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JP4332214B2 - 物干装置 - Google Patents
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Description

本発明は、支持具に支持させた竿保持具に物干竿を保持させることができる物干装置に関するものである。
従来より、特開平6−121725号発明のように、天井面に支持具を固定し、この支持具に着脱可能に吊掛具を支持させる吊掛装置は提案されており、同公報に記載されているように、この吊掛装置を間隔を離して2つ取り付けて、下端部の引掛部に物干竿を掛け渡して使用することは公知となっている。
特開平6−121725号公報
上記従来例においては、物干竿に洗濯物等を掛けた後に、踏み台等を使わずに簡単にその物干竿をより高い位置に移動することはできず、通行等の邪魔になることは避けられないという問題があり、本発明は、この問題を解決することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、天井等に固定される支持具と、支持具に着脱可能に支持される竿保持具と、竿保持具に保持される物干竿とを有する物干装置であって、竿保持具は、外筒の内部に上方から内筒を摺動可能に収容して長さ調整可能に構成し、外筒の下端部近傍に長さ調整を可能にする操作具を設けると共に、外筒の中間部に竿受部を設けて成り、物干竿には両端部に外方に開口する溝を設けた係合部を設け、その開口する溝から竿保持具の外筒が挿入できるようにし、係合部は、竿受部に上方から係合すると共に、上方に持ち上げることによって離脱することができるように成し、係合時には、物干竿が竿保持具に対して一定範囲内で角度を変えても落下しないように保持され得るように構成したものである。
本発明は、上記のように構成されており、竿保持具を長く伸ばした状態で物干竿を保持し、その後下端部近傍に設けた操作具によって、竿保持具を短くすることができるので、物干竿に手の届く低い位置で洗濯物等を掛け、その後物干竿を手の届かない高い位置まで持ち上げることができ、洗濯物等を掛ける作業が容易で、掛けた後は邪魔になりにくくすることができるという効果がある。
支持具1は、天井に固定され、下方から竿保持具2の上端の挿入部9を挿入して回動すると、竿保持具2を吊下・支持し、挿入部9を逆に回動すると、竿保持具2を外すことができるようになっている。竿保持具2は、外筒6の内部に上方から内筒7を摺動可能に収容してあり、後述するように、段階的に長さが調整できるようになっている。
外筒6には、下端部に介在具19を介してリング状の引掛部8を、中間部に略円柱状の竿受部4をそれぞれ設けてある。引掛部8は、ピンチハンガーを掛けたり、物干竿を掛け渡したりすることができるが、本発明では、必ずしも必要なものではなく、竿保持具2を支持具1から着脱操作するための把手部になっているだけでもよい。竿受部4は、中央に外筒6が貫通する孔を設けてあり、ねじで任意の位置に固定することができるようになっている。また、内筒7は、間隔をおいて多数の調整孔16・・・16を設けてある。
介在具19には、棒状で外筒6の内部に収容され、外筒6とほぼ同じ長さの固定棒11の下端を固定してある。固定棒11は、図11に示すように、断面形状が、円形状の一面側に円弧状溝の切欠溝20を、他面側に切欠溝20より小さい円弧状溝の回止溝21を切り欠き形成した形状であり、上端部には、ストッパー12が回動可能に取り付けられ、さらにその少し下方に抜止ボール15を一部が外方に突出するように取り付けてある。ストッパー12は、一端に爪部13を設けてあり、この爪部13が内筒7の調整孔16・・・16のいずれかに選択的に係合するようになっている。
さらに介在具19には、固定棒11の切欠溝20に包囲されるよう位置する断面円形状の作動棒18を上下摺動可能に取り付けてある。作動棒18は、下端部を操作具10に固定されており、上端部はストッパー12に係合するようになっている。
内筒7は、ストッパー12が取り付けられた固定棒11と作動棒18を内部に収容するように、外筒6に摺動可能に取り付けられる。内筒7の下端部には内方に突出する抜止突起17を設けてあり、この抜止突起17は、固定棒11の回止溝21に沿って摺動し、外筒6と内筒7が互いに回転するのを防止すると共に、外筒6が下方に移動した時に固定棒11に取り付けた抜止ボール15に当接して外筒6が内筒7から抜けるのを防止している。
操作具10は、介在具19の内部に摺動可能に収容される円柱状の収容部10bと、介在具19の外部に露出し手動操作可能な手動部10aとを一体的に結合させて組み立てたもので、介在具19の内部で収容部10bの下部に位置するばね14で上方に付勢されている。
操作具10に固定されている作動棒18も、ばね14で上方に付勢されることになり、その上端部がストッパー12を押して爪部13を外方に、つまり、内筒7の調整孔16に係合する方向に回動するようになっている。
従って、爪部13がいずれの調整孔16・・・16にも係合していない状態で、外筒6を上下に移動すると、爪部13がいずれかの調整孔16に位置した時に、ばね14の力でそこに係合することになる。
竿保持具2の長さを調整するには、ストッパー12の爪部13が内筒7の調整孔16に係合している状態(図7及び図9参照)から、まず手動部10aを操作して操作具10をばね14に抗して下方に移動させ、操作具10に固定された作動棒18の先端を下げて、外方に押されていたストッパー12の爪部13が内方に回動できる状態にする。この状態から外筒6を上方に移動すると、ストッパー12も上方に移動し、爪部13の上部の斜面が調整孔16の上縁に当接してストッパー12が内方に回動し、ストッパー12の爪部13が調整孔16から外れ(図8及び図10参照)、外筒6は内筒7に対して上下に摺動可能な状態となる。
そして、外筒6を上下いずれかに摺動させて、竿保持具2を適当な長さに調整してから、操作具10の手動部10aを放す。すると、ばね14の力で操作具10を介して作動棒18が押し上げられ、ストッパー12を押して爪部13を外方に回動して、爪部13が内筒7の調整孔16に係合し、竿保持具2の長さを変更することができる。
物干竿3は、両端に係合部5・5を設けてある。係合部5は、外方に開口するU字状の溝を設け、その溝から竿保持具2の外筒6が挿入できるようにし、その溝の両側を下方から抉ってそこに竿受部4が収容され、係合部5が竿受部4に係合されるようにしてある。この竿受部4と係合部5との係合構造によれば、物干竿3が竿保持具2に対して直角の時はもちろん、図6に示すような、角度が直角でない場合でも、物干竿3は竿保持具2に係合・保持されている。なお、この係合構造は、物干竿3が竿保持具2に対して一定範囲内で角度を変えても落下しないように保持され得るように構成されていればよく、上記実施例の他種々のものが考えられる。
本発明の物干装置を使用するには、竿保持具2・2を最も長く伸ばして、天井に固定された支持具1・1にそれぞれ取り付け、竿受部4・4に、物干竿3の両端の係合部5・5を片側づつそれぞれ係合させる。
竿保持具2・2は共に長く伸ばした状態なので、保持されている物干竿3は低い位置にあり、この状態で物干竿3に洗濯物等を掛け、その後、一方の竿保持具2の下端部近傍に設けた操作具10を操作して、外筒6を押し上げ、竿保持具2の長さを短くして物干竿3の一方端を高い位置に持ち上げる(図6参照)。さらに、他方の竿保持具2も同様にして長さを短くして物干竿3を平行に高い位置に持ち上げる。このようにすると、物干竿3は手の届かない高い位置まで持ち上げることができ、洗濯物等を掛けていても邪魔になりにくくなる。
竿受部4に、物干竿3の係合部5を係合させるには、物干竿3を持って係合部5に竿受部4上部の外筒6がU字状の溝から挿入されるようにし(図3参照)、係合部5を下げて竿受部4に上方から係合するようにすればよい(図4参照)。また、竿受部4から、物干竿3の係合部5を離脱させるには、上記とは逆に、物干竿3を持ち上げてから係合部5を側方に移動させ、外筒6から引き抜けばよい。
なお、竿保持具2を支持具1に着脱可能に取り付ける方法は、特開平6−121725号公報に記載されている構造等、公知の構造でよいので詳しい説明は省略する。
使用状態を示す全体正面図である。 要部の斜視図であり、物干竿の係合部が竿保持具の竿受部と離れている状態を示している。 要部の斜視図であり、物干竿の係合部に竿保持具の上部棒状部が挿入された状態を示している。 要部の斜視図であり、物干竿の係合部が竿保持具の竿受部に係合した状態を示している。 図4の要部拡大断面図である。 物干竿が竿保持具に取り付けられる直前の状態を示す正面図である。 ストッパーが調整孔に係合している状態の竿保持具の要部の縦断面図である。 ストッパーが調整孔に係合していない状態の竿保持具の要部の縦断面図である。 図7の要部拡大図である。 図8の要部拡大図である。 図7のA−A線拡大端面図である。
符号の説明
1 支持具
2 竿保持具
3 物干竿
4 竿受部
5 係合部
10 操作具

Claims (1)

  1. 天井等に固定される支持具と、支持具に着脱可能に支持される竿保持具と、竿保持具に保持される物干竿とを有する物干装置であって、竿保持具は、外筒の内部に上方から内筒を摺動可能に収容して長さ調整可能に構成し、外筒の下端部近傍に長さ調整を可能にする操作具を設けると共に、外筒の中間部に竿受部を設けて成り、物干竿には両端部に外方に開口する溝を設けた係合部を設け、その開口する溝から竿保持具の外筒が挿入できるようにし、係合部は、竿受部に上方から係合すると共に、上方に持ち上げることによって離脱することができるように成し、係合時には、物干竿が竿保持具に対して一定範囲内で角度を変えても落下しないように保持され得るように構成したことを特徴とする物干装置。
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