JP4451246B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような問題を解決するため、感光体表面にトナーが付着し難い状態にするために、これまで、感光体の表面に潤滑剤を塗布する方法が提案されてきた。
このような要求に応えるために、近年、接触帯電装置を用いて潤滑材を塗布するという方法が提案されている。
このような、潤滑材の塗布手段を備えた接触帯電装置として、例えば特許文献1に記載の発明では、帯電装置は、像担持体に接触すると共に帯電電圧が印加されて該像担持体を均一に帯電する接触帯電部材と、該帯電部材を支持する弾性部材と、帯電部材に潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材と、帯電部材をクリーニングするクリーニング部材と、これらの部材が収納されるケースを備え、弾性部材の作用により帯電部材への潤滑剤供給とクリーニングとが行われるように構成されており、具体的には、帯電部材を支持している弾性部材の伸縮により潤滑剤供給部材と帯電部材とが接触して、帯電部材への潤滑剤の塗布が行われると同時に、弾性部材の伸縮により帯電部材とクリーニング部材とが接触して帯電部材のクリーニングが行われる構成となっている。
上記のように、接触帯電装置で潤滑材を塗布する構成とすることにより、省スペース化を実現することができる。
またさらに、像担持体のクリーニング装置を備えず、転写残トナーを現像装置で回収する構成とした場合は、上記の現象はより極端に発生することとなる。
そこで本発明では、上記事情に鑑み、帯電装置による潤滑剤塗布により、オゾン発生の低減と、省スペース化と、像担持体のトナーとの付着力の低減を実現し、かつ像担持体における耐汚染性(物質に汚染されにくい性質)を実現することができる画像形成装置を提供することを課題とする。
1.本発明の画像形成装置は、像担持体上に形成された静電潜像をトナーで可視化する画像形成装置であって、少なくとも潜像担持体と、帯電装置と、現像装置及び/又はクリーニング手段とを一体化させたプロセスカートリッジを着脱可能に備える画像形成装置において、前記プロセスカートリッジは、前記帯電装置に含まれる帯電部材が、潤滑剤を供給する手段を有し、該帯電部材は、像担持体に対して接離可能な機構を有し、帯電時は退避し、非帯電時における一定期間は像担持体に接触して、潤滑剤の塗布を行なうことを特徴とする。
2.また、本発明の画像形成装置は、1.に記載の発明において、前記潤滑剤の塗布動作は、帯電装置を通過した像担持体表面が作像に使われないときに行われることを特徴とする。
3.また、本発明の画像形成装置は、1.又は2.に記載の発明において、像担持体上の潤滑剤量を検知または予測し、その量が少ないときに、潤滑剤塗布動作開始することを特徴とする。
4.また、本発明の画像形成装置は、3.に記載の発明において、像担持体上の潤滑剤量の予測は、像担持体上に形成された画像面積の累積値により行うことを特徴とする。
5.また、本発明の画像形成装置は、1.ないし4.のいずれかに記載の発明において、前記潤滑剤量の予測動作または潤滑剤の塗布動作は、作像動作時における、像担持体の動作開始時から、最初に画像形成された領域が潤滑剤塗布装置の位置に到達するまでの時間帯を時間帯T1、作像終了時に最後に画像形成された領域が潤滑剤塗布装置の位置を通過してから、像担持体が停止するまでの時間帯をT2、とした時、T1またはT2の時間帯に行われることを特徴とする。
6.また、本発明の画像形成装置は、1.ないし5.のいずれかに記載の発明において、転写装置通過後に像担持体上に残ったトナーを、現像装置で回収することを特徴とする。
8.また、本発明の画像形成装置は、1.ないし7.のいずれかに記載の発明において、帯電部材の長手方向端部と、像担持体の端部に、スペーサ部材を対向するように設け、帯電時には、帯電部材と像担持体の隙間を前記スペーサ部材により形成し、潤滑剤塗布時には、帯電部材の長手方向に像担持体または帯電部材をずらし、スペーサ部材から外して、両者を接触させる機構を有することを特徴とする。
図1は、本発明の画像形成装置の、特徴部周辺の構造を示す概略図である。
像担持体1の周辺には、帯電装置21、書き込み装置22、現像装置2、転写装置18が配置されている。なお、本発明の画像形成装置では、帯電装置2は非接触の帯電ローラ21を適用している。これにより、ローラが汚染されづらく、オゾンの発生が抑制されるという効果を奏する構成となっている。なお、この印加電圧は、DCのみでも良く、あるいはこれにACが重畳されていても良い。また現像に関しては、本実施例においては2成分現像装置を適用しているが、本発明は1成分現像装置にも適用可能であり、また接触、非接触に関しても選択可能である。また転写装置18に関しては、本実施例においては転写ベルト10を適用しているが、これをローラ転写、コロナ転写としてもよく、また転写材に対する直接転写、あるいは、中間転写体に対する転写であっても良い。
帯電ローラ21は導電性の材質からなり、金属、導電性プラスティック、導電性ゴム、それらの複合体からなり、像担持体1に対して接離可能かつ回転可能に取りつけられている。
またさらに、帯電ローラ21には潤滑剤塗布ローラ15が接触しているが、この潤滑剤塗布ローラ15は、潤滑剤14をこすりとり、帯電ローラ21に塗りつける機能を有するため、適度な表面粗さと当接圧力の均一性を維持するための柔軟性が必要である。このため、ローラ本体はシリコーンゴム、ウレタンゴム、その他合成ゴムで構成し、その表面に比較的硬質の樹脂コート、例えば、ポリアミド、ポリエチレン、PET、フッ素を含有する樹脂等を用いると、耐久性の高いものが得られる。また、ローラとして用いる物は、発泡ゴム、ローラ状ブラシでも良い。しかし、これらは表面の平滑性が低いので、潤滑剤の消費が多くなりがちである。潤滑剤塗布ローラ15は、図示しない回転駆動装置により回転駆動されている。潤滑剤塗布ローラ15の回転軸は本体に回転可能に固定されており、帯電ローラ21の解除と同期して、停止させることが好ましい。回転時の回転方向は、本実施例では、当接箇所において帯電ローラ21と同方向である。
潤滑剤14はブロック状にして、前記塗布ローラに押し付ける。押し付ける方法は、錘をつけて、重力を利用する、ばねをつけて加圧する、さらには、ソレノイド等で加圧力、加圧タイミングを制御する等の方法がある。
潤滑剤均しブレード16は、余分な潤滑剤14をせき止めるとともに、帯電ローラ21に塗布された潤滑剤14を、帯電ローラ21上に均一に均すとともに、しっかりと付着させて余計な所に移行しないようにするための部材である。当接の均一性、耐磨耗性等から、ウレタンゴム、その他合成ゴムのブレードが好ましいが、PET、ポリアミド、等の樹脂ブレードも有効である。
上記のような機構により、帯電ローラ21に、潤滑材14が供給される構造となっている。
一方、帯電ローラ21と像担持体1の当接時は、図2(b)で示すように、帯電ローラ21、または像担持体1を図示しない機構により長手方向にずらす事で、帯電ローラ21を上述のスペーサから外れさせ、両部材を当接させることができる。この方法により、複雑な機構を用いることなく、精度良く、微小なギャップの形成と当接の動作を行う事が可能となっている。
なお、再び隙間を空けるときは帯電ローラ21を逆方向にずらす事になるが、このときは帯電ローラ21が像担持体スペーサ32に乗り上げることになるので、像担持体スペーサ32の角部、帯電ローラ21端部、像担持体1端部は、乗り上げやすいように、面取りしておく事が好ましい。
なお、この潤滑剤塗布動作は、帯電装置を通過した像担持体1表面が、作像に使われないタイミングに行われることがより好ましい。
このような構成とすることにより、帯電ローラ21が、本来の帯電の機能と、潤滑剤の塗布機能という二つの機能を持っても、その両機能を時分割で行うことにより、供給される潤滑剤14が像担持体1上の残留物と混合されるのを回避することができ、帯電ローラ汚染という不具合を起こすこと無く、一連の作像動作を果たす事ができる。
これにより、省スペース化を実現できる構成となっているが、これは上述したような構成とした事により、帯電ローラ21の汚染が防止され、像担持体1上の残留物が潤滑剤14と混合される事態が回避されたために実現できるものである。
なお、ここで、像担持体1に形成された画像の面積の累積値から行われる潤滑剤量の検知または予測動作に関して述べると、像担持体1上にトナーが存在している場合、その表面積が大きいため、多くの潤滑剤は像担持体表面からトナーに接触して付着し、像担持体1からは潤滑剤が消費される。
即ち、像担持体1上に作られるトナー像の面積と、像担持体1から消費される潤滑剤量には相関性がみられる事から、この事実を利用して、トナー像の面積を検知することで潤滑剤の残量の予測することとした。
なお、潤滑剤量の検知または予測動作に関しては、この方法に限定するものでなく、他の方法により行うこととしてもよい。
このT1またはT2の時間帯は、画像形成装置において、像担持体1の初期化や除電処理等を行うのに必要な時間帯である。そこで、これらの時間帯域に潤滑剤量の予測動作または潤滑剤の塗布動作を行うことにより、これら潤滑剤量予測動作または潤滑剤塗布動作のために、専用に像担持体1の回転を設ける必要が無くなり、より効率的にその目的を達することができる。
図3は、本発明の一実施形態である画像形成装置の構成を示す概略図である。画像形成装置本体50に、前記プロセスカートリッジを着脱可能に備える構成とすることにより、該プロセスカートリッジに含まれる部品あるいは装置に起因する故障が起こった場合、このプロセスカートリッジを交換することで、故障部を修理することが可能となるため、早期に装置を復旧させることができる。この点で、メンテナンスに有利であり、サービス時間を短縮することができるという効果が得られる。
2 現像装置
3 現像ローラ
4 現像スリーブ
5 マグネット
6 ドクターブレード
7 現像剤搬送スクリューA
8 現像剤搬送スクリューB
9 現像剤しきり板
10 転写ベルト
11 転写ベルト張架ローラ
12 転写ベルト駆動ローラ
14 潤滑剤
15 潤滑剤塗布ローラ
16 潤滑剤均しブレード
18 転写装置
21 帯電ローラ
22 書き込み装置
31 帯電部材スペーサ
32 像担持体スペーサ
50 画像形成装置
Claims (8)
- 像担持体上に形成された静電潜像をトナーで可視化する画像形成装置であって、少なくとも潜像担持体と、帯電装置と、現像装置及び/又はクリーニング手段とを一体化させたプロセスカートリッジを着脱可能に備える画像形成装置において、
前記プロセスカートリッジは、
前記帯電装置に含まれる帯電部材が、潤滑剤を供給する手段を有し、
該帯電部材は、像担持体に対して接離可能な機構を有し、帯電時は退避し、非帯電時における一定期間は像担持体に接触して、潤滑剤の塗布を行う
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記潤滑剤の塗布動作は、
帯電装置を通過した像担持体表面が作像に使われないときに行われる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記プロセスカートリッジは、
像担持体上の潤滑剤量を検知または予測し、その量が少ないときに、潤滑剤塗布動作開始する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3に記載の画像形成装置において、
像担持体上の潤滑剤量の予測は、像担持体上に形成された画像面積の累積値により行う
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記潤滑剤量の予測動作または潤滑剤の塗布動作は、
作像動作時における、像担持体の動作開始時から、最初に画像形成された領域が潤滑剤塗布装置の位置に到達するまでの時間帯を時間帯T1、作像終了時に最後に画像形成された領域が潤滑剤塗布装置の位置を通過してから、像担持体が停止するまでの時間帯をT2、とした時、
T1またはT2の時間帯に行われる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記プロセスカートリッジは、
転写装置通過後に像担持体上に残ったトナーを、現像装置で回収する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記潤滑剤は、ステアリン酸亜鉛である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記プロセスカートリッジは、
帯電部材の長手方向端部と、像担持体の端部に、スペーサ部材を対向するように設け、
帯電時には、帯電部材と像担持体の隙間を前記スペーサ部材により形成し、
潤滑剤塗布時には、帯電部材の長手方向に像担持体または帯電部材をずらし、スペーサ部材から外して、両者を接触させる機構を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
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