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JP4391173B2 - フォークのティルト構造 - Google Patents
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Description

本発明は、フォークのティルト機能を有するフォークリフトの昇降キャリッジに関する。
図5(a)に示すフォークリフトVは、メインマストNに沿って昇降する運転台Sに対してサブマストMがシフト可能に取付けられており、このサブマストMにて昇降キャリッジCを支持し、昇降キャリッジCにフォークFを取付けている。昇降キャリッジCは、オペレータの指令に基づき、マストMに案内されつつ昇降し、同図(b)に示すように、フォークFがフォークリフトVに対して横向きになるように、フォークFをローテイト用直立軸Rの周りに旋回(ローテイト)させられる。更に、昇降キャリッジCは、フォークFを矢印Y方向へ傾斜(ティルト)させることができ、また昇降キャリッジC自体がフォークリフトVの車幅方向へ水平移動すれば、これに伴ってフォークFがシフトする。このような技術は、下記の特許文献に開示されている。
実開昭55−172297号公報 特開平5−254790号公報
上記の3方向スタッカーフォークリフトVは、フォークFをティルト動作させる油圧シリンダを主体とするティルト手段Hを具備し、フォークFのティルト動作の回動支点Pからティルト手段Hの作用点までの距離を確保するために、ティルト手段Hをローテイト用直立軸Rの下方、即ち昇降キャリッジCの外側に配置しなければならない。このため、昇降キャリッジCに内装した図に表れていない油圧ポンプからティルト手段Hへ油圧を供給するための油圧配管を、昇降キャリッジCの外側に露出させることが避けられず、同油圧配管が昇降キャジCの動作中に不用意に荷物等に引っ掛かる恐れがある。また、油圧配管の継ぎ目等から作動油が油漏れする恐れがある。
更には、油圧配管が自在に撓んだり変形できるように、油圧配管の昇降キャリッジCから露出する部分は、ある程度弛ませて緩やかに湾曲させておく必要がある。このように弛んだ状態で露出した油圧配管が、マストMの後部にある運転台Sに乗り込んだオペレータの視界を妨げるという問題がある。以上の問題は、ティルト手段に代えて電動機を適用した場合でも同様である。即ち、電動機に電力を供給する電線が、荷物等に引っ掛かり、又は同電線がオペレータの視界を妨げることがある。
本発明の目的は、上記の諸問題に鑑みて、油圧配管や電線等を昇降キャリッジの外部に取り回すことのないフォークのティルト構造を提供することにある。
本発明は、昇降キャリッジに直立姿勢で軸受けされたローテイト用直立軸と、該直立軸に接続され該直立軸から水平方向へ両端を突出したティルト用水平軸と、該水平軸に後端を支持され先端を水平に延出したフォークと、前記水平軸から下方へ離間する位置にて前記直立軸に結合され前記水平軸に交差する方向に伸縮するティルト手段とを備え、前記ティルト手段が伸縮する動作に従わせて、前記フォークを、前記水平軸を支点に前記先端が上下する方向へ回動させるフォークのティルト構造に係るものであって、前記ティルト手段が、前記直立軸に一端をピン接合され該一端の周りに他端が旋回可能な第1節と、前記フォークに一端を近接し該一端の周りに他端が旋回可能な第2節と、前記第1節及び前記第2節のそれぞれの他端をピン接合して成る滑節に接続した進退ロッドと、該進退ロッドを進退動する駆動装置とを備え、前記進退ロッドを進退動させて前記滑節を変位させることにより、前記第1節の一端と第2節の一端との間隔を伸縮させることを特徴とする。
更に、本発明に係るフォークのティルト構造は、前記ティルト手段の駆動装置が、前記直立軸の軸芯を上下方向に貫通するネジ棒と、該ネジ棒を回記させる駆動源と、前記直立軸の内部に挿入され前記ネジ棒に螺合したナットとを備え、前記進退ロッドを前記ナットに接続し、前記ネジ棒を前記駆動源にて回転させることより、前記直立軸の内部を上下方向に変位するナットに従わせて、前記進退ロッドを上下方向に進退動させることを特徴とする。
更に、本発明に係るフォークのティルト構造は、前記フォークが、前記後端を立ち上げて上端部を有する直立片を形成し、前記上端部が前記水平軸の両端の間にて支持され、一対の腕部の上端を軸受部としそれぞれの下端同士の間を揺動片で連結して成るティルトバーが、前記軸受部を前記水平軸の両端に回動自在に各々接続して、前記揺動片を前記水平軸の下方へ吊り下げ、該揺動片を前記フォークの直立片に前記後端側から近接し、前記ティルト手段の第2節の一端が、前記ティルトバーの揺動片にピン接合されたことを特徴とする。
また、本発明は、昇降キャリッジに直立姿勢で軸受けされたローテイト用直立軸と、該直立軸に水平姿勢で接続されたティルト用水平軸と、該水平軸に後端を支持され先端を水平に延出したフォークと、前記水平軸から下方へ離間する位置にて前記直立軸に結合され前記水平軸に交差する方向に前記フォークを押し付けることより前記フォークを前記水平軸を支点に前記先端が上下する方向へ回動させるティルト手段とを備えるフォークのティルト構造に係るものであって、前記ティルト手段が、駆動源により回転するウォームと、該ウォームに噛み合うウォームホイールと、該ウォームホイールと共に回転し前記フォークを前記水平軸に交差する方向へ押し付けるカムとを備え、前記ウォームが、前記直立軸の軸芯を上下方向に貫通する駆動軸を介して、前記駆動源に接続されることを特徴とする。
本発明に係るフォークのティルト構造によれば、進退ロッドを進退動させて滑節を変位させることにより、第1節の一端と第2節の一端との間隔を伸縮させ、この動作に従わせてフォークをティルトさせるので、従来のような油圧シリンダ等から成る駆動源を昇降キャリッジの外側に配置する必要がなく、また駆動源を昇降キャリッジ内の適所に収納することが可能となる。
従って、従来のように油圧ポンプから駆動源へ油圧を供給するための油圧配管や電動機に電力を供給するための電線等を、昇降キャリッジの外側に露出させないで済むので、これらが荷役作業中に不用意に荷物等に引っ掛かるという問題は起こらない。しかも、油圧配管や電線等がオペレータの視界を妨げるという問題も解決し、オペレータの視界を良好に確保することができる。また、昇降キャリッジの外部に油圧配管を露出しないで済むので、油圧配管の継ぎ目等からの油漏れによる荷物の汚損等が起こることはない。
更に、本発明に係るフォークのティルト構造によれば、直立軸の軸芯を上下方向に貫通するネジ棒に、直立軸の内部に挿入したナットを螺合しているので、このネジ棒を駆動源により回転させると、ナット共に進退ロッドが上下方向に進退動することになる。これにより、第1節の一端と第2節の一端との間隔を伸縮させ、この動作に従わせてフォークをティルトさせることができる。そして、上記のネジ棒及びナットを既成の直立軸の内部に収納できるので、昇降キャリッジの内部にネジ棒及びナットを収納するスペースを特に確保する必要がなく、昇降キャリッジの小型化に貢献するという利点がある。
更に、本発明に係るフォークのティルト構造によれば、フォークが、その後端を立ち上げて上端部を有する直立片を形成し、上端部が水平軸の両端の間にて支持され、ティルトバーの軸受部を水平軸の両端に回動自在に各々接続して、水平軸の下方へ吊り下げられたティルトバーの揺動片をフォークの直立片にその後端側から近接しているので、フォークが水平軸の両端の間であれば、フォークの配置に関わらず、ティルト手段が伸縮する動作に従わせてフォークを確実にティルトさせることができる。しかも、ティルトバーは、オペレータの視界を殆ど遮ることがなく、オペレータの良好な視界を確保できる。
更に、本発明に係るフォークのティルト構造によれば、駆動源により回転するウォームに、ウォームホイールを噛み合せ、このウォームホイールと共に回転するカムによってフォークを水平軸に交差する方向へ押し付けることにより、フォークをティルトさせるので、従来のように油圧シリンダ等の駆動源を、昇降キャリッジの外側に配置する必要がなく、また駆動源を昇降キャリッジ内の適所に収納することが可能となる。
従って、従来のように油圧ポンプから駆動源へ油圧を供給するための油圧配管や電動機に電力を供給するための電線等を、昇降キャリッジの外側に露出させないで済むので、これらが荷役作業中に不用意に荷物等に引っ掛かるという問題は起こらない。また、油圧配管や電線等がオペレータの視界を妨げるという問題を解決し、オペレータの視界を良好に確保することができる。しかも、カムの形状を水平軸に沿って延びる長尺なものとした場合、フォークが水平軸の両端の間であれば、フォークの配置に関わらず、このようなカムによってフォークを押し付けて確実にティルトさせることができる。また、フォークに荷重が加わりウォームホイールが回転しようとしても、ウォームによって回転が阻止される。このため、ブレーキ装置等を付加しなくても、フォークに荷物を載せた状態でフォークが不用意にティルトするということは起こらない。
更に、ウォームが直立軸の軸芯を上下方向に貫通する駆動軸を介して駆動源に接続するので、昇降キャリッジの内部に駆動軸を収納するスペースを特に確保する必要がなく、昇降キャリッジの小型化に貢献するという利点がある。
本実施の形態は、直立軸の周りに旋回するフォークをティルトさせるフォークのティルト構造に係るものであって、上記のフォークの後部に近接して進退可能なティルト手段と、このティルト手段に、電気的駆動源にて発生される駆動力を伝達する駆動力伝達手段とを備え、この駆動力伝達手段を上記の直立軸に収納したことに特徴を有するものである。詳しくは、以下に図面を参照しつつ説明する。
本実施の形態に係るティルト構造は、図1及び図2に示すように、昇降キャリッジ1から延出して荷役を担うフォーク2と、昇降キャリッジ1に直立姿勢で軸受けされたローテイト用直立軸3と、この直立軸3に水平姿勢で接続されてフォーク2の後端20を支持するティルト用水平軸4と、この直立軸3にT型ブラケット5を介して結合されたティルト手段6とから構成されている。
昇降キャリッジ1の本体は、フォークリフトの車台等に立ち上げたマスト101に、複数のローラ102を介して上下方向へ移動自在にベース部103を係合している。ベース部103は、車幅方向へ延びる一対の水平レール104を固定し、更に、一対の水平レール104に、車幅方向へ延びる2本のラックギア105を各々固定している。一方、一対の水平レール104には、それぞれ複数の溝部106を形成している。これらの溝部106内にローラ(同符号)が係合し、このローラを介してヘッド部107が車幅方向に移動自在にベース部103に取付けられている。
ヘッド部107は、2本のラックギア105に各々噛み合う一対のピニオン108を設けた主軸109と、一対のピニオン108の片方に出力軸のピニオン119を噛み合わせた第1の油圧モータ110と、直立軸3にギヤ列111を介して回転力を付与する第2の油圧モータ112とを備えている。これら第1,第2の油圧モータ110,112は、図中の左側に在って図に表れていない油圧発生ユニットから供給される油圧によって適時駆動する。
直立軸3は、図1に示すように、その周面におけるフォーク2へ向けられる箇所に、平面部30を形成し、平面部30に、図2に示した複数のネジ31を用いてT型ブラケット5を固定している。T型ブラケット5は、複数ピースの鋼板又は鋼帯を溶接する等して接ぎ合わせた略T字形の構造体である。その水平延出部50の両端のエンドプレート51と、水平延出部50の長手方向の中央部から下方へ延出する支柱部52との対応する位置には、上記の水平軸4を挿通する軸受孔53を各々形成している。
ティルト手段6は、水平軸4に交差する方向に伸縮する機構部とその原動機から成るものである。詳しくは、図1及び図3に示すように、ティルト手段6は、直立軸3の下端部に一端70をピン71にて接合されて他端72がピン71を支点に旋回可能な一対の第1節7と、一端80をピン81にてティルトバー18に接合されて他端82がピン81を支点に旋回可能な一対の第2節8と、進退ロッド11と、駆動装置12とから構成されている。
第1節7及び第2節8は、これらの他端72,82がピン90にて接合され、相互にV字形を成している。このピン90にて接合された部分が滑節9であり、滑節9の近傍に、進退ロッド11の一端(下端)211が、継節91を介して接合されている。ピン71は、直立軸3の下端から垂下したステー710に固定されている。以上の説明で、第1節7及び第2節8をそれぞれ対にした例を図示したが、所望の剛性を確保できるのであれば、これらは一本ずつであっても良い。
駆動装置12は、直立軸3の軸芯を図中に矢印Zで指した上下方向に貫通するネジ棒120と、ネジ棒120を回記させる駆動源121と、直立軸3の内部に挿入されネジ棒120に螺合したナット13とを備えるものである。ここに述べたネジ棒120、ナット13、及び進退ロッド11が、既述の駆動力伝達手段に相当する。ナット13は、進退ロッド11の他端(上端)に形成された雌ねじから成る。進退ロッド11の下端211に、継節91のピン92を挿通することにより、これらがピン接合されている。滑節9の近傍には、ピン73が取付けられている。このピン73を、継節91のピン挿通孔93に挿通することにより、第1節7に継節91をピン接合しても良いが、ピン73を省略し、ピン90をピン挿通孔93に挿通することにより、滑節9を直接に継節91にピン接合しても良い。
駆動源121は、図1に示すように、電動機のような電気的駆動源を主体とし、この出力軸122に設けられた駆動プーリー123と、直立軸3の上端から突出したネジ棒120に設けられた従動プーリー124と、駆動源121が発生する回転力を駆動プーリー123から従動プーリー124まで伝達する無端状ベルト125とを備えるものである。この他、駆動源121としては、既述の油圧発生ユニットから供給される油圧によって駆動する油圧モータを適用しても良い。
フォーク2は、その後端20を立ち上げて直立片22を形成し、直立片22から先端21まで延びる荷受部23とを備えるものであり、全体として略L字型の形状である。フォーク2の後端20の上端部には、鋼管(同符号)が溶接され、この鋼管に水平軸4を挿通させた状態で、フォーク2の後端20が水平軸4に回動自在に支持されている。更に、当該キャリッジ構造は、図2に示すように、一対の腕部180のそれぞれの上端を、水平軸4の両端を回転自在に挿通可能な軸受部181とし、それぞれの下端同士の間を、車幅方向に延びる揺動片182にて連結して成るティルトバー18を具備している。揺動片182のフォーク2に対して反対側の面には、ブラケット810が溶接されている。
上記のように、一対の腕部180のそれぞれの上端を水平軸4の両端40に回動自在に各々接続した状態で、揺動片182は、水平軸4の下方へ吊り下がり、フォーク2の直立片22に荷受部23の反対側から当接している。また、上記のブラケット810に、ピン81を固定することにより、第2節8の一端80がティルトバー18の揺動片182にピン接合されている。
次に、当該キャリッジ構造に係る動作について説明する。先ず、駆動源121を起動してネジ棒120を正転させると、直立軸3の内部をナット13が上方へ向かって変位する。このナット13に従って進退ロッド11全体が上昇すると、進退ロッド11に従って滑節9が図中を上方へ向かって変位し、第1節7及び第2節8のそれぞれの一端70,80の間隔dが伸長する。これにより、第2節8の一端80が、ピン81、ブラケット810、及びティルトバー18の揺動片182を介して、フォーク2の直立片22に、これを先端21側へ押し付ける方向へ力を加えることになるので、フォーク2が、水平軸4を支点にして先端21を上昇させた傾斜姿勢となる。
反対に、駆動源121を上記の反対方向へ起動してネジ棒120を逆転させると、直立軸3の内部をナット13が下方へ向かって変位する。このナット13に従って進退ロッド11全体が下降すると、進退ロッド11に従って滑節9が図中を下方へ向かって変位し、第1節7及び第2節8のそれぞれの一端70,80の間隔dが短縮する。これにより、ティルトバー18の揺動片182がフォーク2の直立片22から離れる方向へ後退し、上記の押し付ける力が除去されるので、フォーク2が自重によって先端21側を降下させた傾斜姿勢となる。これに伴ってティルトバー18の揺動片182も押し戻される。
以上の説明では、作動ロッド61、揺動片182、及び直立片22を単に接触させているが、これらの接点をピン接合する等しても良い。これにより、フォーク2が上記何れの方向に回動する場合でも、間隔dの伸縮量に従わせて、フォーク2を強制的に駆動することができる。また、図2には、4体のフォーク2を表しているが、これは、後端20の上部からピン24を抜き取ることで、フォーク2の位置を水平軸4に沿ってスライドできることを示唆している。このようにフォーク2をスライドさせることにより、フォーク2を水平軸4の両端40の間の何処に位置させておいても、揺動片182は直立片22に常時当接するので、間隔dが伸縮すれば、これに従ってフォーク2がティルトする。
フォーク2のシフト動作を行うには、第1の油圧モータ110を起動させ、昇降キャリッジ1のヘッド部107を車幅方向へ走行させる。フォーク2のローテイト動作を行うには、第2の油圧モータ112を起動させて直立軸3を回動させ、この直立軸3の回動に伴わせて、T型ブラケット5及びティルトバー18と共にフォーク2を旋回する。この時、直立軸3の回動に伴って、第1節7及び第2節8も一緒に旋回することになる。この旋回する範囲が180°に及ぶ場合には、ネジ棒120に対してナット13が相対的に180°回転することになり、オペレータの意志に関わらず、フォーク2が僅かながらティルトすることになる。そこで、フォーク2を旋回させる分、これと同じ方向にネジ棒120を駆動源121により回転させることが望ましい。
次に、第2の実施例について図4に基づき説明する。既に説明した実施例の構成要素については、図示を省略するが、以下の説明で同符号を付している。第2の実施例に係るティルト構造は、昇降キャリッジ1に直立姿勢で軸受けされたローテイト用直立軸と3、この直立軸3に水平姿勢で接続されたティルト用水平軸4と、この水平軸4に後端20を支持され先端21を水平に延出したフォーク2と、水平軸4から下方へ離間する位置にて直立軸3に結合されたティルト手段14とを備えるものである。
ティルト手段14は、ウォーム15と、ウォーム15に噛み合うウォームホイール16と、ウォームホイール16と共に回転しフォーク2の直立片22を水平軸4に交差する方向、例えばフォーク2の先端21へ向けて押し付ける2体のカム17とから構成されている。ウォーム15は、直立軸3の軸芯を上下方向に貫く駆動軸150の下部に固定されている。駆動軸150の上端には、既述の駆動源121から回転力を入力するための従動プーリー124が固定されている。ウォームホイール16の両側には、カムシャフト170が1本ずつ延出し、これら2本のカムシャフト170にカム17が1体ずつ形成されている。図示を省略しているが、T型ブラケット5の支柱部52の下部には、2本のカムシャフト170の適所を軸受するためのブラケットが各々設けられている。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様で実施できるものである。
本発明は、3方向スタッカーフォークリフトに搭載される昇降キャリッジが、フォークをティルトさせる機構を具備する場合に、この機構の大きさ又は規格に関わらず、昇降キャリッジの小型化を達成することができる。しかも、本発明は、オペレータの視界を良好に確保し、フォークリフトを使用した荷役作業の安全性を向上することができる。
本発明の第1の実施例に係る昇降キャリッジの内部の構造を示す側面図。 本発明の第1の実施例に係るフォークのティルト構造を示す正面図。 本発明の第1の実施例に係るフォークのティルト構造の要部の斜視図。 本発明の第2の実施例に係るフォークのティルト構造の要部の斜視図。 (a)は従来例のフォークのティルト構造を適用したフォークリフトの側面図、(b)はその要部の斜視図。
1:昇降キャリッジ
2:フォーク
3:直立軸
4:水平軸
6:ティルト手段
7:第1節
8:第2節
9:滑節
11:進退ロッド
12:駆動装置
13:ナット
14:ティルト手段
15:ウォーム
16:ウォームホイール
17:カム
18:ティルトバー
20:後端
21:先端
22:直立片
23:荷受部
40:両端
120:ネジ棒
121:駆動源
180:腕部
181:軸受部
182:揺動片

Claims (4)

  1. 昇降キャリッジに直立姿勢で軸受けされたローテイト用直立軸と、該直立軸に接続され該直立軸から水平方向へ両端を突出したティルト用水平軸と、該水平軸に後端を支持され先端を水平に延出したフォークと、前記水平軸から下方へ離間する位置にて前記直立軸に結合され前記水平軸に交差する方向に伸縮するティルト手段とを備え、前記ティルト手段が伸縮する動作に従わせて、前記フォークを、前記水平軸を支点に前記先端が上下する方向へ回動させるフォークのティルト構造であって、
    前記ティルト手段が、前記直立軸に一端をピン接合され該一端の周りに他端が旋回可能な第1節と、前記フォークに一端を近接し該一端の周りに他端が旋回可能な第2節と、前記第1節及び前記第2節のそれぞれの他端をピン接合して成る滑節に接続した進退ロッドと、該進退ロッドを進退動する駆動装置とを備え、前記進退ロッドを進退動させて前記滑節を変位させることにより、前記第1節の一端と第2節の一端との間隔を伸縮させることを特徴とするフォークのティルト構造。
  2. 前記ティルト手段の駆動装置が、前記直立軸の軸芯を上下方向に貫通するネジ棒と、該ネジ棒を回記させる駆動源と、前記直立軸の内部に挿入され前記ネジ棒に螺合したナットとを備え、前記進退ロッドを前記ナットに接続し、前記ネジ棒を前記駆動源にて回転させることより、前記直立軸の内部を上下方向に変位するナットに従わせて、前記進退ロッドを上下方向に進退動させることを特徴とする請求項1に記載のフォークのティルト構造。
  3. 前記フォークが、前記後端を立ち上げて上端部を有する直立片を形成し、前記上端部が前記水平軸の両端の間にて支持され、
    一対の腕部の上端を軸受部としそれぞれの下端同士の間を揺動片で連結して成るティルトバーが、前記軸受部を前記水平軸の両端に回動自在に各々接続して、前記揺動片を前記水平軸の下方へ吊り下げ、該揺動片を前記フォークの直立片に前記後端側から近接し、
    前記ティルト手段の第2節の一端が、前記ティルトバーの揺動片にピン接合されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のフォークのティルト構造。
  4. 昇降キャリッジに直立姿勢で軸受けされたローテイト用直立軸と、該直立軸に水平姿勢で接続されたティルト用水平軸と、該水平軸に後端を支持され先端を水平に延出したフォークと、前記水平軸から下方へ離間する位置にて前記直立軸に結合され前記水平軸に交差する方向に前記フォークを押し付けることより前記フォークを前記水平軸を支点に前記先端が上下する方向へ回動させるティルト手段とを備えるフォークのティルト構造であって、
    前記ティルト手段が、駆動源により回転するウォームと、該ウォームに噛み合うウォームホイールと、該ウォームホイールと共に回転し前記フォークを前記水平軸に交差する方向へ押し付けるカムとを備え、
    前記ウォームが、前記直立軸の軸芯を上下方向に貫通する駆動軸を介して、前記駆動源に接続されることを特徴とするフォークのティルト構造。
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