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JP4324088B2 - データ複製制御装置 - Google Patents
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Description

この発明は、RAIDを構成する記憶装置に記憶されたデータを複製する複製処理の制御をおこなうデータ複製制御装置に関し、特に、異なるRAID種別のハードディスク装置が組み合わされて利用される場合に、リダンダントコピーを効果的に実行することができるデータ複製制御装置に関する。
従来、複数のハードディスク装置を組み合わせて使用することにより、データの読み書き速度などの性能の向上、記憶容量の増大、信頼性の向上などを実現するRAID装置が用いられている。
このRAID装置は、それを構成するハードディスク装置のうち1つが故障してもデータが失われることがないように設計されている。たとえば、RAID1およびRAID0+1では、同じデータを2台のハードディスク装置に重複して記憶する。
また、RAID2、RAID3、RAID4およびRAID5では、1台のハードディスク装置が故障した場合でも、その故障したハードディスク装置のデータを復元できるように、他のハードディスク装置にECC(Error Check and Correction)情報やパリティ情報を書き込む。
しかし、RAID1およびRAID0+1では、同じデータを記憶したハードディスク装置の1つが故障した場合、データの冗長性が失われてしまう。また、RAID2、RAID3、RAID4およびRAID5では、ECC(Error Check and Correction)情報やパリティ情報を記憶したハードディスク装置が故障した場合、データの復元ができなくなる。
このようなことを防止するため、リダンダントコピーと呼ばれる方法が考案されている。リダンダントコピーとは、ハードディスク装置の故障の発生に備えて、ハードディスク装置に記憶されたデータのコピーを予備のハードディスク装置に作成するものである(たとえば、特許文献1を参照)。
特開平8−249133号公報
しかしながら、上述した従来技術では、リダンダントコピーをおこなう場合のコピー元のハードディスク装置を固定的に設定するため、リダンダントコピーを効果的に実行することが難しいという問題があった。
具体的には、異なるRAID種別のハードディスク装置をRAID装置が組み合わせて利用している場合に、RAID1、RAID0+1、RAID5などのRAIDの種別に無関係にコピー元のハードディスク装置を決めるため、リダンダントコピーが失敗したり、リダンダントコピー時のRAID装置の負荷を増大させたりする可能性があった。
たとえば、RAID1やRAID0+1では、同じデータを2つのハードディスク装置に記憶しているが、故障の発生が予測されるハードディスク装置をコピー元に固定的に設定してしまうと、リダンダントコピー時にハードディスク装置が故障する危険性が高くなる。
また、RAID5では、故障したハードディスク装置に記憶されていたデータを復元するために用いられるパリティ情報を複数のハードディスク装置に分散して記憶し、1つのハードディスク装置が故障した場合にはそれ以外のハードディスク装置に記憶されたパリティ情報からデータを復元する。
このパリティ情報を利用して、ハードディスク装置に記憶されたデータのコピーを別のハードディスク装置に作成するリダンダントコピーを実行することもできるが、パリティ情報によるデータの復元は、RAID装置に対して大きな負荷を掛けるため、望ましいものではないという問題がある。
そのため、異なるRAID種別のハードディスク装置をRAID装置が組み合わせて利用している場合に、いかに効果的にリダンダントコピーを実行することができるかが重要な問題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、異なるRAID種別のハードディスク装置が組み合わされて利用される場合に、リダンダントコピーを効果的に実行することができるデータ複製制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、RAIDを構成する記憶装置に記憶されたデータを複製する複製処理の制御をおこなうデータ複製制御装置であって、前記記憶装置のRAID種別の情報を記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段により記憶された情報に基づいて、複製元の記憶装置を選択する複製元装置選択手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶装置に対する故障発生の予兆を検出する故障予兆検出手段をさらに備え、前記複製元装置選択手段は、前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出された記憶装置のRAID種別の情報に基づいて、複製元の記憶装置を選択することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記複製元装置選択手段は、同一のデータを複数の記憶装置に記憶するRAIDのRAID種別に前記記憶装置が属する場合に、記憶装置に対するアクセスの有無に応じて同一のデータを記憶した複数の記憶装置の中から複製元の記憶装置を選択することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、記憶装置に記憶されたデータを読み出すデータ読み出し手段をさらに備え、前記複製元装置選択手段は、前記記憶装置に記憶されたデータの読み出しに係るアクセスが発生した場合に、同一のデータを記憶した複数の記憶装置のうち、前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出された記憶装置を複製元の記憶装置として選択し、前記データ読み出し手段は、故障発生の予兆が検出されていない記憶装置からデータを読み出すことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記複製元装置選択手段は、前記記憶装置に対するデータの記憶に係るアクセスが発生した場合に、同一のデータを記憶した複数の記憶装置のうち、前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出された記憶装置以外の記憶装置を複製元の記憶装置として選択することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記故障予兆検出手段は、前記記憶装置におけるデータの読み出しまたはデータの記憶に係るエラーの発生数がRAID種別ごとに設定された所定の閾値を越えたか否かに基づいて、各RAID種別の記憶装置に対する故障発生の予兆を検出することを特徴とする。
また、本発明は、RAIDを構成する記憶装置に記憶されたデータを複製する複製処理の制御をおこなうデータ複製制御方法であって、前記記憶装置のRAID種別の情報を記憶する情報記憶工程と、前記情報記憶工程により記憶された情報に基づいて、複製元の記憶装置を選択する複製元装置選択工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、RAIDを構成する記憶装置に記憶されたデータを複製する複製処理の制御をおこなうデータ複製制御プログラムであって、前記記憶装置のRAID種別の情報を記憶する情報記憶手順と、前記情報記憶手順により記憶された情報に基づいて、複製元の記憶装置を選択する複製元装置選択手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、記憶装置のRAID種別の情報を記憶し、記憶した情報に基づいて、複製元の記憶装置を選択することとしたので、異なるRAID種別の記憶装置が組み合わされて利用される場合に、リダンダントコピーの複製元の記憶装置をRAID種別に応じて選択することによりリダンダントコピーを効果的に実行することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記憶装置に対する故障発生の予兆を検出し、故障発生の予兆が検出された記憶装置のRAID種別の情報に基づいて、複製元の記憶装置を選択することとしたので、故障発生の予兆を検出することにより、故障が実際に発生する前にリダンダントコピーを効果的に実行することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、同一のデータを複数の記憶装置に記憶するRAIDのRAID種別に記憶装置が属する場合に、記憶装置に対するアクセスの有無に応じて同一のデータを記憶した複数の記憶装置の中から複製元の記憶装置を選択することとしたので、アクセスの有無に応じて適切な複製元の記憶装置を選択することにより、リダンダントコピーを効果的に実行することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記憶装置に記憶されたデータの読み出しに係るアクセスが発生した場合に、同一のデータを記憶した複数の記憶装置のうち、故障発生の予兆が検出された記憶装置を複製元の記憶装置として選択し、故障発生の予兆が検出されていない記憶装置からデータを読み出すこととしたので、データの複製処理を実行しつつ、データの読み出し処理を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記憶装置に対するデータの記憶に係るアクセスが発生した場合に、同一のデータを記憶した複数の記憶装置のうち、故障発生の予兆が検出された記憶装置以外の記憶装置を複製元の記憶装置として選択することとしたので、データの複製処理の実行中に故障が発生することにより複製処理が失敗する危険性を低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、記憶装置におけるデータの読み出しまたはデータの記憶に係るエラーの発生数がRAID種別ごとに設定された所定の閾値を越えたか否かに基づいて、各RAID種別の記憶装置に対する故障発生の予兆を検出することとしたので、RAID種別ごとに閾値を設定することにより、各RAID種別の記憶装置の故障に対する信頼性の高低に応じて、故障発生の予兆を検出するレベルを変更することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るデータ複製制御装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下の実施例では、データ複製制御装置がRAID装置である場合について説明する。
まず、本発明に係るデータ複製制御処理の概念について説明する。図1は、本発明に係るデータ複製制御処理の概念を示す図である。図1に示すように、このデータ複製制御処理においては、RAIDを構成するハードディスク装置のうち1つのハードディスク装置10に故障発生の予兆が検出され、データのコピーを別のハードディスク装置に作成するリダンダントコピーが実行される場合に、RAID種別に応じてデータのコピー元となるハードディスク装置を選択する処理をおこなう。
たとえば、図1には、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置10,11b,14cのRAID種別が、RAID1またはRAID0+1か、RAID2、RAID3、RAID4またはRAID5かに応じてコピー元となるハードディスク装置12b,14cを選択する場合が示されている。
RAID1またはRAID0+1では、ミラーリングにより同一のデータを記憶したハードディスク装置11a〜11d,12a〜12dが2つ存在するので、そのうちの一方のハードディスク装置11bに故障発生の予兆が検出された場合には、もう一方のハードディスク装置12bをコピー元としてデータのコピーを別のハードディスク装置13に作成する。
このように、故障の可能性の低いハードディスク装置12bをリダンダントコピーのコピー元のハードディスク装置12bとして設定することにより、確実にリダンダントコピーを実行できるようにすることができる。
また、RAID2、RAID3、RAID4またはRAID5では、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置14cをコピー元とし、データのコピーを別のハードディスク装置15に作成するリダンダントコピーを実行することとする。
たとえば、ハードディスク装置14a,14b,14dに記憶されたハードディスク装置14cのデータのパリティ情報からハードディスク装置14cのデータを作成すると、非常に大きな負荷がRAID装置にかかってしまう。そのため、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置14cをコピー元として、RAID装置に負荷がかかるのを回避する。
このように、このデータ複製制御処理では、リダンダントコピー時に、RAID種別の情報に基づいてコピー元のハードディスク装置を選択することとしているので、リダンダントコピーを効果的に実行することができる。
つぎに、本実施例に係るRAID装置の機能構成について説明する。図2は、本実施例に係るRAID装置30の機能構成を示す図である。図2に示すように、このRAID装置30は、ネットワーク40を介してホストコンピュータ20と接続されている。ホストコンピュータ20は、RAID装置30に対してデータの記憶またはデータの読み出しを要求するコンピュータである。
RAID装置30は、複数のハードディスク装置を組み合わせ、データを冗長化して記憶するディスク装置である。このRAID装置30は、単にデータを冗長化して記憶するだけでなく、RAID装置30を構成するハードディスク装置501〜5016に故障発生の予兆が検出された場合に、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016のデータを別のハードディスク装置5017〜5019に記憶するリダンダントコピーをおこなう。
その際、RAID装置30は、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016のRAID種別に基づいて、リダンダントコピーを実行する際のコピー元のハードディスク装置501〜5016を選択する処理をおこなう。
このRAID装置30は、ハードディスク装置501〜5019およびRAID制御部60から構成される。ハードディスク装置501〜5019は複数のRAIDグループを構成するハードディスク装置501〜5016、および、リダンダントコピーを実行する際のコピー先となるハードディスク装置5017〜5019である。
図2の例では、ハードディスク装置501,502、および、ハードディスク装置503,504は、それぞれRAID種別がRAID1のRAIDグループを構成し、ハードディスク装置505〜508は、RAID種別がRAID0+1のRAIDグループを構成し、ハードディスク装置509〜5012、および、ハードディスク装置5013〜5016は、それぞれRAID種別がRAID5のRAIDグループを構成している。
また、ハードディスク装置5017〜5019は、リダンダントコピー時に、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置50のデータのコピーを作成するコピー先のハードディスク装置として設定されている。
RAID制御部60は、記憶部61、コマンド処理部65、故障予兆検出部66およびHDDアクセス制御部67を有する。
記憶部61は、メモリなどの記憶デバイスである。この記憶部61は、RAID種別管理テーブル62、エラー発生情報63、および、故障予兆検出閾値情報64を記憶している。
RAID種別管理テーブル62は、各ハードディスク装置501〜5019のRAID種別に係る情報などを記憶したものである。図3は、図2に示したRAID種別管理テーブル62の一例を示す図である。
図3に示すように、このRAID種別管理テーブル62は、識別番号、種別およびHDD装置構成の各情報を記憶している。識別番号は、ハードディスク装置501〜5016に設定された各RAIDグループ、または、リダンダントコピー時のコピー先となる予備のハードディスク装置5017〜5019のグループを識別する識別番号である。
種別は、各RAIDグループのRAID種別を示す情報、または、グループがリダンダントコピー時のコピー先となる予備のハードディスク装置5017〜5019のグループである場合に予備のグループであることを示す情報である。
HDD装置構成は、各RAIDグループに含まれるハードディスク装置501〜5016、および、予備のグループに含まれるハードディスク装置5017〜5019の識別情報を記憶している。
図2の説明に戻ると、エラー発生情報63は、各ハードディスク装置501〜5016に発生したエラーの発生回数の情報を、各ハードディスク装置501〜5016を識別する識別情報に対応付けて記憶したものである。なお、ここでは、エラーの発生回数は累積値とするが、単位時間当たりのエラーの発生回数としてもよい。
故障予兆検出閾値情報64は、エラーの発生回数と比較する閾値の情報をRAID種別ごとに記憶したものである。エラーの発生回数がこの閾値を越えた場合に、ハードディスク装置501〜5016に故障発生の予兆があると判定される。
図4は、RAID種別ごとの閾値の設定について説明する図である。図4に示すように、各ハードディスク装置501〜5016のエラーの発生回数は時間とともに増加する。そして、RAID2、RAID3、RAID4またはRAID5のハードディスク装置501〜5016に対する閾値は、RAID1またはRAID0+1のハードディスク装置501〜5016に対する閾値よりも小さい値に設定される。
これは、RAID2、RAID3、RAID4またはRAID5においては、RAID1またはRAID0+1のように、ミラーリングにより同一のデータを記憶したハードディスク装置501〜5016が存在しないため、故障発生の予兆をより早期に検出するためである。
図2の説明に戻ると、コマンド処理部65は、ハードディスク装置501〜5019に対するデータのリードまたはライトに係るコマンドの送信処理、データの送受信処理およびコマンドの実行結果の受信処理をおこなう。ここで、コマンドの実行結果とは、データのリードまたはライトが正常に終了した場合の正常終了情報、あるいは、それらが正常に終了しなかった場合のエラー情報などである。
また、コマンド処理部65は、HDDアクセス制御部67がハードディスク装置501〜5019に記憶するデータをホストコンピュータ20から受信した場合に、そのデータをHDDアクセス制御部67から受け付けて、ハードディスク装置501〜5019に転送する。
さらに、コマンド処理部65は、HDDアクセス制御部67がハードディスク装置501〜5019に記憶されたデータのリード要求をホストコンピュータ20から受け付けた場合に、ハードディスク装置501〜5019から読み出されたデータをHDDアクセス制御部67に転送する。
故障予兆検出部66は、記憶部63に記憶されたRAID種別管理テーブル62、エラー発生情報63および故障予兆検出閾値情報64を参照し、ハードディスク装置501〜5016の故障発生の予兆を検出する処理をおこなう。
具体的には、故障予兆検出部66は、ハードディスク装置501〜5019のエラー発生回数が、RAID種別ごとに定められた閾値を越えたか否かを調べることにより、故障発生の予兆があるか否かを検出する。
HDDアクセス制御部67は、ホストコンピュータ20からデータのリード要求またはライト要求を受け付けた場合に、ハードディスク装置501〜5019に対するデータのリードまたはライト処理の実行制御をおこなう制御部である。
また、このHDDアクセス制御部67は、故障予兆検出部66によりハードディスク装置501〜5019に故障発生の予兆が検出された場合に、RAID種別に応じて決定されたコピー元のハードディスク装置501〜5016から予備のハードディスク装置5017〜5019にデータをコピーするリダンダントコピーの実行制御をおこなう。
このHDDアクセス制御部67は、データリード/ライト制御部68、リダンダントコピー実行部69およびコピー元装置選択部70を有している。データリード/ライト制御部68は、ホストコンピュータ20からデータのリード要求またはライト要求を受け付けて、データのリード処理またはライト処理を実行させるコマンドをハードディスク装置501〜5019に送信するようコマンド処理部65に対して要求する。
また、データリード/ライト制御部68は、ホストコンピュータからライト要求を受け付けたデータをコマンド処理部65を介してハードディスク装置501〜5019に送信し、また、ホストコンピュータからリード要求を受け付けたデータをコマンド処理部65から受け付けてホストコンピュータ20に出力する。
さらに、データリード/ライト制御部68は、ハードディスク装置501〜5019に対するデータのリード処理またはライト処理時に発生したエラーの情報をコマンド処理部65を介してハードディスク装置501〜5019から受け付けて、エラー発生情報63として記憶部61に記憶する処理をおこなう。
リダンダントコピー実行制御部69は、故障予兆検出部66によりハードディスク装置501〜5016に故障発生の予兆が検出された場合に、ハードディスク装置501〜5016から予備のハードディスク装置5017〜5019にデータをコピーするリダンダントコピーの実行制御をおこなう。
コピー元装置選択部70は、リダンダントコピー実行制御部69がリダンダントコピーの実行制御をおこなう場合に、データのコピー元となるハードディスク装置501〜5016をRAID種別に応じて選択する処理をおこなう。
具体的には、コピー元装置選択部70は、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016のRAID種別がRAID2、RAID3、RAID4またはRAID5である場合には、リダンダントコピーをおこなう際のコピー元のハードディスク装置501〜5016を故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016に設定する。
また、コピー元装置選択部70は、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016のRAID種別がRAID1またはRAID0+1である場合には、ハードディスク装置501〜5016に対するデータのリードアクセスまたはライトアクセスがあるか否かに応じて、コピー元のハードディスク装置501〜5016を選択する。
図5は、データのリード/ライトアクセスの有無に基づくコピー元ハードディスク装置501〜5016の選択処理を説明する図である。図5に示すように、データのリード/ライトアクセスが発生していない場合には、コピー元装置選択部70は、ミラーリングにより同一のデータが記憶されたハードディスク装置80,81のうち、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置81をコピー元に設定し、リダンダントコピー実行制御部69は、予備のハードディスク装置82に対するデータのコピー制御をおこなう。
また、データのリードアクセスが発生した場合には、コピー元装置選択部70は、ミラーリングにより同一のデータが記憶されたハードディスク装置83,84のうち、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置83をコピー元に設定し、リダンダントコピー実行制御部69は、予備のハードディスク装置85に対するデータのコピー制御をおこなう。
そして、データリード/ライト制御部68は、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置84からデータをリードする処理の実行制御をおこなう。なお、リダンダントコピーが失敗した場合には、コピー元装置選択部70は、リード処理の完了後、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置84をコピー元に設定し、リダンダントコピー実行制御部69が、リダンダントコピーが失敗したデータをコピーする。
このように、データのリードアクセスが発生した場合には、データのリード処理を優先し、データのリード処理を確実におこなえるよう、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置84からデータをリードすることとする。
また、データのライトアクセスが発生した場合には、コピー元装置選択部70は、ミラーリングにより同一のデータが記憶されたハードディスク装置86,87のうち、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置87をコピー元に設定し、リダンダントコピー実行制御部69は、予備のハードディスク装置88に対するデータのコピー制御をおこなう。
この場合、データリード/ライト制御部68は、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置86、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置87および予備のハードディスク装置88のすべてに対するデータのライト処理の実行制御をおこなう。
このように、データのライトアクセスが発生した場合には、リダンダントコピー処理を確実におこなえるよう、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置84をデータのコピー元として設定してリダンダントコピーを実行する。
つぎに、本実施例に係るデータ複製制御処理の処理手順について説明する。図6は、本実施例に係るデータ複製制御処理の処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、RAID装置の故障予兆検出部66は、ハードディスク装置501〜5019に係る情報を記憶部61から取得する(ステップS101)。ここで、ハードディスク装置501〜5019に係る情報とは、RAID種別管理テーブル62、エラー発生情報63および故障予兆検出閾値情報64である。
そして、故障予兆検出部66は、ハードディスク装置501〜5016に故障発生の予兆があるか否かを、RAID種別ごとに定められた閾値をエラー発生回数が越えたか否かを調べることにより検出する(ステップS102)。
そして、故障発生の予兆が検出されなかった場合には(ステップS102,No)、ステップS101に移行して、故障予兆検出部66は、ハードディスク装置501〜5016に係る情報を記憶部61から取得する処理を再度おこなう。
故障発生の予兆が検出された場合には(ステップS102,Yes)、コピー元装置選択部70は、予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016のRAID種別を調べる(ステップS103)。
そして、予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016のRAID種別が、RAID1またはRAID0+1である場合には(ステップS103,RAID1またはRAID0+1)、コピー元装置選択部70は、ハードディスク装置501〜5016に対するリード/ライトアクセスの有無に応じてコピー元のハードディスク装置501〜5016を設定し、リダンダントコピー実行制御部69は、リダンダントコピーの実行制御をおこなう(ステップS104)。この処理については、図7においてさらに詳しく説明する。
その後、リダンダントコピー実行制御部69は、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016をコマンド処理部65から切り離し(ステップS105)、このデータ複製制御処理を終了する。
ステップS103において、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016のRAID種別が、RAID2、RAID3、RAID4またはRAID5である場合には(ステップS103,RAID2、RAID3、RAID4またはRAID5)、コピー元装置選択部70は、予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016をコピー元として設定し、リダンダントコピー実行制御部69は、リダンダントコピーの実行制御をおこなう(ステップS106)。
その後、ステップS105に移行して、リダンダントコピー実行制御部69は、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016をコマンド処理部65から切り離し、このデータ複製制御処理を終了する。
つぎに、図6のステップS104で説明したRAID1またはRAID0+1におけるリダンダントコピー実行処理の処理手順について説明する。図7は、RAID1またはRAID0+1におけるリダンダントコピー実行処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、RAID装置のコピー元装置選択部70は、ハードディスク装置501〜5016に対するデータのリードアクセスまたはライトアクセスの有無の情報を取得し(ステップS201)、ハードディスク装置501〜5016に対するアクセスがあるか否かを調べる(ステップS202)。
そして、アクセスがない場合には(ステップS202,No)、コピー元装置選択部70は、故障発生の予兆が検出されなかったハードディスク装置501〜5016をコピー元に設定し、リダンダントコピー実行制御部69は、リダンダントコピーの実行制御をおこなう(ステップS207)。
その後、リダンダントコピー実行制御部69は、リダンダントコピーか完了したか否かを調べ(ステップS206)、リダンダントコピーか完了していない場合には(ステップS206,No)、ステップS201に移行して、それ以後の処理を継続する。リダンダントコピーか完了した場合には(ステップS206,Yes)、このリダンダントコピー実行処理を終了する。
ステップS202において、ハードディスク装置501〜5016に対するアクセスがある場合には(ステップS202,Yes)、コピー元装置選択部70は、そのアクセスがデータのリード処理のアクセスか、データのライト処理のアクセスかを調べる(ステップS203)。
アクセスがデータのリード処理のアクセスである場合には(ステップS203,リード処理)、コピー元装置選択部70は、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016をコピー元に設定し、リダンダントコピー実行制御部69は、リダンダントコピーの実行制御をおこなう(ステップS204)。
そして、データリード/ライト制御部68は、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置501〜5016からデータをリードするリード処理の実行制御をおこない(ステップS205)、ステップS206に移行して、それ以後の処理を継続する。
ステップS203において、ハードディスク装置501〜5016に対するアクセスが、データのライト処理のアクセスである場合には(ステップS203,ライト処理)、コピー元装置選択部70は、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置501〜5016をコピー元に設定し、リダンダントコピー実行制御部69は、リダンダントコピーの実行制御をおこなう(ステップS208)。
そして、データリード/ライト制御部68は、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置501〜5016、および、データのコピー先である予備のハードディスク装置5017〜5019に対してデータをライトするライト処理の実行制御をおこない(ステップS209)、ステップS206に移行して、それ以後の処理を継続する。
なお、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図8を用いて、上記各種処理を実現するプログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図8は、図2に示したRAID装置となるコンピュータのハードウェア構成を示す図である。このコンピュータは、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置100、データを表示する表示装置101、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース102、メモリ103、CPU(Central Processing Unit)104、読み出し専用メモリ105およびハードディスク装置1061〜106nをバス107で接続して構成される。ハードディスク装置1061〜106nは、図2に示したハードディスク装置501〜5019に対応するものである。
読み出し専用メモリ105には、RAID装置の機能と同様の機能を発揮するプログラム、つまり、図8に示すコマンド処理プログラム105a、故障予兆検出プログラム105bおよびHDDアクセス制御プログラム105cが記憶されている。
ここで、コマンド処理プログラム105a、故障予兆検出プログラム105bおよびHDDアクセス制御プログラム105cは、適宜統合または分散して記憶することとしてもよい。
そして、CPU104が、コマンド処理プログラム105a、故障予兆検出プログラム105bおよびHDDアクセス制御プログラム105cを読み出し専用メモリ105から読み出して実行することにより、コマンド処理プロセス104a、故障予兆検出プロセス104bおよびHDDアクセス制御プロセス104cとして機能するようになる。
このコマンド処理プロセス104aは、図2に示したコマンド処理部65に対応する。また、故障予兆検出プロセス104bは、図2に示した故障予兆検出部66に対応する。また、HDDアクセス制御プロセス104cは、図2に示したHDDアクセス制御部67、すなわち、データリード/ライト制御部68、リダンダントコピー実行制御部69およびコピー元装置選択部70に対応する。
また、メモリ103には、RAID種別管理テーブル103a、エラー発生情報103bおよび故障予兆検出閾値情報103cが記憶される。なお、RAID種別管理テーブル103a、エラー発生情報103bおよび故障予兆検出閾値情報103cは、図2に示したRAID種別管理テーブル62、エラー発生情報63および故障予兆検出閾値情報64に対応する。
そして、CPU104は、RAID種別管理テーブル103a、エラー発生情報103bおよび故障予兆検出閾値情報103cをメモリ103に記憶するとともに、メモリ103からRAID種別管理テーブル103a、エラー発生情報103bおよび故障予兆検出閾値情報103cを読み出して、各種データ処理を実行する。
ところで、コマンド処理プログラム105a、故障予兆検出プログラム105bおよびHDDアクセス制御プログラム105cについては、必ずしも最初から読み出し専用メモリ105に記憶させておく必要はない。
たとえば、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶しておき、コンピュータがこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
上述してきたように、本実施例では、RAID装置の記憶部61が、ハードディスク装置501〜5016のRAID種別の情報をRAID種別管理テーブル62として記憶し、コピー元装置選択部70が、記憶部61に記憶されたRAID種別管理テーブル62に基づいて、コピー元のハードディスク装置501〜5016を選択することとしたので、異なるRAID種別のハードディスク装置501〜5016をRAID装置が組み合わせて利用している場合に、リダンダントコピーのコピー元のハードディスク装置501〜5016をRAID種別に応じて選択することによりリダンダントコピーを効果的に実行することができる。
また、本実施例では、故障予兆検出部66が、ハードディスク装置501〜5016に対する故障発生の予兆を検出し、コピー元装置選択部70が、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016のRAID種別の情報に基づいて、コピー元のハードディスク装置501〜5016を選択することとしたので、故障発生の予兆を検出することにより、故障が実際に発生する前にリダンダントコピーを効果的に実行することができる。
また、本実施例では、コピー元装置選択部70が、同一のデータを複数のハードディスク装置501〜5016に記憶するRAID1またはRAID0+1のRAID種別にハードディスク装置501〜5016が属する場合に、ハードディスク装置501〜5016に対するアクセスの有無に応じて、同一のデータを記憶した複数のハードディスク装置501〜5016の中からコピー元のハードディスク装置501〜5016を選択することとしたので、アクセスの有無に応じて適切なコピー元のハードディスク装置501〜5016を選択することにより、リダンダントコピーを効果的に実行することができる。
また、本実施例では、コピー元装置選択部70が、ハードディスク装置501〜5016に記憶されたデータのリードアクセスが発生した場合に、同一のデータを記憶した複数のハードディスク装置501〜5016のうち、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016をコピー元のハードディスク装置501〜5016として選択し、データ/リードライト制御部68が、故障発生の予兆が検出されていないハードディスク装置501〜5016からデータを読み出すこととしたので、データのコピー処理を実行しつつ、データの読み出し処理を効率的におこなうことができる。
また、本実施例では、コピー元装置選択部70が、ハードディスク装置501〜5016に対するデータのライトアクセスが発生した場合に、同一のデータを記憶した複数のハードディスク装置501〜5016のうち、故障発生の予兆が検出されたハードディスク装置501〜5016以外のハードディスク装置501〜5016をコピー元のハードディスク装置501〜5016として選択することとしたので、データのコピー処理の実行中に故障が発生することによりコピー処理が失敗する危険性を低減させることができる。
また、本実施例では、故障予兆検出部66が、ハードディスク装置501〜5016におけるデータのリードまたはライトに係るエラーの発生数がRAID種別ごとに設定された所定の閾値を越えたか否かに基づいて、各RAID種別のハードディスク装置501〜5016の故障発生の予兆を検出することとしたので、RAID種別ごとに閾値を設定することにより、各RAID種別のハードディスク装置501〜5016の故障に対する信頼性の高低に応じて、故障発生の予兆を検出するレベルを変更することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示したRAID装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、RAID装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、RAID装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)RAIDを構成する記憶装置に記憶されたデータを複製する複製処理の制御をおこなうデータ複製制御装置であって、
前記記憶装置のRAID種別の情報を記憶する情報記憶手段と、
前記情報記憶手段により記憶された情報に基づいて、複製元の記憶装置を選択する複製元装置選択手段と、
を備えたことを特徴とするデータ複製制御装置。
(付記2)前記記憶装置に対する故障発生の予兆を検出する故障予兆検出手段をさらに備え、前記複製元装置選択手段は、前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出された記憶装置のRAID種別の情報に基づいて、複製元の記憶装置を選択することを特徴とする付記1に記載のデータ複製制御装置。
(付記3)前記複製元装置選択手段は、同一のデータを複数の記憶装置に記憶するRAIDのRAID種別に前記記憶装置が属する場合に、記憶装置に対するアクセスの有無に応じて同一のデータを記憶した複数の記憶装置の中から複製元の記憶装置を選択することを特徴とする付記1または2に記載のデータ複製制御装置。
(付記4)記憶装置に記憶されたデータを読み出すデータ読み出し手段をさらに備え、前記複製元装置選択手段は、前記記憶装置に記憶されたデータの読み出しに係るアクセスが発生した場合に、同一のデータを記憶した複数の記憶装置のうち、前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出された記憶装置を複製元の記憶装置として選択し、前記データ読み出し手段は、故障発生の予兆が検出されていない記憶装置からデータを読み出すことを特徴とする付記3に記載のデータ複製制御装置。
(付記5)前記複製元装置選択手段は、前記記憶装置に対するデータの記憶に係るアクセスが発生した場合に、同一のデータを記憶した複数の記憶装置のうち、前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出された記憶装置以外の記憶装置を複製元の記憶装置として選択することを特徴とする付記3または4に記載のデータ複製制御装置。
(付記6)前記故障予兆検出手段は、前記記憶装置におけるデータの読み出しまたはデータの記憶に係るエラーの発生数がRAID種別ごとに設定された所定の閾値を越えたか否かに基づいて、各RAID種別の記憶装置に対する故障発生の予兆を検出することを特徴とする付記2に記載のデータ複製制御装置。
(付記7)RAIDを構成する記憶装置に記憶されたデータを複製する複製処理の制御をおこなうデータ複製制御方法であって、
前記記憶装置のRAID種別の情報を記憶する情報記憶工程と、
前記情報記憶工程により記憶された情報に基づいて、複製元の記憶装置を選択する複製元装置選択工程と、
を含んだことを特徴とするデータ複製制御方法。
(付記8)RAIDを構成する記憶装置に記憶されたデータを複製する複製処理の制御をおこなうデータ複製制御プログラムであって、
前記記憶装置のRAID種別の情報を記憶する情報記憶手順と、
前記情報記憶手順により記憶された情報に基づいて、複製元の記憶装置を選択する複製元装置選択手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ複製制御プログラム。
以上のように、本発明に係るデータ複製制御装置は、RAIDを構成する記憶装置に記憶されたデータを複製する複製処理の制御をおこなうデータ複製制御システムに有用である。
本発明に係るデータ複製制御処理の概念を示す図である。 本実施例に係るRAID装置30の機能構成を示す図である。 図2に示したRAID種別管理テーブル62の一例を示す図である。 RAID種別ごとの閾値の設定について説明する図である。 データのリード/ライトアクセスの有無に基づくコピー元ハードディスク装置501〜5016の選択処理を説明する図である。 本実施例に係るデータ複製制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 RAID1またはRAID0+1におけるリダンダントコピー実行処理の処理手順を示すフローチャートである。 図2に示したRAID装置30となるコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
10,11a〜11d,12a〜12d,13,14a〜14d,15,501〜5019,80〜88 ハードディスク装置
20 ホストコンピュータ
30 RAID装置
40 ネットワーク
60 RAID制御部
61 記憶部
62 RAID種別管理テーブル
63 エラー発生情報
64 故障予兆検出閾値情報
65 コマンド処理部
66 故障予兆検出部
67 HDDアクセス制御部
68 データリード/ライト制御部
69 リダンダントコピー実行制御部
70 コピー元装置選択部

Claims (5)

  1. RAIDを構成する記憶装置に記憶されたデータを複製する複製処理の制御をおこなうデータ複製制御装置であって、
    前記記憶装置のRAID種別の情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記記憶装置に対する故障発生の予兆を検出する故障予兆検出手段と、
    前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出された場合に、当該故障発生の予兆が検出された記憶装置のRAID種別の情報に基づいて、複製処理が、同一のデータを複数の記憶装置に記憶するRAIDのRAID種別に属する記憶装置に対するものであるのか、あるいは、パリティ情報を記憶装置に記憶するRAIDのRAID種別に属する記憶装置に対するものであるのかを判定し、当該判定結果に応じて複製元の記憶装置を選択する複製元装置選択手段と、
    前記複製元装置選択手段によって選択された記憶装置を複製元として前記複製処理を実行する複製手段と
    を備えたことを特徴とするデータ複製制御装置。
  2. 前記複製元装置選択手段は、複製処理が同一のデータを複数の記憶装置に記憶するRAIDのRAID種別に属する記憶装置に対するものであると判定すると、同一のデータを記憶した複数の記憶装置のうち、前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出されていない記憶装置を複製元の記憶装置として選択し、複製処理がパリティ情報を記憶装置に記憶するRAIDのRAID種別に属する記憶装置に対するものであると判定すると、前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出された記憶装置を複製元の記憶装置として選択することを特徴とする請求項1に記載のデータ複製制御装置。
  3. 前記複製元装置選択手段は、複製処理が同一のデータを複数の記憶装置に記憶するRAIDのRAID種別に属する記憶装置に対するものであると判定すると、記憶装置に対するアクセスの有無をさらに判定し、アクセスが無い場合には、同一のデータを記憶した複数の記憶装置のうち、前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出されていない記憶装置を複製元の記憶装置として選択し、アクセスがある場合には、アクセスの処理内容に応じて複製元の記憶装置を選択することを特徴とする請求項2に記載のデータ複製制御装置。
  4. 記憶装置に記憶されたデータを読み出すデータ読み出し手段をさらに備え、
    前記複製元装置選択手段は、前記アクセスの処理内容が前記記憶装置に記憶されたデータの読み出しに係るアクセスである場合に、同一のデータを記憶した複数の記憶装置のうち、前記故障予兆検出手段により故障発生の予兆が検出された記憶装置を複製元の記憶装置として選択し、
    前記データ読み出し手段は、故障発生の予兆が検出されていない記憶装置からデータを読み出すことを特徴とする請求項3に記載のデータ複製制御装置。
  5. 前記故障予兆検出手段は、前記記憶装置におけるデータの読み出しまたはデータの記憶に係るエラーの発生数がRAID種別ごとに設定された所定の閾値を越えたか否かに基づいて、各RAID種別の記憶装置に対する故障発生の予兆を検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のデータ複製制御装置。
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