JP4411239B2 - 操作ボタンの誤入力防止方法、入力装置及び誤入力防止機能付携帯端末 - Google Patents
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Description
つまり、ハードスイッチの場合、専用の装置を設けその装置が出力する論理符号でボタン操作を無効とするかどうかを判定するのが一般的であるが装置のコスト、デザイン、実装面積等の点でデメリットがある。
一方、ソフトスイッチの場合は、特別な装置を必要としない反面、設定及び設定解除が煩雑になり利便性を欠くといった点でデメリットがある。
本発明の目的は、操作ボタンに何らかが接触する等による誤操作による誤入力防止方法、入力装置及び誤入力防止機能付携帯端末を提供することにある。
本発明は、誤入力防止機能を有する携帯電話機等の複数の操作ボタンを有するボタン操作の入力制御に関し、入力無効機能が設定状態であっても煩雑な解除操作を不要とし、任意のボタンを押下するだけで、所望のボタン操作による入力を可能とすることを特徴とし、前記任意のボタンを開放することで、特段の操作なく再度誤入力無効の設定状態にすることができることを特徴とする。具体的には、
複数の操作ボタンを有するボタン操作部と、前記ボタン操作部の特定の操作ボタン又は任意の操作ボタンの押下状態での他の操作ボタンの押下により当該他の操作ボタンの入力を有効にする制御部と、を有し、前記特定の操作ボタンは、ボタン操作部の複数の操作ボタンの個数未満の複数の操作ボタンであることを特徴とする。また、前記他の操作ボタンは、ボタン操作部の複数の操作ボタンの個数未満の複数の操作ボタンであることを特徴とする。
誤入力防止機能の設定状態において、ボタン操作を有効とする条件を特定(又は任意)のボタンの押下中とすることで、ボタン操作の利便性を悪化させずにボタンの誤操作入力を防止する。又、同時に押下しているボタン数で、そのボタン入力が有効か否かを判定し入力の有効、無効の判定を行う。
(構成の説明)
図1は本発明の一実施の形態の携帯電話機の機能を簡略化したブロック図である。
図1において、10は携帯電話機、101はボタン操作部(キーボード)、102は無線系装置、103はディスプレイ、104は制御系装置、105はメモリ装置、106は音声系装置、107はマイク、108はレシーバである。
本実施の形態では、メモリ装置105を参照し、ボタン無効設定がオン状態かオフ状態かを判断し(s1)、オフ状態であれば常にボタン操作が有効である通常のボタン操作の処理の制御モードとなる(s6)。ステップs1で無効設定がオン状態であれば、ユーザのボタン操作を待機する(s2)。
本実施の形態の特定のボタンには携帯電話機のボタン入力部のサイドボタンの1つをあてると好適であるが、かかるボタンの割り当てに限られるものではなく、複数のサイドボタンの全てを割り当てる等、複数のボタンの何れを押下した場合もボタン無効設定を解除できるように構成することも可能である。
本実施の形態の動作例を携帯電話機の代表的な入力操作例により以下説明する。
ボタン(操作)無効設定がONの状態の場合は、メモリ装置105にその状態を示すフラグが保管され、以降、ボタン押下時の有効/無効判定に使用される。また、押下したボタンの有効性の判定はボタン押下時に行われる。
時刻t12では「1」ボタンの押下が確定する。
続いて時刻t13では「1」ボタンが開放され、再度ボタン押下の受付が開始する。
更に時刻t14では「開始」ボタンの押下が確定し、「1」+「開始」による短縮ダイヤル発信動作が行われる。
最後に時刻t15にて「サイドa」ボタン1011が開放され、以後、再び何らかの接触等によるボタン押下は無効となる。
図6は誤って「サイドa」ボタン、「1」ボタン及び「開始」ボタンが順に押下された例を示す図である。「1」ボタンのみ有効となるものの、「開始」ボタンが有効にならない場合を示している。
時刻t22では「1」ボタンの押下が確定する。
続いて時刻t23では「1」ボタンが開放され、再度ボタン押下の受付が開始するが、時刻t24で「サイドa」ボタン1011が開放されており、開放状態ではボタン操作は無効化される。
結果として、「サイドa」ボタン、「1」ボタン、「開始」ボタンと押下されているが誤って短縮ダイヤル発信されることはない。
図7において、時刻t31では「1」ボタンを押下しているが、「サイドa」ボタンが押下されていないため、「1」ボタンの押下は無効となる。
更に、時刻t32では「開始」ボタンを押下しているが、同様に「サイドa」ボタンが押下されていないため、「サイドa」ボタンの押下は無効となる。
結果として、「1」ボタン、「開始」ボタンと押下されているが誤って短縮ダイヤル発信することはない。
以上の実施の形態では、押下したボタンが有効となるのは、特定のボタンが押下されている状態で次に押下されたボタンとし、3番目以降に押下したボタンでも入力が有効となるが、2つ以上のボタンが押下されている状態で3番目以降に押下したボタンを無効とするように構成することが可能である。
図9は3番目以降に押下したボタンを無効とする例を示す図である。「サイドa」ボタン、「1」ボタン、「2」ボタン、「開始」ボタンを押下するも、「1」ボタンのみ有効となる場合の例を示している。
図9において、時刻t41では「サイドa」ボタン1011が押下され、その他のボタン押下が有効になる。
時刻t42では「1」ボタンの押下が確定する。
続いて、時刻t43では「2」ボタンが押下されているが、「1」ボタンが押下中のため、3番目に押下したボタンと認識され無効となる。
更に、時刻t44では「1」ボタンを開放しているが、「2」ボタンは押下中を維持しており、押下時の判断という前記条件を満たさないので有効にならない。
次に、時刻t45で「開始」ボタンを押下しているが、「2」ボタン押下が継続中のため、3番目に押下したボタンと認識され無効となる。
時刻t46では「2」ボタン開放しているが、「開始」ボタンが押下中を維持し前述と同様に有効にならない。
時刻t47では「開始」ボタンを開放し、ボタン押下待ちに移行するが、時刻t48で「サイドa」ボタンが開放され無効状態となる。
以上の例ではボタン無効設定の一次的な解除を「サイドa」ボタンの押下で行うようにしたが、このボタンとしては「サイドb」、「#」、「*」、「電話帳」等の発信操作に関わらないボタンを割り当てることが可能である。
制御系装置104は、例えば、現時点で押下したボタンの状態の記憶制御を行い、何れか1つのボタンの押下状態において、他のボタン(入力を希望するボタン)の押下時に当該他のボタンの押下による入力を有効としてその入力データを出力するように制御する。
ステップs1で無効設定がオン状態であれば、ユーザのボタン操作を待機し、任意のボタンの操作が検出されると(s2)、ボタンの押下か又は開放かを判断し(s3)、ボタンの押下の場合は当該操作のボタンに対応するフラグ記憶領域にフラグを記憶し(s4)、フラグ領域のフラグ数を判断して新たに記憶したフラグが2つ目か否かを判断し(s5)、2つ目であった場合には、当該ボタンに対応する入力データをディスプレイ103等に出力してスタートにリターンする(s6)。
以上の処理によりフラグ記憶領域には、現時点で押下したボタンの状態が記憶され、何れか1つのボタンの押下状態において、他のボタンの押下時に当該他のボタンの押下による入力を有効として当該ボタンの入力データを出力する制御が可能となる。
図11において、時刻t51では任意のボタンとして「1」ボタンを押下することによりその他のボタンが有効(入力待ち)になる。
時刻t52では「0」ボタンが押下され入力が確定する。
時刻t53では「0」ボタンが開放され再度ボタン入力待ちになる。
時刻t54では「9」ボタンが押下され入力が確定する。
時刻t55では「9」ボタンが開放され再度ボタン入力待ちになる。
時刻t56では「0」ボタンが押下され入力が確定する。
時刻t57では「1」ボタンが開放され、押下中のボタンが「1」から「0」に入れ替わるが、押下中ボタンは1つのため、再度ボタン入力待ちになる。
時刻t58では「1」ボタンが押下され入力が確定する。
時刻t59では「1」ボタンが開放され再度ボタン入力待ちになる。
時刻t510では「2」ボタンが押下され入力が確定する。
時刻t511では「2」ボタンが開放され再度ボタン入力待ちになる。
時刻t512では「3」ボタンが押下され入力が確定する。
時刻t513では「3」ボタンが開放され再度ボタン入力待ちになる。
時刻t514では「4」ボタンが押下され入力が確定する。
時刻t515では「4」ボタンが開放され再度ボタン入力待ちになる。
時刻t516は「0」ボタンの開放により押下中ボタンが無くなり、ボタン入力が無効化となる。
本発明の誤入力防止による入力が確定した場合でもその確定入力後に一定時間、所定の機能ボタンの操作がなされない場合にその確定入力をクリアするように構成することが可能である。
図13において、時刻t61からt615までのボタン操作は図11と同様であるが、時刻t616では「0」ボタンの開放により押下中ボタンが無くなってボタン入力が無効となると、入力消去タイマが開始される(s18)。
時刻t517では継続するボタンの押下が無く、T時間の入力消去タイマがタイムアップして停止し(s19)、既に確定した入力がクリアされている。
結果として、「10901234」の順でボタンの押下を行っているが、「開始」ボタンの押下がなく、更に、全ボタン開放からの時間経過で入力した数字はクリアされ、発信ダイヤル候補なしの状態となる。
以上の実施の形態では、発信操作に関連するボタンについて誤入力防止機能を一次的に解除して入力する例や、入力が確定したデータを消去する例を示したが、ボタン操作部101のその他のボタンについても同様の処理を行うように構成することが可能である。また、前述のように特定のボタンとしては単一のボタンに限られるものではなく、特定範囲の複数のボタンの何れかを特定のボタンとすることも可能であり、また、特定のボタンに代えて任意のボタンによりボタン無効設定の解除に利用するように構成することも可能であることは言うまでもないことである。
102 無線系装置
103 ディスプレイ
104 制御系装置
105 メモリ装置
106 音声系装置
107 マイク
108 レシーバ
1011 サイドaボタン
1012 サイドbボタン
Claims (14)
- 複数の操作ボタンを有しボタン操作の無効化の設定が可能な入力装置の誤操作入力を防止する誤入力防止方法であって、ボタン操作の無効化の設定状態においても特定の操作ボタンの押下中はボタン操作を有効に制御するステップを含むことを特徴とする誤入力防止方法。
- 前記特定の操作ボタンは、複数の操作ボタンのうちの特定範囲の何れかの操作ボタンであることを特徴とする請求項1記載の誤入力防止方法。
- 前記特定の操作ボタンは携帯電子機器の筐体の側面又は前面の特定の機能ボタンであることを特徴とする請求項1記載の誤入力防止方法。
- 複数の操作ボタンを有しボタン操作の無効化の設定が可能な入力装置の誤操作入力を防止する誤入力防止方法であって、ボタン操作の無効化の設定状態においても任意の操作ボタンの押下中はボタン操作を有効に制御するステップを含むことを特徴とする誤入力防止方法。
- ボタン操作を有効とする操作ボタンは、複数の操作ボタンのうちの所定範囲の操作ボタンであることを特徴とする請求項1ないし4の何れかの請求項記載の誤入力防止方法。
- 記憶された押下状態が2つ目であることを条件に操作ボタンの押下を有効とすることを特徴とする請求項1ないし5の何れかの請求項記載の誤入力防止方法。
- ボタン操作の無効化から一定時間後に確定した入力データをクリアすることを特徴とする請求項1ないし6の何れかの請求項記載の誤入力防止方法。
- 複数の操作ボタンを有しボタン操作の無効化の設定が可能な携帯電子機器の入力装置であって、ボタン操作の無効化の設定状態においても特定の操作ボタンの押下中はボタン操作を有効にする制御を行う制御部を有することを特徴とする入力装置。
- 前記特定の操作ボタンは、複数の操作ボタンのうちの特定範囲の何れかの操作ボタンであることを特徴とする請求項8記載の入力装置。
- 前記特定の操作ボタンは携帯電子機器の筐体の側面又は前面の特定の機能ボタンであることを特徴とする請求項8記載の入力装置。
- 複数の操作ボタンを有しボタン操作の無効化の設定が可能な携帯電子機器の入力装置であって、ボタン操作の無効化の設定状態においても任意の操作ボタンの押下中はボタン操作を有効にする制御を行う制御部を有することを特徴とする入力装置。
- ボタン操作が有効とする操作ボタンは、複数の操作ボタンのうちの所定範囲の操作ボタンであることを特徴とする請求項8ないし11の何れかの請求項記載の入力装置。
- 3以上の操作ボタンの押下状態でボタン操作を無効化することを特徴とする請求項8ないし12の何れかの請求項記載の入力装置。
- 請求項8ないし13の何れかの請求項記載の入力装置を備える誤入力防止機能付携帯端末。
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