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JP4356924B2 - デコイ弾格納発射装置 - Google Patents
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JP4356924B2 - デコイ弾格納発射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デコイ弾を格納し発射する装置、すなわちにデコイランチャに関する。
デコイ弾とは、欺瞞用の電波反射体、赤外線放射体等を放出するチャフ弾、IRデコイ弾等であり、艦艇等が、ミサイルのレーダ追尾または赤外線追尾を受けた際にそれらから回避するために用いられる。
また、デコイ弾格納発射装置は、デコイランチャ又は単にランチャと呼ばれ、上述した種々のデコイ弾を格納し発射する装置である。
かかるデコイ弾格納発射装置に関しては、例えば、特許文献1、特許文献2に開示されている。
特許文献1の「ランチャー」は、チャフ弾やデコイ弾を発射するためのランチャーであり、固定式の発射筒を備えたものでは打ち出す位置を選択できないという問題を解決するために、図5に示すように、支持体53に発射筒54を俯仰回動可能に備え、発射筒54の重心と俯仰回動中心を一致させることにより、打ち出し位置を選択し得る発射筒54の俯仰機能を備えたうえで、発射時の反動の大きい弾体の発射を可能にしたものである。なおこの図で、52はテーブル、56はアーム、58はモータ、59はギヤ部である。
特許文献2の「デコイ弾制御システム、武器管理システム、デコイ弾、デコイ弾発射用ランチャー及びデコイ弾制御装置」は、デコイ弾の弾番号等を自動的に識別し、デコイ弾の制御装置に取り込むことを目的とし、図6に示すように、識別コードを保持するデコイ弾61と、デコイ弾の識別コードを読み取り可能なランチャーインターフェース部63を有するデコイ弾発射用ランチャー62と、読み取られたデコイ弾の識別コードに基づく無線制御信号によりデコイ弾を制御するデコイ弾制御装置65からなるものである。
特開平9−324999号公報 特開2001−201298号公報
上述した従来のデコイ弾格納発射装置(デコイランチャ)は、以下の問題点があった。(1)デコイランチャを搭載する艦艇は、秘匿性が極めて重要であり、レーダ等のセンサからの被探知性を極限まで低減する必要がある。しかし、従来のデコイランチャは、甲板上に露出して設置されるため、複数の発射筒が露出しRCS(Radar Cross Section:レーダ反射断面積)が大きく、レーダに対するステルス性が低い。
(2)また、甲板上に設置されるため、デコイランチャの存在が、周囲の通行性悪化や他の機器の発射範囲、レーダ捜索範囲に制限を引き起こす。
(3)デコイ弾発射後、次波攻撃に備えて再装填が必要であるが、人員による戦闘中の暴露部作業となり、極めて危険かつ作業能率が悪い。
(4)予備弾を所定の温度及び湿度で保管する弾庫が必要があり、弾庫からデコイランチャまでの効率的な搬送が困難である。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、(1)RCS(レーダ反射断面積)を小さくして、レーダに対するステルス性を大幅に高めることができ、(2)戦闘中の再装填を安全にかつ能率よく行なうことができ、(3)弾庫の必要性を低減しかつ予備弾を所定の温度及び湿度で保管することができ、(4)甲板上の通行性を高めることができるデコイ弾格納発射装置を提供することにある。
本発明によれば、外面の凹凸が少なくレーダーに対する反射断面積が小さい防護甲板内に設置されるデコイ弾格納発射装置であって、
複数のデコイ弾を発射可能に格納する発射筒ユニットと、該発射筒ユニットをデコイ弾を防護甲板の外部に発射する発射位置と防護甲板内でデコイ弾を再装填する装填位置の間を移動させる移動装置とを備える、ことを特徴とするデコイ弾格納発射装置が提供される。
上記本発明の構成によれば、内部に発射筒ユニットと移動装置が設置される防護甲板が、外面の凹凸が少なくレーダーに対する反射断面積が小さいので、RCS(レーダ反射断面積)を小さくして、レーダに対するステルス性を大幅に高めることができる。
また、防護甲板内の発射位置に発射筒ユニットを移動して、RCSの小さい防護甲板内からデコイ弾を防護甲板の外部に発射することができる。
さらにこの防護甲板内の装填位置でデコイ弾を再装填するので、戦闘中の再装填を安全にかつ能率よく行なうことができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記装填位置において、防護甲板の開口を閉鎖する開口閉鎖板を備える。
この構成により、開口閉鎖板で防護甲板の開口を閉鎖することにより、暴露部から防護甲板の内側への破裂片や光熱の侵入を防止でき、戦闘中の再装填を一層安全に行なうことができる。
また、本発明によれば、前記移動装置は、発射筒ユニットを俯仰駆動可能に支持する俯仰支持駆動機構と、発射筒ユニットを旋回軸を中心に旋回駆動可能に支持する旋回支持駆動機構とからなり、
前記防護甲板は水平甲板であり、その開口は、前記旋回軸を中心とする円形開口であり、
前記開口閉鎖板は、該円形開口に嵌合し、防護甲板の外表面と面一の外面を有し、俯仰支持駆動機構に固定された旋回閉鎖板と、発射筒ユニットの上部に固定され旋回閉鎖板から防護甲板に直交する方向に俯仰可能な俯仰閉鎖板とからなる。
この構成により、装填位置において、防護甲板の円形開口が開口閉鎖板で閉じられ、防護甲板及び開口閉鎖板の外面の凹凸が少ないので、レーダーに対する反射断面積を小さくし、RCS(レーダ反射断面積)を小さくできる。
また、開口閉鎖板の一部(俯仰閉鎖板)のみ俯仰して発射位置となるので、発射位置における開口とRCS(レーダ反射断面積)を最小限に抑えることができる。
また、旋回支持駆動機構で旋回して発射方位を定め、俯仰支持駆動機構で俯仰して俯仰角度を定めるので、デコイ弾の発射方向(方位と俯仰角度)を自由に設定することができる。
さらに、防護甲板の内部(下部)に発射筒と移動装置が配置されるので、甲板上の通行性を高めることができる。
また、本発明によれば、前記移動装置は、発射筒ユニットを発射位置と装填位置の間で水平移動させる水平移動機構であり、
前記防護甲板は、発射位置からデコイ弾が通過可能な大きさの開口を有し、
さらに、前記装填位置において、防護甲板の開口を閉鎖する開口閉鎖板を備える
この構成により、水平移動機構で発射筒ユニットを水平移動させるだけで、短時間に容易に発射位置と装填位置に切換えることができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記装填位置において、発射筒ユニットにデコイ弾を再装填する自動又は半自動の装填装置を備える。
かかる自動又は半自動の装填装置を備えることにより、防護甲板の内側での戦闘中の再装填を安全にかつ一層能率よく行なうことができる。
また、前記防護甲板内をデコイ弾の保管に適した所定の温度及び湿度に保持する調温調湿装置を備える。
この構成により、防護甲板内の予備弾を保管に適した所定の温度及び湿度に保持することができ、弾庫の必要性を低減し、或いは不要にすることができる。
上述したように、本発明によれば、(1)RCS(レーダ反射断面積)を小さくして、レーダに対するステルス性を大幅に高めることができ、(2)戦闘中の再装填を安全にかつ能率よく行なうことができ、(3)弾庫の必要性を低減しかつ予備弾を所定の温度及び湿度で保管することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1は、本発明のデコイ弾格納発射装置の第1実施形態図である。この図において、(A)は全体側面図、(B)は(A)のB-B矢視図である。この図に示すように、本発明のデコイ弾格納発射装置3は、防護甲板30内に設置されるデコイ弾格納発射装置であり、発射筒ユニット10、および移動装置20からなる。
発射筒ユニット10は、複数(この例では8本)の発射筒10aを有し、複数(この例では8本)のデコイ弾1を発射可能に格納する。また、図示しないデコイ弾制御装置により各デコイ弾1を識別し、発射制御するようになっている。
移動装置20は、発射筒ユニット10をデコイ弾を防護甲板の外部に発射する発射位置Oと防護甲板内でデコイ弾を再装填する装填位置Cの間で移動し位置決めする機能を有する。発射位置Oは、複数のデコイ弾1をデコイ弾制御装置からの発射信号に応じて発射する位置であり、装填位置Cは、発射筒ユニット10の各発射筒10aに新しいデコイ弾1を装填する位置である。
防護甲板30は、発射筒ユニット10と移動装置20をそれぞれ作動可能に覆う鋼板であり、暴露部から防護甲板の内側への破裂片や光熱の侵入を防止し、戦闘中の要員を保護するようになっている。また防護甲板30は、外面の凹凸が少なくレーダーに対する反射断面積が小さい外形であり、かつ内部の装填位置Cでデコイ弾を再装填可能に形成されている。
図1において、移動装置20は俯仰支持駆動機構22と旋回支持駆動機構24とからなる。俯仰支持駆動機構22は、発射筒ユニット10を図示しない駆動装置により俯仰駆動可能に支持する。旋回支持駆動機構24は、発射筒ユニット10(この例では発射筒ユニット10が支持された俯仰支持駆動機構22)を旋回軸Zを中心に図示しない駆動装置により旋回駆動可能に支持する。
更に本発明のデコイ弾格納発射装置は、装填位置Cにおいて、防護甲板30の開口を閉鎖する開口閉鎖板32を備える。この例において、防護甲板30は水平甲板であり、防護甲板30の開口30aは、旋回軸Zを中心とする円形開口であり、開口閉鎖板32はこの例では、旋回閉鎖板32aと俯仰閉鎖板32bとからなる。
旋回閉鎖板32aは、防護甲板30の円形開口30aに嵌合し、防護甲板30の外表面と面一の外表面を有する。またこの旋回閉鎖板32aは、俯仰支持駆動機構22の一部に固定され、旋回支持駆動機構24により旋回軸Zを中心に旋回駆動される。
俯仰閉鎖板32bは、発射筒ユニット10の上部に固定され、旋回閉鎖板32aに設けた切り欠き部から防護甲板30に直交する方向に発射筒ユニット10と共に俯仰可能に構成されている。
図1において、本発明のデコイ弾格納発射装置は、更に装填位置Cにおいて、発射筒ユニット10の発射筒10aにデコイ弾1を再装填する自動又は半自動の装填装置40を備える。
この例において装填装置40は、複数の予備のデコイ弾1を水平に保持しその幅方向に水平移動させる保持搬送装置42と、装填位置Cの発射筒ユニット10に整合する位置の予備のデコイ弾1を各発射筒10a内に装填する水平装填装置44とからなる。
保持搬送装置42は、この例では予備のデコイ弾1を水平に保持する複数の円筒形マガジン42aを有し、このマガジンが装填位置Cの発射筒10aに整合する高さでその幅方向に一定ピッチで順送り、又は往復動するようになっている。またこのマガジン42aは、円筒形の一部に軸方向に延びる切欠き部を有し、この切欠き部を後述するスライド44aが通過できるようになっている。従って、円筒形マガジン42aの断面形状はC型である。
なおこのマガジンへの予備のデコイ弾1の装填(挿入)は、図示しない自動装置を用いて行なうのが好ましいが、半自動または人員の手作業で行なってもよい。
水平装填装置44は、この例では、予備のデコイ弾1の末端を水平に押すスライド44a、スライド44aを水平に移動させるボールネジ44b、このボールネジを回転駆動するモータ44cからなる。この構成により、モータ44cでボールネジ44bを回転駆動して、スライド44aで予備のデコイ弾1の末端を水平に押しながらマガジン42aの切欠き部を通過させ、予備のデコイ弾1を発射筒ユニット10の発射筒10aに再装填することができる。
また、本発明のデコイ弾格納発射装置は、更に防護甲板30内をデコイ弾1の保管に適した所定の温度及び湿度に保持する調温調湿装置(図示せず)を備える。この調温調湿装置は、一種の空調装置であり、別の弾庫の必要性を低減し、或いは不要にするようになっている。
図2は、図1の装置を曝露部から見た使用形態図であり、(A)は通常時、(B)は発射時を示している。
図2(A)において、旋回閉鎖板32aと俯仰閉鎖板32bからなる開口閉鎖板32は、防護甲板30の外表面と面一に艦内に格納されている。従って、この状態において、RCS(レーダ反射断面積)は非常に小さく、レーダに対するステルス性が高い。また、この状態において、開口閉鎖板32は防護甲板30と段差のないフラットに形成されるので、甲板上の通行性は高く、人員や機材の通行が自由にできる。
また、図2(B)において、俯仰閉鎖板32bが閉じたままで旋回閉鎖板32aを旋回させて所定の方位に位置決めし、その後、俯仰閉鎖板32bを俯仰させて所定の角度でデコイ弾1を発射できる。従って発射時においても、機器の曝露を最小限に抑え、RCS(レーダ反射断面積)を最小限に抑えることができる。
図1、図2に示した第1実施形態のデコイ弾格納発射装置の動作は以下の通りである。
(1)通常時(図2A)において、発射筒ユニット10内に所定のデコイ弾1を保持する。デコイ弾格納発射装置(発射筒、旋回俯仰機構、等)はこの状態において艦内(防護甲板30内)に格納されている。
(2)デコイ発射角コマンドを受け、俯仰閉鎖板32bが閉じたままで旋回閉鎖板32aを旋回させ、所定の方位角に位置決めし、次いで俯仰閉鎖板32bを俯仰させて、所定の仰角に発射筒10aを指向する。
(3)デコイ発射コマンドを受け、所定のデコイ弾1を発射する。
(4)発射筒ユニット10を艦内に格納(初期位置)する。
(5)次波攻撃に備えて防護甲板30内でデコイ弾1を再装填する。(装填補助装置を利用した人員による艦内作業、若しくは自動装填機構による)
(6)また、必要に応じて、ランチャ運用後(格納時)、海水による腐食を避けるため真水による自動洗浄を行う。
上述した本発明の構成により、以下の効果が得られる。
(1)従来暴露部に存在していたランチャ部を艦内に格納することにより、デコイランチャとしてRCSを発生させないため、艦全体のRCS低減に大きく寄与する。
(2)艦内における装填を実現し、人員の安全、作業性を大幅に改善できる。
(3)ランチャを艦内に埋め込むことにより、甲板上の通行性、空間を確保できる。
図3は、本発明のデコイ弾格納発射装置の第2実施形態図である。この例において、発射筒ユニット10は、予め決められた俯仰角度に固定された複数(この例では縦に5本)の発射筒10aを有し、複数(この例では5本)のデコイ弾1を発射可能に格納する。また、図示しないデコイ弾制御装置により各デコイ弾1を識別し、発射制御するようになっている。なお、発射筒10aは幅方向に単列でも複数列でもよい。また、複数の発射筒ユニット10を幅方向に隣接して設置してもよい。
移動装置20は、発射筒ユニット10をその発射位置Oと装填位置Cの間で移動し位置決めする機能を有する。発射位置Oは、複数のデコイ弾1をデコイ弾制御装置からの発射信号に応じて発射する位置であり、装填位置Cは、発射筒ユニット10の各発射筒10aに新しいデコイ弾1を装填する位置である。また、この例において、移動装置20は、発射筒ユニット10を発射位置0と装填位置Cの間で前後に水平移動させる水平移動機構である。
防護甲板30は、発射筒ユニット10と移動装置20をそれぞれ作動可能に覆う鋼板であり、暴露部から防護甲板の内側への破裂片や光熱の侵入を防止し、戦闘中の要員を保護するようになっている。また防護甲板30は、レーダーに対する反射断面積を低減する凹凸の少ない外形であり、かつ装填位置Cでデコイ弾を再装填可能な形状に形成されている。
更に本発明のデコイ弾格納発射装置は、装填位置Cにおいて、防護甲板30の開口を閉鎖する開口閉鎖板32を備える。この例において、防護甲板30の開口30aは、発射位置Oからデコイ弾1が通過可能な大きさの複数の開口である。また、開口閉鎖板32は、図示しない直動シリンダにより、防護甲板30に沿って、開口30aを開く開放位置0と開口30aを閉じる閉鎖位置Cの間を移動可能に構成されている。
この構成により、水平移動機構で発射筒ユニット10を水平移動させるだけで、短時間に容易に発射位置Oと装填位置Cに切換えることができる。
また、この例において装填装置40は、複数の予備のデコイ弾1を予め決められた俯仰角度に固定して吊り下げる吊下げ装置46と、この吊下げ装置46を幅方向(図で紙面に直交する方向)に移動させる横行装置48とからなる。
吊下げ装置46は、この例では予備のデコイ弾1を予め決められた俯仰角度に保持する複数の円筒形マガジン46aを有し、横行装置48によりマガジンが装填位置Cの発射筒10aに整合するように幅方向に移動させるようになっている。
このマガジンへの予備のデコイ弾1の装填(挿入)は、図示しない自動装置を用いて行なうのが好ましいが、半自動または人員の手作業で行なってもよい。また、このマガジンから空の発射筒10aへの装填は、マガジンへのデコイ弾1の固定を外し、半自動または人員の手作業で行うのがよい。
図4は、図3の装置の艦艇への装備位置を示す模式図である。この図において、2は艦艇の平面図、3は図3に示した本発明のデコイ弾格納発射装置、図中の矢印はデコイ弾の発射方位である。
図3に示した第2実施形態のデコイ弾格納発射装置の動作は以下の通りである。
(1)通常時において各デコイ弾格納発射装置3の発射筒ユニット10にデコイ弾1を保持する。
このとき発射筒ユニット10は艦内の発射位置0に固定されている。また、発射筒10a毎に予め発射方位角・仰角が設定されている。
(2)開口閉鎖板32が開放位置0に移動して開口30aを開き、所定の発射筒に発射コマンドが送られ、所定のデコイ弾1を発射する。
(3)開口閉鎖板32が閉鎖位置Cに移動して開口30aを閉じ、発射筒ユニット10を装填位置Cに後退させて次波攻撃に備え再装填する。(装填補助装置を利用した人員による艦内作業)。
但し、艦保有弾数分の発射筒10aを備えることにより、戦闘中の再装填を不要にしてもよい。
上述した本発明の構成により、以下の効果が得られる。
(1)従来暴露部に存在していたランチャ部を艦内に格納することにより、デコイランチャとしてRCSを発生させないため、艦全体のRCS低減に大きく寄与する。
(2)艦内における装填を実現し、人員の安全、作業性を大幅に改善できる。
さらに、艦保有弾数分の発射筒を備えることにより、従来必要とされていた予備弾を保管する「弾庫」機能を有することができる。すなわち、別途、弾庫を設置する必要がなくなり、限られた艦内空間の効率的利用が可能。また、戦闘中の人員作業を全て排除することができる。その際は、艦内における装填作業を考慮する必要がなく、それに関連する装置も不要である。
(3)ランチャ(発射筒10a)を艦内に埋め込むことにより、甲板上の通行性、空間を確保できる。
(4)発射方位・仰角を変化させた多くの発射筒を保有することにより、発射方位角、仰角の自由度を確保し、旋回俯仰のための複雑且つ高価な機構を必要としない。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明のデコイ弾格納発射装置の第1実施形態図である。 図1の装置の使用形態を示す図である。 本発明のデコイ弾格納発射装置の第2実施形態図である。 図3の装置の艦艇への装備位置を示す模式図である。 特許文献1の「ランチャー」の模式図である。 特許文献2の「デコイ弾発射用ランチャー」の模式図である。
符号の説明
1 デコイ弾、2 艦艇、3 デコイ弾格納発射装置、
10 発射筒ユニット、10a 発射筒、
20 移動装置、22 俯仰支持駆動機構、24 旋回支持駆動機構、
30 防護甲板、30a 開口、32 開口閉鎖板、
32a 旋回閉鎖板、32b 俯仰閉鎖板、
40 装填装置、42 保持搬送装置、42a マガジン、
44 水平装填装置、44a スライド、
44b ボールネジ、44c モータ、
46 吊下げ装置、46a マガジン、
48 横行装置

Claims (4)

  1. 外面の凹凸が少なくレーダーに対する反射断面積が小さい防護甲板内に設置されるデコイ弾格納発射装置であって、
    複数のデコイ弾を発射可能に格納する発射筒ユニットと、該発射筒ユニットをデコイ弾を防護甲板の外部に発射する発射位置と防護甲板内でデコイ弾を再装填する装填位置の間を移動させる移動装置とを備え、
    前記移動装置は、発射筒ユニットを俯仰駆動可能に支持する俯仰支持駆動機構と、発射筒ユニットを旋回軸を中心に旋回駆動可能に支持する旋回支持駆動機構とからなり、
    前記防護甲板は水平甲板であり、その開口は前記旋回軸を中心とする円形開口であり、
    さらに、前記装填位置において、防護甲板の円形開口を閉鎖する開口閉鎖板を備え、
    前記開口閉鎖板は、該円形開口に嵌合し、防護甲板の外表面と面一の外面を有し、俯仰支持駆動機構に固定された旋回閉鎖板と、発射筒ユニットの上部に固定され旋回閉鎖板から防護甲板に直交する方向に俯仰可能な俯仰閉鎖板とからなる、ことを特徴とするデコイ弾格納発射装置。
  2. 外面の凹凸が少なくレーダーに対する反射断面積が小さい防護甲板内に設置されるデコイ弾格納発射装置であって、
    複数のデコイ弾を発射可能に格納する発射筒ユニットと、該発射筒ユニットをデコイ弾を防護甲板の外部に発射する発射位置と防護甲板内でデコイ弾を再装填する装填位置の間を移動させる移動装置とを備え、
    前記移動装置は、発射筒ユニットを発射位置と装填位置の間で水平移動させる水平移動機構であり、
    前記防護甲板は、発射位置からデコイ弾が通過可能な大きさの開口を有し、
    さらに、前記装填位置において、防護甲板の開口を閉鎖する開口閉鎖板を備える、ことを特徴とするデコイ弾格納発射装置。
  3. 前記装填位置において、発射筒ユニットにデコイ弾を再装填する自動又は半自動の装填装置を備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデコイ弾格納発射装置。
  4. 前記防護甲板内をデコイ弾の保管に適した所定の温度及び湿度に保持する調温調湿装置を備える、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデコイ弾格納発射装置。
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