Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP4355589B2 - 屋根板、屋根構造体、および屋根板の補修方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP4355589B2 - 屋根板、屋根構造体、および屋根板の補修方法 - Google Patents

屋根板、屋根構造体、および屋根板の補修方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4355589B2
JP4355589B2 JP2004043095A JP2004043095A JP4355589B2 JP 4355589 B2 JP4355589 B2 JP 4355589B2 JP 2004043095 A JP2004043095 A JP 2004043095A JP 2004043095 A JP2004043095 A JP 2004043095A JP 4355589 B2 JP4355589 B2 JP 4355589B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing layer
roof
tail
resin
roof plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004043095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005232784A (ja
Inventor
博人 高橋
隆司 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKO TECHONO CO.,LTD.
Original Assignee
SANKO TECHONO CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANKO TECHONO CO.,LTD. filed Critical SANKO TECHONO CO.,LTD.
Priority to JP2004043095A priority Critical patent/JP4355589B2/ja
Publication of JP2005232784A publication Critical patent/JP2005232784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4355589B2 publication Critical patent/JP4355589B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

本発明は、鉄道駅舎のプラットホーム上に設けられる屋根に用いられる屋根板、屋根構造体、および屋根板の補修方法に関する。
鉄道駅舎のプラットホームの屋根には、スレートからなる屋根板が多く用いられている。スレート製の屋根板は、導電性が低いため安全性が高く、しかも劣化しにくいという利点がある。スレートからなる屋根板を用いた屋根については、特許文献1および特許文献2に記載がある。
図1は、従来から用いられている屋根の一例を示すものである。屋根1は、スレート製の屋根板2と、屋根板2を支持する支持体3とを備えている。
屋根板2は、屋根1の上面を形成する部分である主部5と、主部5の線路12側の先端部6から垂下する尾だれ部7とを備えている。
主部5は、プラットホーム11上から線路12側に張り出すように設置されている。
尾だれ部7は、プラットホーム11に雨が吹き込むことを防ぐためのものである。
特開2002−220930号公報 特開平4−161552号公報
屋根1は、プラットホーム11上から線路12側に張り出して設置されているため、尾だれ部7は、線路12またはその近傍の上方に位置する。
このため、電車13がプラットホーム11に近づくと、風圧や振動により尾だれ部7に大きな外力が加えられる。
尾だれ部7には、この外力によって割れが起きた場合に、割れにより生じた破片が電車13や線路12に落下するのを防ぐことが要望されている。
また、プラットホーム11上に乗客のための充分なスペースを確保するために、支持体3間の距離が大きくされることから、屋根板2には、経年による支持体3の変位、屋根板2の自重、風雨などにより大きな外力が加えられやすく、この外力も、尾だれ部7の割れの原因になることがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、屋根板の尾だれ部から破片が落下するのを防ぐことができる屋根板、屋根構造体、および屋根板の補修方法を提供することを目的とする。
本発明の屋根板は、鉄道駅舎のプラットホーム上に設けられる屋根に用いられるスレート製の屋根板であって、前記屋根の上面を形成する部分である主部と、この主部の線路側先端部から垂下する尾だれ部とを備え、前記尾だれ部の表面の少なくとも一部に、樹脂材料からなる補強層が形成され、この補強層は、前記尾だれ部に接着して一体化されており、前記尾だれ部に割れが生じたときにも前記尾だれ部との接着状態が維持されることで尾だれ部の部分的欠落を防止する機能を果たすものであり、前記補強層を構成する樹脂材料が、ポリウレタン樹脂またはポリウレア樹脂であり、前記補強層は、前記尾だれ部の内面に形成されず、外面に形成されていることを特徴とする。
前記補強層は、前記尾だれ部よりも伸び率が大きいことが好ましい。
本発明の屋根構造体は、上記屋根板と、この屋根板を支持する支持体とを備えていることを特徴とする。
本発明の屋根板の補強方法は、鉄道駅舎のプラットホーム上に設けられる屋根に用いられるスレート製の屋根板の補強方法であって、前記屋根板は、前記屋根の上面を形成する部分である主部と、この主部の線路側先端部から垂下する尾だれ部とを備え、前記尾だれ部の表面の少なくとも一部に、樹脂材料からなる補強層が形成され、この補強層は、前記尾だれ部に接着して一体化されており、前記尾だれ部に割れが生じたときにも前記尾だれ部との接着状態が維持されることで尾だれ部の部分的欠落を防止する機能を果たすものであり、前記補強層を構成する樹脂材料が、ポリウレタン樹脂またはポリウレア樹脂であり、前記樹脂材料を、吹きつけにより塗布することによって、前記尾だれ部の内面および外面のうち外面に前記補強層を形成することを特徴とする。
本発明は、次に示す効果を奏する。
(1)補強層は、尾だれ部に接着して一体化されているため、尾だれ部に割れが起きた場合でも、尾だれ部との接着状態が維持される。
このため、電車による風圧や振動によって尾だれ部に割れが起きた場合でも、破片が補強層に接着した状態が維持され、尾だれ部に部分的欠落が起きることはない。
従って、尾だれ部の破片が電車などに落下するのを防ぐことができる。
(2)近年では、環境保全などの観点から、アスベストに代えて代替繊維を用いたスレートの使用が検討されているが、代替繊維を用いる場合には、スレートの強度が低くなりやすいという問題がある。
本発明では、尾だれ部に割れが起きた場合でも、補強層と尾だれ部との接着状態が維持されるようになっているため、強度が低いスレートを用いる場合でも、尾だれ部の部分的欠落を防ぎ、破片が落下するのを防ぐことができる。
(3)補強層の伸び率を尾だれ部よりも大きく設定することによって、尾だれ部に割れが起きた場合でも、補強層は破断せず、尾だれ部の破片が補強層内に保持される。
従って、尾だれ部の破片が電車などに落下するのを確実に防ぐことができる。
(4)補強層の伸び率を尾だれ部よりも大きく設定することによって、補強層が破断しにくくなるため、尾だれ部に割れが起きた場合でも高い防水性が維持される。
(5)補強層に繊維強化樹脂を用いる場合には、尾だれ部に割れが起きた場合でも、補強層が完全には破断せず、尾だれ部の破片が補強層内に保持される。
従って、尾だれ部の破片が落下するのを確実に防ぐことができる。
(6)補強層にポリウレタン樹脂を用いる場合には、吹き付けなどにより容易な操作で補強層を形成することができる。
以下、図1ないし図3を利用して本発明の屋根板の一例を説明する。
図1ないし図3に示す屋根1(屋根構造体)は、鉄道駅舎のプラットホーム11に用いられるもので、スレート製の屋根板2と、屋根板2を支持する支持体3とを備えている。
なお、本発明においてスレートとは、アスベスト、グラスウール、岩綿などの繊維と、セメントとからなる繊維強化物をいう。
支持体3は、支柱31と、その上端から斜め上方に傾斜して延出する枝体32とを備えている。
屋根板2は、屋根1の上面を形成する部分である主部5と、主部5の線路12側の先端部6から垂下する尾だれ部7とを備えている。
主部5は、風が強い場合などでもプラットホーム11に雨が吹き込むのを防ぐことができるように、プラットホーム11上から線路12側に張り出すように設置されている。
主部5は、基端部21から斜め上方に傾斜して延出するストレート部22と、ストレート部22の先端から下方に湾曲して形成された湾曲部23とを備えており、支持体3の枝体32上に設置されている。
図3に示すように、主部5は断面波状に形成され、谷部24および山部25が傾斜方向に沿うように設置されている。
尾だれ部7は、プラットホーム11に雨が吹き込むことを防ぐためのもので、湾曲部23の先端部である先端部6から垂下する部分である。
尾だれ部7は、断面波状に形成され、谷部26および山部27が垂下方向に沿うように設置されている。
なお、屋根板2は、断面波状に限らず、凹凸のない形状であってもよい。
尾だれ部7の表面の少なくとも一部には、樹脂材料からなる補強層8が形成されている。
補強層8は、尾だれ部7に接着して一体化されており、尾だれ部7に割れが生じたときにも尾だれ部7との接着状態が維持されることで、尾だれ部7の部分的欠落を防止する機能を果たすものである。
補強層8は、尾だれ部7の一部に形成してもよいし、尾だれ部7の全体にわたって形成してもよい。
図2に示すように、補強層8の形成位置は、尾だれ部7の外面7a、端面7b、内面7cのうち1または2以上を選択することができる。特に、外面7aは太陽光や雨にさらされるため劣化しやすいことから、補強層8は少なくとも外面7aに形成するのが好ましい。
補強層8を外面7aまたは内面7cに形成する場合には、尾だれ部7の下端を含む位置に形成するのが好ましい。
図2に示す例では、補強層8は尾だれ部7の下部の外面7aに形成されている。補強層8は、防風板(後述)用の取付金具が挿通する挿通孔28のやや上方位置から下端に至る範囲に形成されている。
図4は、挿通孔28に挿通した取付金具30を介して、尾だれ部7に防風板29を取り付けた例を示すものである。
なお、補強層8は、主部5に形成することもできる。
補強層8を構成する樹脂材料としては、強化用繊維と合成樹脂とからなる繊維強化樹脂を用いることができる。
また、補強層8は、繊維強化樹脂に限らず、合成樹脂のみからなる構成も可能である。
以下、補強層8に使用可能な樹脂材料、およびその形成方法について詳しく説明する。
(A)繊維強化樹脂を樹脂材料として用いる場合
強化用繊維としては、ガラス繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、アラミド繊維のうち1種または2種以上が使用できる。
強化用繊維は、平織り、綾織りなどにより織ったクロス、ロービングクロス等の織形態で用いることができる。また、チョップドストランドマット、一方向性UDクロスなどの織り形態も可能である。
合成樹脂としては、紫外線硬化型、熱硬化型、触媒硬化型が使用できる。具体的には、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂のうち1種または2種以上が使用できる。
紫外線硬化型の合成樹脂を用いる場合には、波長365〜410nmの紫外線を吸収する紫外線硬化剤を使用するのが好ましい。
繊維強化樹脂は、強化用繊維に合成樹脂を含浸させて硬化させることにより得ることができる。
補強層8の伸び率は、低すぎる場合には、外力によって尾だれ部7に割れが生じたときに補強層8も破断しやすくなるため、尾だれ部7の破片が分離し落下しやすくなる。また、補強層8の伸び率が低すぎると、補強層8が破断しやすくなり、防水性の観点からも好ましくない。
このため、補強層8は、尾だれ部7よりも伸び率が大きいことが好ましい。
この伸び率は、0.5%以上(好ましくは1%以上)とするのが好ましい。伸び率は、例えば20%以下とすることができる。
補強層8の引張強度は、50N/mm以上(好ましくは80N/mm以上)とすると、補強層8の破断を防ぐことができるため好ましい。引張強度は、例えば500N/mm以下とすることができる。
補強層8は、薄すぎれば強度が低下し、尾だれ部7に割れが生じたときに尾だれ部7の部分的欠落を防止する機能が低くなる。また、厚すぎれば破断しやすくなる。
このため、補強層8の厚さは、0.1〜5mm(好ましくは0.5〜3mm)とするのが好ましい。
以下、補強層8の形成方法について説明する。
補強層8を形成するには、合成樹脂が未硬化であるプリプレグタイプの樹脂シートを使用することができる。
プリプレグタイプの樹脂シートは、補強層8を形成する際に臭気などの問題が起こりにくいため好ましい。なお、繊維強化樹脂からなる樹脂シートは、ハンドレイアップ法により形成してもよい。
MDI(ジフェニルメタンジイソシアナート)系、TDI(トリレンジイソシアナート)系などのプライマーを尾だれ部7の表面に塗布し、その上に上記樹脂シートを貼り付け、合成樹脂を硬化させることによって補強層8を形成することができる。
紫外線硬化型の合成樹脂を用いる場合には、樹脂シートを太陽光にさらすことによって硬化させることができる。熱硬化型の合成樹脂を用いる場合には、加熱により樹脂シートを硬化させることができる。
樹脂シートは、エポキシ樹脂などからなる接着剤を介して尾だれ部7に貼り付けてもよい。
樹脂シート上には、ポリウレタン樹脂などからなるトップコート層を形成してもよい。このトップコート層としては、紫外線、酸素などが透過しにくいものが好適である。
繊維強化樹脂からなる補強層8は、厚さが均一な補強層8を形成することができるという利点がある。特に、プリプレグタイプの樹脂シートを用いる場合には、厚さが均一な補強層8を形成するのが容易になる。
(B)強化用繊維を含まない合成樹脂を樹脂材料として用いる場合
合成樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂のうち1種または2種以上が使用できる。
なかでも特に、ポリウレタン樹脂が好ましい。
ポリウレタン樹脂としては、一液湿気硬化型ポリウレタン樹脂または二液硬化型ポリウレタン樹脂が好適である。
補強層8の伸び率は、低すぎる場合には、外力によって尾だれ部7に割れが生じたときに補強層8も破断しやすくなるため、尾だれ部7の破片が分離し落下しやすくなる。また、補強層8の破断は防水性の観点からも好ましくない。
このため、補強層8は、尾だれ部7よりも伸び率が大きいことが好ましい。
この伸び率は、100%以上(好ましくは300%以上)とするのが好ましい。伸び率は、例えば1000%以下とすることができる。
補強層8の引張強度は、5N/mm以上(好ましくは10N/mm以上)とすると、補強層8の破断を防ぐことができるため好ましい。引張強度は、例えば500N/mm以下とすることができる。
補強層8は、薄すぎれば強度が低下し、尾だれ部7に割れが生じたときに尾だれ部7の部分的欠落を防止する機能が低くなる。また、厚すぎれば破断しやすくなる。
このため、補強層8の厚さは、0.1〜5mm(好ましくは0.5〜3mm)とするのが好ましい。
補強層8を構成する合成樹脂は、塗布してから硬化するまでの時間が極力短いものが好適である。例えば指触乾燥時間は5分以下が好ましい。
以下、補強層8の形成方法について説明する。
補強層8は、未硬化のポリウレタン樹脂組成物を、吹付装置などを用いて尾だれ部7に塗布し、硬化させることによって形成することができる。
樹脂シート上には、上述のトップコート層を形成してもよい。
強化用繊維を含まない合成樹脂からなる補強層8は、吹き付けなどの容易な操作で補強層8を形成することができるという利点がある。
補強層8には、ポリウレタン樹脂と強化用繊維とからなる繊維強化樹脂を用いることもできる。強化用繊維としては(A)繊維強化樹脂に関する説明中に記載したものが使用できる。ポリウレタン樹脂としては(B)強化用繊維を含まない合成樹脂に関する説明中に記載したものが使用できる。
この場合には、補強層8の特性(伸び率、引張強度、厚さ)は、(B)強化用繊維を含まない合成樹脂に関する説明中に記載したとおりとすることができる。
すなわち、補強層8は、尾だれ部7よりも伸び率が大きいことが好ましく、伸び率は、100%以上(好ましくは300%以上)とするのが好ましい。伸び率は、例えば1000%以下とすることができる。
補強層8の引張強度は、5N/mm以上(好ましくは10N/mm以上)とするのが好ましい。引張強度は、例えば500N/mm以下とすることができる。
補強層8の厚さは、0.1〜5mm(好ましくは0.5〜3mm)とするのが好ましい。
図1に示すように、尾だれ部7は線路12のほぼ上方に位置するため、電車13による風圧や振動によって尾だれ部7に割れが生じやすくなる。
補強層8は、尾だれ部7に接着して一体化されているため、尾だれ部7に割れが起きた場合でも、尾だれ部7との接着状態が維持される。
このため、割れによって生じた破片が補強層8に接着した状態が維持され、尾だれ部7に部分的欠落が起きることはない。
補強層8の伸び率が尾だれ部7よりも大きい場合には、尾だれ部7に割れが起きた場合でも補強層8が破断しにくく、尾だれ部7の破片が補強層8内に保持される。
補強層8に繊維強化樹脂を用いる場合には、尾だれ部7に割れが起きた場合でも補強層8が完全には破断せず、尾だれ部7の破片が補強層8内に保持される。
次に、本発明の屋根板の補修方法の一例を説明する。
既存の屋根1の屋根板2を補修する場合には、上述の形成方法を用いて補強層8を形成することができる。
補強層8に繊維強化樹脂を用いる場合には、吹付装置などの大型装置を使用することなく、樹脂シートの貼り付け等の方法により、補強層8を容易に形成できる。また、吹き付けを行う場合に比べ、補強層8を形成しない部分をマスキングする必要がない。
従って、高所作業が必要になるにもかかわらず、施工が容易となる。
上記屋根板2は、次に示す効果を奏する。
(1)補強層8は、尾だれ部7に接着して一体化されているため、尾だれ部7に割れが起きた場合でも、尾だれ部7との接着状態が維持される。
このため、電車13による風圧や振動によって尾だれ部7に割れが起きた場合でも、破片が補強層8に接着した状態が維持され、尾だれ部7に部分的欠落が起きることはない。
従って、尾だれ部7の破片が電車13や線路12に落下するのを防ぐことができる。
(2)近年では、環境保全などの観点から、アスベストに代えて代替繊維を用いたスレートの使用が検討されているが、代替繊維を用いる場合には、スレートの強度が低くなりやすいという問題がある。
屋根板2は、尾だれ部7に割れが起きた場合でも、尾だれ部7との接着状態が維持されるようになっているため、強度が低いスレートを用いる場合でも、尾だれ部7の部分的欠落を防ぎ、破片が落下するのを防ぐことができる。
(3)補強層8の伸び率を、尾だれ部7よりも大きく設定することによって、尾だれ部7に割れが起きた場合でも、補強層8は破断せず、尾だれ部7の破片が補強層8内に保持される。
従って、尾だれ部7の破片が電車13などに落下するのを確実に防ぐことができる。
(4)補強層8の伸び率を尾だれ部7よりも大きく設定することによって、補強層8が破断しにくくなるため、尾だれ部7に割れが起きた場合でも高い防水性が維持される。
(5)補強層8に繊維強化樹脂を用いる場合には、尾だれ部7に割れが起きた場合でも、補強層8が完全には破断せず、尾だれ部7の破片が補強層8内に保持される。
従って、尾だれ部7の破片が落下するのを確実に防ぐことができる。
(6)補強層8にポリウレタン樹脂を用いる場合には、吹き付けなどにより容易な操作で補強層8を形成することができる。
なお、図示例では、尾だれ部7は主部5と一体に設けられているが、主部5とは別体とされていてもよい。
本発明の屋根板の一例を用いた屋根を示す概略構成図である。 図1に示す屋根板の要部を示す正面図である。 図1に示す屋根板の要部を示す斜視図である。 本発明の屋根板の変形例の要部を示す正面図である。
符号の説明
1・・・屋根(屋根構造体)
2・・・屋根板
3・・・支持体
5・・・主部
6・・・先端部
7・・・尾だれ部
8・・・補強層
11・・・プラットホーム

Claims (4)

  1. 鉄道駅舎のプラットホーム上に設けられる屋根に用いられるスレート製の屋根板であって、
    前記屋根の上面を形成する部分である主部と、この主部の線路側先端部から垂下する尾だれ部とを備え、
    前記尾だれ部の表面の少なくとも一部に、樹脂材料からなる補強層が形成され、
    この補強層は、前記尾だれ部に接着して一体化されており、前記尾だれ部に割れが生じたときにも前記尾だれ部との接着状態が維持されることで尾だれ部の部分的欠落を防止する機能を果たすものであり、
    前記補強層を構成する樹脂材料が、ポリウレタン樹脂またはポリウレア樹脂であり、
    前記補強層は、前記尾だれ部の内面に形成されず、外面に形成されていることを特徴とする屋根板。
  2. 前記補強層は、前記尾だれ部よりも伸び率が大きいことを特徴とする請求項1に記載の屋根板。
  3. 請求項1または2に記載の屋根板と、この屋根板を支持する支持体とを備えていることを特徴とする屋根構造体。
  4. 鉄道駅舎のプラットホーム上に設けられる屋根に用いられるスレート製の屋根板の補強方法であって、
    前記屋根板は、前記屋根の上面を形成する部分である主部と、この主部の線路側先端部から垂下する尾だれ部とを備え、
    前記尾だれ部の表面の少なくとも一部に、樹脂材料からなる補強層が形成され、
    この補強層は、前記尾だれ部に接着して一体化されており、前記尾だれ部に割れが生じたときにも前記尾だれ部との接着状態が維持されることで尾だれ部の部分的欠落を防止する機能を果たすものであり、
    前記補強層を構成する樹脂材料が、ポリウレタン樹脂またはポリウレア樹脂であり、
    前記樹脂材料を、吹きつけにより塗布することによって、前記尾だれ部の内面および外面のうち外面に前記補強層を形成することを特徴とする屋根板の補強方法
JP2004043095A 2004-02-19 2004-02-19 屋根板、屋根構造体、および屋根板の補修方法 Expired - Fee Related JP4355589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004043095A JP4355589B2 (ja) 2004-02-19 2004-02-19 屋根板、屋根構造体、および屋根板の補修方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004043095A JP4355589B2 (ja) 2004-02-19 2004-02-19 屋根板、屋根構造体、および屋根板の補修方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005232784A JP2005232784A (ja) 2005-09-02
JP4355589B2 true JP4355589B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=35016024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004043095A Expired - Fee Related JP4355589B2 (ja) 2004-02-19 2004-02-19 屋根板、屋根構造体、および屋根板の補修方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4355589B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007277933A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp 屋根改修用スペーサ及び屋根の改修構造
JP2010084433A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Murai Chemical Pack Kk 波形石綿スレートの補強方法及び既設の波形石綿スレートを補強した補強構造体
JP2010138609A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Koji Kawagishi 既設屋根の改修方法、改修構造、改修構造の生産方法、石綿資材の封じ込め方法、封じ込め構造、及び封じ込め構造の生産方法
JP2012154114A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Otis:Kk 繊維強化屋根材の重ね葺き構造
CN103410085B (zh) * 2013-07-19 2015-08-19 中铁第四勘察设计院集团有限公司 高铁人行天桥减振吊顶装置及其加工方法
JP6328915B2 (ja) * 2013-11-27 2018-05-23 矢作建設工業株式会社 タンク及びタンクの補強方法
CN113882649B (zh) * 2021-12-08 2022-02-08 中铁建工集团有限公司 一种可滑移站台雨棚装修施工操作平台及施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005232784A (ja) 2005-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103154373B (zh) 钢结构物的补强方法和补强结构体以及钢结构物补强用弹性层形成材料
JPH0797460A (ja) 強化繊維シート及びそれを用いたコンクリート構造物
JP4355589B2 (ja) 屋根板、屋根構造体、および屋根板の補修方法
KR20010049602A (ko) 보강용 메시직물 및 재료보강방법
CA2844575C (en) Insulation element for a flat roof or a flat inclined roof, roofing system for a flat roof or a flat inclined roof and method for producing an insulation element
KR101586035B1 (ko) 통기성 방수시트를 이용한 조인트 보강형 복합방수구조 및 그 시공방법
KR102381832B1 (ko) 섬유시트 또는 섬유패널을 이용한 콘크리트 구조물의 보강 방법
JP6980365B2 (ja) 鋼製煙突の補強方法
KR101900850B1 (ko) 가설수단과 불연 시멘트 보드를 이용한 콘크리트 구조물의 불연 보강공법
JP5478651B2 (ja) コンクリート構造物の補強方法及び補強構造体、並びに、コンクリート構造物補強用弾性層形成材
JP6436428B2 (ja) 鋼橋の補修補強方法及び補強構造体
JP6327634B2 (ja) 鋼構造物の補修補強方法
JP3415107B2 (ja) コンクリート構造物の補強方法及び補強構造体
JPH1037441A (ja) 磁器タイル張りパネル
JP4199891B2 (ja) トンネル補強方法
JP7153995B1 (ja) 塗布剤の塗布方法、繊維シート、及び繊維シートの施工方法
JP3616693B2 (ja) 磁器タイル張り工法
CN106476828A (zh) 一种轨道车辆用3d织物地板安装方法、3d织物地板及其制作方法
JPH09195445A (ja) 強化繊維シートによる構造物の補強方法
JP7742758B2 (ja) 検査路の手すりパイプの補修方法及び補修構造
JP2000085044A (ja) 多層強化繊維シートおよび構造物の補修・補強方法
CN221698127U (zh) 一种具有防分层结构的岩棉板
JP2023071578A (ja) レールの腐食防止方法、レールの補修構造
JP2009191516A (ja) 連続繊維シートを用いた補強方法
JPH09228552A (ja) 導電性強化繊維シートによる構造物の補強方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees