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JP4294030B2 - 抽せん券の管理方法およびそのシステム - Google Patents
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JP4294030B2 - 抽せん券の管理方法およびそのシステム - Google Patents

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Description

この発明は、抽せん番号が印刷された抽せん券の管理方法およびそのシステムに関する。特に、複数枚の抽せん券を袋等に入れてまとめて販売するための抽せん券の管理方法およびそのシステムに関する。
一枚ずつ固有の抽せん番号が印刷された抽せん券を販売する際には、所定の枚数(例えば、10枚)の抽せん券を予め袋詰めしておき、その袋単位で販売する方法が広くとられている。また、抽せん券の購入者のニーズに対応して、袋内の抽せん券の抽せん番号がすべて連続している連番売りと、袋内の抽せん番号が偏っておらず各桁の数字がばらばらになっているバラ番売りとが行われており、この両方の販売方法に応じた袋詰めが行われている。また、通常は、発売を管理する機関の責任において一括して抽せん券の印刷を行い、発売を管理する機関から各地の販売店に対して抽せん券の送付が行われるという流通経路となっている。また、販売組織が階層化されており、発売を管理する機関から送付を受けた第1次販売店がさらに第2次、第3次の販売店に委託して販売を行う場合もある。
上記のような抽せん券の販売を行うにあたっては、販売店で保管中の抽せん券が盗難に遭ったり、火災等で焼失したりした場合のために、販売店に割り当てられたすべての抽せん番号が把握できていることが望ましい。また、当せんとなった抽せん券がどの販売店で販売されたものであるかを示すことによって、購入者に対するサービスが行えるとともに、次回以降の販売における売上増を見込むことができる。
従来においても、どの販売店から当せん券が販売されたかは公表されていたが、これを行うためには、手間をかけて販売店毎の抽せん番号を記録するとともに、そのデータを管理する必要があった。特にバラ番売りにおいては、特定の販売店に特定の範囲の抽せん番号が偏らないように、まんべんなく分散された抽せん番号の抽せん券を割り当てるようにしているため、データ量は膨大なものとなっていた。
また、上記のように第2次、第3次の販売店に販売を委託する場合には、発売を管理する機関は、第1次販売店に送付した抽せん券の抽せん番号は記録して管理することができるものの、第2次以降の末端の販売店まで管理することは非常に困難かつ手間のかかるものであった。
本発明は、上記のような事情を考慮してなされたものであり、主として抽せん番号と販売店との関係を効率的に抽せん券を管理することのできる抽せん券の管理方法およびそのシステムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、それぞれ固有の抽せん番号が印刷されている抽せん券をコンピュータシステムにより管理する抽せん券の管理方法であって、記憶装置に記憶されている抽せん番号管理テーブルであって袋詰めされる各抽せん券に対応する複数の記号と各記号に対応する抽せん番号初期値との関係を保持する抽せん番号管理テーブルのデータに基づき、番号変換処理部が、前記記号毎に、該記号に対応した前記抽せん番号初期値から袋番号毎に順次所定の増分値ずつ増分した抽せん番号を袋番号に対応させて割り当てることで、各袋詰め番号に対して複数の抽せん番号が割り当てられた袋詰め番号データを生成し、前記袋番号と当該袋番号に対応する前記抽せん券の販売店を示す情報との関係を保持する販売店別管理テーブルを記憶装置に記憶しておき、前記番号変換処理部が前記抽せん番号管理テーブルを用いることにより、前記抽せん番号に対応する記号と袋番号を求め、また、前記販売店別管理テーブルを用いることにより、前記求めた記号と袋番号から販売店を示す情報への変換を行うことを特徴とする抽せん券の管理方法である。
また本発明は、上述の抽せん券の管理方法において、前記抽せん券の抽せん番号はM種類(M≧1)の組記号を含むものであり、前記販売店別管理テーブルは、前記組番号をJ種類ずつL個(L≧1,J×L=M)のグループに分類し、このL個のグループそれぞれに属する前記組番号の順列をJ通りに異ならしめることによって生成される(L×J)種類の各順列に対応する組記号と前記袋番号との組み合わせに対応して前記抽せん券の販売店の情報を保持することを特徴とする。
また本発明は、それぞれ固有の抽せん番号が印刷されている抽せん券を管理する管理システムであって、袋詰めされる各抽せん券に対応する複数の記号と各記号に対応する抽せん番号初期値との関係を保持する抽せん番号管理テーブルと、袋番号と当該袋番号に対応する前記抽せん券を販売する販売店を示す情報との関係を表わす販売店別管理テーブルと、前記抽せん番号管理テーブルのデータに基づき、前記記号毎に、該記号に対応した前記抽せん番号初期値から袋番号毎に順次所定の増分値ずつ増分した抽せん番号を袋番号に対応させて割り当てることで、各袋詰め番号に複数の抽せん番号が割り当てられた袋詰め番号データを生成するとともに、前記抽せん番号管理テーブルを用いることにより、前記抽せん番号に対応する記号と袋番号を求め、また、前記販売店別管理テーブルを用いることにより、前記求めた記号と袋番号から販売店を示す情報への変換を行う番号変換処理部と、を備えたことを特徴とする抽せん券の管理システムである。
また本発明は、上述の抽せん券の管理システムにおいて、前記抽せん券の発売を管理する機関において利用される発売元システムと、前記発売を管理する機関から前記抽せん券の供給を受けて販売する販売店において利用される販売店システムと、前記発売元システムと前記販売店システムとを接続するネットワークと、を備え、前記発売元システムと前記販売店システムとには、同一の変換規則に基づく処理を行う前記番号変換処理部が設けられており、抽せん券の発行の都度、前記発売元システムから前記販売店システムに、前記ネットワークを介して前記抽せん番号管理テーブルのデータを伝送することを特徴とする。
また本発明は、上述の抽せん券の管理システムにおいて、前記番号変換処理部が生成した前記袋詰め番号データに基づき、抽せん券の袋詰めを行う袋詰め装置を備えたことを特徴とする。
以上説明したように、この発明によれば、抽せん番号管理テーブルに保持されているデータに基づき、膨大な種類の抽せん番号をより少ない種類の記号および袋番号に変換し、この袋番号を用いて抽せん券を管理するため、管理のためのデータのサイズを小さくすることができる。
また、この発明によれば、袋番号と販売店との関係を販売店別管理テーブルに保持して管理するため、小さなサイズのデータで、どの番号の抽せん券をどの販売店に送付したかを管理することができる。
また、この発明によれば、抽せん番号の変換機能を有する販売店システムを備え、販売店システム側にも抽せん番号管理テーブルおよび販売店別管理テーブルのデータを送るようにするため、販売店において、自店に送付されてきた抽せん券が本来自店に送られるべき番号のものであるかどうかを照合確認することが可能となり、当せんした抽せん券が自店で販売されたものであるかどうかを容易に検索することができるようになり、また、販売店において抽せん券が盗難にあったり焼失してしまったりした場合にもその抽せん番号を容易に特定することができるようになる。
また、この発明によれば、販売組織が階層的な構造をもつ場合には、販売店別管理テーブルに第2次以降の販売店の情報を保持することができるため、発売を管理する機関から第1次販売店への送付だけでなく、その後の第2次販売店、第3次販売店等への送付も管理することが可能になる。
以下、図面を参照しこの発明の一実施形態について説明する。図1は、同実施形態による抽せん券管理システムの構成を示す構成図である。図1において、符号10は抽せん券の発売を管理する機関において利用される発売元システムであり、この発売元システム10は、番号変換処理部30aと、抽せん番号管理テーブル31aと、販売店別管理テーブル32aとを備えている。抽せん番号管理テーブル31aは、後述するように、抽せん番号と袋番号やその枝番や組記号などとの関係を保持するものである。また同様に、販売店別管理テーブル32aは袋番号やその枝番や組記号などと販売店との関係を保持するものである。また、番号変換処理部30aが、抽せん番号管理テーブル31aや販売店別管理テーブル32aを参照しながら袋詰め番号データ33aを生成するようになっている。
20は販売店において利用される販売店システムであり、この販売店システム20は番号変換処理部30bを備えている。そして、この番号変換処理部30bは、ネットワーク1を介して発売元システム10から送付された抽せん番号管理テーブル31bや販売店別管理テーブル32bを参照することによって、袋詰め番号データ33bを生成するようになっている。なお、ネットワーク1としては例えばインターネットや公衆電話網などを用いる。
また、50は、発売元側において袋詰めデータ33aに基づいて袋詰めされた抽せん券である。この袋詰めされた抽せん券50は販売店へ送付されるが、販売店側では、袋詰め番号データ33bを用いて送付されてきた抽せん券を照合確認することができる。
次に、抽せん番号管理テーブル(31a,31b)と販売店別管理テーブル(32a,32b)の詳細について説明する。なお、以下に示す例において、抽せん券の抽せん番号の体系は次のようなものである。すなわち、各抽せん券には、「100000」〜「199999」の10万種類のうちのいずれかの抽せん番号が印刷されている。また、この10万枚の抽せん券を1組として、複数組の抽せん券が販売される場合もある。このとき、各組の組番号がさらに抽せん番号として付加される。例えば、「01組」〜「100組」の100種類の組番号(上位番号)を設け、この各組について「100000」〜「199999」の10万種類の抽せん番号(下位番号)が存在する。つまり合計1000万種類の抽せん番号が存在する。また、さらにこの1000万枚の抽せん券を1ユニットとして複数のユニットの抽せん券を販売するようにしても良い。
図2は、抽せん番号管理テーブルの一部分のデータの内容を示す参考図である。図示するように、抽せん番号管理テーブルは、記号と抽せん番号初期値との関係が保持されている。ここでは抽せん券を10枚ずつ袋詰めすることを前提としており、記号0〜9がその10枚の抽せん券に対応している。また、抽せん番号管理テーブルには、増分値「1」およびラップラウンド値「10000」が保持されている。
上記のような抽せん番号管理テーブルの設定に基づき、袋詰め番号データが生成される。10万枚の抽せん券を10枚ずつ袋詰めするため袋の数は1万であり、各袋には袋番号「0」〜「9999」が対応するようにする。図2に示す通り、袋番号「0」には、上記抽せん番号初期値(代表番号)そのままの10個の抽せん番号、つまり「101234」,「112345」,「123456」,「134567」,「145678」,「156789」,「167890」,「178901」,「189012」,「190123」が割り当てられる。また、袋番号「1」以降には、抽せん番号初期値から順次、上記増分値(つまり「1」)ずつ増分した10個の抽せん番号が割り当てられていく。但し、ラップラウンド値が「10000」と設定されているため、増分する際には一万の位への桁上げは行わないようにする。具体的には、例えば、図2に示す記号「5」の行において、袋番号「3210」の抽せん番号は「159999」であるが、次の袋番号「3211」の抽せん番号は「160000」ではなく「150000」となっている。このようにして、抽せん番号管理テーブルのデータに基づき、袋番号「0」〜「9999」への抽せん番号の割り当てが行われる。
つまり、図2に示すように、抽せん番号管理テーブルに保持されているデータに基づき第1の規則を用いて抽せん番号を有限個数の記号のいずれかに一意に変換するとともに、前記抽せん番号管理テーブルに保持されているデータに基づき、第2の規則を用いて抽せん番号を有限個数の袋番号のいずれかに一意に変換することができ、この袋番号によって抽せん券を管理すれば、全部の抽せん券について各個別に管理する必要がなくなる。具体的には、抽せん番号管理テーブルは、前記記号とこの記号に対応する前記抽せん番号の代表番号とを保持しており、前記第1の規則は、前記抽せん番号が、前記抽せん番号管理テーブルに保持された前記代表番号によって表わされる抽せん番号の集合に属するかどうかによって前記記号を決定するものであり、前記第2の規則は、前記抽せん番号と当該抽せん番号に対応する前記代表番号とを基に所定の計算を行うことによって前記袋番号を決定することができる。
なお、図2に示したデータ例は、バラ番売りのためのものである。このデータ例では、抽せん番号初期値の上から2桁目つまり一万の位の数字に重複がない。このようなデータは、10万種類の抽せん番号を重複なく各記号および各袋番号に割り当てるための設定の一例である。また、このデータ例では、抽せん番号初期値の最下位桁つまり一の位の数字に重複がない。各袋番号に割り当てられる抽せん番号は初期値からそれぞれ1ずつ増分していくものであるため、抽せん番号初期値において一の位の数字に重複がなければ、すべての袋番号においても一の位の数字に重複がないこととなる。このようなデータ設定とすることにより、各袋には最下位桁が「0」〜「9」である抽せん番号が必ず1つずつ含まれることになる。これは、最下位桁のみの一致をもって当せんとするような抽せん方法を取る場合には、各袋に必ず1枚は当せんの抽せん券が含まれるようになることを意味する。
図3は、同じく抽せん番号管理テーブルの一部分のデータの内容を示す参考図である。図2に示したデータがバラ番売り用のものであったのに対して、この図3に示すデータは、連番売りに適したものである。図3に示すデータでは、増分値が「10」、ラップラウンド値が「100000」に設定されている。また、抽せん番号初期値には「100000」〜「100009」の連続した番号が設定されている。このような設定により、袋番号「0」〜「9999」のすべてに、それぞれ連続した10個の抽せん番号が割り当てられるようになる。
図4は、抽せん番号に組番号が含まれている場合における抽せん番号管理テーブルの一部分のデータの内容を示す参考図であり、この図4に示すデータは、グループと組み番号との関係を保持している。1グループには10個の組が含まれるようにしているので、合計100個の組が「0」〜「9」の10個のグループにグループ分けされている。なお、このグループ分けのしかたは任意であるが、図4に示す例においては、同一グループ内では最下位桁(一の位)の数字の重複がなくかつ下から2つ目の桁(十の位)の数字の重複もないようにしている。
図5は、上記グループ内において組の順列を定めるための回転を示す参考図であり、図4におけるグループ「3」を例としたデータを示している。図5(a)は回転数が0の場合の組の順列を示すものであり、図4に示した組番号の配置の通りの順で0,1,2,・・・,9の順列番号としている。図5(b)は回転数が1の場合の組の順列を示すものであり、組番号の配置を1つずつずらした順列番号を与えている。回転数2(図5(c))以降も同様であり、回転数9(図5(j))までの10通りがある。図5に示すような回転を行ったとき、ある組には「0」〜「9」の順列番号が重複なく1回ずつ与えられている。つまり、例えば「03組」は、回転数0では順列番号「0」であり、回転数1では順列番号「9」であり、・・・、回転数9では順列番号「1」である。
図6は、図2に示した抽せん番号初期値と図4に示した組のグループと図5に示した組の回転とを組み合わせたことによる袋詰め番号データを示す参考図である。図6において、組記号は2桁の数字からなっており、その上位(十の位)は組のグループを表わし、下位(一の位)はグループ内の回転数を表わしている。そして、そのグループおよび回転数における順列番号が図2に示した記号と一致するように、組番号を割り当てる。例えば、組記号「00」において、グループが「0」、回転数が「0」、順列番号が「0」であるような組番号は「100組」であるので、これが記号「0」の抽せん番号初期値「101234」に対応付けられる。また、組記号「01」においては、グループが「0」、回転数が「1」、順列番号が「0」であるような組番号は「11組」であるので、これが記号「0」の抽せん番号初期値「101234」に対応付けられる。そして、この抽せん番号初期から所定の増分に従って袋番号「0」〜「9999」の袋詰め抽せん番号が決定される。なお、図6に示す袋詰抽せん番号のマトリックス(Aの部分)は、1000行(組番号「00」〜「99」,記号「0」〜「9」)1万列(袋番号「0」〜「9999」)であり、合計1000万種類の抽せん番号が漏れなく、かつ重複なく割り振られている。
以上説明したような手順を用いることにより、抽せん番号管理テーブルに設定された記号毎の抽せん番号初期値のデータ(図2)と組番号のグループ分けのデータ(図4)だけを基に、1000万枚の抽せん券の袋詰めのデータ(図6)を生成することができる。
このような袋詰め番号データに基づいて袋詰めを行うことにより、各袋内の抽せん券の抽せん番号は偏らないため、ばらばらの番号の抽せん券を購入したいという購入者のニーズを満たすことができる。しかしながら、例えば同一組記号で同一記号における連続した袋番号の袋(例えば「0」〜「4999」)をそのまま販売店に送付した場合、隣り合う袋には連続した抽せん番号の抽せん券が詰められていることとなり、販売店において複数の袋を同一の購入者に販売した場合には、実質的に連続番号の抽せん券を混じってしまう可能性がある。そこで、さらに、このような袋間にまたがる連続性を緩和するために、袋番号の枝番号を導入するようにしても良い。
図7は、袋番号と枝番号との関係を示す参考図である。図示するように、袋番号「0」〜「9999」が大番号と枝番号との組み合わせに対応するようにする。図7の例では、「0」〜「4」の5種類の枝番号を割り振っているが、同一枝番号が連続しないようにするために、袋番号を5で割ったときの剰余が枝番号と同一に成るようにしている。なお、枝番号を「0」〜「4」に限定する必要はなく、他の範囲の枝番号を割り振るようにしても良い。
なお、バラ番売りのためには上述したように各袋内の抽せん番号および同一枝番に属する袋の抽せん番号ができるだけばらばらになるようにしたが、連番売りの場合は同一袋内には同一組番号の連続番号が詰められている必要があり、また、複数の袋にまたがる連続番号を購入したいというニーズにも対応するため、図4〜図7を用いて説明したようなデータの操作を行わないようにする。また、複数ユニットの抽せん券を販売する場合には、ユニット毎に売り方を変えて、例えば、あるユニットをバラ番売り用とし他のユニットを連番売り用とする。
図8は、販売店別管理テーブルの構造およびデータ例を示す参考図である。図8(a)には、発売元システム側の販売店別管理テーブルの例(32a)を示しており、ここでは、組記号「00」〜「99」と枝番号「0」〜「4」のすべての組み合わせについて、それに相当する袋の送付先の販売店のコード番号を記録することができるようになっている。例えば、組記号「00」,枝番号「0」の2000個の袋は、販売店「00001」に送付されるものであることが表わされている。また、図8(b)には、販売店システム側の販売店別管理テーブル(32b)の例を示しており、ここでは、販売店「00001」に送付された分の組番号と枝番号の組み合わせについて、その袋の送付先の第2次販売店のコード番号を記録することができるようになっている。つまり、販売店別管理テーブルは袋番号(あるいはそれと同一次元の値である枝番号)とこの袋番号(あるいは枝番号)に対応する抽せん券の販売店との関係を保持している。
なお、テーブルの各行に販売店コードを割り振る際には、乱数を使用したり、同一組記号で連続する枝番に同一の販売店コードを割り振ることを禁止するようなアルゴリズムを用いたりするなど、販売店に送付される抽せん券の抽せん番号をさらにばらばらにするような工夫をしても良い。
また、各販売店にとっては自販売店に送付されてくる抽せん券の抽せん番号を管理できれば充分であり、他販売店用の抽せん番号を知る必要はないので、発売元システムから販売店システムには当該販売店に関するデータのみを送るようにする。
なお、図6〜図8を用いて説明したように、本実施形態の管理方法の特徴は、抽せん番号を多次元の記号情報に対応付け、この記号情報のうちの一部の次元の情報と販売店とを対応付けることによって、テーブルに保持すべきデータが少なくて済むようにしていることである。ここで、「多次元の記号情報」とは組記号、記号、袋番号の各次元の情報であり、この対応付けのしかたを具体的に表わすデータが抽せん番号管理テーブルに保持されている。また、「一部の次元の情報と販売店とを対応付ける」とは、上記の各次元のうち組記号と袋番号の次元の情報に販売店を対応付けることであり、この対応付けのしかたを具体的に表わすデータが販売店別管理テーブルに保持されている。
図9は、上述した抽せん番号管理テーブルおよび販売店別管理テーブルを参照しながらデータの変換を行う番号変換処理部の機能概要を示す参考図である。
図9(a)に示すように、番号変換処理部は、抽せん番号を組記号と袋番号との組み合わせに変換する。これは、まず抽せん番号のうち組番号を除く6桁の数字の部分(「100000」〜「199999」)を基に記号と袋番号とを求め、その記号と組番号とが合致するような組記号を求めることにより行える。また逆に、番号変換処理部は組記号と袋番号との組み合わせから袋を特定し10種類の抽せん番号に変換することができ、さらに記号によりその10種類の中の1つの抽せん番号を特定することができる。
また、図9(b)に示すように、番号変換処理部は、組記号と枝番号との組み合わせを販売店のコードに変換する。また、逆に販売店のコードを組記号と枝番号との組み合わせの集合に変換する。なお、ここでは、販売店のコードとは、販売店別管理テーブルに保持されているコードである。前述のように、発売元システムにおける販売店別管理テーブルには第1次販売店のコードが保持されており、販売店システムにおける販売店別管理テーブルには第2次販売店のコードが保持されている。
図10は、上述したデータ処理を含み、抽せん券を管理する手順を示すフローチャートである。まず、図10のステップS1において、抽せん番号管理テーブルにデータを設定する。なお、このとき、乱数または擬似乱数を発生する装置、回路、あるいはプログラムを用いることによって、乱数的要素を含んだデータ設定を行うようにしても良い。次に、ステップS2において、抽せん番号管理テーブルのデータを基に袋詰め番号データを生成し、このデータに従って抽せん券の袋詰めを行う。
次に、ステップS3において、販売店への組記号および枝番号の割り当てを行い、販売店別管理テーブルにデータを設定する。この販売店別管理テーブルへのデータの設定においても、ステップS1と同様に、乱数的要素を含んだデータ設定を行うようにしても良い。そして、ステップS4においては、この販売店別管理テーブルのデータにしたがい、袋詰めされた抽せん券を発売を管理する機関から販売店に送付する。また、ステップS5においては、抽せん番号管理テーブルおよび販売店別管理テーブルのデータを発売元システム側から販売店システム側へ送付する。
そして、送付されてくる抽せん券およびデータを受け取った販売店側では、ステップS6においてこれらのデータと抽せん券との照合確認を行い、さらにステップS7においては、第2次販売店に抽せん券を送付するとともに、販売店別管理データに第2次販売店のデータを設定する。
以上説明したような方法をとることにより、1000万種類の抽せん番号それぞれがどの販売店で販売されるものであるかを膨大なデータとして記録することなく、抽せん番号管理テーブルのデータと販売店別管理テーブルのデータを管理するだけで、抽せん番号と販売店とを双方向に対応付けることが可能となる。
次に、袋詰め番号データを用いて、抽せん券の物流を効率化する方法について説明する。図11は、抽せん券の印刷から、袋詰めを経て、販売店への送付を行うまでのプロセスを示すプロセス構成図である。図11において、まず複数枚の抽せん券が連刷されたシートが印刷機71によって印刷される。そして、そのシートは裁断機72によって1枚ずつの抽せん券に裁断される。裁断済みの抽せん券はスタック装置73によって10枚ずつの束に分類される。次に袋詰め装置74がその束の単位での袋詰めを行い、販売店別仕分け装置75が10枚ずつの抽せん券が入った袋を、送付先の販売店別に仕分けて包装する。
このとき、発売元システム10は、抽せん番号管理テーブル31aと販売店別管理テーブル32aから生成される袋詰め番号データ33aに基づき、スタック装置73、袋詰め装置74、販売店別仕分け装置75への指示を行う。また、販売店別仕分け装置75が仕分けを行った段階で、販売店への送付票や販売店コードや販売店名を記したラベルを印刷して送付物の表面から見えるようにしても良い。これにより、袋詰め時の作業間違いや、送付先の誤りなどをなくし、物流の効率を向上させることが可能になる。
また、袋詰め番号データ33aを印刷機71に渡すようにして、この渡されたデータに基き、袋詰めするときの順序に応じて抽せん番号の印刷順序を決定するようにしても良い。これにより、抽せん券の分類に要するスペースを削減でき、スタック装置73を小型化したり不要としたりすることができる。
上述した発売元システムおよび販売店システムは、コンピュータシステムを用いて実現されている。また、抽せん番号管理テーブルや販売店別管理テーブルや袋詰め番号データはコンピュータシステムの記憶装置に記憶されている。そして、番号変換処理部が行う各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、磁気ハードディスク、半導体メモリ等をいう。
なお、上記実施形態では、発売元システムと販売店システムとがネットワークによって接続され、抽せん番号管理テーブルや販売店別管理テーブルのデータはこのネットワークを介して伝送されることとしたが、ネットワークを用いずに、発売元システムから販売店システムにデータを反映させるようにしても良い。そのためには、例えば、可搬性のある記録媒体(フロッピー(登録商標)ディスクや、CD−ROMなど)にデータを書き込んで、抽せん券とともに送付するようにする。また、販売店システムを構成する装置は必ずしも販売店の場所に存在する必要はなく、その一部または全部が販売店から離れた場所に存在していても良い。例えば、発売を管理する機関がASP(アプリケーションサービスプロバイダ)となり、発売を管理する機関が運営するセンタに、全販売店のための番号変換処理部と抽せん番号管理テーブルと販売店別管理テーブルと袋詰め番号データとを設け、処理の結果のみをネットワークを介して販売店に送信して表示するようにしても良い。
また、上記実施形態では、抽せん番号の体系として、「01組」〜「100組」の組番号と「100000」〜「199999」の6桁の数字とによって構成される抽せん番号について説明したが、これ以外の体系の抽せん番号を持つ抽せん券に本発明を適用しても良い。
この発明の一実施形態による抽せん券の管理システムの構成を示す構成図である。 同実施形態による抽せん番号管理テーブルの一部分のデータの内容を示す参考図である。 同実施形態による抽せん番号管理テーブルの一部分のデータの内容を示す参考図である。 同実施形態による抽せん番号管理テーブルの一部分のデータの内容を示す参考図である。 同実施形態により、組番号のグループ内において組の順列を定めるための回転を示す参考図である。 同実施形態により、抽せん番号初期値のデータと組番号の順列とを組み合わせて生成される袋詰め番号データを示す参考図である。 同実施形態による袋番号と大番号と枝番号との関係を示す参考図である。 同実施形態による販売店別管理テーブルの構造およびデータ例を示す参考図である。 同実施形態により、抽せん番号管理テーブルおよび販売店別管理テーブルを参照しながらデータの変換を行う番号変換処理部の機能を示す参考図である。 同実施形態による抽せん券を管理手順を示すフローチャートである。 同実施形態により、抽せん券の印刷から、袋詰めを経て、販売店への送付を行うまでのプロセスを示すプロセス構成図である。
符号の説明
1…ネットワーク
10…発売元システム
20…販売店システム
30a,30b…番号変換処理部
31a,31b…抽せん番号管理テーブル
32a,32b…販売店別管理テーブル
33a,33b…袋詰め番号データ
50…袋詰めされた抽せん券
71…印刷機
72…裁断機
73…スタック装置
74…袋詰め装置
75…販売店別仕分け装置

Claims (5)

  1. それぞれ固有の抽せん番号が印刷されている抽せん券をコンピュータシステムにより管理する抽せん券の管理方法であって、
    記憶装置に記憶されている抽せん番号管理テーブルであって袋詰めされる各抽せん券に対応する複数の記号と各記号に対応する抽せん番号初期値との関係を保持する抽せん番号管理テーブルのデータに基づき、番号変換処理部が、前記記号毎に、該記号に対応した前記抽せん番号初期値から袋番号毎に順次所定の増分値ずつ増分した抽せん番号を袋番号に対応させて割り当てることで、各袋詰め番号に対して複数の抽せん番号が割り当てられた袋詰め番号データを生成し、
    前記袋番号と当該袋番号に対応する前記抽せん券の販売店を示す情報との関係を保持する販売店別管理テーブルを記憶装置に記憶しておき、
    前記番号変換処理部前記抽せん番号管理テーブルを用いることにより、前記抽せん番号に対応する記号と袋番号を求め、また、前記販売店別管理テーブルを用いることにより、前記求めた記号と袋番号から販売店を示す情報への変換を行うことを特徴とする抽せん券の管理方法。
  2. 前記抽せん券の抽せん番号はM種類(M≧1)の組記号を含むものであり、
    前記販売店別管理テーブルは、
    前記組番号をJ種類ずつL個(L≧1,J×L=M)のグループに分類し、このL個のグループそれぞれに属する前記組番号の順列をJ通りに異ならしめることによって生成される(L×J)種類の各順列に対応する組記号と前記袋番号との組み合わせに対応して前記抽せん券の販売店の情報を保持することを特徴とする請求項1に記載の抽せん券の管理方法。
  3. それぞれ固有の抽せん番号が印刷されている抽せん券を管理する管理システムであって、
    袋詰めされる各抽せん券に対応する複数の記号と各記号に対応する抽せん番号初期値との関係を保持する抽せん番号管理テーブルと、
    袋番号と当該袋番号に対応する前記抽せん券を販売する販売店を示す情報との関係を表わす販売店別管理テーブルと、
    前記抽せん番号管理テーブルのデータに基づき、前記記号毎に、該記号に対応した前記抽せん番号初期値から袋番号毎に順次所定の増分値ずつ増分した抽せん番号を袋番号に対応させて割り当てることで、各袋詰め番号に複数の抽せん番号が割り当てられた袋詰め番号データを生成するとともに、
    前記抽せん番号管理テーブルを用いることにより、前記抽せん番号に対応する記号と袋番号を求め、また、前記販売店別管理テーブルを用いることにより、前記求めた記号と袋番号から販売店を示す情報への変換を行う番号変換処理部と、
    を備えたことを特徴とする抽せん券の管理システム。
  4. 前記抽せん券の発売を管理する機関において利用される発売元システムと、
    前記発売を管理する機関から前記抽せん券の供給を受けて販売する販売店において利用される販売店システムと、
    前記発売元システムと前記販売店システムとを接続するネットワークと、
    を備え、
    前記発売元システムと前記販売店システムとには、同一の変換規則に基づく処理を行う前記番号変換処理部が設けられており、
    抽せん券の発行の都度、前記発売元システムから前記販売店システムに、前記ネットワークを介して前記抽せん番号管理テーブルのデータを伝送する
    ことを特徴とする請求項3に記載の抽せん券の管理システム。
  5. 前記番号変換処理部が生成した前記袋詰め番号データに基づき、抽せん券の袋詰めを行う袋詰め装置を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の抽せん券の管理システム。
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