JP4454256B2 - 粒状薬剤の畦畔散布機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、動力散布装置を移動台車に搭載した畦畔散布機の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、移動台車上に動力散布装置や薬剤タンクや走行駆動装置等を配設し、移動台車の一側上に配設されているハンドルを持って作業や走行を行うよう構成されている。また、畦畔上を移動させながら移動台車上に配設されている動力散布装置を作動させて薬剤若しくは肥料等を散布するようにした畦畔動力散布装置(特開2002−361136号公報)に関する技術が公知となっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−361136号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の畦畔散布機は薬剤の散布方向は一側のみであったため、走行方向と作業方向が逆の場合には畦畔上を作業せずに端まで走行した後に反転して作業を行う必要があり、畦畔の端部では狭い畦畔上で方向転換をしなければならず、操作性が悪くなっていた。また、前記畦畔散布機の走行装置と散布装置は独立して駆動する構成であり、操作も別々に行う構成であったため、走行と散布作業の開始時や停止時において、同時に行うことが困難であり、余分に散布したり、終端で散布不足が生じることがあった。また、走行速度と薬剤の散布量との調整は、作業者が手動で行うため、調整ミスが発生しやすく、散布にムラが生じることがあった。そして、散布作業時における薬剤の飛距離は、エンジンの回転数により調節していたので、変形した圃場では回転数を変更しながら作業をすることになり、手間を要するばかりでなく、飛距離を圃場に合わせることは難しい操作となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
請求項1においては、移動台車(16)上に動力散布装置(17)を配設し、該移動台車(16)下部には、走行駆動可能に走行輪(9・9)を配置した自走式の粒状薬剤の畦畔散布機(1)において、前記移動台車(16)の前部及び後部にそれぞれハンドル(5・5)を設け、該前後のハンドル(5・5)にそれぞれ操作部を配置し、前記動力散布装置(17)は薬剤タンク(2)と散布用ファン(18)とシュート(24)を具備し、該散布用ファン(18)の回転軸を、前後方向に水平に配置して散布用ファン(18)を駆動可能に構成し、前記シュート(24)の基部は、該散布用ファン(18)の吐出部と連通され、該シュート(24)の上端に吐出口(23)を設け、該シュート(24)と、散布用ファン(18)のファンケース(18a)は、該散布用ファン(18)の回転軸を中心に左右方向に回動して、吐出方向及び吐出角度を変更可能とし、該散布用ファン(18)の側方の位置に、該シュート(24)の吐出口(23)を位置させて散布可能とし、前記薬剤タンク(2)のシャッター(3)の下部に、ガイド管(27)の上部を連通し、該ガイド管(27)の下部は、前記散布用ファン(18)のファンケース(18a)の吸気口と連通したものである。
【0007】
請求項2においては、請求項1記載の粒状薬剤の畦畔散布機において、前記走行輪(9・9)をモータ(30)で駆動し、走行部に走行速度検知センサ(120)を設けるとともに、動力散布装置(17)の薬剤タンク(2)下部にシャッター(3)を設け、該シャッター(3)を開閉駆動する手段と、該シャッター(3)の開度を検知する開度センサ(123)とを設け、該開閉駆動手段と開度センサ(123)と前記モータ(30)と走行速度検知センサ(120)をそれぞれ制御部(100)と接続し、走行に連動してシャッター(3)を開閉可能に構成したものである。
【0008】
請求項3においては、請求項1記載の粒状薬剤の畦畔散布機において、前記畦畔散布機(1)の走行速度を検知する走行速度検知センサ(120)と、前記動力散布装置の薬剤タンク(2)下部にシャッター(3)を設け、該シャッター(3)を開閉駆動する手段と、該シャッター(3)の開度を検知する開度センサ(123)と、動力散布装置(17)の散布用ファン(18)を駆動する手段と、該散布用ファン(18)の回転数を検知するファン回転数センサ(121)とを制御部(100)と接続し、走行速度に連動して散布用ファン(18)の回転数と、シャッター(3)の開度を変更可能に構成したものである。
【0009】
請求項4においては、請求項1記載の粒状薬剤の畦畔散布機において、前記シュート(24)に距離センサ(33)を設けて、圃場の側方端までの散布距離を検知し、該距離センサ(33)を制御部(100)と接続し、散布距離に応じて、該散布用ファン(18)の回転数、及びシャッター(3)の開度を変更可能に構成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
【0011】
図1は本発明に係る粒状薬剤の畦畔散布機の全体側面図、図2は薬剤タンクとシャッター部分の拡大断面図、図3は距離センサとシュートとファン部分の概略正面図、図4は制御ブロック図である。
【0012】
粒状薬剤の畦畔散布機1の全体構成について図1を用いて以下に説明する。なお、図において、A方向を前方方向として以下に説明する。また、本実施例では粒状の薬剤を散布する場合について説明する。図に示す、畦畔散布機1は、移動台車16と動力散布装置17からなり、該動力散布装置17は移動台車16上に載置されている。該動力散布装置17は薬剤タンク2と散布用ファン18とシュート24を備えている。該シュート24基部は散布用ファン18の吐出部と連通され、該シュート24の上端に吐出口23を設け、該シュート24の上部に距離センサ33が配置されている。該吐出口23の内部には吐出方向を整え、略均等に吐出するための弁体が配設されている。前記シュート24はファン18の回転軸を中心に左右方向に回動して、吐出方向及び吐出角度を変更可能としており、該吐出口23と距離センサ33は左右吐出方向を変更したときは、それぞれ軸心を中心に左右回動して、吐出方向及びセンシング方向を変更可能に構成している。該シュート24と散布用ファン18のファンケース18aは、移動台車16に対して、図示しない長孔とネジ等により任意の角度に固定することを可能としているが、モータ等の角度変更手段により吐出角度を変更可能として、到達距離や散布範囲を変更可能とすることもできる。なお、吐出口23にキャップを設けて角度変更可能に構成して、吐出方向を更に精度良く調節できるように構成することもできる。また、前記距離センサ33はレーザ式や超音波式やドップラー式等を採用することができ限定するものではない。また、距離センサ33の配置位置はシュート24に限定せず、移動台車16上に配置することができる。
【0013】
前記散布用ファン18はファンケース18a内に羽根を有し、該羽根の駆動軸は前後水平方向に配置され、入口を後部に設け、吐出口を側部に設けて、側方に吐出できるようにしている。該羽根は駆動手段としてモータ20の駆動軸と連結されて駆動される。つまり、従来のブロードキャスタの如く、駆動軸が鉛直方向であると、水平方向に扇状に広がって作業時には重なり部分多く、始端や終端において、散布されない部分ができたり、または、圃場以外の部分に散布してしまうおそれがあった。本実施例の如く、駆動軸を前後水平方向とすることにより、側方に散布することができて、無駄な散布をなくすことができ、散布距離調整も容易にできるようになるのである。前記モータ20は移動台車16のハンドル5上に設けた操作部25・25の散布距離調節手段により回転数を変更可能とし、該散布距離調節手段とモータ20は制御部100と接続されている。該散布距離調節手段はレバーやツマミ等で構成され、自動または手動で調節できる。なお、操作部25はハンドル上または近傍の任意位置に配置される。
【0014】
前記薬剤タンク2は移動台車16上に固定され、該薬剤タンク2内に粒状の薬剤または肥料が充填され、該薬剤タンク2の下部の出口には散布量を調節するためのシャッター3が設けられている。該シャッター3は駆動手段となるモータ26により開閉駆動され、該モータ26により開閉されたシャッター3の開度は開度センサ123により検知され、該開度センサ123はシャッター3の回動基部に設けられ、該開度センサ123及びモータ26は制御部100と接続されている。該制御部100にはモータ26と操作部25に設けた散布量調節手段が接続され、該散布量調節手段により薬剤または肥料の落下量を調節して散布量を手動または自動で変更可能としている。但し、前記駆動手段及びシャッターの構成は限定せず、駆動手段はモータに限定せず、シリンダやソレノイド等で構成することも可能である。また、シャッターは水平方向に摺動したり、鉛直の軸を中心回転させて、開閉する等の構成とすることもできる。前記シャッター3の下部にはガイド管27の上部が連通され、該ガイド管27の下部は前記散布用ファン18のファンケース18aの入口と連通されている。
【0015】
前記移動台車16は、機台フレーム28の前端から上前方へ、また、機台フレーム28の後端から上後方へそれぞれハンドル5・5が突設され、該ハンドル5・5上部にそれぞれ操作部25・25を配設している。このような配置とすることで、狭い畦畔上で移動台車16の前または後に作業者が位置して、畦畔散布機1を前方または後方へ移動させながら作業を行うことができ、圃場端に至ると、作業者が逆のハンドル側へ移動して操作することで、畦畔散布機1を旋回させることなく、進行方向を逆にして操作ができるようになるのである。
【0016】
前記機台フレーム28上に各部の電装品に電力を供給するバッテリ21と動力散布装置17が載置され、該機台フレーム28の前下部と後下部に走行フレームを介して走行輪9・9が前後1列に配置され、該機台フレーム28の前後中途部の左右両側からアーム29・29が下方に突出され、該アーム29・29の先端にガイドローラ22・22が回転自在に配設されている。該アーム29・29は機台フレーム28に対して前後及び上下に回動可能に配設され、前進時と後進時においてアーム29・29を前後に回動してガイドローラを前輪側に配置することにより操縦性を良くして、両側から畦畔を挟んでガイドし、非作業時には機台フレーム28の側方まで回動して収納し、走行の邪魔にならないようにしている。なお、アーム29・29に操作リンク等を連結して操作部まで延設して、操作部でアーム29・29を回動操作するように構成することもでき、また、アーム29の回動基部にモータ等のアクチュエータを配置して、操作部でレバー等により回動操作するように構成することもできる。
【0017】
前記走行輪9・9は前後いずれか一方または両方が駆動輪としており、該走行輪9の車軸上にモータ30の駆動軸が連結され、該走行輪9をモータ30で直接駆動する構成としている。本実施例では後部のみモータ30が配設されて駆動する構成としているが、前後両方駆動する構成とすることもできる。該モータ30は制御部100と接続され、前記操作部25には変速手段が設けられて制御部100と節即され、変速手段を操作することにより、前進または後進または停止させることができ、走行速度も変更できるようにしている。また、走行輪9には速度センサ120が配置され走行速度を検知し、制御部100に入力し、作業時には設定速度で走行させ、停止すると散布も停止するように制御している。
【0018】
次に、図3、図4を用いて散布制御について説明する。前記制御部100には畦畔散布機1の走行速度を検知する速度センサ120、ファン18の回転数を検知する回転数センサ121、シュート24の角度を検知する角度センサ122、散布する圃場の側方端まで、つまり散布最長距離を検知する距離センサ33、シャッター3の開度を検知する開度センサ123がそれぞれ接続されて、検知した値を入力する。また、制御部100より制御信号を出力して作動させるためのアクチュエータとして、ファン18を駆動するモータ20、シャッター3を開閉するモータ26、走行輪9を駆動するモータ30が接続されている。
【0019】
更に、走行速度や散布量を設定したり、手動で変更するためのスイッチやレバーやツマミやテンキーや表示部等が操作部25に設けられて制御部100と接続されている。なお、操作部はタッチパネル等で構成することもできる。前記制御部100は移動台車16上または操作部等の任意位置に設けられ、該制御部100はCPU101やメモリ102等を備えている。そして、散布する肥料や薬剤等は作物毎に所定面積に対して散布量が略決められているので、その散布量と散布距離に対して、走行速度と、ファンの回転数と、シャッターの開度と、シュートの角度との適正値がマップとして該メモリ102に記憶されている。また、該メモリ102には制御プログラムも記憶させている。
【0020】
次に、散布作業の具体例を説明する。まず、畦畔散布機1を圃場の作業始端位置まで移動し、アーム29を下方へ回動して畦畔上で安定して停止できるようにする。そして、操作部25において、肥料または薬剤等の粒剤の種類(大きさや比重等が決定される)を入力し、単位面積当たりの散布量を入力する。次に、散布距離が短い場合や変形の圃場では、自動で散布距離を検知して散布作業を行う「自動距離散布」を選択する。このとき、距離センサ33により圃場の側方端までの距離を測定する。また、散布距離が長い(圃場の幅が広い)場合には両側から散布するため、中間までの距離を入力、またはその距離を測定する。こうして、散布距離が決定されると、圃場端まで粒剤を到達させるのに可能なシュート24の角度が表示されるので、その角度に調節してシュート24を固定する。なお、シュート24はアクチュエータにより自動で角度変更することもできる。角度センサ122によりシュート24の正確な角度が検知され、制御部100にその角度が入力されて、その角度に対応して、該制御部100ではファン18の回転数とシャッター3の開度と走行速度が演算される。
【0021】
そして、スタートボタン(作業スイッチ)を押すと、ファン18が駆動され、所定の回転数に達すると、シャッター3が開けられて、走行モータ30が駆動されて、散布作業が開始される。散布作業時において、薬剤を定められた量より多く散布したい場合や少なく散布したい場合には、操作手段により手動でシャッターを開閉操作でき、手動操作が優先される。また、走行速度を変更したい場合にも操作手段により、走行速度を手動で変更でき、このとき、走行速度を速くするとシャッター3の開度は大きく調整され、遅くするとシャッター3はそれに合わせて閉じられ、散布量が定められた量になるように制御される。
【0022】
また、変形した圃場の散布作業時においては、距離センサ33により圃場の側方端までの距離が常時検出されており、その距離が長くなると、シャッター3の開度は大きく開けられると同時に、ファン18の回転数も増加されて、その距離が長くなる分、到達距離も長くなるように制御される。逆に短くなる場合には、シャッター3の開度は小さくなるように閉じられて、ファン18の回転数も減少される。但し、ファン18の回転数を変更する代わりに、シュート24の角度を変更するように制御することもできる。そして、圃場端に至り、作業スイッチを押すと、シャッター3は閉じられ、ファン18と走行モータが停止される。そして、変速レバーを操作すると前進または後進ができる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0024】
請求項1に示す如く、移動台車(16)上に動力散布装置(17)を配設し、該移動台車(16)下部には、走行駆動可能に走行輪(9・9)を配置した自走式の粒状薬剤の畦畔散布機(1)において、前記移動台車(16)の前部及び後部にそれぞれハンドル(5・5)を設け、該前後のハンドル(5・5)にそれぞれ操作部を配置したので、狭い畔等で作業する際に、前後どちらからでも操作することが可能となり、圃場端に至り、逆の方向へ移動するときには、方向転換をする必要がなく、前後逆に作業者が移動するだけで容易に進行方向を変更できるようになるのである。
【0025】
また、前記動力散布装置(17)は薬剤タンク(2)と散布用ファン(18)とシュート(24)を具備し、該散布用ファン(18)の回転軸を、前後方向に水平に配置して散布用ファン(18)を駆動可能に構成し、前記シュート(24)の基部は、該散布用ファン(18)の吐出部と連通され、該シュート(24)の上端に吐出口(23)を設け、該シュート(24)と、散布用ファン(18)のファンケース(18a)は、該散布用ファン(18)の回転軸を中心に左右方向に回動して、吐出方向及び吐出角度を変更可能とし、該散布用ファン(18)の側方の位置に、該シュート(24)の吐出口(23)を位置させて散布可能とし、前記薬剤タンク(2)のシャッター(3)の下部に、ガイド管(27)の上部を連通し、該ガイド管(27)の下部は、前記散布用ファン(18)のファンケース(18a)の吸気口と連通したので、粒状の薬剤を散布することが可能となったのである。
また、前記動力散布装置の散布用ファンの回転軸を前後水平方向に配置して駆動可能に構成し、該散布用ファンの側方に吐出口を設けたので、散布用ファンの回転軸が鉛直方向であると、横方向への散布の広がりが多かったが、本発明の散布用ファンを使用した場合は、前後方向への散布の広がりを抑えることができ、側方に均一な散布ができるのである。
【0026】
請求項2に示す如く、請求項1記載の粒状薬剤の畦畔散布機において、前記走行輪(9・9)をモータ(30)で駆動し、走行部に走行速度検知センサ(120)を設けるとともに、動力散布装置(17)の薬剤タンク(2)下部にシャッター(3)を設け、該シャッター(3)を開閉駆動する手段と、該シャッター(3)の開度を検知する開度センサ(123)とを設け、該開閉駆動手段と開度センサ(123)と前記モータ(30)と走行速度検知センサ(120)をそれぞれ制御部(100)と接続し、走行に連動してシャッター(3)を開閉可能に構成したので、畦畔散布機1の走行、停止に合わせて薬剤の散布を開始、終了することができるのである。また、走行速度に合わせて吐出量を増減でき、均一な散布が可能となる。
【0027】
請求項3に示す如く、請求項1記載の粒状薬剤の畦畔散布機において、前記畦畔散布機(1)の走行速度を検知する走行速度検知センサ(120)と、前記動力散布装置の薬剤タンク(2)下部にシャッター(3)を設け、該シャッター(3)を開閉駆動する手段と、該シャッター(3)の開度を検知する開度センサ(123)と、動力散布装置(17)の散布用ファン(18)を駆動する手段と、該散布用ファン(18)の回転数を検知するファン回転数センサ(121)とを制御部(100)と接続し、走行速度に連動して散布用ファン(18)の回転数と、シャッター(3)の開度を変更可能に構成した走行速度に合わせた薬剤散布ができるので、均一な薬剤散布が可能となり、また、散布距離が長くなったり、短くなったりしても、その距離に合わせてファンの回転数と落下量を変更して、散布量を均一にすることができるのである。
【0028】
請求項4に示す如く、請求項1記載の粒状薬剤の畦畔散布機において、前記シュート(24)に距離センサ(33)を設けて、圃場の側方端までの散布距離を検知し、該距離センサ(33)を制御部(100)と接続し、散布距離に応じて、該散布用ファン(18)の回転数、及びシャッター(3)の開度を変更可能に構成したので、散布する圃場の側方端までの距離を自動的に検知して、その距離と、畦畔散布機1の走行速度に合わせた薬剤の散布量を調整でき、変形した圃場であっても、均一な薬剤散布が可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る畦畔散布機の全体側面図。
【図2】 薬剤タンク、シャッター部分の拡大断面図。
【図3】 距離センサとシュートとファン部分の概略正面図。
【図4】 制御ブロック図。
【符号の説明】
1 畦畔散布機
2 薬剤タンク
3 シャッター
5 ハンドル
17 動力散布装置
18 散布用ファン
33 距離センサ
100 制御部
120 走行速度検知センサ
121 ファン回転数センサ
122 角度センサ
123 開度センサ
Claims (4)
- 移動台車(16)上に動力散布装置(17)を配設し、該移動台車(16)下部には、走行駆動可能に走行輪(9・9)を配置した自走式の粒状薬剤の畦畔散布機(1)において、前記移動台車(16)の前部及び後部にそれぞれハンドル(5・5)を設け、該前後のハンドル(5・5)にそれぞれ操作部を配置し、前記動力散布装置(17)は薬剤タンク(2)と散布用ファン(18)とシュート(24)を具備し、該散布用ファン(18)の回転軸を、前後方向に水平に配置して散布用ファン(18)を駆動可能に構成し、前記シュート(24)の基部は、該散布用ファン(18)の吐出部と連通され、該シュート(24)の上端に吐出口(23)を設け、該シュート(24)と、散布用ファン(18)のファンケース(18a)は、該散布用ファン(18)の回転軸を中心に左右方向に回動して、吐出方向及び吐出角度を変更可能とし、該散布用ファン(18)の側方の位置に、該シュート(24)の吐出口(23)を位置させて散布可能とし、前記薬剤タンク(2)のシャッター(3)の下部に、ガイド管(27)の上部を連通し、該ガイド管(27)の下部は、前記散布用ファン(18)のファンケース(18a)の吸気口と連通したことを特徴とする粒状薬剤の畦畔散布機。
- 請求項1記載の粒状薬剤の畦畔散布機において、前記走行輪(9・9)をモータ(30)で駆動し、走行部に走行速度検知センサ(120)を設けるとともに、動力散布装置(17)の薬剤タンク(2)下部にシャッター(3)を設け、該シャッター(3)を開閉駆動する手段と、該シャッター(3)の開度を検知する開度センサ(123)とを設け、該開閉駆動手段と開度センサ(123)と前記モータ(30)と走行速度検知センサ(120)をそれぞれ制御部(100)と接続し、走行に連動してシャッター(3)を開閉可能に構成したことを特徴とする粒状薬剤の畦畔散布機。
- 請求項1記載の粒状薬剤の畦畔散布機において、前記畦畔散布機(1)の走行速度を検知する走行速度検知センサ(120)と、前記動力散布装置の薬剤タンク(2)下部にシャッター(3)を設け、該シャッター(3)を開閉駆動する手段と、該シャッター(3)の開度を検知する開度センサ(123)と、動力散布装置(17)の散布用ファン(18)を駆動する手段と、該散布用ファン(18)の回転数を検知するファン回転数センサ(121)とを制御部(100)と接続し、走行速度に連動して散布用ファン(18)の回転数と、シャッター(3)の開度を変更可能に構成したことを特徴とする粒状薬剤の畦畔散布機。
- 請求項1記載の粒状薬剤の畦畔散布機において、前記シュート(24)に距離センサ(33)を設けて、圃場の側方端までの散布距離を検知し、該距離センサ(33)を制御部(100)と接続し、散布距離に応じて、該散布用ファン(18)の回転数、及びシャッター(3)の開度を変更可能に構成したことを特徴とする粒状薬剤の畦畔散布機。
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