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JP4351366B2 - 防水構造 - Google Patents
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JP4351366B2 - 防水構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は屋根やバルコニーの床や外壁等の防水構造に関し、特にバルコニーの床に好適な防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋根やバルコニーの床や外壁等の防水構造としては種々知られている。例えば、実公昭55−13521号公報や特開平10−114997号公報には、バルコニー床梁の上に防水材(上記公報では床水切り板や不透水性床材と記載されている)を取り付けたバルコニー床の防水構造が記載されている。
又、特開平9−209512号公報や特許第2987746号には、屋根、バルコニー、外壁等の直線状の溝が形成された下地材の表面を防水する防水構造が記載されている。
【0003】
即ち、特開平9−209512号公報の防水構造は、溝の深さとほぼ同じ深さに窪んだ断面コ字形の窪みと、この窪みの両側に設けられた平板状の鍔とからなる長尺体の溝部取付材と、この溝部取付材の窪みの中に挿入可能で、中央部に係合凹部を有する長尺体の保持材と、平板状の防水材と、下面に嵌合凸部が設けられた長尺体の結合部とからなり、溝部取付材が、窪みを溝の中に挿入し、鍔を溝の周縁部の下地材に載せた状態に、取り付けられ、保持材が、溝部取付材の窪みの中に挿入され、防水材が、端面を保持材の係合凹部の上方で対峙させ、この対峙する端面間に若干隙間を設けた状態に、取り付けられ、結合材が、両側を防水材の側縁部に重ね、係合凸部を防水材の対峙している端面の間から窪みの中に挿入し、この嵌合凸部を保持材の係合凹部に嵌合させた状態に、取り付けられている構造をしている。
【0004】
又、特許第2987746号の防水構造は、下地材を覆う防水材には、一側縁部に、溝の内側に沿う形状の断面コ字形の窪みと、この窪みの先端側に設けられた平板状の鍔と、この窪みの中に窪みの深さとほぼ同じ長さに立上された立ち上がり部と、この立ち上がり部の先端に設けられたほぼ水平な水平部とからなる板端受け部とが設けられ、他側縁部に、先端から下方にほぼ直角に折曲した状態に延設されたV字状部と、前記板端受け部に引っ掛け可能な引掛部とが設けられていて、防水材が、窪みを溝部の中に挿入した状態に取り付けられ、隣の防水材が、既に取り付けられている防水材の窪みの中に設けられている板端受け部に、引掛部を引っ掛けた状態に、取り付けられている構造をしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、実公昭55−13521号公報や特開平10−114997号公報に記載されているバルコニーの床の防水構造は、床面積が比較的小さく、1枚の防水材を取り付けるだけで、バルコニーの床を防水構造にする場合には極めて好適であるが、バルコニーの床面積が大きくなると、複数の防水材を接続する必要があり、この防水材の接続部分から雨水が漏れるという問題がある。
【0006】
そこで、この防水材の重ねられている接続部分を防水するために、この重合された防水材の間にシール材を設けて防水しようとしたが、長年月使用している間にシール材が劣化することと、防水材が夏冬の温度差によって膨張収縮を繰り返すこととで、このシール材に亀裂が入り、重合されている防水材の間から雨水が漏れ出すことが判明した。
【0007】
又、特開平9−209512号公報や特許第2987746号に記載されている防水構造は、下地材に溝を設け、この溝の中に樋とほぼ同じ作用をする窪みのある長尺体を設けていて、防水材の上に降った雨水を窪みの中に流れ込むようにしているので、防水材が膨張収縮しても、雨水が漏れず好ましい構造である。
【0008】
しかし、上記特開平9−209512号公報に記載されている防水構造では、溝部取付材と保持材と防水材と結合部とからなるように、多くの部材が必要であり、しかも、この部材が、例えば、係合凸部や嵌合凹部を設けるというように、複雑な形状をしていて、製造が困難である。又、この防水構造は屋根や外壁等のように人が殆ど載らない場所を防水する防水構造としては好適であるが、この防水構造をバルコニーの床のように人が度々載る床に適用すると、溝の上方の結合材の上に人が載ったときに、結合材の嵌合凸部が保持材の係合凹部の中を上下に移動し不安定であり、更に、重い人が載ったり、上下に度々移動していると、下方に移動した結合材が元の形状に戻らなくなり、この部分に窪みが生じ、水溜まりが発生するという問題がある。
【0009】
又、特許第2987746号に記載されている防水構造では、防水材の一側縁部に、窪みと鍔と立ち上がり部と板端受け部とを設け、他側縁部に、V字状部と引掛部とを設けるというように、複雑な形状の防水材を必要とし、製造し難く不便であると同時に、この防水材は複雑な形状をしていて嵩張るので、防水材の運搬に多くのスペースが必要であり、運搬費用が高くなるという問題がある。又、この防水構造をバルコニーの床に適用すると、防水材と隣の防水材のV字状部と間に隙間が形成されるので、この上に人工芝等を敷いても、この部分が窪み醜悪となる。
【0010】
そこで、本発明の目的は、防水材が膨張収縮しても雨水の漏れない溝が形成された下地材を防水する防水構造であって、部材数が少なく、部材や防水材を複雑な形状にする必要がなく、しかも、溝の上方に人が載っても窪まない防水構造を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになしたものであって、請求項1記載の発明は、直線状の溝が形成された下地材の表面を防水する防水構造であって、前記溝の深さとほぼ同じ深さに窪んだ窪みと、この窪みの両側に設けられた平板状の鍔とからなる長尺体の溝部取付材と、平板状の防水材と、平らな上面と、下面のほぼ中央に溝部取付材の窪みの深さとほぼ同じ長さに下方に突出した突出部とを有する長尺体のカバー材とからなり、前記溝部取付材が、窪みを下地材の溝の中に挿入し、鍔を溝の周縁部の下地材に載せた状態に、取り付けられ、前記防水材が、側縁部を窪みの縁から窪みの中に突出させた状態に、下地材と溝部取付材の鍔の上に、取り付けられ、前記カバー材が、突出部を窪みの中に挿入し、両側縁部を防水材の側縁部の上に載せた状態に、取り付けられているものである。
【0012】
請求項2記載の発明は、直線状の溝が形成された下地材の表面を防水する防水構造であって、前記溝の深さとほぼ同じ深さに窪んだ窪みと、この窪みの両側に設けられた平板状の鍔と、この窪みのほぼ中央に窪みの深さとほぼ同じ高さに上方に突出した突出部とからなる長尺体の溝部取付材と、平板状の防水材と、平板状長尺体のカバー材とからなり、前記溝部取付材が、窪みを下地材の溝の中に挿入し、鍔を溝の周縁部の下地材に載せた状態に、取り付けられ、前記防水材が、側縁部を窪みの縁から窪みの中に突出させた状態に、下地材と溝部取付材の鍔の上に、取り付けられ、前記カバー材が、中央部を溝部取付材の突出部に載せ、両側縁部を防水材の側縁部の上に載せた状態に、取り付けられているものである。
【0013】
さらに、本発明は、上記した発明に係り、前記溝部取付材の鍔と前記防水材の側縁部との間と、前記防水材の側縁部と前記カバー材の間とにシール材が設けられているものである。
【0014】
(作用)
請求項1記載の発明では、防水材が、側縁部を窪みの縁から窪みの中に突出させた状態にして、下地材と溝部取付材の鍔の上に、取り付けられているので、防水材の上に降った雨水は、窪みの中に突出している防水材の先端から溝部取付材の窪みの中に落下する。
しかも、この防水材の側縁部は窪みの中に突出しているので、防水材が熱膨張収縮しても、この窪みの中に突出している長さが長くなったり、短くなるだけである。従って、長年月使用しても防水効果が低下しない。
【0015】
又、請求項1記載の発明に使用する溝部取付材は、溝の深さとほぼ同じ深さに窪んだ窪みと、この窪みの両側に設けられた平板状の鍔とからなる。
そして、この請求項1記載の発明では、この溝部取付材が、窪みを下地材の溝の中に挿入し、鍔を溝の周縁部の下地材に載せた状態に、取り付けられている。
従って、この取り付けられた溝部取付材は、窪みの下面が溝の底面に沿い、鍔が溝の周縁部の下地材の表面に沿った状態になっていて、上方から溝部取付材に力が加わっても窪みや鍔が下方に移動しないようになっている。
【0016】
又、請求項1記載に使用するカバー材は、平らな上面と、下面のほぼ中央に溝取付材の窪みの深さとほぼ同じ長さに下方に突出した突出部とを有する。
そして、この請求項1記載の発明では、このカバー材が、突出部を窪みの中に挿入し、両側縁部を防水材の側縁部の上に載せた状態に、取り付けられている。このようになっているので、カバー材は、両側縁部が、下地材に下方に移動しないように載っている鍔とその上の防水材の上に載せられて支持され、中央部の突出部が、下方に移動しないように取り付けられている溝部取付材の底面に載せられて支持されていて、溝の上方のカバー材の上に人が載っても窪まないようになっている。
【0017】
又、カバー材の上面は平らであり、しかも、カバー材の両側縁部が防水材の側縁部の上に載っていて、平板状の防水材と、カバー材の上面とは、カバー材の厚みだけの凹凸があるがこの凹凸は小さく、床面全体がほぼ平らな面となっていて歩き易い。
このように、この請求項1記載の防水構造は、溝の上に人が載っても窪まないし、床面が平らで歩き易くバルコニーの床に好適な防水構造である。
又、この請求項1記載の防水構造に使用する部材は、溝部取付材、防水材、カバー材というように、特開平9−209512号公報に記載されている防水構造に使用する部材より数が少なく、しかも、この使用する部材が簡単な構造をしていて製造し易く便利であるし、防水材は平板状で運搬し易い。
【0018】
請求項2記載の発明では、防水材が、側縁部を窪みの縁から窪みの中に突出させた状態にして、下地材と溝部取付材の鍔の上に、取り付けられているので、防水材の上に降った雨水は窪みの中に突出している先端から溝部取付材の窪みの中に落下する。
しかも、この防水材の側縁部は窪みの中にほぼ水平に突出しているので、防水材が熱膨張収縮しても、この窪みの中に突出している長さが長くなったり、短くなるだけである。従って、長年月使用しても防水効果が低下しない。
【0019】
又、請求項2記載の発明に使用する溝部取付材は、溝の深さとほぼ同じ深さに窪んだ窪みと、この窪みの両側に設けられた平板状の鍔と、この窪みのほぼ中央に窪みの深さとほぼ同じ高さに上方に突出した突出部とからなる。
そして、請求項2記載の発明では、この溝部取付材が、窪みを下地材の溝の中に挿入し、鍔を溝の周縁部の下地材に載せた状態に、取り付けられている。
従って、この取り付けられた溝部取付材は、窪みの下面が溝の底面に沿い、鍔が溝の周縁部の下地材の表面に沿った状態になっていて、上方から溝部取付材の鍔部、窪みの底面や、窪みから突出している突出部に力が加わっても移動しないようになっているし、突出部は鍔とほぼ同じ高さになっている。
【0020】
請求項2記載の発明に使用するカバー材は平板状長尺体である。
そして、請求項2記載の発明では、このカバー材が、中央部を溝取付部材の突出部に載せ、両側縁部を防水材の側縁部の上に載せた状態に、取り付けられている。
このようになっているので、カバー材は、両側縁部が、下地材に下方に移動しないように載っている鍔とその上の防水材の側縁部に支持され、中央部が、溝取付部材の鍔とほぼ同じ高さに突出していて、下方に移動しない突出部に支持されていて、下地材の溝の上方のカバー材の上に人が載っても窪まないようになっている。尚、防水材の両側縁部と中央部との高さは防水材の厚みだけ異なるが、この差は小さく問題にならない。
【0021】
又、カバー材の上面は平らであり、しかも、カバー材の両側縁部を防水材の側縁部の上に載っていて、平板状の防水材と、カバー材の上面とは、カバー材の厚みだけの凹凸があってもこの凹凸はきわめて小さく、床面全体がほぼ平らな面となっていて歩き易い。
このように、この請求項2記載の防水構造は、溝部の上に人が載っても窪まないし、床面が平らで歩き易いバルコニーの床に好適な防水構造である。
又、この請求項2記載の防水構造に使用する部材は、溝部取付材、防水材、カバー材というように、特開平9−209512号公報に記載されている防水構造に使用する部材より数が少なく、しかも、この使用する部材が簡単な構造をしていて製造し易く便利であるし、防水材は平板状で運搬し易い。
【0022】
さらに、本発明では、上記した発明に係り、前記溝部取付材の鍔と前記防水材の側縁部との間と、前記防水材の側縁部と前記カバー材の間とにシール材が設けられているので、この溝部取付材の鍔と防水材の側縁部との間と、防水材の側縁部とカバー材の間の防水性能が更に向上するし、防水材が移動しなくなる。
【0023】
しかも、長年月使用している間にシール材が劣化してこのシール材に亀裂が生じても、この亀裂を通して浸入する雨水は溝部取付材の窪みの中に落下するので下地材まで漏れることがないし、この亀裂から浸入する雨水は少なく、従って、大雨のときでも、溝部取付材の窪みの中の雨水が溢れるということがない。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例で説明する。
(実施例1)
図1〜図6は本発明をユニット建物に採用した一実施例を示すもので、図1はユニット建物を示す斜視図、図2は建物ユニットを示す一部切欠斜視図、図3は図1のA−A線における断面図、図4はバルコニー床の溝部分を構成部材に分解した状態を示す断面図、図5は溝部取付材の斜視図、図6はカバー材の斜視図である。
【0025】
図1〜図6において、Uはユニット建物であり、このユニット建物Uは、図1に示すように、基礎99の上に9個の建物ユニット1が据え付けられて1階が形成され、この1階の建物ユニット1の上に9個の建物ユニット1が据え付けられて2階が形成され、この2階の建物ユニット1の上に屋根パネル2が取り付けられ、2階の開口部3の屋外側にバルコニー4が取り付けられたものである。
【0026】
このとき使用する建物ユニット1は、図2に示すように、矩形の四隅に立設された4本の鋼製の四角筒体の柱11と、この4本の柱11の下端部を矩形の辺に沿って連結した4本の鋼製の断面コ字形長尺体の床梁12と、この4本の柱11の上端部を矩形の辺に沿って連結した4本の鋼製の断面コ字形長尺体の天井梁13とからなる骨格を備えている。
【0027】
そして、この建物ユニット1は、この骨格の対向する長辺の床梁12、12に複数本の鋼製の四角筒体の床小梁15がほぼ平行に差し渡されて取り付けられ、この床小梁15の上に木製の床根太16が取り付けられ、この上にパーチクルボードの床材14が取り付けられて床が形成され、対向する長辺の天井梁13、13に複数本の木製の天井野縁17がほぼ平行に差し渡されて取り付けられ、この天井野縁17の下面に石膏ボードの天井材18が取り付けられて天井が形成され、外壁を設ける場所には、床梁12と天井梁13との間に間柱19が取り付けられ、この間柱19の屋外側と屋内側に外壁パネルと、内壁パネルとが取り付けられ、この外壁パネルと内壁パネルの間にガラスウールの断熱材が設けられて壁が形成されたものである。
【0028】
開口部3には、窓31が取り付けられていて、この窓31を開いて、バルコニー4に出入可能になっている。
バルコニー4は、図3に示すように、ほぼ矩形状に組み立てられた鋼製の断面コ字形長尺体のバルコニー床梁41と、この対向するバルコニー床梁41に複数本の鋼製の四角筒体のバルコニー床小梁42が屋外方向に傾斜した状態に差し渡されて取り付けられ、このバルコニー床小梁42の上に木製の床根太43が取り付けられ、この床根太43の上にバルコニー床44が設けられ、屋外側のバルコニー床梁41に手摺り45が取り付けられ、バルコニー床小梁42の屋外側には樋46が取り付けられたものである。又、バルコニー床44の下方には軒天井48が設けられている。
【0029】
そして、このバルコニー4は、図1に示すように、屋内側が開口部3の屋外側に取り付けられ、屋外側が支柱49に支持されていて、この支柱49に沿って縦樋47が取り付けられ、この縦樋の先端は前記樋46に接続されている。
バルコニー床44は、図4に示すように、床根太43の上に取り付けられた下地材5と溝部取付材6と防水材7とカバー材8と床仕上げ材9とからなる。
【0030】
下地材5は、床根太43の上に取り付けられた合板の下側下地材51と、この下側下地材51の上に、ほぼ中央に隙間を設けて取り付けられた合板の上側下地材52と、この上側下地材52の隙間に形成された溝53とからなる。
溝部取付材6は、塩化ビニル樹脂被覆鋼板であり、図5に示すように、窪み61と鍔62と壁取付部63と水切り64とからなる。
【0031】
窪み61は、下地材5の溝53の中に挿入可能で、この溝53の深さとほぼ同じ深さに窪んだ断面コ字形をしている。又、鍔62は平板状をしていて、この窪み61の両側に設けられている。そして、この窪み61と鍔62とは塩化ビニル樹脂被覆鋼板をΩ形に折曲して製造した断面Ω形長尺体であり、この長尺体の長さは下地材5の屋外側から屋内側までとほぼ等しい。
【0032】
壁取付部63は、窪み61と鍔62とからなる長尺体の屋内側に立設され、溶接で長尺体に取り付けられている。
水切り64は、窪み61から延設されたものであり、窪み61の屋外側から垂れ下げられている。
防水材7は、平板状の塩化ビニル樹脂被覆鋼板である。
【0033】
カバー材8は、図6に示すように、本体81と壁取付部82とからなる。
本体81は、図4、図6に示すように、塩化ビニル樹脂被覆金属板を折曲して製造したものであって、下面のほぼ中央に溝部取付材6の窪み61とほぼ同じ高さに下方断面コ字形に突出した突出部811と、平らな上面812とを有する下地材5の屋外側から屋内側までとほぼ等しい長さの長尺体である。
【0034】
壁取付部82は本体81の屋内側に立設され、溶接で本体81に取り付けられている。
床仕上げ材9は合成樹脂製の人工芝である。
95はシール材である。
屋根パネル2は従来とほぼ同じであるので説明を省略する。
【0035】
次に、このユニット建物の施工方法について説明する。
図2に示すように、工場で、矩形の四隅に4本の柱11を立設し、この4本の柱11の下端部を4本の床梁12で連結し、4本の柱11の上端部を4本の天井梁13で連結して建物ユニット1の骨格を製造する。
【0036】
そして、この建物ユニット1の骨格の対向する長辺の床梁12、12に複数本の床小梁15をほぼ平行に差し渡して取り付け、この床小梁15の上に床根太16を取り付け、この上に床材14を取り付けて床を形成し、対向する長辺の天井梁13、13に複数本の天井野縁17をほぼ平行に差し渡して取り付け、この天井野縁17の下面に天井材18を取り付けて天井を形成し、外壁を設ける場所には、床梁12と天井梁13との間に間柱19を取り付け、この間柱19の屋外側と屋内側に外壁パネルと、内壁パネルを取り付け、この外壁パネルと内壁パネルの間にガラスウールの断熱材を設けて壁を形成し、種々な仕上げを行うと建物ユニット1が完成する。
【0037】
尚、この際、バルコニー4を取り付ける建物ユニット1には開口部3を設け、この開口部3に窓31を取り付ける。
又、屋根パネル2を製造する。
又、バルコニー床梁41をほぼ矩形状に組み立て、この対向するバルコニー床梁41にバルコニー床小梁42を屋外方向に傾斜した状態に差し渡して取り付け、このバルコニー床小梁42の上に床根太43を取り付け、この床根太43の上にバルコニー床44を取り付け、屋外側のバルコニー床梁41に手摺り45を取り付け、バルコニー床小梁42の屋外側に樋46を取り付けてバルコニー4を製造する。
【0038】
この際のバルコニー床44の施工方法について説明する。
図4に示すように、床根太43の上に下側下地材51を取り付け、この下側下地材51の上に、ほぼ中央に隙間を設けて上側下地材52を取り付けて、この隙間に溝53を形成した状態に、下地材5を設ける。
一方、塩化ビニル被覆鋼板を、図5に示すように、断面コ字形に折り曲げて窪み61と鍔62とからなる長尺体とし、窪み61の屋外側先端を下方に折り曲げて水切り64を形成し、屋内側端部に壁取付部63を溶接して取り付けて溝部取付材6を製造する。
【0039】
又、塩化ビニル樹脂被覆鋼板を、図6に示すように、折り曲げて、突出部811と上面812とからなる本体81とし、この屋内側端部に壁取付部82を溶接して取り付けてカバー材8を製造する。
そして、壁取付部63を屋内側に立設させ、水切り64を屋外側に垂下させ、図4に示すように、窪み61を下地材5の溝53の中に挿入し、鍔62を溝53の周縁部の下地材5に載せて、溝部取付材6を下地材5に取り付ける。
この水切り64の下方に軒樋46を取り付ける。
【0040】
次に、溝部取付材6の鍔62の上にシール材95を塗布し、防水材7を上側下地材52の上に取り付ける。
この際、図4に示すように、防水材7の側縁部を、溝部取付材6の鍔62の上を通って窪み61の中にほぼ水平に突出させ、シール材95の上から防水材7の側縁部を溝部取付材6の鍔62に押し付けて防水材7を溝部取付材6に接着する。
【0041】
次に、防水材7の側縁部にシール材95を塗布し、カバー材8を取り付ける。この際、カバー材8の突出部811を溝部取付材6の窪み61の中に挿入し、突出部811の両側縁部をシール材95の上から防水材7の側縁部に押し付けて、カバー材8を防水材7に接着する。
この防水材7とカバー材8の上に床仕上げ材9を敷いて、バルコニー床44を製造する。
このようにして製造した建物ユニット1、屋根パネル2、バルコニー4を施工現場に運搬する。
【0042】
施工現場では、予め設けられている基礎99の上に9個の建物ユニット1を据え付けて1階を形成し、この1階の建物ユニット1の上に9個の建物ユニット1を据え付けて2階を形成し、この2階の建物ユニット1の上に屋根パネル2を取り付ける。
又、1階の天井梁13に屋内側のバルコニー床41を取り付け、屋外側に支柱49を立設し、この支柱に屋外側のバルコニー床41を取り付けて、2階の開口部3の屋外側にバルコニー4を取り付ける。
【0043】
すると、壁取付部63、82が壁面に沿うので、この部分にシール材を取り付けてシールする。
更に、バルコニー床44の防水材7と壁面との隙間をシールしたり、軒樋46に縦樋47を取り付けたり、種々な仕上げを行うとユニット建物Uが完成する。
【0044】
このようにして完成したユニット建物Uでは、防水材7が、側縁部を窪み61の縁から窪み61の中にほぼ水平に突出させた状態にして、下地材5と溝部取付材6の鍔62の上に、取り付けられているので、防水材7の上に降った雨水は溝部取付材6の窪み61の中に落下し、この窪み61の中を流れ、水切り64から樋46、縦樋47を経て地上に流れ落ちる。
そして、この防水材7の側縁部は窪み61の中にほぼ水平に突出しているので、防水材7が熱膨張収縮しても、この窪みの中に突出している長さが長くなったり、短くなるだけである。従って、長年月使用しても防水効果が低下しない。
【0045】
又、溝部取付材6が、窪み61を下地材5の溝53の中に挿入し、鍔62を溝53の周縁部の下地材5に載せた状態に、取り付けられているので、上方から溝部取付材6に力が加わっても窪み61や鍔62が下方に移動しないようになっている。
そして、カバー材8は、突出部811を窪み61の中に挿入し、両側縁部を防水材5の側縁部の上に載せた状態に、取り付けられているので、カバー材8は、両側縁部が防水材7の上に載せられて下方に移動しないように支持され、又、ほぼ中央に設けられている突出部811の先端が、下方に移動しない溝部取付材6の窪み61の底面に当接して下方に移動しないように支持されている。
【0046】
このようになっているので、この溝53の上方のカバー材8の上に人が載っても窪まない。
又、カバー材8の上面はほぼ平らで、しかも、カバー材8の両側縁部が防水材5の側縁部の上に載っていて、平板状の防水材5と、カバー材8の上面とは、カバー材8の厚みだけの凹凸があるがこの凹凸はきわめて小さく、床面全体がほぼ平らな面となっていて歩き易い。特に、床仕上げ材9を敷いていると、この凹凸が隠れて床仕上げ材9の上は歩き易くなる。
【0047】
又、このバルコニー床44の防水構造に使用する部材は、溝部取付材6、防水材7、カバー材8というように、種類が少なく、しかも、この使用する部材が簡単な構造をしていて製造し易く便利である。
又、溝部取付材6の鍔62と防水材7の側縁部との間と、防水材7の側縁部とカバー材8の間とにシール材95が設けられているので、この溝部取付材6の鍔62と防水材7の側縁部との間と、防水材5の側縁部とカバー材8の間の防水性能が更に向上するし、防水材7が移動しなくなる。
【0048】
しかも、長年月使用している間に、シール材95が劣化してこのシール材95に亀裂が生じても、この亀裂を通して浸入する雨水は溝部取付材6の窪みの中に落下するので下地材5まで漏れることがないし、この亀裂から浸入する雨水は少なく、従って、大雨のときでも、溝部取付材6の窪みの中の雨水が溢れるということがない。
尚、この実施例1では、突出部811を1条設けているが、2条以上設けてもよい。
【0049】
(実施例2)
図7〜図9は本発明の他の一実施例を示すもので、図7はバルコニー床の溝部分を構成部材に分解した状態を示す断面図、図8は溝部取付材の斜視図、図9はカバー材の斜視図である。
【0050】
この図7〜図9に示す実施例2を図1〜図6に示す実施例1と比較すると、バルコニー床44aの構造が異なり、その他は、ほぼ同じであるので、このバルコニー床44aの構造について説明し、その他の構造の説明を省略する。
【0051】
バルコニー床44aは、図7に示すように、床根太43aの上に取り付けられた下地材5aと溝部取付材6aと防水材7aとカバー材8aと床仕上げ材9aとからなる。
下地材5aは、床根太43aの上に取り付けられた合板の下側下地材51aと、この下側下地材51aの上に、ほぼ中央に隙間を設けて取り付けられた合板の上側下地材52aと、この上側下地材52aの隙間に形成された溝53aとからなる。
【0052】
溝部取付材6aは、塩化ビニル樹脂被覆鋼板製で、図8に示すように、窪み61aと突出部69aと鍔62aと壁取付部63aと水切り64aとからなる。
窪み61aは、下地材5aの溝53aの中に挿入可能で、この溝53aの深さとほぼ同じ深さに窪んだ断面コ字形をしている。
突出部69aは、窪み61aのほぼ中央部に、窪み61aとほぼ同じ高さに上方に断面コ字形に突出したものである。
【0053】
鍔62aは平板状であり、この窪み61aの両側に設けられている。そして、この窪み61aと突出部69aと鍔62aとは塩化ビニル樹脂被覆鋼板を折曲して成形したもので、下地材5aの屋外側から屋内側までとほぼ等しい長さの長尺体である。
壁取付部63aは、窪み61aと突出部69aと鍔62aとからなる長尺体の屋内側に立設され、溶接で長尺体に取り付けられている。
水切り64aは、窪み61aから延設されたもので、窪み61aの屋外側から垂れ下げられている。
防水材7aは、平板状の塩化ビニル樹脂被覆鋼板である。
【0054】
カバー材8aは、図9に示すように、本体81aと壁取付部82aとからなる。
本体81aは、平板状の塩化ビニル樹脂被覆鋼板であり、壁取付部82aは本体81aの屋内側に立設されたものである。
床仕上げ材9aは合成樹脂製の人工芝である。
95aはシール材である。
【0055】
次に、このバルコニー床44aの施工方法ついて説明する。
図7に示すように、床根太43aの上に下側下地材51aを取り付け、この下側下地材51aの上に、ほぼ中央に隙間を設けて上側下地材52aを取り付けて、この隙間に溝53aを形成した状態にして下地材5aを設ける。
一方、図8に示すように、塩化ビニル被覆鋼板を断面コ字形に折り曲げて窪み61aと突出部69aと鍔62aとからなる長尺体とし、窪み61aの屋外側先端を下方に折り曲げて水切り64aを形成し、屋内側端部に壁取付部63aを溶接して取り付けて溝部取付材6aを製造する。
【0056】
又、塩化ビニル樹脂被覆鋼板を、図9に示すように、折り曲げて、本体81aと壁取付部82aとからなるカバー材8aを製造する。
そして、壁取付部63aを屋内側に立設させ、水切り64aを屋外側に垂下させ、図7に示すように、窪み61aを下地材5aの溝53aの中に挿入し、鍔62aを溝53aの周縁部の下地材5aに載せて、溝部取付材6aを下地材5aの上に取り付ける。
この水切り64aの下方に軒樋を取り付ける。
【0057】
次に、溝部取付材6aの鍔62aの上にシール材95aを塗布し、防水材7aを上側下地材52の上に取り付ける。
この際、図7に示すように、防水材7aの側縁部を、溝部取付材6aの鍔62aの上を通って窪み61aの中にほぼ水平に突出させ、このシール材95aの上から防水材7aの側縁部を溝部取付材6aの鍔62aに押し付けて防水材7aを溝部取付材6aに接着する。
【0058】
次に、防水材7aの側縁部にシール材95aを塗布し、カバー材8aを取り付ける。
この際、カバー材8aの中央部を溝部取付材6aの突出部69aの上に載せ、カバー材8aの両側縁部をシール材95aの上から防水材7aの側縁部に押し付けて、カバー材8aを防水材7aに接着する。
【0059】
この防水材7aとカバー材8aの上に床仕上げ材9aを敷いて、バルコニー床44aを製造する。
その他の施工方法、例えば、バルコニー床44aを使用してバルコニーを製造する製造方法、建物ユニット、屋根パネル等の製造方法は実施例1とほぼ同じであるので、説明を省略する。
このようにして製造したバルコニー床44aを備えたバルコニー、建物ユニット、屋根パネル等を、実施例1と同様にして、施工現場に運搬し、施工現場で建物ユニットに取り付けてユニット建物を完成する。
【0060】
このようにして完成したユニット建物では、防水材7aが側縁部を窪み61aの縁から窪み61aの中に突出させた状態にして下地材5aと溝部取付材6aの鍔62aの上に取り付けられているので、防水材7aの上に降った雨水は溝部取付材6aの窪み61aの中に落下し、この窪み61aの中を流れ、水切り64aから樋、縦樋を経て地上に流れ落ちる。
そして、この防水材7aの側縁部は窪み61aの中にほぼ水平に突出しているので、防水材7aが熱膨張収縮しても、この窪み61aの中に突出している長さが長くなったり短くなるだけである。
従って、長年月使用しても防水効果が低下しない。
【0061】
又、溝部取付材6aが、窪み61aを下地材5aの溝53aの中に挿入し、鍔62aを溝53aの周縁部の下地材に載せた状態に、取り付けられているので、溝部取付材6aは上方から溝部取付材6aに力が加わっても窪み61aや鍔62aや突出部69aが下方に移動しない。
【0062】
そして、カバー材8aは、中央部を溝部取付材6aの突出部69aに載せ、両側縁部を防水材7aの側縁部の上に載せた状態に、取り付けられているので、カバー材8aは、両側縁部が防水材7aの側縁で支持され、中央部が、溝部取付材6aの突出部69aに支持されていて、この溝53aの上方のカバー材8aの上に人が載っても窪まないようにない。
【0063】
又、カバー材8aの上面は平らで、しかも、カバー材8aの両側縁部が防水材5aの側縁部の上に載っているので、平板状の防水材5aとカバー材8aの上面とは、カバー材8aの厚みだけの凹凸があるがこの凹凸は極めて小さく、床面全体がほぼ平らな面となっていて歩き易い。特に、床仕上げ材9aの上は歩き易い。
又、このバルコニー床44aの防水構造に使用する部材は、溝部取付材6a、防水材7a、カバー材8aというように、数が少なく、しかも、この使用する部材が簡単な構造をしていて製造し易く便利である。
【0064】
又、溝部取付材6aの鍔62aと防水材7aの側縁部との間と、防水材7aの側縁部とカバー材8aの間とにシール材95aが設けられているので、この溝部取付材6aの鍔62aと防水材7aの側縁部との間と、防水材7aの側縁部とカバー材8aの間の防水性能が更に向上するし、防水材7aが移動しなくなる。
しかも、このシール材95aが長年月使用している間に劣化してシール材95aに亀裂が生じても、この亀裂を通して浸入する雨水は溝部取付材6aの窪み61aの中に落下するので下地材5aまで漏れることがないし、この亀裂から浸入する雨水は少なく、従って、大雨のときでも、溝部取付材6aの窪み61aの中の雨水が溢れるということがない。
尚、この実施例2では、突出部69aを1条設けているが、2条以上設けてもよい。
【0065】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、溝の深さとほぼ同じ深さに窪んだ窪みと、この窪みの両側に設けられた平板状の鍔とからなる長尺体の溝部取付材と、平板状の防水材と、平らな上面と、下面のほぼ中央に溝部取付材の窪みの深さとほぼ同じ長さに下方に突出した突出部とを有する長尺体のカバー材とからなり、前記溝部取付材が、窪みを下地材の溝の中に挿入し、鍔を溝の周縁部の下地材に載せた状態に、取り付けられ、前記防水材が、側縁部を窪みの縁から窪みの中に突出させた状態に、下地材と溝部取付材の鍔の上に、取り付けられ、前記カバー材が、突出部を窪みの中に挿入し、両側縁部を防水材の側縁部の上に載せた状態に、取り付けられているから、防水材の上に降った雨水は、溝部取付材の窪みの中に落下し、防水材が熱膨張収縮しても、この窪みの中に突出している長さが長くなったり、短くなるだけであって、長年月使用しても防水効果が低下しないし、カバー材は、両側縁部が下地材に沿っている溝部取付材の鍔に支持され、中央部の突出部が溝部の底面に沿っている溝部取付材の窪みに支持されていて、人が溝部の上方のカバー材の上に載っても窪まないようになっているし、床面全体が平らで歩き易い。
【0066】
又、この請求項1記載の防水構造に使用する部材は、溝部取付材、防水材、カバー材というように、種類が少なく、しかも、簡単な構造をしていて製造し易く便利であるし、防水材が平板状で嵩張らず運搬し易い。
【0067】
請求項2記載の発明は、溝の深さとほぼ同じ深さに窪んだ窪みと、この窪みの両側に設けられた平板状の鍔と、この窪みのほぼ中央に窪みの深さとほぼ同じ高さに上方に突出した突出部とからなる長尺体の溝部取付材と、平板状の防水材と、平板状長尺体のカバー材とからなり、前記溝部取付材が、窪みを下地材の溝の中に挿入し、鍔を溝の周縁部の下地材に載せた状態に、取り付けられ、前記防水材が、側縁部を窪みの縁から窪みの中に突出させた状態に、下地材と溝部取付材の鍔の上に、取り付けられ、前記カバー材が、中央部を溝取付部材の突出部に載せ、両側縁部を防水材の側縁部の上に載せた状態に、取り付けられているから、防水材の上に降った雨水は、溝部取付材の窪みの中に落下し、防水材が熱膨張収縮しても、この窪みの中に突出している長さが長くなったり、短くなるだけであって、長年月使用しても防水効果が低下しないし、カバー材は、両側縁部が下地材に沿っている溝部取付材の鍔に支持され、中央部が溝部に沿った溝部取付材の窪みから突出した突出部に支持されていて、人が溝部の上方のカバー材の上に載っても窪まないようになっているし、床面全体が平らで歩き易い。
【0068】
又、この請求項2記載の防水構造に使用する部材は、溝部取付材、防水材、カバー材というように、種類が少なく、しかも、簡単な構造をしていて製造し易く便利であるし、防水材が平板状で嵩張らず運搬し易い。
【0069】
さらに、本発明では、上記した発明に係り、前記溝部取付材の鍔と前記防水材の側縁部との間と、前記防水材の側縁部と前記カバー材の間とにシール材が設けられているので、この溝部取付材の鍔と防水材の側縁部との間と、防水材の側縁部とカバー材の間の防水性能が更に向上するし、防水材が移動しなくなる。しかも、このシール材が長年月使用している間に劣化し、シール材に亀裂が生じても、この亀裂を通して浸入する雨水は溝部取付材の窪みの中に落下するので下地材まで漏れることがないし、この亀裂から浸入する雨水は少なく、従って、大雨のときでも、溝部取付材の窪みの中の雨水が溢れるということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をユニット建物に採用した一実施例を示すもので、ユニット建物を示す斜視図である。
【図2】建物ユニットを示す一部切欠斜視図である。
【図3】図1のA−A線における断面図である。
【図4】バルコニー床の溝部分を構成部材に分解した状態を示す断面図である。
【図5】溝部取付材の斜視図である。
【図6】カバー材の斜視図である。
【図7】本発明の他の一実施例を示すもので、バルコニー床の溝部分を構成部材に分解した状態を示す断面図である。
【図8】溝部取付材の斜視図である。
【図9】カバー材の斜視図である。
【符号の説明】
U ユニット建物
4 バルコニー
44、44a バルコニー床
5、5a 下地材
53、53a 溝
6、6a 溝部取付材
61、61a 窪み
62、62a 鍔
69a 突出部
7、7a 防水材
8、8a カバー材
811 突出部
95、95a シール材

Claims (3)

  1. 直線状の溝が形成された下地材の表面を防水する防水構造であって、
    前記溝の深さとほぼ同じ深さに窪んだ窪みと、この窪みの両側に設けられた平板状の鍔とからなる長尺体の溝部取付材と、平板状の防水材と、平らな上面と、下面のほぼ中央に溝部取付材の窪みの深さとほぼ同じ長さに下方に突出した突出部とを有する長尺体のカバー材とからなり、
    前記溝部取付材が、窪みを下地材の溝の中に挿入し、鍔を溝の周縁部の下地材に載せた状態に、取り付けられ、前記防水材が、側縁部を窪みの縁から窪みの中に突出させた状態に、下地材と溝部取付材の鍔の上に、取り付けられ、前記カバー材が、突出部を窪みの中に挿入し、両側縁部を防水材の側縁部の上に載せた状態に、取り付けられているとともに、
    前記溝部取付材の鍔と前記防水材の側縁部との間と、前記防水材の側縁部と前記カバー材の間とにシール材が設けられていることを特徴とする防水構造。
  2. 直線状の溝が形成された下地材の表面を防水する防水構造であって、
    前記溝の深さとほぼ同じ深さに窪んだ窪みと、この窪みの両側に設けられた平板状の鍔と、この窪みのほぼ中央に窪みの深さとほぼ同じ高さに上方に突出した突出部とからなる長尺体の溝部取付材と、平板状の防水材と、平板状長尺体のカバー材とからなり、
    前記溝部取付材が、窪みを下地材の溝の中に挿入し、鍔を溝の周縁部の下地材に載せた状態に、取り付けられ、前記防水材が、側縁部を窪みの縁から窪みの中に突出させた状態に、下地材と溝部取付材の鍔の上に、取り付けられ、前記カバー材が、中央部を溝部取付材の突出部に載せ、両側縁部を防水材の側縁部の上に載せた状態に、取り付けられていることを特徴とする防水構造。
  3. 前記溝部取付材の鍔と前記防水材の側縁部との間と、前記防水材の側縁部と前記カバー材の間とにシール材が設けられていることを特徴とする請求項2記載の防水構造。
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