JP4311855B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸収性物品に関し、更に詳しくは生理用ナプキン、おりものシート、使い捨ておむつ等として特に好適に用いられる吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
吸収性物品に種々の機能を付与することを目的として、吸収性物品における吸収体に各種機能性粉粒体を含有させることが知られている。典型的には、吸収性能の向上を目的として、吸収体に高吸収性ポリマーの粒子が含有されている。この他に例えば、排泄された液から発生する悪臭を抑えるために脱臭又は消臭剤を含有させたり、芳香剤を含有させることも知られている。
【0003】
しかし、これら機能性粉粒体は、吸収性物品の着用中に着用者の動作で分散したり、該動作で該吸収性物品が変形した場合に、これに起因して吸収体から脱落する場合がある。その結果、所望の機能が十分に発揮されなくなる場合がある。特に、機能性粉粒体が活性炭のような黒色系のものである場合、これが吸収体から脱落することで吸収性物品の外観印象までもが悪化してしまう。
【0004】
従って、本発明は、機能性粉粒体を含有する吸収体を備えた吸収性物品において、該機能性粉粒体の脱落が防止された吸収性物品を提供することを目的とする。
また本発明は、機能性粉粒体を含有する吸収体を備えた吸収性物品において、該機能性粉粒体の脱落に起因する外観印象の低下が防止された吸収性物品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液透過性の表面層、液不透過性の裏面層及び両層間に介在された液保持性の吸収層を有する吸収性物品において、
前記吸収層が、前記吸収性物品に所定の機能を付与する機能性粉粒体を含有する縦長形状の吸収部と、該吸収部全体を被覆する被覆シートとを備え、
前記被覆シートは、前記吸収部の長手方向に沿う一側部と他側部とが重ね合わされるようにして前記吸収部全体を被覆すると共に前記吸収部の上下面を被覆する前記被覆シートが前記吸収部の前後端から延出し、延出した上下の前記被覆シート同士が接合されて、前記吸収部全体が前記被覆シートによって封止されている吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の一実施形態の生理用ナプキンの部分破断斜視図が示されており、図2(a)には、吸収体の斜視図が示されており、図2(b)〜図2(e)には、図2(a)におけるb−b線、c−c線、d−d線及びe−e線断面図がそれぞれ示されている。
【0007】
図1及び図2に示す生理用ナプキン1は、縦長の形状をしており、液透過性の表面層を構成するトップシート2、液不透過性の裏面層を構成するバックシート3及びトップシート2とバックシート3との間に介在された液保持性の吸収層としての吸収体4を有している。トップシート2及びバックシート3は、吸収体4の周縁から外方に延出しており、延出した部分において両シート2,3が所定の接合手段によって接合されて、吸収体4を挟持している。
【0008】
バックシート3の外面には、ナプキン1を着用者の着衣に固定するための粘着剤層(図示せず)が形成されている。この粘着剤層は、剥離紙(図示せず)によって被覆されており、ナプキン1の使用時まで保護されている。トップシート2としては、各種不織布やこれに穿孔を施したもの、及び穿孔フィルム等が用いられる。バックシートとしては、熱可塑性樹脂からなり、透湿性を有するか又は有さないフィルム等が用いられる。また、粘着剤層及び剥離紙としては、従来のナプキンに用いられているものと同様のものを用いることができる。
【0009】
吸収体4とトップシート2との間には、該吸収体4の上面全域を覆うように中間層としての遮蔽シート5が配されている。遮蔽シート5は、吸収体4に濃色の機能性粉粒体が含有されている場合に、その色をトップシート2側から見えにくくして、ナプキン1の外観印象を向上させるために用いられる。遮蔽シート5は白色又は無色であり、ナプキン1をトップシート2側からみたときに、機能性粉粒体の色を減殺する程度に且つ吸収体4の色が視認可能な程度の光透過性を有していることが好ましい。遮蔽シート5を用いることで、吸収体4の色合いが緩和されて使用者にパステル調の柔らかな印象を与え、吸収体4に含まれる濃色の機能性粉粒体の色が使用者に与える不快感が低減される。遮蔽シート5は、紙、パルプシート、不織布等の材料から構成されており、液透過性を有している。該材料が親水性でない場合又は親水性の程度が低い場合には、所定の親水化処理を施すことが好ましい。
【0010】
吸収体4は、図2(a)〜図2(e)に示すように、液の吸収部としての吸収シート6及び該吸収シート6全体を被覆する被覆シート7とを備えて構成されている。
【0011】
図2(b)及び図2(c)に示すように、吸収シート6は、左右両側部が重なり合うように一枚のシートがC字状に三つ折りされて構成されており、実質的に縦長の形状をしている。そして、吸収シート6の長手方向がナプキン1の長手方向と同じになるように吸収体4が配されている。
【0012】
吸収シート6は、繊維材料及び機能性粉粒体を含有して構成されている。吸収シート6は、前記繊維材料からなるシートにおける該繊維材料間に前記機能性粉粒体が三次元状に分散配置されて構成されていることが好ましい。機能性粉粒体は一種又は二種以上を用いることができる。特に、機能性粉粒体として、高吸収性ポリマーの粒子とその他の種類の機能性粉粒体とを用いる場合、該その他の機能性粉粒体は、高吸収性ポリマーの粒子を介して前記繊維材料に結合固定された構造をなしていることが好ましい。これによって、高吸収性ポリマーの粒子及びその他の機能性粉粒体の脱落が効果的に防止される。このような構造の吸収シート6は、例えば本出願人の先の出願に係る国際公開WO00/04938の第3頁5行〜第6頁12行に詳述されている。
【0013】
前記機能性粉粒体は、ナプキン1に所定の機能を付与するものである。具体的には、消臭若しくは脱臭剤、抗菌剤、芳香剤、吸水剤、温熱発熱剤等があり、ナプキン1の要求性能等に応じて適切な機能性粉粒体が用いられる。機能性粉粒体は黒色、褐色、黄色等の有色を呈している場合が多く、そのような有色の機能性粉粒体を吸収シート6に含有させると、前述の通り機能性粉粒体の色がトップシート2を通じて視認されてナプキンの外観印象を低下させるという不都合が起こることがあるが、本実施形態においては、吸収シート6を被覆シート7で被覆することによって(特に、後述するように被覆シート7を所定の色に着色することによって)、及び前述の遮蔽シート5を配することによって、前記不都合が回避される。このように、本発明においては、前記機能性粉粒体の脱落が防止されると共に、該機能性粉粒体が有色である場合には、当該色の遮蔽効果も奏される。尚、本明細書において有色とは白色以外の色を呈していることをいい、有彩色及び無彩色の双方を包含する。
【0014】
被覆シート7は、吸収シート6の長手方向に沿う一側部と他側部とが重ね合わされるようにして吸収シート6全体を完全に被覆している。詳細には、被覆シート7は、吸収シート6の長手方向に沿ってC字状に三つ折りにされている。そして、三つ折りにされた被覆シート7における中央部7aが吸収シート6の上面を覆い、第1側部7b及び第2側部7cが吸収シート6の下面を覆っている。吸収シート6の下面側に折り返された第1側部7b及び第2側部7cは、その外側縁部同士が重なり合っている。これによって、吸収シート6には、外部に露出している部分が存在していない。
【0015】
図2(d)及び図2(e)に示すように、吸収シート6の上面を被覆する被覆シート7の中央部7a並びに吸収シート6の下面を被覆する被覆シート7の第1及び第2側部7b,7cは、吸収シート6の前後端から延出している。そして、延出した上下の被覆シート7同士が所定手段、例えばホットメルト粘着剤やヒートシール等の接着手段によって接合されている。これによって、吸収シート6は、その全体が被覆シート7内に完全に封止されている。その結果、ナプキン1の着用中に着用者の動作で該ナプキン1が変形した場合に、これに起因する吸収体4からの機能性粉粒体の脱落が防止されて、ナプキン1に所望の機能が効果的に発現する。特に、機能性粉粒体が濃色のものである場合には、その脱落によってナプキンの外観印象が悪化する場合があるが、本実施形態によれば、そのおそれも無い。
【0016】
図2(b)〜図(e)に示すように、吸収シート6と被覆シート7とは所定の接合手段、本実施形態においてはスパイラル状に塗工されたホットメルト粘着剤によって接合固定されている。これによって、ナプキン1の装着中に着用者の動作によって吸収シート6と被覆シート7とが分離することに起因する吸収体4の吸収性能の低下等が防止される。
【0017】
吸収シート6と被覆シート7とは、その対向面のすべてが接合固定(即ち全面接合)されているのではなく、部分接合で固定されている。吸収シート6と被覆シート7とを全面接合させると、それに起因して吸収体4が硬くなりナプキン1のフィット性が低下してしまうが、部分接合で固定させることでそれが防止される。また全面接合により液の吸収性能が低下する場合があるが、部分接合で固定させることでそれも防止される。
【0018】
吸収シート6と被覆シート7とを部分接合で固定させることに生じるこれらの効果は、ナプキン1の厚みが小さい場合に特に顕著となる。具体的には、ナプキン1の厚みを好ましくは4mm以下、更に好ましくは3mm以下、一層好ましくは2mm以下とすることで、ナプキン1のフィット性・装着性が一層向上し、装着感に優れたナプキンとなる。
【0019】
吸収シート6の下面側において、吸収シート6と被覆シート7とは、吸収シート6の幅方向中央部における第1の固定部8aの位置で接合固定されている。第1の固定部8aは幅広の帯状の形状となっている。一方、吸収シート6の上面側において、吸収シート6と被覆シート7とは、吸収シート6の幅方向両側部の前端部及び後端部における第2の固定部8b及び第3の固定部8cの位置でそれぞれ接合固定されている。第1の固定部8aと同様に、第2の固定部8b及び第3の固定部8cもまた幅広の帯状の形状となっている。但し、第1の固定部8aが、吸収シート6の長手方向全域に亘って形成されているのに対して、第2及び第3の固定部8b,8cは、吸収シート6の長手方向における前端部及び後端部の位置に不連続に形成されている点が異なる。
【0020】
吸収体4の前端部及び後端部の位置においては、吸収体4を平面視したときに、第1〜第3の固定部8a〜8cをオーバーラップさせて仮想的に形成される仮想固定部が、吸収シート6の前端部及び後端部それぞれを完全に被覆するように、各固定部8a〜8cが形成されている。各固定部8a〜8cをこのように形成することで、吸収体4からの機能性粉粒体の脱落を防止し且つ吸収体4の吸収性能を低下させずに、吸収シート6と被覆シート7との分離を効果的に防止できる。
【0021】
また、吸収シート6における左右両側部の重なり合った部分を、第1の固定部8aの位置で接合固定しているので、該重なり合った部分からの機能性粉粒体の脱落が確実に防止される。更に、吸収シート6における左右両側部の重なり合った部分、及び被覆シート7における左右両側部の重なり合った部分を、何れも第1の固定部8aの位置のみで接合固定しているので、接合固定が極めて効率的になるという効果も奏される。
【0022】
被覆シート7は繊維材料から構成された紙、パルプシート、不織布からなる。該繊維材料としては、パルプ、レーヨン、コットン等の表面が親水性の天然繊維又は再生繊維、及びポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維が挙げられる。
【0023】
前記繊維材料から被覆シート7を形成するには、例えば湿式抄紙法、乾式抄紙法、並びにスパンボンド法、スパンレース法及びヒートボンド法等の各種不織布製造法を用いることができる。このようにして得られた被覆シートが親水性でない場合又は親水性の程度が低い場合には、所定の親水化処理を施すことが好ましい。
【0024】
吸収シート6が濃色の機能性粉粒体を含有する場合、例えば該機能性粉粒体として黒色系の活性炭粒子が含有されている場合、該活性炭粒子によって吸収シート6は白地に黒点が散在した外観を呈することになる。従って、ナプキン1をトップシート2側からみたときに、該黒点が透視されてしまいナプキン1の外観印象が低下することがある。これを防止するために、被覆シート7は、ナプキン1をトップシート2側からみたときに、前記機能性粉粒体の色を減殺する程度に且つ吸収体4の色が視認可能な程度に、前記機能性粉粒体の色と異なる色に着色されていることが好ましい。このように着色された被覆シート7を用いることで、前記黒点が隠蔽され該黒点に起因する色が減殺されて、ナプキン1の外観の外観の印象低下が防止される。更に、着色の仕方によっては模様が形成されてナプキン1に意匠性が付与され、付加価値が加わる。
【0025】
被覆シート7を着色するには、これを構成する繊維材料を着色する。該繊維材料が親水性の天然繊維又は再生繊維の場合、染料等の着色剤を該繊維材料の表面に吸着させることで該繊維材料を着色することができる。一方、該繊維材料が合成繊維である場合、顔料等からなる着色剤のマスターバッチを該合成繊維を構成する樹脂に予め練り込んでおき、当該樹脂から繊維を紡糸することで該繊維材料を着色することができる。また、芯鞘型の合成繊維を用いる場合には、芯部分を着色することが好ましい。特に、着色された不織布を被覆シート7として用いる場合には、該不織布は、芯部分が着色された芯鞘型の繊維を用いヒートボンド法によって形成された不織布であることが好ましい。
【0026】
また、被覆シート7が着色されている場合、バックシート3は、被覆シート7の色と略同色相の色に着色されていることが好ましい。これによって、吸収体4とバックシート3との調和がとれて、ナプキン1をトップシート2側からみたときの外観印象が一層良好となる。またナプキン1をバックシート3側からみたときの濃色の機能性粉粒体の遮蔽効果も生じる。
【0027】
バックシート3の着色の程度は、被覆シート7とのΔE(H)の値が0〜35、特に5〜20となるような程度であることが、ナプキン1の外観印象を一層高め得る点から好ましい。
【0028】
本発明は前記実施形態に制限されない。例えば被覆シートによる吸収シートの被覆及び封止の態様は図2(a)〜図2(e)に示すものに限られず、他の態様でもよい。
【0029】
同様に、吸収シート6と被覆シート7との部分接合の態様は図2(a)〜図2(e)に示すものに限られない。例えば、図2(a)〜図2(e)とは逆に、第2及び第3の接合部8b、8cを、吸収シート6の長手方向全域に亘って形成すると共に、第1の接合部8aを、吸収シート6の長手方向における前端部及び後端部の位置に不連続に形成してもよい。また、第1の接合部8a〜第3の接合部8cの位置関係を、吸収シート6に関して上下逆にしてもよい。即ち、吸収シート6と被覆シート7とを、吸収シート6の上面側において、吸収シート6の幅方向中央部の位置で接合固定すると共に、吸収シート6の下面側において、吸収シート6の幅方向両側部の前端部及び後端部の位置で接合固定してもよい。或いは、吸収シート6の上面における長手方向の前後端部のそれぞれ全域において、吸収シート6と被覆シート7とを接合固定し、吸収シート6の上面における長手方向中央部、及び吸収シート6の下面全域において、吸収シート6と被覆シート7とを非接合状態としてもよい。
【0030】
また、使用する機能性粉粒体の色によっては、遮蔽シート5を用いなくてもよい。或いは遮蔽シート5に代えて、吸収体4とは別の吸収体を用いてもよい。
【0031】
また、本発明の吸収性物品は、生理用ナプキンに限られず、おりものシート、使い捨ておむつ、失禁パッド等にも適用できる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の吸収性物品によれば、機能性粉粒体を含有する吸収体からの該機能性粉粒体の脱落が防止される。
また本発明の吸収性物品によれば、機能性粉粒体を含有する吸収体からの該機能性粉粒体の脱落に起因する外観印象の低下が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の生理用ナプキンの部分破断斜視図である。
【図2】図2(a)は、図1に示すナプキンにおける吸収体の斜視図であり、図2(b)〜図2(e)はそれぞれ、図2(a)におけるb−b線、c−c線、d−d線及びe−e線断面図である。
【符号の説明】
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 トップシート
3 バックシート
4 吸収体
5 遮蔽シート
6 吸収シート(吸収部)
7 被覆シート
8a 第1の接合部
8b 第2の接合部
8c 第3の接合部
Claims (4)
- 液透過性の表面層、液不透過性の裏面層及び両層間に介在された液保持性の吸収層を有する吸収性物品において、
前記吸収層が、前記吸収性物品に所定の機能を付与する有色の機能性粉粒体を含有する縦長形状の吸収部と、該吸収部全体を被覆する被覆シートとを備え、
前記被覆シートは、前記吸収部の長手方向に沿う一側部と他側部とが重ね合わされるようにして前記吸収部全体を被覆すると共に前記吸収部の上下面を被覆する前記被覆シートが前記吸収部の前後端から延出し、延出した上下の前記被覆シート同士が接合されて、前記吸収部全体が前記被覆シートによって封止されており、
前記被覆シートは、前記吸収性物品を前記表面層からみたときに、前記機能性粉粒体の色を減殺でき且つ前記吸収層の色が視認可能に、前記機能性粉粒体の色と異なる色に着色されており、
前記表面層と前記吸収層との間に、該吸収層の上面全域を覆うように白色又は無色の液透過性の遮蔽シートが配されており、該遮蔽シートは、前記吸収性物品を前記表面層からみたときに、前記機能性粉粒体の色を減殺でき且つ前記吸収体の色が視認可能な光透過性を有しており、
前記裏面層は、前記被覆シートの色と略同色相の色に着色されており、
前記裏面層の着色は、前記被覆シートとのΔE(H)の値が5〜20である吸収性物品。 - 前記吸収部と前記被覆シートとが所定の接合手段によって部分接合で固定されている請求項1記載の吸収性物品。
- 前記吸収部と前記被覆シートとが、ホットメルト粘着剤によって部分接合で固定されている請求項2記載の吸収性物品。
- 前記機能性粉粒体が、消臭若しくは脱臭剤、抗菌剤、芳香剤、吸水剤又は温熱発熱剤である請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品。
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