JP4419849B2 - ディジタルオーディオ信号記録再生装置 - Google Patents
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Description
パンチイン/アウトの際には第1及び第2のモニタ用スイッチ108、109をオンして、モニタ出力手段107にスピーカ或いはヘッドホンを接続する。
パンチイン/アウトの期間の前及び後の再生モード時には、チャネル101のメモリ手段117の再生音とチャネル102のメモリ手段117の再生音がキュー(CUE)バス105から第2のモニタ用スイッチ109を経由してもモニタバス106に供給されると共に、チャネル101のディジタルオーディオ信号入力端子110の入力信号がチャネル101のイコライザ手段112、エフェクタ手段113、レベル調整手段114及び分配手段115を経て、ステレオバス103から第1のモニタ用スイッチ108を経由してモニタバス106に供給される。即ち、記録入力信号はステレオ用バス103を通じて、各トラックの再生信号キュー(CUE)バス105を通じて、モニタされる。
パンチイン/アウト期間中の録音モード時には、記録入力信号は スイッチ116を経由してチャネル101のメモリ手段117に供給されて録音されると共に、ステレオバス103を通じてモニタされる。この時、チャネル101のメモリ手段117は録音モードであるので、キュー(CUE)バス105を通じての再生信号は供給されず、チャネル102のメモリ手段117の再生信号だけがキュー(CUE)バス105を通じてモニタされる。
以上のように、パンチイン/アウトの信号経路は複雑であり、オーディオ技術の初心者にはパンチイン/アウトが解り難い。
なお、図1においてパンチイン/アウトの前又は後に第1のスイッチ111の接点bをオンにしてメモリ手段117の再生出力をステレオ出力回路104を通じてモニタリングし、パンチイン/アウトの記録時に第1のスイッチ111の接点aをオンにする方法が考えられるが、記録入力信号の録音レベルや音質等の調節ができないので好ましくない。従って、これらの問題を解決するためにキューバス105、モニタ用バス106、第1及び第2のモニタ用スイッチ108、109、モニタ出力回路107が設けられている。
本発明はかかる課題を解決し、信号経路を単純化させ、ユーザにとって理解し易く使い易い、ディジタルオーディオ信号記録再生装置を提供することを目的とする。
また、前述の課題を解決することに伴い、演算手段の演算量を効果的に低減し、以てコストの上昇を抑えたディジタルオーディオ信号記録再生装置を提供することをも目的とする。
また、前記ディジタルオーディオ信号記録再生装置は、更に、前記複数の入力手段と前記複数のチャネル手段との間に前記複数の入力手段の出力信号を前記複数のチャネル手段に選択的に割り当てるための信号割当て手段を有していることが望ましい。
また、前記ディジタルオーディオ信号記録再生装置の前記出力手段は、前記複数のチャネル手段の出力信号を受け入れ且つ出力することができる主バスであることが望ましい。
また、前記ディジタルオーディオ信号記録再生装置は、更に、主バスに接続されたディジタルアナログ変換器を有していることが望ましい。
また、前記ディジタルオーディオ信号記録再生装置は、更に、信号の処理を補助するための副バスと、前記複数の入力手段に対応して設けられた複数の補助回路手段と、エフェクタ手段とを有し、前記複数の補助回路手段のそれぞれは、それぞれの入力手段の出力信号を、前記主バス、前記副バス、及び前記複数のチャネル手段に選択的に供給する手段を有し、前記エフェクタ手段は前記副バスの信号に対して所望の処理を施し、この処理後の信号を前記複数のチャネル手段に送るものであり、前記複数のチャネル手段のそれぞれは、更に、前記複数の入力手段の出力信号と前記エフェクタ手段の出力信号との内の1つを選択して自己のチャネル手段の入力信号とする信号割当て手段と、前記信号処理手段の出力を前記主バスと前記副バスとに選択的に供給する手段とを有していることが望ましい。
また、前記ディジタルオーディオ信号記録再生装置の前記信号処理手段は、イコライザ手段とエフェクタ手段との内の少なくとも一方であることが望ましい。
また、前記ディジタルオーディオ信号記録再生装置の前記メモリ手段は、磁気ディスク記録再生装置又は光ディスク記録再生装置又は光磁気ディスク記録再生装置又は書き込み読み出し可能な半導体メモリであることが望ましい。
また、前記ディジタルオーディオ信号記録再生装置の前記加算手段及び前記信号処理手段は、ディジタル信号処理装置又はマイクロコンピュータであることが望ましい。
(1) 信号経路が単純化されているので、ユーザに解り易くなり、ユーザの利便性を向上した、使い易いディジタルオーディオ信号記録再生装置を提供できる。
(2) メモリ手段に対する記録は、例えばイコライザ等の信号処理手段を経由しないで行われるので、信号処理手段の設定誤りがメモリ手段に対する記録に影響しない。従って、記録の失敗を軽減できる。
(3) 信号処理手段は再生時のみに使用されるので、記録モードと再生モードとの切換えによる信号処理手段の設定変更が不要であり、操作が単純化され、作業効率が向上する。
請求項3〜8の発明によれば、複数チャネルの記録再生及び信号処理の多様化を図ることができる。
請求項2及び4の発明によれば、入力信号のモニタリングの多様化を図ることができる。
(1) 図3から明らかなように、記録信号、再生信号、モニタリング信号の経路が単純化されているので、ユーザに解り易く且つ使い易いレコーダを提供することができる。
(2) 信号経路が単純化されているので、従来機種と比べて同一機能を実現する際のDSP15の演算量を減らすことができる。このためにDSP15の演算量に余裕がでた時には、この余裕を別の機能、例えば、同時録音/再生が可能なトラック数の増加、同時利用可能なエフェクタの数の増加、音のビット数の増加等に利用できる。
(3) 入力信号を生音の状態でメモリ手段26に記録するので、信号処理手段28のイコライジングやエフェクト処理が記録に無関係となり、これ等の設定誤りによる記録不良が発生しない。
(4) 入力信号を生音の状態で記録するので、記録からトラックダウンに移行する際に信号処理手段28におけるイコライジングやエフェクト処理のための設定を初期化する必要がない。このため、操作は極めて単純化され、作業効率が向上する。
(1)メモリ手段26を図5のHDD16、図6の半導体メモリ16aに限らず、記録再生可能な光ディスク装置、光磁気ディスク装置、別の磁気記録装置等で構成することができる。
(2) DSP15をマイクロコンピュータ等の別のディジタル回路に置き換えることができる。
(3) 信号処理手段28のエフェクタ手段33とEQで示すイコライザ手段34とのいずれか一方を省くことができる。また、信号処理手段28をレベル調整手段等の別の処理機能を有するものとすることができる。また、エフェクタ手段33を異なる種類のエフェクタを多段接続したものにすることができる。
(4) 第2の加算手段29と信号選択転送手段31とを省き、メモリ手段26の入力ラインを加算手段27に常に接続した構成にすることができる。
(5) 第1の加算手段27と信号選択転送手段31とを省き、メモリ手段26の入力ラインを第2の加算手段29に常に接続した構成にすることができる。
(6) 図6において各補助回路手段61a、61b・・・を省いて入力手段1a、1b・・・を各チャネルCH1'、CH2'に直接に接続することができる。
(7) オーディオ信号に類似のアナログ信号をディジタル化して記録再生する場合にも本発明を適用できる。
2a、2b 出力手段
3、3a 記録及びミキサー手段
15 DSP
16 HDD
23 ステレオバス
24 サブミックスバス
26 メモリ手段
27 第1の加算手段
28 信号処理手段
29 第2の加算手段
30 混合用信号形成回路
Claims (9)
- オーディオ信号が入力され、ディジタルオーディオ信号を出力する入力手段と、
ディジタルオーディオ信号が入力され、オーディオ信号を出力する出力手段と、
前記入力手段と前記出力手段との間に接続されたチャネル手段とを備え、
前記チャネル手段は、
前記入力手段から出力されるディジタルオーディオ信号を記録すること及びここに記録されたディジタルオーディオ信号を再生することを択一的に実行することができるメモリ手段と、
前記入力手段から出力されるディジタルオーディオ信号と前記メモリ手段から再生されるディジタルオーディオ信号とを加算する第1の加算手段と、
前記第1の加算手段から出力されるディジタルオーディオ信号に所望の処理を施し、この処理後のディジタルオーディオ信号を前記出力手段に送る信号処理手段と、
前記信号処理手段と前記出力手段との間に接続されており、前記入力手段から出力されるディジタルオーディオ信号と前記信号処理手段から出力されるディジタルオーディオ信号とを加算し、この加算処理後のディジタルオーディオ信号を前記出力手段に送るための第2の加算手段と、
前記第1の加算手段と前記第2の加算手段に対して前記入力手段から出力されるディジタルオーディオ信号を選択的に送る信号選択転送手段と
を有し、
前記メモリ手段にディジタルオーディオ信号を記録するときには、前記入力手段から出力されるディジタルオーディオ信号を前記信号処理手段を介さずに前記メモリ手段に入力し、前記メモリ手段からディジタルオーディオ信号を再生するときには、ディジタルオーディオ信号を前記信号処理手段を介して出力することを特徴とするディジタルオーディオ信号記録再生装置。 - 前記入力手段が複数のオーディオ信号をディジタルオーディオ信号として入力させるための複数の入力手段で構成され、前記チャネル手段が前記複数の入力手段と前記出力手段との間に配置された複数のチャネル手段で構成されることを特徴とする請求項1記載のディジタルオーディオ信号記録再生装置。
- 更に、前記複数の入力手段と前記複数のチャネル手段との間に前記複数の入力手段の出力信号を前記複数のチャネル手段に選択的に割り当てるための信号割当て手段を有していることを特徴とする請求項2記載のディジタルオーディオ信号記録再生装置。
- 前記出力手段は、前記複数のチャネル手段の出力信号を受け入れ且つ出力することができる主バスであることを特徴とする請求項2又は3記載のディジタルオーディオ信号記録再生装置。
- 更に、主バスに接続されたディジタルアナログ変換器を有していることを特徴とする請求項4記載のディジタルオーディオ信号記録再生装置。
- 更に、信号の処理を補助するための副バスと、前記複数の入力手段に対応して設けられた複数の補助回路手段と、エフェクタ手段とを有し、
前記複数の補助回路手段のそれぞれは、それぞれの入力手段の出力信号を、前記主バス、前記副バス、及び前記複数のチャネル手段に選択的に供給する手段を有し、
前記エフェクタ手段は前記副バスの信号に対して所望の処理を施し、この処理後の信号を前記複数のチャネル手段に送るものであり、
前記複数のチャネル手段のそれぞれは、更に、
前記複数の入力手段の出力信号と前記エフェクタ手段の出力信号との内の1つを選択して自己のチャネル手段の入力信号とする信号割当て手段と、
前記信号処理手段の出力を前記主バスと前記副バスとに選択的に供給する手段と
を有していることを特徴とする請求項4記載のディジタルオーディオ信号記録再生装置。 - 前記信号処理手段は、イコライザ手段とエフェクタ手段との内の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のディジタルオーディオ信号記録再生装置。
- 前記メモリ手段は、磁気ディスク記録再生装置又は光ディスク記録再生装置又は光磁気ディスク記録再生装置又は書き込み読み出し可能な半導体メモリであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のディジタルオーディオ信号記録再生装置。
- 前記加算手段及び前記信号処理手段は、ディジタル信号処理装置又はマイクロコンピュータであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のディジタルオーディオ信号記録再生装置。
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