JP4331280B2 - 集中エントリシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は各営業店の為替振込等の依頼書のエントリデータ入力を集中して行い、管理する集中エントリシステムにおいて、営業店端末からのエントリデータを取消、訂正する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来の集中エントリシステムの構成ブロック図である。図において、1Aは営業店側システムであり、営業店端末11A、ルータ12、プリンタ13、イメージスキャナ14、営業店端末表示手段15、営業店端末入力手段16、訂正用端末17をそれぞれ有している。2Aは集中センタ側エントリシステムであり、マルチルータ21、ファイルサーバ22A、エントリクライアント23、エントリクライアント表示手段24、エントリクライアント入力手段25、検証クライアント26A、検証クライアント表示手段27、検証クライアント入力手段28、通信ゲートウェイ(以下、通信GWという)29で構成されている。3Aはホストコンピュータである。また4は通信回線である。
【0003】
次に集中エントリシステムにおける為替依頼等の通常のデータエントリ作業について説明する。営業店端末11Aの各オペレータは、イメージスキャナ14に帳票をセットし、帳票を画像データ(以下、イメージデータという)とするために読みとらせる(S101)。営業店端末11Aは、帳票上に自動採番された印字ナンバリングを認識したデータ等の付加情報をイメージデータとリンクさせる。また、帳票上の全ての文字をデータとして認識するCRU(文字認識装置)の機能が営業店端末11Aに付されている場合には、文字認識結果のデータもリンクさせておく(以下、これらのデータをエントリデータ(登録データ)という)。営業店端末11Aは端末オペレータの指示により、ルータ12及びISDN等の通信回線4を介して集中センタ側エントリシステム2Aに送信すると共に依頼人、指定日、金額等のデータを取引データとして取引ファイル(図示せず)に格納しておく(S102)。
【0004】
営業店端末11Aから送信されたエントリデータは、全て集中センタ側エントリシステム2Aのファイルサーバ22Aに格納される。エントリクライアント23のオペレータは、エントリクライアント24に表示されたエントリデータのイメージデータに基づいて、ホストコンピュータ3Aに記憶、及び管理させるためのデータ(以下、管理データという)入力や文字認識結果データ等の修正を行う(S103)。管理データ入力が完了すると、入力されたデータは検証クライアント26Aに送信される(S104)。検証クライアント26Aのオペレータは、入力されたデータの検証を行い、問題がないものと判断すると、検証クライアント26Aに通信GW25を介してホストコンピュータ3Aへ検証が完了した管理データを送信させる(S105)。ファイルサーバ22Aはエントリデータの状態管理も行っており、ホストコンピュータ3Aに管理データが送信されたエントリデータはホスト入力済みとして管理される。これによりデータエントリ作業が終了する。
【0005】
ここで例えば、顧客(エンドユーザ)が依頼した処理を中止したり、振込依頼書等に記入ミスがあったため訂正したいと営業店に申し出たような場合には、エントリデータ又はホストコンピュータ3Aに記憶及び管理させた管理データの取消又は訂正をしなければならなくなる。その際、営業端末11Aから送信されたデータがファイルサーバ22Aにエントリデータとして管理された状態であるか、ホストコンピュータ3Aに管理データとして管理された状態であるかで取消、訂正処理手順が異なる。
【0006】
図11は営業店端末11Aから送信されたエントリデータがファイルサーバ22A内で管理されている場合の取消、訂正処理のフローを表す図である。ここで、S111〜S113までの処理は、図10のS101〜S103までの処理と同じであるので説明を省略する。営業店は、振込依頼書にミスがあった場合等、エントリデータに取消、訂正が生じた旨を、集中センタに電話で連絡を行い(S114)、訂正内容をFAXで通知し、エントリクライアント23のオペレータに修正を行わせる。エントリクライアント23のオペレータは、付加情報に基づいて検索を行い、該当するエントリデータをエントリクライアント23に読み込む。オペレータは、訂正の場合には、エントリデータとFAXで送信された訂正内容に基づいてデータの入力を行う。入力されたデータはオペレータの指示によりエントリクライアント23から検証クライアント26Aに送信される(S115)。検証クライアント26Aのオペレータは、入力されたデータの検証を行い、問題がないものと判断すると、検証クライアント入力手段27Aから指示を入力し、検証クライアント26Aに通信GW25を介してホストコンピュータ3Aへ検証が完了したデータ(以下、管理データという)を送信させる(S116)。また、取消の場合は、修正クライアント23のオペレータは、読み込んだエントリデータの破棄を行う。
【0007】
図12は検証クライアント26Aから送信された管理データがホストコンピュータ3A内で記憶、管理されている場合の取消、訂正処理のフローを表す図である。ここで、S121〜S125までの処理は、図10のS101〜S105までの処理と同じであるので説明を省略する。営業店側は、振込依頼書にミスがあった場合等、エントリデータに取消、訂正が生じた旨を集中センタ側に電話で連絡を行う(S126)。しかし、取消、訂正を行おうとするデータが、すでにホストコンピュータ3Aで記憶及び管理されている場合には、集中センタ側エントリシステム2Aにおいて取消、訂正処理を行うことができない。そこで、集中センタ側では、営業店に該当データの取消、訂正ができない旨を電話連絡する(S127)。電話連絡を受けた営業店側では、営業店端末11Aとは別の訂正用端末17を使って、ホストコンピュータ3Aに直接アクセスし、該当するデータの取消、訂正を行う(S128)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような手順で、集中エントリシステムでは振込依頼等の帳票データの取消、訂正処理を行うが、このような従来のようなエントリデータの取消、訂正方法では、営業店と集中センタとの間に電話連絡等のやりとりを多く必要とする。したがって、例えば各営業店からの取消、訂正依頼が集中した場合には、営業店及び集中センタ双方のオペレータが取消、訂正のために時間を費やすこととなり、特に集中センタにおいては、エントリ処理の遅延を引き起こすことにより、作業効率が低下する。
【0009】
そこで、エントリデータの取消、訂正の際に、営業店と集中センタとの間のやりとりを単純にし、作業の効率化を図ることができるような集中エントリシステムの実現が望まれていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る集中エントリシステムは、
複数の取引データ入力手段から送信される取引データを確認修正し、ホストに送信するための集中エントリ手段を有する集中エントリシステムであって、
集中センタに設けられた集中エントリ手段は、受信したデータを表示する検証クライアントと、取引データを、少なくとも取引データ毎の識別情報とともに記憶するサーバ記憶部と、営業店に設けられたある取引データ入力手段から受信した訂正データ及び指示データを含む取消訂正依頼データに基づき、該当する取引データを取得し、取消訂正依頼データとともに検証クライアントに送信する、制御部を有するサーバとを備え、取引データがホストに送信される前の段階においては、ある取引データ入力手段から取引データの取消訂正依頼データが送信されると、サーバは、取消訂正依頼データ及びサーバ記憶部に記憶された取消訂正依頼に係る取引データを識別情報に基づいて検証クライアントに送信し、検証クライアントは、サーバから受信した取消訂正依頼データに基づいて、訂正処理指示データが入力されたものと判断すると、訂正処理した取引データをホストに送信するとともに、ある取引データ入力手段に訂正完了通知データを送信し、一方、取消訂正依頼データに基づいて取消処理指示データが入力されたものと判断すると、当該取引データの破棄をホストに指示するとともに、ある取引データ入力手段に取消完了通知データを送信し、また、取引データがホストに送信された後の段階において、取消訂正依頼データ及びサーバ記憶部に記憶された取消訂正依頼に係る取引データと共に送信される、各取引データについてサーバ記憶部が記憶したホストに送信済みか否かの情報に基づいて、検証クライアントは、取消訂正依頼に係る取引データがホスト送信済みであると判断し、サーバから受信した取消訂正依頼データに基づいて、訂正処理指示データが入力されたものと判断すると、訂正処理指示データに基づく訂正指示及び訂正処理した取引データをホストに送信するとともに、ある取引データ入力手段に訂正完了通知データを送信し、一方、取消訂正依頼データに基づいて取消処理指示データが入力されたものと判断すると、当該取引データの破棄をホストに指示するとともに、ある取引データ入力手段に取消完了通知データを送信するものである。
【0011】
本発明においては、取引データがホストに送信される前、集中エントリ手段のサーバ記憶部が、少なくとも取引データ入力手段から送信された取引データを記憶する。ある取引データ入力手段から取引データの取消訂正依頼データが送信されると、取消訂正依頼データ及びサーバ記憶部に記憶された取引データを検証クライアントにおいて表示し、またサーバから受信した取消訂正依頼データを判断して、取消処理指示データが入力されたものと判断すると、加工用入力部から入力される訂正データに基づいて訂正処理した取引データをサーバに送信するとともに、ある取引データ入力手段に訂正完了通知データを送信し、一方、取消訂正依頼データを判断して、取消処理指示データが入力されたものと判断すると、取引データを破棄して、ある取引データ入力手段に取消完了通知データを送信する。そして、集中エントリ手段内で、サーバ記憶部が各取引データについて、ホストに送信済みか否かの情報を記憶しているが、検証クライアントは、その情報に基づいて取消訂正依頼に係る取引データがホスト送信済みであると判断すると、ホストに、取消処理指示データに基づく取消指示若しくは訂正処理指示データに基づく訂正指示及び訂正データを送信する。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
図1は本発明の第1の実施の形態に係る集中エントリシステムの構成ブロック図である。図において、1は営業店側システムであり、登録データ入力手段の制御部分となるコンピュータの営業店端末11、ルータ(通信制御装置)12、プリンタ13、イメージスキャナ14、例えばCRTのような営業店端末表示手段15及び例えばキーボードのような営業店入力手段16を有している。従来の営業店端末11Aとは、エントリデータの取消、訂正を行うときに、オペレータの指示により、取消訂正依頼データを送信することができる点で異なる。ルータ12は、複数の営業店端末11と通信回線4とのインターフェースとなる。イメージスキャナ14は、様々な帳票等をイメージデータとして集中センタ側エントリシステム2に送信するために、帳票を光学的に読みとり、データに変換して営業店端末11に送信する。
【0013】
2は集中センタ側エントリシステムであり、マルチルータ(通信制御装置)21、サーバ記憶手段となるファイルサーバ22、エントリクライアント23、加工制御手段となる検証クライアント26、通信GW29で構成されている。集中センタ側エントリシステム2は、通信回線4を介して複数の営業店側システム1と接続され、入力されたエントリデータをホストコンピュータ3が記憶、管理できるようにデータを加工する。マルチルータ21は複数のプロトコルに対応できるルータであり、通信回線4とのインターフェースとなる。ファイルサーバ22は、送信されたエントリデータを全て格納する。またそれぞれのエントリデータの状態を管理する管理機能を有しており、管理データとして送信処理されたエントリデータに対しては、例えばホスト入力済みとして状態管理処理を行えるように状態管理データを残しておく。このエントリデータ及び状態管理データは、例えば、指定日の次の日までは少なくとも残されているように設定されている。ファイルサーバ22は、営業店端末11から送信された取消訂正依頼データに基づいた処理を行うことができる点でファイルサーバ22Aとは異なる。
【0014】
23はコンピュータ端末であるエントリクライアントであり、例えばCRTのようなエントリクライアント表示手段24及び例えばキーボードのようなエントリクライアント入力手段25とを少なくとも制御している。エントリクライアント23は、イメージデータに基づいて、ホストコンピュータ3に記憶及び管理させるための管理データの入力作業を行うための端末である。ここで文字認識結果データがある場合には、文字認識データとイメージデータとを比較し、加工修正作業を行うことにより、ホストコンピュータ3に記憶及び管理させるためのデータの作成を行う。26はコンピュータ端末の検証クライアントであり、例えばCRTのような検証クライアント表示手段27及び例えばキーボードのような検証クライアント入力手段28とを少なくとも制御している。検証クライアント26は、通常時には、エントリクライアント23で入力されたホストコンピュータ3に記憶及び管理させるためのデータの検証を行うための端末である。取消、訂正依頼時には、また営業店端末11から送信される取消、訂正依頼に基づいてエントリデータの入力修正又は破棄を行うための端末となる。検証を終えた管理データをホストコンピュータ3に送信し、記憶及び管理させる。
【0015】
3は管理手段となるホストコンピュータであり、集中センタエントリシステム2の検証クライアント26等とLAN、専用線等で接続されている。集中センタエントリシステム2から送信されるデータの記憶及び管理を行う。ホストコンピュータ3は、集中センタ側エントリシステム2から送信される取消、訂正処理により、管理データの取消、訂正を行うことができる点でホストコンピュータ3Aとは異なる。4はISDN等の通信回線である。
【0016】
図2は本発明の第1の実施の形態に係る集中エントリシステムの取消、訂正方法のフローを表す図である。図2に基づいて本発明の第1の実施の形態に係るエントリデータの取消、訂正方法について説明する。本実施の形態は、営業店端末11からエントリデータを送信した後、管理データとしてホストコンピュータ3に記憶及び管理される前の取消、訂正方法について説明するものとする。ここで、S21及びS22の処理は、図10のS101及びS102の処理と同じであり、すでに説明したことと同様の動作を行うので説明を省略する。営業店や顧客(エンドユーザ)側において、送信を終えたエントリデータのミスに気がつき、取消、訂正を求める場合、営業店端末11のオペレータは、取消、訂正依頼票を起票させて以下の図3に示す処理を行い、ファイルサーバ22にデータを送信する(S23)。
【0017】
図3は営業店側システム1における取消、訂正処理方法を表すフロー図である。また、図4は取引データ一覧画面を表す図である。
営業店端末11は取消、訂正を行おうとする指示がオペレータから入力されると、取引データファイル(図示せず)に記憶した取引データを取引データ一覧画面として営業店端末表示手段15に表示させる。取引データ一覧画面が営業店端末表示手段15に表示されると、営業店端末11のオペレータは、表示された取引データに基づいて、取消、訂正を行おうとする番号を指定し、該当するデータの選択を行う(S31)。この番号は自動採番されたナンバリングに基づくものである。
【0018】
図5は取消、訂正依頼票例を表す図である。図5(a)は訂正依頼票、図5(b)は取消依頼票を表している。営業店端末11のオペレータは、エントリデータの訂正を依頼する場合は訂正依頼票に訂正事項等を記入する。またエントリデータの取消を依頼する場合は取消依頼票に事項等を記入する(S32)。その際、例えば責任者等の検印も押される。
【0019】
図6は取消、訂正画面を表す図である。営業店端末11は、取引データ一覧画面から選択されたデータに対して、取消か又は訂正かの選択を促す(S33)。オペレータが取消か又は訂正かを選択すると、営業店端末11は、営業店端末表示手段15に取消、訂正画面を表示させる。オペレータは、営業店端末表示手段15に表示された画面に基づいて、選択したデータが該当データであるかどうかを確認し(S34)、イメージスキャナ14に訂正依頼票又は取消依頼票のイメージデータを取り込ませるためのセッティングを行う(S35)。オペレータにより営業店端末入力手段16の完了キーが押されたことを認識すると(S36)、営業店端末11は、イメージスキャナ14に訂正依頼票又は取消依頼票のイメージデータを開始させる。営業店端末11は、イメージスキャナ14から送信されるイメージデータを、取消、訂正に必要なデータと共にファイルサーバ22に送信する(以下、この送信されたデータを取消訂正依頼データという)。
【0020】
取消訂正依頼データが送信されると、ファイルサーバ22は、取消訂正依頼データを登録し、先に送信されているエントリデータを保留状態にする。保留状態のエントリデータ及び取消訂正依頼データは、エントリクライアント23ではなく、直接検証クライアント26で処理されることになる(S24)。エントリデータ及び取消訂正依頼データを受け取った検証クライアント26は、エントリデータ及び取消訂正依頼データを検証クライアント表示手段27に表示させる。検証クライアント26のオペレータは、自身の権限により、訂正依頼の場合には、エントリデータ及び取消訂正依頼データの訂正依頼書のイメージデータに基づいて、検証クライアント入力手段28からデータ入力し、同時に検証も行う(S25)。取消依頼の場合には、検証クライアント26のオペレータの権限でエントリデータの破棄を指示する。
【0021】
図7は訂正完了通知票の例を表す図である。また、図8は取消完了通知票の例を表す図である。検証クライアント26のオペレータにより、取消、訂正処理がなされると、検証クライアント26は、訂正の場合には、ホストコンピュータ3に訂正したデータを送信すると共に、訂正完了通知データをファイルサーバ22及び通信回線4を介して営業店端末11に送信する。また、取消の場合は取消完了通知データがファイルサーバ22及び通信回線4を介して営業店端末11に送信される。訂正完了通知データ又は取消完了通知データを受信した営業店端末11は、接続されているプリンタ13に取消完了通知票又は訂正完了通知票を印字させ、取消、訂正処理を終了する(S26)。
【0022】
以上のように第1の実施の形態によれば、営業店端末11によりエントリデータの取消訂正依頼データを通信回線4を介してファイルサーバ22に送信し、検証クライアント26のオペレータにより、取消、訂正処理が行われて、訂正の場合はホストコンピュータ3に登録され、取消の場合は破棄されると共に、取消完了通知又は訂正完了通知を営業店端末11に送信するようにしたので、営業店1と集中センタ2間での取消、訂正のための電話連絡を行う必要がなくなり、作業効率の向上を図ることができる。また取消訂正依頼時には営業店を記入し、営業店役席者の検印を受けた取消依頼票又は訂正依頼票をイメージデータとして送信し、集中センタ2側においては、オペレータとしての権限が高い検証クライアント26のオペレータにより取消、訂正処理が行われるので、修正及び検証を同時に行うようにしたので、セキュリティの向上を図ることができる。
【0023】
実施形態2.
図9は本発明の第2の実施の形態に係る集中エントリシステムの取消、訂正方法のフローを表す図である。本実施の形態の集中エントリシステムの構成は図1と同じであるので、図1のシステムを用いて説明を行う。本実施の形態では、エントリクライアント23による入力作業を終了し、検証クライアント26による検証作業を終了して、ホストコンピュータ3に管理データとして登録された後の取消、訂正方法について説明する。
【0024】
営業店側システム1から、集中センタ側エントリシステム2における入力及び検証、ホストコンピュータ3への登録までの為替依頼等の通常のエントリ作業は従来のエントリ作業S101〜S105と同じであるので説明を省略する(S91〜S95)。営業店や顧客(エンドユーザ)側において、送信を終えたエントリデータのミスに気がつき、取消、訂正を求める場合、取消、訂正依頼票を起票させて処理を行う(S96)。営業店側システムにおける取消訂正依頼データの作成方法は図3により、第1の実施の形態で説明したことと同様にして作成するので説明を省略する。
【0025】
ファイルサーバ22は、送信された取消訂正依頼データのナンバリングをもつエントリデータを送信処理済みとして管理している。その場合、ファイルサーバ22は、取消訂正依頼データ及びそのエントリデータを検証クライアント26に送信する(S97)。取消訂正依頼データを受け取った検証クライアント26側では、検証クライアント26のオペレータにより、訂正依頼書のイメージデータに基づいて、エントリデータが訂正される。取消依頼の場合には、検証クライアント26のオペレータの権限で破棄の指示が入力される。
【0026】
検証クライアント26は、オペレータの指示により、取消、訂正処理を行ったデータを、通信GW25を介してホストコンピュータ3に送信する(S98)。この際、二重送信と区別するため、取消又は訂正を示す旨のデータも同時に送信する。
【0027】
検証クライアント26からのデータを受信したホストコンピュータ3は、取消又は訂正を示す旨のデータがあるものと判断すると、同じナンバリングの管理データを破棄する。取消の場合は破棄をしたまま終了し、訂正の場合は訂正されたデータをあらためて登録する。
【0028】
また、第1の実施の形態と同様に、検証クライアント26のオペレータにより、取消、訂正処理がなされると、検証クライアント26は、訂正の場合は訂正完了通知データを送信し、また取消の場合は取消完了通知データをファイルサーバ22及び通信回線4を介して営業店端末11に送信する。訂正完了通知データ又は取消完了通知データを受信した営業店端末11は、接続されているプリンタ13に取消完了通知票又は訂正完了通知票を印刷させ、取消、訂正処理を終了する(S99)。
【0029】
以上のように第2の実施の形態によれば、ファイルサーバ22に記憶されているエントリデータと営業店端末11から送信されるエントリデータの取消訂正依頼データとに基づいて、第1の実施の形態と同様の操作で、検証クライアント26のオペレータがホストコンピュータ3に送信した後の管理データに対して取消、訂正処理を行うようにし、取消完了通知又は訂正完了通知を営業店端末11に送信するようにしたので、営業店1と集中センタ2間での取消、訂正のための電話連絡を行う必要がなくなり、作業効率の向上を図ることができる。また取消訂正依頼時には営業店を記入し、営業店役席者の検印を受けた取消依頼票又は訂正依頼票をイメージデータとして送信し、集中センタ2側においては、オペレータとしての権限が高い検証クライアント26のオペレータにより取消、訂正処理が行われるので、セキュリティの向上を図ることができる。さらに、検証クライアント26のオペレータは、ホストコンピュータ3に入力済みか否かを問わず、第1の実施の形態で説明した操作と同じ操作が行えることになり、操作手順が1つですむので、効率の良い運用を行うことができる。
【0030】
実施形態3.
上述の実施の形態においては、為替等の振込依頼の取消、訂正を例にあげたが、本発明ではこれに限定されるものではなく、他の用途で利用するための集中エントリシステムにおいても有効である。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ある取引データ入力手段から取引データの取消訂正依頼データが送信されると、検証クライアントは、サーバから受信した取消訂正依頼データに基づいて、訂正処理指示データが入力されたものと判断すると、訂正処理した取引データをホストに送信するとともに、ある取引データ入力手段に訂正完了通知データを送信し、一方、取消訂正依頼データに基づいて取消処理指示データが入力されたものと判断すると、当該取引データの破棄を指示するとともに、ある取引データ入力手段に取消完了通知データを送信するおうにしたので、取消、訂正のための電話連絡を行う必要がなくなり、作業効率の向上を図ることができる。
【0032】
また本発明によれば、サーバ記憶部が各取引データについて、ホストに送信済みか否かの情報を記憶している。一方、検証クライアントは、その情報に基づいて取消訂正依頼に係る取引データがホスト送信済みであると判断すると、ホストに、取消処理指示データに基づく取消指示若しくは訂正処理指示データに基づく訂正指示及び訂正データを送信するようにしたので、取消、訂正のための電話連絡を行う必要がなくなり、作業効率の向上を図ることができる。また、すでにホストに管理させている状態か否かを問わず、オペレータは、同じ操作を行え、操作手順が1つですむので、効率の良いシステムの運用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る集中エントリシステムの構成ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る集中エントリシステムの取消、訂正方法のフローを表す図である。
【図3】営業店1における取消、訂正処理方法のフローを表す図である。
【図4】取引データ一覧画面を表す図である。
【図5】取消、訂正依頼票例を表す図である。
【図6】取消、訂正画面を表す図である。
【図7】訂正完了通知の例を表す図である。
【図8】取消完了通知の例を表す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る集中エントリシステムの取消、訂正方法のフローを表す図である。
【図10】従来の集中エントリシステムの構成ブロック図である。
【図11】営業店から送信されたエントリデータがファイルサーバ22A内で記憶、管理されている場合の取消、訂正処理のフローを表す図である。
【図12】検証クライアント26Aから送信された管理データがホストコンピュータ3A内に記憶、管理されている場合の取消、訂正処理のフローを表す図である。
【符号の説明】
1 営業店側システム
11 営業店端末
12 ルータ
13 プリンタ
14 イメージスキャナ
15 営業店端末表示手段
16 営業店端末入力手段
2 集中センタ側エントリシステム
21 マルチルータ
22 ファイルサーバ
23 エントリクライアント
24 エントリクライアント表示手段
25 エントリクライアント入力手段
26 検証クライアント
27 検証クライアント表示手段
28 検証クライアント入力手段
29 通信ゲートウェイ
3 ホストコンピュータ
4 通信回線
Claims (3)
- 複数の取引データ入力手段から送信される取引データを確認修正し、ホストに送信するための集中エントリ手段を有する集中エントリシステムであって、
集中センタに設けられた前記集中エントリ手段は、
受信したデータを表示する検証クライアントと、
前記取引データを、少なくとも前記取引データ毎の識別情報及び前記ホストに送信済みか否かの情報とともに記憶するサーバ記憶部と、
営業店に設けられたある取引データ入力手段から受信した訂正データ及び指示データを含む取消訂正依頼データに基づき、該当する取引データを取得し、前記取消訂正依頼データとともに前記検証クライアントに送信する、制御部を有するサーバとを備え、
前記取引データが前記ホストに送信される前である場合は、
ある取引データ入力手段から前記取引データの取消訂正依頼データが送信されると、前記サーバは、前記取消訂正依頼データ及び前記サーバ記憶部に記憶された前記取消訂正依頼に係る前記取引データを前記識別情報に基づいて前記検証クライアントに送信し、
前記検証クライアントは、前記サーバから受信した取消訂正依頼データに基づいて、訂正処理指示データが入力されたものと判断すると、訂正処理した前記取引データを前記ホストに送信するとともに、前記ある取引データ入力手段に訂正完了通知データを送信し、一方、前記取消訂正依頼データに基づいて前記取消処理指示データが入力されたものと判断すると、当該取引データの破棄を指示するとともに、前記ある取引データ入力手段に取消完了通知データを送信し、
また、前記取引データが前記ホストに送信された後である場合は、
ある取引データ入力手段から前記取引データの取消訂正依頼データが送信されると、前記サーバは、前記取消訂正依頼データ及び前記サーバ記憶部に記憶された前記取消訂正依頼に係る前記取引データを前記識別情報に基づいて前記検証クライアントに送信し、
前記検証クライアントは、前記サーバ記憶部の前記ホストに送信済みか否かの情報に基づき、前記取消訂正依頼に係る前記取引データが前記ホスト送信済みであると判断し、前記サーバから受信した取消訂正依頼データに基づいて、訂正処理指示データが入力されたものと判断すると、前記訂正処理指示データに基づく訂正指示及び訂正処理した前記取引データを前記ホストに送信するとともに、前記ある取引データ入力手段に訂正完了通知データを送信し、一方、前記取消訂正依頼データに基づいて前記取消処理指示データが入力されたものと判断すると、当該取引データの破棄を指示するとともに、前記ある取引データ入力手段に取消完了通知データを送信することを特徴とする集中エントリシステム。 - 前記取引データ入力手段は、前記集中エントリ手段に送信済みの取引データを前記識別情報とともに記憶する記憶手段と、
操作画面を表示するための表示手段とを備え、
前記操作画面は前記取引データの一覧を取消あるいは訂正の指示入力部とともに表示し、選択された取引データについて取消あるいは訂正の指示が行われると、取消指示用帳票又は訂正指示用帳票のイメージデータを、取消処理依頼データ又は訂正処理依頼データを含む取消訂正依頼データとして送信することを特徴とする請求項1記載の集中エントリシステム。 - 前記取引データは為替データであることを特徴とする請求項1又は2記載の集中エントリシステム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2211698A JP4331280B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 集中エントリシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2211698A JP4331280B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 集中エントリシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11219400A JPH11219400A (ja) | 1999-08-10 |
| JP4331280B2 true JP4331280B2 (ja) | 2009-09-16 |
Family
ID=12073925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2211698A Expired - Lifetime JP4331280B2 (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | 集中エントリシステム |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP4331280B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008269371A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-11-06 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 口座管理装置、および取引処理システム |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP2211698A patent/JP4331280B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11219400A (ja) | 1999-08-10 |
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