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JP4340223B2 - 静電吸着装置、これを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description

本発明は、用紙等の記録媒体を吸着、搬送する静電吸着装置と、これを用いたインクジェット記録装置等の画像形成装置に関する。
無端状のベルトを周回させながら帯電手段によりその表面に電界を与え、それにより用紙等の記録媒体を吸着、搬送する静電吸着装置と、これを用いたインクジェット記録装置等の画像形成装置については、クリーニングに係わる不具合について多くの提案がなされている。
特開2004−168550号公報 特開平08−222801号公報 特開平10−161436号公報 特開平04−128859号公報 特開平09−222805号公報
ところでこのようなインクジェット記録装置等の画像形成装置では、多くの構成部品、構成部材等を交換可能にして装置寿命を例えば10倍といったように大幅に延ばす工夫が種々行われている。これに関連して、静電吸着装置が備える吸着ベルトを交換等する必要が生じている。
また装置寿命が延びたこと等も起因して、静電吸着装置が備える帯電ベルト表面の清掃を行うためのクリーニングマイラやクリーニングブラシが紙粉等で汚れ、清掃がきちんと行えない等の不具合が生じ得るようになってきており、これらについても交換等する必要が生じている。
そのような交換作業を行うには、静電吸着装置をインクジェット記録装置等の画像形成装置の装置本体から取り外す必要があるが、その際、従来の構造では静電吸着装置全体を取り外さなければならない。これは、帯電ベルトだけを取り外すことがあり得るという発想のもとに設計されていないためである。また静電吸着装置を用いるインクジェット記録装置等の画像形成装置では、多くの場合、キャリッジを支えているキャリッジロッドが存在するため、その支持機構等が邪魔になって静電吸着装置全体を簡単には抜くことができない設計になっており、静電吸着装置を細かく分割してユニット化しなければならないが、従来そのような発想での設計もなされていない。
また帯電ベルトを取り外しやすくするには、分離爪を静電吸着装置の本体から取り外せるようにすればよいが、上述のようにクリーニングマイラやクリーニングブラシ等の消耗品(なお、本明細書において消耗品と言うときは、定期的な清掃が必要な部品も含む。)を取り外したり、交換したりする必要が生じることも増えているため、分離爪だけを取り外せるようにしたのではクリーニングマイラ等については別途に対策を施さなければならなくなる。
本発明はこのような問題点にかんがみ、帯電ベルトを取り外しやすくするだけでなく、クリーニングマイラやクリーニングブラシ等の消耗品も一体的に取り外せるようにして、交換、清掃等の作業を効率化できる技術を提供しようとするものである。
本発明に係る静電吸着装置のうち請求項1に係るものは、無端状のベルト部材を周回させながら帯電手段により前記ベルト部材の表面に電界を与えることにより記録媒体を吸着、搬送する静電吸着装置において、前記帯電手段とは別体の分離爪保持ユニットを備え、前記分離爪保持ユニットが前記分離爪以外に消耗部品を有し、前記分離爪保持ユニットは、前記帯電手段を備える静電吸着装置本体に対して取付ける際に前記静電吸着装置本体により取付けのための移動をガイドされる第1の板状部と、前記板状部の前記静電吸着装置本体への取付け移動のストッパを兼ねる第2の板状部とからなる保持ベースを有し、前記第1の板状部に前記消耗部品を備え、前記消耗品が、前記ベルト表面を清掃するクリーニングマイラであり、該クリーニングマイラを、前記ベルトの回転方向に対してカウンタ方向でかつ前記分離爪保持ユニットの取り付け方向に対してトレーリング方向で摺接させることを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1に記載の静電吸着装置において、前記消耗部品を前記分離爪保持ユニットから取り外し可能に備えることを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項に記載の静電吸着装置において、前記クリーニングマイラは、前記分離爪保持ユニットを前記静電吸着装置本体に取付けた位置での前記ベルトまでの距離をA、前記分離爪保持ユニットを前記静電吸着装置本体から取り外す直前位置での前記ベルトまでの距離をBとしたとき、B>Aとなるように前記ベルトと前記分離爪保持ユニットの位置関係を設定してなることを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項1からのいずれかに記載の静電吸着装置において、前記ベルトを掛け回す一対のローラのうち前記分離爪保持ユニット側に位置するローラ径を他のローラ径より小さくしたことを特徴とする。
同請求項5に係るものは、請求項4に記載の静電吸着装置において、前記分離爪保持ユニット側に位置するローラがテンションローラであり、前記他のローラが駆動ローラであることを特徴とする。
同請求項6に係る画像形成装置は、請求項から5のいずれかに記載の静電吸着装置を用いたことを特徴とする。
本発明は、分離爪を取り外しやすくて帯電ベルトも取り外しやすくするとともに、クリーニングマイラ等の消耗品も分離爪と一体的に取り外せ、それらの交換、清掃等の作業を効率化できるという効果がある。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1は、本発明の実施対象となる画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタの全体構成を示す概略構成図、図2は同装置の画像形成部及び副走査搬送部の平面図である。
この画像形成装置は、装置本体1の内部(筺体内)に、画像を形成するための画像形成部2、副走査搬送部3等を有し、装置本体1の底部に設けた給紙部4から被搬送部材である被記録媒体(以下「用紙」というが、材質を紙に限定するものではない。)5を1枚ずつ分離して給紙し、副走査搬送部3によって用紙5を画像形成部2に対向する位置で間欠的に搬送しながら、画像形成部2によって用紙5に液滴を吐出して所要の画像を形成(記録)した後、排紙搬送部6を通じて装置本体1の上面に形成した排紙トレイ7上に用紙5を排紙する。
また、この画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、装置本体1の上部で排紙トレイ7の上方には画像を読み取るための画像読取部(スキャナ部)11を備えている。この画像読取部11は、照明光源13とミラー14とを含む走査光学系15と、ミラー16、17を含む走査光学系18とが移動して、コンタクトガラス12上に載置した原稿の画像の読み取りを行い、走査した原稿画像をレンズ19の後方に配置した画像読み取り素子20で画像信号として読み込み、読み込んだ画像信号をデジタル化して画像処理し、画像処理した印刷データを印刷することができる。なお、コンタクトガラス12上には原稿を抑えるための圧板10を備えている。
さらに、この画像形成装置は、画像形成部2で形成する画像データ(印刷データ)の入力系として、外部のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読取装置、デジタルカメラ等の撮像装置などのホスト側からの画像データを含む印刷データ等をケーブルあるいはネットワークを介して受信可能であり、受信した印刷データを処理して印刷することができる。
ここで、この画像形成装置の画像形成部2は、図2にも示すように、キャリッジガイド21及び図示しないガイドステーでキャリッジ23を主走査方向に移動可能に保持し、主走査モータ27で駆動プーリ28aと従動プーリ28b間に架け渡したタイミングベルト29を介して主走査方向に移動走査する。
そして、このキャリッジ23上に、それぞれの色の液滴を吐出する液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド24を搭載し、キャリッジ23を主走査方向に移動させ、副走査搬送部3によって用紙5を用紙搬送方向(副走査方向)に送りながら記録ヘッド24から液滴を吐出させて画像形成を行うシャトル型としている。
記録ヘッド24は、それぞれブラック(Bk)インクを吐出する2個の液滴吐出ヘッド24k1、24k2と、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクを吐出するそれぞれ1個の液滴吐出ヘッド24c、24m、24yの計5個の液滴吐出ヘッド(以下単に「ヘッド」という。)で構成し、キャリッジ23に搭載した各サブタンク25からそれぞれ各色のインクを供給する。
一方、図1に示すように、装置本体1の前面からカートリッジ装着部26Aに、ブラック(K)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した記録液カートリッジである各色のインクカートリッジ26を着脱自在に装着でき、各色のインクカートリッジ26から各色のサブタンク25にインクを供給する。なお、ブラックインクは1つのインクカートリッジ26から2つのサブタンク25に供給する構成としている。
なお、記録ヘッド24としては、インク流路内(圧力発生室)のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として圧電素子を用いてインク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの、あるいは発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させることによる圧力でインク滴を吐出させるいわゆるサーマル型のもの、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のものなどを用いることができる。
また、キャリッジ23の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド24のノズルの状態を維持し、回復するためのヘッドクリーニング装置を含む維持回復装置121を配置している。この維持回復装置121は、5個の記録ヘッド24の各ヘッドのノズル面をキャピングするための5個の保湿用キャップ122k2、122k1、122c、122m、122y(色を区別しないときは「保湿用キャップ122」という。)と、1個の吸引用キャップ123と、記録ヘッド24のノズル面をワイピングするためのワイパーブレード124と、空吐出を行うための空吐出受け125などを備えている。
図3は、図1、2に示した装置が備える副走査搬送部の一例の拡大説明図である。副走査搬送部3は、下方から給紙された用紙5を略90度搬送方向を転換させて画像形成部2に対向させて搬送するための、駆動ローラである搬送ローラ32とテンションローラである従動ローラ33間に架け渡した無端状の搬送ベルト31と、この搬送ベルト31の表面を帯電させるために高圧電源から交番電圧である高電圧が印加される帯電手段である帯電ローラ34と、搬送ベルト31を画像形成部2の対向する領域でガイドするガイド部材35と、用紙5を搬送ローラ32に対向する位置で搬送ベルト31に押し付ける押さえコロ(加圧コロ)36と、画像形成部2によって画像が形成された用紙5を搬送ベルト31から分離するための分離爪37と、分離された用紙5を排紙搬送部6に送り出すための搬送ローラ38を備えている。
この副走査搬送部3の搬送ベルト31は、副走査モータ131からタイミングベルト132及びタイミングローラ133を介して搬送ローラ32が回転されることで、図2の用紙搬送方向(副走査方向)に周回するように構成してある。なお、搬送ベルト31は、例えば、抵抗制御を行っていない純粋な樹脂材、例えばETFEピュア材で形成した用紙吸着面となる表層と、この表層と同材質でカーボンによる抵抗制御を行った裏層(中抵抗層、アース層)との2層構造のもの等を採用できる。
また、従動ローラ33と帯電ローラ34との間に、搬送ベルト31の表面に付着した紙粉等を除去するためのクリーニング手段(ここではマイラを用いている。)135と、搬送ベルト31表面の電荷を除去するための除電ブラシ136とを備えている。
給紙部4は、装置本体1に抜き差し可能で、多数枚の用紙5を積載して収納する給紙カセット41と、給紙カセット41内の用紙5を1枚ずつ分離して送り出すための給紙コロ42及びフリクションパッド43と、給紙される用紙5を副走査搬送部3に対して搬送する給紙搬送ローラ44とを有している。給紙コロ42は図示しない給紙クラッチを介してHB型ステッピングモータからなる給紙モータ(駆動源)45によって回転され、また給紙搬送ローラ44も給紙モータ45によって回転駆動される。
排紙搬送部6は、画像形成が行われた用紙5を搬送する排紙搬送ローラ対61、62と、用紙5を排紙トレイ7へ送り出すための排紙搬送ローラ対63及び排紙ローラ64とを備えている。
図4は、図1、図3で示した副走査搬送部3、すなわち図示のようなインクジェットプリンタにおいて用いる記録紙搬送装置のユニット化構成例を示す側面断面図、図5はその要部を一部省略して示す斜視図である。図1〜3と共通する部分には共通する符号を付してある。また図3に示した構成の一部も省略してある。
静電吸着装置を構成するこの副走査搬送部3は、インクジェットプリンタの装置本体1に対して着脱可能とするためにユニット化してある。すなわち、側板81(一方のみ示す)に軸支した一対のローラ(従動ローラ33と搬送ローラ32)に帯電させる部材である搬送ベルト31を掛け回し、かつ同じく側板81に取付けた支持部材82(82A、82B)のうちの一方の支持部材82Aに搭載してあって搬送ベルト31を帯電させるための帯電ローラ34を備える帯電ユニット83と、この帯電ユニット83とは別体に構成して帯電ユニット83に対して着脱可能とした分離爪保持ユニット84とで構成してある。
分離爪保持ユニット84は、従動ローラ33側の支持部材82Bを用いて帯電ユニット83へ装着するもので、帯電ユニット83に対して取付ける際の支持部材82B上での移動をガイドされる板状のベース部85と、ベース部85の従動ローラ33側の端部で下方へ垂下する状態で形成したストッパ部86とからなる保持ベース87を備え、ベース部85の従動ローラ33側の外側に、搬送ベルト31に吸着搬送されてくる記録紙を搬送ベルト31から剥離させるための複数の分離爪37を備える分離爪保持部88を設けて構成してある。
図6に示すように、板状のベース部85は、帯電ユニット83へ装着した状態で従動ローラ33の下に位置する部位を凹ませ、この凹部89よりも搬送ローラ32に位置する部位に斜面部90を形成してある。この斜面部90は、搬送ローラ32側が低く、従動ローラ33側が高くなるように形成してあり、その斜面にベルト表面を清掃するクリーニングマイラ135を取付けてある。そのためクリーニングマイラ135は、搬送ベルト31の回転方向(図中矢印X)に対してカウンタ方向でかつ分離爪保持ユニット84の取り外し方向(図中矢印Y)に対してトレーリング方向で搬送ベルト31に対して摺接することになる。クリーニングマイラ135がカウンタ方向で搬送ベルト31に摺接することでクリーニング効率が向上することは言うまでもない。
また板状のベース部85の前述の斜面部90よりも搬送ローラ32に位置する部位には凹溝91が形成してあり、その部分には搬送ベルト31の表面を清掃するためのクリーニングブラシ92が設けてある。またさらにその搬送ローラ32に位置する部位は一段低くなるように段付き部93としてあり、その搬送ローラ32側の面に除電ブラシ136が配してある。
これらクリーニングマイラ135、クリーニングブラシ92、除電ブラシ136の詳細な構成、作用については周知であるので説明を省略する。またこれらについて、図示の形態のものでなく、他の形態のものを採用してもよいことは勿論である。
ストッパ部86は、分離爪保持ユニット84を支持部材82B上で矢印Yと逆方向へスライドさせつつ取付ける際に、所定の位置よりも行き過ぎにならないように支持部材82Bの端部に当接してストッパとなる。すなわち、分離爪保持ユニット84を機能別に構成を分離させてあり、取付け形状にあわせて後述する交換の効率化を向上させている。
分離爪保持部88は、分離爪37を保持するためのL字状の部位で、取り外し方向(Y)で従動ローラ33のすぐ外側に位置するようにベース部85の端部に接合した複数の部材からなり、分離爪37を回転可能に軸支するために、それぞれ上端部に上方を開放したU字状の溝94が形成してあり、分離爪37の下端部に設けた軸95がそこに嵌着してある。
また分離爪37の軸95には、板バネ96が連結してあり、分離爪37が自重で搬送ベルト31側へ回動して搬送ベルト31の表面に接触しようとする動作に抗する付勢力を、いわば背圧的に作用させるようになっている。なお、このような分離爪37の形状は一例であり、またその回動に抗するための付勢手段としては、板バネではなくコイルスプリングなどを用いてもよいが、いずれにしても分離爪37が自重で搬送ベルト31側へ回動して搬送ベルト31に対して圧をまったく掛けないか、あるいはほとんど掛けないで記録紙を剥離させ得るようにすることが、搬送ベルト31の寿命を伸ばす上で好ましい。
上述のような分離爪保持ユニット84をインクジェット記録装置等の画像形成装置から取り外すには、排出ローラ38等を備えるユニットを取り外し、あるいは邪魔にならないように除けておき、分離爪保持ユニット84のベース部85を支持部材82B上で滑らせながら図中矢印Y方向へ抜くことになる。なお、分離爪保持ユニット84を支持部材82Bに対してビス止め等してあれば、それを取り外してからであることはもちろんである。
分離爪保持ユニット84を取り外すと、いわば必要最低限の部材取り外すだけで搬送ベルト31の交換も簡単かつ容易に行えるようになる。またベース板85上に設けてあるクリーニングマイラ135等の消耗品を分離爪の保持ユニットに取付けることでそれらの交換がベルトを取外すことなく容易に行えるようになる。もちろん、クリーニングマイラ135だけでなく、各消耗品を独立して交換でき、必要な部材のみ交換して無駄を省くこともできる。また分離爪保持ユニット84を取付けるには上記と逆の操作を行うことになる。
なお図示の例では、従動ローラ33が搬送ローラ32よりも小径で、搬送ベルト31が従動ローラ33側でよりも搬送ローラ32側で下方に位置する、すなわち両ローラ32、33の下側周回時には斜めになるようにしてある。そのため図7に示すように、クリーニングマイラ135の基端と搬送ベルト31までの距離は、取付け位置での距離Aが、分離爪保持ユニット84の取り外し直前での距離Bよりも搬送ベルト31が下降傾斜している分だけ若干ではあるが小さくなる(A<B)位置関係に設定できる。この構成により、カウンタ方向で搬送ベルト31に摺接しているクリーニングマイラ135の先端が、分離爪保持ユニット84の取り外し時に搬送ベルト31との接触によって曲げられることをなくすことができる。比較例として図8に、従動ローラ33と搬送ローラ32を同径として搬送ベルト31を上、下周回とも水平とした場合を示す。このような設定では、クリーニングマイラ135の基端と搬送ベルト31までの距離は、距離A、Bが同距離(A=B)となる。そのため分離爪保持ユニット84を取り外し終えるまでクリーニングマイラ135と搬送ベルト31の下面が同じ間隔を保ち、したがって同じ摩擦力が掛かり続けるので、クリーニングマイラ135が、特に先端部分が図8(B)に示すように曲がりやすくなる。
またなお、従動ローラ33が搬送ローラ32よりも小径としてあることにより、上側周回状態で搬送ベルト31が水平となるようにし、下側周回時には斜めになるようにして、従動ローラ33の下側に分離爪保持ユニット84を装着するスペースを作り出している。そのため、搬送ベルト31と分離爪保持ユニット84の位置関係が図示の例のように簡単かつシンプルになっている。
本発明の実施対象となる画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタの構成を概念的に示す図 同装置の画像形成部及び副走査搬送部の平面図 図1、2に示した装置が備える副走査搬送部の一例の拡大説明図 図1、図3で示した副走査搬送部のような記録紙搬送装置のユニット化構成例を示す側面断面図 その要部の斜視図 同じく拡大側面図 クリーニングマイラの基端と帯電ベルトである搬送ベルトまでの距離の例を示す図 クリーニングマイラの基端と搬送ベルトまでの距離の他の例を示す図
符号の説明
1 装置本体
2 画像形成部
3 副走査搬送部
4 給紙部
5 被記録媒体
6 排紙搬送部
7 排紙トレイ
10 圧板
11 画像読取部(スキャナ部)
12 コンタクトガラス
13 照明光源
14、16、17 ミラー
15、18 走査光学系
19 レンズ
21 キャリッジガイド
23 キャリッジ
24 記録ヘッド
25 サブタンク
26 インクカートリッジ
27 主走査モータ
28a 駆動プーリ
28b 従動プーリ
29 タイミングベルト
31 搬送ベルト
32 搬送ローラ
33 従動ローラ
34 帯電ローラ
35 ガイド部材
36 加圧コロ
37 分離爪
38 搬送ローラ
41 給紙カセット
42 給紙コロ
43 フリクションパッド
44 給紙搬送ローラ
45 給紙モータ(駆動源)
61、62 排紙搬送ローラ対
63 排紙搬送ローラ対
64 排紙ローラ
81 側板
82(82A、82B) 支持部材
83 帯電ユニット
84 分離爪保持ユニット
85 ベース部
86 ストッパ部
87 保持ベース
88 分離爪保持部
89 凹部
90 斜面部
91 凹溝
92 クリーニングブラシ
93 段付き部
94 溝
95 軸
96 板バネ
121 維持回復装置
122 保湿用キャップ
123 吸引用キャップ
124 ワイパーブレード
125 空吐出受け
131 副走査モータ
132 タイミングベルト
133 タイミングローラ
135 クリーニングマイラ
136 除電ブラシ
A、B クリーニングマイラと帯電ベルトの距離
X 帯電ベルトの回転方向
Y 分離爪保持ユニットの取り外し方向

Claims (6)

  1. 無端状のベルト部材を周回させながら帯電手段により前記ベルト部材の表面に電界を与えることにより記録媒体を吸着、搬送する静電吸着装置において、前記帯電手段とは別体の分離爪保持ユニットを備え、前記分離爪保持ユニットが前記分離爪以外に消耗部品を有し、前記分離爪保持ユニットは、前記帯電手段を備える静電吸着装置本体に対して取付ける際に前記静電吸着装置本体により取付けのための移動をガイドされる第1の板状部と、前記板状部の前記静電吸着装置本体への取付け移動のストッパを兼ねる第2の板状部とからなる保持ベースを有し、前記第1の板状部に前記消耗部品を備え、前記消耗品が、前記ベルト表面を清掃するクリーニングマイラであり、該クリーニングマイラを、前記ベルトの回転方向に対してカウンタ方向でかつ前記分離爪保持ユニットの取り付け方向に対してトレーリング方向で摺接させることを特徴とする静電吸着装置。
  2. 請求項1に記載の静電吸着装置において、前記消耗部品を前記分離爪保持ユニットから取り外し可能に備えることを特徴とする静電吸着装置。
  3. 請求項に記載の静電吸着装置において、前記クリーニングマイラは、前記分離爪保持ユニットを前記静電吸着装置本体に取付けた位置での前記ベルトまでの距離をA、前記分離爪保持ユニットを前記静電吸着装置本体から取り外す直前位置での前記ベルトまでの距離をBとしたとき、B>Aとなるように前記ベルトと前記分離爪保持ユニットの位置関係を設定してなることを特徴とする静電吸着装置。
  4. 請求項1からのいずれかに記載の静電吸着装置において、前記ベルトを掛け回す一対のローラのうち前記分離爪保持ユニット側に位置するローラ径を他のローラ径より小さくしたことを特徴とする静電吸着装置。
  5. 請求項4に記載の静電吸着装置において、前記分離爪保持ユニット側に位置するローラがテンションローラであり、前記他のローラが駆動ローラであることを特徴とする静電吸着装置。
  6. 請求項から5のいずれかに記載の静電吸着装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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