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JP4305838B2 - カードホルダおよびカードホルダ付きウエア - Google Patents
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JP4305838B2 - カードホルダおよびカードホルダ付きウエア - Google Patents

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本発明は、カードホルダおよびカードホルダ付きウエアに係り、特に、有料道路の料金所に設置された路側機との間で無線通信を行って通行料金を決済するETCカードの携帯に好適なカードホルダおよびカードホルダ付きウエアに関する。
有料道路の料金所での渋滞緩和やキャッシュレス決済による利便性の向上を目的とした自動料金収受(ETC:Electric Toll Collection)システムが普及しつつある。ETCシステムでは、有料道路の料金所に設置された路側機と車両に搭載されたETC端末との間で無線通信が行われて通行料金がキャッシュレスで決済される。
従来のETC端末は車両に常時固定される車載端末であり、二輪車へ適用する際には、特許文献1に開示されているように、四輪自動車の場合と同様にETC車載機を車両に固定する必要があった。しかしながら、二輪車ではETC車載機が常に露出するために、このような車載方式はなじみにくい。
このような要望に対して、財団法人の道路新産業開発機構では、ETC端末の非接触ICカード化が検討されている。同機構では、このような非接触ICカードの導入に先立ってモニタを募集し、試験走行を実施している。モニタには非接触ICカードと共に、これを収容する防水ジッパー84付きのカードケース80(図13)とリールクリップ81(図14)とが支給される。
前記カードケース80およびリール式のリールクリップ81は、図15に示したように、リールクリップ80のワイヤ端部にカードケース80をフラップバンド82で連結して使用される。二輪車はICカード読取機を設置した料金所(一般レーン)において一旦停止し、ドライバがカードケース80をリールクリップ81からワイヤ83ごと引き出し、これを入口では通行券発券機に設置されたICカード読取機に、出口ではブース横に設置したICカード読取機に、それぞれタッチさせると課金が行われる。
特開平10−278865号公報
図15に示したように、カードケース80とリールクリップ81とを組み合わせた従来のICカードホルダ8では、カードケース80はリールクリップ81によって吊り下げられるだけなので、カードケース80自体は、その下部はもちろんのこと上部も固定されない。したがって、走行中にカードケースが風圧によって舞ったり、あるいはばたついたりすることがある。また、高速走行中であれば、風圧を受けたカードケース80に作用する力によってリールクリップ81のワイヤ83が引き出されてしまうこともあり得る。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、ウエアへの取り付けおよび取り外しが容易でありながら、二輪車による走行中もウエアに対して良好な姿勢で確実に保持されるカードホルダおよびカードホルダ付きウエアを提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、カードケースおよびリールクリップを含み、リールクリップのワイヤ端部(または本体)にカードケースを連結して構成されるカードホルダおよびカードホルダ付きウエアにおいて、以下のような手段を講じた点に特徴がある。
(1)本発明のカードホルダは、カードケースの少なくとも一方の主面に、相互に結合する一対の結合部材の一方が固着されていることを特徴とする。
(2)本発明のカードホルダは、アームバンドを備えた腕章型のホルダ基台と、このホルダ基台に設けられ、前記リールクリップのクリップ(またはワイヤ端部)が係合されるクリップ留めと、前記ホルダ基台に設けられた前記一対の結合部材の他方とを含むこと。あるいはウエストポーチと、このウエストポーチに設けられ、前記リールクリップのクリップが係合されるクリップ留めと、前記ホルダ基台に設けられた前記一対の結合部材の他方と、を含むことを特徴とする。
(3)本発明のカードホルダは、前記結合部材が面ファスナーであり、ホルダ基台あるいはウエストポーチに装着される他方側結合子が、カードケースに装着される一方側結合子よりも大きいことを特徴とする。
(4)本発明のカードホルダは、前記カードケースに舌片状の突起が形成されていることを特徴とする。
(5)本発明のカードホルダ付きウエアは、カードケースの少なくとも一方の主面に固着され、相互に結合する一対の結合部材の一方と、ウエアの表面に装着され、前記リールクリップのクリップ(またはワイヤ端部)が係合されるクリップ留めと、ウエアの表面において前記クリップ留めの下方に装着された前記一対の結合部材の他方とを含むことを特徴とする。
(6)本発明のカードホルダ付きウエアは、前記クリップ留めおよび他方の結合部材が、左右の胸部の少なくとも一方あるいは左右の上腕部の少なくとも一方に装着されていることを特徴とする。
(7)本発明のカードホルダ付きウエアは、面ファスナーの一方側結合子がカードケースに装着され、他方側結合子がウエアに装着され、他方側結合子が一方側結合子よりも大きいことを特徴とする。
(1)本発明のカードホルダは、カードケースおよびリールクリップを含み、リールクリップのワイヤ端部(またはリールクリップ本体)にカードケースを連結して構成されると共に、その一方の主面に、相互に結合する一対の結合部材の一方を備え、ウエアには、リールクリップのクリップ(またはワイヤ端部)が係合されるクリップ留めと、前記一対の結合部材の他方とを設けたので、カードケースは、その上部をリールクリップにより支持され、その主要部を結合部材によりウエアへ固定される。したがって、強い走行風を受けてもカードケースが舞ったり、あるいはばたついたりすることがなく、またリールクリップのワイヤが風で引き出されることもない。
(2)本発明のカードホルダは、カードケースおよびリールクリップを含み、リールクリップのワイヤ端部(またはリールクリップ本体)にカードケースを連結して構成されると共に、その一方の主面に、相互に結合する一対の結合部材の一方を備え、腕章型のホルダ基台あるいはウエストポーチに、リールクリップのクリップ(またはワイヤ端部)が係合されるクリップ留めと、前記一対の結合部材の他方とを設けたので、クリップ留めや他方側結合子が装着されていないウエアを着用する際もカードホルダを使用することができる。
(3)結合部材として面ファスナーを採用し、ウエア、ホルダ基台あるいはウエストポーチに設ける他方側結合子を、カードケースに設ける一方側結合子よりも大きくしたので、ドライバがカードケースをウエア、ホルダ基台あるいはウエストポーチへ戻して面ファスナーを連結する際に、その位置決めの制約を緩和することができる。
(4)結合部材として面ファスナーを採用し、これをカードケースの両面に設けたので、ドライバはカードケースの表裏を意識することなく、これをウエアや腕章型のホルダ基台、あるいはウエストポーチへ簡単に装着できるようになる。
(5)カードケースに舌片状の突起を設けたので、カードケースをウエアや腕章型のホルダ基台、あるいはウエストポーチから取り外す際に、この舌片状突起を摘んで引き剥がすようにすれば操作性が向上する。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係るカードホルダ1の正面図であり、図2は、その側面図である。
本発明のカードホルダ1は、ICカード15を収容するカードケース10およびリールクリップ20(あるいはバッジリトラクタ)を主要な構成とし、リールクリップ20から引き出されるワイヤ21の先端には、雄スナップ23、雌スナップ24および吊り下げ孔25を備えたフラップバンド26が装着されている。カードケース10は前記フラップバンド26を介してリールクリップ20と連結される。前記リールクリップ20の裏面にはクリップ22が設けられている。
カードケース10は、電磁波に対して透明な塩ビ製あるいはポリオルフェン製等であり、上端部の近傍には、前記フラップバンド26が挿通される吊り下げ孔11が開口され、カード出入口には防水ジッパー12が設けられている。本実施形態ではさらに、カードケース10の一方の主面の下縁部に沿って、着脱の容易な一対の結合部材として、例えばマジックテープ(登録商標)13のような面ファスナーの一方側結合子13aが固着されている。
図3は、前記カードホルダ1の使用に好適なウエア40(ライディングジャケット)の一例を示した図であり、左側胸部には帯状のクリップ留め41が設けられ、その下方には他方側結合子13bが固着されている。
前記カードホルダ1をウエア40に装着する際は、図4に示したように、前記リールクリップ20の本体部に設けたクリップ22で前記クリップ留め41を挟み、カードケース10の一方の主面に固着されたマジックテープ(登録商標)の一方側結合子13aをウエア側に固着された他方側結合子13bに押し付けて両者を結合させる。なお、上記実施形態では着脱の容易な一対の結合部材としてマジックテープ(登録商標)を採用したが、留金やボタンであっても良い。
本実施形態によれば、カードケース10の上部は前記リールクランプ20により保持され、カードケース10の下部は前記マジックテープ(登録商標)13によりウエアに対して固定されるので、強い走行風を受けてもカードケース10が舞ったり、あるいはばたついたりすることがなく、またリールクリップ20のワイヤ21が引き出されてしまうこともない。
なお、上記した実施形態では、クリップ留め41およびマジックテープ(登録商標)13の他方側結合子13bをウエア40の胸部に固着するものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、図5に示したように、上腕部に固着するようにしても良い。
ところで、上記した実施形態ではウエア40に予めクリップ留め41およびマジックテープ(登録商標)の他方側結合子13bを装着しておく必要がある。これに対して、次に説明する他の実施形態では、前記クリップ留め41および他方側結合子13bが装着されていないウエアを着用する際でも、前記カードホルダ1を使用できるようにしている。
図6、7は、本発明の他の実施形態に係るカードホルダ1の構成を示した図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
本実施形態では、図6に示した腕章型のホルダ基台50を別途に用意し、これに前記カードホルダ1を装着し、ドライバは前記ホルダ基台50を腕に装着する。前記ホルダ基台50には、これを上腕部に装着するためのアームバンド52が設けられると共に、前記帯状のクリップ留め41と同等のクリップ留め53およびマジックテープ(登録商標)13の他方側結合子13bが設けられている。前記カードホルダ1は、図7に示したように、前記リールクリップ20のクリップ22で前記クリップ留め53を挟み、カードケース10の裏面に設けられたマジックテープ(登録商標)の一方側結合子13aを前記他方側結合子13bに押し付けて両者を結合させることでホルダ基台50へ装着される。
なお、上記した腕章型のホルダ基台50のアームバンド52は、図8に示したように2箇所に設けても良い。このようにすれば、一方のアームバンド52aは上腕部への装着を考慮して比較的短くし、他方のアームバンド52bは大腿部への装着を考慮して比較的長くすることにより、ホルダ基台50の装着位置に関する制約を無くすることができる。
さらに、上記した腕章型のホルダ基台50以外にも、例えば図9に示したように、ウエストポーチ60の正面に前記クリップ留め53と同等のクリップ留め61およびマジックテープ(登録商標)13の他方側結合子13bを装着し、ここに前記カードホルダ1を装着するようにしても良い。
また、上記した各実施形態では、マジックテープ(登録商標)13の一方側結合子13aをカードケース10の一方の主面のみ設けるものとして説明したが、本発明はこれにみに限定されるものではなく、図10に示したように両面に設けても良い。このようにすれば、ドライバはカードケース10の表裏を意識することなく、これをウエア40や腕章型のホルダ基台50、あるいはウエストポーチ60へ簡単に装着できるようになる。
さらに、図11に示した他の実施形態のように、カードケース10の下端部に舌片状の突起28を設け、カードケース10をウエア40や腕章型のホルダ基台50、あるいはウエストポーチ60から取り外す際に、この舌片状突起28を摘んで引き剥がすようにすれば操作性が向上する。
さらに、上記した各実施形態ではカードケース10をリールクリップ20の可動端であるワイヤ端部に装着するものとして説明したが、図12に示した更に他の実施形態のように、リールクリップ20の固定端である本体にカードケース10を装着し、ワイヤ21の端部に設けたクリップ29を前記クリップ留め41、53、61に係合させるようにしても良い。
さらに、上記した各実施形態では、カードケース10に装着されるマジックテープ(登録商標)の一方側結合子13aと、ウエア40、腕章型ホルダ基台50あるいはウエストポーチ60に装着される他方側結合子13bとの相対的な大きさに関して規定していないが、図7に一例を示したように、他方側結合子13bを一方側結合子13aよりも大きくすれば、ドライバがカードケース10をウエア40、腕章型のホルダ基台50あるいはウエストポーチ60へ戻してマジックテープ(登録商標)と連結させる際に、その位置決めの制約を緩和することができる。
本発明に係るカードホルダの一実施形態の正面図である。 本発明に係るカードホルダの一実施形態の側面図である。 本発明に係るカードホルダが装着されるウエアの一例を示した図である。 本発明に係るカードホルダのライダージャケットへの装着例を示した図である。 本発明に係るカードホルダが装着されるウエアの他の一例を示した図である。 本発明に係るカードホルダと共に使用される腕章型ホルダ基台の一例を示した図である。 図6に示した腕章型ホルダ基台へのカードホルダの装着例を示した図である。 腕章型ホルダ基台の他の実施形態の一例を示した図である。 本発明に係るカードホルダと共に使用されるウエストポーチの一例を示した図である。 本発明に係るカードホルダの他の実施形態の側面図である。 本発明に係るカードホルダのさらに他の実施形態の正面図である。 本発明に係るカードホルダのさらに他の実施形態の正面である。 従来の防水ジッパー付きカードケースの一例を示した図である。 従来のリールクリップの一例を示した図である。 従来のカードホルダの一例を示した図である。
符号の説明
1…カードホルダ、10…カードケース、11…吊り下げ孔、12…防水ジッパー、13…マジックテープ(登録商標)、13a…一方側結合子、13b…他方側結合子、15…ICカード、20…リールクリップ、21…ワイヤ、22…クリップ、23…雄スナップ、24…雌スナップ、25…吊り下げ孔、26…フラップバンド、40…ウエア、41,53,61…クリップ留め、50…腕章型ホルダ基台、52…アームバンド、60…ウエストポーチ

Claims (15)

  1. カードケースおよびリールクリップを連結して構成されるカードホルダにおいて、
    前記リールクリップの固定端および可動端のいずれか一方が、前記カードケースの一辺の略中央部に連結され、
    前記カードケースの少なくとも一方の主面に、相互に結合する一対の長手状の結合部材の一方が、前記カードケースの一辺と対向する他の一辺に沿って固着されたことを特徴とするカードホルダ。
  2. アームバンドを備えた腕章型のホルダ基台と、
    前記ホルダ基台に設けられ、前記リールクリップの固定端および可動端のいずれか他方側が係合されるクリップ留めと、
    前記ホルダ基台に設けられた前記一対の結合部材の他方とを含むことを特徴とする請求項1に記載のカードホルダ。
  3. ウエストポーチと、
    前記ウエストポーチに設けられ、前記リールクリップの他方側が係合されるクリップ留めと、
    前記ウエストポーチに設けられた前記一対の結合部材の他方とを含むことを特徴とする請求項1に記載のカードホルダ。
  4. 前記結合部材が留金またはボタンであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のカードホルダ。
  5. 前記結合部材が面ファスナーであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のカードホルダ。
  6. 前記結合部材の他方が一方よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載のカードホルダ。
  7. 前記カードケースの前記他の一辺に、舌片状の突起が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のカードホルダ。
  8. 前記カードがICカードであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のカードホルダ。
  9. カードケースおよびリールクリップを含み、前記リールクリップの固定端および可動端のいずれか一方に前記カードケースを連結して構成されたカードホルダが着脱自在に装着されるカードホルダ付きウエアにおいて、
    前記カードケースの少なくとも一方の主面に固着され、相互に結合される一対の結合部材の一方と、
    ウエアの表面に装着され、前記リールクリップの固定端および可動端のいずれか他方側が係合されるクリップ留めと、
    ウエアの表面において前記クリップ留めの下方に装着された前記一対の結合部材の他方とを具備し、
    前記クリップ留めと結合部材の他方との距離が、前記リールクリップが収納状態にあるときの当該リールクリップの固定端および可動端のいずれか他方と結合部材の一方との距離に相当することを特徴とするカードホルダ付きウエア。
  10. 前記クリップ留めおよび他方の結合部材が左右の胸部の少なくとも一方に装着されたことを特徴とする請求項9に記載のカードホルダ付きウエア。
  11. 前記クリップ留めおよび他方の結合部材が左右の上腕部の少なくとも一方の外側に装着されたことを特徴とする請求項9に記載のカードホルダ付きウエア。
  12. 前記結合部材が留金またはボタンであることを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載のカードホルダ付きウエア。
  13. 前記結合部材が面ファスナーであることを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載のカードホルダ付きウエア。
  14. 前記結合部材の他方が一方よりも大きいことを特徴とする請求項13に記載のカードホルダ付きウエア。
  15. 前記カードがICカードであることを特徴とする請求項9ないし14のいずれかに記載のカードホルダ付きウエア。
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