JP4336054B2 - オブジェクト生成装置およびオブジェクト生成プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像データ、音声データ等からなるメディアデータを、フォーマット方法、記憶媒体の種類等を問わず、統一的に取り扱うために、オブジェクト化するオブジェクト生成装置およびオブジェクト生成プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、放送局内では、映像、音声などの各種メディアデータを様々な機器で加工して番組を制作している。また、このメディアデータの特性(符号化方式、データ構造、フォーマットなど)を記述した各種メタデータの実用化が検討されはじめている。
【0003】
このメタデータをメディアデータに付加して、メディアデータ(番組)の検索情報とするといった応用が検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの複数のフォーマットで生成されたメディアデータ、メタデータを統一的に扱う手法がなく、メディアデータを取り扱う者に混乱が生じるという問題がある。
【0005】
本発明の目的は上述した従来の技術が有する課題を解消し、メディアデータ、メタデータおよびメディアデータを取り扱う再生装置等を統一的に扱えるオブジェクトを生成するオブジェクト生成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以下の説明において、メディアデータは画像ストリーム、音声ストリーム、テキストデータ、編集情報等のことである。メディアオブジェクトのメタデータは、メディアデータとの関連属性を示すデータであって、例えば、メディアデータのオブジェクト(以下、メディアオブジェクトという)の種別、画像サイズ、データの構造、必要とする通信レート等である。また、アプリケーションプログラムインターフェース(以下、APIという)は、種々のプラットフォーム(OS)上で、外部からの様々な要求を処理して、外部に応答する役割を果たすものである。
【0009】
尚、装置のオブジェクト(以下、モジュールオブジェクトという)のメタデータは、変換或いは再生表示装置等の仕様を示すデータであって、例えば、モニタ等の表示装置であった場合、表示可能なメディアオブジェクトのタイプ、エンコードタイプ、画像垂直および水平幅、カラーモードおよびビットモードに関するデータである。また、APIは、種々のプラットフォーム(OS)上で、外部からの様々な要求を処理して、外部に応答する役割を果たすものである。
【0010】
請求項1記載のオブジェクト生成装置は、映像データ、音声データまたはテキストデータの少なくとも一つからなるメディアデータの入出力を行う入出力部と、前記メディアデータを変換または再生表示する装置が接続されると共に、当該装置からの前記メディアデータの入出力を行う外部装置接続部と、前記外部装置接続部に接続される装置の仕様を含む情報を取得し、モジュールオブジェクトファイルを生成すると共に、前記入出力部または前記外部装置接続部に接続される装置から前記メディアデータが入力されているかどうかを判断し、前記メディアデータが入力されている場合に、当該メディアデータを含めたメディアオブジェクトファイルを生成する識別部と、前記装置の特性を示すメタデータを前記モジュールオブジェクトファイルに付加すると共に、前記メディアデータの特性を示すメタデータを前記メディアオブジェクトファイルに付加するメタデータ付加部と、前記装置を取り扱う複数のOS上でモジュールオブジェクト間を接続するソフトウェアインターフェースの役割を果たすプログラムであるアプリケーションプログラムインターフェースを前記モジュールオブジェクトファイルに書き込むと共に、前記メディアデータを取り扱う複数のOS上でメディアオブジェクトを入出力する前記モジュールオブジェクトに対するソフトウェアインターフェースの役割を果たすプログラムであるアプリケーションプログラムインターフェースを前記メディアオブジェクトファイルに書き込むインターフェース付加部と、前記モジュールオブジェクトファイルに基づいて、表示部に表示する際のGUI用アイコンを作成し当該ファイルと関連付けることによって、モジュールオブジェクトを生成すると共に、前記メディアオブジェクトファイルに基づいて、表示部に表示する際のGUI用アイコンを作成し当該ファイルに関連付けることによって、メディアオブジェクトを生成するオブジェクト生成部と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
かかる構成によれば、識別部の識別結果に基づいて、メディアデータおよび/またはメディアデータを変換或いは再生表示する装置が識別されて、ファイルが付され、このファイルにメタデータ付加部とインターフェース付加部とによって、メタデータとアプリケーションプログラムインターフェースが付加され、オブジェクト生成部によって、メタデータとアプリケーションプログラムとを一体的に抽象化したオブジェクトが生成される。
【0014】
請求項2記載のオブジェクト生成プログラムは、映像データ、音声データ或いはテキストデータの少なくとも一つからなるメディアデータをGUI用アイコンにより表示したメディアオブジェクトを生成すると共に、前記メディアデータを処理する装置をGUI用アイコンにより表示したモジュールオブジェクトを生成するためにコンピュータを、前記メディアデータの入出力を行う入出力手段、前記メディアデータを変換または再生表示する装置が接続されると共に、当該装置からの前記メディアデータの入出力を行う外部装置接続手段、前記外部装置接続手段に接続される装置の仕様を含む情報を取得し、モジュールオブジェクトファイルを生成すると共に、前記入出力手段または前記外部装置接続手段に接続される装置から前記メディアデータが入力されているかどうかを判断し、前記メディアデータが入力されている場合に、当該メディアデータを含めたメディアオブジェクトファイルを生成する識別手段、前記装置の特性を示すメタデータを前記モジュールオブジェクトファイルに付加すると共に、前記メディアデータの特性を示すメタデータを前記メディアオブジェクトファイルに付加するメタデータ付加手段、前記装置を取り扱う複数のOS上でモジュールオブジェクト間を接続するソフトウェアインターフェースの役割を果たすプログラムであるアプリケーションプログラムインターフェースを前記モジュールオブジェクトファイルに書き込むと共に、前記メディアデータを取り扱う複数のOS上でメディアオブジェクトを入出力する前記モジュールオブジェクトに対するソフトウェアインターフェースの役割を果たすプログラムであるアプリケーションプログラムインターフェースを前記メディアオブジェクトファイルに書き込むインターフェース付加手段、前記モジュールオブジェクトファイルに基づいて、表示部に表示する際のGUI用アイコンを作成し当該ファイルと関連付けることによって、モジュールオブジェクトを生成すると共に、前記メディアオブジェクトファイルに基づいて、表示部に表示する際のGUI用アイコンを作成し当該ファイルに関連付けることによって、メディアオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段、として機能させるためのものである。
【0015】
かかる構成によれば、識別手段によってメディアオブジェクトファイル及びモジュールオブジェクトファイルが生成され、これらのファイルにメタデータ付加手段とインターフェース付加手段とによって、メタデータとアプリケーションプログラムインターフェースが付加され、オブジェクト生成手段によって、メタデータとアプリケーションプログラムインターフェースとを一体的に抽象化したメディアオブジェクト及びモジュールオブジェクトが生成される。尚、前記メディアデータを変換或いは再生表示する装置を検出する自動検出手段が備えられ、この自動検出手段の検出結果に基づいて、モジュールオブジェクトが生成される構成としてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(オブジェクト生成装置の構成)
図1に、オブジェクト生成装置の機能説明図を示す。図1に示すように、オブジェクト生成装置1は、入出力部3と、外部装置接続部5と、識別部7と、メタデータ付加部9と、インターフェース付加部11と、オブジェクト生成部13と、記憶部15とを備えて構成されている。
【0017】
入出力部3は、メディアデータの入出力を行うものであって、DVDドライブ、CD−RWドライブ、フロッピーディスクドライブ等に相当するものである。或いは、メディアデータの入出力を行うものであれば、ネットワークを介して接続されたメディアサーバのようなものであってもよい。
【0018】
外部装置接続部5は、変換或いは再生表示装置が接続されると共に、メディアデータの入出力ポートの役割を果たすものである。
【0019】
識別部7は、外部装置接続部5に接続されている変換或いは再生表示装置を識別すると共に、外部装置接続部5から入力されるメディアデータを識別するものである。この識別部7には、自動検出手段7aと、データ判別手段7bと、ファイル生成手段7cとが備えられている。
【0020】
自動検出手段7aは、外部装置接続部5に接続される装置を識別するプログラムである。
【0021】
データ判別手段7bは、入出力部3から入力されたデータを判別するプログラムである。
【0022】
ファイル生成手段7cは、モジュールオブジェクトファイルとメディアオブジェクトファイルを生成するプログラムである。つまり、接続されている変換或いは再生表示装置においては、モジュールオブジェクトファイルが生成され、メディアデータにおいては、メディアオブジェクトファイルが生成される。モジュールオブジェクトファイルは、変換・再生表示装置をモジュールオブジェクトに抽象化する際に、メタデータ、APIを収納して一体的に取り扱うための元となるファイルである。メディアオブジェクトファイルは、メディアデータをメディアオブジェクトに抽象化する際に、メタデータ、APIを収納して一体的に取り扱うための元となるファイルである。
【0023】
メタデータ付加部9は、モジュールメタデータ付加手段9aと、メディアメタデータ付加手段9bとを備えて構成されている。
【0024】
モジュールメタデータ付加手段9aは、モジュールオブジェクトファイルにメタデータを付加するプログラムである。
【0025】
メディアメタデータ付加手段9bは、メディアオブジェクトファイルにメタデータを付加するプログラムである。
【0026】
メタデータ付加部9では、外部装置接続部5に接続された後、識別部7において、識別された装置、又は、入出力部3から入力された後或いは接続された装置から入力された後、識別部7において、識別されたメディアデータにそれぞれメタデータが付加される。具体的には、外部からAPIを通じてメタデータが読み出されたときには、各ファイルをサーチしてメタデータの内容を送り返すようにする。
【0027】
インターフェース付加部11は、モジュールAPI付加手段11aと、メディアデータAPI付加手段11bとを備えて構成されている。
【0028】
モジュールAPI付加手段11aは、モジュールオブジェクトファイルにAPIを付加するプログラムである。
【0029】
メディアデータAPI付加手段11bは、メディアオブジェクトファイルにAPIを付加するプログラムである。
【0030】
インターフェース付加部11では、メタデータ付加部9において、メタデータが付加されたメディアオブジェクトとモジュールオブジェクトとに、APIが付加される。すなわち、インターフェース付加部11では、モジュールオブジェクトファイルおよびメディアオブジェクトファイルのそれぞれにAPIを付加する(書き込む)。
【0031】
オブジェクト生成部13は、モジュールオブジェクト生成手段13aと、メディアオブジェクト生成手段13bとを備えて構成されている。
【0032】
モジュールオブジェクト生成手段13aは、モジュールオブジェクトファイルに基づいて、モジュールオブジェクトを生成するプログラムである。
【0033】
メディアオブジェクト生成手段13bは、メディアオブジェクトファイルに基づいて、メディアオブジェクトを生成するプログラムである。
【0034】
オブジェクト生成部13は、メディアデータおよびこのメディアデータを変換・再生表示装置の種別に応じて、メディアデータと変換・再生表示装置とを表示部(図示せず)に模式的に表示させる際に、視覚によって容易に理解できるように抽象化するものである。
【0035】
記憶部15は、オブジェクト生成部13において、生成されたメディアオブジェクトおよびモジュールオブジェクトを記憶するものである。すなわち、この記憶部15には、メディアオブジェクトのデータベース(以下、メディアオブジェクトDBという)と、モジュールオブジェクトのデータベース(以下、モジュールオブジェクトDBという)とが備えられている。また、記憶部15には、オブジェクト生成装置1を統括制御する制御するプログラム等が記憶されている。
【0036】
(オブジェクト生成装置の動作)
オブジェクト生成装置1の動作を図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0037】
まず、外部装置接続部5に接続されている「装置」或いは外部装置接続部5を介して入力される「データ」を識別部7が以下の手順で判断する。
【0038】
外部装置接続部5に接続されている「装置」の場合、この「装置」をオブジェクト生成装置1に接続後、はじめてオブジェクト生成装置1の電源をONにすると(S1)、外部装置接続部5に未確認の「装置」が接続されているかどうかを、識別部7の自動検出手段7aが判断する(S2)。未確認の「装置」が接続されていると判断された場合には、この自動検出手段7aは、当該「装置」に外部装置接続部5のポートを介して、当該「装置」の仕様等の情報を要求する(S3)。すると、「装置」から仕様等の情報が返答され、未確認の「装置」は既知の装置となって、識別部7のファイル生成手段7cによってモジュールオブジェクトファイルが生成される(S4)。
【0039】
S2で、未確認の「装置」が接続されていると判断されない場合、識別部7のデータ判別手段7bは、入出力部3或いは外部装置接続部5に接続されている既知の装置からメディアデータが入力されているかどうかを判断する(S5)。メディアデータが入力されていると判断された場合には、識別部7のファイル生成手段7cによってメディアオブジェクトファイルが生成される(S6)。
【0040】
そして、識別部7で識別した結果に基づいて、メタデータ付加部9のモジュールメタデータ付加手段9aによって、モジュールオブジェクトファイルにメタデータが付加され、メタデータ付加部9のメディアメタデータ付加手段9bによって、メディアオブジェクトファイルにメタデータが付加される(S7)。同様にインターフェース付加部11のモジュールAPI付加手段11aによってモジュールオブジェクトファイルにAPIが付加され、インターフェース付加部11のメディアAPI付加手段11bによって、メディアオブジェクトファイルにAPIが付加される(S8)。
【0041】
この後、オブジェクト生成部13のモジュールオブジェクト生成手段13aによって、モジュールオブジェクトファイルに基づいて、モジュールオブジェクトが生成され、オブジェクト生成部13のメディアオブジェクト生成手段13bによって、メディアオブジェクトファイルに基づいて、メディアオブジェクトが生成される(S9)。つまり、このオブジェクト生成部13では、モジュールオブジェクトファイルおよびメディアオブジェクトファイルに基づき、表示部(図示せず)に表示する際の、いわゆるGUIであるアイコン等を生成する。
【0042】
オブジェクト生成部13によって、生成されたモジュールオブジェクトおよびメディアオブジェクトは記憶部15に記憶される(S10)。
【0043】
(メディアオブジェクトおよびモジュールオブジェクトの説明)
図3にモジュールオブジェクトおよびメディアオブジェクトの概念図を示す。図3(a)に示すように、モジュールオブジェクトは、複数のメタデータと複数のAPIを備えて構成されている。このモジュールオブジェクトの複数のAPIはモジュールオブジェクト間を接続するインターフェースである。図3(b)に示すように、メディアオブジェクトは、1つのメディアデータと、複数のメタデータと、複数のAPIとを備えて構成されている。このメディアオブジェクトの複数のAPIはメディアオブジェクトを入出力する装置に対するインターフェースである。
【0044】
次に、モジュールオブジェクトとメディアオブジェクトとに含まれるメタデータの実施例を説明する。
(メタデータの実施例)
図4にモジュールオブジェクトに含まれているメタデータの実施例を示す。このモジュールオブジェクトはモニタのモジュールオブジェクトである。各メタデータを順に説明する。
【0045】
図4に示すように、「mediaObjectType」というメタデータは、このモニタが取り扱い可能なメディアオブジェクトの種別を示すメタデータであって、この実施の形態では、取りうる値は「NonCompVideo」である。NonCompVideoは圧縮されていない映像データのことを示している。
【0046】
「mediaType」というメタデータは、このモニタが取り扱い可能なメディアオブジェクトのコンテンツの種別を示すメタデータであって、この実施の形態では、取りうる値は「Video」である。Videoは映像コンテンツのことを示している。
【0047】
「encodeType」というメタデータは、このモニタが取り扱い可能なメディアオブジェクトの符号化の種別を示すメタデータであって、この実施の形態では、取りうる値は「NonComp」である。NonCompは符号化していないことを示すものである。
【0048】
「imageSizeH」というメタデータは、このモニタが取り扱い可能なメディアオブジェクトの画像の水平サイズを示すメタデータであって、この実施の形態では、取りうる値は720画素である。
【0049】
「imageSizeV」というメタデータは、このモニタが取り扱い可能なメディアオブジェクトの画像の垂直サイズを示すメタデータであって、この実施の形態では、取りうる値は480画素である。
【0050】
「imageColorMode」というメタデータは、このモニタが取り扱い可能なメディアオブジェクトのカラーモードを示すメタデータであって、この実施の形態では、取りうる値は「YUV」である。このYUVは輝度信号と色差信号から構成されるデータを示すものである。
【0051】
「imageBitMode」というメタデータは、このモニタが取り扱い可能なメディアオブジェクトのビットモードを示すメタデータであって、この実施の形態では、取りうる値は「8」である。この8は1画素を構成するビット数のことを示している。
【0052】
図5にメディアオブジェクトに含まれているメタデータの実施例を示す。図5に示すように、このメディアオブジェクトはMPEG2の圧縮方式で圧縮された映像データのメディアオブジェクトである。各メタデータを順に説明する。
【0053】
「mediaObjectType」というメタデータは、このメディアデータの種別を示すメタデータであって、この実施の形態では、取りうる値は「MPEG2Video」である。MPEG2VideoはMPEG2の圧縮方式で圧縮された映像データのことを示している。
【0054】
「mediaType」というメタデータは、このメディアデータのデータ種別を示すメタデータであって、この実施の形態では、取りうる値は「Video」である。Videoはビデオデータのことを示している。
【0055】
「enncodeType」というメタデータは、このメディアデータのエンコードのタイプを示すメタデータであって、この実施の形態では、取りうる値は「MPEG2」である。
【0056】
「bitRate」というメタデータは、このメディアデータのリアルタイム伝送における必要最大転送レートを示すメタデータであって、この実施の形態では1500000である。
【0057】
「fileName」というメタデータは、メディアデータの圧縮データのファイル名を示すメタデータであって、この実施の形態では、test.mpvである。
【0058】
「author」というメタデータは、メディアデータの作成者を示すメタデータであり、「date」というメタデータはメディアデータの制作日時を示すメタデータである。
【0059】
この実施の形態では以下の効果を奏す。
識別部7の識別結果に基づいて、メディアデータが識別され、このメディアデータにメディアメタデータ付加手段9bとメディアデータAPI付加手段11bとによって、メタデータとアプリケーションプログラムインターフェースが付加され、メディアオブジェクト生成手段13bによって、メディアデータとメタデータとアプリケーションプログラムとを一体的に抽象化したメディアオブジェクトが生成されるので、メディアデータを取り扱う利用者は、メディアデータとメタデータとを統一的に取り扱うことができる。
【0060】
識別部7の識別結果に基づいて、未確認の「装置」が識別され、既知の装置とされ、この既知の装置に対し、モジュールオブジェクトファイルが生成される。そして、モジュールメタデータ付加手段9aとモジュールAPI付加手段11aとによって、モジュールオブジェクトファイルにメタデータとアプリケーションプログラムインターフェースが付加され、モジュールオブジェクト生成手段13aによって、メタデータとアプリケーションプログラムとを一体的に抽象化したモジュールオブジェクトが生成されるので、変換或いは再生表示装置等を取り扱う利用者は、当該装置の仕様、メーカーや機種の違い等を、すなわち、当該装置がどのようなコンテンツ(メディアデータ)の取り扱いが可能かを、意識することなく取り扱うことができる。
【0061】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0062】
この実施の形態に示したオブジェクト生成装置1を、メディアオブジェクトを生成するメディアオブジェクト生成プログラム或いはモジュールオブジェクトを生成するモジュールオブジェクト生成プログラムとみなすことができ、オブジェクト生成装置1と同様な効果を得ることができる。
【0063】
すなわち、メディアオブジェクト生成プログラムは、データ判別手段7bと、メディアデータ付加手段9bと、メディアデータAPI付加手段11b(請求項3に示したメディアインターフェース付加手段)と、メディアオブジェクト生成手段13bとを含んで構成されるプログラムである。
【0064】
また、モジュールオブジェクト生成プログラムは、自動検出手段7aと、ファイル生成手段7cと、モジュールメタデータ付加手段9aと、モジュールAPI付加手段11a(請求項4に示したモジュールインターフェース付加手段)と、モジュールオブジェクト生成手段13aとを含んで構成されるプログラムである。
【0066】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、識別部の識別結果に基づいて、メディアデータおよび/またはメディアデータを変換或いは再生表示する装置が識別されて、ファイルが付され、このファイルにメタデータ付加部とインターフェース付加部とによって、メタデータとアプリケーションプログラムインターフェースが付加され、オブジェクト生成部によって、メタデータとアプリケーションプログラムとを一体的に抽象化したメディアオブジェクトおよび/またはモジュールオブジェクトが生成されるので、メディアデータ、および/またはこのメディアデータを変換或いは再生表示装置を利用する利用者は、これらがどのようなコンテンツ(メディアデータ)或いはどのような仕様、メーカー、機種の装置であるといったことを、意識することなく取り扱うことができる。
【0067】
請求項2記載の発明によれば、識別手段の判別結果に基づいて、メディアデータが判別され、このメディアデータを含めたメディアオブジェクトファイルが生成され、メタデータ付加手段とインターフェース付加手段とによって、メタデータとアプリケーションプログラムインターフェースが付加され、オブジェクト生成手段によって、メディアデータとメタデータとアプリケーションプログラムインターフェースとを一体的に抽象化したメディアオブジェクトが生成されるので、メディアデータを取り扱う利用者は、メディアデータとメタデータとを統一的に取り扱うことができる。
【0068】
また、請求項2記載の発明によれば、識別手段の検出結果に基づいて、メディアデータを変換或いは再生表示する装置が検出されて、モジュールオブジェクトファイルが生成され、このモジュールファイルにメタデータ付加手段とインターフェース付加手段とによって、メタデータとアプリケーションプログラムインターフェースが付加され、オブジェクト生成手段によって、メタデータとアプリケーションプログラムインターフェースとを一体的に抽象化したモジュールオブジェクトが生成されるので、変換或いは再生表示装置を利用する利用者は、これらの装置の仕様、メーカー、機種の違いを意識することなく取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態であるオブジェクト生成装置の機能説明図である。
【図2】オブジェクト生成装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】(a)モジュールオブジェクトの概念図である。
(b)メディアオブジェクトの概念図である。
【図4】モジュールオブジェクトのメタデータの実施例を示す図である。
【図5】メディアオブジェクトのメタデータの実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 オブジェクト生成装置
3 入出力部
5 外部装置接続部
7 識別部(メディアデータ識別部、変換・再生表示装置識別部)
9 メタデータ付加部
11 インターフェース付加部
13 オブジェクト生成部
15 記憶部
Claims (2)
- 映像データ、音声データまたはテキストデータの少なくとも一つからなるメディアデータの入出力を行う入出力部と、
前記メディアデータを変換または再生表示する装置が接続されると共に、当該装置からの前記メディアデータの入出力を行う外部装置接続部と、
前記外部装置接続部に接続される装置の仕様を含む情報を取得し、モジュールオブジェクトファイルを生成すると共に、前記入出力部または前記外部装置接続部に接続される装置から前記メディアデータが入力されているかどうかを判断し、前記メディアデータが入力されている場合に、当該メディアデータを含めたメディアオブジェクトファイルを生成する識別部と、
前記装置の特性を示すメタデータを前記モジュールオブジェクトファイルに書き込むと共に、前記メディアデータの特性を示すメタデータを前記メディアオブジェクトファイルに書き込むメタデータ付加部と、
前記装置を取り扱う複数のOS上でモジュールオブジェクト間を接続するソフトウェアインターフェースの役割を果たすプログラムであるアプリケーションプログラムインターフェースを前記モジュールオブジェクトファイルに書き込むと共に、前記メディアデータを取り扱う複数のOS上でメディアオブジェクトを入出力する前記モジュールオブジェクトに対するソフトウェアインターフェースの役割を果たすプログラムであるアプリケーションプログラムインターフェースを前記メディアオブジェクトファイルに書き込むインターフェース付加部と、
前記モジュールオブジェクトファイルに基づいて、表示部に表示する際のGUI用アイコンを作成し当該ファイルと関連付けることによって、モジュールオブジェクトを生成すると共に、前記メディアオブジェクトファイルに基づいて、表示部に表示する際のGUI用アイコンを作成し当該ファイルに関連付けることによって、メディアオブジェクトを生成するオブジェクト生成部と、
を備えたことを特徴とするオブジェクト生成装置。 - 映像データ、音声データ或いはテキストデータの少なくとも一つからなるメディアデータをGUI用アイコンにより表示したメディアオブジェクトを生成すると共に、前記メディアデータを処理する装置をGUI用アイコンにより表示したモジュールオブジェクトを生成するためにコンピュータを、
前記メディアデータの入出力を行う入出力手段、
前記メディアデータを変換または再生表示する装置が接続されると共に、当該装置からの前記メディアデータの入出力を行う外部装置接続手段、
前記外部装置接続手段に接続される装置の仕様を含む情報を取得し、モジュールオブジェクトファイルを生成すると共に、前記入出力手段または前記外部装置接続手段に接続される装置から前記メディアデータが入力されているかどうかを判断し、前記メディアデータが入力されている場合に、当該メディアデータを含めたメディアオブジェクトファイルを生成する識別手段、
前記装置の特性を示すメタデータを前記モジュールオブジェクトファイルに書き込むと共に、前記メディアデータの特性を示すメタデータを前記メディアオブジェクトファイルに書き込むメタデータ付加手段、
前記装置を取り扱う複数のOS上でモジュールオブジェクト間を接続するソフトウェアインターフェースの役割を果たすプログラムであるアプリケーションプログラムインターフェースを前記モジュールオブジェクトファイルに書き込むと共に、前記メディアデータを取り扱う複数のOS上でメディアオブジェクトを入出力する前記モジュールオブジェクトに対するソフトウェアインターフェースの役割を果たすプログラムであるアプリケーションプログラムインターフェースを前記メディアオブジェクトファイルに書き込むインターフェース付加手段、
前記モジュールオブジェクトファイルに基づいて、表示部に表示する際のGUI用アイコンを作成し当該ファイルと関連付けることによって、モジュールオブジェクトを生成すると共に、前記メディアオブジェクトファイルに基づいて、表示部に表示する際のGUI用アイコンを作成し当該ファイルに関連付けることによって、メディアオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段、
として機能させるためのオブジェクト生成プログラム。
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