JP4448593B2 - 小動物収容箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、動物試験を行うためのマウスやモルモット等の実験用小動物を収容して輸送することができるとともに、輸送された実験用小動物を収容されたままの状態で飼育することが可能な小動物収容箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の小動物収容箱としては、合成樹脂によりほぼ有底四角箱状に形成された容器本体と、容器本体の上面開口部全体を閉塞可能な略四角板状をなす蓋体とから構成されている。容器本体の底板の裏面の四隅部には、円筒状の支持脚が下方へ突設されている。また、容器本体の側壁と蓋体の天板には、多数の円孔を穿設することによって通気部が形成されている。この通気部の外面には不織布が溶着されている。
【0003】
容器本体に蓋体を装着して小動物収容箱を構成し、複数個の小動物収容箱を上下に積み重ねたとき、下方に配置された小動物収容箱の蓋体と、上方に配置された小動物収容箱の容器本体の底板との間には前記支持脚が介装されて空間が形成される。そして、下方の小動物収容箱内の小動物から発生する熱、湿気、異臭等は通気部から前記空間を介して容器本体の外部へ放出されるとともに、同空間及び通気部を介して外部の空気が容器本体内へ流入するようになっている。
【0004】
ところが、上記構成の小動物収容箱は、例えば、容器本体をローラコンベア上を流通させたとき、その容器本体の支持脚が、ローラコンベアのローラ間の隙間にはまり込んでしまう。そのため、ローラコンベア上で容器本体の流通が止まってしまうという不具合があった。そこで、本発明者は、容器本体の支持脚を省略し、底板の裏面を平坦状に形成した容器本体を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、底板の裏面が平坦状に形成された容器本体においては、複数の小動物収容箱を上下に積み重ねたとき、下方に配置された小動物収容箱の蓋体と、上方に配置された小動物収容箱の容器本体の底板とが密接する。すると、上方に配置された容器本体の底板により下方の小動物収容箱の蓋体の通気部が閉塞されてしまう。その結果、下方の小動物収容箱内から発生する熱、湿気、異臭等が小動物収容箱外へ放出されにくくなるとともに、容器本体内に蓄積されやすくなり、小動物の運搬条件として好ましくないという問題があった。
【0006】
この発明は、上記のような従来技術に存在する問題に着目してなされたものである。その目的とするところは、複数個が積み重ねられた状態において、各容器本体内の通気性を良好に維持することができる小動物収容箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の小動物収容箱は、底板の周縁から上方へ形成された側壁によって上方に開口する開口部が形成された容器本体と、その容器本体の開口部を閉塞する蓋体とを備えた小動物収容箱において、前記蓋体の上面には、上端縁が水平をなす状態で同蓋体の側縁に沿うとともに、相対向して延びる少なくとも一対のリブが蓋体の側縁方向へ間隔をおいて設けられ、前記各リブ上に別の小動物収容箱を積載可能に構成するとともに、その別の小動物収容箱の容器本体の底板と、蓋体の上面との間に空間を構成し、前記リブにはその上端から蓋体の上面側へ向かうに連れて下方へ傾斜する傾斜部が設けられ、前記蓋体の上面には、前記別の小動物収容箱の容器本体の底部コーナ部外面が係合可能であるとともに前記リブよりも高いコーナリブを立設し、前記コーナリブは、前記リブの延びる方向と同じ方向に延びるとともに前記傾斜部と相対向する前記コーナリブの一端部を外方へ拡開形成し、前記コーナリブは、前記蓋体の天板におけるコーナ部に沿うように前記リブの延びる方向と同じ方向に延びる第1リブと、前記リブの延びる方向と直交する方向に延びる第2リブとからなり、前記リブは、その端部を前記コーナリブの第2リブに連結しているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を小動物収容箱に具体化した一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図1に示すように、小動物収容箱11は合成樹脂材料により上方に開口する開口部が形成された容器本体12と、その容器本体12の開口部を閉塞する蓋体13とを備えている。
【0012】
まず、容器本体12について説明すると、この容器本体12の平面長方形状をなす底板14の周縁には各辺に対応する側壁15〜18が上方に向けて底板14に対し略垂直に立設されている。前記各側壁15〜18のうち、前側壁15と後側壁16は前記底板14の短辺に対応し、左側壁17と右側壁18とは底板14の長辺に対応し、それぞれ2つの側壁同士(前側壁15と後側壁16、左側壁17と右側壁18)が前後左右方向に相対向して設けられている。そして、各側壁15〜18の上端部によって容器本体12には上方に開口する開口部が形成されている。なお、図3に示すように、底板14はその表裏面が平坦面に形成されている。
【0013】
図1及び図3に示すように、前記容器本体12の開口部には、その周縁に沿って上部周面フランジ19が形成され、この上部周面フランジ19の下部寄りには下部周面フランジ20が形成されている。各側壁15〜18の両端部側の上側に位置する上部周面フランジ19の外周面には嵌合手段としての嵌合突部21がそれぞれ外方へ突設されている。また、上部周面フランジ19の上端縁内周面において、各嵌合突部21の近傍位置にはそれぞれ給水瓶取付孔22が切欠き形成されている。そして、この給水瓶取付孔22にカップ状の給水瓶23の取付片24を係合することにより、同給水瓶23を容器本体12内に取り付けることができるようになっている。
【0014】
容器本体12の左側壁17及び右側壁18には、それぞれ多数の円孔を穿設することによって通気部25(右側壁18の通気部25のみ図示)が2箇所に形成され、それら各通気部25の外面にはそれぞれ不織布26が溶着されている。そして、それら各通気部25により容器本体12内部と外部との通気が可能になっている。
【0015】
次に、蓋体13について説明すると、図1示すように、蓋体13は平面長方形状に形成された天板27と、その天板27の周縁に沿って下方へ突設された周縁フランジ28とにより略四角板状に形成されている。図2に破線、実線及び図3に示すように、周縁フランジ28の内周面において、天板27の各辺の両端部にはそれぞれ嵌合手段としての嵌合突起29が前記容器本体12の嵌合突部21に嵌合可能に突設されている。
【0016】
図1に示すように、蓋体13の天板27上面の両長辺側には、上端縁が水平をなす状態で蓋体13の側縁として両長辺に沿って相対向して延びるリブ30が、それぞれ間隔をおいて天板27の両短辺側に形成されている。そして、各リブ30の上端縁にはそれぞれ水平をなす水平部30aが形成され、天板27の上面において、両長辺に沿って延びる各リブ30同士の間には、それぞれ上端縁が各リブ30の上端縁より低く形成された連結リブ30bが形成されている。さらに、各リブ30にはそれぞれ水平部30aから天板27の上面、即ち連結リブ30bへ向かうに連れて下方へ傾斜する傾斜部30cが設けられ、各リブ30と連結リブ30bとは傾斜部30cにより連結されている。そして、図7に示すように、4箇所のリブ30の水平部30a上に別の小動物収容箱11を積載可能になっている。
【0017】
図1及び図2に示すように、天板27の上面四隅部において、各リブ30の両水平部30aの近傍位置には、天板27のコーナ部に沿って平面くの字状をなすコーナリブ31が天板27の内方へ開口して立設されている。各コーナリブ31において、天板27の長辺側に位置するその外端部には、それぞれ天板27の外方へ斜めに拡開する案内片31aが形成されている。そして、図6に示すように、各コーナリブ31には別の小動物収容箱11の容器本体12の底板14側の各コーナ部が係合するようになっている。
【0018】
図2に示すように、蓋体13の天板27には、多数の円孔を穿設することによって通気部25が形成され、その通気部25は天板27上面に溶着された不織布26によって覆われている。その通気部25により容器本体12内部と外部との通気が可能になっている。また、図2及び図3に示すように、天板27の裏面の四隅部には、円筒状の係合凸部32が下方へ突設されている。
【0019】
そして、図3及び図4に示すように、前記蓋体13を容器本体12に装着したとき、蓋体13の周縁フランジ28の外周面と容器本体12の下部周面フランジ20の外周面とは連続する面を形成するように構成され、その連続面を跨ぐように図示されない粘着テープを貼着することができるようになっている。また、容器本体12に取り付けられた前記給水瓶23に対応する係合凸部32が、その給水瓶23の上面に係合するようになっている。
【0020】
次に、上記した構成の小動物収容箱11の作用について説明する。
まず、例えば、容器本体12をローラコンベア上を流通させたとき、容器本体12の底板14の外底面は平坦面をなす。そのため、ローラコンベア上において、容器本体12はローラ間の隙間に引っかかって停止することなく円滑に移動する。
【0021】
さて、小動物収容箱11を構成して、小動物を運搬するときは、まず、図3に示すように、容器本体12の給水瓶取付孔22に給水瓶23の取付片24を係合してその給水瓶23を容器本体12内に取り付け、次に、その容器本体12内に図示しない小動物を収容する。次に、容器本体12に蓋体13を装着し、蓋体13の嵌合突起29を容器本体12の嵌合突部21に嵌合する。すると、その嵌合状態により、蓋体13が容器本体12から容易に外れるのが規制される。また、万一蓋体13の端部が上方へ反っていたとしても、その嵌合突起29と嵌合突部21との嵌合によりその反りが修正され、周縁フランジ28の外周面と下部周面フランジ20の外周面とは連続する面を形成するように構成される。さらに、蓋体13の係合凸部32が前記給水瓶23の上面に係合して給水瓶23が上下方向へ移動するのが規制される。
【0022】
続いて、前記周縁フランジ28と下部周面フランジ20との連続面に、その連続面を跨ぐように図示しない粘着テープを貼着して、その粘着テープにより蓋体13を容器本体12に取り外し不能に装着するとともに、図4に示すように、容器本体12の開口部を閉塞して小動物収容箱11を構成する。
【0023】
次いで、複数個の小動物収容箱11上下に積載するときは、まず、小動物収容箱11の上方に別の小動物収容箱11を両者の平面形状が対応するように配置し、図5(a)に2点鎖線で示すように、その別の小動物収容箱11の前側壁15側の底板14を一対の連結リブ30b上に載置する。続いて、その別の小動物収容箱11を、図5(a)に実線で示すように、下方の小動物収容箱11の前側壁15側(図5では右側)即ち、水平部30a側へ連結リブ30b上をスライド移動させる。
【0024】
すると、別の小動物収容箱11は図5(b)に2点鎖線で示す位置から傾斜部30cに案内されて水平部30a方向へスライド移動し、図5(b)に実線で示す位置まで移動する。さらに、別の小動物収容箱11は図5(c)に2点鎖線で示す位置から、傾斜部30cに案内されて図5(c)に実線で示すように水平部30a上に移動する。
【0025】
このとき、図6に示すように、各コーナリブ31の案内片31aにより別の小動物収容箱11の前側壁15側のコーナ部の底板14側がコーナリブ31の内方へ案内され、さらに、そのコーナ部を構成する2側壁(図6では前側壁15と左側壁17)の外面がコーナリブ31の内面に係合する。すると、図7に示すように、別の小動物収容箱11の底板14の四隅が4箇所の水平部30a上に支持され、容器本体12の4つのコーナ部の底板14側外面はそれぞれコーナリブ31に係合して小動物収容箱11の全てのリブ30上に別の小動物収容箱11が積載される。
【0026】
この積載状態において、別の小動物収容箱11の容器本体12の底板14と下方の小動物収容箱11の蓋体13の天板27との間、即ち連結リブ30bの上端縁との間には空間33が形成される。そして、下方の小動物収容箱11内の小動物から発生する熱、湿気、異臭等は蓋体13及び容器本体12の通気部25から前記空間33を介して容器本体12の外部へ放出されるとともに、同空間33及び通気部25を介して外部の空気が容器本体12内へ流入される。この状態で複数の小動物収容箱11は運搬される。
【0027】
以上のように、上記実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1) 複数個の小動物収容箱11を上下に積載したとき、別の小動物収容箱11の底板14と下方の小動物収容箱11の蓋体13の連結リブ30bとの間には空間33が形成される。そのため、その空間33から下方の小動物収容箱11の蓋体13の通気部25とが通気され、容器本体12内の通気状態を良好にすることができる。
【0028】
(2) 容器本体12の底板14をその裏面の支持脚を省略して平坦面に形成した。そのため、例えば、容器本体12をローラコンベア上を流通させたとき、ローラコンベア上における容器本体12の流通を円滑にすることができる。
【0029】
(3) 容器本体12に蓋体13を装着したとき、蓋体13の嵌合突起29は容器本体12の嵌合突部21に嵌合して、蓋体13が容器本体12から外れるのを規制することができる。また、蓋体13の反りが修正されて周縁フランジ28と下部周面フランジ20とにより連続面を形成することができる。従って、その連続面に貼着テープを貼着したとき、その貼着テープが周縁フランジ28又は下部周面フランジ20から浮き上がることなく、十分な貼着面積を確保できその粘着テープにより蓋体13が容器本体12から外れるのを防止することができる。
【0030】
(4) 容器本体12に蓋体13を装着したとき、平面円環状をなす係合凸部32の給水瓶23上面に対する係合により給水瓶23の上面は広範囲にわたって押圧される。そのため、例えば小動物収容箱11の運搬中に、給水瓶23が上下方向へ移動するのが規制され、水がこぼれたり、給水瓶23が容器本体12から外れてしまうといったおそれをなくすことができる。
【0031】
(5) 別の小動物収容箱11を一対の連結リブ30b上をスライド移動させたとき、その別の小動物収容箱11は傾斜部30cに案内されて水平部30a上へ移動する。そのため、傾斜部30cが形成されておらず、別の小動物収容箱11を持ち上げて底板14の四隅部を各水平部30a上に載置する場合と異なり、移動作業の簡易化を図ることができる。
【0032】
(6) 各コーナリブ31には外方へ拡開する案内片31aが形成されているため、別の小動物収容箱11のスライド移動中に、例えば容器本体12の前側壁15側が外方へずれていても、案内片31aによりその別の小動物収容箱11をコーナリブ31の内方へ案内できる。その結果、別の小動物収容箱11の移動作業を容易に行うことができる。
【0033】
(7) 別の小動物収容箱11の4つのコーナ部の底板14側外面はそれぞれ下方の小動物収容箱11のコーナリブ31に係合して上下に積載される。そのため、各コーナリブ31によりそれらの運搬中に上方の小動物収容箱11が前後左右に移動するのを防止して積載状態が崩れるのを防止することができる。
【0034】
なお、前記実施形態を次のように変更して具体化することも可能である。
・ 係合凸部32を省略してもよく、係合凸部32の平面形状を平面多角枠状、平面多角形状、平面円形状、平面楕円状等に変更してもよい。
【0035】
・ 蓋体13の嵌合突起29及び容器本体12の嵌合突部21を省略してもよく、嵌合突起29及び嵌合突部21のうち少なくとも一方を蓋体13の周縁フランジ28の内周面全体又は容器本体12の上部周面フランジ19の外周面全体に沿って形成してもよい。
【0036】
・ コーナリブ31の両端部のうち少なくとも一端部を外方へ拡開形成して案内片31aを形成してもよく、コーナリブ31の両端部を拡開形成せずに案内片31aを省略してもよい。図4に2点鎖線で示すように、天板27の少なくとも一方の短辺側において隣接するコーナリブ31同士を、同短辺の延びる方向に沿って連結してもよく、さらに、隣接するコーナリブ31の端部同士を全て連結して、天板27上面に四角枠状をなすコーナリブ31を形成してもよい。このように構成した場合、別の小動物収容箱11の移動をより確実に規制することができる。加えて、コーナリブ31を省略してもよい。
【0037】
・ 各傾斜部30cを省略して、リブ30の水平部30aと連結リブ30bとの間に段差を形成してもよい。また、リブ30を3箇所以上形成し、隣接するリブ30の間に連結リブ30bを形成し、各リブ30から連結リブ30bに向かうに連れて傾斜部30cを設けてもよく、傾斜部30cを省略して段差状に形成してもよい。
【0038】
・ 実施形態の一対のリブ30それぞれに対して平行に延びるリブ30を増設して、天板27上にリブ30を3箇所以上に形成してもよい。また、天板27の少なくとも両短辺側にその短辺の延びる方向に沿って延びるリブ30を2箇所以上形成して、天板27の長辺及び短辺それぞれの延びる方向に沿って延びるリブ30を形成してもよく、長辺に沿って延びるリブ30を省略してもよい。そして、別の小動物収容箱11を天板27の短辺に沿ってスライド移動させてもよい。加えて、天板27上にその長辺及び短辺に沿って四角枠状をなすリブ30を形成してもよい。
【0039】
・ 容器本体12の底板14の裏面に、その底板14の周縁に沿う四角枠状をなす支持脚を形成する。また、蓋体13の各リブ30の水平部30aにおいて、水平部30a上に別の小動物収容箱11を積載したとき、前記支持脚が係合可能な係合凹部を形成してもよい。このように構成した場合、上方に位置する小動物収容箱11の支持脚が下方に位置する小動物収容箱11の係合凹部に係合して、上方に位置する小動物収容箱11の移動を規制することができる。
【0040】
・ 実施形態では小動物収容箱11を2段に積載したが、積載しないで運搬してもよく、3段以上積載して運搬してもよい。
・ 図8に示すように、各リブ30において、傾斜部30cを天板27の上面に達するように形成し、傾斜部30cと連結リブ30bとの間に隙間を形成してもよく、連結リブ30bを省略してもよい。
【0041】
さらに、前記実施形態より把握される技術的思想について以下に記載する。
・ 前記蓋体には、容器本体に対する蓋体の装着状態において、同容器本体内に取り付けられた給水瓶の上面に係合する係合凸部が設けられている小動物収容箱。このように構成した場合、容器本体に蓋体を装着したとき、係合凸部が対応する給水瓶の上面に係合する。
そのため、その係合凸部により例えば小動物収容箱の運搬中に、給水瓶が上下方向へ移動するのが規制され、水がこぼれたり、給水瓶が容器本体から外れてしまうといったおそれをなくすことができる。
【0042】
・ 前記蓋体と容器本体との間には、容器本体に対する蓋体の装着状態において、蓋体が容器本体から外れるのを規制するとともに、蓋体の外面と容器本体との外面との間に連続面を形成するための互いに嵌合可能な嵌合手段が設けられている小動物収容箱。このように構成した場合、蓋体を容器本体に装着したとき、嵌合手段により蓋体が容器本体から容易に外れるのを規制することができる。また、蓋体の反りを修正して蓋体の外面と容器本体との外面とにより連続面を形成することができる。従って、その連続面に貼着テープを貼着したとき、その貼着テープが蓋体外面又は容器本体外面から浮き上がることなく、十分な貼着面積を確保でき蓋体が容器本体から外れるのを防止することができる。
【0043】
・ 前記蓋体には容器本体に対する蓋体の装着状態において、容器本体の内部及び外部との通気を可能にする通気部が設けられている小動物収容箱。このように構成した場合、複数個が積み重ねられた状態において、通気部から空間を介して容器本体内の通気を可能とし、各容器本体内の通気性を良好に維持することができる。
【0044】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明の小動物収容箱によれば、複数個が積み重ねられた状態において、各容器本体内の通気性を良好に維持することができる。また、別の小動物収容箱をリブ上へ容易に移動させることができる。さらに、複数個の小動物収容箱が上下に積載された状態において、上方に配置された別の小動物収容箱の移動を規制することができるとともに、別の小動物収容箱をコーナリブに係合する方向へ案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の小動物収容箱を示す分解斜視図。
【図2】 実施形態の小動物収容箱の蓋体を示す平面及び底面図。
【図3】 実施形態の小動物収容箱を示す断面図。
【図4】 実施形態の小動物収容箱を示す斜視図。
【図5】 (a)は実施形態の小動物収容箱の移動を示す部分側面図、(b)は実施形態の小動物収容箱の移動を示す部分側面図、(c)は実施形態の小動物収容箱の移動を示す部分側面図。
【図6】 実施形態の小動物収容箱の移動を示す部分平面図。
【図7】 2つの小動物収容箱を上下に積載した状態を示す部分側面図。
【図8】 別例の蓋体を示す斜視図。
【符号の説明】
11…小動物収容箱、12…容器本体、13…蓋体、14…底板、15〜18…側壁、30…リブ、30a…水平部、30c…傾斜部、31…コーナリブ、31a…案内片、33…空間。
Claims (1)
- 底板の周縁から上方へ形成された側壁によって上方に開口する開口部が形成された容器本体と、その容器本体の開口部を閉塞する蓋体とを備えた小動物収容箱において、
前記蓋体の上面には、上端縁が水平をなす状態で同蓋体の側縁に沿うとともに、相対向して延びる少なくとも一対のリブが蓋体の側縁方向へ間隔をおいて設けられ、前記各リブ上に別の小動物収容箱を積載可能に構成するとともに、その別の小動物収容箱の容器本体の底板と、蓋体の上面との間に空間を構成し、
前記リブにはその上端から蓋体の上面側へ向かうに連れて下方へ傾斜する傾斜部が設けられ、
前記蓋体の上面には、前記別の小動物収容箱の容器本体の底部コーナ部外面が係合可能であるとともに前記リブよりも高いコーナリブを立設し、
前記コーナリブは、前記リブの延びる方向と同じ方向に延びるとともに前記傾斜部と相対向する前記コーナリブの一端部を外方へ拡開形成し、
前記コーナリブは、前記蓋体の天板におけるコーナ部に沿うように前記リブの延びる方向と同じ方向に延びる第1リブと、前記リブの延びる方向と直交する方向に延びる第2リブとからなり、前記リブは、その端部を前記コーナリブの第2リブに連結している小動物収容箱。
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