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JP4367882B2 - コンベア装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両の組立ラインに好適なコンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平9−123960号公報図1,図2に示される通り、車両の組立ラインでは車両ボディB(符号は公報記載のものを流用する。以下同じ)をハンガHに載せた状態、すなわち車両ボディBを空中に保持させた状態で、エンジンE、ミッションM等を搭載する。
【0003】
この様にハンガで車両ボディを搬送しつつ組付けを実施することは車両の組立ラインで多く採用される手法であり、そのライン構成は、例えば特開昭63−22425号公報「搬送設備」の第1図及び第2図に示される通り、長大なものとなる。すなわち、第2図において、1はオーバヘッドコンベアであり、7はスラットコンベアであり、オーバヘッドコンベア1で図左から右へ搬送したのちに、車両ボディをスラットコンベア7に移載するというものであり、勿論、この搬送中に所定の部品の組込みや搭載を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
オーバヘッドコンベアでは、車両ボディへ下から組付けを行うのに便利なように、車両ボディを空中に保持する。上記第1図及び第2図から明らかなように、オーバヘッドコンベアは充分に長い1ラインで構成するのが普通であり、ラインの入口での車両ボディ重量と、ラインの出口での所定の部品を組込んだ後の車両ボディ重量とは、全く異なる。
【0005】
そのために、ラインの出口での車両ボディ重量を基本に、この重量に耐えるような丈夫なハンガーでオーバヘッドコンベアを構成していた。この結果、コンベア装置が全体的に大型になるとともに、ハンガーをコンベアライン上に横移動させるのに必要な電気エネルギーも増加するという課題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的はオーバヘッドコンベアラインにおいて、ラインの入口と出口における積載荷重の差に対応したライン構成を提供すること及び既存のラインを容易に延長することができる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、第1のレールに吊した第1ハンガーを所定ピッチで走行させる第1コンベアラインと、第1のレールと同レベルの第2のレールに吊すとともに第1ハンガーよりワーク受け座が低くて積載許容荷重が大きな第2ハンガーを所定ピッチで走行させる第2コンベアラインと、第1のレールの一部に第2のレールの一部をラップさせた共用レール部と、この共用レール部に第1ハンガーと第2ハンガーとを交互に導入するために共用レール部の入口に設けた入り側ポイント装置と、共用レール部から第1ハンガー及び第2ハンガーを交互に排出するために共用レール部の出口に設けた出側ポイント装置と、第1ハンガー上のワークを第2ハンガーへ移載するために共用レール部の下方に設けた移載機と、からコンベア装置を構成する。
【0008】
第1コンベアラインと、より重いものを載せることのできる第2ハンガーを備えた第2コンベアラインとを、共用レール部を介して連結する。そして、共用レール部の入口で入り側ポイント装置により第1ハンガーと第2ハンガーとを交互に共用レールに導入し、移載機で第1ハンガー上のワークを第2ハンガーへ移載し、共用レール部の出口に設けた出側ポイント装置により第1ハンガーを第1コンベアラインヘ送り出し且つ第2ハンガーを第2コンベアラインへ送り出す。
これで、車両ボディなどのワークは第1コンベアラインと第2コンベアラインとをこの順で搬送させることができる。
【0009】
組付け部品がまだ少くて車両ボディの重量が比較的小さいときには第1コンベアラインで搬送し、組付け部品が増加して車両ボディの重量が比較的大きいときには第2コンベアラインで搬送する。本発明では、第2コンベアラインのハンガー(第2ハンガー)を第1ハンガーより丈夫にして、積載荷重の増加に対応するようにした。
この結果、第1コンベアラインは第1ハンガーを含めて全体的に小型化、軽量化が図れる。ライン全体を大型にする従来技術に比較して、請求項1によれば総合的な軽量化が図れる。
【0010】
また、既存ラインを第1コンベアライン、増設ラインを第2コンベアラインと読み替えれば、第1コンベアラインを生かしつつ、第2コンベアラインを増設することができる。すなわち、第1コンベアラインにおいて、ハンガーを交換する必要はない。従って、請求項1によればラインの増設が極めて容易になる。
【0011】
請求項2では、入り側ポイント装置の後方に、第1ハンガーと第2ハンガーとを識別するハンガー識別手段を設け、ハンガー識別手段で第1ハンガーと第2ハンガーとが交互に共用レール部を走行することを確認するようにしたことを特徴とする。
【0012】
入り側ポイント装置の作動不良等で、第1ハンガーの次に第1ハンガーが連続し、又は第2ハンガーの次に第2ハンガーが連続する可能性はある。この様な不都合が起こると第1ハンガーから第2ハンガーへの移載が実施できない。
そこで、ハンガー識別手段で第1ハンガーと第2ハンガーとが交互に共用レール部を走行することを確認するようにした。これで、本発明のコンベア装置をより円滑に運転することができる。
【0013】
請求項3では、移載機は、第1ハンガーが移載機から抜けたときから第2ハンガーが移載機に到達するまでの間に、移載機に載せたワークを下げる制御をなす制御部を備えていることを特徴とする。
【0014】
ところで請求項1では、ハンガーの剛性向上、部品の組付け数の増加並びに作業性の向上を目的として、第1ハンガーより第2ハンガーのワーク受け座を低くした。この高低差は移載時間の延長に繋がるので移載時間の延長を回避したい。そこで、請求項3ではハンガーの移動時間を利用して、この間にワークを下げ、第2ハンガーに短時間でワークを載せることができるようにした。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るコンベア装置の平面図であり、各部の詳細は図2以降で説明することとし、図1ではコンベア装置の全体を概念的に説明する。
コンベア装置10は、第1のレール11に吊した第1ハンガー12・・・(・・・は複数を示す。以下同じ)を所定ピッチ(図面は作図上の理由でピッチは不正確である。)で走行させる第1コンベアライン13と、前記第1のレール11と同レベルの第2のレール15に吊すとともに前記第1ハンガー12・・・より積載許容荷重が大きな第2ハンガー16・・・を所定ピッチで走行させる第2コンベアライン17と、前記第1のレール11の一部に第2のレール15の一部をラップさせた共用レール部19と、この共用レール部19に前記第1ハンガー12と第2ハンガー16とを交互に導入するために共用レール部19の入口に設けた入り側ポイント装置20と、共用レール部19から第1ハンガー12及び第2ハンガー16を交互に排出するために共用レール部19の出口に設けた出側ポイント装置30と、前記第1ハンガー12上のワーク32を第2ハンガー16へ移載するために前記共用レール部19の下方に設けた移載機35と、からなる。ワーク32は車両ボディがその代表例であるが、種類を限定はしない。
【0016】
なお、実施例では第1のレール11は、詳細には左右のフリーレール11L,11Rと1本のパワーレール14との3本のレール群からなる。同様に第2のレール15は、詳細には左右のフリーレール15L,15Rと1本のパワーレール18との3本のレール群からなる。
【0017】
そして、好ましくは、前記入り側ポイント装置20の後方(下流側、図で左側)に、第1ハンガー12と第2ハンガー16とを識別するハンガー識別手段40を設け、ハンガー識別手段40で第1ハンガー12と第2ハンガー16とが交互に共用レール部19を走行することを確認するようにする。さらに好ましくは同様のハンガー識別手段40を、出側ポイント装置30の前方(上流側、図で右側)に設け、第1ハンガー12が第1のレール11に正しく進入し、第2ハンガー16が第2のレール15に正しく進入することを確認する。
【0018】
そのために、ハンガー識別手段40は、例えばカメラ41、画像処理部42、判断部43で構成し、カメラ41で第1・第2ハンガー12,16の形状情報を取入れ(この具体例は後述する。)、画像処理部42で形状情報を信号化し、判断部43で前記信号と予め記憶させた形状信号とを比較し、第1ハンガー12が到着すべきときに第1ハンガー12が認識でき、同様に第2ハンガー16が到着すべきときに第2ハンガー16が認識できれば、問題ないので操業を継続する。
【0019】
しかし、第1ハンガー12が到着すべきときに第2ハンガー16が到着するなどの理由で第1ハンガー12が認識できないときには、判断部43で異常と判断し、異常信号を発し、ラインを停止する等の対策を講じさせる。第2ハンガー16についても同様である。
【0020】
図2は本発明に係る入り側ポイント装置の平面図であり、入り側ポイント装置20は鉄道軌道で広く採用されているポイント装置と同様のものであり、例えば第1のレール11と第2のレール15と共用レール部19との三者が合流する位置にくさび状の可動ガイド21,22(21,22は図面表裏方向に離れ、21はフリーレール11Lの上フランジと同じレベル、22はフリーレール11Lの下のフランジと同じレベルにある。)を配置し、この可動ガイド21,22をフリーレール11Lとフリーレール15Lとの交点にピン23で実線の位置から想像線の位置までシリンダ24で揺動させるようにしたものである。
【0021】
第1ハンガー(構造は図3で詳述する。)の従動部材49が左右のフリーレール11L,11Rの間を通り、次に矢印▲1▼のごとくフリーレール11Rと実線で示す可動ガイド21,22との間を通ることで、矢印▲2▼のごとく第1のレール11から共用レール部19に進入する。なお、この間、フリーロール51がフリーレール11Lの下フランジ上及び可動ガイド22上を走行するため、フリーロール51が脱落することはない。
【0022】
シリンダ24で可動ガイド21,22を想像線の位置に切換えた場合は、第2のレール15と共用レール部19とが連通状態になる。
出側ポイント装置30(図1参照)も同様の作用をなすものであり、説明は省略する。ただし、入り側ポイント装置20並びに出側ポイント装置30は同様の作用をなすものであれば、構造は実施例に限定するものではない。
【0023】
図3は図1の3−3線断面図であって本発明に係る第1ハンガーの正面図である。建屋側の天井や床下などに設けたブラケット45に第1のレール11(左右のフリーレール11L,11R及びパワーレール14を取付け、パワーレール14にパワーブラケット46をロール47,47を介して吊るし、パワーブラケット46をパワーチェーン48で図面表裏方向へ移動させるようにする。
【0024】
一方、第1ハンガー12は、フリーレール11L,11Rに従動部材49から延ばしたフリーロール51,51を載せ、この様な従動部材49に天板52を吊るし、この天板52から左右2本の柱53,53を下ろし、これらの柱53,53の下端にワーク受け座54,54を設け、これらのワーク受け座54,54に位置決めピン55,55を立て、これらの位置決めピン55,55でワーク32の水平面に沿った位置を決めつつワーク受け座54,54でワーク32を支えるハンガーである。
【0025】
以上の構成により、パワーブラケット46の下端で従動部材49を図面表側へ押すことにより、第1ハンガー12を移動することができる。
【0026】
なお、床56からワーク受け座54,54までの高さをH1と呼ぶ。そして、カメラ41で柱53を検知することにより、カメラ41が捉えた柱53は床56からワーク受け座54までの高さがH1である第1ハンガー12であることを識別させることができる。
【0027】
図4は本発明に係る第1ハンガーの斜視図であり、第1ハンガー12は天板52から2本の柱53,53を延長したものであるから、2柱式ハンガーと呼ぶこともできる。2柱式ハンガーは図からも明らかなように、重いワークを載せるのに適しているとは言い難いハンガーであると言える。
【0028】
図5は図1の5−5線断面図であって本発明に係る第2ハンガーの正面図である。建屋側の天井や床下などに設けたブラケット57に第2のレール15(左右のフリーレール15L,15R及びパワーレール18を取付け、パワーレール18にパワーブラケット58をロール59,59を介して吊るし、パワーブラケット58をパワーチェーン61で図面表裏方向へ移動させるようにする。
【0029】
一方、第2ハンガー16は、フリーレール15L,15Rに従動部材62から延ばしたフリーロール63,63を載せ、この様な従動部材62に天板64を吊るし、この天板64から柱65・・・下ろし、これらの柱65・・・の下端にワーク受け座66,66を設け、これらのワーク受け座66,66に位置決めピン67,67を立て、これらの位置決めピン67,67でワーク32の水平面に沿った位置を決めつつワーク受け座66,66でワーク32を支えるハンガーである。
【0030】
以上の構成により、パワーブラケット61下端で従動部材62を図面表側へ押すことにより、第2ハンガー16を移動することができる。
【0031】
ここで重要なことは、床56からワーク受け座66,66までの高さをH4と呼ぶときに、このH4は図3に示した高さH1より小さいことである。その分、ワーク32と天板64との距離Sを大きく見込むことができる。そして、カメラ41で柱65を検知することにより、カメラ41が捉えた柱65は床56からワーク受け座66までの高さがH4である第2ハンガー16であることを識別させることができる。
【0032】
図6は本発明に係る第2ハンガーの斜視図であり、第2ハンガー16は天板64から4本の柱65・・・を延長したものであるから、4柱式ハンガーと呼ぶこともできる。4柱式ハンガーは図からも明らかなように、重いワーク32を載せるのに適している、すなわち積載許容荷重が第1ハンガー12(図3,4参照)より充分に大きなハンガーであると言える。
【0033】
以上に述べたコンベア装置の作用を次に説明する。
図7(a),(b)は本発明のコンベア装置の作用説明図(その1)である。
なお、移載機35はベース36、Xリンク37、昇降台としての載置板38及びシリンダ39からなるリフターであり、シリンダ39を伸ばすことで載置板38を上昇させ、シリンダ39を縮めると載置板38を下降させることができる。
【0034】
(a)では、移載機35は待機状態(床52からの高さH0)にあり、パワーレール18に揺動可能に吊るしたパワーブラケット58,58の作用により、ワーク32を載せた第1ハンガー12(高さH1)が共用レール部19を矢印の通りに移動しており、空の第2ハンガー16が続いて共用レール部19を矢印の通りに移動しているとする。
【0035】
(b)にて、第1ハンガー12が移載機35に接近すると図左のパワーブラケット58がアンクランプガイドプレート68の作用で、図反時計方向に回転して従動部材49から外れる。この結果、第1ハンガー12は移載機35の真上で止まる。次に移載機35のシリンダ39を伸ばして、ワーク32を載置板38で持上げる(高さH1+α)。これで、ワーク32は第1ハンガー12から載置板38へ乗り移ったことになる。
【0036】
図8(a),(b)は本発明のコンベア装置の作用説明図(その2)である。
(a)にて、空の第1ハンガー12が載置板38から遠ざかり、且つ第2ハンガー16が到達するまでの間を利用して、ワーク32をH2まで下げる。ただし、この高さH2は第2ハンガー16へ移載するのに必要な高さ、即ちH4<H2<H1とする。このときに、次の第2ハンガー16がまだ来ぬことをセンサーS1で確認する。
【0037】
(b)は、下げ位置(床56からの高さH3)におけるワーク32を示し、そこへ第2ハンガー16が到達する。ただし、H4<H3<H2とする。しかしながら、下げ位置(H3)までの下降は、センサーS1が第2ハンガー16を検知するまでに完了させる。
【0038】
図9(a),(b)は本発明のコンベア装置の作用説明図(その3)である。
(a)は、移載機35で高さH3に保持中のワーク32に第2ハンガー16が到達した状態を示す。この状態からシリンダ39を縮めて、ワーク32を第2ハンガー16へ移載する。すなわち、床56からの高さをH3からH4へ変える。
(b)は、移載機35を高さをH4から更にH0に変えることで待機状態に縮め、その上をワーク32を載せた第2ハンガー16が矢印の如く走行する状態を示す。この第2ハンガー16の次には、別のワーク32を載せた第1ハンガー12が移載機35に向ってくる。ここからは、図7(a)に戻る。
この様にして、第1ハンガー12から効率よく第2ハンガー16へワーク32を移載することができる。
【0039】
尚、移載機はXリンクを介さずにシリンダで直接的に載置板を昇降するものでもよい。
また、ハンガー識別手段は、実施例では検知手段をカメラとしたが、光電センサー、近接センサー、機械的リミットスイッチなどのセンサーでハンガーの形状を直接的に検知するものであってもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、第1コンベアラインと、より重いものを載せることのできる第2ハンガーを備えた第2コンベアラインとを、共用レール部を介して連結する。そして、共用レール部の入口で入り側ポイント装置により第1ハンガーと第2ハンガーとを交互に共用レールに導入し、移載機で第1ハンガー上のワークを第2ハンガーへ移載し、共用レール部の出口に設けた出側ポイント装置により第1ハンガーを第1コンベアラインヘ送り出し且つ第2ハンガーを第2コンベアラインへ送り出す。これで、車両ボディなどのワークは第1コンベアラインと第2コンベアラインとをこの順で搬送させることができる。
【0041】
組付け部品がまだ少くて車両ボディの重量が比較的小さいときには第1コンベアラインで搬送し、組付け部品が増加して車両ボディの重量が比較的大きいときには第2コンベアラインで搬送する。本発明では、第2コンベアラインのハンガー(第2ハンガー)を第1ハンガーより丈夫にして、積載荷重の増加に対応するようにした。
この結果、第1コンベアラインは第1ハンガーを含めて全体的に小型化、軽量化が図れる。ライン全体を大型にする従来技術に比較して、請求項1によれば総合的な軽量化が図れる。
【0042】
また、既存ラインを第1コンベアライン、増設ラインを第2コンベアラインと読み替えれば、第1コンベアラインを生かしつつ、第2コンベアラインを増設することができる。すなわち、第1コンベアラインにおいて、ハンガーを交換する必要はない。従って、請求項1によればラインの増設が極めて容易になる。
【0043】
請求項2では、入り側ポイント装置の後方に、第1ハンガーと第2ハンガーとを識別するハンガー識別手段を設け、ハンガー識別手段で第1ハンガーと第2ハンガーとが交互に共用レール部を走行することを確認するようにしたことを特徴とする。入り側ポイント装置の不具合等で、第1ハンガーの次に第1ハンガー又は第2ハンガーの次に第2ハンガーが連続する可能性はある。この様な不都合が起こると第1ハンガーから第2ハンガーへの移載が実施できない。
そこで、ハンガー識別手段で第1ハンガーと第2ハンガーとが交互に共用レール部を走行することを確認するようにした。これで、本発明のコンベア装置をより円滑に運転することができる。
【0044】
請求項3では、移載機は、第1ハンガーが移載機から抜けたときから第2ハンガーが移載機に到達するまでの間に、移載機に載せたワークを下げる制御をなす制御部を備えていることを特徴とする。ところで請求項1では、ハンガーの剛性向上、部品の組付け数の増加並びに作業性の向上を目的として、第1ハンガーより第2ハンガーのワーク受け座を低くした。
この高低差は移載時間の延長に繋がるので移載時間の延長を回避したい。そこで、請求項3ではハンガーの移動時間を利用して、この間にワークを下げ、第2ハンガーに短時間でワークを載せることができるようにした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンベア装置の平面図
【図2】本発明に係る入り側ポイント装置の平面図
【図3】図1の3−3線断面図であって本発明に係る第1ハンガーの正面図
【図4】本発明に係る第1ハンガーの斜視図
【図5】図1の5−5線断面図であって本発明に係る第2ハンガーの正面図
【図6】本発明に係る第2ハンガーの斜視図
【図7】本発明のコンベア装置の作用説明図(その1)
【図8】本発明のコンベア装置の作用説明図(その2)
【図9】本発明のコンベア装置の作用説明図(その3)
【符号の説明】
10…コンベア装置、11…第1のレール、12…第1ハンガー、13…第1コンベアライン、15…第2のレール、16…第2ハンガー、17…第2コンベアライン、19…共用レール部、20…入り側ポイント装置、30…出側ポイント装置、35…移載機、38…載置板、39…移載機のシリンダ、40…ハンガー識別手段、54,66…ワーク受け座、56…床、H1・・・床から第1ハンガーのワーク受け座までの高さ、H4…床から第2ハンガーのワーク受け座までの高さ、S1…第2ハンガーを検出するセンサー

Claims (3)

  1. 第1のレールに吊した第1ハンガーを所定ピッチで走行させる第1コンベアラインと、前記第1のレールと同レベルの第2のレールに吊すとともに前記第1ハンガーよりワーク受け座が低くて積載許容荷重が大きな第2ハンガーを所定ピッチで走行させる第2コンベアラインと、前記第1のレールの一部に第2のレールの一部をラップさせた共用レール部と、この共用レール部に前記第1ハンガーと第2ハンガーとを交互に導入するために共用レール部の入口に設けた入り側ポイント装置と、共用レール部から第1ハンガー及び第2ハンガーを交互に排出するために共用レール部の出口に設けた出側ポイント装置と、前記第1ハンガー上のワークを第2ハンガーへ移載するために前記共用レール部の下方に設けた移載機と、からなるコンベア装置。
  2. 前記入り側ポイント装置の後方に、第1ハンガーと第2ハンガーとを識別するハンガー識別手段を設け、ハンガー識別手段で第1ハンガーと第2ハンガーとが交互に共用レール部を走行することを確認するようにしたことを特徴とする請求項1記載のコンベア装置。
  3. 前記移載機は、第1ハンガーが移載機から抜けたときから第2ハンガーが移載機に到達するまでの間に、移載機に載せたワークを下げる制御をなす制御部を備えていることを特徴とする請求項1記載のコンベア装置。
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