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JP4398312B2 - 半導体スイッチの制御装置 - Google Patents
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JP4398312B2 - 半導体スイッチの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電源と負荷との間に配置して該負荷のオン、オフ操作を行う半導体スイッチを短絡電流から保護する半導体スイッチの制御回路に係り、特に、同一の直流電源に対して、複数の負荷及び複数の半導体スイッチが設置された場合において、短絡接地が発生した回路を特定して遮断する技術に関する。
例えば、車両に搭載されるパワーウインド駆動用モータ、或いはランプ類等の負荷は、バッテリより供給される直流電圧を、MOSFET等の半導体スイッチをオン、オフ動作させることにより、その駆動、停止が制御される。
また、負荷に過電流が流れた場合には、いち早く半導体スイッチをオフとして、回路及び負荷を保護するための過電流保護装置が搭載されている。このような過電流保護装置として、例えば、特開2000−253560号公報(特許文献1)に記載されたものが知られている。
図6は、特許文献1に記載された過電流保護装置の構成を示す回路図である。同図に示すように、この過電流保護装置は半導体スイッチとして、マルチソースを形成する2つのN型MOS−FET(TA),(TB)を有しており、各MOS−FET(TA),(TB)のドレインは、直流電源VBのプラス側端子に接続されている。
また、MOSFET(TA)のソースは負荷(RL)を経由して、電源VBのマイナス端子(グランド)に接続される。一方、MOSFET(TB)のソースは抵抗Rrを経由して接地される。抵抗Rrには、ランプ負荷等の過渡時に発生する突入電流に対応して、過渡成分抵抗R10が並列に配置されている。
また、MOSFET(TA)のソース電圧VSAと、MOSFET(TB)のソース電圧VSBの電圧レベルを比較する比較器CMP10と、該比較器CMP10の出力側に設けられたラッチDF100を備えており、ラッチDF100の出力端子は、アンド回路AND100の一方の入力端子に接続されている。
更に、MOSFET(TA),(TB)をオン、オフ操作するためのスイッチSW100及び抵抗R102を有しており、スイッチSW100の一端側は電源VBに接続され、他端側、即ち抵抗R102との接続点は、アンド回路AND100の他方の入力端子に接続されている。
アンド回路AND100の出力端子は、ドライバー回路100に接続され、該ドライバー回路100の出力端子は、抵抗R100を介してMOSFET(TA),(TB)のゲートに接続されている。
過渡成分抵抗R10は、負荷RLに突入電流が流れる期間、即ちスイッチSW100が投入された時点より一定時間だけ接続され、その後、回路から切り離される。ラッチDF100はスイッチSW100がオフのときリセットされ、その出力信号はHレベルとなる。
以下、動作について説明する。スイッチSW100が投入されるとアンド回路AND100の2つの入力信号がHレベルとなるので、その出力信号がHレベルとなり、ドライバー回路100がチャージポンプ電圧を、マルチソースFETのゲートG(各MOSFET(TA),(TB)に共通のゲート)に供給する。
これにより、各MOSFET(TA),(TB)はオン状態となり、MOSFET(TA)を介して負荷電流IDが流れ、同時に、MOSFET(TB)を介してReference電流Irefが流れる。
ここで、MOSFET(TB)は、MOSFET(TA)と同一の特性で、チャンネル幅が通常、MOSFET(TA)の1000〜2000分の1に設定されている。従って、(TAのチャンネル幅)/(TBのチャンネル幅)=nとすると、n=1000〜2000程度である。そして、MOSFET(TA)及び(TB)のソース電圧をそれぞれVSA、VSBとすると、VSA=VSBのとき、負荷電流IDは、ID=n*Irefとなる。
電圧VSAの大きさは、負荷抵抗RLの大きさに依存し、VSBの大きさは抵抗Rr、或いは抵抗Rrと過渡成分抵抗R10の並列合成抵抗に依存する。配線及び負荷が正常の状態では、突入電流期間を含めVSA>VSBとなるように、抵抗Rr及び過渡成分抵抗R10が設定されている。従って、正常状態では比較器CMP10の出力信号はLレベルに保持される。
ここで、何らかの原因でMOSFET(TA)と負荷RLの間の配線が短絡接地されると、電流IDが急激に増大し、VSA<VSBとなり、比較器CMP10の出力信号がHレベルに変化し、ラッチDF100の出力信号がLレベルへと切り替わる。これにより、アンド回路AND100出力がLレベルとなり、ドライバー100の出力が接地され、マルチソースFETのゲートGは抵抗R100を経由して接地され、MOSFET(TA),(TB)がオフとなる。これにより、MOSFET(TA)に流れる短絡電流が遮断され、配線およびMOSFET(TA)を保護することができる。
図7は、突入電流が流れていないとき、即ち負荷RLが定常状態にあるときに、MOSFET(TA)と負荷RLとの間の配線が短絡接地したときの電流IDの変化を示す特性図である。
図示のように、定常状態の負荷電流IDが流れているときに、ポイントA1となる時刻で短絡接地が発生すると電流IDは急激に増加し始める。電流IDが流れる配線の抵抗をRw、インダクタンスをLw、MOSFET(TA)のドレイン〜ソース間抵抗をRonA、電源電圧をVB、電源の内部抵抗をRbattとすると、短絡時に流れる電流IDは、下記(1)式で示す電流値ID1を目標値として、(2)式で表される時定数τ1の指数関数曲線で増加する。
ID1=VB/(RonA+Rw+Rbatt)・・・(1)
τ1=Lw/(RonA+Rw+Rbatt)・・・(2)
そして、ポイントA2となる時刻を超えると、ID≧n*Irefとなり、マルチソースFETは遮断される。この際、マルチソースFETのゲートGが抵抗R100を介して接地され、ゲートGに蓄積されていた電荷が放電される。この際、ゲート容量をCgとすると、放電時定数はCg*R100となる。
MOSFET(TA)のゲート〜ソース間電圧VGSAは遮断前には約10V程度に達しているので、ゲート電荷の放電が完了するまでには有限の時間が必要となる。放電によりゲート〜ソース間電圧VGSAが低下すると、MOSFET(TA)のドレイン〜ソース間抵抗RonAが増大する。
即ち、ポイントA2となる時刻までは抵抗RonA一定であるが、A2を過ぎるとRonAが増大して、上記の(1)式に示す電流ID1が小さくなり、同時に時定数τ1も小さくなるので、指数関数からずれてほぼ直線的に増加してポイントA3となる時刻にてピークに達する。マルチソースFETのゲート電荷放電が早いほど、即ち、抵抗R100が小さいほどポイントA3に早く到達し、電流IDのピークは低くなる。RonAは増大を継続するので、ポイントA3を過ぎると、電流IDは減少し、ポイントA4となる時刻にてゼロになる。
図8は、スイッチSW1をオンとした直後の過渡期間、即ち抵抗Rrに過渡成分抵抗R10が並列接続されているときに短絡接地が発生した場合の、電流IDの変化を示す特性図である。同図にて2点鎖線で示す曲線は、短絡接地が発生しない正常な状態における電流IDの変化を示している。電流IDはいわゆる突入電流であり、ピークでは定常状態の電流IDに比べて5〜10倍となる電流値にまで達する。
そして、この突入電流が短絡電流と誤判定されることを防ぐために、短絡電流判定値(n*Iref)は突入電流ピークより大きな値に設定される。つまり、図8中で、(n*Iref)を示す一点鎖線は、二点鎖線で示す突入電流のピーク値よりも大きくなるように設定されている。ここで、Reference電流Irefを大きく設定するために、抵抗Rrに対して並列に過渡成分抵抗R10が一定時間(突入電流期間)加えられる。
図8のポイントB1で短絡接地が発生すると電流IDが急激に増大し、ポイントB2にてマルチソースFETが遮断され、電流IDはポイントB3まで上昇し、その後減少する。動作は上述した図7の場合と似ている。ポイントB1〜B4は、図7のポイントA1〜A4に対応する。
相違点としては、電流Irefの大きさである。図8では(n*Iref)が突入電流を上回る値に設定されるため、マルチソースFET遮断時、即ちポイントB2における電流IDが大きくなり、短絡電流のピーク値(ポイントB3)が大きくなる。MOSFET(TA)がオンとなっているポイントB2までは、ドレイン〜ソース間電圧が小さな値となり、大電流が流れてもMOSFET(TA)の電力損失は小さい。
そして、ポイントB2を過ぎると、MOSFET(TA)がオフとなるので、ドレイン〜ソース間電圧が増加する。この状態で大電流が流れるとMOSFET(TA)の電力損失が大きくなる。図7では、ポイントA3における短絡電流ピーク値が小さいので、電力損失は比較的小さいが、図8の場合では、ポイントB2を経過した後の電流IDが大きくなるので、MOSFET(TA)の電力損失が大きな値になり、チャンネル温度を上昇させる。短絡電流が流れる期間B1〜B4は、300μsec以下の短い時間であるので、MOSFET(TA)のチャンネル温度上昇は過渡熱抵抗で規制される。
この時間帯の過渡熱抵抗はチップサイズで決まるので、短絡電流によるチャンネル温度上昇を抑制するには大きなチップサイズの素子を使用しなければならない。言い換えれば、小さなチップサイズの素子は使用できないことになり、設計自由度を制限し、コストアップの要因となる。
また、過電流判定値Irefのばらつきの問題があり、突入電流による誤遮断を回避するためには突入電流判定値の精度を上げるか、或いは突入電流ピークと判定値の間隔を十分に開けるかの対策を採る必要がある。どちらの方法も最終的にはコストアップを招く要因となる。その他の方法として、半導体素子の過熱を検出して電流を遮断する過熱遮断機能を付加してMOSFETを保護する方法もあるがこの方法についても同様にコストアップを伴う。
更に、電気機器等の負荷が複数存在する場合には、負荷の個数に応じたチャンネル数となる回路を設ける必要がある。このため、装置構成が大規模化するという問題が生じる。
特開2000−253560号公報
上述したように、従来における過電流保護装置では、正常な状態である突入電流と異常な状態である短絡電流の識別が、MOSFETを流れる電流レベルの違いを検出して行われるので、突入電流ピークが大きくなると判定値に達するまでの時間が長くなり、そのために短絡判定が遅れてしまい、短絡電流の遮断タイミングが遅れてしまう。これにより、半導体素子の電力損失が増大し、その結果として素子の温度上昇を大きくしてしまうという問題が発生する。
更に、特許文献1に開示された技術では、直流電源に接続するFETチャンネルが複数存在する場合の動作については言及されていない。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、短絡電流と突入電流の識別精度を高めると同時に、短絡電流の発生を検出するまでの判定時間をできるだけ短くすることにより、短絡電流発生時における回路の遮断を早め、半導体スイッチでの電力損失及び温度上昇を最小限とすることのできる半導体スイッチの制御装置を提供することにある。
また、同一の直流電源に対して半導体スイッチ及び負荷を備えた負荷回路が複数個が接続されている場合に、このうちいずれかの負荷回路にて短絡接地が発生した際に、これを特定して短絡接地が発生している負荷回路のみを遮断することのできる半導体スイッチの制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、負荷及び該負荷をオン、オフ操作する半導体スイッチを備えた複数の負荷回路と、前記各負荷回路と直流電源とを連結する各負荷回路共通の電源配線とを備え、短絡接地が発生した際に前記半導体スイッチを遮断することにより回路を保護する機能を具備した半導体スイッチの制御装置において、前記電源配線に発生する逆起電力を検出する逆起電力検出手段を有し、前記各負荷回路は、該負荷回路に流れる負荷電流の急激な増加を検出する手段を備え、該手段にて負荷電流の急激な増加が検出され、且つ、前記逆起電力検出手段にて所定の閾値を超える逆起電力の発生が検出された際に、該負荷回路が有する前記半導体スイッチを遮断することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、負荷及び該負荷をオン、オフ操作する半導体スイッチを備えた複数の負荷回路と、前記各負荷回路と直流電源とを連結する各負荷回路共通の電源配線とを備え、短絡接地が発生した際に前記半導体スイッチを遮断することにより回路を保護する機能を具備した半導体スイッチの制御装置において、前記電源配線に発生する逆起電力を検出する逆起電力検出手段を有し、前記各負荷回路は、前記半導体スイッチの両端電圧を検出する両端電圧検出手段と、前記両端電圧検出手段にて、前記半導体スイッチの両端電圧が所定のレベル以上となったことが検出され、且つ、前記逆起電力検出手段により、前記電源配線に所定の閾値以上の逆起電力が発生していると判断された際に、前記半導体スイッチを遮断する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記両端電圧検出手段は、第1の抵抗と第2の抵抗の直列接続回路と、前記半導体スイッチの両端電圧と前記第1の抵抗に生じる電圧が等しくなるように前記直列接続回路に流れる電流を調整する増幅器とを有し、前記第1の抵抗と第2の抵抗の抵抗値の比率に基づいて、前記第2の抵抗に前記半導体スイッチの両端電圧を増幅した電圧を発生させ、この増幅電圧と所定レベルの電圧とを比較することにより、前記半導体スイッチの両端電圧が所定のレベル以上となったか否かを判断することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記逆起電力検出手段は、前記電源配線の前記半導体スイッチ側の端部とグランドとの間に設けられる基準電圧生成用抵抗及びコンデンサの直列接続回路を有し、前記コンデンサと前記基準電圧生成用抵抗との接続点に生じる電圧を基準電圧とし、前記電源配線の一端に生じる電圧と、前記基準電圧との差分電圧が所定の閾値電圧を超えた際に、前記複数の負荷回路のうちの少なくとも一つにて短絡接地が発生しているものと判断することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記逆起電力検出手段は、前記基準電圧との差分電圧が前記所定の閾値電圧を超えた際に、この旨を示す逆起電力発生信号を出力すると共に、該逆起電力発生信号の出力を所定時間継続させるためのタイマ手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、 前記両端電圧検出手段にて、前記半導体スイッチの両端電圧が所定のレベル以上となったことが検出され、且つ、前記逆起電力検出手段により、前記電源配線に所定の閾値以上の逆起電力が発生していると判断された際に、前記半導体スイッチのゲートをグランドに接続する接地用スイッチ手段を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記半導体スイッチは、MOSFETであり、前記半導体スイッチの両端電圧は、前記MOSFETのドレイン、ソース間電圧であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、前記直流電源は、車両に搭載されるバッテリであり、前記負荷は、車両に搭載される電気機器であることを特徴とする。
本発明に係る半導体スイッチの制御装置では、一つの電源配線から複数に分岐して接続される各負荷回路のうち、いずれかの負荷回路にて短絡接地が発生した際には、確実にこれを検出して短絡接地の発生している負荷回路のみを遮断することができる。
即ち、各負荷回路のうちのいずれかにて短絡接地が発生した場合には、電源配線に生じる逆起電力を逆起電力検出手段にて検出することにより、いち早く短絡接地の発生を検出することができ、更に、各負荷回路に流れる負荷電流の急激な増加を検出することにより、短絡接地が発生した負荷回路を特定することができる。そして、この特定された負荷回路のみを遮断するので、半導体スイッチ及び回路を確実に短絡電流から保護することができると共に、短絡接地が発生していない他の負荷回路をそのまま駆動させ続けることができる。
また、電源配線に生じる逆起電力の大きさが所定の閾値を超えたことを条件として短絡接地の発生を検出するので、電源投入時に生じる突入電流により回路が誤遮断するというトラブルの発生を回避することができる。
従って、高速遮断でありながら、信頼性の高い半導体スイッチの保護装置を実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る半導体スイッチの制御装置の構成を示す回路図である。同図に示すようにこの制御装置は、例えば車両に搭載されるバッテリである直流電源VBと、該直流電源VBより駆動電力が供給されて駆動する複数の負荷回路、即ち第1の負荷回路10、及び第2の負荷回路10aを備えている。なお、本実施形態では、一例として2つの負荷回路10,10aを有する場合を示しているが、3以上の負荷回路を備えることも可能である。
第1の負荷回路10は、車両に搭載されるモータ或いはランプ等の負荷11と、該負荷11と直流電源VBとの間に介置されて負荷11の駆動、停止を操作する半導体スイッチとしてのMOSFET(T1)を備えている。また、後述する図2に示すように、MOSFET(T1)と負荷11との間の配線は、抵抗Rw2及びインダクタンスL2を有している。
そして、図1に示すMOSFET(T1)のドレインは、ポイントP1に連結され、更に、このポイントP1は、抵抗Rw1及びインダクタンスL1を有する電源配線21を介して、電源VBのプラス側端子に接続されている。同様に、第2の負荷回路10aが有するMOSFET(T1a)のドレインもポイントP1に連結されている。つまり、各負荷回路10,10aに対し、ポイントP1から直流電源VBまでの間の配線(電源配線21)は共通とされている。
また、ポイントP1には、電源配線21に発生する逆起電力E1を検出するための逆起電力検出回路12が接続されている。
負荷11の駆動、停止を切り替えるためのMOSFET(T1)のドレイン及びソース、即ちポイントP1及びP2はそれぞれVDS検出回路13に接続されており、その出力信号及び前述した逆起電力検出回路12の出力信号は、制御手段17が有するアンド回路AND2の2つの入力端子にそれぞれ供給されるようになっている。
逆起電力検出回路12は、電源配線21に発生する逆起電力E1の大きさが所定の閾値電圧を超えた場合にHレベルの信号を出力し、他方、VDS検出回路13はMOSFET(T1)のドレイン〜ソース電圧VDSが所定の電圧を超えた際にHレベルの信号が出力されるので、これらの条件が満足した場合に、アンド回路AND2の出力信号がHレベルとなる。
アンド回路AND2の出力端子は、ラッチDF1に接続され、該ラッチDF1の出力「+Q」はMOSFET(T3;接地用スイッチ手段)のゲートに接続され、出力「−Q」はアンド回路AND1の一方の入力端子に接続される。また、アンド回路AND1の他方の入力端子は、スイッチSW1と抵抗R6との接続点に接続され、スイッチSW1の他方の端子はポイントP1に接続され、抵抗R6の他方の端子はグランドに接続されている。
更に、アンド回路AND1の出力端子は、ドライバー回路14に接続され、その出力端子は、MOSFET(T1)のゲート、及びMOSFET(T3)のドレインに接続されている。また、MOSFET(T3)のソースは、グランドに接続されている。
ラッチDF1は、スイッチSW1がオフ状態のときにリセットされ、該ラッチDF1からは2種類の信号、「−Q」及び「+Q」が出力される。−Q出力はリセットされるとHレベルとなる信号であり、アンド回路AND1の一方の入力端子に入力される。また、+Q出力はリセットされるとLレベルとなる信号であり、MOSFET(T3)のゲートに入力される。
また、図1中の第2の負荷回路10aは、第1の負荷回路10と同一構成を有しており、逆起電力検出回路12が共通である点以外は同一の回路であるので、各構成要素にサフィックス「a」を付して示し、その構成説明を省略する。
図2は、第1の負荷回路10が有するVDS検出回路13、及び逆起電力検出回路12の詳細な回路構成を示す説明図である。同図に示すように、VDS検出回路13は、ポイントP1とグランドとの間に設けられる抵抗R12,R7の直列接続回路、及び抵抗R8(第1の抵抗),R9(第2の抵抗)の直列接続回路を備えている。
また、比較器CMP1を備えており、このマイナス側入力端子は抵抗R12とR7との接続点が接続され、プラス側入力端子は、MOSFET(T4)と抵抗R9との接続点が接続されている。そして、比較器CMP1の出力端子は、抵抗R13を介して電源+5Vに接続され、且つアンド回路AND2の一方の入力端子に接続されている。
更に、抵抗R8とR9との間には、MOSFET(T4)が設けられており、そのゲートはアンプAMP1(増幅器)の出力端子に接続されている。該アンプAMP1のプラス側入力端子は抵抗R10を介してMOSFET(T4)のドレインに接続され、マイナス側入力端子は抵抗R11を介してMOSFET(T1)のソース(P2)に接続されている。なお、抵抗R11と抵抗R10の抵抗値は同一としている。
逆起電力検出回路12は、抵抗R2,R1(基準電圧生成用抵抗)及びコンデンサC1の直列接続回路を有しており、抵抗R2の一端がポイントP1に接続され、コンデンサC1の一端がグランドに接続されている。
また、MOSFET(T2)を備えており、そのソースは抵抗R1とコンデンサC1との接続点に接続され、ゲートは抵抗R1とR2との接続点に接続されている。更に、ドレインは、抵抗R3,R4の直列接続回路を介してグランドに接続されており、抵抗R3とR4の接続点はタイマー15に接続されている。そして、タイマー15の出力端子は、アンド回路AND2の入力端子に接続されている。また、抵抗R4に対して並列的にツェナーダイオードZD1が配設されている。
更に、図1では記載を省略したが、ドライバー14とMOSFET(T1)のゲートとの間には、抵抗R5が配設され、ドライバー14に電力を供給するチャージポンプ16が配設されている。
次に、上記のように構成された本実施形態の制御装置の動作について説明する。操作者がスイッチSW1をオンとすると、アンド回路AND1の一方の入力端子にHレベル信号が供給され、且つ他方の入力端子には、ラッチDF1よりHレベル信号が与えられているので、アンド回路AND1の出力信号がHレベルとなり、ドライバー14が起動し、MOSFET(T1)のゲートに駆動信号が出力される。
これにより、MOSFET(T1)がオンとなり、電源VBより供給される電圧が、抵抗Rw2及びインダクタンスL2からなる配線を介して負荷11に印加され、該負荷11が駆動する。この際、MOSFET(T1)のドレイン、即ちポイントP1の電圧V1は電源VBの電圧に等しくなっており、更に、逆起電力検出回路12のコンデンサC1と抵抗R1との接続点の電圧V3(以下、これを基準電圧という)も電圧V1とほぼ等しくなっている。
また、VDS検出回路13では、MOSFET(T1)のドレイン〜ソース電圧VDSと、抵抗R8の両端に生じる電圧が等しくなるように、抵抗R8,R9に流れる電流I1を調整する制御が行われる。即ち、抵抗R8の両端電圧が電圧VDSよりも小さい場合には、アンプAMP1の出力を増大させることにより電流I1を増大させて抵抗R8の両端電圧を上昇させ、反対に抵抗R8の両端電圧が電圧VDSよりも大きい場合には、アンプAMP1の出力を減少させることにより電流I1を減少させ、抵抗R8の両端電圧を低下させてVDS=I1*R8が成立するように制御される。
従って、MOSFET(T4)のソースと抵抗R9との接続点の電圧V5は、MOSFET(T1)のオン抵抗をRonとして以下の(3)式で示すことができる。
V5=R9*I1
=R9*VDS/R8
=R9*Ron*ID/R8
=R9*(Ron/R8)*ID ・・・(3)
即ち、電圧V5は電圧VDSに比例し、Ronが一定であると見なせる場合には、負荷電流IDにも比例する。よって、負荷電流IDの増加は電圧VDSの増加、電圧V5の増加となって現れるので、抵抗R12とR7の接続点の電圧V6に対して、負荷電流IDが正常な状態にあるとき、V5=(1/2)*V6となるようにRon、R8、R9の抵抗値を選定すると、負荷電流IDが増加して正常状態の2倍を超える電流値になるとV5>V6となり、電圧V5及び電圧V6が入力される比較器CMP1の出力信号がLレベルからHレベルに反転する。
なお、ここでは、負荷電流の増大を検出する一例として負荷電流IDが2倍になったときに比較器CMP1の出力信号を反転させる場合を挙げているが、2倍に限定されるものではない。
次に、短絡接地が発生した場合の、逆起電力検出回路12の動作について説明する。MOSFET(T1)と負荷11との間の配線が何らかの理由により短絡接地した場合には、MOSFET(T1)のソースが抵抗Rw3、インダクタンスL3を有する短絡経路を介してグランドに接地されるので、瞬時的に過大な短絡電流IDが流れる。
この短絡電流IDの発生により、電源配線21には、ポイントP1からポイントP0(電源VB側)に向けて逆起電力E1が発生する。このため、ポイントP1の電圧V1は、急激に低下することになる。これに対し、基準電圧V3は、コンデンサC1及び抵抗R1,R2で設定される時定数を持って低下するので、電圧V1の急激な低下に追随することができない。従って、電圧V1と基準電圧V3との間に電位差が生じることになる。
そして、この電位差が大きくなり、抵抗R1の両端電圧が所定のレベルを超えると、MOSFET(T2)がオンとなり、抵抗R3とR4の接続点の電圧V4が上昇して、タイマー15をオンとする。これにより、タイマー15は所定時間(例えば、0.1[msec])Hレベル信号を出力し続ける。このHレベル信号は、アンド回路AND2の一方の入力端子に供給される。なお、タイマー15は、電圧V4が極めて短い時間上昇した場合であっても、これを所定時間保持してラッチDF1にHレベル信号を出力するために設けている。
ここで、抵抗R1,R2の抵抗値は、短絡接地が発生したときに生じる逆起電力によりMOSFET(T2)がオンとなり、MOSFET(T1)のオン時に生じる過渡電流(突入電流)により生じる逆起電力ではMOSFET(T2)がオンとならないように設定されている。
また、上述したように、VDS検出回路13では、短絡接地が発生し負荷電流IDが増加すると、比較器CMP1の出力信号がLレベルからHレベルに反転する。従って、アンド回路AND2の2つの入力端子には、共にHレベルの信号が供給されることになり、該アンド回路AND2の出力信号はHレベルとなる。
これにより、ラッチDF1の−Q出力はLレベルとなるので、ドライバー14が停止し、且つ+Q出力がHレベルとなるので、MOSFET(T3)がオンとなって、MOSFET(T1)のゲートをグランドに接地する。これにより、MOSFET(T1)がオフとなり、負荷回路10を短絡電流から保護することができる。
また、第2の負荷回路10aでは、逆起電力検出回路12より逆起電力の検出信号が出力されるものの(図1参照)、VDS検出回路13aの比較器CMP1aよりHレベル信号が出力されないので、アンド回路AND2aの出力信号はHレベルとならず、MOSFET(T1a)は遮断されない。つまり、複数設けられている負荷回路(10,10a)のうち、短絡接地が発生している負荷回路のみが遮断され、その他の負荷回路は通常どおり動作することになる。
次に、実際の電流値、電圧値の変化について図3〜図5に基づいて説明する。図3〜図5は、下記の条件及び図2に示した各回路定数で装置を動作させたときの波形である。
即ち、電源配線21(ポイントP0〜P1)が、断面積3sq(sqは平方ミリメートル)で長さ1メートル、短絡線(ポイントP2〜グランド)が断面積3sqで長さ1メートル、MOSFET(T1)がN型で、オン抵抗が7.3[mΩ]、MOSFET(T2)のスレッショルド電圧が1.9[V]、負荷11,11aが共に21[W]のランプが3灯、としている。
また、図2に示した回路定数は、抵抗R12が10[KΩ]、R7が10[KΩ]、R8が82[Ω]、R9が8.2[KΩ]、R1が10[KΩ]、R2が2.4[KΩ]、R5が1[KΩ]、コンデンサC1の静電容量が0.01[μF]である。
MOSFET(T1,T1a)がそれぞれ21W×3灯の負荷11,11aを駆動している状態ではID+IDa=9.5Aの電流が電源配線21に流れることになる。
図3は短絡接地発生後の電流ID+IDa(縦軸の1区間が10A,縦軸方向の中央水平線が30A)、逆起電力検出回路12の出力V4(縦軸の1区間が2V、縦軸方向の中央水平線が6V)、比較器CMP1の出力電圧(縦軸の1区間が2V、縦軸方向の中央水平線が6V)、及び抵抗R9に生じる電圧V5(縦軸の1区間が2V、縦軸方向の中央水平線が6V)の関係を示している。なお、横軸の1区間は5μsecである。
図3に示すように、時刻t1で短絡接地が発生すると、その後2μsecが経過すると電圧V4が立ち上がり、t1から6μsecが経過すると比較器CMP1の出力が立ち上がっている。その結果、アンド回路AND2出力がHになるため、MOSFET(T1)が遮断され、時刻t1から7μsec経過した時点で電流ID+IDaがピークとなり、その後減少して15μsecが経過した時点で電流IDがゼロになる。一方、負荷回路10a側のMOSFET(T1a)はオンを継続するのでIDa=4.8Aがその後も流れ続ける。
図4は、短絡接地が発生した際の、MOSFET(T1)のドレイン〜ソース電圧VDSを増幅した増幅電圧V5、判定電圧V6、及びMOSFET(T1a)のドレイン〜ソース電圧VDSaを増幅した増幅電圧V5aの関係を示している。なお、各電圧の縦軸の1区間は2Vである。横軸の1区間は5μsecである。
時刻t1で短絡接地が発生すると瞬間的に電源配線21に逆起電力E1が発生するので、電圧V1、V2が急低下し、判定電圧V6が急低下する。一方、電圧V5は電流IDが急勾配で立ち上がり始めるものの、抵抗R9に流れる電流I1は即時には増加しないので、短絡接地が発生した直後においては電圧VDSはほとんど増加せず、従って、電圧V5は低下しない。電圧V5aについても同様である。電圧V1の低下は、MOSFET(T4)のドレイン〜ソース間電圧が縮小することで吸収される。
その後、電流IDの増加につれて電圧V2が低下するので、電圧V6が漸減する。一方、電圧V5は電圧VDSの増加により増加し、時刻t1から6μsec経過した時点でV5>V6となり、比較器CMP1の出力が反転してHレベルになり、MOSFET(T1)が遮断される。
図5は、負荷回路10aのMOSFET(T1a)の電圧V6aとV5aの関係を示す特性図である。なお、同図においては、前述した図3,図4と同様に括弧内の左側の値が縦軸1目盛り分を示し、右側の数値が縦軸の中央水平線の値を示す。
図5に示すように、電圧V6aはMOSFET(T1)が遮断されるまでは、電圧V6と同様な経過をたどり、MOSFET(T1)の遮断後は電圧V1の増大により電圧V2aが持ち上げられ、それにより電圧V6aが上昇して約12Vを維持する。
一方、電圧V5aは電流IDが増加する間は減少し、電流IDが減少する間増加している。このため、MOSFET(T1a)と負荷11aとの間の配線が正常である負荷回路10aは、負荷回路10側で短絡接地が発生しているにも関わらず、V6<V5が維持されオン状態が継続される。
このようにして、本実施形態に係る半導体スイッチの制御装置では、同一の直流電源VBに対して複数の負荷回路10,10aが接続され、このうちいずれかの負荷回路にて短絡接地が発生した場合には、各負荷回路10,10aで共通とされている電源配線21に発生する逆起電力の大きさ、及び各負荷回路に流れる電流の大きさを検出して、短絡接地が発生した負荷回路が有するMOSFETのみを遮断する。
従って、短絡接地が発生した際に、MOSFETが異常な高温になる前の段階でMOSFETを遮断することができ、MOSFET、負荷及び配線を確実に過電流から保護することができる。
また、短絡接地の発生していない他の負荷回路については、遮断されることなく、通常どおりに動作するので、一つの短絡接地により回路全体が遮断されるというトラブルの発生を防止することができる。
更に、逆起電力検出回路12では、電源配線21に生じる逆起電力E1の大きさが所定のレベルを超えたときに短絡接地の発生を検出するが、所定のレベルは突入電流により発生する逆起電力よりも大きな値に設定されているので、スイッチ投入時の過渡期間における突入電流により逆起電力E1が所定のレベルを超えることはなく、MOSFET(T2)がオンとならない。
また、短絡接地の発生が検出された場合には、ドライバー14の駆動を停止させると共に、MOSFET(T1)のゲートとグランドとの間に設けられているMOSFET(T3)をオンとすることにより、MOSFET(T1)のゲートを強制的に接地させるので、瞬時にMOSFET(T1)をオフとすることができ、回路に与えられるダメージを極力軽減することができる。
また、各負荷回路に電流センサ等を設けることなく、短絡接地の発生を検出することができるので、部品点数を削減し、コストダウンを図ることができる。
以上、本発明の半導体スイッチの制御装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上記した実施形態では、半導体スイッチとして、MOSFETを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、接合トランジスタ、IGBT等の他の半導体スイッチを用いることも可能である。
また、上記した実施形態では、直流電源として車両に搭載されるバッテリ、負荷として車両に搭載されるランプ、モータ等の電気機器を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の電源、負荷についても適用することができる。
更に、負荷電流の増加を、MOSFET(T1)に組み込まれる周知の電流センサを用いて検出する構成とすることも可能である。
一つの直流電源に対して、複数の負荷回路を接続する構成を有する回路において、短絡接地から回路を保護する上で極めて有用である。
本発明の一実施形態に係る半導体スイッチの制御装置の構成を示す回路図である。 VDS検出回路及び逆起電力検出回路の詳細な構成を示す回路図である。 短絡接地発生時における電流ID+IDa,電圧V4,CMP1の出力電圧,及び電圧V5の変化を示す特性図である。 短絡接地発生時における電流ID+IDa,電圧V5,V5a,V6の変化を示す特性図である。 短絡接地発生時における電流ID+IDa,電圧V5,V5a,V6aの変化を示す特性図である。 従来における半導体スイッチの制御装置の構成を示す回路図である。 図6に示す回路にて短絡電流が流れた際の負荷電流IDの変化を示す特性図である。 図6に示す回路にて過渡期間に短絡電流が流れた際の負荷電流IDの変化を示す特性図である。
符号の説明
10 第1の負荷回路
10a 第2の負荷回路
11,11a 負荷
12 逆起電力検出回路(逆起電力検出手段)
13 VDS検出回路(両端電圧検出手段)
14 ドライバー
15 タイマー
16 チャージポンプ
17 制御手段
21 電源配線
VB 直流電源
T1,T1a MOSFET(半導体スイッチ)
CMP1 比較器
AMP1 アンプ(増幅手段)
R1,R2 抵抗(基準電圧生成用抵抗)
R8 抵抗(第1の抵抗)
R9 抵抗(第2の抵抗)
C1 コンデンサ
T3 MOSFET(接地用スイッチ手段)

Claims (8)

  1. 負荷及び該負荷をオン、オフ操作する半導体スイッチを備えた複数の負荷回路と、前記各負荷回路と直流電源とを連結する各負荷回路共通の電源配線とを備え、短絡接地が発生した際に前記半導体スイッチを遮断することにより回路を保護する機能を具備した半導体スイッチの制御装置において、
    前記電源配線に発生する逆起電力を検出する逆起電力検出手段を有し、
    前記各負荷回路は、該負荷回路に流れる負荷電流の急激な増加を検出する手段を備え、該手段にて負荷電流の急激な増加が検出され、且つ、前記逆起電力検出手段にて所定の閾値を超える逆起電力の発生が検出された際に、該負荷回路が有する前記半導体スイッチを遮断することを特徴とする半導体スイッチの制御装置。
  2. 負荷及び該負荷をオン、オフ操作する半導体スイッチを備えた複数の負荷回路と、前記各負荷回路と直流電源とを連結する各負荷回路共通の電源配線とを備え、短絡接地が発生した際に前記半導体スイッチを遮断することにより回路を保護する機能を具備した半導体スイッチの制御装置において、
    前記電源配線に発生する逆起電力を検出する逆起電力検出手段を有し、
    前記各負荷回路は、
    前記半導体スイッチの両端電圧を検出する両端電圧検出手段と、
    前記両端電圧検出手段にて、前記半導体スイッチの両端電圧が所定のレベル以上となったことが検出され、且つ、前記逆起電力検出手段により、前記電源配線に所定の閾値以上の逆起電力が発生していると判断された際に、前記半導体スイッチを遮断する制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする半導体スイッチの制御装置。
  3. 前記両端電圧検出手段は、第1の抵抗と第2の抵抗の直列接続回路と、前記半導体スイッチの両端電圧と前記第1の抵抗に生じる電圧が等しくなるように前記直列接続回路に流れる電流を調整する増幅器とを有し、
    前記第1の抵抗と第2の抵抗の抵抗値の比率に基づいて、前記第2の抵抗に前記半導体スイッチの両端電圧を増幅した電圧を発生させ、この増幅電圧と所定レベルの電圧とを比較することにより、前記半導体スイッチの両端電圧が所定のレベル以上となったか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の半導体スイッチの制御装置。
  4. 前記逆起電力検出手段は、前記電源配線の前記半導体スイッチ側の端部とグランドとの間に設けられる基準電圧生成用抵抗及びコンデンサの直列接続回路を有し、前記コンデンサと前記基準電圧生成用抵抗との接続点に生じる電圧を基準電圧とし、
    前記電源配線の一端に生じる電圧と、前記基準電圧との差分電圧が所定の閾値電圧を超えた際に、前記複数の負荷回路のうちの少なくとも一つにて短絡接地が発生しているものと判断することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の半導体スイッチの制御装置。
  5. 前記逆起電力検出手段は、前記基準電圧との差分電圧が前記所定の閾値電圧を超えた際に、この旨を示す逆起電力発生信号を出力すると共に、該逆起電力発生信号の出力を所定時間継続させるためのタイマ手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の半導体スイッチの制御装置。
  6. 前記制御手段は、 前記両端電圧検出手段にて、前記半導体スイッチの両端電圧が所定のレベル以上となったことが検出され、且つ、前記逆起電力検出手段により、前記電源配線に所定の閾値以上の逆起電力が発生していると判断された際に、前記半導体スイッチのゲートをグランドに接続する接地用スイッチ手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の半導体スイッチの制御装置。
  7. 前記半導体スイッチは、MOSFETであり、前記半導体スイッチの両端電圧は、前記MOSFETのドレイン、ソース間電圧であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の半導体スイッチの制御装置。
  8. 前記直流電源は、車両に搭載されるバッテリであり、前記負荷は、車両に搭載される電気機器であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の半導体スイッチの制御装置。
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