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JP4456934B2 - 家具用折りたたみ脚 - Google Patents
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JP4456934B2 - 家具用折りたたみ脚 - Google Patents

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Description

本発明は支杆頂部の摺動により脚を起倒するテーブル、座卓等の家具用折りたたみ脚に関するものである。
従来から図13で示すように天板24の裏面にコ字状の脚1を回動自在に設け、脚1の途中に支杆2′の先端2″を回動自在に設け、天板24の裏面に細長板8で通過路9を形成し、通過路9内で支杆頂部2を摺動させて脚1を起倒自在に設け、通過路9の内外端に第1および第2の受部10a、11aを形成し、支杆頂部2を第2の受部11aに位置させて脚1を起立保持するとともに支杆頂部2を前記第1の受部10aに位置させて脚1を伏倒保持する家具用折りたたみ脚が知られている。
従来のコ字状の脚1はいずれも鉄等の金属パイプを折り曲げて一体的に形成されたものである。しかし、脚1の起倒脚部a、aは暖かみ等の感覚上の点、高級化の点および安全性の点から木製化が求められている。したがってコ字状の木製脚を一体的に折曲げて形成するか、図12で示すように起倒脚部eを木製にし、起倒脚部eの上下に間隔をおいて遊挿孔c、c′を穿ち、遊挿孔cにはボルトdを貫通して水平部b内に固着したナットfに螺着し、遊挿孔c′にピンgを貫通し、支杆2′の先端2″をピンgに回動自在に連結すればよいのであるが、前者は製作上極めて困難であり、また後者(本願発明者が今般の出願にあたり、発明に至る間に試作した失敗例)は木が温度や湿度等の外因の影響により距離l間の位置が狂いやすく、その結果、前記支杆頂部が前記第1および第2受部位置に正確に位置せず、確実に起立保持若しくは伏倒保持をすることができない。しかも距離lが後述の本発明の実施の形態よりも小さく起立状態における起倒脚の安定度が低い。
実公昭61−32507号公報
本発明は木製の起倒脚を温度、湿度等の外的条件にかかわりなく、支杆頂部を所定位置に置くことができ、起倒時の保持を確実にすることができるようにすることを課題とする。
また脚の起倒手段を容易に製造できるようにすることを課題とする。
さらにテーブル等の家具の利用者の足が支杆に触れない範囲で、脚を安定良く起立できるようにすることを課題とする。
また全体の強度および安定性が大きくなるようにすることを課題とする。
さらに起倒脚が起立・伏倒時ともに確実にロックされるようにすることを課題とする。
本発明の第1の手段は天板の裏面にコ字状の脚を回動自在に設け、前記脚の途中に支杆の先端を回動自在に設け、前記天板の裏面に細長板で通過路を形成し、前記通過路内で支杆頂部を摺動させて前記脚を起倒自在に設け、前記通過路の内外端に第1および第2の受部を形成し、前記支杆頂部を前記第2の受部に位置させて前記脚を起立保持するとともに前記支杆頂部を前記第1の受部に位置させて前記脚を伏倒保持する家具用折りたたみ脚において、前記コ字状の脚が前記天板の裏面側に位置する金属製の回動パイプの両端にそれぞれ木製の起倒脚を結合して成り、前記結合手段が前記回動パイプの両端にそれぞれ細長状の金属片を固着し、前記各金属片に間隔をおいて第1および第2のねじ孔を螺設し、前記第2のねじ孔の下方に取付けた内向ピン部に八の字状の前記支杆の先端を回動自在に設け、前記各起倒脚の内側上方から嵌め溝を削成し、前記嵌め溝に前記金属片を嵌め、各起倒脚に前記第1および第2のねじ孔に対応する第1および第2の遊挿孔を貫通し、各起倒脚の外方から前記第1および第2の遊挿孔に第1および第2のボルトを遊挿するとともに前記第1および第2のねじ孔に螺着することを特徴とするものである。
また本発明の第2の手段は、回動パイプが丸パイプであり、前記丸パイプが天板の裏面に取付けられた受具により自転回動自在に取付けられたことを特徴とするものであり、さらに本発明の第3の手段は、回動パイプが角パイプであり、前記角パイプが天板の裏面に取付けられた蝶番の軸を中心にして公転回動自在に取付けられたことを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は各金属片に螺設した第1のねじ孔が回動パイプの中心より上方位置にあることを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は蝶番の第1の細長板が天板の裏面に固定され、第2の細長板が外側片と内側片とからなるL字板であり、前記外側片に角パイプの内向面が固定され、しかも前記角パイプの上向面と各起立脚の上端平面とが同一高さ位置であることを特徴とするものである。
本発明の第6の手段は脚の起立保持および伏倒保持する手段が、薄板製の第1および第2の係止板をそれぞれ排除斜縁およびこれに連なる係止斜縁からなる弧状山型に形成し、前記各係止板の下方からそれぞれハンドルレバーを一体的に延出し、しかも各ハンドルレバーの端部を前記各係止板と同方向に膨出し、通過路の下方に取付けた前後1対の回動軸に前記各係止板の前方を回動自在に設け、コイルバネにより前記各係止板を常時は前記通過路内に突出させ、しかも前記コイルバネにより脚起立時には前記第2の係止板の係止斜縁を介して前記支杆頂部を外端の第2の受部側に位置させるとともに前記ハンドルレバーの膨出端部を天板側に押圧し、前記ハンドルレバーの引下げ時には前記第2の係止板を前記通過路から排除自在にし、また前記コイルバネにより脚折りたたみ時には前記第1の係止板の係止斜縁を介して前記支杆頂部を前記内端の第1の受部側に位置させるとともに前記ハンドルレバーの膨出端部を前記天板側に押圧し、前記ハンドルレバーの引下げ時には前記第1の係止板を前記通過路から排除自在にすることを特徴とするものである。
本発明の第1の手段によれば、木製の起倒脚を温度、湿度等の外的条件にかかわりなく、支杆頂部を所定位置に置くことができ、起倒時の保持を確実にすることができる。つまり回動パイプに金属片が固着され、かつ金属片に取付けた内向ピン部に支杆先端を回動自在に設けてあり、木製の起倒脚を直接、回動パイプに固着したり内向ピンを直接、木製の起倒脚に取付けるものではないため、これらは木製脚のように温度、湿度等の外因による変動を受ける影響がなく、位置的な狂いを生せず、支杆頂部にずれがなく、木製脚の起倒保持を確実にすることができる。
本発明の第2および第3の手段によれば、請求項1の効果に加え、脚の起倒手段を容易に製することができる。
本発明の第4の手段によると、請求項1の効果に加え、次の効果を奏する。
支杆先端を回動自在に取付ける内向ピン部の位置は支杆が使用者の足と接触しない位置に限定せざるを得ないが、内向ピン部と第1のねじ孔との間隔Lは大きいほど強度が大きい。つまり第1のねじ孔を回動パイプの中心に位置させたのでは、前記間隔が小さくなるが、本発明は上方に位置させた分大きくなり、しかもボルト締めと、内向ピン部の取付けを金属片に行なったので強度が大きくなる。そのためテーブル、座卓等の家具の利用者の足が支杆に触れない範囲で、脚を安定良く起立できるようにすることができる。
本発明の第5の手段によると、請求項3の効果に加え、脚起立時に天板の裏面に角パイプの上向面と起立脚の上端平面とを接触させることができ、全体の強度を大きくすることができ、しかも安定性がより向上する。
しかも回動パイプが角パイプなので図6で示すように第1のねじ孔を丸パイプよりもさらに上方に位置させることが可能で、その分、支杆先端を上方に位置させることができ、使用者の足に、より確実に接触することがなくなる。
本発明の第6の手段によると、請求項1の効果に加え、次の作用・効果を有する。
伏倒ロックされている起倒脚を起立する場合は、図8で示すように第1の係止板のハンドルレバーをつかんで仮想線位置にして第1の係止板を通過路から排除し、起倒脚を握持して起立方向に回動すれば支杆頂部が通過路内を外方に摺動し、また支杆頂部の摺動後はバネ圧により第1の係止板およびハンドルレバーは実線位置に復帰する。さらに起倒脚を起立方向に回動すると、支杆頂部が、常時はバネ圧により通過路内に突出している係止板の排除斜縁を押圧していき、第2の係止板を通過路外に排除する。支杆頂部が外端の受部側に位置するとコイルバネの復元力により第2の係止板は元の位置に復帰し、しかもハンドルレバーの膨出端部が天板側に押付けられ、仮想線で示す支杆頂部は第2の係止板の係止斜縁を介して安定良く停止し、ここに起倒脚の安定性が保持される。なお起倒脚を折りたたむ場合は,ハンドルレバーをつかんで第2の係止板を時計方向に回動し、通過路から排除し、握持した起倒脚を折りたたみ方向に回動すれば支杆頂部が通過路内を内方に摺動し、また支杆頂部の摺動後はバネ圧により第1の係止板およびハンドルレバーは実線位置に復帰する。つまり脚を起倒して支杆頂部が通過路の外内端に移動した場合に支杆頂部は正確な位置に来て安定性が良好となり、ひいては脚を安定良く起倒させることができる。
図8、9で示すように鉄板製で、かつ溝8′状底面および長手方向への段付両側板8a、8aを有する細長板8の両端を上方に折り曲げて支杆頂部2の通過路9および支杆頂部2の内端の受部10a、外端の受部11aを形成し、また受部10a、11aの直前に細長孔を切欠いて係止板挿通孔13を形成するとともにこの係止板挿通孔13の両側へ凹陥部を設けて軸受14、14を形成し、さらに回動軸4a、4bを巻装固着するとともに係止板挿通溝15を有する鉄板16、16を受部10a、11aに添接かつ固着し、各鉄板16をさらに内方に折り曲げかつ延長して水平状の取付部17、17を形成し、回動軸4a、4bを鉄板16の巻装部16′とともに軸受14、14に固定し、一方薄板状鉄板をもって形成した係止板3a、3bの前方位置に回動軸4a、4bへの挿通孔19を穿ち、この係止板3a、3bの形状を、図示のように凸弧状の排除斜縁5a、5bおよびこれに連なる凸弧状の係止斜縁6a、6bとを有する山型に形成し、この係止板3a、3bの底部にバネ端係止部20を設け、しかも後方に指孔21を穿つとともにゴムカバー22を被覆した輪状の膨出端部23′を有するハンドルレバー23a、23bを係止板3a、3bの下方かつ後方に一体的に形成し、前記膨出端部23′を係止板3a、3bと同方向に向け、挿通孔19を回動軸4a、4bに回動自在に外挿してこの係止板3a、3bを受部10a、11aの直前に位置する係止板挿通孔13、係止板挿通溝15から通過路9内に挿入し、また回動軸4a、4bにそれぞれコイルバネ7を巻装し、このコイルバネ7の一端を細長板8の溝壁8″に挿入かつ係止し、他端をバネ端係止部20に係止し、このコイルバネ7の弾力により係止板3a、3bを常時、通過路9内に突出させ、各コイルバネ7の弾力により係止斜縁6b、6aを介して、起倒脚1の起倒時に存在する支杆頂部2を受部11a、10a側に位置させ、しかも各コイルバネ7の弾力によりハンドルレバー23a、23bの膨出端部23′をテーブルの天板24裏面側に押圧するものである。
さらに第1の実施の形態では、図1で示すように天板24裏面の略両端に1対のコ字状の脚1、1を合成樹脂製の受具27、27により回動自在に取付け、各八字状の支杆2′の先端2″、2″を脚1の中途に回動自在に取付け、細長板8の幅と略等しい幅に形成したコ字状の支杆頂部2を通過路9に摺動自在に置き、本ロック装置を1対、木ネジ28、28で天板24裏面に固定するものである。
図1〜3により前記各コ字状の脚1についてさらに具体的に説明すれば、前記受具27、27により取付ける水平部を金属製の丸パイプからなる自転回動自在な回動パイプ100で形成し、回動パイプ100の両端にそれぞれ細長小判状で、かつ例えば鉄片のような金属片101、101を溶接により固着する。各金属片101には間隔をおいて第1および第2のねじ孔102、103を螺設する。第1のねじ孔102は回動パイプ100の中心位置でもよいが、後述のように中心より上方位置に螺設する方が好ましい。各金属片101の第2のねじ孔103のさらに下方にピン遊挿孔104を穿設し、有頭ピン105を貫通し、頭部106を金属片101に溶着により固着し、内向ピン部105′にプラスチック製のスリーブsを外挿し、さらに支杆2′の先端2″、2″に穿った各ピン遊挿孔2aを内向ピン部105′に回動自在に外挿し、内向ピン部105′の先端をリベット状に形成して各先端2″が横方向にガタつくことなく、かつ支杆2′が内向ピン部105′、105′を中心に回動可能に取付ける。
また各脚1を構成する起倒脚107、107を例えばブナ・ナラ材のような木をもって形成する。そして脚1の回動時に各起倒脚107の先端部分が天板24の裏面に突き当って回動不能とならないように突き当り部分107′を削成する。さらに各起倒脚107の内側上端から嵌め溝108を削成し、嵌め溝108に金属片101を嵌め、各起倒脚107の外方から第1および第2のねじ孔102、103に対応する第1および第2の遊挿孔109、110を水平に貫通する。各起倒脚107の外方から第1および第2のボルト111、112を第1および第2の遊挿孔109、110に貫挿するとともに各先端を第1および第2のねじ孔102、103に緊締する。
また第2の実施の形態では、図4で示すように天板24裏面の略両端に1対のコ字状の脚1、1を蝶番270、270により回動自在に取付け、各八字状の支杆2′の先端2″、2″を脚1の中途に回動自在に取付け、細長板8の幅と略等しい幅に形成したコ字状の支杆頂部2を通過路9に摺動自在に置き、本ロック装置を1対、木ネジ28、28で天板24裏面に固定するものである。
図4~7により前記各コ字状の脚1についてさらに具体的に説明すれば、前記蝶番270、270により取付ける水平部を金属製の角パイプからなる公転回動自在な回動パイプ100で形成し、回動パイプ100の両端にそれぞれ細長小判状で、かつ例えば鉄片のような金属片101、101を溶接により固着する。このとき各金属片101の上端と角パイプからなる回動パイプ100の上面とを同一高さ位置になるように固着する。また各蝶番270は図7で示すように軸271に回動自在に取付けた第1の細長板272を天板24の裏面にねじ止めし、軸271に回動自在に取付けた第2の細長板273を外側片274と内側片275とからなるL字板で形成し、外側片274を角パイプからなる回動パイプ100の内向面に溶接により固着する。図5で示すように各金属片101には間隔をおいて第1および第2のねじ孔102、103を螺設する。第1のねじ孔102は回動パイプ100の中心位置でもよいが、後述のように中心より上方位置に螺設する方が好ましい。各金属片101の第2のねじ孔103のさらに下方にピン遊挿孔104を穿設し、有頭ピン105を貫通し、頭部106を金属片101に溶着により固着し、内向ピン部105′にプラスチック製のスリーブsを外挿し、さらに支杆2′の先端2″、2″に穿った各ピン遊挿孔2aを内向ピン部105′に回動自在に外挿し、内向ピン部105′の先端をリベット状に形成して各先端2″が横方向にガタつくことなく、かつ支杆2′が内向ピン部105′、105′を中心に回動可能に取付ける。
また各脚1を構成する起倒脚107、107を例えばブナ・ナラ材のような木をもって形成する。しかも脚1の上端を水平面に形成する。さらに各起倒脚107の内側上端から嵌め溝108を削成し、嵌め溝108に金属片101を嵌め、各起倒脚107の外方から第1および第2のねじ孔102、103に対応する第1および第2の遊挿孔109、110を水平に貫通する。各起倒脚107の外方から第1および第2のボルト111、112を第1および第2の遊挿孔109、110に貫挿するとともに各先端を第1および第2のねじ孔102、103に緊締する。
図10、11に示すものはロック装置の他の実施の形態であり、これは前記第1・2の実施の形態の脚1を伏倒保持する手段が前述のロック装置であったものを第1の受部10aの近傍に合成樹脂からなる当たり止め41を取付け、その頭部40を通過路9に臨ませたものであり、頭部9を支杆頂部2で押圧した後、第1の受部10aに係止させ、脚1を折りたたむようにしたものであり、先のロック装置の形態に比べて安価に製造できる。しかし後述のように先のロック装置の形態の方が折りたたんだ脚が微動だにせず、安定性が良い。この他のロック装置の形態は前記点を除き、折りたたみ脚の構成は先のロック装置の形態と同一であり、同一部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、本願の特許請求の範囲の請求項1においては先のロック装置の形態は勿論、後のロック装置の形態のものも含まれ、いずれにしても当該請求項1に記載したコ字状の脚、金属片等の構成、支杆先端との係わる手段と同一若しくは均等であれば、天板の裏面にコ字状の脚を回動自在に設け、前記脚の途中に支杆の先端を回動自在に設け、前記天板の裏面に細長板で通過路を形成し、前記通過路内で支杆頂部を摺動させて前記脚を起倒自在に設け、前記通過路の内外端に第1および第2の受部を形成し、前記支杆頂部を前記第2の受部に位置させて前記脚を起立保持するとともに前記支杆頂部を前記第1の受部に位置させて前記脚を伏倒保持する家具用折りたたみ脚内での具体的構成を変形させても前記請求項1に包含するものである。
次に本発明の実施の形態の使用法および作用を説明すれば、まず図1・4右側に示すように折りたたまれている起倒脚107を起立するには、図8で示す指孔21に指を掛け、ハンドルレバー23aを図8における反時計方向(図1・4における時計方向)に回動させる。ここに係止板3aは図8鎖線で示すようにコイルバネ7の弾性に抗して反時計方向に回動し、通過路9から排除される。
そこで図1・4に示す起倒脚107を握持し、矢印方向に回動すれば、支杆頂部2は、通過路9内を図8で示す右方向に摺動する。なお、支杆頂部2の通過後にハンドルレバー23aを離せば、係止板3aはバネ圧により図8鎖線状態から実線状態へ直ちに戻るものである。続いて摺動した支杆頂部2は通過路9内に突出している係止板3bの排除斜縁5bを押し倒して行き、係止板3bを通過路9内から排除する。つまり係止板3bはコイルバネ7の弾性に抗して回動軸4bを中心に図8における時計方向に回動され、通過路9より没するものである。次に支杆頂部2が係止板3bを通過すると収縮状態のコイルバネ7が復元しはじめ、係止板3bは回動軸4bを中心に反時計方向に自動的に回動し、係止板3bは再び通過路9内に突出し、ここに支杆頂部2は受部11a側に位置し、その前周面は係止斜縁6bにより阻止されるとともにハンドルレバー23bの膨出端部23′がコイルバネ7により天板24に押付けられ、脚1は図1・4左側に示すように起立するものである。
このとき図12で示すように仮に有頭ピンgの内向ピン部g′が木製の起倒脚eを水平に貫通していると温度、湿度等の外的条件により起倒脚e中の貫通孔の位置が微妙に変化するため支杆頂部の受部側での位置、係止板、ハンドルレバー等の位置に狂いが生じ、支杆頂部を確実にロックして起倒脚eを確実に垂下させることは困難のみならず、伏倒するおそれすらある。
一方、本発明の実施の形態では、図2・5で示すように内向ピン105′が金属片101に固定しているので狂いがなく、支杆頂部2を確実にロックすることができ、その結果、起倒脚107を確実に垂下させることができ、伏倒するおそれがない。また内向ピン部105′の突設位置は起倒脚107が起立したときに支杆2′が使用者の足に触れない位置にある必要があるが、第1のねじ孔102を回転パイプの100の中心位置に穿つよりも上方に穿設する方が図12の距離lより図2・5の距離Lの方が大きくなり、安定性がよい。しかも図6は回動パイプ100、第1のねじ孔102、第2のねじ孔103、内向ピン部105′を第1の実施の形態では仮想線で、第2の実施の形態では実線で示しているが、第2の実施の形態の方が前記部分位置をさらに上方にすることができ、支杆2′の位置がさらに上方になり、支杆2′が使用者の足にさらに触れることがなく、効果的で、また各起倒脚107、回動パイプ100の各上面が天板24の裏面に当接し、全体としてより堅牢になるとともに安定性が向上する。
次に起倒脚107を折りたたむには、図8、9で示すように係止板3bの指孔21に指を掛け、ハンドルレバー23bを図8における時計方向に回動させる。ここに係止板3bはコイルバネ7の弾性に抗して図8における時計方向に回動し、通過路9から没する。そこで起倒脚107を前方に回動伏倒させれば、支杆頂部2は通過路9内を摺動し、通過路9内に突出している係止板3aの排除斜縁5aを押し倒して行き、図8鎖線で示すように係止板3aを通過路9内から排除する。つまり係止板3aはコイルバネ7の弾性に抗して回動軸4aを中心に図8における反時計方向に回動され、通過路9より没するものである。次に支杆頂部2が係止板3aを通過すると収縮状態のコイルバネ7が伸長しはじめ、係止板3aは回動軸4aを中心に時計方向に自動的に回動し、図8の実線で示すように係止板3aは再び通過路9内に突出し、ここに支杆頂部2はその前部を受部10a側に位置し、その後部を係止斜縁6aにより阻止されるとともにハンドルレバー23aの膨出端部23′がコイルバネ7により天板24に押付けられ、起倒脚107は伏倒し、支杆頂部2は確実にロックされるものである。このときも前記同様、図2・5で示す内向ピン部105′が木製の起倒脚107ではなく、金属片101に固定しているので支杆頂部2を確実にロックすることができ、脚1を確実におりたたむことができる。
本発明の第1の実施の形態を示す斜視図である。 同上の要部を示す一部切欠拡大正面図である。 同上のA−A断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す斜視図である。 同上の要部を示す一部切欠拡大正面図である。 同上のB−B断面図である。 同上の起倒状態を示す説明図である。 本発明のロック機構を示す一部切欠拡大側面図である。 同上の底面図である。 本発明の他の実施の形態を示す部分斜視図である。 同上のロック機構を示す拡大断面図である。 本発明との比較説明図である。 従来例の一部を示す斜視図である。
符号の説明
1 脚
2 支杆頂部
2′ 支杆
2″ 先端
3a 第1の係止板
3b 第2の係止板
4a 回動軸
4b 回動軸
5a 排除斜縁
5b 排除斜縁
6a 係止斜縁
6b 係止斜縁
7 コイルバネ
8 細長板
9 通過路
10a 第1の受部
11a 第2の受部
23′ 膨出端部
23a ハンドルレバー
23b ハンドルレバー
24 天板
27 受具
100 回動パイプ
101 金属片
102 第1のねじ孔
103 第2のねじ孔
105′ 内向ピン部
107 起倒脚
108 嵌め溝
109 第1の遊挿孔
110 第2の遊挿孔
111 第1のボルト
112 第2のボルト
270 蝶番
271 軸
272 第1の細長板
273 第2の細長板
274 外側片
275 内側片

Claims (6)

  1. 天板の裏面にコ字状の脚を回動自在に設け、前記脚の途中に支杆の先端を回動自在に設け、前記天板の裏面に細長板で通過路を形成し、前記通過路内で支杆頂部を摺動させて前記脚を起倒自在に設け、前記通過路の内外端に第1および第2の受部を形成し、前記支杆頂部を前記第2の受部に位置させて前記脚を起立保持するとともに前記支杆頂部を前記第1の受部に位置させて前記脚を伏倒保持する家具用折りたたみ脚において、前記コ字状の脚が前記天板の裏面側に位置する金属製の回動パイプの両端にそれぞれ木製の起倒脚を結合して成り、前記結合手段が前記回動パイプの両端にそれぞれ細長状の金属片を固着し、前記各金属片に間隔をおいて第1および第2のねじ孔を螺設し、前記第2のねじ孔の下方に取付けた内向ピン部に八の字状の前記支杆の先端を回動自在に設け、前記各起倒脚の内側上方から嵌め溝を削成し、前記嵌め溝に前記金属片を嵌め、各起倒脚に前記第1および第2のねじ孔に対応する第1および第2の遊挿孔を貫通し、各起倒脚の外方から前記第1および第2の遊挿孔に第1および第2のボルトを遊挿するとともに前記第1および第2のねじ孔に螺着することを特徴とする家具用折りたたみ脚。
  2. 回動パイプが丸パイプであり、前記丸パイプが天板の裏面に取付けられた受具により自転回動自在に取付けられたことを特徴とする請求項1の家具用折りたたみ脚。
  3. 回動パイプが角パイプであり、前記角パイプが天板の裏面に取付けられた蝶番の軸を中心にして公転回動自在に取付けられたことを特徴とする請求項1の家具用折りたたみ脚。
  4. 各金属片に螺設した第1のねじ孔が回動パイプの中心より上方位置にあることを特徴とする請求項1の家具用折りたたみ脚。
  5. 蝶番の第1の細長板が天板の裏面に固定され、第2の細長板が外側片と内側片とからなるL字板であり、前記外側片に角パイプの内向面が固定され、しかも前記角パイプの上向面と各起立脚の上端平面とが同一高さ位置であることを特徴とする請求項3の家具用折りたたみ脚。
  6. 脚の起立保持および伏倒保持する手段が、薄板製の第1および第2の係止板をそれぞれ排除斜縁およびこれに連なる係止斜縁からなる弧状山型に形成し、前記各係止板の下方からそれぞれハンドルレバーを一体的に延出し、しかも各ハンドルレバーの端部を前記各係止板と同方向に膨出し、通過路の下方に取付けた前後1対の回動軸に前記各係止板の前方を回動自在に設け、コイルバネにより前記各係止板を常時は前記通過路内に突出させ、しかも前記コイルバネにより脚起立時には前記第2の係止板の係止斜縁を介して前記支杆頂部を外端の第2の受部側に位置させるとともに前記ハンドルレバーの膨出端部を天板側に押圧し、前記ハンドルレバーの引下げ時には前記第2の係止板を前記通過路から排除自在にし、また前記コイルバネにより脚折りたたみ時には前記第1の係止板の係止斜縁を介して前記支杆頂部を内端の第1の受部側に位置させるとともに前記ハンドルレバーの膨出端部を前記天板側に押圧し、前記ハンドルレバーの引下げ時には前記第1の係止板を前記通過路から排除自在にすることを特徴とする請求項1の家具用折りたたみ脚。


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