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JP4386414B2 - 開閉弁 - Google Patents
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本発明は、弁体を上下動して弁箱内部の流路を開閉する開閉弁に関し、特に、LPGやLNGなどの低温流体を扱うロングネック構造の開閉弁に関する。
弁体を上下動させて開閉する開閉弁には、グローブバルブ、ゲートバルブ、ニードルバルブ、プラグバルブ等があり、そのなかでグローブバルブを一例に説明する。
このグローブバルブのうち、例えば、液化天然ガス(LNG)等のような低温流体を適用する低温弁は、上部ボンネットと下部ボンネットとの間に延長パイプを設けるボンネット延長構造を採用している。この場合は、ステムの芯ずれを防ぐために一般的にステムとボンネットとの間にステムガイドを設けている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
なお、ボンネットを延長しない常温弁では、ステムを軸封するパッキンまでの距離が短いため、上述したステムガイドは必要ない。
一方、弁体を上昇させて弁座を開放したとき、弁体がボンネットの下面と接してシールするバックシートを設けたものが知られている(例えば、特許文献3及び特許文献4参照。)。
従来のバックシートは、特許文献3に示すように、ねじはめ輪にバックシートを設けたり、特許文献4に示すように、弁箱の軸装部に設けたねじはめ輪の凹部にバックシートを嵌着したものが存在する。この場合、バックシートの開口部周縁に形成したテーパ面に上昇した弁操作棒の外径段部テーパ面を押圧するようなバックシート構造としている。
バックシートを設けた構造の場合には、弁開状態としたときにこのバックシートと弁体とでシールすることにより、バルブ内部に流体が流れている状態であってもパッキンの交換作業が可能となり、この点でバックシートを設けない構造と比較して有利な構造となっている。
実開平3−105779号公報 実公平2−12375号公報 実公平1−21268号公報 実公平3−19666号公報
特許文献1及び特許文献2は、ステムガイドを使用してステムを案内して芯ずれを防ごうとしているが、弁体を開状態にしたときの弁体上部とこの弁体の当接するボンネットの当接部分がいずれもステンレス等の金属製であるため、弁体とボンネットの当接部分において互いに押圧摺動したときに押圧面に傷が付く、いわゆる、カジリが生ずるおそれがあった。カジリが生じるとシール性が悪くなり、弁開時にはこの部分から漏れが生じるおそれがあった。
このため、ボンネット側における弁開時の弁体との当接部分に、例えば、逆座シート構造と呼ばれる座であるシート構造を別途設けたり、或は、当接部分の各押圧面に硬度差を設けたり、又は、ステライト盛金などの硬化肉盛を行うようにしたものがあるが、これらは、いずれもコストアップとなり、施工にも手間がかかるという問題があった。
とりわけ、LPGやLNGなどの低温流体を扱う低温用バルブでは、バルブの内部に油分や水分が残存していると、これらが固化してシート面を損傷するおそれがあることから、残存油分又は残存水分を完全に除去する禁油・禁水処理を施す必要があり、この場合に当接部分のシール性を確保するには、押圧摺動面の加工精度を更に上げなければならず、余計にコストがかかっていた。
また、これらの弁は、内部構造が複雑となるため、組立て時の組込みが困難となり、耐久性にも問題があった。
特許文献3及び特許文献4は、バックシートをねじはめ輪とともにわざわざ別に設ける必要があると共に、このねじはめ輪についても外周に雄ねじ部を形成したり、また、弁箱側にも雄ねじ部が螺合するための雌ねじ部をわざわざ形成する必要があった。しかも、この雄ねじ部と雌ねじ部の螺合は高いシール性が要求されるため、ネジの加工精度を高くする必要もあった。また、パッキン受け輪等の新たな部品も必要となっていた。これらのことから、バックシートを設ける構造の場合は、大きなコストアップとなり、更に、組立て時の組立て工数も増加するという問題があった。
本発明は、従来の各種の課題点を解決するために開発したもので、その目的とするところは、ステムガイドと逆座シール構造を簡素化した部材を用いることによって、ステムの調芯機能を有効に発揮させると共に、バックシート機能も兼用可能とし、その組立てが容易になるばかりでなく、加工工程も省略することができ、延いては、著しいコストダウンを図ることにある。
上記の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、弁箱の軸装部にステムを上下動自在に軸装し、ステムの下端に設けた弁体で弁箱内の弁座を開閉自在に設けた開閉弁において、前記軸装部とステムとの間をガイドするガイド筒部とこのガイド筒部の下端に一体成形した鍔部で樹脂製のバックシート部材を形成し、このガイド筒部を軸装部の内周面とステムの外周面との間に摺動自在に挿入し、このガイド筒部の上方で、かつ軸装部とステムとの間にスペースを設け、前記鍔部を軸装部の下面と前記弁体の上面とで挟持させると共に、前記ガイド筒部をステムの外周面に摺動させてバックシート部材の鍔部で逆座シール構造とした開閉弁である。
請求項記載の発明は、前記弁体は、ステムの下端に設けた弁部と弁押さえから成り、前記弁部の上面にフラット面を形成し、このフラット面にバックシート部材の鍔部下面を当接させ、鍔部の上面を軸装部の下面に形成した凹部に当接させた開閉弁である。
発明によると、ステムガイドと逆座シール構造を簡素化した部材を用いることによって、ステムの調芯機能を有効に発揮させると共に、バックシート機能も兼用可能となり、組立て容易になるばかりでなく、加工工程も省略することができ、大幅なコストダウンとなる。特に、バックシート部材のガイド筒部の上方にスペースを設けたから、鍔部が軸装部の下面と弁体の上面とで挟持されても、ガイド筒部は挟持されずに僅かに上方へ移動するだけであり、逆座シールが機能したときにガイド筒部が内径側に張り出すことがないので、ステムとガイド筒部との摺動抵抗が上昇するのを抑え、弁閉時の弁操作トルクの上昇を抑えることができる。
更には、ステムを上下動させたときの摺動抵抗が少なく、弁操作トルクの上昇を抑えることができる。
また、ボンネットとステムに設けた弁部とを高いシール性によって確実に密封することのできる開閉弁である。
本発明の開閉弁の一例を図1〜図3に示す実施形態に基づいて説明する。
図1において、1は開閉弁本体であり、本実施形態における開閉弁本体1はグローブバルブとしているが、弁体を上下動させて開閉する構造であれば、グローブバルブに限らずゲートバルブ、ニードルバルブ、プラグバルブ等の各種の構造の開閉弁に適用してもよい。
弁箱2は、中央に略水平環状の弁座2aを設けており、この弁座2aを境として略横S字型の流体流路2bを形成している。弁箱2の上部側には、軸装部4接続用のフランジ部2cを形成し、流路2bと連通する開口部2dをこのフランジ部2cに形成している。
軸装部4は、下部に弁箱2との接続フランジ部14aを有する下部ボンネット14、この下部ボンネット14の上方側に接続された延長パイプ15、この延長パイプ15の他端側上部に接続された上部ボンネット16から構成される。下部ボンネット14と弁箱2とは、ガスケット20を介して図示しないボルト等によって固着されている。
下部ボンネット14に形成したステム挿通孔14bの底部位周縁部には凹状に切欠いた凹部14cを形成しており、この凹部14cには、後述するバックシート部材11の鍔部13を収容可能としている。下部ボンネット14の底部位には凹部14cを設けないような図示しない平面状としてもよいが、凹部14cを設けた場合には、弁箱2や軸装部4全体の高さを抑えつつ、弁体6の開閉ストロークを確保することができる。
本例では、軸装部4を弁箱2と別体に設け、この軸装部4は、前述の下部ボンネット14、延長パイプ15、上部ボンネット16からな、この軸装部4を弁箱2の開口部2dを被蓋するように接続した構成としているが、この軸装部は弁箱と一体に設けるようにしてもよい。
ステム5は、その上部側を上部ボンネット16に収納されたパッキン21に液密に軸支されている。なお、このパッキン21は補強材入り膨張黒鉛製であり、シールを行う際には、上部ボンネット16上側に軸支されたグランドボルト22をステム5を挿通させた板状のグランド押え25の貫通孔25aに貫通させた状態でグランドナット23を締め込むことによって、上部ボンネット16とグランド押え25との間に介在させた略円筒状のグランド24をパッキン21に押圧して軸シールを行う。パッキン21による封止性能は、バックシート部材11の封止性能よりも高く設定しており、バックシート部材11を機能させることにより軸装部4内部に内封された流体が異常昇圧を生じた場合に、この圧力はバックシート部材11側からバルブ内部側にリリーフされる。
弁体6は、ステム5の下端に設けており、本実施形態においては、シール部材である樹脂製の環状ジスクシート8を、止め板9を介してナット30により保持した状態の弁押え7と、この弁押え7をステム5下端に係止固定する弁部10から成るソフトシール構造としている。開閉弁本体1は、ステム5を上下動させることによってステム5の下端に設けた弁体6で弁箱2内の弁座2aを開閉自在に設けた構造としている。
弁体のシート構造はソフトシール構造に限定するものではなく、弁押えに直接弁座を形成する図示しないメタルシート構造であってもよい。17はガスケットであり、このガスケット17を弁押え7と弁部10との間に介在させることにより、弁全閉時においてこの部分から軸装部4内部へ流体が浸入するのを防いでいる。
弁体6を構成する場合には、ステム5の下端に形成した環状突部5bに弁部10の下側を係止した状態でガスケット17を介在させながらこの弁部10に形成したオネジ部10aに弁押え7のメネジ部7aを螺着して一体化する。弁体6の上面(弁部10の上面)には、平面状のフラット面6aを突設して形成し、このフラット面6aにバックシート部材11の鍔部13の下面13aを当接させ、また、鍔部13の上面13bを軸装部4の凹部14cに当接させている。
バックシート部材11は、筒状のガイド筒部12と、このガイド筒部12の下端に一体成形した鍔部13から構成されている。ガイド筒部12は、軸装部4のステム挿通孔14bを設けた内周面4aとステム5の外周面5aとの間に摺動自在に挿入し、また、鍔部13を軸装部4の下面である凹部14cと弁体6の上面であるフラット面6aとで挟持させるようにして逆座シール構造を構成している。ガイド筒部12は、軸装部4とステム5との間をガイドし、このガイド筒部12をステム5に摺動自在に挿入している。また、このときガイド筒部12がステム5を摺動するスペース軸装部4とステム5との間に設けている。
バックシート部材11は、例えば、PTFE、PFA、PCTFE等のフッ素樹脂によって形成されているが、耐冷却性や耐強度性のある樹脂材料であれば、これら以外の材質であってもよい。
図3において、バックシート部材11の鍔部13の鍔部外径Aは、下部ボンネット14(軸装部4)の凹部14cの凹部内径Aよりも小さく形成しており、鍔部13を弁体6に押圧したときに外径方向に変形するのを許容可能に設けている。このことにより、変形した鍔部13の外径が下部ボンネット14に押圧されることがなく、弁の閉止操作を行う際に弁操作トルクが大きくなるのを防いでいる。
押圧面となる鍔部13の上下面には、図示しない凹凸部を設けたり、或はセレーションを施すことで弁体6や下部ボンネット14とのシール面圧を上げることが可能である。また、バックシート部材11によってバックシート機能を働かせる際に、軸装部4の内部に内封された流体が異常昇圧を生じた場合に、この圧力をバルブ内部にリリーフしやすくなるように押圧面となる鍔部13の上下面に図示しない突状のリップ部を設けるようにすることも可能である。これらの凹凸部やリップ部を設ける場合には、樹脂の射出成形により形成可能であるので製作容易である。
ガイド筒部12の径は、ガイド筒部外径B軸装部4の内周面最小内径Bとの隙間を外径隙間α、ガイド筒部内径Cとステム外径Cとの隙間を内径隙間βとすると、低温時における熱収縮を考慮し、ガイド筒部12がステム5に密着し過ぎないよう、次のように設定している。
常温時:0≦外径隙間α<内径隙間β
低温時:外径隙間α>内径隙間β≧0
下部ボンネット14における内周面最小内径Bの加工領域としては、所定の一定領域のみとすることにより、内周面4aのこれ以外の領域を鋳放し部分とすることができ、加工部位を減らすようにしている。すなわち、下部ボンネット14の内周面最小内径Bのみ加工するだけでよく、延長パイプ15及び上部ボンネット16については鋳放しとすることができる。また、ガイド筒部12の長さは、図2のように開閉弁本体1が全閉状態となっても、下部ボンネット14の内周面最小内径Bによって支持可能な長さに形成している。図中、Sは、軸装部4の内周面4aにおいて、バックシート部材11を装着したときにガイド筒部12の上方に確保されるスペース(空隙)である。
ここで、バックシート部材11の主要寸法の例として、バルブ呼び径を1Bとした場合を説明すると、例えば、鍔部外径A=24mm、筒部外径B=16mm(マイナス公差により加工する)、筒部内径C=12.7mm、バックシート部材11のシール領域の厚みである鍔部13の厚さt=4mmとし、一方、下部ボンネット14の対応する主要寸法を凹部内径A=26mm、内周面最小内径B=16mm(プラス公差により加工する)、ステム外径C=12.5mmとすれば、鍔部外径Aと下部ボンネット14の凹部内径Aの間には半径方向に1mmの隙間が形成され、筒部外径Bと内周面最小内径Bとは公差及び熱収縮分の隙間が形成される。また、鍔部13の厚さtをガイド筒部12の肉厚よりも厚くなるように形成することにより弁開時の弁体6による押圧力に対して鍔部13によるシール領域を十分な強度にすることができ、また、ガイド筒部12は、ステム5との摺動性を十分に確保しつつ、下部ボンネット14(軸装部4)におけるガイド筒部12の収容スペースを不必要に拡げないように最小限の肉厚としている。
開閉弁本体1の動作について説明すると、弁閉時においては、バックシート部材11は、ガイド筒部内径C側がステム5のステム外径Cに支持された状態で弁体6上面のフラット面6aに載置された状態で弁体6の下降に伴って軸装部4の内周面4aを摺動するように下降する。ガイド筒部12の長さは、開閉弁本体1が全閉状態となった時でも内周面最小内径Bにより支持可能な長さとしているので、バックシート部材11が下部ボンネット14より下側に外れることがない。
一方、弁開時においては、バックシート部材11は弁体6の上昇に伴って上昇し、鍔部13が下部ボンネット14底部の凹部14c内に収容される。鍔部13の上面13bが下部ボンネット14の凹部14cの下面側に接した状態で更に弁体6を上昇させると、鍔部13が弁体6と凹部14cにより押圧挟持され、バックシート部材11によるシール機能が発揮される。このとき、弁体6のフラット面6aに押圧されたバックシート部材11は、鍔部外径Aと円周面最小内径Bに囲まれたシール領域によって逆座機能を発揮させることが可能となる。
弁体6及び下部ボンネット14とバックシート部材11は、金属と樹脂との接触によるシール構造となるので、硬度差、盛金等を行うことなくカジリのない高いシール性を確保することができ、軸装部4内部に流体が浸入したり、漏れの生じることの無い高いシール性能を発揮する開閉弁を得ることができる。また、このバックシート部材11は単純な形状であるため、低コストにて製作することができ、バックシート部材11を弁体6の上部に載置するという簡素な構造で組立てが可能である。
バックシート部材11は、鍔部13の上方にガイド筒部12を一体に成形するようにしているので、本実施形態のようなロングボンネット構造の開閉弁であっても長尺状のステムをその下方側で確実に軸支することができ、ステムの振れを防止して、弁体6の位置ずれによる弁座シール性の低下や、ステム外周面5aと軸装部4の内周面4aとの接触による損傷を防ぐことができる。
また、バックシート部材11の上方にはスペース(空隙)Sを設けるようにしているため、このバックシート部材11が弁体6と下部ボンネット14により押圧挟持されても、ガイド筒部12は挟持されずに僅かに上方に移動するだけであり、逆座シールが機能したときにガイド筒部12が内径側に張り出すことが無いため、ステム5とガイド筒部12との摺動抵抗が上昇するのを抑え、弁閉時の弁操作トルクの上昇を抑えることができる。
更には、このバックシート部材11は、ガイド筒部12が縮径しても弁体6やステム5と共に上下動可能であるので、ガイド筒部12とステム5との摺動抵抗を考慮する必要がなく、円滑な弁の開閉操作が可能である。
鍔部13は、押圧されると外径方向へ膨出するが、この鍔部外径Aよりも凹部14cの内径Aを大きくしているので、この膨出が妨げられることがない。また、このように外径方向への膨出を許容することにより、鍔部13が内径方向(ステム5の方向)に膨出する膨出量を抑制している。
逆座シールを機能させた状態で、例えば、バルブの温度上昇等によって流体が異常昇圧を生じた場合、樹脂材料により形成されたバックシート部材11が強度的に最も弱いため、この圧力は、下部ボンネット14とバックシート部材11との間、又は、バックシート部材11と弁体6との間からリリーフされ、流体が開閉弁の外部に漏れることがない。
なお、この弁体操作時においては、金属部材同士の押圧摺動による逆座シール構造では、シール性を上げるためにできる限りステムを上昇させて押圧力を上げるようにする必要があり、弁の閉止操作を行う際の弁操作トルクが大きいものとなっていた。
本実施形態における開閉弁本体1は、バックシート部材11の面圧を過度に上げることなく必要なシール性を得ることができるため、必要以上にステム5を上昇操作する必要がない。従って、弁の閉止操作を行う際の弁操作トルクを低くすることができ、弁の操作性も改善される。
開閉弁本体1の組立て時においては、バックシート部材11をステム5下部に係止された弁体6の上面にステム5を内挿する状態で上方側から載置し、この状態で下部ボンネット14の下方からステム5を挿入することにより、バックシート部材11を容易に本体1内に内蔵することができる。
又は、下部ボンネット14底部のステム挿入孔14bにバックシート部材11のガイド筒部12から挿入し、この後に下部ボンネット14の下方からガイド筒部12を介してステム5を挿入するようにしてもよく、この場合、鍔部13は、軸装部4へのステム5の挿入完了時に弁体6の上面に載置される。この組立て方法によれば、ステム5がバックシート部材11にガイドされた状態で軸装部4内部に挿入可能となり、ステム5を上部ボンネット16に内蔵されたパッキン21に挿入する際にもステム5が調芯された状態された状態になることで円滑な挿入を行うことが可能となる。
このように、何れの場合においても、弁箱2内部の構造が単純であり、バックシート部材11をネジ込みなどの固定手段によらずに本体1内に配設することができるので、軸装部4に対してネジ加工したりすることや、或はねじはめ輪などの部品が不要となり、施工時の組込み時にも組立て工数が増加することもなく容易に行うことができ、コストダウンを図ることができる。更には、構造が単純であるため、高い耐久性を発揮することもできる。
本発明は、低温流体を扱うロングネック構造の開閉弁に特に好適であるが、弁体を上下動させて開閉する開閉弁であれば、グローブバルブ、ゲートバルブ、ニードルバルブ、プラグバルブ等のあらゆる種類のバルブに対して、流体温度或は軸装部分の長さにかかわらず応用することができる。
本発明の開閉弁の一実施形態を示す半截断面図である。 図1の開閉弁の弁閉状態を示す一部拡大断面図である。 図1の一部拡大断面図である。
1 開閉弁本体
2 弁箱
2a 弁座
軸装部
4a 内周面
5 ステム
5a 外周面
6 弁体
6a フラット面
7 弁押え
10 弁部
11 バックシート部材
12 ガイド筒部
13 鍔部
13a 下面
13b 上面
14c 凹部
スペース(空隙)

Claims (2)

  1. 弁箱の軸装部にステムを上下動自在に軸装し、ステムの下端に設けた弁体で弁箱内の弁座を開閉自在に設けた開閉弁において、前記軸装部とステムとの間をガイドするガイド筒部とこのガイド筒部の下端に一体成形した鍔部で樹脂製のバックシート部材を形成し、このガイド筒部を軸装部の内周面とステムの外周面との間に摺動自在に挿入し、このガイド筒部の上方で、かつ軸装部とステムとの間にスペースを設け、前記鍔部を軸装部の下面と前記弁体の上面とで挟持させると共に、前記ガイド筒部をステムの外周面に摺動させてバックシート部材の鍔部で逆座シール構造としたことを特徴とする開閉弁。
  2. 前記弁体は、ステムの下端に設けた弁部と弁押さえから成り、前記弁部の上面にフラット面を形成し、このフラット面にバックシート部材の鍔部下面を当接させ、鍔部の上面を軸装部の下面に形成した凹部に当接させた請求項1に記載の開閉弁。
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