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JP4383032B2 - 光走査装置 - Google Patents
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JP4383032B2 - 光走査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザープリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に書き込む書き込みユニットとして装備される光走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、レーザープリンタ等のレーザ光学系を備えた機器においては、製品本体の高密度化・高速化の要求の高まりとともに、偏向手段としてのポリゴンモータの回転速度の高速化がなされ、ポリゴンモータおよび装置内部の温度上昇が問題になっている。
また、低コスト化のためレンズやハウジングのプラスチック化が行われている。その結果、プラスチックレンズの温度上昇により屈折率・形状等が変化し、またレンズ内で温度勾配を生じる場合があり、これにより像高毎に光学特性(走査速度・ビーム径等)に差が生じており、これが画像の劣化を招いている。
これを補正する方法として、特開2001−264666公報では、筐体のポリゴンータとfθレンズの間に大きな孔を設けて、fθレンズへの熱の伝達を低減しようとしている
また、特開2000−121975公報では、プラスチックからなるfθレンズの外周にfθレンズよりも熱伝導率の高い部材を貼ることでfθレンズ内の温度勾配を低減しようとしている。
【特許文献1】
特開2001−264666公報
【特許文献2】
特開2000−121975公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術には、上述したように、プラスチックレンズの温度上昇による屈折率・形状等の変化、レンズ内の温度勾配に対し、いくつかの対策が取られているが、筐体に大きな孔を設けることは、筐体の強度・固有振動数を下げることになりポリゴンモータや本体から伝達される振動によるビームの振動を生み画像へ影響する。
また筐体を開放することは防塵対策が別途必要になる。さらに、fθレンズの外周に熱伝導率の高い部材を貼ると、接着等で貼った場合機械的な変形が懸念され、温度上昇による線膨張率の違いから変形が懸念される。これらを避けるためにレンズに取り付け用の形状を設けた場合、コストアップに繋がる。
そこで本発明の目的は、上記の問題点を解決するために、低コストかつ簡便な機構により、装置内の温度上昇等の環境変動に伴うfθレンズの温度勾配を抑制することで像高間での光学特性を均一にする光走査装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、レーザ光を出射する少なくとも1つの半導体レーザ光源と、前記レーザ光を反射して偏向するポリゴンスキャナユニットと、このポリゴンスキャナユニットにより偏向されたレーザ光を感光体上で等速度となるよう補正する少なくとも1つのプラスチックからなるfθレンズと、前記半導体レーザ光源と前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズを固定する筐体とを有する光走査装置において、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間に、複数の熱伝達量補正手段を設け、前記熱伝達補正手段が、前記筐体に設けられた放熱用の溝、前記筐体下部に設けられた放熱用の板状凸部、前記筐体外部に設けられ、かつ、熱伝達用の部材を介して前記筐体に接続された放熱板、前記筐体の少なくとも一部に設けられた熱伝導性部材、及び、前記筐体に設けられた放熱用の孔からなる群から選ばれたいずれか1つであり、そして、前記ポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量が長手方向で略同一になるように、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔、及び/または、前記ポリゴンスキャナユニットから前記fθレンズへの熱伝達量に応じて、前熱複数の伝達補正手段の本数、及び/又は、長さ、及び/又は、高さ、及び/又は、深さ、及び/又は、厚さ、及び/又は、間隔、及び/又は、熱伝達率を変化させて設けた光走査装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記放熱用の溝が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、溝の本数、間隔を形成してある請求項1記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記放熱用の溝が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、溝の深さを形成してある請求項1または2記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項4記載の発明では、前記板状凸部が、十分に熱伝導率の高い材質でできている請求項1記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項5記載の発明では、前記板状凸部が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、数、間隔を形成してある請求項1または4記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項6記載の発明では、前記板状凸部が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、高さを形成してある請求項1、4、及び、5のいずれか1項記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項7記載の発明では、前記板状凸部が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、熱伝導率を設定してある請求項1,4〜6のいずれか1項記載の光走査装置を主要な特徴とする。
【0005】
請求項記載の発明では、前記熱伝達用の部材が、十分に熱伝導率の高い材質でできている請求項記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項記載の発明では、前記熱伝達用の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、数、間隔を形成してある請求項1または8記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項10記載の発明では、前記熱伝達用の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、その断面積を設定してある請求項1、8、及び、9のいずれか1項記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項11記載の発明では、前記熱伝達用の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、その熱伝導率を設定してある請求項1、8〜10のいずれか1項記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項12記載の発明では、前記熱伝達用の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの間隔に応じて、前記筐体との接触面積を設定してある請求項1、8〜11のいずれか1項記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項13記載の発明では、前記熱伝達用の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの間隔に応じて、前記放熱板との接触面積を設定してある請求項1、8〜12のいずれか1項記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項14記載の発明では、前記熱伝達量補正手段として、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの中間の前記筐体の少なくとも一部に前記筐体より十分に高い熱伝導率の部材を設けた請求項1記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項15記載の発明では、前記部材の端部が、前記fθレンズから等距離である請求項14記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項16記載の発明では、前記熱伝達量補正手段として、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの中間の前記筐体の少なくとも一部に前記筐体より十分に低い熱伝導率の部材を設けた請求項1記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項17記載の発明では、前記部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、数、間隔を形成してある請求項16記載の光走査装置を主要な特徴とする。
【0006】
請求項18記載の発明では、前記筐体より十分に低い熱伝導率の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、厚さを設定してある請求項16または17記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項19記載の発明では、前記筐体より十分に低い熱伝導率の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、その熱伝導率を設定してある請求項16ないし18のいずれか1項記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項20記載の発明では、前記筐体より十分に低い熱伝導率の部材が、紫外線硬化樹脂からなり紫外線の照射により前記筐体上に形成される請求項16ないし19のいずれか1項記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項21記載の発明では、前記筐体より十分に低い熱伝導率の部材が、熱硬化樹脂からなり熱線の照射により前記筐体上に形成される請求項16ないし19のいずれか1項記載の光走査装置を主要な特徴とする。
請求項22記載の発明では、前記放熱用の孔が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、孔の数、間隔を形成してある請求項1記載の光走査装置を主要な特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明が適用される光走査装置の概略図である。図において、樹脂からなる筐体1には、レーザ光源2とシリンドリカルレンズ3があり、レーザ光源2から発するレーザ光を偏向器であるポリゴンスキャナユニット(回転多面鏡)4に集光させている。
このポリゴンスキャナユニット4は、等角速度でレーザ光を偏向している。そして、このポリゴンスキャナユニット4にて偏向されたレーザ光はfθレンズ5等の光学素子により結像されかつ筐体1外部の感光体6上に等速度になるように走査されている。点線で囲った部分7は後述する本発明による熱伝達量補正手段(放熱用の溝)を略示している。
図2はポリゴンスキャナユニットからfθレンズ5へ伝わる熱量を示す概略図である。 図3はポリゴンスキャナユニットからfθレンズ5へ伝わる熱を示す概略図である。図1の光走査装置では、図2に示すようにポリゴンスキャナユニット4からfθレンズ5へ伝えられる熱はfθレンズ5の長手方向で熱量が異なっている。プラスチックからなるfθレンズ5の温度変動に対する補正が必要となる。
図4はfθレンズでの温度勾配をグラフ的に示す概略図である。図に示すように、温度勾配を生じてしまうことに対し、ポリゴンスキャナユニット4とfθレンズ5の間に熱伝達量補正手段を設け、ポリゴンスキャナユニット4からfθレンズ5への熱の伝達を長手方向に均一にできるようにする。
【0008】
次に実施例を示す。
図5は熱伝達量補正手段として、ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの中間の筐体で放熱することを示す概略図である。前記ポリゴンスキャナユニット4とfθレンズ5の中間の筐体1に放熱用の溝7を設ける。
図6は熱伝達量補正手段として設けた放熱用の溝の実施の形態を示す概略図である。図7は熱伝達量補正手段として設けた放熱用の溝の第1の変形例を示す概略図である。図8は熱伝達量補正手段として設けた放熱用の溝の第2の変形例を示す概略図である。図9は熱伝達量補正手段として設けた放熱用の溝の第3の変形例を示す概略図である。放熱用の溝7の放熱面積を変化させることでfθレンズ5の長手方向で熱伝達量を補正し、fθレンズ5内部の温度勾配を低減している。とくに図6ないし図9の実施の形態および変形例では、ポリゴンスキャナユニット4からfθレンズ5への熱伝達量に応じて、放熱用の溝7の本数、間隔、深さを長手方向に変化させ、放熱量の調整を行って熱伝達量を制御し、fθレンズ5内部の温度勾配を低減している。
図10は熱伝達量補正手段として、ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの中間の筐体で放熱することを示す概略図である。前記ポリゴンスキャナユニット4とfθレンズ5の中間の筐体1に放熱フィン(板状凸部)8を設ける。
【0009】
図11は熱伝達量補正手段として設けた放熱フィンの実施の形態を示す概略図である。図12は熱伝達量補正手段として設けた放熱フィン(板状凸部)の第1の変形例を示す概略図である。図13は熱伝達量補正手段として設けた放熱フィンの第2の変形例を示す概略図である。図14は熱伝達量補正手段として設けた放熱フィンの第3の変形例を示す概略図である。
放熱フィン8の放熱面積を変化させることによって熱伝達量を補正しfθレンズ5内部の温度勾配を低減している。図11ないし図14では、ポリゴンスキャナユニット4からfθレンズ5への熱伝達量に応じて、放熱フィン8の数、間隔、高さを変化させて放熱量を制御している。さらに、図示しないが、放熱フィンの熱伝導率を変化させることで制御可能である。
図15は熱伝達量補正手段として、筐体外部に放熱板を設けることを示す概略図である。前記ポリゴンスキャナユニット4とfθレンズ5の中間の筐体1外部に放熱板9を設ける。図16は熱伝達量補正手段として設けた放熱板の実施の形態を示す概略図である。図17は熱伝達量補正手段として設けた放熱板の第1の変形例を示す概略図である。図18は熱伝達量補正手段として設けた放熱板の第2の変形例を示す概略図である。
図15ないし図18は、ポリゴンスキャナユニット4とfθレンズ5の間に設けた熱伝達量補正手段として、筐体1外部に放熱板9を設けて温度を一定に保ち、筐体1と放熱板8を熱伝達用の部材10により接続し、ポリゴンスキャナユニット4からの熱を放熱板8に熱を逃がし、その放熱板9への熱の伝達量を変化させることで熱伝達量の補正を行う。
図17の放熱板の第1の実施の形態では、ポリゴンスキャナユニット4からfθレンズ5への熱伝達量に応じて、筐体1と放熱板9を接続する熱伝達用の部材10の数、間隔を変化させて、放熱板8への熱伝達量を制御している。また、図示しないが、筐体1と放熱板9を接続する熱伝達用の部材10の断面積、筐体1との接触面積、放熱板8との接触面積を変化させても熱伝達量の制御は可能である。
【0010】
図19は熱伝達量補正手段として、ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの中間の筐体に設けられるこの筐体より十分に高い熱伝導率の部材を示す概略図である。筐体より十分に高い熱伝導率の部材11は、ポリゴンスキャナユニット4とfθレンズ5の中間の筐体1に、fθレンズ5に対し、熱の伝達を均一にするように設けてある。
筐体1に設けた筐体1より十分に高い熱伝導率の部材11を用いることによって、筐体1より十分に高い熱伝導率の部材11の端部の温度を均等にし、かつ部材11の端部をfθレンズ5の端部から等距離とすることで、fθレンズ5に伝わる熱量を一定にし、fθレンズ5の温度勾配を低減している。
図20は熱伝達量補正手段として、ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの中間の筐体に設けられるこの筐体より十分に低い熱伝導率の部材を示す概略図である。熱伝達量補正手段として、ポリゴンスキャナユニット4とfθレンズ5の中間の筐体1の底面部に、筐体1より十分に低い熱伝導率の部材12を設けることにより、fθレンズ5に対し、熱の伝達を均一にするようにしている。
図21は熱伝達量補正手段として設けた低い熱伝導率の部材の実施の形態を示す概略図である。図22は熱伝達量補正手段として設けた低い熱伝導率の部材の第1の変形例を示す概略図である。図23は熱伝達量補正手段として設けた低い熱伝導率の部材の第2の変形例を示す概略図である。図24は熱伝達量補正手段として設けた低い熱伝導率の部材の第3の変形例を示す概略図である。
筐体1に設けた筐体1より十分に低い熱伝導率の部材12を前記ポリゴンスキャナユニット4からfθレンズ5への熱伝達量に応じて、数、間隔、厚さ、熱伝導率を変化させていることで、fθレンズ5に伝わる熱量を一定にし、fθレンズ5の温度勾配を低減している。これら低い熱伝導率の部材12は、紫外線硬化、熱硬化性の樹脂を紫外線または熱線の照射により筐体1上に形成してもよい。図25はポリゴンスキャナユニットとfθレンズの中間の筐体に設けた放熱用の孔を示す概略図である。ポリゴンスキャナユニット4とfθレンズ5の中間の筐体1に放熱用の孔13を設けることで、放熱面積を変化させ、熱伝達量の補正を行っている。
この放熱用の孔13は、ポリゴンスキャナユニット4からfθレンズ5への熱伝達量に応じて、孔の数、間隔を変化させることで、長手方向の放熱量を変化させている。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜3によれば、筐体に溝を、ポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量に応じて、数、深さ、長さを変化させて設け放熱性を変化させることで、ポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量を長手方向で略同一にすることができる。また、低コストかつ簡便な機構により、ポリゴンスキャナユニットの温度上昇等の環境変動に伴うfθレンズの温度勾配を抑制し、像高間での光学特性を均一にする光走査装置を提供する。
請求項1,4〜7によれば、放熱フィンをポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量に応じて、数、高さ、長さ、熱伝導率を変化させて設け放熱性を変化させることで、ポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量を長手方向で略同一にすることができる。また、低コストかつ簡便な機構により、ポリゴンスキャナユニットの温度上昇等の環境変動に伴うfθレンズの温度勾配を抑制し、像高間での光学特性を均一にする光走査装置を提供する。
請求項8〜13によれば、放熱板を筐体外部に設けその放熱板への熱伝達用の経路を ポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量に応じて、その設置間隔、数、高さ、長さ、熱伝導率を変化させて設け放熱板への熱伝達量を制御することで、ポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量を長手方向で略同一にすることができる。また、簡便な機構により、ポリゴンスキャナユニットの温度上昇等の環境変動に伴うfθレンズの温度勾配を抑制し、像高間での光学特性を均一にする光走査装置を提供する。
【0012】
請求項14〜15によれば、ポリゴンスキャナユニットの熱を熱伝導率の十分に高い部材により、fθレンズの外周から等距離の位置を略等しい温度にするように配置し、ポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量を長手方向で略同一にすることができる。簡便な機構により、ポリゴンスキャナユニットの温度上昇等の環境変動に伴うfθレンズの温度勾配を抑制し、像高間での光学特性を均一にする光走査装置を提供する。
請求項16〜21によれば、熱伝導率の低い部材を筐体上に設け、その部材をポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量に応じて、その設置間隔、数、厚さ、長さ、熱伝導率等を変化させて設け放熱性を変化させることで、ポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量を長手方向で略同一にすることができる。また、低コストかつ簡便な機構により、ポリゴンスキャナユニットの温度上昇等の環境変動に伴うfθレンズの温度勾配を抑制し、像高間での光学特性を均一にする光走査装置を提供する。
請求項22によれば、放熱用の孔をポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量に応じて、数、大きさ等を変化させ放熱性を変化させることで、ポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量を長手方向で略同一にすることができる。低コストかつ簡便な機構により、ポリゴンスキャナユニットの温度上昇等の環境変動に伴うfθレンズの温度勾配を抑制し、像高間での光学特性を均一にする光走査装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される光走査装置の概略図。
【図2】ポリゴンスキャナユニットからfθレンズ5へ伝わる熱量を示す概略図。
【図3】ポリゴンスキャナユニットからfθレンズ5へ伝わる熱を示す概略図。
【図4】fθレンズでの温度勾配をグラフ的に示す概略図。
【図5】熱伝達量補正手段として、ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの中間の筐体で放熱することを示す概略図。
【図6】熱伝達量補正手段として設けた放熱用の溝の実施の形態を示す概略図。
【図7】熱伝達量補正手段として設けた放熱用の溝の第1の変形例を示す概略図。
【図8】熱伝達量補正手段として設けた放熱用の溝の第2の変形例を示す概略図。
【図9】熱伝達量補正手段として設けた放熱用の溝の第3の変形例を示す概略図。
【図10】熱伝達量補正手段として、ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの中間の筐体で放熱することを示す概略図。
【図11】熱伝達量補正手段として設けた放熱フィンの実施の形態を示す概略図。
【図12】熱伝達量補正手段として設けた放熱フィンの第1の変形例を示す概略図。
【図13】熱伝達量補正手段として設けた放熱フィンの第2の変形例を示す概略図。
【図14】熱伝達量補正手段として設けた放熱フィンの第3の変形例を示す概略図。
【図15】熱伝達量補正手段として、筐体外部に放熱板を設けることを示す概略図。
【図16】熱伝達量補正手段として設けた放熱板の実施の形態を示す概略図。
【図17】熱伝達量補正手段として設けた放熱板の第1の変形例を示す概略図。
【図18】熱伝達量補正手段として設けた放熱板の第2の変形例を示す概略図。
【図19】熱伝達量補正手段として、ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの中間の筐体に設けられるこの筐体より十分に高い熱伝導率の部材を示す概略図。
【図20】熱伝達量補正手段として、ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの中間の筐体に設けられるこの筐体より十分に低い熱伝導率の部材を示す概略図。
【図21】熱伝達量補正手段として設けた低い熱伝導率の部材の実施の形態を示す概略図。
【図22】熱伝達量補正手段として設けた低い熱伝導率の部材の第1の変形例を示す概略図。
【図23】熱伝達量補正手段として設けた低い熱伝導率の部材の第2の変形例を示す概略図。
【図24】熱伝達量補正手段として設けた低い熱伝導率の部材の第3の変形例を示す概略図。
【図25】ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの中間の筐体に設けた放熱用の孔を示す概略図。
【符号の説明】
1 筐体
2 レーザ光源
4 ポリゴンスキャナユニット(回転多面鏡)
5 fθレンズ
6 感光体
7 放熱用の溝(熱伝達量補正手段)
8 板状凸部(熱伝達量補正手段)
9 放熱板(熱伝達量補正手段)
10 熱伝達用の部材(熱伝達量補正手段)
11 高い熱伝導率の部材(熱伝達量補正手段)
12 低い熱伝導率の部材(熱伝達量補正手段)
13 放熱用の孔(熱伝達量補正手段)

Claims (22)

  1. レーザ光を出射する少なくとも1つの半導体レーザ光源と、前記レーザ光を反射して偏向するポリゴンスキャナユニットと、このポリゴンスキャナユニットにより偏向されたレーザ光を感光体上で等速度となるよう補正する少なくとも1つのプラスチックからなるfθレンズと、前記半導体レーザ光源と前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズを固定する筐体とを有する光走査装置において、
    前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間に、複数の熱伝達量補正手段を設け、
    前記熱伝達補正手段が、前記筐体に設けられた放熱用の溝、前記筐体下部に設けられた放熱用の板状凸部、前記筐体外部に設けられ、かつ、熱伝達用の部材を介して前記筐体に接続された放熱板、前記筐体の少なくとも一部に設けられた熱伝導性部材、及び、前記筐体に設けられた放熱用の孔からなる群から選ばれたいずれか1つであり、そして、
    前記ポリゴンスキャナユニットからfθレンズへの熱伝達量が長手方向で略同一になるように、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔、及び/または、前記ポリゴンスキャナユニットから前記fθレンズへの熱伝達量に応じて、前記複数の熱伝達補正手段の本数、及び/又は、長さ、及び/又は、高さ、及び/又は、深さ、及び/又は、厚さ、及び/又は、間隔、及び/又は、熱伝達率を変化させて設けた
    ことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記放熱用の溝が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、溝の本数、間隔を形成してあることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記放熱用の溝が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、溝の深さを形成してあることを特徴とする請求項1または2記載の光走査装置。
  4. 前記板状凸部が、十分に熱伝導率の高い材質でできていることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  5. 前記板状凸部が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、数、間隔を形成してあることを特徴とする請求項1または4記載の光走査装置。
  6. 前記板状凸部が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、高さを形成してあることを特徴とする請求項1、4、及び、5のいずれか1項記載の光走査装置。
  7. 前記板状凸部が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、熱伝導率を設定してあることを特徴とする請求項1、4〜6のいずれか1項記載の光走査装置。
  8. 前記熱伝達用の部材が、十分に熱伝導率の高い材質でできていることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  9. 前記熱伝達用の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、数、間隔を形成してあることを特徴とする請求項1または8記載の光走査装置。
  10. 前記熱伝達用の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、その断面積を設定してあることを特徴とする請求項1、8、及び、9のいずれか1項記載の光走査装置。
  11. 前記熱伝達用の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、その熱伝導率を設定してあることを特徴とする請求項1、8〜10のいずれか1項記載の光走査装置。
  12. 前記熱伝達用の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの間隔に応じて、前記筐体との接触面積を設定してあることを特徴とする請求項1、8〜11のいずれか1項記載の光走査装置。
  13. 前記熱伝達用の部材が、前記ポリゴンスキャナユニットとfθレンズの間隔に応じて、前記放熱板との接触面積を設定してあることを特徴とする請求項1、8〜12のいずれか1項記載の光走査装置。
  14. 前記筐体の少なくとも一部に設けられた熱伝導性部材が、前記筐体より十分に高い熱伝導率の部材であることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  15. 前記熱伝導性部材の端部が、前記fθレンズから等距離であることを特徴とする請求項14記載の光走査装置。
  16. 前記筐体の少なくとも一部に設けられた熱伝導性部材が、前記筐体より十分に低い熱伝導率の部材であることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  17. 前記熱伝導性部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、数、間隔を形成してあることを特徴とする請求項16記載の光走査装置。
  18. 前記熱伝導性部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、厚さを設定してあることを特徴とする請求項16または17記載の光走査装置。
  19. 前記熱伝導性部材が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、その熱伝導率を設定してあることを特徴とする請求項16ないし18のいずれか1項記載の光走査装置。
  20. 前記熱伝導性部材が、紫外線硬化樹脂からなり紫外線の照射により前記筐体上に形成されることを特徴とする請求項16ないし19のいずれか1項記載の光走査装置。
  21. 前記熱伝導性部材が、熱硬化樹脂からなり熱線の照射により前記筐体上に形成されることを特徴とする請求項16ないし19のいずれか1項記載の光走査装置。
  22. 前記放熱用の孔が、前記ポリゴンスキャナユニットと前記fθレンズの間隔に応じて、孔の数、間隔を形成してあることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
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