ることが必要である。
【0003】
また、液晶表示パネル用の薄膜トランジスタ製造においても、基板上に形成された半導体膜を確実かつ均一に活性化させる必要がある。特にガラス基板による場合はアニール処理を達成しつつ基板への過度の加熱を防止して基板の伸縮や「そり」の発生を抑制しなければならない。
【0004】
このようなアニール工程では、特に、基板表層或いは基板表面上の薄膜を、下部への熱の浸透を抑制し、均一かつ確実に所定温度に加熱する必要があり、熱源としてのランプは閃光放電ランプが最適である。
閃光放電ランプを用いたアニール装置は、特開2002−231488号公報に記載されている。
【0005】
特開2002−231488号公報に記載されているアニール用の閃光放電ランプ装置では、複数の閃光放電ランプを使用しており、ランプと基板表面との距離、ランプの配置及び入力、複数ランプの同時点灯などの諸条件を満たす必要があり、特に、照射面での照度むらを少なくすることが必要であり、閃光放電ランプ同士を近接配置する必要があり、閃光放電ランプのランプ保持機構が工夫されている。
【0006】
以下、図面を用いて従来の閃光放電ランプ装置のランプ保持機構を説明する。
図7は従来の閃光放電ランプ装置におけるランプ保持機構を説明する図であり、図8は、図7に示すランプ保持機構に閃光放電ランプが保持された時の図7のX−X方向で切断した断面図である。
保持部材4は、セラミックス製の保持部材本体4aと、金属保持片4bよりなるものである。
保持部材本体4aは、閃光放電ランプ2の発光管21の側面外形に沿うよう成形されて発光管21の側面の一部に密接する密接部4a1を有するものである。金属保持片4bは保持部材本体4aにネジによって固定された共通する基盤部4b1を有し、この基盤部4b1から立設するように2つの押圧部4b2、4b3を有し、この押圧部4b2、4b3も閃光放電ランプ2の発光管21の側面外形に沿うように湾曲されている。そして、押圧部4b2、4b3は、対向する密接部4a1方向に曲がるようなバネ性を有するものである。
【0007】
そして、密接部4a1と押圧部4b2、4b3の間に発光管21を挿入すると、押圧部4b2、4b3で発光管21の側面の一部を押圧し、発光管21の側面の他の一部が密接部4a1に密接し、閃光放電ランプ2を保持部材4で保持するランプ保持機構となる。
【0008】
図8中、発光管21の下方には、閃光放電ランプ1の発光管21に沿って、トリガー線31を管型のガラス管32内に封装したトリガー管3が配置されている。
このトリガー管3は、保持部材本体4aに形成された凹部4a2内に嵌め込まれており、この凹部4a2の内面と発光管21の側面との間で保持された構造である。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−231488号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このような閃光ランプ装置では、被処理物を短時間で急速に加熱する必要があり、例えば、被処理物がシリコンウエハの場合、その表面温度を1100℃、昇温速度を2×104〜2×106℃/sとする必要があり、このような発光状態を達成するためには、1本の閃光放電ランプのランプ電流が2000A程度、ランプエネルギーが5KJ程度となる。
【0011】
この結果、点灯時、瞬間に閃光放電ランプの発光管内が高圧状態、例えば20気圧以上に達し、発光管内と外部雰囲気との圧力差による衝撃波が閃光放電ランプから発せられることになり、閃光放電ランプが振動してしまう。
【0012】
また、複数の閃光放電ランプが一斉に点灯した際には、互いに他の閃光放電ランプに流れる電流によって各閃光放電ランプにローレンツ力が加わる。このローレンツ力の大きさは、閃光放電ランプの電流に比例すると共に各閃光放電ランプ間の距離に反比例する。そのため、2000A以上もの大電流が各閃光放電ランプに流れると、各閃光放電ランプには大きなローレンツ力が加わり、閃光放電ランプが振動してしまう。
【0013】
図9は、ランプ保持機構の金属保持片が閃光放電ランプを保持する構造を示す図であり、図9(イ)は一部拡大斜視図であり、図9(ロ)は発光管の管軸Z方向に沿った一部拡大断面図である。
図9に示すように、閃光放電ランプ2の発光管21の側面に金属保持片の押圧部4b2が接触した状態で、発光管21を押圧している。
詳細に説明すると、押圧部4b2は、SUS製の平板よりなり、発光管21の側面形状に沿うような形状に加工された板バネであって、圧接部4b2の押圧面4b20が発光管21の側面に接触した状態になっている。そして、押圧面4b20の発光管21の管軸Z方向の端部は、発光管21の表面から略垂直な状態で切り立ったエッジ面4b21とつながっており、押圧面4b20とエッジ面4b21をつなく辺Hが発光管21の表面と接触している。
【0014】
前述したように、閃光放電ランプを点灯させると、閃光放電ランプが振動するが、その振動によって閃光放電ランプが図9に示す管軸Z方向に動くと、辺Hが発光管21と擦れて引っかかり、ガラス製の発光管21の表面に傷がつく、さらに、点灯消灯を繰り返すと、辺Hと発光管21が何回も擦れ合い、最終的には、この傷がもとで発光管21の破壊にいたるという問題が発生する。
【0015】
さらに、図8に示すように、金属保持片4bの押圧部4b2、4b3の押圧する力より、閃光放電ランプ2がY−Y方向に振動する力が大きい場合、隣り合う閃光放電ランプ2同士が衝突し発光管21が破損したり、或いは、閃光放電ランプが保持部材本体4aから外れてしまうという問題があった。
【0016】
本願発明の目的は、複数の閃光放電ランプを同一平面上に保持部材を用いて確実に保持することができ、しかも、各閃光放電ランプが破損しない閃光放電ランプ装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の閃光放電ランプ装置は、ガラス製の管型発光管内に一対の電極が配置された複数の閃光放電ランプを同一平面上に保持部材を用いて配置した閃光放電ランプ装置において、前記保持部材は、前記閃光放電ランプが並べられる平面に対して直交する方向に分割された一方の絶縁性ブロックと他方の絶縁性ブロックからなり、前記一方の絶縁性ブロックには、前記閃光放電ランプの発光管がそれぞれ個別に嵌め込まれる嵌合溝を有し、前記他方の絶縁性ブロックには、前記一方の絶縁性ブロックに形成されたそれぞれの嵌合溝に対応する位置に金属製の第1板バネを有し、前記第1板バネで前記閃光放電ランプのそれぞれの発光管を押圧して前記閃光放電ランプを一方の絶縁性ブロックと他方の絶縁性ブロックの間で挟み込んで保持するとともに、前記第1板バネの前記発光管を押圧する押圧面が、前記発光管の管軸方向に沿って伸びるとともに、前記発光管の管軸方向の端部において曲面になって前記発光管から離間していることを特徴とする。
【0018】
請求項2に記載の閃光放電ランプ装置は、請求項1に記載の閃光放電ランプ装置において、特に、前記閃光放電ランプの発光管に沿って、トリガー線を管型のガラス管内に封装したトリガー管が配置されており、前記一方の絶縁性ブロックは、前記それぞれの嵌合溝内に個別に金属製の第2板バネが設けられており、当該第2板バネで前記トリガー管を押圧して当該トリガー管及び前記閃光放電ランプを一方の絶縁性ブロックと他方の絶縁性ブロックの間で挟み込んで保持するとともに、前記第2板バネの前記トリガー管を押圧する押圧面が、前記トリガー管の管軸方向に沿って伸びるとともに、前記トリガー管の管軸方向の端部において曲面になって前記トリガー管から離間していることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の閃光放電ランプ装置にかかる保持部材の斜視図であり、図2は閃光ランプが装着された一方のブロック11を紙面において下側からみた要部平面図、図3は図2中のうち1本の閃光放電ランプについてランプ管軸を通る面で切断した縦断面図である。図4は、図2中のX−X方向断面図である。
【0020】
図1に示すように本発明の閃光放電ランプ装置の保持部材1は、閃光放電ランプが並べられる平面に対して直交する方向に分割された二つの光によって劣化しないセラミック製の絶縁性ブロックよりなる。一方の絶縁ブロック11には、閃光放電ランプの発光管がそれぞれ個別に嵌め込まれ発光管外径に適合した嵌合溝13が設けられており、他方の絶縁ブロック12は略板状であり、これら一方と他方のブロックに閃光放電ランプを挟み込み固定するものである。尚、図1中、符号15は後述する閃光放電ランプの発光管を押圧するステンレス製のバネ鋼よりなる第1板バネであり、それぞれの嵌合溝13に対応する位置に1つづつ設けられている。
【0021】
図2に示すように閃光放電ランプ2,2・・は、発光管21,21,・・における排気管残部21aよりも外方の端部側が一方の絶縁ブロック11の嵌合溝13に嵌合して、略同一平面上に並べられる。また、絶縁ブロック11には、嵌合溝13につながる後述する閃光放電ランプの給電用導出部(25,27)が導出する貫通孔14が形成されている。
なお、図2では、閃光放電ランプ2の一端側の保持部材の構造が示されているが、他端側も同じ構造の保持部材によって保持されている。
【0022】
図3において、閃光放電ランプ2は、発光管21が石英ガラスからなり、外径φ10mm〜φ15mm、肉厚1mm〜2.5mm、発光管全長540mm〜600mmであり、内部には、放電ガスとして、例えばキセノンガス、クリプトン、アルゴン、ネオン等の希ガス、セシウム、カリウム、水銀の単体若しくはこれらの混合物が封入され、一方の電極22につながるリード棒23が発光管21の端部24より気密に導出されている。尚、他方の電極もこれと同様である。
【0023】
上記閃光放電ランプ2における給電用導出部は、電極22につながるリード棒23の端部に、給電用のリード線25が銀ロウ26等によって電気的に接続された構造である。ここで、上記装置においては、閃光放電ランプ2の間隔が狭小であることから、隣接するリード棒23やリード線25と短絡しないように、発光管21より導出されたリード棒23及びリード線25は絶縁用の熱収縮性の絶縁チューブ27により被覆されている。
【0024】
上記閃光ランプ2には、始動性改善のためのトリガー管3が配置されている。係るトリガー管3はトリガー線31をガラス管32内に封装したものであり、閃光放電ランプ2の発光管21に沿って配置されている。
【0025】
図3、図4を用いて説明を続けると、保持部材1の絶縁ブロック11の嵌合溝13の底壁部にトリガー管3を嵌め込むための幅狭の溝131が形成されており、この幅狭の溝131にはステンレス製のバネ鋼よりなる第2板バネ16が配設されている。
【0026】
そして、図3、図4に示すように、絶縁ブロック11には、閃光放電ランプの発光管21外径より若干広い幅の嵌合溝13が形成されている。この嵌合溝13は向かい合う2つの斜めのテーパー面で発光管21の外表面に当接するものであり、閃光放電ランプ2の発光管21の外径にバラツがあっても必ず発光管21の外表面にテーパー面が当接することにより、発光管21の外径のバラツキを吸収することができる。
そして、この嵌合溝13によって、図4中X−X方向に、発光管21が大きく動かないように嵌め込まれている。
また、トリガー管3が嵌合溝13の底壁部に設けられたトリガー管3を嵌入するための幅狭の溝131に嵌め込まれている。
【0027】
そして、図4に示すように、閃光放電ランプ2の発光管21を2つの絶縁ブロック11,12で挟み込み、第1板バネ15が発光管21を紙面下方から上方に向けて押圧し、第2板バネ16がトリガー管3を紙面上方から下方に向けて押圧し、押圧されたトリガー管3が発光管21を紙面上方から下方に押圧する構造であるので、第1板バネ15と第2板バネ16によって発光管21を両側から押圧し保持するものであり、図4中Y−Y方向に、発光管21が動かないように保持されている。
【0028】
このような保持部材1の構造であるので、閃光放電ランプの点灯時、発光管と外部雰囲気との圧力差によって衝撃波が発生し閃光放電ランプが振動しても、或いは、閃光放電ランプに流れる電流によって閃光放電ランプにローレンツ力が発生しても、図4中、X−X方向、Y−Y方向のどちらの方向に対しても閃光放電ランプが動くことを防止できるものである。
【0029】
図5(イ)は、第1板バネ15で発光管21を押圧した状態を示す斜視図であり、図5(ロ)は、発光管の管軸Z方向に沿った一部拡大断面図である。
図5(イ)示すように、第1板バネ15は、閃光放電ランプ2の発光管21を押圧する押圧部151と、この押圧部151に続く絶縁ブロック11に固定される固定部152から構成されている。
また、図5(ロ)に示すように、押圧部151の押圧面1510が発光管21の側面に接触した状態になっており、この押圧面1510は発光管21の管軸Z方向に沿って伸びるとともに、発光管21の管軸Z方向の端部において曲面T(便宜状、点線で示す部分)になって、発光管21から離間している。
そして、図4で説明したように、図5中X−X方向、Y−Y方向へ閃光放電ランプ2が動くことが防止されているが、管軸Z方向には発光管21の膨張収縮や振動によって閃光放電ランプが動くものである。
【0030】
しかしながら、発光管21が管軸Z方向に動いても、押圧面1510は、発光管21の管軸Z方向の端部において曲面Tになって発光管21から離間しているので、発光管21の表面に、この曲面Tが引っかかることがなく、発光管21の表面に押圧面1510との摩擦による傷が発生せず、発光管21が破損することがない。
【0031】
また、図5(イ)に示すように、押圧面1510の管軸Z方向と交差する方向の端部は、発光管21の表面から略垂直な状態で切り立ったエッジ面1511とつながっており、押圧面1510とエッジ面1511をつなく辺Hが発光管21の表面と接触している。
しかし、このエッジ面1511が発光管21の管軸Z方向と平行になっている構造であれば、発光管21が管軸Z方向に動いても、辺Hと発光管21の表面が引っかからず滑らかに擦れ合う程度となり、発光管21の表面に傷がつかず、発光管21が破損することがない。
【0032】
図6(イ)は、第2板バネ16でトリガー管3を押圧した状態を示す斜視図であり、図6(ロ)は、トリガー管の管軸Z方向に沿った一部拡大断面図である。
図6(イ)示すように、第2板バネ15は、トリガー管3を押圧する押圧部161と、この押圧部161に続く絶縁ブロック11に固定される固定部162から構成されている。
また、図6(ロ)に示すように、押圧部161の押圧面1610がトリガー管3の側面に接触した状態になっており、この押圧面1610は、トリガー管3の管軸Z方向に沿って伸びるとともに、トリガー管3の管軸Z方向の端部において曲面T(便宜状、点線で示す部分)になって、トリガー管3から離間している。
そして、図4で説明したように、図6中X−X方向、Y−Y方向へトリガー管3が動くことが防止されているが、管軸Z方向にはトリガー管3の膨張収縮や振動によってトリガー管が動くものである。
【0033】
しかしながら、トリガー管3が管軸Z方向に動いても、押圧面1610は、トリガー管3の管軸Z方向の端部において曲面Tになってトリガー管3から離間しているので、トリガー管3の表面に、この曲面Tが引っかかることがなく、トリガー管3の表面に押圧面1610との摩擦による傷が発生せず、トリガー管3が破損することがない。
【0034】
また、図6(イ)に示すように、押圧面1610の管軸Z方向と交差する方向の端部は、トリガー管3の表面から略垂直な状態で切り立ったエッジ面1611とつながっており、押圧面1610とエッジ面1611をつなく辺Hがトリガー管3の表面と接触している。
しかし、このエッジ面1611がトリガー管3の管軸Z方向と平行になっている構造であれば、トリガー管3が管軸Z方向に動いても、辺Hとトリガー管3の表面が引っかからず滑らかに擦れ合う程度となり、トリガー管3の表面に傷がつかず、トリガー管3が破損することがない。
【0035】
なお、上述した本発明の閃光放電ランプ装置は、トリガー管を押圧する第2板バネを有しているが、第2板バネは必ずしも必要ではなく、第1板バネによって発光管を押圧し、発光管に当接しているトリガー管を絶縁ブロックの嵌合溝に板バネなして直接押圧して、発光管及びトリガー管を第1板バネと絶縁ブロックで挟持することにより、閃光放電ランプを保持部材で保持することもできる。
【0036】
さらには、閃光放電ランプの両側を保持部材で保持しているが、閃光放電ランプの一端側の第1板バネと第2バネ板バネによる保持力を、他端側の第1板バネと第2バネ板バネによる保持力より弱くすることにより、保持部材が固定されている閃光放電ランプ装置のケーシングが熱膨張しても、閃光放電ランプに対してケーシングが相対的に動くことになり、閃光放電ランプに負荷がかかることを防止でき、閃光放電ランプの破損を防止できる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明の閃光放電ランプ装置によれば、保持部材の嵌合溝に複数の閃光放電ランプの発光管を個別に嵌め込み狭持する構造であるので、閃光放電ランプの発光管軸と交差する方向の動きを防止でき、しかも、それぞれの嵌合溝に嵌め込まれた発光管を第1板バネで押圧し、発光管に接する押圧面が、発光管の管軸方向に沿って伸びるとともに、発光管の管軸方向の端部において曲面になって発光管から離間しているので、発光管の表面がこの押圧面に引っかからず、発光管の表面に押圧面との摩擦による傷が発生せず、発光管の破損を防止できるとともに、同一平面上に複数の閃光放電ランプを保持部材を用いて保持することができる。
【0038】
さらには、第2板バネで発光管の管軸に沿って設けられたトリガー管を押圧し、トリガー管に接する押圧面が、トリガー管の管軸方向に沿って伸びるとともに、トリガー管の管軸方向の端部において曲面になってトリガー管から離間しているので、トリガー管の表面がこの押圧面に引っかからず、トリガー管の表面に押圧面との摩擦による傷が発生せず、トリガー管の破損を防止できるとともに、第1板バネと第2板バネによって、トリガー管及ぶ発光管を両側から押圧して保持することができ、同一平面上に複数の閃光放電ランプを保持部材を用いて確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の閃光放電ランプ装置にかかる保持部材の斜視図である。
【図2】図1に示す保持部材に閃光放電ランプが装着された状態の一部分の要部平面図である。
【図3】図2中のうち1本の閃光放電ランプについてランプ管軸を通る面で切断した縦断面図である。
【図4】図2中のX−X方向断面図である。
【図5】第1板バネで、発光管を押圧した状態を示す説明図である。
【図6】第2板バネで、トリガー管を押圧した状態を示す説明図である。
【図7】従来の閃光放電ランプ装置におけるランプ保持機構を説明する図である。
【図8】図7に示すランプ保持機構に閃光放電ランプが保持された時の図7のX−X方向で切断した断面図である。
【図9】従来のランプ保持機構の金属片が閃光放電ランプを保持する構造を示す一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 保持部材
11 絶縁性ブロック
12 絶縁性ブロック
13 嵌合溝
14 貫通孔
15 第1板バネ
151 圧接部
152 固定部
1510 押圧面
1511 第1バネのエッジ面
16 第2板バネ
161 圧接部
162 固定部
1610 押圧面
1611 第2バネのエッジ面
2 閃光放電ランプ
21 発光管
3 トリガー管
Claims (2)
- ガラス製の管型発光管内に一対の電極が配置された複数の閃光放電ランプを同一平面上に保持部材を用いて配置した閃光放電ランプ装置において、
前記保持部材は、前記閃光放電ランプが並べられる平面に対して直交する方向に分割された一方の絶縁性ブロックと他方の絶縁性ブロックからなり、
前記一方の絶縁性ブロックには、前記閃光放電ランプの発光管がそれぞれ個別に嵌め込まれる嵌合溝を有し、
前記他方の絶縁性ブロックには、前記一方の絶縁性ブロックに形成されたそれぞれの嵌合溝に対応する位置に金属製の第1板バネを有し、
前記第1板バネで前記閃光放電ランプのそれぞれの発光管を押圧して前記閃光放電ランプを一方の絶縁性ブロックと他方の絶縁性ブロックの間で挟み込んで保持するとともに、
前記第1板バネの前記発光管を押圧する押圧面が、前記発光管の管軸方向に沿って伸びるとともに、前記発光管の管軸方向の端部において曲面になって前記発光管から離間していることを特徴とする閃光放電ランプ装置。 - 請求項1に記載の閃光放電ランプ装置において、
前記閃光放電ランプの発光管に沿って、トリガー線を管型のガラス管内に封装したトリガー管が配置されており、
前記一方の絶縁性ブロックは、前記それぞれの嵌合溝内に個別に金属製の第2板バネが設けられており、当該第2板バネで前記トリガー管を押圧して当該トリガー管及び前記閃光放電ランプを一方の絶縁性ブロックと他方の絶縁性ブロックの間で挟み込んで保持するとともに、
前記第2板バネの前記トリガー管を押圧する押圧面が、前記トリガー管の管軸方向に沿って伸びるとともに、前記トリガー管の管軸方向の端部において曲面になって前記トリガー管から離間していることを特徴とする閃光放電ランプ装置。
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